ミカサ「エレンが好き」(67)

夜・女子寮

クリスタ「きゃー!やっぱりそうだったんだ!」

ユミル「そりゃあんだけベタベタにくっついてたらな」

サシャ「やっぱりそうだったんですね」

ミカサ「ええ。でもエレンと同じぐらいアルミンも好き」

クリスタ「え…?」

サシャ「アルミンもですか?」

ミカサ「もちろん。二人とも大切な家族」

初めての投稿なので不手際があったらすみません
エレミカです


クリスタ「じゃ、じゃあ私たちはどう?好き?」

ミカサ「ええ、クリスタもサシャもユミルも好き。エレンやアルミンの次に」

サシャ「oh……」

ユミル「じゃあジャンやライナー達はどうだ?」

ミカサ「興味が無い」

サシャ(ジャンドンマイです)

クリスタ「えーっと、じゃあエレンと一緒にいるとき、ドキドキしたりとかはない?」

ミカサ「たまにある」

クリスタ「それ!例えばどんな時!?」

ミカサ「エレンがアンカー噴出を失敗した時やアニとの対人格闘術の訓練で怪我をした時」

クリスタ「それってただ心配でドキドキしてるんだよね…」

ユミル「まあこいつはそこまでしか考えられないだろ」


ミカサ「どういう意味」

ユミル「睨むな。お前はエレンの事を家族としてしか見れないし、これから先もそうなんだろうって話だ」

ミカサ「当たり前。エレンは家族」

ユミル「はいはい分かってるさ。おらもう寝るぞ」

クリスタ「えーまだ肝心な事話してないよ」

ユミル「当の本人がこれだから諦めろ」

サシャ「そうですね、早く寝てご飯を食べるまでの時間を無くしましょう」

ミカサ「サシャ、いくら早く寝ても朝までの時間は短くならない」


翌朝・食堂

アルミン「おはようミカサ」

ミカサ「おはよう、アルミン、エレン」

エレン「おーおはよー」

アルミン「今日も野菜のスープとパンだね」

ミカサ「エレン、にんじん残しちゃダメ」

エレン「今日はまだ残してねーだろ!お前は俺の母親かよ!」

ミカサ「母親ではない、母親はカルラおばさん。私はエレンの家族」

エレン「あのなあ……」

アルミン「……」

アルミン「それよりも明日は休みだけど何する?」

エレン「俺は自主訓練する」

ミカサ「じゃあ私もエレンと同じ」

エレン「お前たまにはどこか出かけてこいよ…クリスタやサシャと仲いいんだろ?」

ミカサ「クリスタやサシャとは仲は良い、と思う。けどそれよりも私はエレンやアルミンと一緒にいたい」

アルミン「ありがとうミカサ。でも訓練兵になって一年は経つし、たまには女の子同士遊んできたらどうかな?お土産話も聞きたいな」

ミカサ「………………………分かった、アルミンがそう言うなら…」

アルミン「うん、楽しんでおいで。僕もエレンもミカサの話を楽しみにしてるよ」

エレン「気いつけて行ってこいよ」

ミカサ「ありがとう」

ミカサ「というわけで、明日一緒に遊んでほしい」

クリスタ「わあ!もちろんいいよ!ミカサとお出かけなんて初めてだから楽しみ!」

サシャ「明日はおいしいものいっぱい食べますよ!」

ユミル「動機に納得がいかないが…まあクリスタが喜んでるし許してやろう」

ミカサ「ありがとう。アルミンにしっかり楽しんでこいと言われたから明日はめいっぱい楽しむ」グッ

ユミル「おっかねーから無表情で拳を握るな」

クリスタ「わあい!私、みんなでお出かけ大好き!」

対人訓練

アニ「ミカサが明日あんたたち以外と出かけるんだって?」

エレン「よく知ってるな。どこから聞いたんだ?」

アニ「クリスタが騒いでたんだよ。それで私も誘われた」

エレン「ああそうなのか、じゃあ明日はよろしく頼む」

アニ「私は明日ミーナと二人で出かける先約があったからね、パスさせてもらったよ」

エレン「なんだそうだったのか、じゃあなんで話をふってきたんだ?」

アニ「どういう風の吹き回しなのかが気になってね」

エレン「あー……まあ、クリスタ達といとけばあいつも女らしい考え方になるかと思ってな」

アニ「…鈍感な相手で同情するよ」

エレン「まあな…うぉっと!」

アニ「…あんたの隙は分かりやすいんだよ」

エレン「くっそ今回はいけたと思ったんだけどなー」

アニ「…もういい?次アルミンと組む約束してるんだけど」

エレン「おおありがとな。がんばれよー」

アニ「…フン」

クリスタ「えいっ、やあっ」

クリスタ(ミカサはやっぱりすごい…エレンの方を見ながらでも私の攻撃を難なくかわしてる…!)

クリスタ「ミカサ、そんなに向こうが気になるの?」

ミカサ「ええ。今日もエレンはアニに負けた」

クリスタ「エレンも十分強いと思うんだけどな。それでもアニが勝っちゃうんだ」

ミカサ「アニはあのスタイルに慣れていて隙をあまり見せない。今のエレンでは到底敵わない」

クリスタ「あはは、ミカサは家族にも厳しいんだね」

ミカサ「事実を言っているだけ」

クリスタ「ミカサは強いね」

ミカサ「ありがとう、クリスタはもう少し脇を締めたほうがいい。あと力任せになるのではなく、動きの流れの中で攻撃するようにすればもっとよくなる」

クリスタ「動きの流れかあ…うん、がんばってみる」

ミカサ「ええ、出来るまで付き合おう」

クリスタ「ありがとう!」

夕食

クリスタ「ミカサ、今日は一緒にご飯食べない?明日の事も決めたいし」

ユミル「クリスタが言ってんだ、断るわけねーよな」

ミカサ「……けど…」チラッ

エレン「…残さず食べるから行って来い」ハァ

アルミン「僕がミカサの代わりに見といてあげるね」ニコニコ

ミカサ「……分かった、行ってくる」

サシャ「今生の別れのような顔ですね」

ユミル「おいサシャ、お前無理して難しい言葉使わなくてもいいんだぞ?」

サシャ「失礼な!コニーと一緒にしないでください!」

コニー「聞こえてるぞサシャ!!」

クリスタ「わーい、ミカサと一緒にご飯、楽しみだなあ」

ミカサ「それで明日はどこに行くの?」

クリスタ「トロスト区にある雑貨屋さんとか服屋さんとかどうかな。午前中に雑貨屋さんに行って、午後は服屋さん。お昼は何か買って川の近くで食べよう!」

ユミル「さすが私のクリスタ、計画ばっちりだな」

クリスタ「もう、これぐらい私でもできるよー」プンプン

サシャ「おいしいパン屋さんがあるので先にそこに行ってもいいですか?朝一の出来立てが食べたいんです!」

ミカサ「分かった。でもサシャ、お金全部使わないように」

サシャ「うっ、気を付けます…」

アルミン「ミカサ達楽しそうだね」

エレン「そうだな」

アルミン「あ、エレンピーマン残してるよ」

エレン「俺ピーマン苦手なんだよ…ミカサもいないし見逃してくれよアルミン…」

アルミン「ダメだよ、ミカサの代わりに見とくって約束したからね!」



ライナー(ほっぺ膨らまして怒るアルミンかわいい、結婚したい)

アニ「ふんっ!」ドゴッ

ライナー「ぐぼわっ?!」

夕食後・浴場

ミーナ「明日ミカサも一緒に出掛けるんでしょ?楽しそうだね」

ミカサ「ミーナも来る?」

ミーナ「残念、私はアニと二人で出かけるって約束してたんだーまた誘ってね!」

ミカサ「もちろん」

ユミル「これを機にエレンにべったりなのも卒業したらどうだ?」

ミカサ「それはできない。エレンは家族。私がいないとエレンは死んでしまう」

サシャ「そうですか?エレンみたいなのが案外しぶとく生き残ると思うんですけどね。ゴキブリもそうですし」

ミカサ「サシャ、人の家族を害虫に例えるのは感心しない」

クリスタ「……ふっ…」プルプル

アニ「…………」ホホユルミ

ミカサ「そこ二人も」

就寝時間・女子寮

クリスタ「はーさっぱりした!明日楽しみだね」ホカホカ

ミカサ「ええ、女の子と出かけるのは初めてだから緊張する」

ユミル「お前女の友達とかいなかったのかよ」

ミカサ「エレンの家に行くまでは山にいたし、その後もアルミンが友達になったからそれでよかった。開拓地にも女の子はいたけれど、みんな小さな子ばかりだった」

クリスタ「そうだったんだ、ごめんね辛い事聞いて…ユミル、謝ろうよ」

ミカサ「構わない。本当の事だから」

ユミル「だそうだ」

クリスタ「もう!!」

サシャ「でも山にいるとめったに他の人と会わないですよね。私もそうだったから分かります」

ユミル「お前は鹿が友達だろ」

サシャ「鹿は食料です」



ミカサ「あまり騒ぐと教官が来る」

クリスタ「そうだね、もう寝ようか」

ユミル「おお。クリスター、私の布団で一緒に寝ようぜー」

クリスタ「意地悪なユミルとは一緒に寝ない!」

ユミル「ええええ」

サシャ「それではおやすみなさい。灯り消しますよ~」

ユミル「ちょ、まだクリスタと話が」

フッ

朝・男子寮前

アルミン「今日も晴れたね」

エレン「ああ、絶好の訓練日和だな!」

アルミン「ほどほどにね…あ、あそこにいるのって」

ミカサ「エレン、アルミン、おはよう」

アルミン「やっぱりミカサだ。おはよう」

エレン「おはよう、早いな」

ミカサ「今日は朝は外でパンを買って食べるらしい。だからもう出かける。その前に挨拶がしたくって」

アルミン「そうなんだ、楽しそうだなあ。大丈夫だとは思うけど、気を付けて行ってきてね」

ミカサ「ありがとう、アルミンは優しい」

アルミン「ふふふ、ありがとう。お土産話楽しみにしてるよ」

エレン「楽しんでこいよ」

ミカサ「任せて」

エレミカ又はミカエレか。やっぱり王道だよな。前までエレミカ嫌いだったけど、いいSSのエレミカ読んでから好きになった

>>19
期待に沿えるかわからないけれど、気に入ってくれたらうれしいです。ありがとう

トロスト区・雑貨屋

クリスタ「あ、この髪留めかわいい!ユミルに似合うよ!買ったら?」

ユミル「ありがとうなクリスタ~私のために選んでくれて~」

サシャ「ここは食べ物が売っていないのでつまらないです」

ユミル「さっき買ったパン食っとけ」

サシャ「もう無くなりましたよ~」

ミカサ「サシャはもう少し落ち着いて食事をとるべき」

ユミル「こいつにそれは無理だろ」

クリスタ「あ、これミカサに似合うと思うな!」

ユミル(髪留めを必死に見るクリスタ、天使)

ミカサ「こんな可愛らしい物、私には似合わない」

クリスタ「そんな事ない!ミカサは綺麗な黒髪だから白い花が良く似合うよ!」

サシャ「確かにそうですね。買ってみたらどうですか、ミカサ」

ユミル「これつけて好きな奴の前にでも行けばいいんじゃねーの」

ミカサ「好きな人…?エレンやアルミンの前?」

クリスタ「うーん正解は正解なんだけどね」

ユミル「………待った、そこから先は参考人から話を聞くほうがいいぞ」

サシャクリ「へ……?あ、アニ」

ミカサ「ミーナと一緒に向かいの店に入った」

ユミル「ありゃ服屋だ。アニは服を買いにきたんだな」

ミカサ「あんなおしゃれそうな店に、なんのため?」

ユミル「それを本人に聞くんだよ」

ミーナ「これなんかいいんじゃない?」

アニ「確かに。あとこれはどうかな」

ミーナ「うーんそれだったらこっちの方が…てクリスタ達じゃない」

クリスタ「やっほ」

サシャ「どうもです」

ユミル「買い物中悪いね。ミカサが聞きたい事があるらしく」

ミーナ「ミカサが?」

アニ「珍しいね、何」

ミカサ「なぜおしゃれな服を買っているの」

アニ「……………喧嘩売ってるのかい?」

クリスタ「あああ違う違う!ミカサが言いたいのは、何でいつもより可愛らしい服を買うのか、それをどこで着るのかってことだよね?」

ミカサ「そう」

アニ「あんたの言葉は分かりにくいよ……あー、この服はだね、…特別な時に着ようと思ってるんだよ」

ミカサ「特別?」

ミーナ「好きな人の前で着るんだよね」ニヤニヤ

アニ「…ミーナ」ゲシゲシ

ミーナ「ちょ、痛っ、蹴らないでっ!」

ミカサ「好きな人……」

ミーナ「好きな人には綺麗でかわいい自分を見てほしいって思うものよ!」

アニ「ハァ……ま、そんなところさ。あんたが一番にそんな姿を見てほしい人は誰?」

ミカサ「…わたしは………」

ミカサ(一番に、見てほしい人……)

アニ「まあ今日一日ゆっくり考えたら」

ミーナ「そうそう、時間はたっぷりあるんだから」

ミカサ「……そうする」

ユミル「んじゃ昼でも食いにいくか。お前らはどうする?」

アニ「もう少しここで買い物するよ」

クリスタ「じゃあまた夕食の時にね」フリフリ

サシャ「早く行きましょう!!!ご飯が私をまってます!!!」

ミーナ「またね~」バイバイ


――


ミーナ「ずいぶん親切だったね、アニ」

アニ「…まあなんだか可哀想に思えてきて」

ミーナ「確かに。あそこまで鈍感だとエレンも辛いだろうな~」

サシャ「やっとお昼です!!パァン!!!!」

ユミル「汚いから黙って食え!!」

クリスタ「サシャ、お水も飲まなきゃ」

ミカサ「………………」






ミカサ(一番に見てほしい人、髪留めや綺麗な服を着て、一番に会いたい人…)


ミカサ「…………」


ミカサ「…分からない…」

夕方・訓練所前

クリスタ「ミカサ、今日は髪飾り以外買わなかったけど楽しかった?」

ミカサ「ええ。初めて女の子がどのように休日を過ごしているのかが分かった。ありがとう。とても楽しかった」

ユミル「いやに饒舌だな」ケケケ

サシャ「おいしい物を食べたら人はおしゃべりになるんですよ!」

ユミル「そりゃお前だけだ」



ミカサ(結局今日一日悩んだけど…分からなかった。……後でエレンとアルミンに聞いてみよう)

食堂

アルミン「ミカサ、今日は楽しかった?」

ミカサ「とても。途中でアニとミーナにも会った」

アルミン「よかったね。何か買ったりはしたの?」

ミカサ「買った…白い、花の髪飾り…」

エレン「お、どんなのだよ」

ミカサ「…………これ」

アルミン「うわあ綺麗だね。きっとミカサの黒い髪によく似合うよ!」

ミカサ「………うん」

エレン「なあ、これ付けないのか?」

ミカサ「………そのこと、なのだけれど…」

ミカサ「今日買い物の途中でミーナとアニに会った。そこで二人は着飾った綺麗な姿の自分を一番に見てほしいのは誰か、と聞いてきた…」

ミカサ「一番に見てほしいと思った人が好きな人、らしい…でも私はエレンもアルミンも両方好き……」

ミカサ「けれど、それと一番に見てほしい人が合っているかと聞かれると……違う、と思う」

ミカサ「だから、この髪飾りはまだ、付けれない……ごめんなさい、エレン」


エレン「あー……じゃあまあいいよ」

アルミン「そうだね、またいつか見せてねミカサ」

ミカサ「わかった」

アルミン「でも、楽しそうでよかったよ」

ミカサ「うん。とても、楽しかった」ニコッ

――


アルミン「あ、僕この後馬の世話しなくちゃいけないんだ。二人とも先に帰っておいてよ」

ミカサ「今日の当番はアニだったはず」

アルミン「手伝う約束したんだ。だから行ってくるね」

エレン「おう、わかった。なら一緒に出るか」

ミカサ「ええ、私ももう食べ終わった」

アルミン「ありがとう、じゃあ行こっか」

ガチャ

エレン「夜は少し冷えるな」フゥー

アルミン「もうすぐ秋だからね」

ミカサ「秋になったら、月が綺麗に見える。楽しみ」

アルミン「お月見とかしたくなるね……じゃあ僕行くよ」バイバイ

ミカサ「がんばって」フリフリ

エレン「また後でな」フリフリ




エレン「アルミンも行ったし、俺たちも行くか」

ミカサ「ええ」

スタスタ


エレン「………」

ミカサ「………」





エレン「………あのさ、ミカサ」


ミカサ「なに?」

素晴らしい
ヤンデレミカサもかわいいけどこういうミカサもかわいい
ので、最後までがんばって欲しい。期待してる(ミカサではない)




エレン「……さっきの髪飾りさ、やっぱり今付けてみてくれよ」


ミカサ「…え…」




エレン「俺、ミカサの綺麗な姿、一番に見たいからさ」

>>34
ありがとう
私もがんばるのであなたもがんばるべき

書き溜めしてるのでしこしこと書き込んでいきますね

ミカサ「それ、は……」

エレン「ダメか?」



ミカサ(昼、パンを食べながら考えてた時、ふとエレンが出てきた)

ミカサ(私の綺麗な姿を、エレンに見てほしいって、一瞬だけ、そう思った)

ミカサ(けれど、エレンは家族だから、それは違うんだって、思ってしまった)




ミカサ「…………」

エレン「なあミカサ、お前はさ、ずっと俺のそばにいたよな」

ミカサ「うん……」


エレン「だからずっと、いろんなミカサを俺が一番に見てきた」


ミカサ「うん……」


エレン「だからさ、今回のも、俺が一番に見させてくれよ」




エレン「俺はおまえの事が好きだから、一番に見たいんだ」

ミカサ「エレン……」


エレン「家族としてじゃないぞ、一人の女としてだ。女として、ミカサが好きだ。ずっとそばにいてほしい」


エレン「愛してるんだ、ミカサ。もうずっと前から」







ミカサ(心臓がすごくたくさん鳴ってる)

ミカサ(うるさくて、顔も熱くなってる)

ミカサ(クラクラして、ドキドキする)

ミカサ(そうか、これがドキドキするってことなんだ)

ミカサ(これが、好きってことなんだ)

ミカサ(アルミンへの好きとは、ぜんぜんちがう)




ミカサ「……エレン」

ミカサ「……わたしも、エレンのそばにいたい。ずっとずっと、一緒にいたい」

ミカサ「エレンが好き、大好き。どこにもいかないで」

ミカサ「綺麗な姿、エレンに見てほしい。エレンだけに見てほしい」




家族としてじゃない、エレンがとても愛おしい

世界でたった一人の、好きな人

愛してる





ミカサ「エレンが、好き」




おわり

おわりました。読んでくださりありがとうございました。

おまけのアルアニを投稿しようかと思ったのですが書き終えていないのでペースが遅くなります。

それでも良いという方はお付き合いください

おまけ



アルミン「アニ、お待たせ」

アニ「悪いねわざわざ」

アルミン「ううん、むしろ嬉しいかな」ヘヘ

アニ「…そう」

アルミン「さっきミカサに聞いたんだけど、今日街に行ってたんだね」

アニ「ああ。ミカサが相変わらずだったから少し発破をかけておいた」

アルミン「ありがとう、アニが相談にのってくれたおかげで上手くいきそうだよ」

アニ「どうだろうね、あの子をその気にさせるのは難しいんじゃない」

アルミン「そんな事ないよ。ミカサは自分の気持ちに"家族"って言葉を無理矢理当てはめているだけだからね」

アルミン「エレンはもうとっくの前から気づいていたし、後はミカサだけだったんだ」

アニ「ふーん、まああの二人が上手くいこうと私には関係ないけれど」

アルミン「あはは、アニはそんな事言いながらも相談に乗ってくれた」

アニ「………」

アルミン「それに僕はどんな形であれ、アニと話せて嬉しかったよ。最初の頃なんてアニに名前すら憶えられてなかったしね。すごい進歩だ」

アニ「……あんたさ、そんな恥ずかしい事、よく平然と言えるね」

アルミン「だって本当の事だからね」ニコニコ


アニ「……じゃあさ、今度の休み、この礼に付き合ってよ」

アルミン「もちろんいいよ。あ、アニの綺麗な姿が見られるのかな。嬉しいなあ」ニコニコ

アニ「……期待、してたらいいさ」

アルミン「嬉しいなあ!僕が一番に見られるなんて」ニコニコ

アニ「…フン」



おわれ

アルアニ難しかったです。とりあえずここで終わらせます。
読んでくださり本当にありがとうございました。

二人のこれからを書くとしたらまた別にスレを立てると思います。
その時は ミカサ「エレンとキス」 というタイトルで立てます(多分)

エレミカ純愛がもっと増えろ!!

もう完結してしまったけど指摘されたので補足を…

最初にミカサが言った「アルミンも同じぐらい好き」の好きはミカサ的には信愛のようなもので、
巨人襲撃から子ども三人だけで生きてきたからそれぐらいの感情は抱いて当然かな、と思って。

ただ、エレンへの好きとアルミンへの好きは違う、けれどミカサはそれを家族という言葉をあてはめて気づいていない
アルミン(気づけよ…)でこのお話、という風にしました。
ミカサの中で好き値はもちろん エレン>>>アルミン>>>>>104期その他もろもろ です。
ミカサはエレンとアルミンとの値の違いに今回やっと気づいたよーそれ恋心だよーてなお話にしたかった。

ただ>>1の完全な妄想なので次回は注意書きしておくわ。ありがとう

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年09月20日 (土) 18:12:27   ID: rfwJO-8l

ミカサ鈍感すぎワロタ
乙良かったぉ!!
次回作も期待

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