エレン「ちょっとあそこに寄って行かないか?」(330)

ミカサ「ダメ」

エレン「いいだろ!!本屋ぐらい!!」

ミカサ「エレン、早く薪を持って帰らないと…」

エレン「俺は行くもんね!!」ダッ

ミカサ「あ…待って…」ダッ

エレン「何か立ち読みして行くかー」スタスタ

ミカサ「エレン、早く帰ろう…」

エレン「ん?」

エレン「なんだこれ、『進撃の巨人』?」

エレン「面白そうだな、読んでみるか」パラッ

ミカサ「もう…エレン…」

エレン「うるさいなお前は、ジョジョでも読んでろよ」

ミカサ「はぁ…」

ミカサ「読み終わったら呼びに来て…」スタスタ

エレン「分かった分かった」パラッ

夕方

エレン「…」ペラッ

エレン「ふぅ…10巻まで読んじまった…」パタン

エレン「…」ガクガク

エレン「こ…この本は…一体…」夕方

エレン「…」ペラッ

エレン「ふぅ…10巻まで読んじまった…」パタン

エレン「…」ガクガク

エレン「こ…この本は…一体…」ガクガク

エレン「はっ!?しまった!?もう夕方じゃねぇか!!」

ミスった

夕方

エレン「…」ペラッ

エレン「ふぅ…10巻まで読んじまった…」パタン

エレン「…」ガクガク

エレン「こ…この本は…一体…」ガクガク

エレン「はっ!?しまった!?もう夕方じゃねぇか!!」

エレン「おいミカサ!帰るぞ!超大型巨人が来る!!」

ミカサ「待って…もう少しで3部が読み終わる…」

エレン「読むの早いな…って、言ってる場合じゃねぇんだよ!!」グイグイ

ミカサ「さわぐなッ!この店は声が響くんだ!!」

エレン「ああもう…後で迎えに来るから待ってろ!」ダッ

エレン「(まだ超大型巨人は出て居ない…今なら母さんを救える…)」ダダダダ

エレンの家

エレン「母さん!!」ガチャ

カルラ「エレン…貴方おそ

エレン「巨人が現れるんだよ!早く逃げないと!!」

カルラ「え?」

エレン「早く!母さん!!」グイグイ

カルラ「ちょっと…エレン…」

カルラ「(あぁ…遂に頭がおかしくなってしまったのね…)」

エレン「破片がッ!!破片が飛んで来るんだよッ!!!」グイグイ

カルラ「(なんて可哀想な子…)」

※今更ですかネタバレ注意

エレン「無理にでも連れて行くぞ!!」グイィィ

ドォン!!!!!!

エレン「」

カルラ「!?…何の音!?」

エレン「早くうぅぅぅぅ!!!」グイィィ

カルラ「え……えぇ…」ガチャリ

ヒュルルル…

エレン「破片が飛んで来たッ!?」

ズドオオォォォン!!!

エレン「ハァ……ハァ……」

カルラ「危なかった…」

エレン「ほら…言っただろ母さん…」

カルラ「エレン…何故分かったの?」

ミカサ「エレン!おばさん!」ドドドドド

エレン「ミカサ!」

ミカサ「チクショー…なんてこった…私の家がッ!!」

カルラ「…」

エレン「母さん!ここは危険だから早く避難しよう!」

カルラ「(ミカサまでおかしくなった…)」

避難船

エレン「やった!俺たちが一番乗りだ!!」

ミカサ「エレンが居なかったらおばさんは死んでいただろう…」

エレン「縁起でもないこと言うな」

ミカサ「そういえばアルミンは無事だろうか…」

エレン「アルミンか……」

エレン「あっ…」

エレン「(あいつが不良に絡まれてた事忘れてた…)」

数分後

エレン「アルミン!!」

アルミン「や…やぁエレン…」ボッコボコ

エレン「お前…その怪我…」

エレン「(俺が立ち読みしてたせいで…)」

エレン「ごめんな…助けに行けなくて…今度は俺が不良共をボコボコにしてやるから…」

アルミン「え!?何言ってるの!?僕は転んで怪我しただけだよ!!」

アルミン「不良に殴られてなんかないから大丈夫!」アハハ

エレン「アルミン…無理に嘘を付かなくても…」

ミカサ「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄、アルミンは強情だから」

アルミン「僕達の町が…巨人に…」

エレン「超大型巨人のせいで…壁が壊されたんだ…」

エレン「奴が憎い…でも、俺は超大型巨人の正体を知っている」

アルミン「え?」

エレン「俺自身の手で超大型巨人をぶっ殺してやるんだ…」

アルミン「え?正体って??」

エレン「しまった!?そろそろ鎧の巨人が来るぞ!」

アルミン「…」

エレン『アルミン…実は俺、巨人になれるんだ…凄いだろ?』ボソボソ

アルミン「」

エレン「見てろ!俺が巨人になって皆を救ってやる!!」ガリッ

シーン……

エレン「あれ?」

エレン「(しまった!また父さんに注射を受けていないんだった!)」

エレン「いってぇーーーーッ!!!」ゴロゴロ

アルミン「エレンが壊れちゃった」

アルミン「ミカサ…どうしよう…」

ミカサ「任せて…私のクレイジーダイヤモンドで…」

アルミン「は?」

エレン「あぁっ!?ミカサお前、本を盗んで来たな!?」

ミカサ「続きが気になったから…」

アルミン「」

2年後

アルミン「これから入団式かぁ…ドキドキするね…」

エレン「アルミン、お前、入団式で教官に絡まれるぞ」

アルミン「何で分かるの?」

エレン「いいか?絡まれたくなかったら、キリッとしておけ」

アルミン「…」

エレン「なぁ、そこのお前」

サシャ「何ですか?」

エレン「芋持ってるだろ?それ入団式で食ったりするなよ」

サシャ「そんなの私の勝手ですから」

エレン「見つかったら教官に死ぬ寸前まで走らされるぞ?いいのか?」

サシャ「………それは困ります」

エレン「分かったら食うのは我慢しろよ?いいな?」

サシャ「はい…」

サシャ「(なぜ私が芋を持ってる事を知ってたんでしょうか…)」

アルミン「エレン…」

エレン「なぁ、そこのお前」ザッ

ジャン「あ?」

入団式

キース「…」ツカツカ

アルミン「…」キリッ

キース「…」ツカツカ

ジャン「…」キリッ

マルコ「…」キリッ

コニー「…」キリッ

キース「…」ツカツカ

サシャ「…」キリッ

キース「(今期は良い面構えをしている者が多いな…)」

キース「(フフ…楽しみだ…)」

エレン「見つけたぞてめぇ!!!」

キース「ん?」クルッ

エレン「てめぇが超大型巨人だな!!」グイッ

ベルトルト「ちょっと…離してよ…!?」

アルミン「エレン!お願いだからやめてよ!!」グイッ

ミカサ「さすがエレン…私にできない事を平然とやってのける…」

アルミン「バカ言ってないでミカサも手伝って!」

エレン「離せアルミン!こいつを殺す!」

ザワザワ
オイオイナンダアノキチガイ…
カワイソーナヤツダナ…

キース「(グリシャよ…子供への躾がなってないぞ…)」

エレン「ミカサ!こいつを抑えるぞ!!」

ミカサ「先手必勝さ!」ガバッ

ベルトルト「離じでよ"ぉ"ーーーーッ!!」バタバタ

ミカサ「君が泣くまで離さない…」グググ

ライナー「おい…離せよお前ら…泣いてるだろ」

エレン「お前は鎧の巨人だな!?こいつの仲間だろ!!」

ライナー「…」

エレン「女型の巨人も居る筈なんだ!出て来い!アニって奴!!」

アニ「…ギクッ」

キース「やめろ貴様らぁっ!!!!!!!」グオッ!!!

エレン「ひっ…」ビクッ

ミカサ「だが断る」

キース「貴様ら2人は営倉行きだ、1週間でいい、頭を冷やして来い…」

エレン「そんなっ!?」ガーン

アルミン「(当然だよ…)」

キース「フッ…これはまだまだ軽い罰だ、貴様らが子供だから済んだ事…」

キース「だが次はないと思え」ギロリ

エレン「」ガーン

ライナー「…」

アニ「…」

ベルトルト「うっ……グスッ…うぅっ…」

エレン「いや、教官!申し訳ありませんでした!許して下さい!」

キース「ダメだ、営倉で頭を冷やせ」

エレン「…」

エレン「そういえばですね」

エレン「うちの父さんが大変効き目のある毛生え薬を開発してましてね」

キース「!?」

エレン「有効的な関係が深いキース教官にならば」

エレン「タダで譲っても構わないと言っていたのですが」

キース「なっ…!?」

エレン「その薬を私は今持っています」スッ

エレン「どうしますか?」

キース「…」

× 有効的な関係

○ 友好的な関係

見覚えがる設定だが…

書き直しかな?

>>34 書き直しやらじゃないです

やっぱ、こういう設定は被っちゃうか…

夕食

エレン「今日は疲れたな」

アルミン「教官がチョロすぎてビックリしたよ…」

エレン「おっと、早くベルトルトをころs

アルミン「もうやめてよエレン!確証もないのに!」ガタッ

エレン「 離せよ!罪のない人達を殺した報いとしてベルトルトには死んでもらわねーと!!」バタバタ

ギャーギャー
ワーワー

ベルトルト「…」ガタガタ

ライナー「落ち着けベルトルト…」

ベルトルト『落ち着いてられないよ…正体を知られてるんだから…』ボソボソ

ハナセヨアルミン!!!
ゼッタイニハナサナイ!!!

ミカサ「…仕方ない」

ミカサ「世界(ザ・ワールド)」時よ止まれッ!」パチン

ピタリ

ミカサ「今の内ッ!エレン、これを飲んでッ!」トクトク

エレン「」ゴボゴボ

ミカサ「そして時は動き出す…」パチン

エレン「がっ……ゴクン…」

アルミン「え?」

エレン「うっ…俺は今何を…飲んだんだ?」

エレン「……まぁいいか」

アルミン「(エレンが急に大人しくなった…!?)」

アルミン「ミカサ?何かした?」

ミカサ「薬を飲ませただけ、エレンが暴走した時に使えと…」

ミカサ「おじさんに言われて貰った薬…」

アルミン「え?いつの間に飲ませたの?」

ミカサ「それは内緒」フフフ

アルミン「…」

翌日

キース「今日は貴様らに適性検査を行ってもらう!両腰にロープを付けてぶら下がるだけだ!」

教官A「これで立体機動の素質を見てとれるのだ」ツカツカ

エレン「教官、ベルトの金具が破損しています」

教官A「なにっ!?」

キース「どうしたのだ?」

エレン「これでは出来るはずありません、ベルトの装備を交換してください」

教官A「たっ…確かにっ!?破損している…」

キース「ほぅ…我々でも気が付かなかった…」

キース「(グリシャ…お前の息子はやはり優秀なのか?)」

2年後

エレン「おりゃあ!!」ブンッ

ライナー「ぐっ…」ドスッ

ライナー「やるなお前…俺の巨体を投げ飛ばすとは…」ムクッ

エレン「さすが鎧の巨人、体は丈夫なんだな」

ライナー「…」

ライナー「なぁ…いい加減、名前で呼んでくれないか…?」

エレン「は?お前、鎧の巨人って名前じゃん」

ライナー「」

アルミン「エレンも随分大人しくなったよね…」

ミカサ「あの薬のおかげ、おじさんの科学力は世界一」

エレン「えーっと、次は確か女型の巨人のアニがここら辺に」キョロキョロ

アニ「…」ウロウロ

エレン「いたいた、おーーーい!!そこのチビーー!!」

アニ「は?」ピクッ

ライナー「お前…俺やベルトルトやアニには陰険な態度なんだな…」

エレン「当たり前だろ、お前、巨人に親切に対応しろって言うのか?」

エレン「人の皮を被った巨人が調子に乗るなよ?」

ライナー「だ…だから俺は鎧の巨人じゃない!!」

エレン「チビーーーッ!!早く来いよーーーッ!!」

ライナー「…」

アニ「…」ゴゴゴゴ

ライナー「(怒ってるな…当然か…)」

エレン「ほら、かかって来いよ女型の巨人」

エレン「自慢の足技を見せてみろよ殺人鬼が」

ライナー「(なぜアニが足技が得意なことを知っている?)」

アニ「…」

エレン「どうした?早くかかって…

バキィ!!!!!

エレン「」バタン

ライナー「え?」

アニ「ふんっ…」スタスタ

ライナー「 早い…見えなかった…なんて蹴りだ…」

なんやかんやで卒業式

教官「では、これより成績上位10名を発表する」

首席 ミカサ・アッカーマン

次席 ライナー・ブラウン

3位 ベルトルト・フーバー

4位 アニ・レオンハート

5位 エレン・イェーガー

6位 ジャン・キルシュタイン

7位 マルコ・ボット

8位 コニー・スプリンガー

9位 サシャ・ブラウス

10位 クリスタ・レンズ

エレン「(運命は変えられないのか…?)」

解散後

ジャン「これで念願の憲兵団に入れるぜ!!」カラン

マルコ「あぁ、王の下で…

エレン「ジャン、お前は調査兵団に入ることになるぞ」

ジャン「は?」

エレン「マルコ…お前は俺が守ってやるから安心しろ!」

マルコ「え?」

エレン「じゃあ、俺は演説でもして来る!」タッタッ

ジャン「相変わらず、変な奴だな…」

翌日

壁上

コニー「なぁエレン、俺

エレン「調査兵団になるんだろ?」

コニー「そ…そうなんだよ…!!」

ミーナ「昨日のエレンの演説が効いたみたいね」

エレン「予定通りだ」

トーマス「へへ、実は俺も

エレン「調査兵団に入るんだろ?」

トーマス「なぜ、わかった」

エレン「(トーマス…俺達の班で1番最初に死ぬ事になるんだよな…)」

エレン「…」

エレン「あ」

エレン「しまったああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

コニー「な…なんだよ!?」ビクッ

サシャ「ビックリするじゃないですか!!」ビクッ

エレン「皆!よく聞いてくれ!!」

エレン「これから超大型巨人が現れるんだ!!」

コニー「!?」

エレン「今すぐ、本部へ戻るぞ!!」

サシャ「エレン…落ち着いてくださいよ…」

コニー「そんなわけn

ピシャアアアアァァァァァン!!!!!

コニー「は?」

超大型巨人「」コンニチハ

エレン「出た!ほら、戻るぞ!」

サシャ「」

コニー「」

モブ共「」

エレン「早くしろ!!」パシュ

サシャ「はっ!ごめんなさい!」パシュ

コニー「すまねぇ…唖然としてたぜ…」パシュ

ギャグだけで構成していくつもりなので、あまり熱い展開などは期待しないで下さい…

今更ですが、ギャグだけにするには勿体ない題材でした

ドッカーーーーン!!!

エレン「(しまった…扉が壊された…)」ゴオオォォォ

エレン「(えーっと、この後どうすんだっけな…)」ゴオオォォォ

エレン「(確か、俺が扉を塞ぐ為に大岩を運ぶんだよな…)」ゴオオォォォ

エレン「(でも、巨人になったら兵法会議で人類最強のリヴァイ兵長に蹴られる…)」ゴオオォォォ

エレン「(なんて言ってる場合じゃねえよ!)」パシュ

エレン「(とにかく、漫画通りにやれば助かるからいいか)」ゴオオォォォ

本部

ワーワー
ドタドタ

ジャン「クソッ!何で今日なんだ!!」

エレン「ジャン!お前は今日の出来事をきっかけに覚醒するぞ!!」

ジャン「うるせえ!イライラしてるから話かけんな!!」

エレン「まぁいいか、お互い頑張ろうなー!」タッタッタッ

ジャン「あー…イライラする…」

どっかの屋根の上

エレン「お前ら!俺から離れるなよ!」

エレン「(見殺しには出来ねぇからな!)」

トーマス「エレン、心配するなよ」

ミーナ「巨人なんか怖くないから!」

アルミン「エレン、それより自分の心配をした方がいいよ?」

先輩「34班!前衛の支援に急げ!」

トーマス「よし!行くぞ!」パシュ

エレン「バカ!!逝くなトーマス!!」

トーマス「エレンも過保護だなぁ…」ゴオオォォォ

トーマス「心配は要らないって言ってるn

バクン!!!!!!

巨人「」ゴクリ

エレン「あ…」

ミーナ「トーマスが…」

アルミン「食べられた…」

エレン「(ここでキレたらダメだ…俺も足を食われるから…)」ビキビキ

エレン「(落ち着け…落ち着け…)」ビキビキ

巨人「」ズシーン ズシーン

エレン「てんめええええぇぇぇぇぇ!!!!!!!!」パシュ

アルミン「エレン!」パシュ

他「待てエレン!」パシュ

エレン「トーマスを返しやがれえええぇぇぇぇ!!!!!」ゴオオォォォ

巨人「」グオッ!!

エレン「!?」

バクン!!!!!!

エレン「ゔぐっ…!」ドシャッ

アルミン「エレン!」ゴオオォォォ

ミーナ「うわあああぁぁぁぁ!!」

他「ぎゃあああぁぁぁぁ!!」

アルミン「み…みんな!?」

エレン「(本当に足を食われた…)」

エレン「(やっぱ運命って変えられねーのかな…)」

エレン「(トーマスも食われちまったし…)」

エレン「…」

エレン「…」

エレン「(待てよ…)」

アルミン「うわああああぁぁぁぁぁ!!!」

エレン「(アルミン!?)」

エレン「(やめろ…アルミンは…アルミンだけは!)」

アルミン「うわああああぁぁぁ!!!」ズルズル

ガシッ!

エレン「アルミン…!!」グググ…

アルミン「エレン!!」

エレン「おらあッ!」ブンッ!!

アルミン「うっ…!」ドサッ

エレン「そうだ…運命は変えられる」グググ…

エレン「漫画では死んでしまう筈の母さんが助かってるんだ…運命は変えられるんだ…」グググ…

アルミン「何言ってんのエレン!早く!手を」

バクン!!!

アルミン「ああああぁぁぁぁぁ!!!」

巨人「」ゴクリ

巨人の胃

エレン「それに、ミカサもジョジョってるから、漫画とは異なる展開が期待出来るかもな」

エレン「はぁ…それにしても…」

エレン「結局食われたか…どうせ助かるからいいけどよ」

エレン「さてと、巨人になるには『自傷行為』だったな…」

エレン「父さんにも薬を注射で投与されてるから準備はよし…!」ガリッ

エレン(ん?待てよ、巨人化制御って

ズドオオオォォォォン!!!!!

後衛

商会のボス「死にたくない奴はこれを押せ!!」

キャアアアァァァァ!!!!
タスケテクレー!!!

巨人「」ズシン ズシン

精鋭「速い!精鋭の私達が追い付けないなんて!!」ゴオオォォォ

ヒュンッ!!

精鋭「!?」

ミカサ「ンッン~♪」ゴオオォォォ

ズバッ!!!

巨人「」ズズーン

ミカサ「やったッ!命中だッ!」

ボス「おいお前!」

ミカサ「?」

ボス「こいつらに手伝わせろ!礼ははず

ミカサ「今、仲間が死んでいる…」ヒュンッ

ボス「(!?いつの間に…!!)」

ミカサ「住民の避難が完了しないから…皆戦って死んでいる…」ゴゴゴゴゴ

ボス「ひいいぃぃぃ…」

ミカサ「今すぐ荷台を引いて…」

ボス「ごめんなさいっ!おい!荷台を引け!」

ゴロゴロ…

ワーワー
ドドドドド

ミカサ「やれやれだわ…」

エレン(巨人)「…」

エレン(巨人)「…」グッ パッ

エレン『(やった!制御出来るぞ!)』

エレン『(これなら漫画より効率よく動ける筈だ!)』

アルミン「」

エレン『(ん?アルミンがボーッとしてるな)』

エレン『(おーい、アルミン)』

エレン(巨人)「…」ツンツン

アルミン「ひっ!?」ビクッ

アルミン「く…来るなあああぁぁぁぁ巨人め!!!」シャキン

エレン『(あ、そっか…俺巨人なんだよな今…)」

アルミン「うぅ…」ガタガタ

エレン『(どうにか俺がエレンだって事を証明しねぇと…)」

エレン『(巨人化解除の仕方も分からねぇし…)」

エレン(巨人)「オ"エ"ア"ッッ!!!!!」

アルミン「ひいっ!?」ビクッ

エレン(巨人)「エ"エ"ン"ア"ッッ!!!!」

アルミン「あわわわ…」ガタガタ

エレン『(分かってねーなこりゃ…)』

コニー「おいおい、何だありゃ…」

ユミル「アルミンが巨人に絡まれてるな…」

クリスタ「早く助けないと!」

ユミル「待てよ、あの巨人、何か変だぞ」

ユミル「アルミンに何かを訴えてる様に見える」

コニー「アルミンはビビりっぱなしだけどな…」

数分後

エレン(巨人)「エ"エ"ン"ア"ッッ!!!!」

アルミン「ぎゃあああぁぁぁぁ!!!」

ユミル「ダメだ…あの巨人が何をしたいのか全く分からん…」

コニー「「さっきから「オ"エ"ア"ッッ」と「エ"エ"ン"ア"ッッ」しか言ってねぇ…」

カンカンカンカン

クリスタ「あっ」

ユミル「一時撤退の鐘だ、壁を登るぞ」

コニー「はぁ!?アルミンを置いて行くのかよ!?」

ユミル「あいつなら大丈夫だろ、襲われてるワケじゃねーんだから」

コニー「この薄情者が!何処へでも行っちまえ!」

ユミル「はいはい、さよならー、クリスタは担いで行くからなー」パシュ

クリスタ「……zzz」

コニー「この状況でよく寝てられるな…」

>>102

クリスタ「あっ」

は無かった事にして下さい

前衛

ミカサ「アニ!」

アニ「!!」

ミカサ「状況はわかってるッ!その上で私情を挟んで申し訳ないけど」

ミカサ「エレンの班を見なかった??おせーて!おせーてッッ!!」

アニ「私は見てないけど…壁を登れた班も…」

ミカサ「そう…」

ミカサ「(大丈夫…エレンもアルミンも生きてる…)」

ミカサ「(信じるんだッッ!!!)」

ミカサ「マルコ、本部に群がっている巨人を排除すればガスを補給出来る」

ミカサ「そうすれば皆、壁の上登れて助かる」

ミカサ「ドゥー・ユー・アンダスタン?」

マルコ「分かったけど…あれだけの数は…いくらお前が居ても…」

ミカサ「出来るッッ!!!」

マルコ「!?」

ミカサ「貴方達のような兵士(笑)とは根性が違うのだ、この腰抜けめッ!!」

ミカサ「生きるためなら、足の二本や三本かんたんにくれてやるッ!!」

マルコ「」

ミカサ「貴方達は最初から負け犬ムードだったのだッ!!」パシュ

ジャン「…」

ジャン「へっ…あいつの覚悟には驚かされたぜ…」

ジャン「オイ!俺達は仲間に一人で戦わせろと学んだか!?」

ジャン「お前ら!本当に腰抜けになっちまうぞ!!」

ウオオオオォォォォォ!!!!

ミカサ「…」ゴオオォォォ

巨人「」ズシン ズシン

ミカサ「ザ・ワールド(世界)!」パチン

ピタリ

ミカサ「ふんッ!」ズバッ!!

ミカサ「そして時は動き出す…」

巨人「」ズズーン

ミカサ「(巨人は無駄無駄ラッシュでは殺す事が出来ない…)」ゴオオォォォ

ミカサ「(時を止めている間にうなじを削ぐ事が、私にとって最善の策…)」ゴオオォォォ

ウオオオオォォォォォ!!!!

ミカサ「!?」

ジャン「ミカサに続けーーー!!!」ゴオオォォォ

サシャ「しかし、凄いですねミカサは…」ゴオオォォォ

ミカサ「(皆ッッ!?)」

ミカサ「(貴方達の命懸けの行動ッ!私は敬意を表するッ!)」

ミカサ「(これなら…

プシュ

ミカサ「え?」

グラッ

ミカサ「ガ…ガスが…」

ヒュウウゥゥ…

ミカサ「やっチッたァァァーーーーーッ!!」

ドサッ

ミカサ「ハァ……ハァ……」

ミカサ「(やれやれだわ…)」

ミカサ「(ブレードも全部使い切ったし)」

ミカサ「(ガスも無くなった…)」

巨人「」ズシン ズシン

巨人「」ズシン ズシン

ミカサ「(そして前方から1体、後方から1体巨人が接近中…)」

ミカサ「いい人生だったッッ!!!」

エレン『(バカだな俺は…本来の目的を忘れるトコだったぜ…)』

エレン『(アルミンはコニーに連れて行かれちまったし…)』

エレン『(ミカサ、今助けるぞ!)』

エレン(巨人)「グオオオオオオオオ!!!」ドゴオッ!!!

巨人「」ズズーン

ミカサ「え?」

エレン(巨人)「オオオオオオオオオ!!!」ドスッ!! ドスッ!!

巨人「」ゴフッ…ヤメテ…

ミカサ「あ…ありのまま、今、起こった事を話そう…」

ミカサ「私が巨人に食べられると思ったら…目の前で巨人が巨人を殺している…」

ミカサ「信じられないと思うけど…私も未だに信じられない…」

エレン『(よし、そろそろ本部に行くか)』

エレン『(周りの巨人を駆逐してやらねーとな)』

エレン(巨人)「…」ズシーン ズシーン

ミカサ「…」

コニー「おーい!」ゴオオォォォ

アルミン「ミカサー!!」ゴオオォォォ

ミカサ「コニー…アルミン…」

アルミン「無事だった!?」シュタッ

ミカサ「私は大丈夫…」

コニー「なぁ、アルミン…やっぱりあの巨人…」

アルミン「うん…人間を食べる事は目的としていないみたい…」

アルミン「しかも…あの巨人は巨人を殺していた…しっかりこの目で見た…」

ジャン「よし!もうすぐ本部に着くぞ!」ゴオオォォォ

グオオオオォォォォォ!!!

ジャン「なんだ!?」ゴオオォォォ

マルコ「ジャン!あれ!」ゴオオォォォ

巨人(エレン)「グオオオオオオオオ!!!」ドゴオッ!!!

巨人「」ズシィン!!

ジャン「巨人が…」シュタッ

マルコ「巨人を殺してる…」シュタッ

エレン『(お?皆来たな?)』

エレン『(待ってろ、今巨人をぶっ殺して…)』

ベルトルト「…」シュタッ

エレン『(ベルトルト!?あの超大型クズ野郎…ノコノコと現れやがって…)』

エレン『(よし…さりげなく3~5m級の巨人をぶつけて殺しやる…)』

エレン『(これはチャンスだ…奴も人間の状態だし、俺が巨人だという事は誰も知らないからな…)」

5m級巨人「」ドスン ドスン

エレン『(丁度いいサイズの巨人が近づいて来たぞ…)』

エレン『(よし!ベルトルトに狙いを定めて!)』

5m級巨人「」ドスン ドスン

エレン『(食らえ!ベルトルト!!)』

エレン『(シュウウゥゥゥーーート!!!)』スパァン!!!

5m級巨人「」ヒュウウゥゥ…

ベルトルト「え?」

ライナー「ベルトルト!!危ない!!」

ズドオオォォォン!!!

エレン『(やったか!?)』

ベルトルト「うっ…危なかった…」

ライナー「ベルトルト!!」

エレン『(チッ…外したか…)』

エレン『(ならもう一度…)』

巨人「」ガブッ!!

エレン『!?』

エレン(巨人)「…」ズズーン

巨人「」ブチッ!!

巨人「」ガブッ!!

エレン『(しまった…ベルトルトに気を取られて…)』

ジャン「おい!今の内に突っ込むぞ!」

(中略)

エレン「コロシテヤル…」

アルミン「えっ?」

エレン「はっ!?」

ミカサ「エレン!」

モブ「…おい聞いたか?」

モブ「今、殺してやるって…」

エレン「(どうなってんだ…巨人に食われたと思ったら…)」

小鹿「イェーガー訓練兵!並びに同アッカーマン、アルレルトッ!」

エレン「(あぁ…この場面は…)」

小鹿「今貴様らがやっている行為は反逆行為だ!!」プルプル

ミカサ「…」イラッ

エレン「(ははは、声が震えてるな)」

小鹿「貴様らの命の処遇は…

ミカサ「こいつはくせぇッー!!!」

小鹿「は?」

エレン「」

アルミン「ミ…ミカサ!?」

ミカサ「しまったッ…!!」

小鹿「今…なんと…」プルプル

エレン「バカッ!今すぐ謝れ!」

小鹿「隊長である私に…下っ端が…」プルプル

ミカサ「も…申し訳ありま…

小鹿「黙れぇぇぇぇぇぇぇぇぇいッ!!!」プルプル

アルミン「あわわ…」

小鹿「送るぞぉ!私は合図を送るぅ!!」プルプル

小鹿「榴弾で貴様らを木っ端微塵にしてやるぞぉ!!」プルプル

ミカアル「榴弾!?」

小鹿「そうだ!躊躇うつもりはないッッ!!」プルプル

イアン「ヴェールマン隊長…まだイェーガーへ質問をしていないのですが…」

小鹿「黙れぇぇぇぇぇぇぇぇぇいッ!!!」プルプル

イアン「…」

リコ「ヴェールマンたいt

小鹿「黙れぇぇぇぇぇぇぇぇぇいッ!!!」プルプル

リコ「…」イラッ

エレン「(冗談だろ?自分がバカにされた事を理由に榴弾をぶち込む気なのか?)」

アルミン「(なんて不寛容な人だ…あんなのが隊長でいい訳がない…)」

エレン「(どんどん運命が変わって行く…)」

小鹿「殺すーー!!あいつ殺すーー!!」ジタバタ

イアン「ヴェールマン隊長!落ち着いて下さい!」

リコ「今はイェーガーに質問する事が先です!」

エレン「(何か楽しくなって来た…)」

ミカサ「ンッン~♪」

小鹿「何歌ってるんだ貴様ぁぁぁぁ!!」ブチッ

ミカサ「ん?」

小鹿「撃てーー!!!」サッ

ドォン!!!

ヒュウウゥゥゥ…

エレン「ミカサ!アルミン!」グイッ

アルミン「うわっ!」

ミカサ「ンッン~♪」

エレン「……!!」ガリッ

ピカッ!!!!!!

ズドオオオォォォォン!!!!!!

シュウウウゥゥゥゥ…

小鹿「やったか!?」

リコ「(多分やってない)」

小鹿「ひぃっ!?」

エレン(巨人)「…」

小鹿「ひいいぃぃぃ…!!」プルプル

アルミン「こ…これは!?」

ミカサ「エレンが私達を守ってくれた…」

とりあえずここまで

あまり聞きたくないけど見てくれてる人居ますかね…?

お疲れ様でした

人が居てよかった
頑張ります

エレン(巨人)「…」ギョロリ

小鹿「あわわわ…」バタッ

リコ「ヴェールマン隊長!」

小鹿「か…各自警戒態勢のまま待機だッ!!」

エレン「うっ…!!」ズルッ

アルミン「ほ…砲声が聞こえたところまでは覚えてる…」

アルミン「その後は…凄まじい音と衝撃と熱…」

アルミン「僕達は今、巨大な骨格の中に…

ミカサ「これがエレンのスタンド…」

(中略)

アルミン「彼の戦術価値を説きます!!」ドン!!

イアン「ヴェールマン隊長…彼の言葉は…考察に値する

小鹿「黙れぇぇぇぇぇぇぇぇぇいッ!!!」プルプル

小鹿「(どう命乞いしようと…奴らは反逆者だ…)」

小鹿「(規則に反する者は排除する…それが兵士たるものの務めだ…)」スッ

エレン「(ピクシス司令が来るから大丈夫)」

ピクシス「よさんか」ガシッ

小鹿「 ピッ…!?ピクシス司令!?」

ピクシス「ワシはあの者の話を聴いた方がいい気がするのぉ」

壁上

ピクシス「…」ゴクゴク

ピクシス「…」キョロキョロ

エレン「超絶美女の巨人は居ませんね…」

ピクシス「そうじゃのぅ…」キョロキョロ

ピクシス「あれ?ワシ、何か言った?」

エレン「ピクシス司令、あの大岩の件なのですが」

ピクシス「んん?」

エレン「岩を運ぶ代わりに条件があります」

ピクシス「ワシ、何も言っとらんぞ」

エレン「その条件なのですが…」

ピクシス「お主は巨人化能力だけでなく、予知能力まで持っておるのか?」

エレン「104期訓練兵団卒業、マルコ・ボットに護衛を付けてもらうという条件です」

ピクシス「ちょっと落ち着け」

エレン「どうなんですか??」

ピクシス「…」

ピクシス「はぁ……なぜじゃ…?」

エレン「あいつ、漫画だt……昨日、マルコが死ぬ夢を見たんです…」

ピクシス「…」

ピクシス「それなら、彼を奪還作戦に参加させないという手があるんじゃが…」

エレン「無理ですね、マルコは絶対に断るでしょう」

ピクシス「…」

ピクシス「分かった…そうせねばお主は動いてくれんのじゃろう?」

エレン「はい」

ピクシス「マルコ・ボットには話をつけておく、お主は岩の件を頼んだぞ」

エレン「よしッ!絶対に扉を塞いで見せるぞ!!」

アルミン「ミカサ!司令の話を聞かないと!!」グイグイ

ミカサ「ジョジョリオン読んでるから待って…」

ピクシス演説後

アルミン「エレン、僕は囮作戦班だから…」

エレン「あぁ、無事で居てくれよ」

ミカサ「私をほっとかないでくれーっ」

エレン「ミカサは囮作戦班だけど俺と同行することになるぞ」

イアン「アッカーマン、お前もイェーガーを護る護衛班に入れ」

イアン「お前の力が必要だ」

エレン「な?」

ミカサ「最高に「ハイ!」ってやつだアアアアアア」

イアン「よし、行くぞ!」タッタッタッ

エレン「(イアン隊長…この人はいい人だ…絶対に死なせねぇぞ!)」

ミカサ「エレン、体は大丈夫なの?」

エレン「あぁ…大丈夫だ…」

リコ「おい、ままごとやってん(略

ミタビ「お前みたいなガキに(略

ミカサ「おいオメー、さっきからうる(略

ギャーギャー

エレン「(うぜぇ…)」

イアン「おいお前達!やめないか!」

エレン「よし!ここだ!」

イアン「岩までの最短距離に着いたぞ!立体起動に移れ!」パシュ

パシュウウウゥゥゥゥン!!!

ゴオオオォォォォ!!!

エレン「(漫画では巨人化の制御が出来ていなかった故に、作戦がグダっていたな)」

エレン「(でも、今は巨人化制御が出来るから、作戦もスムーズに進むはずだ!)」

エレン「行っくぜー!!」ガリッ

ピカッ!!!!!

ズズーーン!!!

エレン(巨人)「…」

エレン『(よし!持ち上げるぞ!)』

エレン(巨人)「…」ズゴゴゴ

エレン『(重い…)』

エレン(巨人)「…」ズシン ズシン

ミカサ「さすがエレン!私達に出来ない事を平然とやってのけるッ!」

ミタビ「なんだあいつ…頭のいい特殊な巨人じゃないか…」

イアン「死守せよ!」

エレン『(早く…扉を塞がねぇと…巨人が入ってくる)』

エレン(巨人)「…」ズシン ズシン

ミカサ「道を開けろッ!!」ズバッ

エレン『(さっきから、ミカサが瞬間移動しまくってる気がするんだが気のせいか?)』ズシン ズシン

エレン『(あれ?もう巨人がいねぇ)』

ミカサ「よしッ!巨人は全部倒したッ!!」

イアン「逸材すぎる」

ミカサ「行っけええええぇぇぇぇぇエレンッ!!!」

エレン『(よいしょッ!!)』

ズズウウウゥゥゥゥン!!!

エレン『(もうダメだ…力が出ない…)」

ジュウウウゥゥゥゥ

エレン「…」ズルッ

ミカサ「エレン!?」

エレン「」ジュウウゥゥゥ…

ミカサ「あっつ…」

ミカサ「燃え尽きるほどヒート!」

リコ「体の一部が一体化しかけてる…切るしかない!」

ミカサ「待ってください!」

リコ「ふんっ!」スパッ

ミカサ「くっ…」ドサッ

エレン「」

リヴァイ「おい」

ミカサ「え?」

リヴァイ「これはどういう状況だ…」

エレン「(あ…リヴァイ兵長だ…)」

死体回収作業中

ジャン「お前…」

ジャン「マルコ……か……?」

マルコ「ジャン…僕なら隣に居るけど…」

ジャン「はっ!?すまねぇ…似てたもんだから…」

マルコ「死体回収の作業中にふざけないでよ…不謹慎だよ…」

ジャン「ワザとじゃねえって!」

マルコ「ジャン、僕は向こうを見て来るよ」

ジャン「あぁ、分かった」

マルコ「そっちは任せたよ」ザッザッ

ジャン「マルコ、その階段は急だから気を付けろよ」

マルコ「階段から落ちたりしないよ」ザッザッ

ジャン「そうやって、油断してる時が一番危ないんだぜ」

マルコ「お節介だなぁ、ジャンは」ザッザッ

ジャン「足を踏み外しやすいから気をつ…

ガッ!!

マルコ「あ…」グラッ

ジャン「マルコ!?」

地下牢

エルヴィン「エレン、何か質問はあるか?」

リヴァイ「…」

エレン「いえ、特にありません」

エルヴィン「そうか、では早速、君の意志を聞きたいのだが」

エレン「俺の意志ですか?」

エルヴィン「君の生家を調べるためにはうんたらかんたら」

エルヴィン「破壊されたあのウォールマリアをなんとかかんとか」

エレン「…」

エルヴィン「超大型巨人も鎧の巨人もおそらくは君と同じ原理だろう」

エレン「…」

エレン「ん?超大型巨人?鎧の巨人?」

エルヴィン「どうかしたか?」

エレン「(そうだ!!超大型巨人と鎧の巨人の正体を教えねぇと…!!)」

エレン「あの!!超大型巨人と鎧の…

リヴァイ「黙れ、お前がしたい事は何だ?さっさと答えろグズ野郎」

エレン「えっ!?」

リヴァイ「時間が惜しいんだ」

エレン「…」

エルヴィン「どうなんだ?ハッキリしてくれ」

エレン「…」

エレン「調査兵団に入って…とにかく巨人をぶっ殺したいです…」

リヴァイ「ほぅ…」

エレン「そして、俺は、いつか壁を出て、外の世界を探検する事が夢なんです…」

エレン「それを脅かす巨人共は…」

エレン「超大型だろうが、鎧だろうが、女型だろうが……」

エレン「必ず見つけだし、どこまでも追い詰め…」

エレン「たとえ便所に隠れていても

リヴァイ「もういい、分かった」

リヴァイ「認めてやるよ、お前の調査兵団入団を…」

エレン「ありがとうございます!」

エレン「(最後までセリフ言いたかったのに…)」

エルヴィン「もう少しの間だけここで辛抱してくれ」

エルヴィン「我々が何とか話をつけてみる」

エレン「はい…」

コッコッ…

エレン「あ!他に伝えたい事が!!」

ガチャン

エレン「…」

数日後

エレン「(喉渇いた…便所に行きたい…)」

エレン「(けど、見張りの人は許してくれないんだよな…)」

エレン「(ハンジさんって人、早く来てくれ…)」

ギイイィィ…

エレン「(あ、来た!!)」

ハンジ「ごめんねエレン、待たせてしまって」

エレン「待ってました!!」

コッコッコッ…

ミケ「…」スンスン

ハンジ「私は

エレン「分隊長のハンジ・ゾエさんですよね」

ハンジ「そっちの彼は

エレン「分隊長のミケ・ザカリアスさんですよね」

ハンジ「そうやって人の

エレン「人の匂いを嗅いでは鼻で笑うクセがある」

ハンジ「たぶん

エレン「深い意味はないと思いますね」

ハンジ「…」

ハンジ「あ、ごめん…

エレン「無駄話すぎましたね」

ハンジ「もう

エレン「もう着いちゃいましたね…でも大丈夫です!」

ハンジ「むしろ

エレン「説明は入りません、俺の思っている事をそのまま言いますから」

ハンジ「…」

エレン「この扉の奥は審議所ですよね?」

ハンジ「……うん」

エレン「では、行って来ます」

ハンジ「勝手

エレン「俺は盲信されるしかないんですよね…」

ハンジ「」

ミケ「フッwwwww」

ガチャ

(中略)

エレン「(俺達が命掛けてるのに、どうして信じてくれないんだ…)」

ダリス「エレン、君は調査兵団への入団を希望しているようだが」

ダリス「君はこれまで通り兵士として人類に

エレン「はい、出来ます」

ダリス「話は最後まで聞け」

ハンジ「(その通り)」

エレン「はっ!?申し訳ありません!」

ダリス「これまで通り兵士として人類に貢献し「巨人の力」を行使出来るか?」

エレン「はい!出来ます!!」

ダリス「ほぅ」

ダリス「確かに、報告書にも問題なく岩を運ぶ事に成功したと書いてある」

ミカサ「更にですね」

ダリス「?」

ミカサ「私はエレンのスタンドに二度命を救われました」

ダリス「…」

アルミン「(スタンド?)」

リコ「(ジョジョ厨が…)」

ミカサ「一度目は私が巨人の手に落ちる寸前に」

ミカサ「二度目は榴弾から私とアルミンを守ってくれました」

ミカサ「凄い事だと思いませんか??」

ダリス「ほぅ…」

エレン「(まずスタンドじゃねぇよアホ…)」

ザワザワ

ナイル「待ってくだ…ぐはぁッ!!」ドバッ

モブ「!?お、おい!師団長が血を吐いて倒れたぞ!」

ミカサ「エルヴィン団長ッ!君の意見を聞こうッ!」

エルヴィン「総統、ご提案があります」

エレン「おぉ!この流れは!!」

エルヴィン「え?」

エレン「い…いえ…何でもありません…」

リヴァイ「次はねーぞ」

エルヴィン「エレンの「巨人の力」は不確定な要素を多分に含んでおり(略」

ダリス「出来るのかリヴァイ?」

リヴァイ「殺すことに関しては(略」

エレン「やったぞ!!これは助かったパターンだ!!」

リヴァイ「黙れ」バキッ!!

エレン「」グッタリ

ミカサ「エレン!?」

リヴァイ「次は無いって言ったよな?」

ダリス「議論は尽くされた(?)ようだな、ここで決めさせてもらおうか」

ナイル「」

ミカサ「(ごめんね師団長)」

エルヴィン「次の壁外調査で(略

ダリス「エレン・イェーガーは調査兵団に託す、結果しだいで戻って来ることになる」

どっかの部屋

エレン「いてて…」

ハンジ「大丈夫?wwwwww」

リヴァイ「自業自得だ」

ハンジ「それもそうだねぇwwww」

エルヴィン「何はともあれ、調査兵団入団おめでとう」

エルヴィン「エレン、これからよろしくな」

エレン「はい…」

旧調査兵団本部

オルオ「こんな壁と川から離れた所にある本部なんてな」

エレン「…」

オルオ「しかしこのでかいお飾りが…」

エレン「あの…」

オルオ「最適な物件になるとはな…」

エレン「オルオさん…」

オルオ「あ?」

エレン「舌噛みますよ…」

オルオ「おい、俺はお前みたいな小便臭いガキに心配されるほど

ガリッ

オルオ「いっでぇぇぇ!!!」

エレン「だから言ったじゃないですか…」

到着後

エレン「リヴァイ兵長!早く掃除を始めましょう!!」

リヴァイ「…」

エレン「俺、綺麗好きなんですよ!汚れている所を見てると放っておけないんです!」

リヴァイ「ほぅ…いい心構えだ…」

エレン「(早く信頼される人間になりたい)」

オルオ「(このガキ…リヴァイ兵長に諂いやがって…)」

訂正

× ダリス「エレン・イェーガーは調査兵団に託す、結果しだいで戻って来ることになる」

○ ダリス「エレン・イェーガーは調査兵団に託す。しかし、結果次第で戻って来ることになる」



エルド「我々への待機命令はあと数日は続くだろうが」

エルド「30日後には大規模な壁外遠征を考えてると聞いた」

エレン「それも今期卒業の新兵を混じえてだそうです」

グンタ「そりゃ本当かエレン?」

グンタ「随分と急な話じゃないか」

エレン「今回の襲撃でも随分堪えたでしょうね…」

エレン「作戦の立案はエルヴィン団長ですよねリヴァイ兵長?」

リヴァイ「あぁ…俺たちより多くのことを考えてるだろう」

リヴァイ「そしてその話は誰に聞きやがった?」

エルド「確かに…これまでとは状況が異なりますからね…」

リヴァイ「おい」

エルド「多大な犠牲を払って進めてきたマリア奪還ルートが一瞬で白紙になったかと思えば」

エレン「別の希望である俺が降って湧いちゃいましたからね」

エルド「…」

エルド「未だに信じらないんだが、巨人になるっていうのはどういうことなんだエレン?」

オルオ「…」ジー

ペトラ「…」ジー

グンタ「…」ジー

エレン「報告書以上の話は聞き出せないはずですよ」

エルド「」

オルオ「」

ペトラ「」

グンタ「」

リヴァイ「まぁ、あいつは黙ってないだろうが」

リヴァイ「ヘタに

エレン「ハンジ分隊長ですよね?」

リヴァイ「…」

リヴァイ「…………そうだ…」イラッ

ハンジ「こんばんはー」ガチャ

エレン「ハンジ分隊長…」

ハンジ「私は今、街で捕らえた2体の巨人の生体調査を

エレン「あっ!?」

ハンジ「なに?」

エレン「しまった!!ソニーとビーンですよね!?」ガタッ

エレン「大変だ!!早く救いに行かないと!!」ダッ

ハンジ「ちょっと!?どこ行くの!?」ガシッ

エレン「離してくださいよ!」ジタバタ

ハンジ「なに?私の顔見た瞬間に逃げ出そうとしてさぁ??」

エレン「いや、違うんですよ!!」

ハンジ「そんなに私の事が嫌いなワケ??」

エレン「違いますって!ちょっと助けてください!!」

リヴァイ「退却」ガタッ

オルオ「はい」ガタッ

エルド「…」ガタッ

ペトラ「…」ガタッ

グンタ「…」ガタッ

エレン「待ってくださいよ!!」バタバタ

ハンジ「君は人の話を最後まで聞かないよねー」

ハンジ「話してる側としてはすげー不快なんだよね」

ハンジ「兵法会議の時も言われたじゃん?ダリス総統に注意されたでしょ??」

エレン「はい…」

ハンジ「それとさ、その兵法会議の前なんだけどさ」

ハンジ「私が話してる時に話を被せてくるの辞めてくれない??」

ハンジ「その行為は上司に関わらず、誰に対しても失礼な行為だからね??」

エレン「はい…」

ハンジ「嫌そうにしてるでしょ??まだ説教は終わらないからね!!」

ペラペラ
クドクド…

……………

………

……



ハンジ「…なので今回の実験で得られた情報は無いね」

エレン「ウス」

ハンジ「今まで話した事は訓練兵の時に教わってるハズだ」

ハンジ「エレンも知ってたよね?」

エレン「ウス」

ハンジ「なのでここからは私独自の推測を交えてもう一度解説するよ」

エレン「ウス」

ハンジ「まず巨人との意思の疎通に関してだけど気になる事例があるイルゼ・ラングナーという

モブリット「ハンジ分隊長はいますか!?」バンッ

モブリット「申し上げます!巨人が2体共も殺されましたぁ!」

ハンジ「なにぃ!?」

ザワザワ…

モブ「嘘だろ?兵士がやったのか?」

モブ2「あぁ、犯人はまだ見つかってないって」

モブ2「夜明け前になんちゃらかんちゃら」

モブ3「貴重な被験体なのにうんたらかんたら」

モブ4「バカじゃなかったらうんぬんかんぬん」

エレン「…」

リヴァイ「行くぞ…後は憲兵団の仕事だ…」

エレン「…」

エルヴィン「エレン」ザッ

エレン「ウス」

エルヴィン「君には何が見える?」

エルヴィン「敵はなんだと思う?」

エレン「ウス」

エルヴィン「…」

エルヴィン「敵はなんだと思う?」

エレン「ウス」

エルヴィン「……もういい」

ザッザッザッ……

エルド「結局、無許可で立体機動装置を使った兵士見つからなかったようだ」

グンタ「一体誰がやったんだろうな…」

エルド「さぁな…しかし今はこの後の新兵勧誘式の方が心配だ」

グンタ「果たして調査兵団に入団する酔狂な新兵がどれほどいるのか…」

グンタ「なぁエレン、お前の同期にウチを志願する奴はいるのか?」

エレン「ウス」

グンタ「そうか…」

エレン「ウス」

グンタ「お前さぁ…疲れてんだよ…」

エルド「朝から様子が変だぞ…顔色も悪い…」

エレン「ウス」

グンタ「…」

エルド「…」

グンタ「目の下にクマが出来ているな…」

エルド「お前は横になっていろ、体調を崩す事が1番怖い…」

エレン「ウス」

エレン「…」ヨロヨロ

勧誘式

エルヴィン「私ゎ調査兵団団長のエルヴィン・スミス」

エルヴィン「調査兵団の活動方針を王に託された立場にぁる」

(中略)

エルヴィン「そしてエレンの生家があるシガンシナ区の地下室には」

エルヴィン「彼も知らない巨人の謎があるとされている」

エルヴィン「その地下室に行けば巨人の支配から脱却出来る手掛かりを掴めるかもしれん」

ザワザワ

ライナー「地下室だと…」

アルミン「(いくら兵士を集めたいからって…そんな情報まで公にするなんて…)」

モブ「お?もうそんな段階までキチャッてる感じ?」

モブ1「巨人の正体が分かりゃあ、今のヤバい状況も解決っしょ」

エルヴィン「…」キョロキョロ

アルミン「(イヤ….何か意図があるんじゃ…)」

アルミン「(団長は一体…)」

アルミン「何を見ようとしているんだ?」

ミカサ「理解不能 理解不能 理解不能 理解不能」

エルヴィン「ただ…」

エルヴィン「シガンシナ区内の一室を(略」

エルヴィン「その4年間で調査兵団の9割以上が死んだ」

エルヴィン「4年で9割だ」

エルヴィン「少なく見積もっても我々ウォールマリアに大部隊を送るには」

エルヴィン「その5倍の犠牲者と20年の歳月が必要になる現実的でない数字だ」

アルミン「…」

ミカサ「(ケツの穴にツララを突っ込まれた気分…)」

エレン「………zzz」

エルヴィン「調査兵団は常に人材を求めている」

(中略)

エルヴィン「以上だ、他の兵団志願者は解散したまえ」

モブ「団長、そりゃあいかんやろ」

モブ「人数もがばい少なくなるたい」

ゾロゾロ…

ザッザッザッ…

ジャン「(クソ…お願いだ…)」

ジャン「(頼むカラこれ以上…オレのことを嫌いにさせないでクレ…)」

ザッザッザッ…

サシャ「(今…ここから動かナイト…また…)」

ザッザッザッ…

コニー「(そーだ…俺は元々…けんぺーになるために村を出たんだ…)」

コニー「……かーちゃん喜ぶぞ…」

コニー「けんぺーになったら…村の皆も俺を見直す…」

ザッザッザッ…

ヒュウウウウウゥゥゥゥゥゥ…

エルヴィン「君達は、死ねと言われたら死ねるのか」

ヒュウウウゥゥゥゥ…

モブ「死にたくないっすよ」

ヒュウウウゥゥゥゥ…

エルヴィン「そうか…」

エルヴィン「皆…良い表情だ…」」

エルヴィン「では今!ここにいる者を新たな調査兵団として迎え入れる!」バッ!!

エルヴィン「これが本物の敬礼だ!心臓を捧げよ!」

一同「ハッ!!」

ミカサ「(私は「恐怖」を克服することが「生きる」ことだと思う)」

アルミン「……皆…」

ジャン「アァ……クソが…最悪だチクショウ…調査兵ナンて…」

サシャ「う…嫌だよぉ…こわいぃ…村にカエリたい……」

コニー「あぁ…もういーや…どーでもいい」

ライナー「…」

クリスタ「…」ブルブル

ユミル「泣くくらいならよしとけってんだよ」

ベルトルト「(僕の愛しのアニ……)」

エルヴィン「第104期調査兵団ゎ敬礼をしてぃる総勢21名だな」

エルヴィン「ょく恐怖に耐ぇてくれた…君達は勇敢な兵士だ」

エルヴィン「心ょり尊敬する」

アニ「…」ザッザッ…

1か月後 カラネス区

ゴゴゴゴゴ…

モブ「いよいよだ!これより人類はまた一歩前進する!お前達の訓練の成果を見せてくれ!」

オオオオオオオオオ!!!!

エレン「いきなり左前方に10m級の巨人が現れるので注意してくださいね」

オルオ「あ?なんか言ったか?」

モブ「開門始め!!」

ドドドドド

巨人「」ズシン

モブ「左前方10m級接近!!」

サシャ「ひッ!!」

班長「怯むな!援護班に任せて前進しろ!!」

誰か「進めぇ!!進めえええええええええ!!!」

ドドドドドドドド

~回想~

グンタ『旧市街地を抜けたら、援護班の支援はそこまで』

グンタ『これより先は巨大な陣形を組織して巨人から身を守る』

グンタ『俺達特別作戦班はここだ』

グンタ『五列中央待機』

エレン『あの…グンタさん』

グンタ『どうした?』

エレン『俺を右翼側の索敵班に配置してもらいたいんですけど…』

グンタ『…』

エレン『あのですね…そこに巨人の体を纏った人間が出現するんですよ』

グンタ『お前さぁ…疲れてんだよ…』

エルド『俺たちをからかっているのか?』

エレン『違いますってば!!』

ペトラ『エレン…』

エレン『本当なんですって!!』

オルオ『おい、クソガキがいい加減にしろ』

エレン『うわああぁぁぁぁぁん…!!』ゴロゴロ

一同『…』

グンタ『もう行くぞ…訓練は終わりだ…』

エルド『エレン…今日はしっかり休め…』

エレン『…』

エレン『(はぁ…やっぱり信じてもらえねぇか…)』

エレン『(そうだよな…人の体を纏った人間が出るなんて絵空事に過ぎないよな…)』

エレン『(いや、俺はそういう人間だけど)』

ザワザワ

エレン『あ、あいつら』

エレン『そうだ!!マルコの生存確認しねーと!!!』

エレン『オルオさん!同期と話して来ていいですか?』

オルオ『チッ…さっさと行けよ』

エレン『おい!』

ミカサ『!?』

アルミン『エレン!?』

ライナー『(マズい…エレンだ…離れるぞ…)』

ベルトルト『(ひいいぃぃぃ…)』

エレン『マルコはどこだ!?』

ミカサ『え?』

エレン『マルコは!?』

ジャン『…』ザッ

エレン『ジャン!?マルコはどうした!?』

ジャン『マルコは…』

エレン『…』ゴクリ













ジャン『マルコは死んだよ』

エレン『…』

エレン『………………え?』

ジャン『マルコは……階段から落ちて……死んだ!!』

エレン『!?』

ジャン『……………と思ったらよ』

ジャン『実は生きてたんだ』

エレン『…………は?』

ジャン『あいつ階段から落ちてよ、大怪我しちまってな』

ジャン『今はどっかの医療機関に入院してんだよ』

エレン『…』

エレン『…』

エレン『いやお前…』

ジャン『どうした?』

エレン『ビビッたじゃねーかクソが!!!』

エレン『(ビビッた…とにかく運命は変わったんだな…)』

エレン『(でも、ジャンはマルコが死んでないからか?覚醒しきれてないな…)』

エレン『まだ昔の自分を完全に捨て切れていないなお前』

ジャン『いや…すまねぇ…お前の顔見たら何故か…からかいたくなって…』

エレン『限度ってもんがあるだろ!!』

アルミン『今のはジャンが悪いよ』

ミカサ『こんな時に来てくるなんて、エレン!好き好き好き好き好(略』

ミカサ『好き好き好き好き好き好きーーーーーっ!』

エレン『ん?そういやゴリラと腰巾着野郎はどこだ?』

アルミン『あれ?さっきまでここにいたけど…』キョロキョロ

エレン『おい!!腰巾着やr

オルオ『クソガキ!早く戻って来やがれ!!』

エレン『……なんでこんな時に…』

オルオ『おい!リヴァイ兵長がご立腹だぞ!!』

エレン『はいッ!』ダッ

ベルトルト『(怖かった…)』ドキドキ

訂正

>>248

× エレン『人の体を纏った人間』

○ エレン『巨人の体を纏った人間』

~回想終わり~

ドドドド…

エレン「(女型は右翼索敵側の後からアルミンの方に向かうんだよな…)」

エレン「(くそっ…俺もそこに行きたい…)」

エレン「(いい作戦があるってのに…)」

エルヴィン「長距離索敵陣形!展開!」バッ

ドドドド…

ここで5巻の最後辺りが終了
このSS書くときだけは漫画を参考にしてるんですが、6巻から持ってないのでどっかの本屋で借りてきます。
もしこれを読んでいる人がいたらそれまで待っててください。

それと、このSSに矛盾点やらツッコミたい点やら色々あると思いますが大目に見てください

乙でした

エレン「(どうする…?このまま判断に従うか……?)」ドドドドド

エレン「(それともリヴァイ班を振り切ってアルミンの下へ行くか…)」ドドドドド

エレン「(ネス班長達も死なせたくないし…)」ドドドドド

エレン「(どうしようかなぁ……)」ドドドドド

エレン「ブツブツ…」ドドドドド

…………………

…………

……

………ン…

エレン「ブツブツ…」

………レン……

エレン「ブツブツ…」

リヴァイ「エレン!!!」

エレン「はっ!?」ビクッ

リヴァイ「何俯いてやがる、巨大樹の森に入るぞ」

エレン「えっ!?」

エレン「(しまった!考える事に夢中で声に気が付かなかった…)」

エレン「(それに待てよ!?もう巨大樹の森ってことは……)」

エレン「(……ネス班長や他の兵士の皆さんを救えなかった)」

エレン「(何やってんだ俺は!!!)」

エレン「クソがッ!女型の野郎!!罠で捕らえた後、ボコボコにしてやる!!」ドドドド

オルオ「は?罠?」ドドドド

ペトラ「女型?なにそれ?」ドドドド

リヴァイ「…」ドドドド

ドドドド…

オルオ「ふざけんなよ…ナニコレ…」ブツブツ

エレン「だから罠だって言ってるじゃないですか」

オルオ「その罠って何のことだよ」

リヴァイ「全員、剣を抜け」シャキン

エレン「あ、大丈夫ですよ!増援が来ますから!」

リヴァイ「…」

ドオオオオオオオン!!!

一同「!?」

モブ「うわああああああ!!」

グチャッ

女型の巨人「」ズシンズシン

エレン「近くで見るとやっぱ怖えぇ…」

オルオ「兵長!やりましょう!あいつは危険です!」

リヴァイ「…」

エレン「(リヴァイ兵長もいるし、今戦えば女型を倒せる可能性があるかもしれない…けど)」

エレン「(確実に倒すなら罠で捕らえた後だ…)」

パシュウウウウウウウン

ペトラ「背後より増援!!」

エレン「(ここは増援の方達に任せよう)」

エレン「(ごめんなさい…)」

ドドドド…

エルド「ピーチク」

グンタ「パーチク」

リヴァイ「進め!!」

ペトラ「兵長!」

オルオ「追い付かれます!」

リヴァイ「進めッ!!」

エレン「皆さん!もうすぐですから進みましょう!!」

オルオ「もうすぐって何がだよ!!!」

女型「ニヤッ」スッ…

ペトラ「エレン!危ない!」

リヴァイ「…」

エレン「到着」

エルヴィン「撃てええぇえーーーーーッッ!!!!!」

ズドドドドドドドドドド!!!

パパパパパパパパパパ!!!!

女型「キャー」

エレン「やったぜ!!女型捕獲!!」

リヴァイ「ここからは別行動だ、指揮はエルドに任せる」パシュ

エレン「俺も行きます!」パシュ

リヴァイ「は?」

オルオ「おいクソガキ!兵長の言う事を聞け!」

エレン「駄目です。兵長が原因で女型が逃げちゃいマスカラ」パシューン

リヴァイ「待て!お前は女型に近づくな!!」パシューン

木の上

エルヴィン「何故エレンを連れて来た…?」

リヴァイ「こいつが勝手に着いて来やがったんだ、早く戻るぞエレン」

リヴァイ「エルド達行っちゃったじゃねぇか…」ガシッ

エレン「離してください!俺なら女型の中身を取り出せます!皆さんもこれからそれをするつもりですよね?」

エレン「超硬質スチールの刃だとうなじは削げません、弾かれて折られます」

エレン「女型には皮膚を硬化させる能力があるんですよ」

エレン「俺なら女型の肉を引き千切る事が出来ます!!」

エレン「バラバラに解体すれば中身もそのうち姿を現しますから」

エレン「あ、ちなみに女型の正体はアニっていう憲兵団に配属しているチビで無口な女です」

リヴァイ「そんな情報をどこで知りやがったんだ…」

エルヴィン「その硬化能力持っている事とアニという女が女型の正体だという証拠はどこにあるのだ?」

エレン「あ!見ててください!ミケさんが攻撃しますよ!」

パシューン

女型「…」ビキビキ

ミケ「ふんぬッ!!」ガキーン!!

ボロッ…

エルヴィン「…」

リヴァイ「…」

エレン「見ましたか?」

リヴァイ「お前何なんだ本当に…」

エルヴィン「では、女型の正体がアニだという証拠は…」

エレン「俺が今から巨人化して証明してみせます!!」

女型「…」ピクッ

リヴァイ「巨人よりお前の方が怖くなってきたぜ」

エレン「あいつの体をバラバラにしますので見ててください!では…

女型「キャアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!」

エレン「あ」

モブ「おい、今の悲鳴は…?」

ミケ「こいつは臭うぞッ!」

エルヴィン「!?何事だッ!!」

リヴァイ「チッ…うるせぇな…」

ドドドドドドドドドド……

エルヴィン「?…地震か?」

ミケ「エルヴィン!全方向から

エレン「巨人がやって来ます!!!」

エルヴィン「……なにッ!?」

エレン「狙いは女型です!皆さん女型を死守してください!」ガリッ

エルヴィン「聞こえなかった」

ピカッ!!!

エレン(巨人)「グオオオオオオオオ!!!」ズズーン

エレン(巨人)「オオオオオオオオオオオオ!!!」バギィッ!!

巨人A「」ズシーン

エルヴィン「エレン…巨人化したか……」

巨人B「」ガブッ

エルヴィン「何だあの巨人(巨人B)は…女型の巨人に噛み付いて…」

エルヴィン「…………まさか!?」

エルヴィン「全員聞けッ!こいつ等の狙いは女型の巨人だッ!死守せよ!!」

リヴァイ「あの悲鳴…巨人を呼びやがったのか?」

エレン(巨人)「オオオオオオオオオオオオ!!」ドゴオッ!!

オレタチニメモクレナイゾ!

キャーキャー
ソコダー!!

ヤッチマエー!!

……………

………

エルヴィン「総員撤退!!」

ジュウウウウウウ……

エルヴィン「やられたよ…敵には全てを捨て去る覚悟があったようだ…」

エルヴィン「自分の体を巨人に食わせて情報を(略

リヴァイ「おい、エレンがいねーぞ」

エルヴィン「何だと!?」

リヴァイ「周りが蒸気塗れだ…どこに居るか分かんねーぞ…」

エルヴィン「」

ジュウウウウウウ…

エレン『もう疲れた…動けねぇ…』

エレン『あっちこっちが蒸気塗れで視界が……』

エレン『うっ…意識が……』

ガシッ

エレン『ん…?』

パシュン!!!

エレン『だ、誰だ…?……俺を運ぶのは……』

サシャ「ええ!?ちょ…ミカサどこ行くんですか!?」

パシューン

ミカサ「(今…エレンの巨人体の声が聴こえた…!)」

ミカサ「(急がねば!!GO!ミカサ、GOッ!GO!GOッ!)」

…………

………

……

数分後

パシューン…

ミカサ「…」イライラ

ミカサ「(エレンが見つからない…)」イライラ

ミカサ「(落ち着こう、素数を数えるんだ…2…3…5…7……)」

ミカサ「(11…13………ん?)」

ミカサ「あ……あれはッ!?」

アニ「(重いなコイツ…)」パシュン

エレン「」

ミカサ「(誰ッ!?エレンを運んでるのはッ!?)」

ミカサ「(フードを深く被ってるから分からない…)」

ミカサ「何をするだァーーーーッ!!!エレンを返せッ!!!!」

アニ「(あれはミカサ…か……)」

アニ「(大分離れたし、コイツ重いから巨人化して壁の中に戻ろ)」

アニ「…ガリッ」

ピカッ!!!!!!!

女型の巨人「…」ズズーン

ミカサ「!?」

女型「パクッ」

ミカサ「エレン!?」

女型「…」ズシーン ズシーン

ミカサ「エ……エレンが…食べられた……」

ミカサ「…」

ミカサ「……ゆるさんッ!!」

ミカサ「このミカサ、調査兵団に入団してから30日間、血の滲む様な特訓を行って来た」

ミカサ「今の私にとって巨人なんぞ猿(モンキー)同然ッ!!」

ミカサ「貴様はこのミカサ・アッカーマンがじきじきにブチのめす!!!」

パシュンッ!!!

女型「……?」

女型「…」スッ

ミカサ「うなじを手で塞いだって無駄無駄ァーーッ!!」ギュオオォオ!!

ミカサ「スターみかりん☆ザ・ワールド」

ドーン

女型「」

ミカサ「喰らえ巨人ッ!ローリングサンダーッ!!」ギュルルルルル

ズバババババッ!!

ミカサ「超ウルトラスピニングタイフーン!!」シュ シュ シュ

ズババババババババッ!!

ミカサ「そして時は(略」

女型「!?」ブシャアッ

ズズーン!

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2013年11月27日 (水) 13:50:37   ID: yLamJjbe

はよ

2 :  SS好きの774さん   2014年02月19日 (水) 14:44:04   ID: V9sogtz8

エレン頭悪すぎだろ
もっとうまくやれよ…

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