提督「ブラック鎮守府?」 (51)

タイトルのブラ鎮はいわゆる大破状態や疲労状態での運用を意味するものではないです。
なお、艦娘たちの口調などは想像。



提督「横須賀鎮守府に異動ですか!?」

上司「これからは横須賀鎮守府提督としてしっかり働くように!」

提督「はあ……」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1378188648

上司「なに、指示に従って任務を遂行するだけだ。そう難しくはない」

提督「で、ですが編成などは……」

上司「問題ない、本人達はわかっているはずだ。そういうことも直接聞いたほうが早いだろう」

提督(本人?)

上司「おっと、そろそろ会議なのでな、行かせてもらうよ」

提督「あ、はい……」


提督「横須賀鎮守府、かぁ」

提督(あんまりいい噂は耳にしたことがないなー。前任も数ヶ月で辞表を出したとか聞くし)

提督(でも上からの命令だし、聞かないわけにはいかないんだよな)ハァー…

翌日


ガチャ

提督「お、おはようございまーす」

任務娘「おはようございます、今日から新たに着任された方ですね?」

提督「あ、はい……」

任務娘「はじめまして、任務娘と申します。主に任務の通達・アドバイスをさせていただきます」

提督「よろしくお願いします。ところで、この部屋ダンボールしかないんですけど?」

ガラーン

任務娘「最初は皆さんこんなものですよ」

提督「そ、そんなもんですかね?」

提督(こんなオンボロ部屋が提督の部屋だとは思いたくなかった……)

任務娘「ところで、提督のお仕事についてなのですが」

提督「はい!」

任務娘「駆逐艦や巡洋艦、航空母艦などの艦艇娘"艦娘"たちを収集・育成・編成することが基本的な目標です」

提督「か、かんむす?」

任務娘「習うより慣れろ、ということで最初の一人は海軍からの支給になります。
    こちらの書類から提督のお好みでお選びください」ニッコリ

提督「あ、ドウモ……なんかちっちゃい女の子ばっかなんですけど、5人の中から選ぶんですか?」

任務娘「そうなりますね」

提督(ろ、ロリコンじゃないし……)


家事してくるので一旦切ります
もし見てくださってる方がいれば初期艦娘(吹雪・叢雲・漣・電・五月雨)の中から好きな子を教えて下さい
自分じゃ決められない…

吹雪ちゃんやろ…主役やろ…

電ちゃん安定

叢雲一択

むらくも…

叢雲ちゃんで

電ちゃん電ちゃん

電以外ありえない

五月雨ちゃんだろ

当然叢雲ちゃんだろ

電ちゃんや

叢雲だろ

電ちゃんなのです

!すでのな

吹雪ちゃんでしょ

僕は叢雲ちゃん!

漣不人気すぎワロタ

むらくも1票

叢雲と電ちゃんの人気っぷり……
漣ちゃんも可愛いよ!うさぎとか!


提督「えーと、じゃあこのムラクモ?って子で」

任務娘「了解しました」

叢雲「特型駆逐艦、5番艦の叢雲よ。あんたが司令官ね。ま、せいぜい頑張りなさい」

提督「え、あ、はい……よろしく」

提督(ど、どこから出てきたんだ?)

任務娘「それではまず"工廠"室にご案内しますね」コチラヘドウゾ

提督「工廠? 武器を作ったりする工場のことですよね」テクテク

任務娘「常識的にはそうですが、鎮守府内には艦娘を建造したり装備を開発する部屋をそう呼んでいます」

叢雲「何も知らないのね……」

任務娘「まあ、そもそも国家機密ですから。知る人はごく僅かです」

提督「な、なるほど」

ガチャッ

任務娘「おはようございます、妖精さん」

妖精さん『おはようございますー』(╹◡╹)

提督「よ、ようせいさん?」

叢雲「艦娘や装備は妖精さんたちが作ってくれるわ」

任務娘「まず最初に艦娘の建造指示を出してください。出撃するにしても叢雲一人だけというわけにはいきませんので」

提督「指示って……あの、妖精さん、建造お願いしてもいいですかね?」

妖精さん『はい、大丈夫ですー』(╹ヮ╹)

妖精さん『資材はそれぞれいくらずつ投入しますかー?』(╹◡╹)

任務娘「資材は燃料・弾薬・鉄鋼・ボーキサイトを30~999まで投入することができます。
    量によってできる艦娘の種類が変わってきますよ」

叢雲「最初だしとりあえず30ずつでいいんじゃないの?」

提督「じゃあ、それで」

妖精さん『了解しましたー』(╹ヮ╹)

妖精『待ち時間は20分ですー』(╹ヮ╹)

提督「20分でできるんだ……」

任務娘「資材の量を多くして戦艦や空母などができると4時間かかったりしますよ」

叢雲「20分だから、駆逐艦ね」

提督(艦娘ってなんなんだろう)

任務娘「ちなみに、バーナーを使えば一瞬で建造が終わります」

提督「じゃあ、使ってみます。……バーナーで早くなるもんなんですか?」

任務娘「そういうものですから」

提督「そういうものですか」

叢雲「艦隊に新しいメンバーが加わったようね」

電「電です。どうか、よろしくお願いいたします」

提督「あ、可愛い。よろしくね」

叢雲「どういうことよ、私は可愛くないの?」ゲシッ

提督「いてっ、いや、そういう意味じゃ」

電「はわわわ……」

任務娘「では次に編成を組んでみましょう」


ご飯食べてきます
読みにくかったりしたら教えてください

まさかリアルブラック鎮守府か

漣ちゃんだけドロップや建造ででないんだよなぁなかなか

>>27 提督が艦娘のお世話を24時間するだけの簡単なお仕事


叢雲「もちろん、私が旗艦よね?」

提督「うん? まあ、別に……電ちゃんはそれでいい?」

電「はいなのです」

任務娘「編成の任務をクリアしたので駆逐艦の白雪が配属されます」

白雪「白雪です。よろしくお願いします」

提督「あ、うん、よろしく。あれ、編成ってこんなんなんですか?」

任務娘「まあ、なんとなくですね」

提督「なんとなくですか」

>>28 初期艦娘だと吹雪が一番出づらかった…クエストで使うのに


任務娘「ではさっそく出撃してみましょう」

提督「はい」

任務娘「初めてなので、鎮守府正面海域ですね。近海警備をお願いします」

提督「了解っす」

叢雲「出撃するわ!」ダダダダ

提督「え、ちょっと待ってー!」

任務娘「いってらっしゃーい」

提督「あれ? 任務娘さんは行かないんですか?」

任務娘「危ないじゃないですか」

提督「えー……いやまあ、そうですけどね。じゃあ行ってきます」

ザッパーン

叢雲「ふふっ……いよいよ戦場ね!」ザプザプ

提督「海で立ってる……すげえ」

電「司令官さんはボートなのです?」ザプザプ

提督「うん、手漕ぎボート……」

白雪「楽しそうですね」ザプザプ

提督「楽しくはない……明日筋肉痛になりそう」

叢雲「敵艦発見!」

提督「うぉ!? なんだあれ!」

駆逐イ級「……」
駆逐ロ級「……」
駆逐ハ級「……」

叢雲「邪魔よ!」ドカーン
電「電の本気を見るのです!」ドカーン
白雪「主砲で弾幕張ります」ドカーン

駆逐イ級「」
駆逐ロ級「」
駆逐ハ級「」  チーン

提督「これが敵艦……?」

叢雲「ぼさっとしたらやられるわよ」

電「羅針盤をまわすのです」

提督「え、回すの?」ギュルルルル

白雪「南ですね」

叢雲「敵主力艦隊、発見! 沈みなさい!」

チュドーン

白雪「旗艦がまだ残ってます!」

叢雲「夜戦に途中にゅうするわ、ここからが私の本番なのよ!」

電「命中させちゃいます!」ドカーン


提督「完全勝利だな……」ジャブジャブ

白雪「誰も攻撃を受けなかったのでよかったです」

電「なのです!」

叢雲「新しい仲間を発見したわ」

響「響だよ。その活躍ぶりから、不死鳥の通り名もあるよ」ヒョコ

提督「ああ、よろしく。敵を倒すと新しく艦娘が手に入るわけか」

叢雲「どちらかというと建造よりドロップでの入手が堅実的ね」

白雪「資源は大切にしないと、出撃もできなくなってしまいますから」

提督「そうなのか……ところで、敵艦ってああいうエイリアンみたいなのしかいないのか?」

叢雲「さあ?」

電「上級の敵ほど艦娘の形態に近づくって聞いたことがあるのです……」

提督(この子、さっき建造でできたばっかりなのにどこで聞いたんだ?)

叢雲「作戦完了ね。艦隊が帰投したわ」

任務娘「お疲れ様です。では艦娘たちが消耗した燃料・弾薬を補給しましょう」

提督「補給ですか?」

任務娘「この吸口のついたパックが燃料、これが弾薬、あとこっちのダンボールにはボーキサイトが入っています」

提督「なるほど……えーっと、とりあえず燃料と弾薬でいいのかな」


叢雲「……」チューチュー
電「……」チューチュー
白雪「……」チューチュー

提督(おいしいんだろうか……)


お風呂いってきます

長い風呂だな

大破してるんだろ

>>1は正規空母なのか

バケツ使うしかないな

きっと間違えて80時間遠征に>>1一緒にも行っちゃったんだよ

それは辛い……ね

>>36-37 長風呂ですまんな

>>38 ふぇぇ・・・ボーキサイトおいしくないよぉ

>>39 考えたらバケツってすごいな…

>>40-41 1が遠征という名の仕事から戻りました



ちょっと不定期スロー更新になるかもしれませんが、よろしければお付き合いください

艦隊が帰投しました!!!

やったー!

>>43 遠征成功だよ!やったね!


任務娘「これでチュート…ゲフン、基本的な艦娘の育成は以上です」

提督「ちゅーと?」

任務娘「他にも改造や近代化改修など艦娘の能力を底上げすることができますが、そこは追々説明させていただきますね」

提督「改造って……なんかグロいことになったりしませんよね」

任務娘「そういったことはないのでご安心を」ニッコリ

提督(逆に笑顔が怖く見える)

任務娘「まあ、艦娘は人間とは構造から違うので深く考える必要はないかと」

提督「そういうもんですか」

任務娘「そういうものです……あと、あまり首を突っ込みすぎるとあなたの首が飛ぶかもしれませんよ?」

提督「は、はい……」ガクブル

任務娘「そして提督の主な仕事となるのが、記録の書記となります」

提督「記録ですか?」

任務娘「はい、1日で任務をどれだけこなしたか、艦娘の成長ぶりなどを書き込んでいただくことになります。
    この書類で提督のもとに配給される資源の量が決まってきますので、きっちり記録してください」

提督「なるほど……」

任務娘「配給される資源以外にも出撃や遠征での資源獲得は可能です。
    むしろ遠征で確保しておくほうがベターですね、そこらへんは艦娘からレクチャーを受けてください」

提督「了解っす」

任務娘「では私は通常業務に戻らせていただきますので、任務関連のことになりましたらお呼びください」

提督「説明ありがとうございましたー」


出かけるので夜これたら更新します

それが>>1の最期の言葉だった……

だからブラ鎮は部下に殺されるからやめておけと忠告したんだ

妖精さんオソロシス

解体されたか

ナーカチャッ

2-4-11

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年04月03日 (金) 16:02:13   ID: 4lz9eleE

え、もう終わりか

2 :  SS好きの774さん   2015年07月27日 (月) 02:52:03   ID: jxe1II2U

<1はどこに出かけたんだよ…

3 :  SS好きの774さん   2015年12月07日 (月) 14:17:52   ID: 08c4LC-6

まさか轟t

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom