ミカサ「ジャンが私を好きになってしまった」(26)

ジャンミカです
ネタバレは今の所無いと思います


アルミン「なんだって?」 

マルコ「・・・!」

ミカサ「落ちついて聞いて欲しい、ジャンが私を好きになってしまったようだ」

アルミン「マルコ・・・!」

マルコ「アルミン!これは朗報だぞ」

ミカサ「ジャンに大変な事をしてしまった」

アルミン「ミカサがエレン以外の人からの気持ちに気づくだなんて・・・」

マルコ「もうずっとこのままなのかと思っていたよ、長かった」

アルミン「これで3角関係を発端とした喧嘩の仲裁から解放される」

マルコ「ジャンがふられるのは心が痛むけれど、どう見ても不毛だったからね」

ミカサ「完全なる事故だった。エレンに飲ませるはずの惚れ薬が間違ってジャンに」

※(なるべく崩壊させないようにしたいけど)キャラ崩壊注意



アルミン「まあ、あそこまであからさまで気づかない方がおかしいけどね」

マルコ「ミカサはエレンしか見えてなかったからね」

ミカサ「ジャンには悪いと思っている。私の薬のせいでこんなことに」

アルミン「・・・マルコ・・・」 

マルコ「・・・待ってくれ、もう少し気づかないふりをさせてくれ」

ミカサ「そこで折り入って頼みがある」

アルミン「いやだ、聞きたくない」

マルコ「ジャンに可哀想な未来しか思い浮かばない」




ミカサ「ジャンが私を嫌いになる薬を作って欲しい」

アルミン「oh.....」

マルコ「ジャンは泣いても良い」

ライナー「お、お前ら珍しいメンツだな。何やってるんだ?」

ベルトルト「訓練休みなのに朝早いね」

ミカサ「ライナー、ベルトルト」

ミカサ「ジャンが私を好きになってしまったらしい」

ライベル「!?」

ミカサ「ので、アルミン達に」 

ミカサ「ジャンが私を嫌いになるような薬を作ってくれるよう頼んでいた」

ミカサ「二人も、知恵を貸して欲しい」



ライナー「おい・・・そりゃあ酷いんじゃねえか?」

ライナー「確かに何とも思ってない相手に好かれるのはうっとおしいかも知れんが」

ライナー「人の気持ちを薬でどうにかしようなんて・・・」


ベルト(まずそんな薬を作れるかどうかのツッコミは誰も入れないの?)


ライナー「そりゃ、卑怯ってもんじゃないのか?」

ミカサ「・・・反省している。そもそも私が薬を持ち込まなければ・・・」



バルトル「ねえ、アルミン?ちょっと話が噛み合ってないように思うんだけど」




ベルトル「ミカサがジャンの気持ちに、やっと気づいたって話じゃないの?」コソコソ

アルミン「それが、違うらしいんだ」コソコソ


マルコ「ミカサ、最初から詳しく話してくれないか?」

マルコ(そもそも惚れ薬ってなんだよ)


ミカサ「わかった。しかし、どう話せば良いのか・・・」

ミカサ「先ほど二人には話した通り」

ミカサ「エレンに飲ませるはずの惚れ薬がジャンの口に入ってしまった」

ミカサ「ジャンが私を好きになってしまった」

ミカサ「私は困っているし、ジャンを元に戻さなければいけない」

ミカサ「以上」


ライベル「「」」


アルミン「見事に3行だったね」



ベルトルト「つまり、結局ミカサはジャンの気持ちには気づいてない」コソコソ

アルミン「そのようだね」コソコソ

ベルトルト「どんだけ鈍いのさ・・・」コソコソ



アルミン「鈍いっていうより」コソコソ

アルミン「ミカサはエレン以外の事に興味が無いんだ」コソコソ

ベルトルト「ああ、そんな感じだね」コソコソ

アルミン「でも、薬に頼るまで追いつめられていたなんて」コソコソ




マルコ「ええっと、じゃあまずその惚れ薬ってやつについて聞かせてくれる?」

マルコ「そんなものどこで手に入れたのさ?」

惚れ薬ってこういう場合、
飲んだ人が飲ませた人を心から愛してると
薬が心をいじくる意味をなくして、効果が出なくて、
でも飲ませた方は薬が効いてると思ってすれ違い。
とかってよくあるよな、好きだぜ

コメントありがとう
見てくれてる人もありがとう
進行遅くてごめん


>>13
自分も好きなんだ いいよね


ミカサ「惚れ薬は、この前の休日に行商人から手に入れた」

ミカサ「眼鏡にポニーテールのやたらテンションの高い人で」

ミカサ「好きな人をずっと自分の側に置いておく薬は要らないかと」


アルミン(怪しすぎる・・・なんでそんなの買っちゃったのさ)

マルコ「それで買っちゃったの?」

ベルトルト「でもそれだけ聞いたら惚れ薬ってかんじしないけどなあ」

ライナー「売り文句だ、どうとでも言えるだろう」


ミカサ「その人は言った」

ミカサ「資金不足なので高く買ってくれるなら効果をプラスしてくれると」

マルコ(いやな予感)

ミカサ「心から私を愛するように、一生効果が続くようにと頼んだ」

ミカサ「私も、こんな怪しい薬を信じていた訳ではない」

ミカサ「けれど、もし効果があるのなら」

ミカサ「少しくらいエレンの心を動かしてくれはしないかと」


ミカサ「エレンが少しでも私を気にして、くれれば良いと・・・」

アルミン「ミカサ・・・」

>>16、18
ありがとう!w
すごくゆっくりだけど終わらせるよう頑張る
ジャンはたまには報われても良いと思う
あとジャンミカは王道シチュエーションが結構似合うと思うんだ


ミカサ「けれど、結局はジャンの口に入ってしまい、効果はあった」

ミカサ「エレンは元のままで、関係のないジャンを巻き込んだ」

ミカサ「ライナーの言う通り、薬に頼ったのがいけなかった」シュン


ベルト(関係なくはなかったんだけどね・・・)


ライナー「ま、まあそう自分を責めるな!お前の気持ちは分かるよ」アセアセ


マルコ「でも、その薬、どうしてジャンが飲んでしまったんだい?」

マルコ「こう言っては悪いけれど、きみがそんなミスをするとは思えなくて」

そもそもエレミカが幼なじみ王道だから仕方ないね
でもこのスレはジャンミカで書くよごめんね
もうちょっと書けるかと思ったが今日はここまでで

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