エレン「アルミン、ちょっと歌ってくれ」(71)

アルミン「いやだ」

エレン「即答かよ。ライナー絶賛してたぞ」

アルミン「僕にとってはコンプレックスなんだよ」

エレン「じゃあ何でライナーに歌ったんだよ」

エレン「まさか…お前…」

アルミン「」ゲシゲシ

エレン「冗談だ!蹴るな!」

エレン「…で、何でなんだ?」

アルミン「しつこい男は嫌われるんだよエレン」

エレン「でもな…

アルミン「嫌われてまで理由が聞きたいのかい?覚悟はできてるんだろうね?」

エレン「怖ぇよ…そんなに大袈裟な話でもないと思うんだけどな…」

格闘訓練

エレン(うーん…)

アニ「動き止まってるよ」ブン

エレン「ぐぇ!」ドシ-ン

アニ「どうしたの一体」

エレン「考え事してたんだ」

アニ「珍しいね、アンタが考え事なんて。巨人の事しか考えてないと思ったよ」

エレン「ひどい言い草だな…」

エレン「実はアルミンの事なんだ」パッパッ

アニ「アルミンがどうしたの?」

エレン「いやな、アルミンがライナーに歌を歌ったらしいんだけど、その事を話してくれないんだ」

アニ「…くだらない」

エレン「でも気にならねえか?」

アニ「…」

アニ(確かに…アルミンってどんな歌を…
美声?男声?女声?女の子みたいな顔してるから女声かな?
でもそれは安直すぎるか…あ、美声と女声は一緒か?え?あれ?)

アニ(……ああもう!)ワシャワシャ

エレン「おーいアニ?大丈夫か?」

アニ「………うん」

アニ「…確かに気になる」

エレン「じゃあアニから頼んでくれ!」

アニ「私じゃ無理だと思う。それに」

エレン「それに?」

アニ「ライナーに頼めばいいと思う」

エレン「あっ!」アッ!

エレン「いわれてみれば…ライナーには一回歌ってんだからいけるかもしれねえ!」

アニ「…気づかなかったの?」

エレン「……」ショボ-ン

訓練終了

エレン「アニ!行くぞ!」

アニ「うん」

アルミン「…」チラッ

エレン「ライナー!」

ライナー「おう、どうしたんだ2人で?」

エレン(アニ!)

アニ(わかってるよ)

アニ「ちょっとあの倉庫の裏に行こう」グイ

ライナー「なぜだ?」

アニ「人の目があるからに決まってるでしょ」グイグイ

エレン「おとなしく来てくれライナー」

ライナー「はは、モテる男はツライな!」

倉庫裏

ライナー「で…何だ?愛の告白か?」

アニ「うぬぼれるんじゃないよゴリラ」

ライナー「…結構ハートにきたぞ…」

エレン「ライナー、アルミンから歌を歌ってもらったんだよな」

ライナー「ん…ああ」

エレン「じゃあ…

ライナー「すまん。その事はアルミンから口どめされているんだ」

エレン「はぁ!?何だよそれ!」

アニ「落ち着いて」グルン

エレン「」ア- ドシン

エレン「くそ…」マングリガエシ

アニ「余程知られたくないみたいだね」

ライナー「すまん、さっき言われたんだ」

エレン「そうか…アニ、別の方法を考えようぜ」マングリガエシ

アニ「うん……その体制やめなよ」

エレン「意外と起き上がりにくいんだよこれ」ノソノソ

寮の近く

エレン「どうしよう?」

アニ「…周りをこっち側に引き入れるのはどう?」

エレン「おお!いいなソレ!」ピコ-ン

アニ「少しは自分で考えなよ」

エレン「面目ない…」

エレン「そうと決まれば…まずはジャン辺りだな。行こうぜ」

アニ「わかった」

寮内部

エレン「ジャン!ちょっと待つジャン!」

ジャン「…」スタスタ

エレン「ち、ちょっと!本気で待ってくれ!」

アニ「私からも頼む」

ジャン「何だよ…」

アニ「あんた、アルミンがどんな感じで歌うか気にならない?」

ジャン「どうでもいいな」

エレン「な…!どうしてだよ!気にならねえのか!!」ガッ

ジャン「ああ!?胸ぐら掴むな死に急ぎ野郎!」ガッ

アニ(結局こうなるのか)

アニ「二人とも落ちついて」マワシゲリ

エレン「うぁっ!」

ジャン「いぁぅ!」

エレン「み、溝に…」オェ

ジャン「痛ぇ…」

アニ「すぐに喧嘩売る癖治したほうがいいね」

エレン「だってよぉ…」

アニ「口応えしない!」ゲシ

エレン「」ヒェ-

ジャン「あの…俺行っていいか?」

アニ「…忘れてた」

アニ「アルミンの歌に興味ないなら別にそれでもいいんだけど、頼みたい事がある」

アニ「アルミンの歌関連のお願いは断ってほしい」

ジャン「面倒くさいのは嫌なんだが」

エレン「ああ!?さすが武道館で歌う人の態度は違いますなぁ!少しの事ぐらい快く受けれねえのか!!」

ジャン「何だ死に急ぎ野郎!そこまで喧嘩したいのかよてめぇは!!」

アニ「……ハァ」

アニ「ちょっと…」

エレン「馬面野郎!!」

ジャン「童顔野郎!!」

アニ(子供の喧嘩みたいだね…)

アニ「」ザッザッ

エレン「大体お前夜うるさいんだよミカサミカサって…

アニ「エレン」

エレン「何だよいまh…ドン!

エレン「ア-!!!」バタッ

ジャン(すげぇ…あんなのくらったら尻が使えなくなるぞ…)

アニ「アルミンの件は頼むよ。じゃあ」ズルズル

ジャン「…仕方ねぇな…」

エレン「俺が何をしたっていうんだ…」

アニ「おもいっきり喧嘩うってた」

エレン「あれは条件反射で…」

アニ「もういいから、次は?」

エレン「一人一人説得するの面倒くせえな。読んでくれている方も飽き飽きするぞ」

アニ「何の話?」

エレン「こっちの話だ」

エレン「コニーのとこ行こうぜ。基本サシャと一緒だからまとめて説得だ」

アニ「そう。じゃあいこうか」

エレン「あ、ちょっと!」

アニ「?」

エレン「動いたら…ピ-が漏れそうなんだが…」

アニ「乙女の前でよくそんな下品な事言えるね」ピキピキ

ス、スマン

ア!チョット!ヤメテクレ!ムリダ!

グアァァァ!!

エレン「コニー、サシャ!」

コニサシャ「はい?」

エレン「アルミンの言う事には耳を貸すな!」

コニサシャ「了解!」

アニ「大ざっぱすぎる」

エレン「次は…クリスタとユミルだな!」

アニ「ミカサを忘れてるのはわざと?」

エレン「そうだ!ミカサもいたんだったな!」

アニ「…私はクリスタ達を説得するからあんたはベロロントをお願い」

エレン「アニ!名前を間違えるなんて失礼だろうが!トルトルトだ!」

アニ「そうだったっけ?…まぁ頼むよ」

アニ(どこにいるんだろう…)スタスタ

アニ「…あ」

アルミン「」

クリスタ「」

ユミル「」

アニ「何喋ってるか聞こえないな…」コソコソ

アルミン「………だからそれを……」

アニ(よしよし聞こえてきた)

クリスタ「私も……少し………」

ユミル「………だな。………くれねえか…」

アニ(途切れ途切れでしか聞こえない…くそ)

アルミン「………わかった………のむ…」

ユミル「………むいたらな……」

アニ(…殆どわからない)

アニ(既に手を回してるとは…)

アニ(…クリスタに頼めばいいかも…)

アニ(クリスタだって気になってるハズ!理性は好奇心には勝てない!…と思う)

アルミン「」スタスタ

アニ(行った…いこう)

クリスタ「ちょっと気になるね〜スタスタ」

ユミル「意外とず太い声だったりしてな」スタスタ

アニ「止まれ!」バッ!

クリスタ「きゃ!」

ユミル「うわ!」

ユミル「アニかよ…驚かすな」

アニ「クリスタ、ちょっとついてきてくれ」

クリスタ「ど、どこに…」

アニ「アルミンの所だ!」グイ

ユミル「もしかして歌の事か?」

アニ「ああそうだよ」

ユミル「私も気になるからな。一緒にいく」

アニ「頼みは無視するんだね」

ユミル「やっぱ気になるからな」

アニ「よし」ズルズル

クリスタ「ちょ、ちょっとー!」

ユミル「クリスタだってやっぱり知りたいだろ?」

クリスタ「それは…まぁ…」

ユミル「決まりだな」

食堂付近

アニ「アルミン確認」

ユミル「いけクリスタ!」

クリスタ「うん!」

その頃

エレン「頼む!」

ベルトルト「……」

エレンは頑張っていた

クリスタ「アルミン!」

アルミン「どうしたの?用事?」

クリスタ「あの…その…歌を歌ってほしいな〜なんて…」

アルミン「…ええ」

クリスタ「やっぱり駄目かな」

アルミン(エレンは親友だからあんなキツい言い方ができた。でもクリスタは…)

アルミン(断りづらい…)

クリスタ「お願い!」ヒッサツ!ウワメヅカイ!

アルミン「…わかったよ…」

クリスタ「やったぁ!ありがとうアルミン!」

アニユミ((よっし!))

その頃

エレン「頼む!」ドゲザ

ベルトルト「土下座なんてしないでよ!もう!」

エレン「頼む!」タノム!

ベルトルト「…まあ…たまにはいいかな(これぐらいなら大丈夫だろ…それに個人的に気になるし)」

エレン「ありがとうトルトルト!」

ベルトルト「はは…ベルトルトね…」


無 駄 な 努 力

すみません。
言い訳をさせてもらうと非常に忙しかったんです。けっして忘れてたわけじゃ(ry

クリスタ「じゃあ早速そこの食堂で聞かせてよ!」

アルミン「食堂で?」

クリスタ「ちょっと友達呼ぶから広いほうがいいでしょ?」

アルミン「えぇ…クリスタだけじゃないの…」

クリスタ「えへへ…じゃあ呼んでくるから!」タタタ

アルミン「何て1日だ…」

ユミル「よくやったクリスタ!完璧だ!」

アニ「よし」

クリスタ「じゃあ行こうか」

ユミル「あー待て待て」

クリスタ「?」

アニ「?」

ユミル「せっかくアルミンの歌が聴けるんだ、大勢呼んでこようぜ」ニヤ

クリスタ「でもちょっとって言っちゃったし…」

ユミル「そんぐらい構やしねえよ。さ、皆を呼んでこようぜ!」

食堂

アルミン「何この人数…」

ガヤガヤ ザワザワ

クリスタ「ごめんねユミルが調子に乗っちゃって…」

アルミン「頭が…」

ユミル「よっし」ザッ

ユミル「」スゥ

ユミル「お前らぁぁ!アルミンの歌を聴きたいかぁ!」

ウオオオオオ!!!

ユミル「アルミンをprprしたいかぁ!」

オオオオオ!!!

アルミン「何かの宗教かなこれは」


クリスタ「はは…」

ユミル「アルミンにキスしてもらいたいかぁ!!」

ミーナ「おおお!!!」

キース「おおお!!!」

マルコ「おおお!!!」

ライナー「おおお!!!」

アルミン「教官までいるし…」

クリスタ「何故かついてきたの」

ユミル「さあ存分に叫んだところで!!いよいよアルミンのごろ登場だぁ!!」

ウワアアアアアア ケッコンシテクレェェェ

アルミン「こわい…」

クリスタ「アルミンって凄い人気あるんだよ」

アルミン「そうだったの…」

“ろ“入りませんでした恥ずかしい

アルミン「ど…どうも」トコトコ

ウオオオオオオオオオオ イエアアアアアアア

ユミル「はいはい押さないで押さないでー」ピ-ピ-

ユミル「おらマイクだ」ポイ

アルミン「ああ…うん」パシ

アルミン「えーと…」カチカチ

カンワエエエエエエ ウワアアアアア

ユミル「あーあー。ちょっと落ち着けお前ら!歌が聴けなくなるぞー!」

シ-ン

アルミン(一瞬で止まった…)

ユミル「じゃあ頼むぜアルミン」

アルミン「うん…どこいくの?」

ユミル「ちょっと一儲けの準備をな」

ユミル「クリスタァ!」

クリスタ「はーい!」

バン

アルミン(暗くなった)

ピカ-

アルミン(と思ったら僕にスポットライトが当てられた…恥ずかしいな)

クリスタ「さあ!皆さんお待ちかね!訓練兵屈指の男の娘!アルミン•アルレルト!」

クリスタ「その可愛い容姿で多方面からファンが多いアルレルトくんはどのような歌を歌ってくれるのでしょうか!
遂に禁断のベールが脱がされます!」

アルミン(何その紹介文)

クリスタ「では…」

クリスタ「アルミン•アルレルトで、{二人の季節}」

テ-レテレ-テ-テテ-テ-レテレレレ-

アルミン「」スゥ

♪窓越し、歩く君の背中、ずっと見つめていた。

♪今より強くなりそうな雨から、目を背けた

オオオ…

♪君が近すぎて気づかなかった。夢で見たさよならがいたむ

♪今頃わかったよ、君の涙で。もう二度と逢えない、君を傷つけない、約束もできない。引き留める手はもうない

本当にあるので聴いてみて下さい
アルミンの声優さんが歌っています

テレテレテ…テ-

…………ウ

ウオオオオオオオオオオ

クリスタ(凄い歓声!)

アルミン(疲れた…)

ユミル「はいはい、こちらに注目!」バンバン

ユミル「今アルミンが歌った、二人の季節 をCDにしたぞ!買った買った!」

ナンダトオオオオオ オレガカウ! オレガサキダアアア

クリスタ「録音してたみたいだね…」

アルミン「一儲けってこの事か…」

ソレハオレノモノダ! ウワアアアア

クリスタ「女の子みたいな声だったね」

アルミン「…だから嫌なんだよ、歌うのは…」

クリスタ「でも格好よかったよ?」ニコ

アルミン「うん、ありがとう」ニコ

後日

エレン「はあ!?歌ったのかよ!?」

ベルトルト「」ポカ-ン

アルミン「エレンいなかったんだ」

エレン「嘘…だろ…」ガク

ベルトルト「」ポカ-ン

エレン「……」

エレン「…なぁ一つ聞きたいんだが」

アルミン「何?」

エレン「最初どうしてライナーにだけ歌ったんだ?」

アルミン「…物に釣られたんだよ」

エレン「物?」

アルミン「」つ本10冊

エレン「すげえ…これ全部ライナーからか」

アルミン「恥ずかしい話だけどね…」

エレン「そんな…くだらない理由だったのかよぉ!!」

ベルトルト「」ポカ-ン

おわり

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