女「これは…男君の書いたss!?」(78)

立つかなー

女「くぅ~疲れましたwじゃないけどほんと受験勉強は疲れるなあ」

女「はぁ今日も頭使った使った」

女「よしっ」

女(さてと、じゃあいつも通りss漁りでもしようかな)

女(毎日勉強勉強で疲れるけど最近の寝る前の日課はssを読むこと)

女(私が2ch見てるなんて友達には絶対言えないけどね)

カチカチ

女(どれどれ…『俺「一目惚れした」』?)

女(なんともストレートなタイトル)

女(取り敢えず読むか…)

~~~~~女の見ているss

女「えっと…名前は女といいます。
え、特技ですか?特技というか…趣味は料理とかかな」

女「あっあとB中出身で同じ出身の子はこのクラスにいないみたいなので宜しくお願いします」

ワイワイガヤガヤ

先生「はいっじゃあ次」

俺(!!!…かっわいいな。名前は女さんか…)ポー

先生「おーい、次は俺だぞー」

俺(周りの奴ら見るとみんな可愛いと思ってるみたいだな)

俺(優しそうで声も可愛くてなんか…ウサギみたいな?)

先生「おいおい俺?ちょっと女、声掛けてくれ」

女「え?あっはい」

クスクス

俺(こんな子は直ぐ彼氏できちゃうだろうなーてかもういるか)

俺(女さんの席の後ろなんだし後で話し掛けてみ…

女「あの…俺くん?」

俺「え!?」

俺(女さんに話し掛けられた!?)

俺「え、どしたの?」//

女「あの…次俺君だよ?」

俺「あっ!」

ワハハバカダロ

俺(くそっ恥ずかしい…入学早々恥かいた)

ガタッ

俺「えと、俺といいます。C中出身で趣味?はうーん釣りとかかな」

俺「取り敢えずよろしく!」

先生「おいおい適当だな」

キーンコーンカーンコーン

先生「おしっじゃあ続きは次の時間な」

ハーイ

~~~~~~~~~~~~~

女「ふーん、なかなか面白い…?かも」

女「なんか女の子可愛いし」

女(でも実際こんな天使みたいな子いないけどね)

女(『続きはよ』っとな)ポチッ

女(でもなんかこれ読んでると入学した頃を思い出すな。あんまり覚えていないけど)

『レスありがとうございます!書き溜めてないので遅くなるかもです』

女(レスはやっ!ふ~ん、まあいっか)

リロード

女(おっ更新きた)

~~~~~女の見ているss

俺「あの、女さん!」

女「え?」

俺「さっきはさ、なんかごめんね声掛けさせちゃって」

女「ふふ、全然大丈夫だよ」ニコ

俺(ふおおお!笑顔も可愛いな)

俺「俺馬鹿でさ!はは」

女「そうかな?見えないよ?」

俺「はは」

しーーーん

俺(やべぇ!俺のコミュ力がなさ過ぎる)

俺(何話したらいいんだ?)

俺(そうだ、思い切ってアドレスでも聞いてしまえ!)

俺「あのさ!女さん携帯とか…持ってるかな」
(普通高校生なら持ってるよ、わざわざ聞いてしまった)

女「うん、持ってるけどどうしたの?」

俺「あの、良かったらアドレス交換しない?」

女「えっうん私でいいなら」///

俺「やったありがとう!」

女「ふふ」ニコニコ

一旦離れます




俺(女さんのメアドGETできた!このクラスで絶対最速だな)

俺(でも入学早々メアド聞くなんて俺はチャラいナンパ師かよ)

俺(多分これが俗に言う一目惚れってやつかな…)

俺(よし!明日からもっと女さんと仲良くなれるように頑張ろう)

~~~~~~~~~~~~~

女(『すみません眠いので寝ます』かあ)

女(もうっ続き気になるのに)

女(てか、メアド聞くって今時はLINEじゃないの?)

女(まぁ士気を出させるために『乙。続き待ってる』っと)ポチッ

女(じゃあ私もそろそろ寝ようかな)

女(…なんかこのss見てると男君のこと思い出しちゃうな)

女(男君とクラスが離れてもう二年か…)

女(あの頃が懐か…眠い、もう寝ようっと)




女(うわー遅刻遅刻!)ドタドタ

女(久々に寝坊なんてしちゃったよ)

女(なんか昨日は男君のこと考えながら寝たからか夢にでてきちゃって…)

男「おはよー女さん!」

女(えっ男君!?)

女「お、おおオハヨー///」
(どうしよう緊張する…久々なんだもん)

男「女さんが遅刻しそうとか意外だね」

男「じゃあ俺も遅刻しそうだからまたね!」

女「ウン、バイバイ」

女(男君と話したの…久しぶりだな)

女(それに元々男の子苦手だから変な話し方になっちゃったし)

女(初めて会った頃なんて私ただニコニコするしかできなかった記憶が…変人じゃん)

女(まぁもう男君は私のことなんて…ね)

キーンコーンカーンコーン

女「うわっ本当に遅刻だいそがなきゃ!」

女(初めて会った頃なんて私ただニコニコするしかできなかった記憶が…変人じゃん)

女(まぁもう男君は私のことなんて…ね)

キーンコーンカーンコーン

女「うわっ本当に遅刻だいそがなきゃ!」




ポニテ「あっ女おはよー」

女「おはよう~」

ポニテ「今日遅刻なんて珍しいね」

女「えへへ、ちょっとね」

ポニテ「しかもなんか顔が赤いぞ?」

女「えっうそ…」///

ポニテ「ふふ、更に赤くなった。男とでも会ったの?」

女「な…!?何で分かるの?」

ポニテ「ん~まぁこれでも三年間女と友達だからかな」
(本当は窓から見えてたんだけどね)


女「恥ずかしい…そんなに私バレバレかな?」

ポニテ「私には分かるだけだよ多分」

女「そんなもんか…」

ポニテ「付き合っちゃえば良かったのにね」

女「なっ!?」

ポニテ「付き合っちゃえば良かったんだよ、だってあんなに仲良かったのに」

女「…あの時私は馬鹿だったの」

ポニテ「もったいないねーまだあんたはこんなに好きなのにね?」

女「うっ…うう…」
(なんでポニテには全部お見通しなのよ~!)





カリカリカリゴシゴシ

女「う~ん、疲れた」

女(けどまだまだ勉強量足りないなあ)

女(それにしても男君が昔言ってた志望校目指して勉強頑張るなんて私ってほんと馬鹿だなー)

女(一年生の時言ってたことなんだから多分変わってるだろうに)

女(でも、あの時した約束が忘れられない、なんてね)

女「はー」

女(とりあえず今日も更新確認と)パカ

女(おっ更新きてるきてる)

女(なんかそこまで面白くないんだけど気になるんだよね)

女(何々…?)

~~~~~女の見ているss

俺「よっしゃメールするぞ!」

俺(どんな文章打てば好印象かな)

俺(あからさまな好き好きオーラは出さないようにしなきゃな、あくまでお友達として仲良くしたいように見えるように)


こんばんは、俺です。
今日はいきなりメアド聞いちゃってごめん(>人<;)
明日から早速授業始まるけど一緒に頑張ろうな!

俺(これで…いいだろうか!?おかしかないかな?軽くないか?)

俺(いいや、迷っててもしょうがねえ!送る!)

ピロリン

俺(よし、あとは返事を待つのみ)

15分後


俺「まぁ、まだこなくて当たり前。これぐらい普通普通!」

30分後


俺「女じゃあるまいし直ぐに返信こなくてもよゆーよゆー」

チュンチュン


俺「……結局こなかった。携帯握りしめて寝るとか俺は西野カナかよ…」

俺(やっぱり鬱陶しがられたのかな)

俺(もう失恋かあー)





ワイワイガヤガヤ

幼馴染「はよー」

俺「おう、おはよ」

幼馴染「お前さ」

俺「うん?」

幼馴染「昨日早速女の子のメアドGETしやがったな」

俺「えっ何で知ってんだよ…」

幼馴染「昨日の自己紹介後デレデレしやがってて面白かったから観察してた」

俺「なんでだよ!」

幼馴染ってのは男の幼馴染ってことです

幼馴染「くそう、お前はえーよ」

幼馴染「どうせ俺なんか一生童貞なんだ…」

幼馴染「俺なんか一生童貞なんだあああああ!」ガシッ

俺「うわっ掴みかかるなって、俺だって勇気出したんだぞ!しかも昨日なんかメール結局…

女「あの、俺君」ヒョコ

俺「え、」

女「おはよう」ニコ

俺「おは、おはよ」

幼馴染「くそう、お前はえーよ」

幼馴染「どうせ俺なんか一生童貞なんだ…」

幼馴染「俺なんか一生童貞なんだあああああ!」ガシッ

俺「うわっ掴みかかるなって、俺だって勇気出したんだぞ!しかも昨日なんかメール結局…

女「あの、俺君」ヒョコ

俺「え、」

女「おはよう」ニコ

俺「おは、おはよ」

女「昨日、なんだけどね」

俺「うううん」

女「実は」

俺「おう」

女「携帯学校に忘れちゃっててメール今気付いたの!ごめんね」

俺(なんだ、良かった…!嫌われていなかった!)

にょき

ポニテ「ねえ、この子ったらほんとドジだよね?」

俺「えっ?」

俺「えと、ポニテさんだっけ…?」

ポニテ「うん、そうだよ!私たち昨日友達になったばっかりなんだけどこの子凄い抜けてて」

ポニテ「しかもすっごい鈍感でさー」

ポニテ「何も無いところで転んだりさ」

ポニテ「なんか可愛いよね!」

俺(全面同意!)

女「やめてよ~ポニテちゃん!」

女「恥ずかしいって」

ポニテ「だから、ちゃんつけなくていいよ~」

きゃっきゃうふふー

俺(…照れた姿もいいな)

幼馴染「まぁ、なんか知らんが良かったな俺」

俺「うん、幸せー…」

幼馴染「くそう…」

幼馴染「あと、ポニテさん、可愛いな」

俺「はは、お前が好きそうなタイプだよね」

幼馴染「あのポニーテールが堪らないな…」

俺「ちょっと、気持ち悪いな」

幼馴染「へへ…」デレ

~~~~~~

女(……やだなぁ)

女(まさか…ね)

女(俺君が2ちゃんなんてやるわけないし、自意識過剰すぎ、だよね)

女(しかも私はこんなに可愛くないし!ウサギみたいなわけあるか!)

女「あーもういいや寝よ寝よ」

女(でも、もしこれが仮に俺君が書いていたとすると?最後はどうなるの)

女(あんまりいい終わり方じゃない…よね)

女(逆に考えれば今の俺君の気持ちが分かるかも?)

女(まあ、仮の話!寝る!)

女(……だけど俺君が今でも私を好きでいてくれれば、いいのに…な…なんて…)





女「うわあどうしよう数学の教科書忘れちゃった…」

ポニテ「ええ、本当に!?アイツに当てられて答えられなかったらヤバイよ!前泣いてた子までいるし…」

女「だよねえ」

ポニテ「何とかしないと」

女「うう…しょうがない隣のクラスに借りてくる!」

ポニテ「うん、それがいいよ。いってらー」ヒラヒラ

ポニテ(…でも、男のいるクラスには絶対いかないんだよね女は)

グイッグイッ
女「あれっ?ドアが開かない?」

女「あっもしかして体育かな、困ったなあ」

女(もう一つのクラスは男君がいるからなんだか入りずらくて)

女(かといってもう階段上がる時間もないし)

女(よし、どうせ唯の私の自意識過剰なんだから勇気を出して行こう)タタッ

ガラッ

女(…眼鏡ちゃんどこかな)キョロキョロ

女(えっと…あっいた!「眼鏡ちゃ…

男「あれっ女さん!」

女「エッ」

男「へへ、なんか最近良く会うね!」

女「う、うんそうだね。なんだかこうして話すの久しぶり、かも」//
(やっぱりまた会っちゃったよ…)

男「俺さ、女さんとまた話せたら話そうって思ってたんだけど…

女「あの、ごめんね、急いでるから!」ダッ

男「え……」





今日は酷い一日だった。
俺君にはつい冷たくしちゃったし。
久しぶりにマトモに話したからなんかどうしていいのか分からなくて。
だって私の時間はあれからずっと止まっているから。
しかも結局教科書は借りられず先生に皆の前で嫌味を言われてちょっとショック。

ゴロゴロ

女(……あ、ss)ムク

女(更新してるのかな)

ポチッ


『すみません、もうこのssは書けないかもしれません。乗っ取りとかokなんで好きにしちゃってください』

女(ええっなんで!?もしかして私が今日冷たくしたから弱っちゃった!?)

女(そんな、本当に俺は君かは分からないけどでも…)

女(気になるよ…)

女(とりあえずレスは『諦めないで頑張れよ。応援してるぞ』こんなんでいいかな?)

ゴロッ
女(ねむ、もう、早くレスこないかな…)ウトウト…

ーーーーーー
ーーーー
ーー

女の見ている昔の夢

男「女さんはさ、もう将来のこととか決めてるの?」

女「え、私?」

男「うん、まだ高1だけどさ」

女「うーん、実はあんまり決まってないんだ」

男「そっか」

女「でもね、私子供が好きだから教育とか保育とかに少し興味があるかな」

男「へえ、優しいし思いやりがあるし女さんにはぴったりじゃん!」

女「え、そうかな?」

男「うん、俺はいいと思うよ!」

女「…ありがとう///」

男「…」

女「男君は、どうなの?もう決めてるの?」

男「いや、実はなんか照れ臭いんだけど昔からの夢があってさ」

女「うん」

男「俺の親父実は設計事務所やってるんだ」

女「へえ!そうなんだ始めて聞いた。なんだか凄いね」

男「そんないいのもじゃないんだけどね。昔から親父を見ててさ、ずっと憧れてたりしてたんだ。こう、自分だけのビジョンを現実にする感じがかっこ良くてさ」

男「自分で言っててなんか照れるんだけどね」

女「そうなんだ…なんか夢があるって素敵だね」

男「ありがとう。だから勉強頑張って一級建築士の資格も取っていつか自分の家を建てる!これが夢かな」

女「ふふ、じゃあ勉強がんばらなくちゃね」

男「うん、勿論そのつもり。実はそのために俺、C大に行きたいんだ」

女「C大!?」

男「うん、かなり難しいかもしれないけど…」

女「凄く上を目指すんだね」

男「うん」

女「私も何か目指すものがあればいいんだけどなぁ」

男「そっか…」

男「あ、そういえばここの大学教育とかの学部もあるみたいだよ?」

女「えっそうなんだ」

女「ちょっと…興味あるかも」

男「じゃあさ、とりあえずこの大学を女さんの目標にするってどう?」

女「えっ!?」

男「そんなに真剣に考えずに俺と一緒に頑張ろうぜ、みたいな…ごごめんダメかなそんな急に言われてもって感じだよね」

女「う、ううん!そうする!」

男「え、別にいいんだよ?」

女「それに同じ大学行けたら絶対楽しいよ!」ニコ

男「え…///」

女「勉強頑張る目標できた!ありがとう!」

女「一緒にC大に行く、約束だよ?」

男「う、うん」

女「ゆーびきーりげーんまーんうーそつーいたらはーりせんぼんのーます!ゆーびきった!」

男「…」ゴク

男「あのさ俺…」

ピロリン

女「あっお母さんからだ!」

女「えーと、何々?あっ!ごめんね今日買い物して帰らなきゃダメなんだった!もう帰らなきゃ…」

男「」ハッ

男「そっか、そうだねもう遅いし帰らなきゃな」

女「うん、じゃあ今日はありがとうまた明日ね」

男「こちらこそ!また明日」

~~~~~~

女「ん…」パチッ

女(う~ん懐かしい夢…)

これは、男君と仲良くなって始めの頃の夢。

だんだん上手く話せるようになって会話も弾んできて楽しかったな。

私は今だにあの約束を覚えている。

といっても勝手に私が盛り上がっちゃっただけなんだけどね。

きっともうこの頃には男君は私のこと好きでいてくれたんだろうな…

女(あっレス、来てるかな?)


『ありがとうございます。もうちょっと頑張ってみます』

女(良かった…これで続きが読めるね)

女(『おう、頑張れよ』っと)

女(あー、なんか恥ずかしくなってきた…おうって何よおうって…)

女(しかし、受験生がこんなの書いてて大丈夫?息抜きなのかもしれないけど)クス

女(てかもうこの<<1が男君だと確信している自分がいる…)

女(あっ二年前だからLINEじゃなくてメールなのかぁ)

女(にしても私のこと美化しすぎだよ)

女(あと私のことか、可愛いと思ってくれてたんだね俺君は…///)

女「…よし、起きる!」ガバッ

~~~~~

それから何ヶ月かが経って周りもかなり受験モードになっていった。

それでもssの方は相変わらずチビチビと更新されていて、私はいつもレスをつけて応援していた。

ssの内容はかなり事実に即していて何故そんなに覚えているのかとちょっぴり引いた日もある…かも。


それでも男君の当時の気持ちがさまざまと伝わってきて、恥ずかしいような、照れ臭いような、だけど嬉しかった。

まさか私に見られているなんて俺君は思ってもないだろうけどね。

でも結局彼の今の気持ちは綴られたことはないし、まだこれがノンフィクションだとは言っていないからこのスレの住民は勿論作り話だと思っている。

そしてチビチビと更新を続けたこのssはなかなかの人気を博してついにあの日の話となった。

一年生の時の終業式の日だった。

さまざまとじゃなくてまざまざとだ…恥ずかしい

~~~女の見ているss

先生「よし、じゃあ解散!」

ザワザワガヤガヤ

俺「ねぇ女さん!」

女「うん?」

俺「今日も放課後古典教えてくれないかな?」

女「うん、全然構わないよ」ニコ

女「てか最近の放課後の日課みたいなものだよ」

女「私だって数学教えて貰ってるし、しかも男君のほうがずっと頭いいのに」

俺「いやいやそんなことないって、じゃあ掃除終わったらまた教室で」

女「おっけー」ヒラヒラ


俺(よっしゃー今日も放課後のお時間頂きました!)

ポニテ「なんか嬉しそうじゃん」ニョキ

俺「うわっ!」

俺「いつもポニテはいきなり出てくるからビックリするよ」

ポニテ「ごめんごめん、最近男ってば女のこと独り占めしてずるいなーって思ってさ」

俺「独り占めなんて….」ニヤ

ポニテ「もうったまには私にも貸しなさいよ!」

俺「はいはい、じゃあポニテには幼馴染をやるよ」

ポニテ「え、やだよ」

俺「そ、そうか…」(ごめん幼馴染)

ポニテ「ねぇ早く付き合っちゃいなよ」

俺「えっ!?」

ポニテ「それだけ仲いいんだし、みんなとっくに付き合ってると思ってるし」

俺「いやいや、多分女さんは俺のこと唯の友達としか…」

ポニテ「そーかなあ?
あっでも確かにあの子恋とかしたことないし良く分からないって言ってたからその可能性もあるかもね」

俺「うっ」グサ

ポニテ「あは、ごめんごめん変なこと言って。私はちゃんと男のこと応援してるから」

ポニテ「早く気持ち伝わるといいね」

男「そうだな、ありがとう」

男「出来るだけ頑張るわ」

幼馴染「あっ男~今日も一緒に帰らねーの…ってポニテさんだ!
ポニテさんばいばーい!ポニテさーーーん!」

ポニテ「うわ、ウザいのが来たからもう行くね!」タタッ

男「はは、じゃあな」

幼馴染「ポニテさん待って一緒に降りよーよー!」





女「えっと、ここの単語がこれの縁語になっててね」

男(女さんの睫毛って長いよなー…)

男(唇も桜色で何も塗ってないのにツヤツヤしてて)

男(髪も光が当たるとちょっと茶色がかって見えて凄い綺麗だよな)

女「それでこの作者はーー」

男(声も高すぎず低すぎず心地よくてー)

女「男君?聞いてる?」

男「!」ハッ

男「ごめん、ついぼーっとしてた」

女「もう、ぼーっとしちゃダメだよー」

男「はは…」(女さんをガン見してましたなんて言えないな)

女「集中力切れたんなら何か飲み物でも買いに行こうか?」

男「あっそれもいいかも」

女「じゃあ行こっか」

トタトタトタ

男(ポニテには頑張るとは言ったけど、早まっちゃ元も子もないよなあ…)

男(じっくり距離を詰めるのが一番…なはず)

男(焦らずに焦らずに)


女「えーっと、どれにしよーかなぁ」

女「ココアかそれともほっとレモンか」

女「ねえ、男君はどっちがいいとーー」ツルッ

女「きゃっ!?」

男「!?」

ドサッ

男「女さんだいじょうb」

女「あたた…ごめんね男君こそ痛くなかった?」

男「へ…!?」

男(近い!近い!顔が近い!息がかかりそうだ!)///

男(そして可愛い!瞳がウルウルしている。
女さんこんなに目が大きかったっけ?肌も白かったっけ)

男(なんかいい匂いまでする!女の子の匂いだーーー!)


男(…無理だこの思いは止められんー!)

ぎゅっ

男「女さん」

女「!?」

男「ずっと好きでした。俺と付き合って!」

女「え!?」

女「えええ!?」

男「ごめん、まだ言わないでおこうって思ったんだけど我慢できなかった…」

女「えと……ごめんなさい!」ダッ

男「あっ…」


そして俺の春は散った…

756.俺◆RuSHsoqir

すみません、実はこれ実話なんです
俺は今でも彼女のことが好きで最初はラブラブ捏造ssでも書いて慰めにしようとしてたんですがいつのまにかこうなっちゃって、もうこの先は書けそうにありません…orz

757.以下、名無しが深夜にお送りします

まじかよ

758.以下、名無しが深夜にお送りします


俺は分かってた(・∀・)

759.以下、名無しが深夜にお送りします


全然気づかんかったは
もう一回アタックしてラブラブハッピーエンド書いてくれ

~~~~~~~~

女「……///」

女(予想以上に恥ずかしかった)

女(そしてやっぱり私酷いこと…したな)

あれから私はあのまま逃げ帰ってしまった。

あの日が終業式だったからそれからはもう会うこともなくクラスも変わって目も合わせなくなった。

あの日彼を置いて駆け出してしまったことを今でも後悔している。

私はまだまだ子供で恋とか恋愛とかよく分からなくて、抱きしめられた時男君が急に知らない男の人になってしまったようで怖かったのだ。

女(……でも、それから意識するようになって、やっとこの気持ちは恋なんだって気付いた)

女(遅すぎたよね…)

女(だけど、今でも男君がわたしのこと好きでいてくれてるって分かって死ぬほど嬉しい)

女(この気持ち…伝えたいよ)

女「よし!」ムク

770.女◆DDFueWjlf

男君私です!


771.以下、名無しが深夜にお送りします

まさかの本人降臨キター?wwww


772.以下、名無しが深夜にお送りします

もうやめて!とっくに>>1のライフはゼロよ!


773.俺◆RuSHsoqir

ごめん、そういうの止めて…(´; ω ; )


774.女◆DDFueWjlf

じゃあ今からメールするから会おう!

775.以下、名無しが深夜にお送りします

修羅場か…?

776.以下、名無しが深夜にお送りします

マジだったらやばいな

778.俺◆RuSHsoqir

ガチで来ました

779.以下、名無しが深夜にお送りします

きたか…!!

  ( ゚д゚) ガタッ
  /   ヾ
__L| / ̄ ̄ ̄/_
  \/   /

780.以下、名無しが深夜にお送りします

釣り乙

~~~~~~~

女(ついノリで送ってしまった…)

女(しかもA公園に来てとか男君家から遠いし来ないかも…)

女(返信来ないけど呼び出しちゃったの私だし行くしか…)

女(メールきたって言ってたしメールは見たんだよね?)

女「うん…行く!」ダッ

~~~公園

女「ハァー寒っ…」ブルブル

女(来るかな…来ないかな…)

女(私何ヶ月にも渡って監視してたのに言わなかったとかあっちからしたらキモイよね)

女(てか2ちゃんしてる時点でアウトかなぁ…)

女「ううっなんて軽はずみなことを」グスッ

???「はあっはあっ」

女「!」

男「女さん…」

女(ガチでキターーー!?)

女「えええと、いきなり遠くまで呼び出しちゃってごめんね」

男「あの、その…何から話したらいいのかな」

女「…」

男「…」

女男「「ごめん!」」

女男「「えっ!?」」

男「えっと…俺はあんな気持ち悪いもの勝手に書いてごめん」

女「私はずっと見てたのに言わなくてごめんなさい」

女「…」

男「…」

女「ふふふっ」

男「ふっ」

女「あははは!なんか可笑しいね」

男「あははは、信じられないよこんなことがあるなんて」


男「てか女さんねらーだったの。正確にはあそこはしたらばだけどさ」

女「へへ…実は。幻滅した?」チラ

男「ちょっと」

女「えっ!?」ガーン

男「ごっごめん冗談だよ!それなら俺のほうがよっぽどだよ」

女「もうっ!」

女「まぁ男君のはなかなか面白かったよ?」クス

男「! 」

男「そっか全部見られたんだよな。すげー恥ずかしい…」

女「でも私のこと美化しすぎだよ。読んでる人が勘違いしちゃう」

男「いや、そんなことないよ!事実を書いたまでで!」

女「そんな…ありがとう///」

女「…ふふ」

女「あのね、私」

男「うん?」

女「あの時は恋とか恋愛とか全然分からなかったんだけど今はちゃんと分かるの」

女「あの日あんな振り方しちゃってほんとにごめんね」

女「ずっと謝りたかったの。傷つけちゃったこと…」

男「そんな…女さんは何も悪くないのに」

女「あとね、ずっと伝えたかったことがあるの」

男「え?」

女「あのね、大好き!///」

男「…!?」///

男「ほっほんとに!?」ドキドキ

女「うん、あれからずっと男君のこと意識してて、でももう私のことなんてどうでもいいに決まってるって思って辛かった」

女「だけどあれを読んでこんな私のことまだ好きでいてくれてるんだって分かって本当に嬉しかったの」

女「ダメかな…」

男「ダメなわけないよ!俺も大好きだ!」ギュッ

女「!!」

男「あ、ついごめ…

女「うう」グスン

ぎゅーーー

男「えっ!」

女「うわああああん」

男「うわあ落ち着いてー!」

女「嬉しいよおおおお!」

~~~~~~~~

女「という続き書いて見ました!どう?忠実に書けてるでしょ」

男「あは、いいかも。まさか女に乗っ取られるとは」

女「いいじゃん結局パッピーエンドでちゃんと終わったんだから、ね?」ニコニコ

男「そうだね」

女「あっあと大学は二人で無事合格、ポニテと幼馴染もなんとくっつきました~!っていう後日譚もどうかなあ」

男「それもいいかも」

男「あといつか二人の家も建ちました!って書けたらいいな」

女「え」

女「そ、それはどういう意味?」///

男「まあ取り敢えずは大学を卒業しなきゃな!」

女「もうっ馬鹿ー!」///

~~~~~~~~~

876.以下、名無しが深夜にお送りします

>>1は釣りじゃなかったのか…!?


877.以下、名無しが深夜にお送りします

乙!あとリア充爆ぜろ


878.以下、名無しが深夜にお送りします



みんな幸せにな~れ

   *゚゚・*+。
   |   ゚*。
  。∩∧∧  *
  + (・ω・`) *+゚
  *。ヽ  つ*゚*
  ゙・+。*・゚⊃ +゚
   ☆ ∪  。*゚
   ゙・+。*・゚

ーーーー完ーーーー

お、乙?でいいんかな?
乙!

あ、ごめんこれで終わりです
乙ありがとう

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