.アリサ「当麻君の妻の上条アリサです♪」上条「!?」 (244)

上条×鳴護同人SSです。

?sage進行で。
?荒らし(馬鹿)が出てもシカト。
?作者の表現の拙さはごめん。先に謝っとく。多分下手。
?映画見てない人はネタバレあるかも。
?最初の方は、エブリスタに小説書いてたけどそっちからのをちょい加工して引用。著作権は本人だし大丈夫だろ。

初SSなんで、アドバイスとか頼む。


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1377965683

今日は眠いから明日深夜からちょくちょく投下。

おやすみ~

スレ立て乙っ!

期待してるぜ!

登場人物

上条当麻
・不幸少年

鳴護アリサ
・『奇蹟』の力を持つ少女

土御門元春
・にゃーにゃーシスコン陰陽師

青髪ピアス
・米どころ出身のエセ関西人

吹寄制理
・巨乳おでこ

姫神秋沙
・ほぼ空気

月詠小萌
・上条達の担任のロリ教師

その他諸々。

しばらくシャットアウラは出しません。
何だか設定がめんどくさそうだから。

・歌が上手い
鳴護アリサのスペック

・路上ライブからデビュー
・ピンク髪
・大食い
・の割にはナイスボディ(みこっちゃん以上)
・上条のことを「当麻くん」よび
・上条との出会いは転びそうになったところをラキスケ
・歌に奇蹟の効果がある時がある
・かわいい
・天使
・結婚しよ
・↑しかし、上条しか結婚できない
・しかも最後は…………………

こんなもんか?

>>9さんきゅ。スペックはそんなのでいいだろう。

マジで眠くなってきた。
明日は用事もあるし、マジで寝るわ…

ヤっと復旧か…それじゃ、投下。



気がつくと、公園に一人で立っていた。


あたりを見回すが、誰もいない。

「ここは…?学園都市の中なのは確かだけど…」
風車が回っているのが幾つか見えた。


「何で?私は…」

私は、シャットアウラという人物の中に戻ったはずだ。

しかし、こうやってまたこの世界に存在している。

しっかりと自分の存在を確かめ、彼女は歩き出す。
命がけで自分を助けてくれた人の元へ、歩を進める。




とある学生寮の一室へ

?とある学生寮の一室


「とうま…」

「ん、何だ??インデックス」


インデックスと呼ばれる(明らかに偽名っぽい)白い生地にティーカップの様な金の刺繍が施された修道服に身を包んだ少女が、歯をガチガチと鳴らしながら、
向かいに座るツンツン頭の学ランをきた高校生に迫っていく。


「不幸だぁ?!!!!!」
ガブっという肉を噛みちぎる様な音と共に、少年の絶叫が近所に響き渡る。


その叫びは、その学生寮についたばかりの鳴護アリサにも聞こえていた。

「この声は…当麻くん?」

彼女は、そのまま学生寮の一室まで
歩を進める。



学生寮の部屋では、ツンツン頭の少年、上条当麻が頭を抑えてうずくまっている。

その隣で、インデックスが飼猫のスフィンクスを抱きながらむっす?としている。
何だか上条には彼女の後ろに黒いオーラが漂っている様に見える。

「だいたいとうまは、いつもいつ…」

インデックスの発言は、呼び出し音のチャイムで遮られる。

「誰だろう、こんな時間に」

と呟きながら、上条がスタスタと玄関まで歩いていく。

そして、ドアを開ける。


「どっちが出てくるかな?」

彼女は、少しワクワクしながら
中から聞こえてくる足音を聞いていた。

ガチャ、という音と共にドアが開く。

「はい、どちらさ… アリサ?!」

「うん、久しぶりだね、当麻くん」

「どうしてここに?あの後、シャットアウラの中に戻ったんじゃなかったのか?」

「分からないんだ、気がついたら公園にいたから…ねぇ、当麻くん、インデックスちゃんは居る?」
「あぁ、居るぜ。あいつもずっとお前と会いたがってたんだよ。立ち話もなんだから、中入れよ」

「うん、お邪魔します」


奥からドタドタという足音が聞こえてくる。
「とうまとうま?、今度かなみんの… ありさ?」
インデックスの表情が固まる。しかし、すぐに笑顔に変わり、

「ありさだー!正真正銘のありさなんだよ!」
「うん、久しぶりだね、インデックスちゃん」

インデックスは鳴護に抱きつく。

「おい、インデックスー。とりあえず座ろうぜ」


?5分後

「それでね、私は気がついたら公園にいたんだけど…」

「ふーん…(土御門にも相談してみるか…)それじゃあ、アリサはこれからどうするんだ?」

「それは…」
鳴護は口ごもる…そこで、インデックスが

「それじゃ、ありさもここにいればいいんだよ!」

「いいの…?」
チラッと軽く上目遣いで見られる上条。
(ぐっ…この視線には、耐えられん!)

「はぁ、いいよ」

その瞬間、鳴護は心の底でカッツポーズをとっていた。
それが表情にも現れたのか、上条から
「どうしたんだ、アリサ?顔がにやけてるぞ」

「っ!!! いや、大丈夫だよ///」

「そうか?なんか顔も赤くなってるみたいだけど…風邪か?」

「い、いやっ大夫丈だから!」

急に立ち上がって、アピールしようとした鳴護だが、足が絡まってそのまま上条に抱きついて押し倒してしまった。

(痛てて… 後頭部やっちまったか…ん、この顔に当たる大きくて柔らかいものは…?)

「いたた…ごっ、ごめん当麻くん///」

「いや、いいって。それより、怪我とかないか?」

「うん///」

(うっ…苦しい!なんだこの罪悪感は!特に悪いことしたわけじゃないけど!)





「とーうーまぁー」

上条の肩が携帯電話の様にブブブブブッと震える。

カクカクと振り向くと、そこには
周りに黒いオーラを纏った、悪魔がいた。


「ふっ……」
上条は笑う。

それしかできないから。





直後、本日2度目の少年の絶叫があたりに響き渡る。

~20分後

「それじゃあ、音楽活動はまだ続けるんだね?」

「うん、そのつもりだよ」

現在、鳴護とインデックスは入浴中。

インデックスが、
「そうだ!! ありさ、また一緒にお風呂入ろうよ!!」
と、誘ったからだ。

ちなみに、上条は、隣人の部屋に出かけている。
話したいことがあるそうだ。
それと、「あれの対策だな?」と、話していた。鳴護はそれを聞いて、顔が赤くなってしまった。

おそらく、あの時のことだろう。
以前、上条宅に鳴護が泊まっていた時に、上条が帰宅すると、裸で曲を書いていたところを見られてしまったのだ。

思い出したら、また顔が赤くなってきた。
(もう…なんでこんなに…やっぱり、私は当麻くんのこと…)

「はぁ…」

「どうしたの、ありさ?」

「ん、いや、何でもないよ」

「そうなの?考え事かな?」
インデックスは不思議そうに首を傾げる。

「ねえ、ありさ」

「なに?インデックスちゃん」

「とうまのことどう思う?」
爆弾投下。予期せぬ襲撃に鳴護は慌てる。
「え、なっなに、当麻くん?!」

(この反応…やっぱりありさって、とうまのこと…)

(インデックスちゃんになら…言っても大丈夫だよね…)

「えっと…私ね、実は…と、当麻くんのこと、好きなんだ…」


「そっか……なら、私は応援するんだよ!」

「え?」

「私は、トモダチの恋は応援するよ!」

「インデックスちゃん…ありがとう……」
笑いながら、2人は風呂から上がる。

今日はここまで。次は水曜深夜くらいかな…

文字化け多数観測したんで、これから気をつける。

あ、そういえば、エロはしばらくないかも。

9月中旬くらいに初体験の描写いれるから、それまで待ってね

んじゃ、他スレでも見ててね。

いちいち書き込まなくても、>>1で表現下手って言ってるじゃん。よく読もうね。

時間取れたので投下。

鳴護とインデックスが入浴していた間、隣室の土御門の部屋では、

「カミやん、どうしたんだにゃー?」

「なぁ、鳴護アリサって覚えてるか?」

「あぁ、その話なら…ほれ。」
パサッという音がして、綺麗に折りたたまれたセーラー服を土御門が上条の前に置く。

「はい?上条さんはセーラー服を着るなんて趣味はないですよ?」

「鳴護アリサの分だにゃー、一緒に学生証と、転入手続きの書類も全部記入済みだぜい。それに、学園都市のIDも発行してあるぜよ?」

言いながら、さらに書類を積み重ねていく。

「この書類は保存用の物だから、もう学校には提出済み。ちゃんと控えてろよ」

「まじかっ!つーか、何でお前知ってんの?」

「統括理事会はもう鳴護アリサが現れたことは掴んでるにゃー」

さらに、そのセーラー服には見覚えがある。


つまり、上条の学校の制服。

「それじゃあ、アリサは俺たちの学校にくるのか?」

「あぁ、そうぜよ。感謝するにゃー、カミやん」

「あぁ、サンキューな、土御門。そういえば、いつから転入なんだ?」

「えーっと、来月だから…11月からぜよ」

「そうか、まじでありがとな、土御門。じゃあな!また今度」

「おぅ、じゃあにゃーカミやん」

上条は自室へ戻ろうとするが、
ここで考える。

あの2人は風呂から上がっているだろうか…

「ふっふっふっ…上条さんは、同じ轍は二度と踏まないのことよ☆」

というわけで、インターフォンのボタンを押す。

ガチャっと扉が開き、インデックスが顔を出す。

「あれ、とうまだ。もとはると話は終わったの?」

「あぁ、終わったよ。それより、お前らはもう風呂からは上がったのか?」

「うん。おっけーなんだよ」

上条はそのまま自室に入っていく。

~学生寮の一室(ワンルームだけど)

「そういうわけで、アリサは来月から俺たちの学校にくることになったわけだ」

鳴護は首を傾げる。

「え?でも、私は書類もなにも書いてないし、そもそも戸籍すらないんだよ?」

(そこなんだよな?…土御門のことは話さない方がいいか…)

「そこは心配しなくてもいい、はい、これがアリサの制服と学園都市のIDな」

「え? どうして当麻くんがそんなものを?」

上条は必死に取り繕おうとする。
「ま、まぁ、気にしないで、な?」

?数十分後

「そろそろ寝るか?」
上条が呟くと、
そのままユニットバスの方へ行く。

「え?当麻くんってまだそんなところで寝てるの?前からずっと?」

「あぁ、そうだけど?流石に、この年の男女が同じベッドで寝るのはな…アリサには悪いけど、またインデックスと同じベッドで寝てくれよ」

(そっか…当麻くんも男の子だもんね…もし…一緒に寝たら…)

鳴護は首をぶんぶん振る。

(何考えてるの私! そ、そんなこと…///)

「どうした?アリサ、顔赤いぞ?」

「ひゃ、い、大丈夫!」

そうか?と言いながら、上条が鳴護のおでこに手を当てて熱を測る。
「熱は無いみたいだな…」

(むむ…これはチャンスかも…ここでとうまを押してありさを押し倒させちゃえば…)

そこまで思考を巡らせるインデックスだが、

(ありさには自分の力で頑張って欲しいからね、余計な手出しはしないんだよ)

「まぁ、大丈夫ならいいか」

そういって、上条は思い出した様に、
「そうだ、明日せっかく補修もないし、3人で遊びにでも行くか?」

「う、うん。行きたい!」
「私は、明日からちょっとイギリスに行かなくちゃならないんだよ」

「「え…?」」

「ちょ、インデックスさん?聞いてないんですけど?」

「今日イギリスから招集がきたからね、仕方ないんだよ」

「そうか…まぁ、ちゃんとやって来いよ」
「インデックスちゃん、何でイギリスなの?」

インデックスが口を開こうとするが、それを上条は塞いで、早口で説明する。

「いやぁ?、ほら、あれだ。シスターさんだから、母国にも仕事があるんだよ!な、インデックス!!」

鳴護は首を傾げるが、その議題は終了したようだ、怒りに身を任せた暴走シスターが、上条に襲いかかった。



インデックスをなだめ、その後に鳴護は考える。

(え…?てことは、明日は当麻くんと2人っきり!? そ、それってデートみたいな…///)

「で、どうするアリサ?インデックスがいないなら行くのやめるか?」

「いや…その、当麻くんが良ければ行きたい…かな…///」

モジモジしながら言う鳴護に、不思議そうな目線を上条は投げたが、追求することもなく

「それじゃ、明日は朝飯食って、インデックスを送ってからそのまま遊びに行くか」

「そうだね、じゃあ、朝ごはんは私が作るよ!」

鳴護が申し出ると、上条が

「いや、大丈夫だって」

「だって、居候させてもらってるんだから、それくらいは…ね?」

「わかった、じゃあ朝は頼む」

「うん!任せてね、腕によりをかけて作るから」
ニコッと笑う鳴護。

それを見た上条は、

「インデックスも見習えないのかね…」

と呟く。


瞬間。


再び起き上がった銀髪碧眼シスターは、獲物に向かって牙を剥く_______

翌朝。学園都市第二三学区




「じゃ、インデックス、頑張って来いよ」

「うん!とうま、帰ってきたら、好きなもの食べさせて欲しいんだよ!」

「はぃはぃ、神裂も待ってるんだろ?行ってやれよ」

出国管理ゲートの近くに、特徴的な服装をした人物がいた。
目が合うと、こちらに軽く頭を下げてくる。

(腰にかけている日本刀は何も言われねえのか?)
割と本気で考える上条。

「うん!バイバイ、ありさ!頑張るんだよ!」

「うん…///」

鳴護は、内心
(もう、インデックスちゃんたら、そんなこと言ったら、当麻くんが気づいちゃう…)

と、だいぶ焦っていたのだが、

「頑張るって何をだ?」

と、首をかしげている。

(当麻くんって相当鈍感なんだ…こっちから積極的に行かないと…気づいてもらえないか)


インデックスは、手をふりながら駆けて行く。

「さて、俺たちも行きますか」



と、上条が言ったところで、


ビーーーっという甲高い音が出国管理ゲートの方から聞こえた。

いつもの修道服についている安全ピンだろうが、もう神裂に任せよう。

「どうしたんだろう?」

「気にしないで大丈夫だって。それじゃあ、アリサはどっか行きたいところあるか?」

「うーん、私は…水族館に行きたいな」

「そうか?それじゃ、いきますか」



空港を出て、2人で電車に乗り込む。

二駅ほど進んだところで、大量の人が乗り込んできた。何処かの学校の補修組だろうか…

すると突然、鳴護は上条に手を引かれ、抱き寄せられていた。

(えっ…///)

「わりいな。こうでもしないと、はぐれちゃいそうだったからさ」


上条の顔をみると、窓から外の景色を見ている。

(当麻くんの体、あったかい…ずっとこのままでいたいな…)


上条からしてみれば、抱き寄せておいてなんだが、今更離れろとは言えない。視線を合わせるとやばい。そう感じる上条は、後20分、このままの体勢で耐え続ける。

(この鉄壁の理性を持つ(自称)上条さんに任せなさいのことよ!)

20分後。


「耐え切った?…」
少年の壮絶なる戦いは終わった。

途中はやばい時が幾つかあった。
駅で停車する時、慣性が働いて、鳴護がぐーっと上条の方に押されてきた時はさすがに焦った。

一方、鳴護の方はというと

(当麻くん、温かかったな…帰りの電車では私から行ってみようかな…)


駅を出て、水族館のあるビルまで歩きながら上条が尋ねる。

「それで、アリサはなんで水族館なんだ?」

「私、ペンギンが結構好きなんだ」

「へ?、ペンギンか…そういえばテレビとかでしか見ねえもんな」

「うん。だから、今日当麻くんと見に行きたかったんだ///」

「そっか」

「行こ?」

「ああ…」

その時。

近くを通った人に鳴護が押され、
「きゃっ…!」

「うわっ!っっと!」

ドサッと、上条が鳴護を守りながら一緒に倒れる。

「っつ~…………大丈夫か?アリサ」

「う、うん…///」

(この状況は…またやっちゃった…。当麻くんは嫌がってないかな…)


(うーん、マズイな…このままだと、鉄壁の理性を持つ(自称)上条さんでもマズイですのことよ)


というか、周りの視線が痛い。
特に男子の。

休日ということもあり、周りには学生が結構いたりいなかったり。


そんなことより、人前でこんな状態になっている方が恥ずかしい。
上条と鳴護はそそくさと立ち上がってその場から退避する。


受付まで行くと、従業員までクスッと笑っていた。

アハハ…という苦笑いを浮かべながら上条と鳴護は建物内へ。

?水族館内


「うわ、意外と混んでるな?…」

(う~ん…ここで手、繋いでも大丈夫…だよね///)

鳴護はさり気なく自分の手を上条の手に近づけ、そのまま上条の手を握る。
(あ、当麻くんの手…やっぱり暖かいな…///)

「行こ?当麻くん」

「お、おぅ…」

(これは…一日に何度ドギマギすればいいんでせう?破滅までの不幸な道が見えてきそうなんですが!)

よくみれば、周りをみるとカップルが多い。

(周りから見たら、私達もカップルみたいに見えるのかな…///)

(い、いや、何考えてるの私?まだ付き合ってる訳じゃないのに…///)

上条はといえば、

(うわ、何か背後から視線を感じる気がする…)

バッ!と振り返る上条。
しかし、そこには誰もいない…
気のせいにして取り敢えず鳴護に
話しかける。

「なぁ、アリサは最初どっか見たいとこあるか?」

「うーん…じゃあ、やっぱりペンギンからがいいな」

…その頃、上条と鳴護の背後


「なんやねん!あのけったいな女子は? カミやん、またフラグ立ておったんか!」

「まぁ、落ち着くんだぜい青ピ」

上条と並んで、クラスの3バカ(デルタフォース)と呼ばれる、土御門と青髪ピアスである。

2人でどっか遊び行くか?となった時に、
電車から降りてくる3バカの一員(上条)を発見し、そのまま尾行しているというわけだ。

「くそう、さすが乱立フラグメーカー…カミやんに不可能は存在せえへんな…それに、あの子はどっかで…?」


ちなみに、青髪ピアスとは愛称である。
見た目からついたが、本名は分からない。

パン屋に下宿というレアな学生生活を送っている…

更に本人曰く、 女性の好みは以下の通り。

「ボクぁ落下型ヒロインのみならず、義姉義妹義母義娘双子未亡人先輩後輩同級生女教師幼なじみお嬢様金髪黒髪茶髪銀髪ロングヘアセミロングショートヘアボブ縦ロールストレートツインテールポニーテールお下げ三つ編み二つ縛りウェーブくせっ毛アホ毛セーラーブレザー体操服柔道着弓道着保母さん看護婦さんメイドさん婦警さん巫女さんシスターさん軍人さん秘書さんロリショタツンデレチアガールスチュワーデスウェイトレス白ゴス黒ゴスチャイナドレス病弱アルビノ電波系妄想癖二重人格女王様お姫様ニーソックスガーターベルト男装の麗人メガネ目隠し眼帯包帯スクール水着ワンピース水着ビキニ水着スリングショット水着バカ水着人外幽霊獣耳娘まであらゆる女性を迎え入れる包容力を持ってるんよ?」

要は女性なら何でも良いらしい。一つ女性を表していないものもあるがご愛嬌。





…尾行続行。

「カミやん、手ぇまで繋いどるがな!なんやあ、あいつはもう勝ち組に行ってしまったんか!」

「まぁ待つにゃー青ピ、私刑執行なら明日学校ですればいいぜよ。今日はそれより尾行だぜい」

「せやな、明日は惨劇にしてやるでー」

ここで気付く。

目の前に先ほどまでいた2人が消えている。


「「・・・。」」


全力ダッシュで上条と鳴護を探す。


「くそう、カミやん一体どこにいったんや!」

「しくじったな…この俺が目標を見失うとは…迂闊だったぜよ」



2人の全力疾走での捜索が始まる。





――― 一方。

上条と鳴護は隠れていた。

壁の出っ張りに体を隠すように上条が鳴護を引っ張った。

(ふぇ…?)

思わず間抜けな声が出そうになる。

(な、何? 当麻くんが引っ張って…///)


「悪い、動くなよアリサ」

「え…?それってどうムグッ!」

口を抑えられた。頭には『?』が羅列する。


「馬鹿につけられてる。一旦隠れて撒くぞ」


隠れた横を、金髪のアロハシャツの少年と青い髪にピアスをした大柄な少年が駆け抜けていった。

「ふう、行ったか。 ん、どうしたんだアリサ?ぼーっとして」

「え、?あぁ、ごめんね…」

(うっかりぼーっとしてた…変な顔になってないかな…///)

「まあいいや。それじゃあ行くか」

「うん///」


2人は一緒に歩いていく。

ちなみに、手は繋いでいない。結局は手を離してしまった。


(はぁ?、結局は手、繋げなかったな)

(なんでアリサはあの時…?)

このまま、特に何事もなく一日が過ぎて行った。








今日はここまで。
水族館の描写いれると無駄に長くなりそうなので割愛。

ちょっとキリのいいところまで修正終わったから投下。

11月。
今日は鳴護が初めて登校する日。

「うぅ…楽しみ過ぎて眠れなかったな…」

結局、4時間も寝ていない。

「まだインデックスちゃんも寝てるし…」

「当麻くんはどうだろう、もう起きてるかな?」

現時刻は朝6時00分。

インデックスを起こさないように起き上がり、ベッドから抜け出す。

そのままバスルームで顔でも洗いに行こうとすると、風呂場から出てきた上条と正面衝突。

「えっ…」

鳴護が上条に抱きつく形に。
さらに、顔と顔が急接近する。
その距離、僅か5cm。
顔と顔と間に暖かい壁のようなものを感じる。


「え、えっと?…アリサ、こんな時間にどうしたんだ?」

「えっと…目が覚めちゃって…顔を洗いに」

(こんな朝から…当麻くんに抱きついて…な,何やってるの私っ///)

(えっと…インデックスは…まだ寝てるみたいだな…)

(っつか顔…近い……)

「わっ…悪い、アリサ。大丈夫か?」

「うん///」
(うぅ…また変な顔になってないかな…?)


そっと二人が離れる。


(うっ…空気が重い…)

ここで上条が無理やり

「な、なぁアリサ。朝飯作ってくるけど、もうちょっと寝てていいぞ?」

「いや、私はいいよ眠れなさそうだから…」

「そういえば、当麻くんはなんでこんなに朝早く起きたの?」


そう、いつも上条は7時くらいに起きてくるのが普通だった。

「ま、まぁそんなに気にすんなって」

(クラスメイトに何言われるか心配過ぎて寝れなかったとは言えない…)

「当麻くん、まだ寝てていいよ。朝は私が作るから」

「…いいのか?」

「うん♪」


「そんじゃあ、もうちょっとだけ寝てくる…よろしくな、アリサ」

上条はそのままバスルームへ



午前7時10分。

上条当麻は再び目が覚めた。

「もう7時か…初日から遅刻で不幸な展開(補修)っていうのはなさそうだな」

近くに落ちている目覚まし時計を確認しながら
上条はつぶやく。

朝食を食べようとバスルームを出たところで、エプロンをかけたまますーすーと寝息と立てている鳴護が机に突っ伏していた。

上条が近寄ると、鳴護が目をこすって重たそうな薄っすらと瞼を開ける。

(ボヤーっとする…あれ?そこにいるのは、当麻くん…?)

ここまで考えたところで一気に鳴護の目がクワァッッ!!と開く。

「お、おはよう当麻くん」

「おう、朝飯サンキューなー。さて、インデックスを起こしてさっさと食べますか」

(なんだかこのやりとり……夫婦みたい…///)

「アリサ、顔赤いぞ?ほんとに風邪なんじゃないか?」

言いながら上条が鳴護の額に手を当てる。

「ん……熱はないみたいだけどな…?」

「い、いやいや大丈夫だよ!そ、その…なんでもないから!!」

「ん……きつくなったら言えよ」


「んじゃあ、俺はインデックスを起こすか…」

上条が歩き出した途端、何もないのに足がもつれて急に転倒。
それを受け止めようとした鳴護をそのまま押し倒す。

その状況を青ピが見ていたら迷わず上条に飛びかかっていただろうが、いたのは青ピではなく。

まだ修道服には着替えていない、可愛らしいパジャマを着た銀髪碧眼の悪魔が犬歯をキラーン☆と光らせて仁王立ちしていた。

「い、いやいやインデックスさん!誤解ですって!や、やだなあこんなの不可抗力ですってはいダメですねごめんなさいーッ!」

いつの間にか言い訳が謝罪に変化しているのはこの少年の性というやつだろうか。
(とある茶髪中学生は大覇聖祭の時に父親が同じなのを見たことから親からの遺伝と考えている)


刹那。

少年の頭に悪魔の歯が突き刺さる。

同時に、少年の絶叫が響き渡る。


午前7時40分。

頭に応急処置として包帯を巻いた上条が、制服に着替えていた。

「うぅ、まだちょっとズキズキする…」

さっさと着替え終わった上条はそのままバスルームから出る。

そこには、

下着姿のインデックスと、鳴護アリサがいた。


「と、当麻くん…///」

「と?う?ま?…」



朝から2回目の絶叫が学生寮に響き渡る。
ついでに隣室の住人土御門から壁ドンも頂きながら。

「不幸だあーーッ!!」



現時刻、午前7時55分

結構ギリギリ。

インデックスが暴れ出したので時間を食われてしまった。

インデックスをなだめた上条は、鳴護とともに疾走中。

「ね、ねえ当麻くん!後どのくらい!?ハアハア…」

「あと少しだ!あ、ほら見えただろ、あれだよ。ハアハア…」


そのまま校門を過ぎ、教室まで駆け上がる。

「ふ?、ギリギリセーフ!!」


ホームルームが始まるまであと2分ほどか…

ちなみに鳴護は、転校初日ということで、1階の職員室へ行っている。

「お、カミやん珍しいなー、遅刻せえへんなんて。いつもの不幸なイベントはなかったんかいな」

このエセ関西弁は、実は米どころ出身の青ピ。

「まあ、珍しくな」

「それよりもカミやん…」

急に黙る青髪ピアス。

それから急にまくし立て始める。

「前のけったいな可愛い娘はどないしたんや!? 今日こそは吐いてもらうでー!」

(うげ、前から言われてたけど、隠し通すの無理か…? いやでも、居候だけは…ッ!)

「ま、まあそこはさ、あれだよ…あれ」


「ハァ!?カミやん、またフラグ立ておったんかいな!」

「そんなんじゃねーよ! ってか、フラグってなんなんだよ!」

「まあまあ、2人とも落ち着くんだぜい。ま、あの子なんかよりも、やっぱりロリが最強だということに変わりはないんだにゃーッ!」

と、土御門が割り込んできた直後。


身長135cm。明らかに赤いランドセルが似合いそうな上条たちの担任、月詠小萌が教室に入ってきた。

「はいはーい、それじゃあホームルーム始めるのですよ?」

甘ったるい声でクラスのみんなに呼びかける。
クラスメイトはこんな担任でも、しっかり言うことは聞くようで、各々席についていく。

が。

上条と青ピは席にはついたものの、席が隣なのでまだ口喧嘩をしていた。(青ピがこの間買った健康グッズ『肩もみホルダーくん』があまり効かなかったと文句を言っているだけ。いわゆる責任転嫁って奴。)


それを見た月詠は、ニコッと笑いながら、

「そこー、これ以上一言でも喋りやがったら、すけすけみるみるですよぅ」

2人の口と身体の動きが一瞬で止まる。

ニコッと笑いながらそのまま教卓まで歩く月詠。

「はい、今日はですねー、みなさんの新しいお友達が来てくれたのですよー」


「せんせー。そこは転校生でいいでしょ」「うんうん、同意」
教室からいくつかツッコミから入る。

「小萌せんせー、その転入生って、女の子?」

青髪が聞く。

月詠は

「それはですね…」


「おめでとう野郎ども! 残念でしたー、子猫ちゃんたち?」



「「「「「「「「「 いよっしゃぁ! 」」」」」」」」」

複数の男子から雄叫びが上がる。

盛り上がっていないのは事情を知っている上条と土御門。

前の席にいる土御門が上条に聞く

「ん、どうしたんだぜい、カミやん。(どうするんだ?こいつらには隠しておくのか?居候のこと…)」

「別に?…(いや、こいつらには隠しておく。そっちの方が色々と都合が良い。後でアリサにも言っておくよ)」

「それじゃあ、鳴護ちゃーん、入っちゃってくださいですー」


ガラガラガラ…

鳴護は入ってきて、ペコッと頭を下げる。


瞬間。




「「「「「「「「「「 イヨッシャアアアアアアアアアアアアアアア! 」」」」」」」」」」

教室が騒然とする。(主に男子が)


女子は、
「ねえあの娘、『ARISA』じゃない? ほら、ちょっと前までよくストリートライブやってたじゃん。最近見てなかったけど」

「え?まじ?」「あ!ほんとだ!」

「ねえねえ鳴護さん!もしかして、歌手の『ARISA』だったりする?」

「うん、そうだよ。ちょっと事情で前まで休止してたけど…最近、新曲作りから始めたの」

「みなさん、これからよろしくお願いします」

ペコッと頭を下げる。

パチパチパチーっと拍手喝采。

「それじゃあ、鳴護ちゃんは上条ちゃんの後ろに座ってくださいですー」

鳴護が上条の後ろに向かう途中で、青ピが呼び止める。

「なあ、鳴護ちゃん。この前カミやんと水族館とか行ってたみたいやけど、どういう関係なん?」

そのまさかの発言にクラスの男子全員(と好奇心旺盛な女子も数名)がグルンッ!!と首を回し、上条の方を向く。


「上条くん。またやったのね。」「あ"ぁ?」「上条、貴様というやつは…」

という声や、

「クソッ!なんで上条ばっかり!」「上条…お前アイドルに手ぇ出すとか」
「殺るぞ…」

とかいう声が聞こえてきたり来なかったり。

「ま、まあまあ…みなさん落ち着いて…」

上条が言うと、

「これが落ち着いてられるかいな!」

青髪が叫ぶ。

このやり取りを見た担任のロリ教師は

「そこー、今度こそ喋りやがったら追加でコロンブスの卵ですよ♪」


ぞぞぞぞっと青髪と上条の額に冷や汗が出てくる。


静かになったところで月詠は

「それじゃあ、ホームルームの続きなのですー」

ニコッと笑いながら告げた。


ー HR後 ー

HRが終わったあと、鳴護の席に大量の男子と女子がなだれ込む。

「ねえねえ、上条とはどういう関係なの?」
「家どこ?」「今度遊びに行かない?」
とかいう質問攻めにあって、これでは話す機会はなさそうである。

というか、上条的に『家どこ?』という質問には絶対に答えて欲しくない。

そんなことを上条が考えていると。

「えっと、家は…」

グルンッ!!と上条は首を回して鳴護の方を見る。
全力でジェスチャーで意思を伝える。

それに気づいた鳴護は

「秘密だよ♪」

「え?、教えてよ?」

「あはは…ごめんね」


すると、思いだしたようにクラスの女子1人が

「そうだ、じゃあ今日放課後にみんなでカラオケ行こうよ! 学校は午前で終わりだしさ!」

「お、いいね?。鳴護ちゃん、どう?行ける?」

「うん、私はいいけど…」

「な?、上条。お前も行くか?」

「ああ、行くよ」

「本物の『ARISA』の歌が聴けるんだもんな、これは行かないと損だよなー」

そこへ、

「野郎ども!!この吹寄制理に任せておきなさい!!仕切ってやるわよ!!」

吹き寄せおでこDX登場。

クラスは異様な盛り上がりを見せる。



………というわけで、クラスのほぼ全員で放課後カラオケへ行くことに。


ー カラオケ ー

「一番誰行くー?」

「それじゃあ、私いくよ?」

席を立ち、マイクの置いてある場所へ。

「何かリクエストがあれば…」

「グローリアがいいなー」
「えー?私は明日、晴れるかながいいー」

いろんな意見が飛び交ったが、結局は多数決で『グローリア』に。



[♪ペガサス 遠い空♪]
[♪グローリア 届くように♪]

・・・・・・・・・・・・・・・・

曲が終わったと同時に盛大な拍手が送られる。

「おぉ、さすが」
「やっぱり本物だ…」

鳴護が席に戻ると、

「次は誰行くー?」

「じゃあさ、歌い終わった人が次の人指名するっていうのは?」

「お、いいねー。みんなそれでいい?」

「おっけー」「いいよ」「かったり…」
とかいう同意の声が聞こえてきた。

「じゃあアリサちゃん、次の人指名して」

「え、えっと…」

鳴護はあたりを見回し、

「じゃぁ、当麻くんで」

「おい上条、指名だぞ!」

(そういえば、何気にこいつら名前で呼び合ってるな……)


鳴護が歌っていた時、上条は

(この曲…俺たちが初めて出逢った時に歌ってた曲だ…)

とか、彼にしては珍しく感傷的になっていた。

そこへ不意打ちの指名。

「はい?」

「だからぁ、鳴護ちゃんからの指名で、次はカミやんが歌うんやでー」

「あぁはぃはぃ、上条さんに任せなさいのことよ!」

上条は立ち上がり、マイクまで行くと、
「じゃぁ、リクエストとかなんかあるかー?」

一瞬静まった後、クラスメイトの1人が


「じゃあ、上条は鳴護ちゃんの他の曲を歌えよ!本物と比べてみようぜー」

「いいね、ナイスアイディア!」
「お、いいんじゃね?」
「よっしゃー! いけカミジョー!」

「じゃぁ、アリサが曲決めてくれよ」

「えっと…それじゃ、『アタリマエの距離』で」

「おぅ、やってやるぜ…ッ!」

張り切ってはいるが

(本人の前だと何と無く歌いずらいな…)

[ーー♪急に浮かんだ君の言葉はいつもーー]

(当麻くん…意外と上手い!)

(この曲ミュージックプレイヤーに落としといて良かった…)

ーー♪♪

曲が終わると、みんなから

「上条って歌えたんだな」
「意外と上手いじゃない」
「カミやんがそんなスキルを持っているとはっ!」


上条が席に戻ると、近くにいた鳴護が、

「当麻くん、上手だったよ」

「おぅ、サンキューな。いや、高音もきついし、本人の前で歌うのは緊張したな…」

この後は全員(恐らく)が歌った。

青髪ピアスは全員がドン引きするようなアニソンを歌ったり、吹き寄せに至っては、「誰が作曲したんだそんなの?」というような健康グッズをテーマにした歌だった。

最後に、クラスメイト全員で『ARISA』の「明日、晴れるかな」を歌って解散になった。

流石に今日は始業式で午前中で授業が終わったとはいえ、もう日が暮れかけていた。

今日はここまで。

学校にはこんな感じで即馴染んでるって設定で。

すでにエロ書き溜め中。
描写は結構詳しく行くつもり。

ロック・リー「大丈夫です。それなら、ストーリーを一部飛ばせばいいんですよ」

~あらすじ~
上条当麻はアリサとインデックスの三人と共に銭湯に行った
そして何やかんだでアリサと恋人同士になりで初体験を迎えようとしていた……


テンテン「って飛ばしすぎでしょうが!今までの努力を無駄にするつもり!?」

今日の投下は結構遅くなると思う。

日付跨ぐかも…

明日の朝早いのでちょい早めに投下。


「はァ・・・」

目が覚めた。

12月21日。

枕元に置いてある目覚まし時計を確認して、起き上がる。

そのまま冷蔵庫まで歩いて行くが、中身は空だった。


「はァ…後で新しい銘柄買いに行くかァ」


呟いた直後。


「おはよー!!ってミサカはミサカは挨拶してみる!」

バタァン!と扉が開き、茶色のアホ毛の少女が飛び込んできた。

「朝からうるせェぞクソガキィ…」


「どこかに行くの? ってミサカはミサカは尋ねてみる」

「コーヒー買いになァ…」


「ミサカもいくーってミサカはミサカは駄々をこねてみる!」


「・・・・・・」

一方通行は少し黙ったあと、言った。

「勝手にしやがれェ…」

ーほぼ同時刻。 学生寮の一室


「ありゃ? 醤油切らしてるな」

上条が冷蔵庫を確認してつぶやく。

「ちょっとこれからコンビニで醤油買ってくる」


「私も一緒に行ってもいいかな?」

「ん? いいけど、何か買うものでもあるのか?」

「えっと・・・まぁ、暇つぶしみたいな」

(当麻くんと一緒に居たいからとか言えないよね…///)


「まあいいか、行こうぜ」

「うん!」

「早く買ってくるんだよ! 朝ごっはんーーッ!」

ー 15分後 ー


「「………」」


一方通行と打ち止め、上条と鳴護はコンビニで出会った。

「ヒーローさんだ!! ひさしぶりって、ミサカはミサカは元気に挨拶してみる!」

「お、打ち止め久しぶりだな」

「ヒーロー、なンでこンなところにいンだ?」

「俺は別に、醤油買いに来ただけだぞ。そっちは?」

「俺もコーヒー買いになァ・・・」


そこで一方通行は気づいたのか、上条の隣にいる鳴護に話しかける。

「オマエ、なンか見たことあるよォな気がするンだが・・・」

「えっと・・・当麻くん、この2人は・・・?」

「あ、悪い紹介してなかったなこっちが『一方通行(アクセラレータ)』だ。ちなみに超能力者(レベル5)そんでこっちが・・・」

「打ち止め(ラストオーダー)だよーって、ミサカはミサカは自己紹介してみたり!」

「れ、超能力者!? 当麻くん、なんでそんな人と・・・それに『ミサカ』って・・・?」

一方通行が答える。
「まァ、そンなに気にすンな」

「え、えっと・・・よろしく。あ、私は鳴護アリサです」

「私あなたの事知ってるよーってミサカはミサカは自慢してみる!」

「なんでお前が知ってんだァ?」

「歌手の『ARISA』さんだよね、ってミサカはミサカは確認してみる。あのエンデュミオンで歌ってた人だよーってミサカはミサカはあなたに教えてみたり!」

「…そォいやそォか・・・あの時のか…」

「あの時? エンデュミオンのこのか?」

上条が質問する。

「きにすンな…」

「そうか・・・?じゃあ、俺たちはもう行くぞ」

「ああ、じゃあなァ」


会計を終えた上条と鳴護は寮に向かって歩き出す。

「当麻くん、なんで超能力者と知り合いなの?」

「ま、まあいろいろあってな…野暮用ってやつだよ」

「ふーん…」

とにかく今は早く帰って温まりたい。

12月の冷気が肌にしみる。

「やっぱり寒くなったよな…」

「うん…そうだ、インデックスちゃんにプレゼント買っておこうかな」

「クリスマスはイギリスに行かないといけないらしいぞ、あいつ」

「え!?」

「さっき聞いたんだけどな」

「インデックスちゃん、何で教えてくれなかったんだろ…」

「悪いな、クリスマスは俺と2人になるけど、なんなら他のやつも呼ぶか?」

「えっと…」

(どうしよう…2人きり!? てっきりインデックスちゃんもいると思って…あぁ、もうどうしよう!)

「ん、顔赤くなってるぞアリサ。大丈夫か?」

「う、うん…大丈夫///」

「…まぁ、呼んだ方がいいか…? 居候の方は何とかごまかせるし、土御門あたりか、青ピ、姫神あたりだよな?…」

まず間違いなく参加するのは青ピ。彼は毎年毎年クリスマスにはナンパしまくっている。職質も相当数受けているようだ。

「吹寄とか姫神とか、女子何人か声かけといてくれよ、俺は男子に声かけるからさ」

「うん、分かった」





ー 学生寮 ー

「インデックスちゃん、何で教えてくれなかったのー!?」

「驚かせようと思ったんだけよ……まぁ2人で楽しんで欲しいからね」

「いいの…?」

「うん! (ちゃんと決めるんだよ…)」

後半はボソッと言うインデックス。

ボフッと音を立てて顔を赤くする鳴護。

「テレビで言ってたんだよ。クリスマスには告白する人が増えるらしいって…」

「ちょ、大きい声で言わないでぇっ…」

今日はここまで。

頭の中でごちゃごちゃになってきたかも

日付跨いじゃった…申し訳ない。
それじゃ投下。

※急いで書いたから誤字脱字ある可能性有


12月22日。

「えっと………マジです?」


飛行機(至って普通の奴)でインデックスをイギリスへ送り出した後、第二十三学区から帰って来た上条と鳴護の2人。

「うん…女の子全員、不参加だって……」
(私的には嬉しいんだけど…)

「それが、男も全員不参加なんだと」

ピクンッと鳴護が反応するが、上条は気付かない。

「あー。てことは2人だけど、いいか?どうせ食うだけだし」

「うん…みんな残念だね…」

なんてそういう風にに言っているが、内心ではひっそりと、しっかりとテンパっていた。

(2人きり…! うぅ…………ああ、もぅ!ダメ…妄想が止まらないよぉ…///)


ーーーーーー妄想内ーーーーーーー

『と、当麻くん…そんなとこ、ダメだよ……///』

『いいだろ…』

『ひゃ……ぁ…そこ……んぅ……///』

『可愛いよ…アリサ』

「あっ…………当麻くん…」


ーーーーーーーーーーーーーーーー





「はーい、ゲンコロゲンコロ」

「ハッ…!」

鳴護の頭に上条が手を乗っけている。

「ぼーっとしてたけど、何考えてたんだ?」

「い…いや……その…なんでもないよ」
(言えない…これだけは言えない…///)

「ていうか、『ゲンコロ』って何?」

「い、いやぁ~、上条さんにもいろいろありましてね? ちょっと決めゼリフいちいち言うの面倒なんだよなー的な?」

決めゼリフ?とか首を傾げているが、スルーして上条が尋ねる。

「そういえば、吹寄とかはなんで来れねえんだ?」

「風邪ひいたんだって…」

「あいつがねぇ…珍しいな」

「あの制理ちゃんがね…本当に珍しいね」

「あぁ…そういえば、姫神は?」

「秋沙ちゃんは、小萌先生に呼ばれてるんだって。残念がってたよ」

「ふーん…」

あのボロアパート(敷金礼金糞食らえ状態)は寒くないのだろうか?と上条は本気で考えてみる。

「青ピも、毎年恒例のチャレンジがあるとか言ってるし…」

一方通行は、黄泉川家の面々とクリスマスを過ごすらしいし、世紀末帝王は「愛しの滝壺ちゃんと過ごすぜ!」とかなんやら。

土御門は、インデックスと同じ要件でイギリスへ行っているようだ。(ちなみに、舞夏は繚乱家政女学校の研修やらで忙しいらしい)

「なるほど…なんだか奇蹟的にみんな不参加だね」

「あぁ、食費とかは浮くけどな。そこはちょっとだけ感謝かも…アリサはちょっとだけ食べる量多いけど」

「うっ…///」

「冗談だよ。怒るなって」

顔を赤くする鳴護を見て上条が笑う。

「あ、ケーキどうする? 明後日買いに行くか?」

「うん。えっと…流石にホールはないよね?」

「…アリサが食べたいって言うなら別にいいけど?」

顔を赤くして俯く鳴護。

「…あの………アリサさん?」

「ショートケーキでいいです! …もう…………当麻くんのばか…」

(うっ………)

思わず心の中でうめき声をあげてしまう。

(顔赤くして上目遣いとか反則だろォがよォ!!!)

話題を変えるつもりか、急に切り出す。

「当麻くん、インデックスちゃんのプレゼント…買いに行こ?」

「あぁ、そうだな。行くか」

ー 第七学区内『セブンスミスト』ー


「そんで、アリサはインデックスに普通の服を着て欲しいと…」

「うん、絶対似合うと思うんだ。インデックスちゃん可愛いし…」

「可愛いねぇ……」

(……黙ってりゃそうかもな……あ、あと噛みつきと暴食がなければ)


「まあ正直、上条さんには女の子の服とかよく解らないからなー」

頭をポリポリ掻きながらつぶやく上条。

「サイズはしっかり聞き出したし、あとは選ぶだけなんだ。似合うかどうかだけでいいから」

「はいはいっと、了解ですよ」

とりあえず鳴護は洋服店に突撃。その後に続こうとした上条だが、目の端にとある人影を見つけた。

「ん? お前って確か…」

向こうから出てきたのは。

「あら…誰かと思えばいつぞやの類人猿ではありませんの」

「お前、その呼び方変えてくれねえの?」

常盤台中学1年の確か、しら…白井黒子だったはずだ。御坂美琴の後輩で、彼女を『お姉様』と敬愛していたはずだ。上条は2度目に会った時は御坂のベッドに寝るという少々変態気質だったのを思い出す。

「それで、本日はどんな要件で?」

「ちょっとプレゼントを買いにな」

「まッ…! まさかお姉様にッ!?」

「……いや、違うぞ」

「………なるほど、お姉様とは別にプレゼントを渡すような仲ではないと…?」

「まあな」

「そうですの…」

(これでッ! クリスマスには意気消沈したお姉様に慰めの言葉をかけながら優しく添い寝して…グフフへへへへへへ…)

最後の笑いは顔にまで現れ、上条は割と本気でびびっていた。

その時、ちょうどいいタイミングで


「当麻くーん? まだー?」

「あぁ、今行くー! …じゃあな、白井」

まだ妄想の世界から抜け出さず、グヘヘグヘヘと笑う白井をおいて、上条は洋服店へ入っていく。



ー 洋服店内 ー

「どうしたの?」

「悪い悪い…知り合いがいたんでな」

「そっか。 それじゃ、早く選ぼう!」

言ってすぐにハンガーに掛かっている服を手に取る。

(インデックスは服とか興味ないもんな…年中無休であの修道服だし)

インデックスは夏だろうが冬だろうがいつでもどこでもあの修道服だ。(流石に就寝時は除く)


「ふふ~ん♪」

鼻歌を歌いながら笑顔で服を選んでいる鳴護を見ながら上条は考える。

(こういうのが普通の女の子なんだろうな…俺の周りには変なのが多いけど。 ……つーか、ぶっちゃけこんな可愛い子が絶賛同棲中!)

「当麻くん? どうしたの?」

「ハッ! ……悪い…ぼーっとしてた…」

「…? あっ、そうそう…当麻くん、これなんかどうかな? 似合いそうかな」

鳴護が持つハンガーには、薄手の茶色のコートが掛かっていた。

「なんかよくわかんねえけど、これならインデックスも喜ぶんじゃねえか?」

「うん! …あともう少し見て、良さそうなのがなければこれにする!」

「決まったら教えてくれよ」

鳴護はまた奥の方へ消えて行く。

ー 15分後 ー

結局、さっきのコートにすることになった。あいつこれ着るかな?とか疑問に思う上条だが、それは置いておき、今は目の前の問題に集中する。

上条の前には綺麗に並べられたストールが。

2人は鳴護が買いたいものがあると言って一旦別れ、別行動中。上条は鳴護にプレゼントを買いにきていた。

(上条さん、こういうのはあまり分からないのです。 しかし、アリサは冬に茶色系を選びやすいということがわかった…)

鳴護が上条にに聞いてきたのは、基本的に茶色や薄い黒などだった。

「まず茶色系は確定として、柄は…チェック柄かなー」




色々見て回った結果、結局は基本がオレンジ、それに赤や紺色のラインが入っているものにした。

ー 同時刻『セブンスミスト』内 ー

「あら、あなたは確か……?」

「えっと……白井…さん?」

「えぇ、鳴護さんでしたわね。ここで何をなさっているんですの?」

「買い物に来ただけだよ」

「で、この店に御用がおありですの?」

白井が指を差す方向には、ランジェリーショップが。

「うん…………///」

(クリスマス前に気合い入ってるみたいに思われないかな…)

「私もですの。よければご一緒しても?」

「う、うん…」

2人はそのまま店内へ。

ー 30分後 ー


「……………///」

鳴護は顔を真っ赤に染めてランジェリーショップから出た。


まさか、あの立ち振る舞いなどから完璧な淑女に見えた白井が、まさかの痴女。

ものすんごい下着を勧めてきた。

ほぼ紐だったり、薄く透け透けの下着だったり…同じ『女の子』として分類される身としてどうかと思う。
というか中学1年生として。

(一応、買っちゃったんだけど…///)

考えながらどんどん深みにはまっていくが、

「あ、時間!」

時計を見て慌てて駆け出す。
現時刻は午後4時40分。
待ち合わせの時間は午後4時45分。ギリギリだ。

(当麻くんもう待ってるかな…?)

角を曲がると、待ち合わせ場所にしていたベンチに上条当麻が座っていた。彼は、鳴護を見つけると手を振る。

ベンチまでたどり着くと、隣に座る。

「ごめんね…待たせちゃった」

「いやいや、気にすんなって。 さっき来たばっかりだからさ」

とか言っているが、手に持っているペットボトルは空だった。

「さて、帰るか。 ちゃんと買えたのか?」

「うん…///」

「そっか。 それじゃ、そろそろバス来るし行くぞ」

今日はここまで。

次は木曜日くらいかな

投下は日付変わるくらいかな。


もしかしたら跨ぐかも

12月24日午前10時


「えっと…これと、これ……あとは何かあるかな?」

学生寮近くのスーパー。
鳴護と上条の2人は夕食の食材を買いに来ていた。

「ぶっちゃけ、それっぽいのであればいいんじゃねえか?」

「それを言っちゃったらお終いだよ…」
(料理も一応…雰囲気作りとして、ね)

「じゃあ、あと何もなければケーキだけだな」

「うん! 予約済みだから、受け取るだけでオッケーだよ」

「……………ホールケーキ?」

「………………」

「…待ってちょっと涙目で黙って俯かないで上条さん冗談だから!」

「……………ー……キ」

鳴護は小さな声で呟く。

「え、なんだって?」

「…………………ホールケーキだから///」

「マジだったんかい!!」

ー 1時間後 ケーキ屋 ー


「こちらがご予約のケーキになります。彼女さんと良いクリスマスを」

ケーキを受け取り、にっこりと完璧な笑顔で見送られる2人。

「…………///」

鳴護は顔を真っ赤にして俯く。

そんな様子に上条は気付かずに、

「さて、必要なもんとかは終わったし、アリサはどっか行きたいところあるか?」

「えっと…また『セブンスミスト』に用があるんだけど…いいかな?」

「買い忘れでもあったのか?」

「ちょっとね…」
(当麻くんへのプレゼント忘れてた…)

ー 『セブンスミスト』内 ー

『当麻くんは何か買うものとかないの?』

『…多分』

『1時間後に昨日と同じベンチでいい? 時間かかっちゃうかもしれないから』

『おう、別に急がなくてもいいぞー』

というわけで、鳴護はとある店の中にいる。
いろいろあって悩んだが、時間も迫ってきていたので結局は最初に悩んでいたものにする。


会計を済ませ、時間を確認すると時間まで15分。
ちょっと早すぎるかな?と思ったが、遅いよりマシだ。

集合場所のベンチには、すでに上条が座っていた。

「お、今日は早かったな。 ちゃんと買えたのか?」

「うん。 当麻くん待たせちゃった?」

「いやいや、さっき来たトコ」

「そう…」


彼が手に持っているお茶のペットボトルがからなのは言うまでもない。

今日は短めの3レス。

初体験の描写を全消去…不幸だー

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年03月16日 (日) 03:27:11   ID: 6trLEisg

そしてこのスレも忘れられて行く

2 :  SS好きの774さん   2014年03月26日 (水) 00:55:27   ID: cY2MIiod

完結かよ!!

3 :  SS好きの774さん   2014年04月06日 (日) 23:59:44   ID: rrQbI8L1

あらー終わりですか

面白そうだと思ったんですが

4 :  SS好きの774さん   2014年05月12日 (月) 21:49:56   ID: lZVQf2RL

終わるんかーい

5 :  SS好きの774さん   2014年05月15日 (木) 21:59:49   ID: mVzNqmeR

誰か続き書いてくれ

6 :  SS好きの774さん   2014年06月06日 (金) 00:44:57   ID: bzZFvmXw

がんば

7 :  SS好きの774さん   2014年11月01日 (土) 09:30:50   ID: OKN0IQe9

そもそもカテゴリタグがおかしい

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