穏乃「夏休みの宿題がまだ終わってない・・・」 (48)

代行ID:6mllS3wM0

穏乃「どうしよ・・・」

穏乃「全くと言っていいほど手をつけてなかったや」

穏乃「明日はもう始業式、なのにこれって・・・」

穏乃「・・・めちゃくちゃやばいよね?」

穏乃「・・・」

穏乃「とっ、とにかく誰かに助けてもらおう、そうしよう!」

穏乃「誰に助けてもらおっか?」

安価>>9

あわあわ

穏乃「・・・大星さん、とかどうかな?」

穏乃「白糸台って頭もいいし、きっと大星さんも勉強できるよね?」

穏乃「・・・助けてくれるかな」ピポパ

トゥルルルルルルルルル

淡「もしもし?」

穏乃「あ、もしもし」

淡「その声!?お前は高鴨穏乃でしょ!」

穏乃「そ、そうですけど・・・」

穏乃(お前って言われた・・・)

淡「何?私になんか用?」ユラユラ

穏乃(電話なのにすごいプレッシャーを感じる・・・)ゴクリ

穏乃「あの~つかぬ事をお伺いするんですけど~・・・」

穏乃「大星さん夏休みの宿題とかもう終わりました?」

淡「夏休みの宿題?・・・はっ!」クスッ

淡「白糸台で大将の私がそんなのやらなきゃいけないと思ってるの?」

穏乃(やらなきゃダメでしょ。わたしたち学生なんだし・・・)

淡「私は今や高校生を代表する雀士なの!私は麻雀うってればいいのー!」

穏乃「そうな・・・んですか?」

淡「あったりまえじゃーん!」フフン!

\ナンダト?ナツヤスミノシュクダイヲマダヤッテナイダト?/

穏乃 淡「!?」

穏乃(電話の向こうから誰か別の声が・・・)

淡「菫・・・先輩・・・」タラリ

菫「大星、お前学生の本分はなにか知っているのか?」ゴゴゴゴゴ

淡「えっと・・・それはぁ・・・」

穏乃「あのー、大星さん?」

淡「ごめん!あとでかけなおす!」ブチッ、ツーツー

十分後

トゥルルルルルルル

穏乃「もしもし?」

淡「高鴨穏乃~~~~~~~~~」グスン

淡「・・・夏休みの宿題やった?」

穏乃「あはは・・・、はぁ・・・」

淡「どうしよ、明日から学校始まるのにぃ」あたふた

穏乃「先輩さんにお説教くらったんですか?」

淡「菫のお説教はめちゃくちゃ堪えるんだから・・・」はぁ

穏乃「大変でしたね」あははっ・・

淡「それもこれも!全部あんたのせいなんだからね!高鴨穏乃!」

穏乃「私~!?」

淡「罰として私の宿題を手伝いなさい!!」

穏乃「・・・あの、実は私もまだ・・・」もじもじ

淡「はぁ!?それで私に電話してきたの!?」

穏乃「てへへへ・・」

淡「あんたね~、自分の宿題は自分でやるものでしょ?」

淡「誰かに助けてもらおうとか都合が良すぎるのよ!」

穏乃「・・・大星さんに言われたくない」ボソッ

淡「なんか言った!?」

穏乃「いえ別に~・・・」

穏乃 淡「・・・・・・・・・はぁ」

淡「でもほんとどうしよ・・・」

穏乃「大星さんどれくらい宿題残ってるんですか?」

淡「・・・全部、そっちは?」

穏乃「私も・・・」あはは・・・

淡「この長い夏休みになにやってたのよ!」

穏乃「山で遊んだり、川で遊んだり、麻雀したり・・・」

淡「そんなこと聞いてないよ!」

照「宿題は済んだ?」

淡「まったくもって!」

淡「とりあえず今からそっちいくから」

穏乃「今からですか!?」

淡「なんとしてもあんたに私の宿題を手伝わさせてやる!」

穏乃(本気なの・・・?)

数時間後

淡「来たわよ!」

穏乃「ほんとに来た・・・」

淡「さあ!私の宿題を手伝ってもらうわよ!」

穏乃「ちょっと待って大星さん!今から二人だけでこの宿題全部なんて無理だよ!」

淡「・・・じゃあどうすんのよ~、このままじゃ私また菫に・・・」カタカタ

穏乃「やっぱり誰かに手伝ってもらうしか・・・」

淡「誰かって・・・誰よ?」

穏乃「それは・・・」

安価>>36

竜華と姫子

穏乃「やっぱり私と大星さんが揃ったってことは、準決勝大将戦の方々とか・・・」

淡「決勝じゃなくて?」

穏乃「それはまぁ、ねぇ?」(察し)

淡「?」

淡「・・・ていうか、かたや大阪かたや福岡って時点で無理じゃん」

穏乃「そうですよねー、大星さんみたいに来てもらうってのもねー」

淡「なにそれ?なんか私がおかしいみたいな言い方じゃない?」ムスッ

穏乃「いやそういう意味じゃ・・・」

竜華「いやー、それにしても久しぶりやな」

姫子「準決勝以来ですねー」

穏乃 淡「!?」

穏乃「あの二人・・・!?」

淡「なんで!?」

竜華「あー、穏乃ちゃんやーん、久しぶりー」

姫子「なんで大星淡までおりよるん?」

淡「なによ!私がここ奈良にいちゃおかしいってゆーのー!」ブーブー

姫子「そげんこと言うとらんし・・・」

穏乃「ていうか、なんでお二人がここに!?」

竜華「あれー?なんも聞いとらんかったん?」

竜華「うちの千里山と新道寺、今玄ちゃんとこの旅館泊まってんねんで」

穏乃「えっ!松実館に?」

竜華「玄ちゃんと宥ちゃんにお呼ばれされたんよ」

姫子(部長との旅行・・・こん幸せが他にあるんやろうか・・・)

竜華(怜とのお泊まり旅館なんて初めてやわー、うふふふ・・・)

竜華 姫子(・・・まぁ今回は二人っきりの旅行と違うけど)はぁー

穏乃「知らなかった・・・」

竜華「ほんで二人はなにしてんの?」

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