ヤンデレ「百合も歩けば棒に当たる」(112)

女さんの様な可愛い人がむやみに歩けばきっとよくないことがおきる

だからわたしは女さんを影から見守ることにした

続けるうちに女さんがストーカーを気にする様な素振りを見せる様になってきた

大丈夫ですよ女さん、わたしが絶対守りますから

不届き者はわたしがしっかりお灸をすえて二度とオイタができないようにしますから

わたしと女さんの幸せな未来が訪れるその日まで

さて一人目の不届き者は…

うちの学校の中等部の眼鏡とかいう子

みるからに地味でオドオドしている

この子は女さんをよく遠くから眺めている

この前は手紙を下駄箱に入れてた(もちろん処理して代わりにわたしの愛の手紙を入れといた)

これは疑いようもなくストーカーね

女さんは魅力的だもの気持ちはわかる

でもあなたと女さんじゃ釣り合わないでしょ?

それでは接触する

ヤンデレ「こんにちは眼鏡さん」

眼鏡「ふぇっ!?あっ、こ、こんにちは…」

ヤンデレ「いきなりごめんなさいね。わたしは高等部のヤンデレ。あなたの憧れてる女さんの後輩よ」

眼鏡「よろしくお願いします…。じゃなくて、なななんで女先輩のことを?」

ヤンデレ「あなたが女さんにストーカー行為をしてるとこ何度も見たわ」

眼鏡「わ、私ストーカーなんかじゃありません!」

ヤンデレ「とぼける気?遠くから眺めたり、手紙を下駄箱にいれたりしてたでしょ?」

眼鏡「確かにしましたけど…。ていうか何で知ってるんですか?」

ヤンデレ「そんなの当然じゃない。わたしはいつでも女さんのことを見守ってるのよ。なにせ愛を誓い合った仲ですもの」

眼鏡「それってストーカーなんじゃ…」

ヤンデレ「何か言った?」ニコッ

眼鏡「いえ何も言ってません!」

ヤンデレ「とにかくストーカー行為はやめなさい。今なら軽いお仕置きで許してあげる」

眼鏡「で、でも私純粋に女さんに憧れてるんです!あんな魅力的な人初めてみたから…」

ヤンデレ「確かに女さんは可愛いし、優しいし、いい匂いだし、うなじなんて蠱惑的だし、庇護欲全開にさせるようなスタイルだし、いつまでもさすっていたいような太ももだし、骨がみえるまで舐め続けたいくらい脇は綺麗だし、笑顔なんてもうわたしをキュンキュンさせすぎてもう…」

眼鏡「ヤバいこの人ヤバい」

ヤンデレ「まだまだ褒めたりないけど、それくらい魅力的な女さんとあなたが釣り合うと思うの?」

眼鏡「確かに釣り合わないかもしれないけどでも…」

ヤンデレ「わからない子ね。こうなったらとことん話し合いましょう。ここじゃあれだからわたしの家で」

眼鏡「は、はぁ…」

ヤンデレ「いらっしゃい。とりあえずお茶でもどうぞ」

眼鏡「あ、ありがとうございます」

ヤンデレ「さっきは話し合うなんて言ったけど、本当はそんなつもりないわ」

眼鏡「えっ?それってどういう…」

ヤンデレ「一方的にわからせるっていうこと。あなたはわたしの要求をただ受け入れるだけ」

眼鏡「そ、そんなこと……あれ?なんか眠い………zzz」

ヤンデレ「おやすみなさい。最後の安息をしっかりたのしむといいわ」

ーーーー
ーー

眼鏡「……んぅ、あれ私…」

ヤンデレ「おはよう眼鏡さん。いい夢見れた?」

眼鏡「そうだった、ヤンデレ先輩の家にきてお茶を飲んだら眠くなって…」

ヤンデレ「睡眠薬いれといたからね」

眼鏡「それより私を拘束してどういうつもりなんですか?」

ヤンデレ「だから何度も言ってるでしょ?あなたに女さんを諦めさせるためよ」

眼鏡「わ、私はこんな脅しなんかに屈しましぇん!」

ヤンデレ「声が裏返ってるわよ?さーてどうしようかな。肉体的に苦しめてもいいけどわたしが捕まっちゃったら女さんを守る人がいなくなっちゃうし」

眼鏡「や、やめましょうよこんなこと。今なら誰にもいいませんから…」ガクガク

ヤンデレ「精神的に堕とすことにしましょうか。奴隷にしてわたしと女さんの未来を支える駒にするのが一番ねきっと」

眼鏡「私女さんのこと諦めます!だからもうやめてください!」

ヤンデレ「今更遅いわ。まずバイブとローターを使った寸止め地獄を数時間やってー、その後失神するまでノンストップでイかせ続けてー、あっ!くすぐりまくるのも悪くないわね」

眼鏡「ひっ」

ヤンデレ「簡単に堕ちちゃイヤよ?」

眼鏡「イヤぁぁぁぁぁぁぁぁああっっっっ!!!」

ーーー
ーー

眼鏡「」ピクピク

ヤンデレ「とりあえずこんなところかしら」

ヤンデレ「あとどれくらいやれば完全に堕ちるのやら。楽しみね」

ヤンデレ「さて疲れたしわたしも一眠りするとしましょう」

ヤンデレ「心配もなさそうだし手足の拘束は外しておいてあげる。このままじゃ痛いだろうしね」

ヤンデレ「それじゃおやすみなさい。また後でたっぷり気持ちよくしてあげるわ」

ーーーー
ーー

ヤンデレ「……ふわぁぁよく寝た。ってあれ?」

眼鏡「おはようございます」

ヤンデレ「おはよう。それよりこれはどういうこと?」ジャラッ

眼鏡「うふふ、さっきの私とお揃いですね」

ヤンデレ「そんなことは聞いてない。とにかくこれを外しなさい」

眼鏡「私とっても気持ち良かったです。この世にあんな気持ち良いことがあったなんて」

眼鏡「心も体もどうしようもなくなるあの感覚最高でした。私はすっかり虜になってしまいました。ヤンデレ先輩、いやお姉様」

ヤンデレ「あなた一体なにを言って…」

眼鏡「私だけ気持ちよくなったんじゃ悪いです。だからお姉様も気持ちよくなりましょ?精一杯ご奉仕します♪」

ヤンデレ「や、やめて。わたしが悪かったわ。本当にごめんなさい」

眼鏡「私がいくらやめてって言っても聞いてくれなかったじゃないですか。でも…」

眼鏡「それがどうしようもなく気持ち良いんですよね。それがわかっててお姉様もやってくれたのでしょう?」

ヤンデレ「ち、違う…」

眼鏡「もう遠慮しないでくださいよ。私とお姉様の仲じゃないですか」

ヤンデレ「お願いだから許して」ウルウル

眼鏡「…そんな可愛い顔をして私を誘ってるんですね?いけない子。お仕置きしなきゃ」

ヤンデレ「ひぃっ」

眼鏡「さぁ私と溶け合って一緒になりましょお姉様♪」

ヤンデレ「うにゃぁぁぁぁぁぁぁぁああっっっっ!!」

失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した

あの子と関わるんじゃなかった

家も知られてしまった

あれ以来あの子はわたしにしつこくつきまとうようになった

わたしのスマホは鳴り止むことがない

そしてメールも電話も無視し続けようものなら…

まさかの逆転

前もこんなの見たような気がするけどあれと同じひとかな?
期待してる

ヤンデレ「メール68件着信99件しかも全部留守電付き」

ヤンデレ「もうやだ。全てを捨てて逃げ出したい」

眼鏡「二人で愛の逃避行ですか?いいですね!どこまでもついていきます!」

ヤンデレ「ひっ、眼鏡さん。いきなり現れないでよ。ていうか勝手にわたしの家に入ってこないでって何回言ったら…」

眼鏡「だっていつまでたっても返事なかったからお姉様になんかあったんじゃないかって心配になっちゃって」

ヤンデレ「そもそもあなた女さんのことが好きだったんじゃないの?」

眼鏡「嫉妬しちゃってかわいいなぁもう。女さんは憧れてただけですって。心配しなくても私はお姉様一筋ですよ」

ヤンデレ「ねぇやっぱり女の子同士なんておかしいよ」

眼鏡「いいじゃないですか女の子同士の愛。むしろ女の子同士だからいいんじゃないですか!」

ヤンデレ「それにしてもあなたの行為はいきすぎてると思う。拘束したりとか普通好きな人にしないと思うわ」

眼鏡「それほど私の愛は深いんです。ていうかお姉様人のこと言えないでしょう」

ヤンデレ「うっ…。とにかく普通のお友達として付き合っていきましょう。それならわたしも歓迎だし」

眼鏡「無理です」キッパリ

ヤンデレ「即答しないでよ。わたしには女さんという人が…」

眼鏡「もちろんお姉様が女先輩に恋をしているのは知っています。そして私のことを愛してくれているのもわかってます。恋は一時的なもの、愛は永遠のもの。そうでしょう?」

ヤンデレ「うん、なんかもう色々違う」

眼鏡「私は寛大ですからお姉様を束縛したりしません。それがお遊びであるうちは目をつむります。でももし本気になったらわかってますね?」

ヤンデレ「ひぃっ、ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい」グスグス

眼鏡「泣き顔も可愛いです…。どうしてそんなに可愛いんですか?そんなに誘惑しなくても私はすでにお姉様の虜ですよ?あっ、わかった!私に襲って欲しいんですね!そういうプレイなんですね!そうとなれば早速…」ジリジリ

ヤンデレ「ひっ、こないで」

眼鏡「中学生に襲われそうになって泣いちゃうなんてなさけないですね。でもそんな情けないお姉様も愛してますよ。声も身体も指も髪も泣き顔も心も全部全部残らず愛してます。お姉様は私だけのもの…。一つになりましょう?」

ヤンデレ「逃げる!」ダッ

眼鏡「逃がしませんよ♪」ガシッ

ヤンデレ「はーなーせー」ジタバタ

眼鏡「何回このくだりやるつもりですか?拘束されたいなら素直に言えばいいのに」

ヤンデレ「わたしは逃げたいんだ!」ジタバタ

眼鏡「そろそろおとなしくしないと後でヒドイですよ?」

ヤンデレ「・・・」ピタッ

眼鏡「良い子ですね。今日は首枷と目隠しそしてギャグボールを持ってきてみました。いっぱい楽しみましょう!」

ヤンデレ「うにゃぁぁぁぁぁぁぁぁああっっっっ!!!」

おつおつ

おい起きろ、続きを書く時間だ
おう、あくしろよ

また君か


他にも百合オリジナル書いてる人か
後輩の逆襲攻めとは素晴らしい!

さて二人目の不届き者は女さんと同じクラスの短髪っていう人

小麦色の肌をした活発なボクっ娘ってところかしら

この人はよく放課後校門で女さんを待ち伏せしている

この前なんか女さんの飲み物と自分の飲み物をすり替えてた(もちろん女さんの飲み物はわたしが回収しておいた。ペロペロ」

これは弁護の余地なくストーカーね

女さんは魅力的だもの気持ちはわかる

でもあなたとじゃ釣り合わないでしょ?

それでは接触する

ヤンデレ「こんにちは短髪さん」

短髪「ん、こんにちわー。君は誰かにゃー?」

ヤンデレ「あなたが大好きな女さんの後輩です」

眼鏡「そして私の可愛い可愛い子猫ちゃんです!」

ヤンデレ「ちょっ、だからいきなり現れないでよお願いだから」ウルッ

眼鏡「もうお姉様ったらこんな人通りの多いところで誘惑しないでくださいよ。露出癖にでも目覚めたんですか?なら早速…」

ヤンデレ「あ、後でいくらでも相手してあげるから今はやめよ。ねっ?」

眼鏡「わーいやった!約束ですよ?」

ヤンデレ「うぅ…」

短髪「おーいそろそろいいかにゃー?」

ヤンデレ「そうです。今はあなたのストーカー行為こそが問題なのでした」

短髪「ストーカー?ボクはそんなことしてないけど」

ヤンデレ「いつも放課後校門で女さんを待ち伏せてますよね?」

短髪「そ、それは女ちゃんと一緒に帰りたいなーって。いつも友ちゃんと一緒にいるからなんか面と向かって誘いづらくてさ」

ヤンデレ「女さんの飲みかけのジュースと自分のをすり替えた件については?」

短髪「にゃにゃにゃんでそれを!?」

ヤンデレ「わたしは女さんと愛を誓い合った仲ですもの。悪い虫がつかないようにいつでも見守ってるんです」

短髪「それってストーカーなんじゃ…」

ヤンデレ「そんなことありません。言うならば愛のガーディアンです」

眼鏡「・・・」ジトー

ヤンデレ「っていうのはちょっと言い過ぎかもしれませんけどねー。あはは…」

短髪「どんな形であれ君も女さんが好きなんだね。でも負けないよ」

ヤンデレ「女さんのこと諦めるつもりはないんですか?」

短髪「ないね。ボクは女さんほど魅力的な人を知らないから」

ヤンデレ「そうです。女さんはこの学校で一番いえ世界で一番魅力的な人です。そんな人があなたと釣り合うと思ってるんですか?いい加減一方的だと気づいてくださいよ」

眼鏡「これは教育する必要があるなぁ」ボソッ

ヤンデレ「ひぃっ」

短髪「ボクは…それでもボクは……!」

ヤンデレ「わからない人ですね。こうなったらとことん話し合いましょう」

短髪「望むところだにゃっ!」

ヤンデレ「ここじゃなんだからわたしの家…じゃなくてそこらへんの空き教室で」

ヤンデレ「ここにしましょうか。長くなりそうなんでジュースでもどうぞ」

短髪「気持ちだけいただいておくよ。君は目的のためなら手段を選ばないタイプっぽいからね。何が入ってるかわかったもんじゃない」

ヤンデレ(こいつできる…!さてどうしたものか)

眼鏡「あぁもうまどろっこしいですね。短髪先輩ちょっと手を見せてください」

短髪「えっ?こ、これでいいかにゃ?」

眼鏡「はい。では失礼します」プスッ

短髪「痛っ!なにするのさ!」

眼鏡「筋弛緩剤を注射しただけですよ」

短髪「えっ、えっ、えーーっ!?言われてみれば体に力が入らない気が」

眼鏡「さぁお姉様、短髪先輩を拘束してください。道具はここにあります」

ヤンデレ「は、はい!」

短髪「何をするだァ!やめろー!」

眼鏡「そしてローターをたくさん用意しときました。後はわかりますね?」

ヤンデレ「えーっとローターを体のいたるところに設置して…」

短髪「ろ、ろーたーって何だにゃ?」

ヤンデレ「あなたを天国へ導いてくれる道具ですよ。スイッチ入れますね。強さは弱と」

短髪「きゃっ!なにこれ変な感じ」

ヤンデレ「じきによくなりますよ」

短髪「なんかムズムズする…。うぅっ、なんだか切ないよぉ」

眼鏡「ちなみにさっきの注射、とっても淫らしくなる薬もいれときました」

ヤンデレ「なんであなたはこんなもの持ち歩いてるか聞かないでおきましょう。わたしの身が危なそうだし」

眼鏡「さっ、私たちはお姉様の家で愛し合いましょう」

短髪「待って!その前にこれどうにかして」

ヤンデレ「ダメですよ。あなたが女さんを諦めるまでやめませんから」

短髪「ならせめて強くして!ずっとこんなんじゃおかしくなっちゃうよ…」

ヤンデレ「なら上手におねだりしてみてください」

短髪「くっ…だれがそんなことするもんか」ハァハァ

ヤンデレ「うふふ、せいぜい頑張ってください。最終下校時刻になったら様子見に来ますんで」

短髪「えっ…。無理、無理だよそんなの!諦めるから…女さんのこと諦めるからもうやめてっ!」

ヤンデレ「心から本気でそう言えるようになったらやめてあげます。それではまた後で」

……………

ヤンデレ「そろそろ下校しないといけない時間です。調子はどうですか?」

短髪「もうダメ……気が…狂っちゃうよぉ……。助けて…なんでもすりゅからぁ」

ヤンデレ「あらあら。それで短髪さんはどうしてほしいんですか?」

短髪「一思いにイかせて!もう……我慢できないのぉっ!」

ヤンデレ「女さんのことは諦める?」

短髪「もちろんです!ボクは身も心もヤンデレ様に捧げます」

ヤンデレ「それはやめて頂戴。間に合ってるわ」

短髪「早く…早くぅ」

ヤンデレ「仕方ない子ね。それじゃあ刺激を強くしてあげるわ。MAXにね!」

短髪「んはぁぁぉぁぁぁぁっっ!!ヤバいの来ちゃう!!イクッイクッイクのぉぉぉぉぉぉお!!!」プシャァァ

ヤンデレ「まだやめませんよ」

短髪「えっ!?無理っ無理っ無理っ!!これ以上やったらおかしくなっちゃう!!ヤダッ!もうヤダァァァッ!!」

ヤンデレ「女さんに手を出したことたっぷり後悔してくださいね」

短髪「いゃぁやぁぁぁぁぁぁぁぁぁああっっっっ!!!」ビクンビクン

眼鏡「お姉様ったら激しいんだから」

ヤンデレ「わたしはあなたにいつもこれ以上のことされてるけどね」

眼鏡「それはお姉様が可愛すぎるのがいけないんです。それと今日は教育のためいつも以上に愛してあげるんで覚悟してくださいねっ♪」

ヤンデレ「ガクブル」

結果から言うことにする

今回もわたしは失敗した

あの人と関わるべきではなかった

わたしにつきまとう人が増えてしまった

わたしのスマホはもはや音を発し続ける何かになってしまった

わたしは嬌声をあげ続ける何かになってしまいそうだ

あの時あの人に話しかけなければあの時あの人を放っておけばあの時あの人を…

何だ
ヤンデレさんも総受けタラシの素質があるじゃないですかw

ヤンデレ「いってきます」

短髪「あっ、ヤンデレちゃんおっはよー!」

ヤンデレ「なんで毎日わたしの家の前にいるんですかねー」

短髪「やだなー偶然、そう偶然だよ!もっとロマンティックに言うと運命ってやつかな」

ヤンデレ「わたしがどんなに早く出ても逆に遅刻しようともいるのも偶然なんですか?」

短髪「いつでもヤンデレちゃんのことを考えてるからそれくらいの偶然は神様も許してくれるのさ」

ヤンデレ「…そもそもあなたの家、学校から見てわたしの家と逆方向ですよね?」

短髪「甘いなヤンデレちゃん。そんなの広大な宇宙からしたら誤差の範囲ですらないよ」

ヤンデレ「黙れ!この変態!ストーカー!」

短髪「あぁ、もっと、もっと言って!」

ヤンデレ「はぁ、もういいわ。あなと話してると疲れる」

短髪「ボクは楽しいけどにゃー」

ヤンデレ「ていうかあなた女さんのことが好きだったんじゃないんですか?」

短髪「諦めろって言ったのはヤンデレちゃんじゃないか。まぁそうじゃなくてもボクはヤンデレちゃんにメロメロだよ」

ヤンデレ「わたしは何されても女さんを愛し続ける自信があるけどなー」

短髪「ねぇヤンデレちゃんって女さんのことが好きなの」

ヤンデレ「当たり前でしょ。前世も現世も来世もわたしは女さんの伴侶よ」

短髪「……許さない」

ヤンデレ「へっ?」

短髪「あんなに無理矢理ボクのことを虜にしたのに他に好きな人がいるって?認めない…そんなの絶対認めないよ。あっそうか、嘘なんだ?嘘なんだよね?女さんは遊びなんだね?真顔で言うから本気かと思っちゃったよ。君はボクと一緒になる運命だもんね。……一応質問しておくね。答えなんてわかりきってるけどもし万が一間違えたら上半身と下半身がお別れすることになるかもしれないから気をつけてね。それでは質問。あなたが愛しているのは誰?」

ヤンデレ「ひぃっ」ガクガク

短髪「なーんてね。冗談だよ冗談。そんなに怯えないで」

ヤンデレ「ぐすっ、もうおどかさないでくださいよ」

短髪「ヤンデレちゃんは泣き虫だにゃー。ほらおいで」

ヤンデレ「うん…」

短髪「大丈夫。ヤンデレちゃんはボクが絶対守るから。好きなだけ依存していいんだよ」ギュッ

ヤンデレ「短髪さん…」

短髪「君を守れるのはボクだけ。だからボクの言うことは何でも聞くんだよ?そうすれば全てがうまくいくから」

ヤンデレ「わたし…わたしは……」

短髪「さぁ誓いのキスを…」

眼鏡「何を…しているんですか?」

ヤンデレ「」ビクッ

短髪「ちっ」

眼鏡「お姉様これはどういうことですか?私が納得できるような答えをお願いします」

ヤンデレ「違う!違うの!えっとあれっ?何が違うかわからないけど…とにかく違うの!!」

眼鏡「落ち着いてくださいお姉様。私はただ質問してるだけですよ?」

短髪「見ればわかるんじゃないかにゃー?それとも君にとって認めたくない事実を言葉にしてほしいのかにゃ?」

眼鏡「…まずはこの雌豚から処理することにしましょう」

短髪「君みたいな情けない文学少女がボクをどうこうできるとは思えないけどにゃー。ましてやヤンデレちゃんを守るなんて絶対無理無理」

眼鏡「残念ながらゴミが扱う言語は理解できませんので私には少しも響きませんよ」

短髪「どうやら君とは決着をつけるべきみたいだにゃ」

眼鏡「そのようですね。お姉様をより早く100回イかせたほうの勝ちということでどうです?」

短髪「望むところだにゃ!」

ヤンデレ「ちょっと!今の流れでなんでそうなるの!?」

眼鏡「お姉様の弱点は知り尽くしてますからね。とりあえず失神する直前までノンストップで最短距離を…」ブツブツ

短髪「いつもやられてることより新しいことの方が刺激も強いだろうな。急がば回れお尻の穴の開発も視野に…」ブツブツ

ヤンデレ「ヤバい逃げなきゃ」ダッ

眼鏡「お姉様」ガシッ

短髪「逃がさないにゃ」ガシッ

ヤンデレ「ひぃっ」

眼鏡「公平を期すためにまずは二人でお姉様を100回程イかせましょうか」

短髪「そうすればどっちが先になっても後になっても安心だね」

ヤンデレ「もしかして休みなく300回続ける気!?」

眼鏡「今日は寝かせませんよ♪」

短髪「ボクだけのヤンデレちゃんにしてあげるよ!」

ヤンデレ「うにゃぁぁぁぁぁぁぁぁああっっっっ!!!」

おつおつ

かわいそう

まだかな?

支援age

まだか

一度書き溜めたんだけど変な方向に進みそうになったんで書き直してます
もう少しお待ちを

待ってる

保守age

まだかな

ほしゅ

まだかなー?

ほしゅほしゅ

まだか

下がるの早すぎだろ…

保守

遅くなってしまいすみません
夏バテで思考力ゼロです

わたしは学んだ

女さんをストーカーする人にまともな人はいないと

この前なんか女さんの担任の先生がストーカーしてた

仮にも教師だよ?生徒をストーキングするなんてまともじゃない

しかも下着らしきものを咥えてたし…

だからわたしは慎重を期すことにした

安全だとわからないうちは自分から接触しない

これで平和

でも平和っていうものは長く続かないものなの

三人目の不届き者は突然わたしに接触して来た

彼女は女さんの妹

ついでにいうとわたしのクラスメイト

わたしから見た彼女は百合ではなかった

女さんにスキンシップされてもうっとおしそうなそぶりをみせてたし

わたしなら濡れる

本来なら女さんに溺愛されてる時点でギルティなんだけど彼女には常に取り巻きがいたので手を出せずにいた

これはちょうどいい機会ね

それでは接触…された

妹「好きです!付き合ってください!」

ヤンデレ「・・・」

妹「?好きでs」

ヤンデレ「いや聞こえなかったわけじゃないの。突然で理解が追いつかないだけ」

妹「ご、ごめんねいきなり。わかりやすく言うとあたしが告白してヤンデレちゃんが受け入れて結婚、ゆくゆくは子供をたくさん…」

ヤンデレ「はいストップ。ストーップ。とりあえずあなたが普通じゃないことだけはわかったわ」

妹「そそそんなあたしがヤンデレちゃんにとって普通では言い表せない仲だなんて///」

ヤンデレ「困ったわ話が通じない」

妹「あっ、できれば答えを聞きたいんだけど。これから初デートに行くか、とりあえず今日はキスだけしてさようならか」

ヤンデレ「なんでオッケーする前提なのよ!そもそもわたしのどこが良いわけ?」

妹「好きになるのに理由なんていらないよ…。だって好きになっちゃったんだもん!」

ヤンデレ「…ちょっとキュンときちゃった」

妹「ただ強いて少しだけあげるなら、あたしを見る冷たい目にキュンキュンするとかペットボトルを潰す姿にゾクゾクするとか箸を湿らすために舐める姿をみて大洪水とか、あとねあとねもちろんイジメられて涙目なところもすっごく可愛いしさり気なくあたしをストーキングしてくれる優しさに…」

ヤンデレ「前言撤回するわ」

ヤンデレ「あなた本当に女さんの妹?」

妹「そうだよ?似てるでしょ?」

ヤンデレ「確かに見かけは女さんをちっちゃくした感じかしら」

妹「あー!女お姉ちゃんと違ってあたしはワガママボディーだから似てないように思うのかもね!」

ヤンデレ「ワガママボディー、ね…。確かに幼児はワガママだわ」

妹「?」ツルペタストーン

妹「そうだ!今日はあたしの家でデートしようよ!」

ヤンデレ「だからあなたとは…ハッ!?」

ヤンデレ(よく考えたら妹さんの家は女さんの家じゃない。つまり合法的に女さんの家に…)

妹「なーに?それともヤンデレちゃんのお家にする?」

ヤンデレ「あなたの家にしましょう」

妹「わーいやったね!じゃあ早速行こう」

ヤンデレ「そうね。ん?眼鏡さんと短髪さんからメールが来た」

眼鏡『浮気したら…わかってますよね?』

短髪『今すぐボクのところに来るか一生アヘ顏で過ごすか選んでくれたまえ♪』

ヤンデレ「・・・」

妹「どうかした?」

ヤンデレ「なんでもないわ。さっ、行きましょう」

妹「ここがあたしの家だよ!今日は残念ながら両親がいないから挨拶はまた今度の機会にしよ」

ヤンデレ「そうね。あなたの両親とは一度話したいわ」

妹「もうヤンデレちゃんったら///さっ、入ろう」

妹「ただいまー」

女「おっかえりー妹ちゃん!」ダキッ

妹「もうっ!いきなり抱きつかないでって言ってるでしょ」

女「妹ちゃんが可愛すぎるのがいけないんだよー」スリスリ

ヤンデレ「こんにちは女さん」ニコッ

女「ヤ、ヤンデレちゃん!?どどどどうして家に?」

ヤンデレ「妹さんに招待されたので遊びに来ちゃいました」

女「あっ、そうなんだ!ではではごゆっくり…」

妹「ほらヤンデレちゃん、あたしの部屋はこっちだよ」

ヤンデレ「はいはい。あっ、女さん」

女「なんだい?」

ヤンデレ「後でゆっくり…ね?」

女「ひぃっ」

妹「ここがあたしの部屋でーす!」

ヤンデレ「女の子らしくて可愛い部屋ね」

妹「てへへ、照れるな//お菓子とか持ってくるね」

ヤンデレ「よろしくお願いするわ」

ヤンデレ「…さて監視カメラと盗聴器をセットしますか」

ヤンデレ「妹さんは女さんと仲が良さそうだから、いつもとは違った女さんが見れること間違いなしね」

ヤンデレ「おっとこれは家族写真じゃないですか。小さい頃の女さんは犯罪的な可愛さね。これは押収っと」

ヤンデレ「おやおやこのベッドは…妹さんの匂いだけじゃなく女さんの匂いもするわね。一体何をしていたのやら」

ヤンデレ「そろそろ妹さんが帰ってくる頃ね。ここらで自重しましょう」

妹「おまたせー!お菓子とジュースだよ」

ヤンデレ「ありがとう。これは何かしら?見たことない飲み物ね」

妹「我が家特製のジュースだよ!ささっ、グイッといってくださいな」

ヤンデレ「では……。うん、とても美味しいわ」

妹「そうでしょ!すぐに夢の世界にいけるよ」

ヤンデレ「夢の世界?睡眠薬でもいれたのかしら?」

妹「……ヤンデレちゃんがいけないんだよ。あたしじゃなくて女お姉ちゃんのことばっかりみてるから」

ヤンデレ「そろそろ限界ね。話は後で聞くわ。おやすみ」

妹「おやすみヤンデレちゃん。もう逃がさないよ」

ーーーー
ーー

ヤンデレ「……んぅ」

妹「おはようヤンデレちゃん。そろそろ起きて」

ヤンデレ「あと五分…」

妹「とっても可愛いけどもう起きて?」

ヤンデレ「わたし低血圧なのよね。悪いけど飲み物くれないかしら」

妹「あ、あたしの聖水を飲ませてあげるよ///」

ヤンデレ「はいはい。オレンジジュースでいいわ」

妹「…ヤンデレちゃんは自分の立場がわかってないみたいだね」

ヤンデレ「だって手足拘束されてるから自分で取りにいけないじゃない」

妹「え?」

ヤンデレ「え?」

妹「寝ぼけてたんじゃないの?状況わかっててその態度っておかしくないかな」

ヤンデレ「こんなの日常茶飯事ですし」

妹「ヤンデレちゃんは今からあたしにその、お、襲われちゃうんだよ?///」

ヤンデレ「顔真っ赤にして言うセリフじゃないわね」

妹「もう!なんで拘束されてるヤンデレちゃんがそんなに落ち着いてて、あたしが赤面してるのよ!」

ヤンデレ「やめてこないでこーわーいー(棒読み)」

妹「むかつく!プラチナむかつく!」

ヤンデレ「ならどうすればいいのよ」

妹「ヤンデレちゃんなんかあたしに弄られて可愛い声で鳴いちゃえばいいんだ」

妹「ヤンデレちゃんの唇も耳も目も爪も髪の毛も全部全部あたしのもの。そのかわりあたしの全部をあげるよ?もちろん初めても///だからあたしだけを見てね?他の人としゃ…」

ヤンデレ「ごめんちょっとトイレ行ってくる」

妹「あっ、どうぞごゆっくり」

ヤンデレ「ごめんなさいね。すぐ戻って来るわ」

妹「…………あれ?」

ヤンデレ「ただいま」

妹「おかしいよね?さっきまで拘束されてたじゃん!なんで普通に抜け出してるわけ!?」

ヤンデレ「ミスアンチェインと呼んでくれてかまわないわ」

妹「どこぞの死刑囚か!こうなったら力づくで…」

ヤンデレ「それより妹さん、あなた中学生の頃の女さんにそっくりだわ」

妹「よく言われるけどそれがどうしたっていうの?」

ヤンデレ「つまりこれは中学生の女さんを擬似的に襲えるってわけだわ」ジリジリ

妹「ヤ、ヤンデレちゃん?目がこわいよ」

ヤンデレ「女さんわたしはあなたを愛するため未来からタイムリープしてきたのですよ…」ブツブツ

妹「ひぃっ」

ヤンデレ「未来も過去も現在も女さんを全身全霊をかけて愛してあげる♪」

妹「ふ、ふにゃぁぁぁぁぁぁあっっっ!!!」

たっぷり堪能したわ

未成熟の身体もいいものね

ツヤツヤ

女さんの家に行くための合法的な手段も手にいれたことだし良いことづくめだわ

ん?平和は続いてるじゃないかって?

…人生はそんなにうまくできてないのよ

ヤンデレ「・・・」

眼鏡「これはどういうことですかねお姉様?」

短髪「ヤンデレちゃんが自らカメラと盗聴器をしかけてこんなあられも無い姿を見せてくれるとはねぇ」

ヤンデレ「なんであんた達が持ってるのよ…」

眼鏡「はい?」

短髪「ん?」

ヤンデレ「いえ、何でもないです」

眼鏡「これは私を嫉妬させて激しく犯して欲しいっていう意思表示とみなして良いんですね?」

ヤンデレ「そ、そんなことないわ」

短髪「それじゃあ浮気ってことかい?」

ヤンデレ「それも違う。そもそもわたしは女さんのことだけを…」

眼鏡「そっかそっか♪そんなにイジメて欲しいんですね。仕方ないなぁ」

短髪「ボクのこと以外考えられないようにしてあげるよ♪」

ヤンデレ「ひぃっ」

眼鏡「嫌なら逃げてもいいんですよ?ミスアンチェインさん」

短髪「未来も過去も現在もヤンデレちゃんを逃がさないよ」

ヤンデレ「うにゃぁぁぁぁぁぉぁあっっっ!!!」

長い間見守ってきた

数々のストーカー達を葬ってきた

益々好きになった

そんなわたしの物語も次で最後になるだろう

時は来た

おそらく勝ち目は無い

それでもやるんだ

わたしは女さんを心から愛しているのだから

………女王を倒す

おつ

久しぶり乙乙

待ってたよ~

乙乙!!



女妹が出て来るとは予想外

保守age

ほしゅ

待ってるよ~

ほしゅ

これは…良いものだ!!

うほ

最後の不届き者は我が校で女王と呼ばれている

生徒会長で教師からも生徒からも信頼されている

派閥の様なものもできており、その数は我が校の中高含め四割に達するとの噂だ

教師さえも手中に収めているらしい

そんな彼女の唯一の欠点をあげるとすれば極度のシスコンだということ

そう彼女は女さんの姉なのだ

血の繋がりをいいことにあらゆる手段をつくす最悪のストーカー

わたしと女さんの前に立ちふさがる最大の障壁

気持ちはわかるわ、女さんは魅力的

でも許さない

それでは接触する

ヤンデレ「こんにちは生徒会長さん」

姉「あらヤンデレさん。こんにちわ」

ヤンデレ「わたしの事知ってたんですか?」

姉「もちろん。うちの生徒のことなら全員わかると思うわ」

ヤンデレ「伊達に生徒会長やってないってわけですね」

姉「それじゃなくてもあなたのことは知ってたと思うわよ。私の妹達と仲がいいらしいからね」

ヤンデレ「女さんは誰にも渡しません」

姉「ふふっ、それを私に言ってどうするつもりなのかしら」

ヤンデレ「これは宣戦布告です。あなたの天下を終わらせます」

姉「何を言ってるのかさっぱりわからないわね。でもあなたの言葉は覚えておく」

ヤンデレ「今はそれでいいです。それでは失礼します」

姉「・・・」

眼鏡「お姉様流石に生徒会長に喧嘩を売るのはまずかったのではないですか?」

ヤンデレ「もう賽は投げられたわ。進むしかない」

短髪「そもそもなんで生徒会長に喧嘩を売ったんだい?」

ヤンデレ「あの人は最悪のストーカーよ。家でも外でも女さんを盗撮、悪戯、ストーキングしてるわ。人として許せない」

眼鏡「お姉様はなんでその事実を知っているんですか?」

ヤンデレ「そんなの女さんを四六時中見守ってるからに決まってるじゃない」

妹「それってストーカーなんじゃ…」

ヤンデレ「あん?」

妹「いえいえヤンデレちゃんの愛は今日もユニバースだなと」

ヤンデレ「あなたは日本語を学んだ方がいいわ」

妹「ヤンデレちゃんは常識を学んだ方がいいね!」

ヤンデレ「今日は妹ちゃんの家に泊まりたい気分だなー☆」

妹「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい」

眼鏡「それで具体的にはどうするつもりです?生徒会長に立候補でもするんですか?」

ヤンデレ「そんな柄じゃないのは自分が一番わかってる」

短髪「それじゃあ監禁でもして調教するつもりかい?」

ヤンデレ「そうしたいのは山々なんだけどね。取り巻きが多すぎてそれは非現実的だわ」

妹「ちなみにあの人に逆らった人がどうなるか知ってる?」

ヤンデレ「…噂でくらいなら」

妹「派閥の奴隷にされちゃうんだよ。パシリ、ストレス解消から性欲処理までさせられる」

眼鏡「お姉様は最悪そうなる覚悟があるんですか?」

短髪「あの数相手にするとか想像すらしたくないよ」

妹「一度奴隷になったら逃げられないよ?弱みを握られちゃうから」

ヤンデレ「それでもやるわ。わたしは女さんを愛しているから」

眼鏡「もう妬けちゃいますね。でもそこまでの覚悟なら今回は応援しますよ」

短髪「どうせ女ちゃんはヤンデレちゃんに振り向かないからね」

妹「そんで振られて傷心のヤンデレちゃんを美味しくいただくって寸法だ!」

ヤンデレ「言ってくれるわねあなた達。この件が片付いたらわたし女さんにプロポーズするんだから」

眼鏡「今から死亡フラグ立てないでくださいよ」

短髪「流石に奴隷になっちゃったら助けられないにゃー」

妹「結局どう転んでもあたしの家族になるってわけよ」

ヤンデレ「とにかく絶対に女王を堕とすわ」

眼鏡「で、どうするつもりですか?」

ヤンデレ「そうね、極度のシスコンってことを学校中にバラそうかしら」

妹「そもそもあの人がシスコンってことよく知ってるね。人前じゃ絶対に知られないようにしてるのに」

ヤンデレ「わたしのストーキング能力をなめてもらっちゃ困るわ」

妹「認めたよね?今自分がストーカーだって遂に認めたよね!?」

ヤンデレ「妹ちゃんはそんなにわたしの奴隷になりたいんだね☆」

妹「ごめんなさい。今まで通り恋人として付き合っていきましょう」

眼鏡「・・・」

ヤンデレ「無言で睨むのはやめてちょうだい。本気で怖いから」

短髪「でもシスコンだってことバラしたところでダメージになるかにゃ?」

ヤンデレ「相手が誰であれストーカーしてたとなれば問題でしょう」

妹「中々いいブーメラン投げるね」

ヤンデレ「…生徒会長は周りの評判も大事だからね、辞めさせることができるんじゃないかしら」

眼鏡「なるほど、やってみる価値はありそうですね」

ヤンデレ「今までの女さんに対するストーキングの証拠もあわせて脅してみようと思うの」

短髪「しかし生徒会長様はどうでてくるかね。ボクには怖くてできないよ」

ヤンデレ「だからってストーキングなんて最低な行為放っておけないでしょ?ましてや相手が女さんとなればなおさら」

妹「ぐうの音もでないくらい正論だね!ヤンデレちゃんが言わなければ」

ヤンデレ「後で覚えてなさい妹」

妹「真剣に謝ります。本当にすみませんでした」

ヤンデレ「まぁいいわ。今回の作戦はあなたが鍵なの。ちゃんと働けたら許してあげる」

妹「あたし?」

ヤンデレ「そう。作戦はこうよ。……………。」

眼鏡「成功しますかね」

ヤンデレ「大丈夫よ。正義は必ず勝つもの」

短髪「中々面白そうだにゃ」

妹「ちなみにあたしがミスったら…」

ヤンデレ「聞きたい?」

妹「いえ結構です」

ヤンデレ「それじゃ作戦開始よ」

ーーーーーー
ーーー

姉「・・・」ジー

妹「なにやってるのー?」

姉「話しかけないで。今女ちゃんが可愛いの」

妹「飽きないねぇ。毎日家でみてるじゃない」

姉「なんにもわかってないのね。かわいそうな子」

妹「なんかスゴい腹立つけど我慢するね」

ヤンデレ「もしかしたらみてない時に女さんの可愛い瞬間が訪れるかもしれませんからね」

姉「わかってるじゃないヤンデレさん」

ヤンデレ「あれー?シスコンってこと隠すのやめたんですか?」

姉「確かにシスコンかもね。でも自分の妹を好きなのって変なことかしら?」

ヤンデレ「全然変じゃないですよ。家族の域を超えてなければね」

姉「なら問題ないわ。私は家族として女ちゃんを愛してるから」

ヤンデレ「今更しらばっくれてたって無駄ですよ。あなたが女さんをストーカーしてる証拠はたくさんあるんですから」

姉「あらあらそれは困ったわね」

ヤンデレ「家族として好きならこんなことしませんよね?」

姉「うーん、やっぱそうかな?」

ヤンデレ「観念しましたか?これをバラされたくなかったら以後女さんをストーカーするのは一切やめてください」

姉「残念だけどやめるしかなさそうね」

ヤンデレ「ずいぶん物分りがいいんですね。こっそりストーカーしようなんて考えても無駄ですよ?」

姉「問題ないわ。もう猫をかぶるのはやめるから」パチン

生徒会役員達「」ゾロゾロ

ヤンデレ「なっ!?」

姉「その程度で私を嵌めたつもり?あなた程度が少し調子のりすぎじゃない?」

ヤンデレ「なんで…。こうならないために妹さんに情報をもらって奇襲をかけたのに」

姉「こうするためにわざとあなたに女ちゃんをストーカーしてる時を教えたのよ。妹を使ってね」

ヤンデレ「…裏切ったってこと?」

妹「ごめんねヤンデレちゃん。あたしこの人には逆らえないの」

姉「小さい頃からそういう教育をしたからね」

ヤンデレ「最低だわ」

姉「そもそも妹をあなたに接触させたのはあなたを嵌めるためよ」

ヤンデレ「おかしいとは思ってたけどそうだったのね」

姉「女ちゃんを監禁したりちょっかいだしたりしてただですむと思ってた?許すわけないでしょ」

ヤンデレ「わたしをどうするつもり?」

姉「まずは罰を与えて、その後じっくり教育し直してあげる。あなたは高校卒業するまでずっと奴隷よ」

ヤンデレ「やらるもんならやってみなさい」

姉「いつまでその強気が続くかしら?この先あなたは先輩にも同級生にも後輩にも教師にも奴隷として扱われるの。平日も休日も朝も昼も夜も関係なくね」

ヤンデレ「あんたみたいなゲスに屈しないわ。女さんのためにも」

姉「気安く女ちゃんの名前を出すんじゃないわよ。あなたみたいなゴミ以下の存在が口にしていい名前じゃないわ。女ちゃんは私のもの。全部全部全部っ!」

ヤンデレ「覚悟しておくことね。あなたはわたしに屈するわ」

姉「まだ自分の立場がわかってないのね。かわいそうな子。あなた達そろそろいつもの場所に連れて行きなさい」

生徒会役員達「「はい」」ガシッ

ヤンデレ「放せ!放せーーッッ!!」ジタバタ

姉「ふぅ、これで当分安泰ね」

友「お疲れ様です」

姉「あの子あなたの友達だったんでしょ?私に協力して良かったの?」

友「生徒会副会長として会長を補佐したまでですよ。それに…」

姉「それに?」

友「私は親友として女さんが幸せになれるよう最大限の努力をするんです」

姉「あんなストーカーがついてたんじゃ女ちゃん可哀想だもんね」

友「…そう、ストーカーはしっかり排除しなきゃです」

姉「今日は視聴覚室で秘蔵の女ちゃんコレクションを観るわ。誰も近づけないでね」

友「わかりました。では失礼します」

姉「全部鍵を締めて、プロジェクターの用意をしてっと」

姉「やっぱ女ちゃんは大画面で観るにかぎるわ」

姉「もちろん実物にはかなわないけど」

姉「さてそろそろ始めますか」ポチッ

姉「………あれっ?おかしいわ。最初は女ちゃんの放尿シーンから始まるはずなのになんなのこの場面は?」

ヤンデレ『どうもー生徒会長様。お楽しみですか?』

姉「はぁっ!?なんなのよこれは!」

ヤンデレ『ふふっ、慌てふためく姿が容易に想像できて笑いがとまりません』

ヤンデレ『これをあなたが観てるってことはどうやらわたしの作戦成功してるみたいですね』

ヤンデレ『あらかじめ作っといたんですよこの映像。あとは視聴覚準備室にいる仲間があなたの入れたDVDとすり替えるだけ』

姉「くっ」ダッ

ヤンデレ『おっと、今更準備室にいっても遅いですからね?とっくに逃げてますよ』

ヤンデレ『まぁ落ち着いてこの映像最後まで観てくださいよ。そんなに長くないですから』

姉「・・・」

ヤンデレ『なんでこんなことになったと思います?それはね、あなたが妹さんを自分の道具くらいにしか思ってないからですよ』

ヤンデレ『ちなみに妹さんがあなたの命令で近づいて来たのも知ってました。女さんに関わることならどんなことでも知ってるんですよわたし』

ヤンデレ『あなたが視聴覚室で女鑑賞会なるものを趣味としてること、その時は絶対一人になるということ、そしておそらくわたしを排除した時鑑賞会をするであろうこと、全部妹さんが教えてくれました』

妹『ヤッホーお姉ちゃん。あたしいわゆる二重スパイだったの!カッコいいでしょ?』

妹『確かにね、最初はお姉ちゃんに言われてヤンデレちゃんに近づいたよ。でもね一緒にいるうちにホントに好きになっちゃったの』

妹『ヤンデレちゃん優しくてとってもいい子なんだよ?ちょっといきすぎちゃうこともあるけど』

妹『お姉ちゃんは怖いけどもう負けないよ。あたしにはヤンデレちゃんがいるから』

妹『覚悟しなよ。ヤンデレちゃんは…あたしの恋人はすっごく強い子だから』

ヤンデレ『コホン、恋人ではないけどね。あえて言うならそ、そう…し、親友かな?///』

ヤンデレ『話が脱線したわ。そろそろ本題に行こうかしら。私は今どこにいるでしょう?』

ヤンデレ『いつもの調教部屋にいると思った?残念!実は生徒会にもツテがあって助けだしてもらってます!…予定では』

ヤンデレ『それでは最後に問題で締めくくりたいと思います。わたしの…』プツン

姉「えっ?終わり?」

ヤンデレ「わたしの女さんに手を出す悪い子はだーれだ?」

姉「」ゾクッ

あげ

ヤンデレ「あなたが映像に夢中になってる間に近づかせてもらったわ」

姉「こんなんで立場逆転したつもり?」

ヤンデレ「これから放送室にいる仲間があなたの問題発言の数々を流します。放課後とはいえ部活が盛んなうちの学校にはそれなりに人いますよ」

姉「残念だけどそれは無理よ。あなたが証拠として残したものは全部回収したから」

ヤンデレ「どうしてそう言い切れるんです?」

姉「あなたに見張りをつけたからよ。あなたみたいな危険因子放っておくわけないでしょ」

ヤンデレ「それじゃあわたしの家にも侵入したってこと?」

姉「当たり前でしょ?」

ヤンデレ「それが生徒会長のすることですか?」

姉「私がなんのために生徒会長になったと思ってるの?女ちゃんのためよ」

姉「女ちゃんを常に監視し、危険因子がいたら排除する。生徒会長になればそうするためのコマがたくさん手にはいるからね」

ヤンデレ「まるで周りの人間はどうでもいいって言い草ですね」

姉「その通りよ。女ちゃん以外どうでもいい。女ちゃんを、女ちゃんの全てを手に入れるためなら手段を選ばないわ」

姉「とにかく証拠なんて残ってないんだからあなたの作戦は失敗よ」

姉「すぐに派閥の奴らを呼んで二度と逆らえないようにしてあげる♪」

ヤンデレ「…確かに証拠は全部消されたかもしれない。それでもわたしの勝ちは揺らがないわ」

姉「今更なに?見苦しいわよ」

ヤンデレ「今の会話、通話状態のスマホのスピーカーモードで音拾ってるんです。通話相手はわかりますよね?」

姉「!?まさか…」

ヤンデレ「放送室にいる仲間がマイクのそばにスマホを置いたらどうなると思います?」

姉「ヤンデレェッッ!!」

ヤンデレ「あんたはもうおしまいよ」

姉「許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない」

ヤンデレ「これで好き勝手できなくなったわね。どうしてあんたはわたしに勝てなかったと思う?」

ヤンデレ「頭の良さも、人望も、ありとあらゆる点であんたはわたしに勝ってた。でも一個だけわたしに勝てなかった」

姉「ゴミ屑以下のお前に負けてることなんてあるわけねーだろ!」

ヤンデレ「あるわ。それは女さんに対する愛よ」

姉「はぁ?それこそお前どころか世界中の誰にも負けないわ」

ヤンデレ「あんたは常に独りよがりなのよ。相手の気持ちを考えない。常に自分のため」

ヤンデレ「わたしは違う。女さんが平和に暮らせるように常に見守ってるし、女さんが環境を破壊しないように使用済みのものは全て回収するし、女さんが少しも寂しい思いをしないように電話もメールも怠らないし、女さんが百合に目覚めるようにお泊まりで合宿も開催するし常に女さんのためを思って行動してる」

姉「それってストーカーなんじゃ…」

ヤンデレ「…そういえばあなたのお仕置きがまだだったわね」

姉「はっ、お前に何ができる!」

ヤンデレ「眼鏡さん」

眼鏡「はいお姉様」プスッ

姉「えっ、力が…」ヘニャッ

短髪「色々道具を持って来たにゃ」

ヤンデレ「ありがと。妹おいで」

妹「やぁお姉ちゃん」

姉「あんたただですむと思ってるの?」

妹「そーんな怖い顔しちゃいやーよ!プレゼントッ!」チュッ

姉「んむ!…んんんぅ!」ゴクッ

妹「とーっても気持ち良くなれる薬だよ。たのしんでね♪」

姉「お前らぁ…」

ヤンデレ「どうやら自分の立場がわかってないようね」ツツーッ

姉「ひゃん!?」

ヤンデレ「いやらしい声。誘ってるのね。いけない子」

姉「き、気が変わったわ。今ならまだ許してあげる!だから…ねっ?」

ヤンデレ「そんな怖がんないでくださいよ。天国にご招待しますから」

姉「ごめんなさい!私が悪かったわ。謝るからこんなことやめて!シャレにならないよ…」

ヤンデレ「今までそうやって謝った人達をあなたは許しましたか?…自業自得ですよ」

姉「うぅ、許してぇ」グスッ

ヤンデレ「泣き顔女さんにそっくりで興奮しちゃいました。スタイル完璧な女さんってところですかね」

姉「あなたおかしいんじゃない!?普通ここまでしないわ!」

ヤンデレ「普通じゃないかもしれません。わたし女さんのこと大好きなんです。病んじゃうくらい」

姉「ひぃっ」

ヤンデレ「壊れるまでいっぱいお仕置きして、その後いっぱい慰めてあげますね♪」

姉「ふ、ふにゃぁぁぁぁぉぁぁぁああっっっ!!!」

実は放送室から会話を流したっていうのは嘘

身内が問題起こしたら女さん可哀想だものね

だからあの人は今まで通り生徒会長を頑張ってるわ

ただしもう女王じゃないけどね

あの後自ら派閥を解体したらしい

奴隷として扱ってた人にも謝罪したようだ

女さんのストーカーもやめた

妹さんとも本当の意味で姉妹として少しづつ歩き始めた

万事解決、最高のフィナーレね

いやわたしにとってはそうでもないかもしれない…

ヤンデレ「喉乾いたわ」

姉「ヤンデレ様ジュースをお持ちしました!」

ヤンデレ「ひっ、どこから現れたのよ!」

姉「ヤンデレ様の行動、今までの生活パターンからしてそろそろ喉が乾く頃かと思いまして待機しておりました」

ヤンデレ「はぁ、女さんの次はわたしのストーカー?」

姉「ストーカーなんて滅相もない!私はもう独りよがりな愛はやめたんです。いついかなる時もヤンデレ様のことを考え、先回りして奉仕する。そのために観察させていただいてるだけです」

ヤンデレ「下手に有能だからたちが悪いわ」

姉「それよりヤンデレ様そろそろお花摘みのお時間では?」

ヤンデレ「なっ///そんなことまで把握しないでよ!」

姉「お小水の拭き漏らしがないよう徹底的に舐め取らせていただきます。さぁ!行きましょう!」ガシッ

ヤンデレ「やだっ!はーなーせー!」ズルズル

友「あの二人仲いいですね」

女「わたしお姉ちゃん苦手だったんだけど、今じゃすっかり良いお姉さんって感じなんだよ」

友「良かったじゃないですか」

女「ちょっといきなりすぎて戸惑ってるけども。何かあったのかなぁ?」

友「百合も歩けば棒に当たる。きっと良い出会いがあったんですよ」

女「あっ、そういえば今日のお泊まりオッケーもらえたよ!」

友「優しくしてくださいね///」

女「変な反応するな!わたしはノーマルだい」

友「良い加減観念しろーです!」

女「ばーかばーか!じゃあまた後でね!」

友「…中々良い働きでしたよヤンデレさん」

おかしい

まだ女さんは誰かにストーキングされてるような素ぶりをみせる

全く困った人です

やっぱりわたしがいないとだめなんですね

あれで最後にするつもりだったけどやっぱりやめ

女さん愛してますよ

わたしだけのもの

むっ、あの人女さんのことチラ見したわ

気持ちはわかる、女さんは魅力的

でもあなたとじゃ釣り合わないでしょ?

それでは接触する

おしまい

遅筆すぎですいません
意外と読んでくれてる人いたのに申し訳ないです

ちなみに名前は女から見た関係で決まってます
というのも続きもののSSでして

最後まで読んでくれた人ありがとうございます

乙っす
基本的にエロは外して読まないのにぶっ飛びすぎてて最後まで読んじゃいましたよ
これはもう1に責任盗ってもらうしか……

乙乙~!!

面白かったよ

続きも期待していいかな?

おつや


ヤンデレは女の妹と姉は落とせたから、ある意味これはこれで理想的なのでは

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