エレン「俺のミカサがエロゲヒロインすぎてつらい」(102)

*現パロ&エロゲっぽくするために高校生化

朝目覚めると、隣には黒髪の美少女ーーもとい、義妹のミカサが穏やかな寝息をたてていた。
兄妹と言えども、お互い年頃だ。当たり前に部屋は別々なのだが、時々こうしてミカサはエレンのベッドへと潜り込んでくる。

エレン「ミカサ、起きろ。おまえなんでまたここで寝てるんだよ…」
ミカサ「ん…おはようエレン。」

寝起きの低血圧もあいまってか、少し不機嫌なエレンに反し、ミカサはいつも通りマイペースだ。

エレン「なんでまた俺のベッドに入ってるんだろ」
ミカサ「それは…夜中トイレに行きたくて目覚めたときエレンの部屋を覗いたら、エレンがさみしそうだった…ので、一緒に寝てあげただけで断じて戻るのが億劫だったとか暗いのが怖かったわけではない。」

いつものごとく、ぶつぶつと言い訳を並べたてるミカサに、はいはい、と適当に返事をしてエレンはベッドを出る。

エレン「あー…ミカサ、今日日曜日だよな?」
ミカサ「日曜。」
エレン「どっかいく?」

一応聞いてみる。すると、ミカサも一応、うーんと唸りながら数秒考えていたが、いつものように、「エレンとゆっくり過ごしたい」と呟いた。

エレン「なぁ、ミカサ」

二人並んで洗面所で歯磨きをしながら、エレンはミカサに問う。

ミカサ「なに?」
エレン「俺たちはずっとふたりで暮らしてるからいつも一緒に居れるだろ?なのに、他の友達と出掛けたりしなくていいのか?」
ミカサ「私はエレンと居れればいい。何よりもエレンといる時間が心地よく幸せだから」

歯磨きを終え、顔を洗いながら「そうか」とエレンは返事した。
ミカサは、エレンの、こういう不器用な優しさが好きだった。小さい頃に両親が殺され、イェーガー一家に引き取られて、エレンと出会った時から、この優しさは変わらない。どんなに大きくなっても、素直じゃなくなっても、二人だけになってもそれは変わらなかった。

ミカサ「ねぇエレン」
エレン「なんだよ」
ミカサ「エレンに恩返しがしたい」

唐突なミカサの言葉に驚くエレン。いままでずっと自分の世話を焼いてくれて、大切にしてくれて…それに対して自分は何も出来て居ないのに、何を言っているのだろうというのと同時に、申し訳ないのエレンは思ってしまった。

エレン「俺はなにもしてないだろ?それなのに恩返しってなんだよ」
ミカサ「いいえ、エレンは私のそばにいてくれた。エレンのお陰で私は今を生きられてるといっても大げさじゃないくらいなの。だからエレン…だめ?」

少し上目遣いでこちらをみつめ、首を傾げるミカサに、エレンは少し可愛いと思い、思わず俯いてしまった。

血の繋がりがないとは言え、家族なのだ。可愛いだなんて思うのは間違いだ。そう言い聞かせるものの、いつものミカサと違い、少し不安げな表情で見つめてこられたら、もうエレンの気持ちは今にも溢れてきてしまいそうだった。

エレン「なぁ、ミカサ…恩返しってなにしてくれるんだ?」
ミカサ「私は、エレンの望むことならなんでもするつもり」

そんな言葉に、思わず生唾を飲む。好きな女の子にそんなことを言われて我慢出来るほど、彼は大人ではない。あくまでしがない高校生なのだ。本能には抗えなかった。

エレン「じゃあ…」

彼はそっと呟いた。

「セックスしよう」

ミカサ「せっ…く、す……?」

セックスと言われて、ミカサは混乱した。決してその言葉の意味がわからないわけではなく、好きな人から"そういう対象"として見られていることが嬉しい、という気持ちと、あくまで家族だし向こうはそういうことがしたい年頃なのだから感情的なことは期待してはいけない、という気持ちが混ざり合って、少しくるしかった。だけど、エレンの望むことならなんでもしたい、という思いの強いミカサだ。エレンが気持ちよくなれるなら、わたしはそれだけで幸せなのだ、と言い聞かせ、そっと頷いた。

ミカサ「エレンなら…構わない。ただ、私は処女だから、その…やさしくしてほしい」
エレン「っ…」

頬を赤らめ、潤んだ瞳で見つめてくるミカサの姿は、エレンの理性を壊してしまうのには十分過ぎる要素だった。

エレン「ミカサ…っ!」
ミカサ「んっ…?!ん、ふぅ…ぁ…っんん…」

唐突なキス。
それはお互い初めてのものなのに、甘く、切なく、そして淫靡なものだった。

ただただ本能的に、互いの舌を絡め、吸い、貪りあった。

ミカサ「んぅ…っ…ふはぁ…」

息がうまく出来ず苦しかったのだろうか、ミカサから離れてしまった。が、エレンはそこに容赦無く再び唇を重ね合わせ、舌を侵入させる。

どれくらい時間が経っただろう。どちらからともなく口を離す。その唇は唾液で濡れて艶めいていた。
実際には一分程なのだろうが、二人の頭は甘ったるく麻痺しているようで、そんなことは考えられなかった。

エレン「ミカサ、ごめん…触って、くれないか…?」

エレンは、はち切れんばかりに屹立したそれを、下着の中から取り出す。初めてみるそれは、ミカサにとっては酷くグロテスクで恐ろしいものだったが、エレンのものだと思うと何故か愛しく感じた。

読んでくださってる方、コメントくださる方、ありがとうございます
明日早いので寝ます!おやすみなさい

ちなみに、これはまだプロローグにすぎません…

ミカサが…と言うよりエレンがエロゲ脳な件

>>13さん ミカサもエレンのせいてエロゲ脳覚醒する予定です

ミカサは、恐る恐るゆっくりとエレンのそれに触れる。熱い。
しかし、そういう知識に乏しいミカサにはそれ以上のことがわからなかった。

エレン「ミカサは、そういうのわかんないんだっけ…」
ミカサ「ごめんなさい…」
エレン「あの…嫌なら無理しなくても…」

申し訳なさそうにするエレンを見て、ミカサが行為を止めるはずがなさった。

ミカサ「いい。エレンのために、してあげたい…」

少しだけ間が空く。

ミカサ「ので、やり方を教えてほしい」
エレン「…わかった。ありがとな、ミカサ…」

珍しく、素直に言うエレンーーしかも微笑みというおまけ付きで。そんなエレンに、ミカサは少しときめいてしまった。そして、その思いにつられ、再びエレンのそれに触れる。今度はしっかりと、包み込むように。

1です、試験が近いので一日一回の投稿くらいのペースになりそうです…!土曜日には戻ってきますので、よろしくおねがいします!

ごめんなさい遅れました1です!
テストきつすぎてかけなかったですごめんなさい(´;ω;`)
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しっかりと手で握ったそれは、硬く、そしてやはり熱かった。

エレン「ミカサ、それ、えっと…しごいて」

ミカサは言われたとおりにしごいてみる。皮がにゅるにゅるとした ていてなんとも不思議な感触だ。
しごくたびに少しだけ先端から出てくる透明な粘液がぐちゅぐちゅと卑猥な音をたて、聴覚を犯される。

ミカサ「ねぇエレン、気持ちいい?」
エレン「う、うん…ミカサ、初めてなのに、うまいな」

頬を染め、荒く呼吸をエレンは、自分のものを懸命に愛撫する少女の頭をそっと撫でた。気持ちいいのと同時に、なんだかミカサのことが愛しく感じた。それと同時に、自分に奉仕するミカサの姿を見て、彼女を支配してしまいたいという欲望に飲まれそうになる。

エレン「ミカサ」
ミカサ「なに?」
エレン「咥えて」
ミカサ「……」

数秒の沈黙の後、ミカサは意を決してエレンのそれを咥えた。あつくてかたくて、粘液がねっとりしてて、しょっぱくて、不思議な臭いで…。
それがもしエレンのでなければミカサは迷わず噛んでいた。だが、エレンのものだと思うと、ミカサにとってその匂いは媚薬のように感じられた。

エレン「しゃぶるか、舌で舐めるかして」
ミカサ「ん…」

丁寧に舌で舐める。裏筋、カリ、亀頭から鈴口まで、丁寧に舐めあげる。カリを舌でつつくたび、小さくうめき声をあげ、それを反応させるエレンが可愛かった。
もっと気持ちよくしてあげたい。そう思ったミカサはピストンをはじめた。

エレン「うっ、あぁ…っ、ミカサっ…」

強弱をつけてしゃぶったり、強く吸ったりすると気持ちいいことがわかったようで、ミカサは初めてとは思えない技術で確実にエレンを絶頂へと導いていたーーーーが、確実に何かが足りなかった。

エレン「あっ、ぐっ…み、みか、さ…もっとはやく…はぁっ…」
ミカサ「ん、ん…もうむり」

答えるため、少し頭を離した瞬間、エレンの両手がミカサの頭を抑えた。

エレン「ごめん、ミカサ…」

ミカサ「え?」

そういってエレンは、ミカサの頭をを掴んだまま、己のものを彼女の口内へと乱暴にぶち込んだ。

ピンポーン

イェーガー家のチャイムが鳴る。それを鳴らすのは一人の少女だ。

ピンポーン

もう一度チャイムを鳴らす。出ない。
「んー、おかしいですね…」

いまはまだ朝の九時前だ。普通なら家に居るだろうし、彼女はここの住人たちは、日曜日には殆ど出かけることがないことを知っていたので、もし鍵があいていたら悪戯しようと思い、そっとドアノブに手をかけた。ガチャリと音をたて、いとも簡単にドアは開く。

「もー、無用心ですねぇ…でもこれで悪戯が…」

ニヤニヤしながら少女は音もなくそっと玄関に入った。

「ん…?なんか音が…」

少女が耳を澄ますと、どこからかエレンの呻くような声が聞こえた。
もしかしたらエレンに何かあったのかもしれない。そう思い、声の聞こえる洗面所の方へと向かう。見知らぬ犯罪者が居るかもしれないことを踏まえ、足音をたてずにそっと。

エレン「ーーサ、あっ、はぁっ…おれ、もーーきそーだ…!」

少し聞き取れないが、苦しそうな声が聞こえる。
助けなくちゃ。そう思った途端、エレンが悲鳴のような叫びのような、またそれを堪えたかのようにも聞こえる、苦悶の声をあげた。
少女は彼を助けるために走り、勢いよく洗面所のドアを開けた。

バンッ!!

大きな音に驚いたミカサとエレンがドアの方を向く。そこには、呆然と現状を見つめる見慣れた少女がいた。

エレン「サ…サシャ…?!」

鼻をつくような性の臭い。ミカサの、ぽかんと合いた口から垂れる白濁の液体。ズボンとパンツを下げ、局部を露出させたまま立ち尽くすエレン。
この光景サシャはなにが起きてるのか理解ができなかった。ただ、本能的に、性の営みが行われていたということだけは理解できた。

サシャ「あ……な、なに、してたんですか」

取り敢えず何か喋らなければと思い、わかりきった事を問う。足は床に張り付いてしまったかのように動かない。

ミカサ「こ、これは、その………」
サシャ「あ、いえ、ご、ごめんなさいっ、わ、わたし勝手に入って、こ、こんなところを見てしまって」

あぁ、なんだろう。これは。こんな光景を見てしまって、嫌な筈なのに、気持ち悪いはずなのに、部屋の中も精液臭くてはやく逃げたいはずなのに、なんだろう。身体が、疼く。

エレン「こ、このことは、誰にも言わないでくれ…ほ、ほら、食べ物やるから…!」

エレンの声を聞くとこの臭いがエレンのものなのだと意識してしまい、サシャは身体が疼いてたまらなくなるのを感じた。

サシャ「食べ物、ですか…じゃあーー」

いとも簡単に欲望に飲まれるのが人間というものだ。だってそれはーーー

「エレンのそれ、食べたいです」

本能なのだから。

序章っぽいものはとりあえずここまでです(`・ω・´)
若干、くぅ疲気味ですw

はじめてのSSで、ここまでまともにストーリーも考えず行き当たりばったりで書いてきましたが、なんとか本編はじめられそうでよかったです

いま、ちょっぴり眠いので寝落ちしそうですが、頑張れたらもういっちょくらい今日中にあげたいのでがんばります。
今あげれなくても、まだまだ続きますので、今までので興味をもっていただけた方は、のんびり更新待ちして、引き続き見ていただければ嬉しく思います!

エレン「うっ…ぁ、ちょっ、ちょっと…まてっ…」

達したばかりのエレンのそれを、サシャは嬉しそうに頬張る。敏感になっているのだろうか、エレンは時々、びくんと反応する。そして、それは瞬く間に再び熱を帯び、屹立

サシャ「んーっ…ふふ、エレンのおちんちん…おっきくなりましたぁ…」

サシャは嬉々としてエレンのものを見つめた。そして、先端の粘液を舌ですくい、舐める。

サシャ「あは…エレンの先走り美味しいです」

完全に雌の顔だった。あの食べることにしか興味のない筈のサシャが、だ。それがミカサには信じられなかった。だがそんなことより、ミカサは突然現れたこの少女にエレンを奪われてしまうのではないかと、恐れた。

サシャ「んっ、ぷ…じゅるるっ」
エレン「あっ、やめ、ろっ…それっ…!
サシャ「えー…エレンはこれすきじゃないですか?…ミカサにはさせてたくせに」
エレン「いや、とかそういうのじゃなくてさ…だめ、だろ?」

にこっ。何故か唐突にサシャが笑う。そしてサシャのしなやかな指が彼女のシャツのボタンにかかる。ボタンが外れると、そこには真っ白で柔らかそうな乳房があふれんばかりにあった。

サシャ「じゃあ、こういうのは…」

むにゅりとした感触がエレンのものを包む。いつも活発な彼女にこんなに女らしい、柔らかな胸があるだなんて誰が想像しただろうか。

エレン「ば、ばか、おまえ…」

豊満な胸はたぷたぷと持ち上げられ、落とされ、エレンのものを優しく扱いた。勿論フェラほど気持ち良くはないが、視覚的には味わったことのないほどの興奮を煽った。

ミカサ「エレン…」

ミカサはただただ悲しかった。いや、悔しくもあったがそんなことよりエレンが、自分以外の女の子にこんなことを許すなんて思わなかった。かつ、友人だと思っていたサシャが、こんなふうに裏切るとは思わなかった。

ミカサ「サ…サシャ…もう、やめて…」

ミカサは消え入りそうな声で呟く。これ以上喋ると、涙が零れてしまいそうだった。

サシャ「ごめんなさい、でも、いや、です…。だってわたし」

サシャはそっと、穏やかにその言葉を紡いだ。

「エレンのこと、好きですから。」

その言葉を聞いて、意外にもミカサは落ち着いて居た。いや、静かに憤怒していた、というのが正しいだろうか。

ミカサ「好きって…だからってこんなこと突然して、こんなこと、許せない…」
サシャ「確かに、唐突にこんなことをしてしまったのはいけませんよね。ごめんなさい。でも、前から、言ってましたよ、わたし。隠したりなんかしてません。そういうの、嫌いですから…それに、ミカサ、あなたはエレンのなんですか?恋人?そうじゃないですよね?義理とは言え、ただの妹の筈です。それなのに、私と同じようなことしてましたよね…その立場で、ミカサは私にそんなことを言えるんですか?」

サシャが言っていることはなに一つ間違っていない、正論だった。
サシャは、学校でもそういう素振りを見せていた。例えば、エレンによく話しかけたり、エレンに食べ物をもらった時は、「エレン大好き」と言っていた。他の人には、神様とは言っても、好きとは言わない。
だけど、ミカサは見て見ぬ振りをしていた。そんな筈はないと、自分から目を逸らしていた。自業自得なのだ。

うぅ…誰か人いらっしゃいますか…?(´;ω;`)

サシャ「ミカサ、ごめんなさい。でも私、諦めませんから。」
ミカサ「えぇ。わたしも諦めない。」

特になにがあったわけでもない。だが、二人の顔にはすがすがしい笑顔が浮かんでいた。

サシャ「じゃあ、私は帰りますね。ご迷惑おかけしました。あ、あと、明日からもよろしくお願いしますね」

ドアが閉まり、サシャの姿が消える。ふと時計を見ると、十二時近くになっていた。

ミカサ「そろそろご飯」
エレン「そうだな」

その後は、何事もなく一日を過ごした。ただ、少し気まずく、ぎくしゃくしてしまったことが、ミカサはすこし悲しかった。

ミカサ「エレン、お風呂のお湯、溜まったから、はいって」
エレン「おう」
ーーーーーーー
ミカサは浴槽を洗い、お湯を溜める間に一人で考えた。さっきは笑顔で対応したし、サシャに対して怒っているというわけではないが、わはり、負けたくない。いや、絶対に勝たなければ。そのためにはどうすればいいのだろうか。

ミカサ「ぁ…お湯、溢れそう」

ぽつりと呟く。

ミカサ「あ」

そうだ、どうしてこの方法が思いつかなかったのだろう。そう思いながらミカサは笑いを噛み殺した。
ーーーーーーー

明日も学校なので今日はそろそろねます!おやすみなさい(^p^)

まーた構ってちゃんか

>>47さん 確かに構ってちゃんかもしれません、ごめんなさい。気をつけますね
ーーーーーーー
エレン「はぁ…」

お風呂につかり、溜息をつく。今日は色々あり過ぎて頭が追いつかない。確かにミカサにそういうことを頼んだのはエレンだ。だが、まさかそれがサシャに見つかって、あんなことになって告白までされるなんて…考えたところで解決しないことへの答えを求めたところで意味がないことは自身が1番わかっていた。

エレン「はぁ……」

エレンは、再び深い溜息をついた。

エレン「ん…?」

ふと浴室の扉を見ると、湯気で曇ったガラスの向こうに、人影が揺れていた。その影がもぞもぞと動くとどんどん肌色が増えていく。

「ミカサ…えっ、ミカサ何やってんだよ?!」

もしかして入ってくるつもりなのだろうか?そんなことをパニックになりつつも考えると、遠慮がちに裸のミカサが入ってきた。

ミカサ「エレン…その、一緒に…」
エレン「!!……た、タオルくらい巻けよ…」

顔を赤らめ、ミカサから目を逸らすエレン。それが可愛らしくて、ミカサはエレンをいじめたくなった。

ミカサ「だめ。わたしはエレンにわたしの身体を見てほしい」

そういいながら、エレンのより小さく柔らかな手でエレンの顔を包み込む。浴槽の淵に白い胸がたゆんと乗っていて、エレンは目のやり場に困ってしまった。

ミカサはエレンの唇にそっと彼女の唇を重ねる。それは、今朝したキスよりもずっと、優しく繊細で、溶けてしまいそうな、そんな麻薬のような口付けに、エレンは早くも、甘く侵されていた。

ミカサ「ん、ふ…はぁっ……」

どちらからともなく絡めあった舌を解くと、透き通った細い糸が二人を繋いでいた。

ミカサ「エレン…」
エレン「…っ!」

ミカサの左手が、水中に沈められたかと思うと、エレンのそれを握っていた。エレンはミカサにふれられるまで自身が勃っていたことに気づかづ、またそのことが恥ずかしく思えた。

エレン「ばか、やめろ…っ」
ミカサ「どうして?エレンのここはこんなにも私のことを欲しているのに」

湿気のせいか、じっとりと汗をかき、頬を染めたミカサは実に官能的で、しなやかな指、少し汗で張り付いた前髪、柔らかそうな唇、その全てがエレンの理性を侵食していった。

ミカサ「ここでするのと、二人でお風呂に入ってからベッドでするの…どっちがいい?」

エレン「ど、どっちって…どっちも選ばねえよ」

いくら理性が蝕まれても、エレンにもそれなりのプライドがある。それに天邪鬼だ。自分が望んでいたことでも、相手から言われると意地を張ってしまうのは彼の悪い癖だった。

ミカサ「今朝はしたがってたのに…」
エレン「そ、それとこれとは別だろっ」

やはり、長年一緒に暮らしていたミカサには全てお見通しのようだった。

ミカサ「どうしても選ばないというなら、私が決める」

ーーーーーー
突然ですが安価です
二人でお風呂できゃっきゃうふふしてから本番か、
お風呂でいきなり本番か
多かった方で書きます

きゃっきゃうふふでいいけど安価の意味わかってんのかな

>>63さん
安価とはちょっと違いましたね、よくわかってないもので…ごめんなさい。
ーーーーーー
ミカサ「私もお風呂でゆっくりしてからがいい。ので一緒に入る」

そういいながら、ざっと体を流し、ミカサも湯船に体を沈める。

エレン「えっ、じゃあ俺は出る」
ミカサ「ダメ。わたしはエレンと入りたい…」

立ち上がったエレンの腕を掴むミカサは、少し照れたような顔をしていて無下にするには可愛らしすぎた。

エレン「…わかったよ……」

照れ隠しにむすっとした表情をしつつも、再び湯につかる。

エレン「この湯船、流石に二人が向かい合って入るのには狭いな…」

エレンが呟くと、ミカサは徐に立ち上がり、体を反転させた。そしてそのままエレンの膝を割ってはいる形で腰を降ろす。

エレン「おい、尻が、当たって…」
ミカサ「これならさっきより狭くない」
エレン「う……えっと、腕が湯の中に入れられない」
ミカサ「それは、こうすればいい」

エレンの両手をつかみ引っ張る。ミカサの体の両脇からエレンの腕が出る形になった。ミカサがエレンにもたれかかるような体制をしているせいで、エレンの腕に少し胸が当たる。

エレン「・・・・・・」

欲望に負けて、少しだけ柔らかそうな乳房を揉む。
ふにゅふにゅとした感覚が癖になりそうだ。

ミカサ「エレン、何をしているの」
エレン「・・・・・・胸を揉んでます」
ミカサ「何故」
エレン「・・・み、ミカサの胸が俺の腕に当たってて・・・ふにゅってしてて、触ってみたくなったんだよ・・・っ」

くす、とミカサが小さく笑う。なんだよ文句あんのかよ、というようにミカサを睨む。
すると、ミカサはふいに立ち上がり、湯船からあがると椅子に腰を掛け、シャンプーをワンプッシュした。
ミカサ自身が髪を洗うのかと思うと、エレン、頭だけこっちの方に、と言う。
そこで、自分が髪を洗ってもらうのか、と気づいたものの、エレンは未だにシャンプーハットがないとシャンプーが出来ない。
だが、そんなことは恥ずかしくて言えるわけもなく、容赦なくミカサに洗髪を始められてしまった。

仕方なく、ぎゅっと目をつぶる。泡が流れて目に入ると痛いからだ。
エレンは小さい頃、シャンプーハット卒業を試みたものの、その時に泡が目に入ってしまった。
そのことが今でもトラウマで、結局高校生になってからもシャンプーハットを使い続けている。

ミカサ「エレン、痒いところはない?目に入ってしみたりしてない?」
エレン「大丈夫」
ミカサ「よかった、エレン、シャンプーハットないとシャンプーできないから」

くす、とミカサが笑う。バカにされたわけでないことはわかってるものの、エレンは悔しかった。
そこで意地を張って、ゆっくりと目を開けてみると、鏡にはミカサの両の乳房がたゆんたゆんと揺れているのが見えた。
自分の頭を洗うたびに少女の胸が揺れ、思わず釘づけになる。

ミカサ「エレン、洗い流すから、目ぎゅってして」

ミカサに言われ、名残り惜しく思いながらも目を閉じる。
泡を流すときに髪を梳くミカサの指先が、何故だか優しく、愛しかった。

ミカサ「はい、終わった。次は体を洗わなくてはいけない。ので、エレンも湯船からあがって」

ミカサは自分のシャンプーを終え、ボディーソープを泡だてている。ネットで泡だてているからか、もこもことキメの細かい泡が沢山出来ている。

ミカサ「エレン、背中」

背中を向けると、さっきのふかふかの泡がエレンの背中に当たる。
ミカサ曰く、洗顔や体を洗う時はごしごしこするのではなく、質の良い泡を押し付けるようにぬり、表面張力で汚れを落とすのが良いらしい。
確かにごしごしこするのも気持ちいいが、こうやって泡に包まれるのも気持ちいいものだ。

ミカサ「エレン、前」

ミカサに促され、前を向く。
彼女の手が、首、鎖骨、胸板と、そっと撫でるように洗っていく。
その動作に合わせて、ミカサの胸はぷるぷると揺れている。その動きにまたもや釘付けになっていると、謎の刺激が走る。

エレン「うわっひゃぁ!?」

思わず素っ頓狂な悲鳴をあげてしまった。どうやら、胸を見られていることに気づいたミカサが悪戯のつもりで乳首の辺りを撫でたのだろう。

ミカサ「くすぐったい?」
エレン「ふぅ…はぁー…くすぐったかったぁー」
ミカサ「たまには悪戯も悪くない」

微笑むミカサ。いつもより柔らかな表情がエレンをどきりとさせる。

エレン「よ、よし、仕返しさせろー!!」

そんな気持ちを紛らわすために、エレンは昔のようにふざけようと、自身の体についた泡をすくい、ミカサの胸を指で撫でる。

ミカサ「あっ、エレンだめっひゃぅうっ」

ミカサが妙に甘い、女の子らしい声を出して、思わず指を離す。まさかミカサがこんな声をだすとは思わなかった。

エレン「ご、ごめん、もう子供じゃないんだもんな」

罪悪感と、ほんの少しの興奮を感じてしまった。ミカサが、あんな声を出すなんて…そんなことでエレンの頭はいっぱいだった。

その後は少し気まずいまま風呂を上がった。

ミカサ「エレンの髪は私が拭く」

そういって健気に、エレンの髪を拭く。その手はいつかの母を思い出す、やはりなぜだか優しい手だった。

エレン「なぁミカサ、お前、いいお母さんになれそうだよ」

そんなことを言われ、ミカサは顔が赤くなるのを感じた。エレンにそんなことを言われるのは何年ぶりだろう。だけど、たまにだけれどそんなことを言ってくれるエレンを、やはり好きなんだと、再び実感した。

ミカサ「ねぇ、エレン、部屋にいこう」

エレンの腕を掴み、部屋へと導く。これから二人の関係は変わる。きょうだいではなくなってしまう。それを恐れつつも、期待を胸に、部屋の扉を開けた。

http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=big&illust_id=37125375
挿絵のような落書きらしき物
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ミカサは裸になり、ベッドへ横たわる。殆ど日焼けしていない真っ白な肌、形の良い胸、尻、全てが美しかった。

ミカサ「あまり見られると恥ずかしい…」
エレン「ごめん……触ってもいい、のか…?」

こくん、と小さく頷き、エレンの手を自分の胸に当てる。その手は、控えめに、やんわりと彼女の胸を揉む。そして、エレンは自身の唇を、ミカサの真っ白な乳房についた淡い色の小さな実へと近づけ、口に含む。

ミカサ「あっ…えれ、ん…」

微かに声を震わせ、彼の名を呼ぶミカサは、初めてされるその行為に小さな快感を覚えた。
舌先で転がされ、突かれ、甘噛みされると、体が弱く痺れるような快感が流れた。

エレンの頭がどんどん下がって行く。胸に、腹に、キスの雨を降らす。
そして、ミカサの太ももの間に割って入り、秘部に近いけれど、ぎりぎりそうでない際どい部分に舌を這わす。
ミカサが微かに体を震わした。すると、秘部の奥から、蜜が溢れ出した。
その蜜は桃色に染まったそこをぬらぬらと濡らし、艶やかにエレンを誘った。
エレンはそっと、その蜜を掬うように舌先で舐める。
びくんと少女の体が跳ねた。感じているのだろう。

ふいにエレンは、人はやはり海から来ているのだろう、と思う。
少女の身体の奥から溢れてくる蜜は、海の味だ。だから、海が全ての母なら、女も母になる運命にあるのかもしれない。
また、愛液のこの甘酸っぱい果実のような香りも、花が己の香りとで蜜で虫を誘い、そうして種を繁栄させるように、男を誘い、子種を注がれるためのものなのかもしれない。

ミカサ「んんっ、あっ、はぁっ……エレンっ…」

エレンが蜜壺から愛液をかき出し、内部を舌でなぞる度、少女は切ない声をあげた。
それでも、いや、だからこそエレンは行為をやめない。
この蜜が男を誘う蜜ならば、全ての蜜を吸い付くしてしまいたいと思ったからだ。
だが、エレンの意と反し、蜜壺からはとどまる事なく芳醇な蜜が滴ってくる。寧ろエレンが吸い尽くそうとすればするほど、溢れてくるのだ。

ミカサ「あっ、やっ、らめえ、いっぢゃぅ、いっ、ぅぐ…ぅっ……はっ…はぁっ…はぁ…」

いつもの彼女の声からは想像も出来ないような、甘ったるい悲鳴が聞こえると共に、膣口はひくひくと収縮をくり返し、エレンの舌を締め付ける。

エレン「イった…のか…?」
ミカサ「それは聞かない約束」

そんな事を余裕ぶって呟きながらも、ひくひくと未だ痙攣を続けるそこにふっと息を吹きかけると、びくんと反応する。そんなミカサが可愛らしくて、エレンの中のサディスティックな感情が起こされてしまった。

エレン「指、いれるぞ?」
ミカサ「えっ、イったばかりだからだっ…あっ…らめなのにぃっ」

最初から聞く気なぞ無かったエレンは、ミカサが最後まで言い終わる前に容赦無く指を入れた。
さっきので解れたのか、いとも簡単に二本の指を飲み込んだ。
指で奥をつくと、こつこつと子宮口が当たる。指で当たるところまで下がっているということは、感じてるということなのだろう。

エレン「はは、気持ちよかったんだろ?また気持ちよくしてやるよ、ミカサ」

耳元で囁くと、ミカサはふるふると体を震わした。耳が弱いのだろうか。そう思い、舐めて、甘噛みをする。
声は我慢したようだが、膣がきゅぅっとエレンの指を締め付ける。

エレン「俺にこうやってされるの、今までもほんとは望んでたんだろ?痴女じゃねえかよ」
ミカサ「ちがう、私は痴女なんかじゃない」
エレン「俺にこんなこと言われて、俺の指こんなに締め付けてんのに?」

そう囁いて、即座に指をピストンさせると、ミカサの体が弓なりに反る。声にならない悲鳴が喉から空気となって出ている。その目には快楽を感じ過ぎたのか、涙が浮かんでいた。

ミカサ「はっ…ああ、う…っはぁ」
エレン「またイったのか?二回目なのに、早過ぎだろ」

ミカサ「エレン…は、はやく……」

ミカサの手がそっとエレンのズボンにかかる。
意を決したようにズボンを下ろすと、猛々しく勃ったそれが現れた。
ミカサは、少しだけなれた手つきで上下にそれを扱く。
しばらく扱いていると、さっきよりも硬さを増した。

エレン「なんだよ、挿れてほしいのか?」

優しい声で囁き、一生懸命に愛撫するミカサを、そっと撫でると、確かな力で彼女の細い身体を押し倒す。

ミカサ「エレン、はやく…きて…?」

ほんのりと頬を染め、潤んだ瞳でみつめる少女の姿に、エレンはもう我慢ができなかった。

ミカサ「んっ…あぁっ!」

己の欲望に任せ、勢いよく挿入する。
がつ、と亀頭と子宮口があたる感覚があったが、構わずそのまま押し込んだ。
ミカサは初めての筈だが、よく濡れていたからか、あまり痛くなさそうだったので、少しだけ安堵した。

ミカサ「エ、レン……私たち、繋がっている…幸せ……」

本当に幸せそうに言葉を漏らす少女が愛おしくて、ぎゅっと抱きしめる。

エレン「俺も幸せだ。」

エレンも、今まで経験したことのないような幸福感にみたされていた。
ただの性欲を満たす行為だと思っていたのに、そんなことよりも相手を愛おしく思う気持ちで胸がいっぱいで、ただただ幸せだった。
しかし、それと同時に、愛おしいあまりに、苛めてしまいたいというサディスティックな感情に、再び飲まれそうになっていた。

ミカサ「エレン、私は大丈夫だから。動いて構わない」

にこ、と微笑むミカサを見て、また我慢が出来なくなってしまったエレンは、肉欲のままに腰を振った。
亀頭と子宮口が触れるたび、ミカサが甘い嬌声をあげる。その声がエレンのサディスティックな部分を更に掻き立てる。

エレン「奥突かれて喘いでるなんてとんだ淫乱だなっ!」
ミカサ「んぁっ、ち、ちがっぁ…!ひぃぅっ!…あんっ、わた、しはぁっ、いん、らんじゃっ…!あぁっ……!!」
エレン「まんこぐちょぐちょに濡らして、男に喘がされてよがってるくせに、何が淫乱じゃないだよ
!」

意地悪な笑みを浮かべ、言葉攻めをする。
ミカサも満更でもないようで、エレンに虐められるたびにエレンのそれを締め付け、ひだで絡め取るようにうごめいて、快感を与える。
そして、何よりも、決壊してしまったダムのように、愛液を垂れ流す様が、悦に浸っていることの証であった。

ひたすら腰を打ち続けていると、そろそろ迎えそうなのか、自らミカサが腰を振りだした。

エレン「そろそろイきそうなんだろ?」
ミカサ「んぁっあぁっちがっ、ふぁあんっ、ひぃっ、んっ、ぅぐっ」
エレン「俺もそろそれイきそうだから、体位変えるぞ」

エレンは陰茎を引き抜き、ミカサの体を起こしてやる。
そうして、今度は自分が横たわり、ミカサを四つん這いの形で跨がせた。
ミカサは不明瞭な頭で、騎乗位をさせられるのだろうと朧げに考えたが、答えは違った。

エレン「そのまま、腰を降ろし て…」

言われるがままに腰を落とすと、エレンのものが再び進入してくる。
ゆっくりと、自身の体の中に肉棒がめり込んで行く感覚に、ミカサは小さく体を震わせる。
肉壁を割って無遠慮に奥へと入ってくると、甘い刺激がぞくぞくと流れた。

ミカサ「私は、動けない…」
エレン「わかってる。だから、そのまま俺にもたれ掛かるように寝て」

言われた通りに、上半身を密着させると、エレンの髪からふわりとシャンプーが香った。

エレン「じゃあ、動くぞ」

そう言うと、エレンはミカサの尻を両の手で掴んだ。
ミカサには何故そうするのか理解出来なかったが、それを問う前にエレンが律動を始めたため、それを聞く事は叶わなかった。
頭が真っ白になって、何も考えられなくなったからだ。

みんな居るー?(´;ω;`)

エレンが腰を打ちつけるたびに、尻を押さえつけられ、がつがつと奥にエレンのものの先端が当たる。
自重により、ただでさえ奥深くへと入ってしまうのに、尻を持たれ打ち付けるようにされてしまったら、ますます勢いがつき、強い刺激が走る。
あまりに強く当たり過ぎて、苦しい筈なのに、そこには快感しかなかった。
その快感は、今までのものと比べものにならない程に強く、甘く、まさに何かのドラッグのようにもっともっとその刺激を無意識に欲してしまうもので、もはや、呼吸の仕方すら忘れてしまう程であった。

ミカサ「あ゛っ、ぁうっ、はっ、エレ、んっ、ぃ゛ぁっ、やっ、奥だめぇっ、だめっ、だからぁっ…ぁあっ!」
エレン「なんだよ、そんなにっ、喘いでるくせにっ!」

一言言うたびに奥深くまで突かれ、圧迫感と気持ち良さで呼吸が止まる。快感に伴う、生理的な涙が零れた。
もう頭の中は快感を求めることとエレンのことでいっぱいだった。

ミカサ「らめぇっ、そこぉっ、ひぐっ、ん゛くぅっ、ぁっ、きもちぃっ、のぉ…っ!えれんのおちんちんがっ、奥に当たってっ、ひぃっ、んんんっ、きもちっ、ぁっ、いいっ!
のでっ、えぅ゛っ、はやくだしてっ、えれんのっ、あん゛っ、ふぁっ、精液っ、いっぱい奥に出してぇっ!!」

その言葉を合図に、ピストンの速度が上がる。
打ち付けられる衝撃と、突然走った感覚で、絶頂を迎え、一瞬、真っ白になり意識が遠のく。
声という声もまともに出せず、窒息してしまったかのような呼吸の音と、か細い声だけが喉から絞り出され、また、体はがくがくと痙攣をしていた。

唐突にミカサの中が締まり、ひくひくと痙攣をし始め、エレンのものを締め付ける。
なんとなく、ミカサが絶頂を迎えたのだろうと感じたエレンも、もうそろそろだった。

エレン「はぁっ、ふっ、ミカサっ、俺、そろそろっ…!」

そう伝えるが、快感のあまりか、ミカサは嬌声をあげるばかりで返事が返って来る様子はなかった。
エレンは、自身も絶頂を迎えるために一心にピストンした。
どんどん腹のあたりにぞくぞくとした快感がこみ上げてくる。

エレン「ぅあっ、いく、いくっ…!はぁ…っ、うっ…」

一気に快感をぶちまけるとともに、ミカサの子宮へと容赦無く精液を流し込む。
白濁液は、快感が大きかったせいだろうか、どくどくと流れ出てなかなか止まらなかった。

ミカサ「エレン……気持ちよかった…?」

腰を浮かし、エレンのものを抜いてから、再びミカサはエレンにもたれ掛かる。
ミカサの秘部から流れ出したどろりとした液体が、エレンの下腹部に垂れたが、そんなことはきにならなかった。

エレン「ああ…、凄くよかった。ミカサは?」
ミカサ「恥ずかしいけど…私もとても気持ちよかった…」

恥ずかしそうに、しかし素直に言うミカサは可愛らしかった。そんな少女の汗で濡れた髪を、エレンはそっと撫でてやる。
いつもひとりでした後にやってくるような、気怠い脱力感はなく、そこにはただ、温かな幸福感と、少女を愛しく思う気持ちだけがあった。

ミカサ「ねえ、エレン」
エレン「ん、なに」

お互いの抱き合ったまま、顔を向ける。

ミカサ「キス、してほしい」

もう行為を終えたというのに、初恋のときのような表情を浮かべ、そんなことを請う彼女は、やはり可愛かった。
瞳を閉じ、そっと、唇を重ねるだけのキスをする。
目を開くと、幸せそうに微笑んだミカサの顔が映った。

エレン「ミカサ、愛してる」

ずっと言えなかった言葉を呟く。
初めて言うその言葉を、想いを伝えるのは遅くなってしまったけれど、精一杯の気持ちを込めて。

ミカサ「私も、エレン。愛してる」

それだけ言って、ミカサは幸せそうな顔のまま眠りに落ちた。
エレンも、そんなミカサを抱きしめたまま眠りについた。

ゆっくりと瞼を開け、時計を見ると、午前の八時半を刺していた。

エレン「八時半か……って…八時半!?今日月曜日だよな…、ち、遅刻…!!」

ミカサを叩き起こし、朝ごはん抜きで学校へと飛んで行ったものの、勿論遅刻。
二人揃って遅刻とはなんだ、とこっぴどく叱られた。それでも、ミカサと一緒なら、まぁいいか、と思えた。
サシャは、何と無く察したのか、何も聞いて来なかったが、少し寂しそうな表情を浮かべていた。
授業を終え、帰宅したあとは、いつも通り食事を摂った。

エレン「はぁ…なんか、しあわせだな…」

湯船で一人呟くと、突然、浴室のドアが開き、裸のミカサが現れた。
エレンが驚いて黙っていることも気にせず、ミカサは高らかに宣言した。

ミカサ「今日からも毎日、幸せは続く、ので毎日お風呂は一緒に入ってえっちする。拒否権はない」

エレンは満更でもない、と思いつつも、エロゲのヒロインかよ、と呟きながら苦笑いを浮かべた。

ちょっと最後が急ぎ足になってしまいましたが、これで終わりです。
語彙も少なく、文法や構成的に至らぬ処が多々あったと思いますが、なんとかここまでかけてよかったです。
また、なかなか書き込めないにも関わらず、読んでくださった方々、本当にありがとうございました。もしこのSSを気に入っていただけたなら、嬉しく思います。

気が向いたり、暇になればこの続きとして、サシャとの話も(挿絵も含めて)書ければいいな、と思いますので、その時がきたら、またよろしくお願い致します!

サシャ「エレン、ミカサおはようございます!!」

あれから数日が経ち、ミカサは言った通り毎日エレンと入浴し、行為をしていたが、それ以外は今までとなんら変わりなく、平和な毎日を送っていた。
サシャはやはりエレンのことは諦めていないようで、彼女も彼女で毎日エレンへアタックしている。

エレン「サシャか、おはよ」
ミカサ「おはよう、サシャ。エレンは渡さない」

ミカサはサシャがエレンに話しかけるといつもこの様子だ。
しかし、特に彼女らの関係が悪くなることはなく、良きライバルで良き友人、という感じなので、特にエレンも咎めることはしない。

サシャ「ふふ、まだまだ諦めてませんよ?私だって、エレンのこと、大好きなんですから」

にっこりとほほ笑みながら、恥じらいもなくそういうサシャ。
いくらミカサに言われなれているエレンでも、どきりとしてしまう。
サシャは美人のミカサと比べれば、地味な顔立ちだし、特にかわいいわけでもないのだが、いつもにこにこと笑顔をふりまき、幸せそうに食べ物をほうばる姿は愛嬌があり、かわいらしかった。
その上、異常なまでに食べるのでぽっちゃりはしているものの(運動もせずあの量を食べてそこまでしか太らないのは凄い)、そのふっくらさが天真爛漫で柔らかなイメージを印象付けている。
そんな彼女はクリスタ程ではないものの、一定数の男子からは好かれている。

しばらく三人で話していると、朝のチャイムが鳴る。
それと同時にばたばたとクラスメイトが着席してゆく。

エレン「またあとでな」

エレンも自分の席に着き、授業の準備を始める。
エレンたちのクラスは選抜クラスということもあり、授業中はみんなまじめに授業を受ける。まさにエレンにとっては安寧の時間だった。

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