男「彼女のためならば僕は」 (1)

世の中には大きく分けて二種類の人間がいて、更にその中には二種類ずついる。
まずやる気のある人間とやる気のない人間、前者は若々しく後者は落ち着いて見える。

次にやる気のある人間は、夢を持っている人間と目標はないが努力する人間に分けられる。
前者は夢を手順を考えながら追い、後者はいずれ役に立つからと力を蓄える。

最後にやる気のない人間は、何となくやる気が出せない人間とどうしてもやる気が出せない人間に分かれる。
前者は努力をすればどうにでもなるのだ、ただ努力が面倒なだけ。
後者は努力しても駄目、努力したところでどうしようもない、そもそも努力をする才能すらないのだ。



「そんな僕はやる気が出せない人間なんだよ、だから今日は休む、先生には言っておいて」
幼馴染
「なにわけのわからないこと言ってるの? ほらそんなこと言ってないで学校行くよ」

「幼馴染はよくそんなにやる気があるね」幼馴染
「誰かさんの分のやる気が全部私の中にでもあるんじゃない?」


それなら少しでも僕に返してほしい、具体的にはお金とかで。

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