お嬢様「あは♪初キスが私のお尻の穴とだなんて情けないねっ!」(253)

  ∧,,∧
 ( `・ω・) ようこそID腹筋スレへ!
 / ∽ |
 しー-J
ここはsageずに書き込み、出たIDの数字の回数だけ腹筋をするという、
硬派なトレーニングスレです。
例1 ID:wwh7KM12 ID抽出 の場合 7+12=19 なので19回頑張りましょう。
例2 ID:bicycle. ID抽出 の場合 数字がないので今日は一休み。
さあ、存分に腹筋するがよい↓(`・ω・´)

お嬢様「ホラホラ!今どんな気分なの……?恥ずかしがらず言ってみなさいよっ!」

グリグリ……

執事「……」

お嬢様「アンタなんて私のお尻の穴で十分なのよ!わかったなら……」

執事「……お嬢様?」

お嬢様「……はっ!」

執事「……」

お嬢様「…………見てたの?」

執事「……座布団にお尻を擦り付けながら何言ってるんですか?」

お嬢様「……ちょっと、イメージトレーニングを……」

お嬢様「それで?私の部屋に来て何の用?……もしかして、夜這い?」

執事「まだ昼なんですが……」

お嬢様「まぁ、夜に地面に這うのはアナタの方なんですけどね!オーッホッホ!」

執事「おやつ持ってきただけなんですが……」

お嬢様「おやつ?何を持ってきてくれたのかしら?スッポン?」

執事「……最近お暑い日が続いておりますのでソフトクリームを」

お嬢様「ふぅん……」

ヌチャッ

お嬢様「フフン……少し先を触っただけで、もうこんなに白いの漏らしてるじゃないの……ヘ・ン・タ・イ・ね♪」

執事「食べ物で遊ばないで下さい」

お嬢様「……つまり、どうあっても今すぐにコレを食べなければならないと言うのね?」

執事「……と言いますと?」

お嬢様「とぼけても無駄よ?私だってもう少女ではありませんの」

お嬢様「……私の痴態を目に焼き付けておきたいだなんて、何て破廉恥な執事なのかしら♪」

執事「……あの、仰っている言葉の意味が分からないのですが」

お嬢様「私がこのそそり立つデコボコに丁寧に舌を這わせる様を、じっくり眺めていたいと言うのね?」

お嬢様「きっと私は今、予行練習をさせられようとしているんだわ……」

お嬢様「来るべきその時のために……」チラッ

執事「おっと!私用事を思い出しました!これで失礼させていただきます」

お嬢様「あぁん♪」

執事「はした……変な声をお出しになるのはお止めくださいね?」

お嬢様「ごちそうさまでした」

執事「お粗末様です」

お嬢様「ではおやつも食べたことだし、お昼寝でも……」

執事「お勉強の時間です、お嬢様」

お嬢様「……保険体育の?」

執事「いえ、数学です」

お嬢様「ああ、身体を求めるやつね」

執事「求めるのは数値です」

執事「では、テキストの34ページを開いてください」

お嬢様「……ああ、wxyってやつね」

執事「……二次関数はxとyですよ」

お嬢様「……アソコにおおきいアレを入れたりして、最後には出してしまうのね……ヘンタイ」

執事「xに大きい数字を入れて、最後に答えを出すんですよ」

お嬢様「……疲れたわ」

執事「まだ勉強を始めて10分しかたっていませんが……」

お嬢様「貴方が何と言おうと疲れたわ」

執事「……そうですか」

お嬢様「まるで一晩中ベッドの上で愛を確かめ合ったかのように……」

執事「その例え全くうまくないですよ?」

お嬢様「とにかく私は疲れたのよ」

執事「……何かお飲み物でも?」

お嬢様「そうね……赤マムシドリンクを頂戴」

執事「それ飲んでどうするつもりですか?」

お嬢様「勉強終わったわ」

執事「お疲れ様でした」

お嬢様「本当に疲れたわ……執事」

執事「はい」

お嬢様「そこにひざまずいて」

執事「……はい?」

お嬢様「イスになりなさい」

執事「全力でお断りします」

お嬢様「じゃあ……いきなり顔面騎乗から?……意外と大胆なのね」

執事「私に座るという前提やめてくださいません?」

お嬢様「息抜きに外出するわ」

執事「かしこまりました。お供いたします」

お嬢様「おもちゃ屋さんに行こうと思うの」

執事「……おもちゃ屋……ですか。それはずいぶんと可愛らしい……」

お嬢様「くねくねジャバラへび君とか、ぶるぶるこけしちゃんとかが欲しくって……」

執事「私の独断で却下です」

お嬢様「ふふっ……このブタぁ……さっきまでふにゃふにゃだったのに、こんなにカタくしちゃって……♪」

ツンツン

執事「……」

お嬢様「これはオシオキが必要ね……私が……脱がせてあげる♪」

バリッ

お嬢様「きゃっ……カタくて、黒いわ……///」

執事「……」

お嬢様「それじゃあ、さっそくいただきます……♪」アーン

お嬢様「んっ……♪」パクッ

執事「……」

お嬢様「ん……ぷはっ、大きくてお口に入りきらないわ……ん……んっ///」

チュパ……チュパ……

執事「……」

お嬢様「んっ……れろっ……ふふっ、おいしいわ……このトロトロしたものが……んっ、ん……」

ゴクッ……

お嬢様「ふふっ、飲んでしまたったわ♪……今どんな気分なの?こんな小さな女の子に口でされるなんて……ねえ?」

執事「お嬢様……」

お嬢様「?……何かしら」

執事「……トンカツのころもを剥いで、お肉だけ頂くのはお止めください」

お嬢様「……ざらざらしてて嫌いなんですもの」

かたくて黒いトンカツってヤバいんじゃないか……?

>>25
執事「料理長」

料理長「はい?」

執事「この料理はなんですか……黒こげでカチカチになってるじゃあないですか」

料理長「申し訳ありません……お嬢様の事を考えていて、上の空で……」

執事「そんな状態で火を扱わないで下さい」

お嬢様「そうね……料理を失敗するなんて、少し調教が必要かしら?」

料理長「ご褒美です」ハァハァ

執事「おい」

お嬢様「とりあえず、仰向けに寝転がりなさい、犬。初めてのキスの味を教えてあげるわ」

料理長「わかりました」ハァハァ

執事「待てコラ」

お嬢様「これが初めてのキスの味よ……」グリグリ

料理長「おぅふっ、これは……」

お嬢様「アンタなんて靴の裏が相手で十分なのよ♪ほらほら、ほーらほら……」グリグリ

執事(……まさか踏むとは……)

料理長「む……むしろ一周まわってアリです……ぬふぅっ!」

執事(……まさか喜ぶとは)

料理長「うぐぐ……」

執事「……大丈夫ですか?かなり強く踏まれてましたが……」

料理長「正直5回はイったわ……」ハァハァ

執事「……へー、そりゃーすごいですねー。とてもたのしそうでー」

料理長「執事君、棒読みはやめよう?な?」

執事「いやーりょうりちょう、はつきすがおじょーさまのくつで、ほんとーによかったですねー」

料理長「まぁ残念ながら、初キスじゃないんですけどね」

執事「……ん?」

幼女「ぱぱー!」てこてこ

料理長「おお娘。パパの仕事場に来てどうした?」

執事「」

幼女「んとね、あのね、ぱぱにあいたくてきちゃったー」ニパー

料理長「ははは、仕方ない子だな。そういう甘えんぼな所、母さんにそっくりだ」

執事「」

幼女「う?ぱぱ、かおけがしてるよ?どしたのー?」

料理長「何、少しお嬢様にご褒美をいただいただけさ」

幼女「むー、ぱぱ、あまりおじょーさまにめーわくかけたら、めっ!だよ?」

料理長「はは、これは手厳しいな!」

ハハハハハ……

執事(……何これ)

お嬢様「あら?その子は……」

幼女「あー!おじょーさまだー」ニパー

料理長「これはお嬢様、お恥ずかしい所を……不肖者ですが、こちらは娘でして……」

お嬢様「ふうん……その子が?へえ……ほー……」

執事「お嬢様?」

お嬢様「……ブタの子にしては似てないわね……どこの橋の下で拾ったの?」

料理長「正真正銘私の娘ですが……」

お嬢様「ブタの子ということは……子ブタ?」

料理長「私の娘は人間ですっ」クワッ

執事「……娘の事に関しては、真面目なんですね」

料理長「当然でしょう?何を言ってるんですか執事君」キリッ

執事「ご立派ですよ、料理長」

料理長「だって……だって!娘がお嬢様の手によってドMになったら、娘にイジメられるという私の夢が叶わくなるじゃないですかぁ!!」

執事「一生叶わなければいいのに」

料理長「年下の少女にイジメられるというのはね、年齢という大きなアドヴァンテージ・イニシアチブを持ちながらも、社会的立場や弱み等により逆らうことが出来ず、本当は逆らいたい・激昂したい気持ちがあるのにそれが出来ないというジレンマ……そしてその中で生まれる快楽……また、自分の娘ほども年の離れた少女にいいようにされるという非現実的時間……それらが合わさり、一種の背徳感が生まれるのだよ。また、足というのは重要なファクターを占めていると私は考えている。SMの歴史の中、突如として現れた足による愛撫だが、何故手や口による愛撫ではなく足によるものがここまで劣情を刺激するかというと、これが最も肉体的ダメージが少なく屈辱感を与える方法だからだと思われる。足蹴にするという言葉がある通り、足には……」

執事「あ、もうそのくらいで」

幼女「ぱぱ、ぱぱー」てこてこ

料理長「む?どうした娘よ」

幼女「おうまさんごっこやって、やってー」ピョンピョン

料理長「ううむ……娘よ、パパは今お仕事中でな……?」

お嬢様「あら、別に良いんじゃないかしら?」

執事「お嬢様、いくらなんでもそれは……」

お嬢様「いいじゃないの、少しくらい息抜きは必要よ」

料理長「お嬢様……!」

お嬢様「私も、四つん這いで這い回る不様な姿を眺めてみたいしね」

執事「……そうですか」

料理長「御命令とあれば、いつでも!」

執事(この人にプライドってあるのかな……)

お嬢様「その代わり条件があるわ」

料理長「なんでしょうか?」

お嬢様「馬じゃなくて、ブタになりなさい」フンスッ

執事「ごめんなさい、よく意味がわかりません」

料理長「そうですよ。私はもうブタです!」

執事「あっダメだこの人」

幼女「あははー、このぶた、ぶたー♪」ペチペチ

料理長「ぶひぃーん!ぶひぶひっ!」

お嬢様「……平和ねー……」ポケーッ

執事「どうしてこうなった」

お嬢様「執事、庭で何をやっているの?」

執事「これはお嬢様……私の趣味の家庭菜園でございます」

お嬢様「家庭菜園?」

執事「ええ……最近は夏野菜を作っておりまして。ここで出来たものはお料理に使っていただいてるんですよ」

お嬢様「ふうん……」

サワサワ

お嬢様「こんなに大きく立派にしちゃって……とーってもカタいわ。期待してるのかしら?貴方……」

ギュッ

お嬢様「私の小さなお口にくわえられたいと考えてるの?ふふっ……ヘンタイ♪」

執事「きゅうり触りながら何言ってるんですか……」

お嬢様「あら?これは……」

執事「どうしました?」

お嬢様「ふふ……元気なチン……ね……ビンビンにそそり立ってるわ。こんなに大きいチン……私初めて見たわ……」

執事(後でチンゲンサイ全部刈っとこう)

お嬢様「執事、テレビが見たいわ」

執事「……旦那様から低俗な番組の鑑賞は禁じられております」

お嬢様「固いこと言うのはやめなさい。カタいのはアソコだけで十分よ」

執事「……仕方ありませんね」ピッ

パッパパラリラ~

お嬢様「…………」

執事「……」

お嬢様「……執事」

執事「はい?」

お嬢様「……お父様には内緒で、ちびマ○コを見て興奮してるの?ロリコンのヘンタイね……」

執事「ちびまる子ちゃんを伏せ字にしてんじゃねえ」

正直全くネタないんだけど……
本命で進めてるss書かないといけないのに俺何やってんだろ

思いついたらまた書く

お嬢様「海外旅行に行きたいわ」

執事「飛行機を手配いたしましょう。して、目的地は?」

お嬢様「ベニス」

執事「……ヴェネツィアですね。一瞬直球かと思ってあせりました」

お嬢様「ベニス……イきたい!私……は、はしたない娘かもしれないけど……ベニス……イきたいのぉっ!」

執事「……すぐ手配いたします」

お嬢様「イく!?ああんっ……私、ベニス……イっちゃうのおっ!?」

執事「手配するっつってんだろ」

お嬢様「海外旅行の行き先を変えるわ!」

執事「突然ですね……目的地は?」

お嬢様「キンタm執事「ああぁぁ~~~」よ!」

執事「ゼェ…ゼェ…目的地は?」

お嬢様「キンタマーニャよ!」

執事「ああ、とうとうストレート…」

執事「と思いきやインドネシア…」

お嬢様「ううん、しかし……ベニスも……いやだけど……」

執事「……お悩みですか」

お嬢様「ねえ、執事?」

執事「はい」

お嬢様「『ベニス、イくぅぅぅ!』か『キンタマーニャイくぅぅぅ!』……どっちがいやらしいと思う?」

執事「貴方の海外旅行の基準って何ですか」

お嬢様「いよいよ出発ね」ワクワク

執事「まもなく離陸いたします。お嬢様、ベルトを着用なさって下さい」

お嬢様「……ねえ執事、貴方も経験あると思うのだけど……」

執事「何でしょう?」

お嬢様「飛行機が飛び立つ瞬間の、ふわっとした感覚あるじゃない?」

執事「はい」

お嬢様「あの時……『あれ?私もしかして絶頂してる?』って思って、とっさに下着を確認しちゃうわよねー」

執事「あるあ……ねーよ」

執事「水の都、ヴェネツィアに着きました」

お嬢様「執事、博識な私がイタリアの豆知識を教えてあげるわ」

執事「お願いします」

お嬢様「イタリアでは、最初のHは声出さないのよ」

執事「……イタリア語の話ですね」

お嬢様「奥ゆかしいと思わない?私だったら耐えきれずに絶対声出してしまうわ……」

執事「いや、だからイタリア語の話なんですよね?」

お嬢様「だけど今の日本人に必要なのは、快楽に身を任せない、そういう強い心だと思うわ……ブタに教えつけないとね」

執事「あの、だから……」

料理長「本当にその通りです、お嬢様。ぶひぶひ」

執事「アンタなんでここにいるの?」

料理長「イタリア本場の料理を学ぶため、ご同行を願い出ただけのこと」

執事「旦那様や奥様のお食事はどうするんですか」

料理長「なに、私の長女に全て任せてきた。心配はいらないよ」

執事(……まだ娘がいたのか) 

料理長「凄いぞー私の長女は。なんてったって職業が『ドジっ娘メイド』だからな!」

執事「うわー心配しかない」

幼女「うわあ……おみずがいっぱいだよ!ぱぱー!」ピョンピョン

執事「……娘連れて来てるじゃあないですか……」

料理長「どうしてもついて行きたいとダダをこねられてな……」

執事「料理長、仕事とプライベートの区別はつけて下さい。これはお嬢様のための旅行であり、決して私達は遊びで来ているのではないのですよ?」

料理長「うむ……しかし、お嬢様は大変お優しくて、な。……娘の同行を快く許可して下さった」

執事「……お嬢様」

お嬢様「あら、いいじゃない。旅は大勢のほうが楽しいわ」

執事「……ですが……」

お嬢様「それに、飛行機に家畜二頭乗せるくらい、なんてことないわ」

料理長「うちの娘は人間ですっ」クワッ

執事「……貴方も人間のはずですよね?」

お嬢様「綺麗な町ね……」

執事「お嬢様、人混みには注意して下さい。スリや誘拐等、危険はそこかしこに潜んでおります」

お嬢様「大丈夫よ。貞操帯付けて来ているから」

執事「何が大丈夫なんだろう」

料理長「ふむ……これは……」

執事(……料理長が、店先の野菜を手にして難しい顔をしている……)

料理長「……なかなかですね……イタリアまで来てよかった……」

執事「……それほどまで、本場の食材というのは違うものなのですか?」

料理長「ええ……見て下さい執事君」

執事「はい」

料理長「このダイコン……下のほうが女性のナマ足に見えるでしょう?」

執事「アンタ本当に何しに来たんだよ」

お嬢様「あら?これは……」

執事「仮面……ですね」

お嬢様「店の前に沢山飾ってあるわ。……ここは仮面屋さんなのかしら?」

執事「恐らくそうでしょう。ヴェネツィアでは2月に謝肉祭が行われます。その時に使われているものでしょうね」

お嬢様「……仮面といえば……思い出すわね。私の両親のラブロマンスを……」

執事「……何かあったのですか?」

お嬢様「あれは……5歳のころだったかしら。夜中お手洗いに起きたら、部屋でお母様がこんな仮面を付けて……」

執事「……もしや、旦那様とダンス……ですか?」

お嬢様「いえ……鞭を手にお父様を調教なさっていたわ」

執事「……」

お嬢様「あの時のお父様といったら……とても幸せそうで……」

執事(血筋かー……)

幼女「わーい、わーい!」キャッキャッ

執事「はしゃいでいますね……」

お嬢様「危険だわ……ここは水の都よ」

執事「たしかに、町のあらゆる所に水が流れていますね。水に落っこちてしまったら……」

お嬢様「服が透けてなんかエロいことになるじゃない!」

執事「あれー?私の思ってた心配と違うよー?」

イタ公『ヘイ!見てみろよあそこのじゃじゃ馬ガール!』(意訳)

イタ男『Fooo!!なんだいあいつはフランス人形かい?あまりの美しさに俺のマグナムは暴発寸前だぜ!!』(意訳)

イタ公『こいつはナンパしなきゃ、彼女に失礼ってもんだ!イタリア人の血がムラムラ騒ぐぜ!』(意訳)

イタ男『違いねえ!あそこがホンモノかどうか見てやろうぜ!ヘイ彼女……』(意訳)

ガシッ

イタ男『ワット!?』(意訳)

執事「……」

イタ公『な、なんだテメエは?いきなり人の手つかみやがって!言っておくが俺はそっちのケはねーぜ!?』(意訳)

イタ男『そうだ!チ○ポ切ってから出直しな色男!HAHAHA!』(意訳)

執事「……お兄様方、少しこちらへ……」ススス……

イタ男共『what?』(意訳)


メキッバキッミシミシッ

ギヤアアアァァァ!!………

お嬢様「あら、執事……さっきまでどこにいっていたの?」

執事「……少し、ゴミ掃除をしていまして」

お嬢様「なるほど……ティッシュのね」

執事「抜いてたわけじゃねえよ」

お嬢様「お土産でも買おうかしら」

執事「良い心掛けです。旦那様や奥様もお喜びになるでしょう」

お嬢様「そうね……お母様には、この乗馬用の鞭を」

執事「……屋敷に馬はいませんが」

お嬢様「そうね、ブタならたくさんいるけど。……けどお父様って、ああ見えて馬並……」

執事「それ以上はいけない」

執事「そろそろお時間です、お嬢様」

お嬢様「名残惜しいわ……もう帰らないといけないなんて……」

執事「お嬢様……」

お嬢様「なにより……『ベニスイく!』じゃなく『ベニス帰る』って言わないといけないなんて……!全くいやらしくないじゃないの……!」ギリッ

執事(えっ、かなり本気で悔しがってるんだけど)

使用人共「「お帰りなさいませ、お嬢様」」

お嬢様「ええ、ただいまみんな。……ひさしぶりの我が家ね」

使用人A「上着をお預かりします、お嬢様」

執事「何か変わったことは?」

使用人B「その……それが……」

執事「……どうした?」

使用人B「……メイドの作った料理にあたり、旦那様がお体を悪く……」

執事「今すぐ料理長呼んでこい」

使用人B「しかし、旦那様はたいそうお喜びに……」

執事「そういう問題じゃねえんだよ」

お嬢様「そういえば、私使用人の皆にもお土産を買ってきていたのよ。チョコレートケーキだけど」スッ……

使用人A「おお、それはそれは……」

使用人B「お嬢様は相変わらずお優しい……」

使用人C「さっそく頂いても?」

執事「私が切り分けましょう……」

お嬢様「その必要はないわ」

執事「……は?」

お嬢様「とおっ」ポイッ グシャーッ!

使用人共「「地面に落としたー!?」」ガビーン!

お嬢様「えいっ」グニッ

使用人共「「素足で踏んだー!?」」ガガビーン!

お嬢様「えいえいえいえいっ」ヌッタヌッタヌッタ

使用人共「「ケーキがぐちゃぐちゃだー!!」」ズガビーン!

お嬢様「さ……這いつくばっていただきなさい、この汚らしいブタどもがぁ……♪」ネトォ……

使用人A「お……お嬢様……」ワナワナ……

使用人B「そ、それは……」ブルブル……

執事「……お嬢様、それはさすがにやりすぎです。冗談でもやっていい事と悪いことが……」

使用人共「「ご褒美です!!!」」

使用人A「本当によろしいのですかあああ!うわあああ使用人やっててよかったああぁ!!」

使用人B「お、俺全部舐めとるよ!」

使用人C「俺なんて足の指まで丹念に舐めとるから!!」

使用人D「んじゃあ俺ケーキの代わりに踏まれる役な!!」

お嬢様「あら?どうしてブタが人間の言葉をしゃべっているのかしら……?」

使用人共「「ぶひひーん!!!ぶひぶひぃっ!!!」」

執事(……執事やめたい)

お嬢様「映画の完成披露試写会に、お父様と行ってきたわ。アメリカまで」

執事「イタリアに旅行なさったばかりだというのに、お疲れ様です」

お嬢様「しかし……すごかったわ……」

執事「大作SF映画でしたね。関係者の一部しか招待されなかったそうで……」

お嬢様「いえ、映画もなのだけど……」

執事「はい?」

お嬢様「まさか、観客全員……映画を見て……スタ…………ベーション……するなんて……すごく、大胆だわ……///」

執事「……日本では全く見ませんものね。スタンディングオベーション」

執事「……」カリカリカリカリカリカリカリ……

コンコンッ

短髪メイド「お仕事中失礼します、執事様」ガチャッ

執事「構いません。何でしょうか?」カリカリカリカリ……

短髪メイド「3階の客室の掃除が終了しましたので、報告に来ました」

執事「……もうですか?……早いですね……ええと、それでは……庭の手入れを」

短髪メイド「あの……勝手なのですが、今日の朝方に手入れは終わらせてしまいました」

執事「……この屋敷には数多くの使用人がいますが……貴女は特に優秀ですね」

短髪メイド「も、勿体無いお言葉です」

執事「ええと……それでは……」

執事「……階段の掃除は」

短髪メイド「終わらせています」

執事「バスルーム」

短髪メイド「滞りなく」

執事「トイレ」

短髪メイド「汚れ一つありません」

執事「……本当に優秀ですね」

短髪メイド「ありがとうございます」

執事「……私の代わりに専属メイドやりません?」

短髪メイド「はい?」

短髪メイド「もう、執事様はご冗談も上手いのですから」

執事「いえいえ……貴女はそれだけ優秀だということですよ」

短髪メイド「執事様の足元にも及びません」

執事「全く……他の使用人も、貴女を見習って真面目に仕事をしてくれたら良いのですが」

短髪メイド「……何かあったのですか?」

執事「いえ……メイドの一人が私の留守中に、食中毒事件を起こしたそうで。そのせいで旦那様のスケジュールが大きく狂ってしまったんですよ。はぁ……」カリカリカリ……

短髪メイド「あ、あはは……そ、そうなんですか?」

執事「お陰でその埋め合わせに私が……っとと、少し愚痴っぽくなってしまいましたね。申し訳ありません」

短髪メイド「いえ、そのー……なんか、あたしの方こそごめんなさい」

執事「……はい?」

短髪メイド「あー……その事件起こしたの、たぶんうちの姉です……」

執事「……は?」

執事「……姉?」

短髪メイド「はい。あたしの」

執事「……何人姉妹なんですか?」

短髪メイド「三人です。あたしは次女で……下に5歳の妹がいます」

執事「えっと、つまり……」

短髪メイド「はい?」

執事「…………料理長の娘さんで?」

短髪メイド「あのハゲオヤジは関係ないっす」クワッ

執事「え、でも……」

短髪メイド「マジであのハゲはあたしと何の関係もないっすから」クワッ

執事(うわー、クワッてした顔似てるわー……)

お嬢様「これをくわえればいいのね……んっ……」カプッ

執事「……」

お嬢様「ん……ちゅぱ……れろっ……んはぁっ……」レロレロ

執事「……」

お嬢様「どう……?お嬢様の私が……庶民的な……フエラ……してるの見るのは……ん……おいしっ……」ペロペロ

執事「……お嬢様」

お嬢様「何?……はむっ……」

執事「……笛ラムネは舐めるものではなく、吹くものだと思いますが」

お嬢様「安いけどたまに舐めると美味しいのよね」レロレロ

お嬢様「ゲームをするわよ」

執事「……旦那様から低俗なテレビゲームは……」

お嬢様「あら、これはお父様が遊んでもいいって言ってたわよ。『スーパーマリオ』」

執事「……ある意味定番ですね」

お嬢様「何でも、主人公の男がお姫様のために、馬車馬のごとく働くのが良いって……」

執事「その理由はちょっと理解出来ないなあ」

お嬢様「ああん……執事の……すっごい……おっきい……///」

執事「……今スーパーキノコ取りましたからね」ピコピコ

お嬢様「私もキノコ欲しい……!おっきいキノコ、くわえたいのおっ……!!」

執事「……チビマリオは心もとないですからね」ピコピコ

お嬢様「いやあ!クリ……は……ダメっ!……触っちゃ、ダメ……なのおっ///」

執事「……クリボーに当たるとアウトですものね」ピコピコ

お嬢様「あっ!執事……イくの?イっちゃうの?ダメっ!今イったら……いっぱい飛んじゃうのおっ///」

執事「……ゴールに行ったら飛びますよね、花火……」ピコピコ

執事「はあ……」

短髪メイド「どうしたんですか?執事様ー。なんかお疲れですね」

執事「いえ……まあ、こんなこと言うのもアレなのですが……」

短髪メイド「はい?」

執事「……お嬢様につっこむの……しんどいなあ、と思いまして……」

お嬢様「突っ込む?ナニを!?私にナニを突っ込むというの?ねえ!?」ヒョコッ!

短髪メイド「どっから出てきたんですかお嬢様ー!?」

執事「……」チッ

短髪メイド「うわっ、こっちはこっちで今まで見たことないくらい渋い顔してるし!!ちょ、大丈夫ですか!?執事様!」

お嬢様「……メイド」

短髪メイド「は、はい?」

お嬢様「……貴女はダメね……ツッコミがくどすぎるわ……」

短髪メイド「それ何の戦力外通知!?」

執事「皆様、大広間の掃除は順調ですか?」

使用人A「ええ、執事様。捗っております」

使用人B「しかし……掃除するには少々くたびれるほど大きいですね、ここは……」

執事「皆で協力すればすぐ終わりますよ。頑張って……」

栗毛メイド「あらあら、どうしましょう。どうしましょう……」オロオロ

執事「?……どうかしましたか?」

栗毛メイド「執事様……申し訳ありません。わたくしったらホウキと間違えてしまって……」

執事「……ホウキを何かと間違えるなんて、どれだけドジなんですか……」

栗毛メイド「S&W M500を持ってきてしまいましたわ~」チャキッ

執事「世界最強のハンドガン!?」

栗毛メイド「これで掃除できるのなんて、世間のゴミだけですわー」ハァ……

執事C「ドジっ娘メイド……萌えですね」

執事「萌えなんてカケラも感じねえよ」

執事「お菓子作り、ですか」

短髪メイド「はい。最近休みの日に、メイドみんなで作りあってティータイムをするのが流行ってまして」カチャカチャ

執事「それで、キッチンにメイドが大勢集まって料理をしていたんですね」

短髪メイド「料理技術の向上にもつながっていいんですよ。みんなの作るお菓子を食べるのは楽しいですし、勉強になります」パッパッ

執事「……成る程、どうりで手際が良い」

短髪メイド「恐れ入ります……」

栗毛メイド「あらあら、どうしましょう……またやってしまいましたわ……」オロオロ

執事「……あの方は……」

短髪メイド「もう……お姉ちゃん、また変なことしちゃったの?」

執事「……姉……ですか」

栗毛メイド「ああ、どうしましょうかしら……わたくしったら砂糖と間違えて、シアン化ナトリウムを入れてしまいましたわ~」オロオロ

短髪メイド「もう……お姉ちゃんったらドジなんだから」

執事「もうこれドジでもなんでもねえだろ」

栗毛メイド「デザートと間違えて、デザートイーグルを作ってしまいましたわ~」オロオロ

短髪メイド「もう、お姉ちゃんったら!トリガーに指をかけたらダメっていつも言ってるでしょっ?」

執事(カムバック平穏無事な毎日)

執事「ここで注意なのですが……シアン化ナトリウムは大変危険な薬物です。なので、絶対にマネをして料理に入れたり等しないで下さいね」

お嬢様「危険日が何ですって?」

執事「はいもう一回ちゃんと聞いてくださいねー」

お嬢様「メイドが料理をしているですって?」

執事「はい。技術向上にも繋がりますし、私としては積極的に、そのお茶会を支援してもよろしいかと」

お嬢様「いいわよ、少しくらいお金使っても。お父様に言ってみるわ」

執事「恐れ入ります」

お嬢様「その代わり……私もお菓子作って、そのティータイムに参加したいのだけど」

執事「……料理は私達使用人の仕事です。それに……失礼ですが、お嬢様はお料理の経験が……」

お嬢様「そうね。……料理処女ってやつだわ」

執事「そんな言い回し初めて聞いたよ」

お嬢様「いいわよ……執事に、私の処女をあげても……」

執事「たぶん教えるのは料理長だと思いますよー」

料理長「お嬢様の……しょしょしょ、処女をををォォォ!?私があァァァ!?うおおおおみなぎってきたぁぁぁぁ!!」ハナヂブー!!

執事「……本当に教わるんですか?」

お嬢様「ええ。……何か問題が?」

執事「いえ……」

料理長「さあさあさあ、さっそくいただきましょうかーいたいけな少女の処女を!さあ!さあさあさあさあ!」

お嬢様「あげるのは料理処女だけよ、ブタ」

執事(なんでこの人ここで働けてるんだろう)

執事「それで、お嬢様?一体何を作るのですか?」

お嬢様「処女を奪って作るなんて……子供しかないじゃない」

執事「料理の話だっつの」

お嬢様「うーん……何でもいいのかしら?」

料理長「古今東西様々な料理をお教えしますよ。ただ、お嬢様は初心者ですので、最初は簡単なものが……」

執事「そうですね、まずはお菓子にこだわらず、作ってみたいものに挑戦すればよろしいのでは?」

お嬢様「じゃあ……うどんかワインを作りたいわ」

執事「……それ、ただ踏みたいだけなのでは……?」

料理長「ていうかワインはちょっと……」

その前に料理長を踏んであげようか

>>118
お嬢様「『ワインはちょっと』ですって?……私に口ごたえしてんじゃないわよ、このブタぁ……」グリグリ

料理長「あふうぅぅ……も、もっとお願いしますうぅぅぅ……」

お嬢様「あら?どうしてブタが人間の言葉で催促しているの?ブタはどうやってしゃべるのかしら……?」ピタッ

料理長「ぶ、ぶひいぃーん!ぶーぶー!」

お嬢様「あはっ♪情けない声ね……そんなに踏まれたいの?……ヘ・ン・タ・イ・さ・ん・ね♪」グリグリグリ~

料理長「ぶひっ!ぶ、ぶ……ふごおおおっっっ!!」

お嬢様「あははっ♪面白い声ーっ……もっと声をあげなさい。ほらっ、ほらっ!」グニグニィッ

料理長「ぶ……ぶ……ぶえクスタシぃぃぃぃぃ!!」ビクンビクン!

執事(……この状況に慣れてきた自分が怖い)

料理長「さて、それでは簡単なケーキの作り方でもお教えしましょうか」スッキリ

執事(賢者タイムだ……)

料理長「まずはボウルに卵を、黄身と白身に分けて入れます」

カンカンッ パカッ

お嬢様「わかったわ」

ガンガンッ! グチャッ!

お嬢様「……」ベトー……

執事「……」

料理長「……」

お嬢様「……もう、こんなに出しちゃうなんて……そんなに私の小さな手が、気持ち良かったのかしら?ふふ……」

執事「現実逃避しても、失敗した事実は変わりませんよ……」

料理長「気を取り直して……卵を割ったら、メレンゲを作っていきます」

お嬢様「……メレンゲ?」

執事「卵の白身を泡立てて、クリーム状にしたものの事ですよ」

お嬢様「ああ……子供のもとになる、白濁色の液体のことね」

執事「どんな表現だよ」

料理長「ハンドミキサーで泡立ていきます」ヴィィィ~

お嬢様「……結構きめ細かい泡になるのね……」ヴィィィ~

料理長「ミキサーを上げたとき、ツノが立つまでしっかり泡立てます」ピンッ

お嬢様「……こんなにビンビンにおっ立てるなんて……イケナイ子ねえ……ふふ……」

執事「エロ以外の言葉はないんですか」

料理長「卵の黄身に、牛乳と温めたバターを入れて混ぜます」カチャカチャ

お嬢様「ふむふむ……」

執事「……料理長、さっきから何か……淡々としてますね」

料理長「今は料理中ですよ?当然でしょう執事君?」スッキリ

執事(絶対賢者タイムだ……)

お嬢様「ねえ料理長……」

料理長「はい?何でしょう?」

ポタッ

料理長「熱したバター熱っ!?ちょ、お嬢様?何故私にバターをたらすのですか?」

お嬢様「一度こういうのやってみたかったのよねー……ほらほら今どんな気分なの?このブタぁ……♪」

料理長「た……たまには少しハードなSMも……ブヒイイイィィィ!!!」ビクンビクン!

執事(ケーキが完成しない……)

料理長「りょ、料理を続けるブヒ。黄身にメレンゲと粉、砂糖を振り入れてさっくり混ぜ、型に流し込むブヒブヒ」サクサク

執事「ブヒブヒ言うのやめて下さい……」

料理長「これを温めておいたオーブンで焼けば……スポンジケーキの完成ブヒィ」

お嬢様「すでに焼いたのがこちらになります」ゴトッ

執事「キュー○ー3分間クッキングかよ」

お嬢様「ふふ……さっきまで柔らかかったのに……すごく……黒くて、熱くて……カタぁい♪」ツンツン

料理長「……焦げてますね」

執事「お嬢様一人で勝手に焼くから……」

お嬢様「あら、このケーキは私が焼いたんじゃあないわ」

執事「?……では、一体誰が?」

お嬢様「栗色の髪の毛をした、巨乳のメイドに焼かせたのよ」

料理長「あっ、それって私の長女……」

執事「お嬢様ー!!それ今すぐ捨てて下さいっ!!」

料理長「スポンジケーキが焼き上がりましたので……デコレーションをすれば完成ですね」

お嬢様「任せなさい。自分の身体で女体盛りをするから慣れてるわ」

執事「アンタ自分の部屋で何やってんの?」

料理長「……うっ!……ふう……」

執事「想像してんじゃねえよ」

お嬢様「それで?デコレーションって……何すればいいの?」

料理長「そうですね、無難に果物や……生クリームで飾り付けるのはどうでしょう?」

お嬢様「……クリ……イく……」

執事「クリームです」

料理長「お嬢様、イったのは私です」

お嬢様「ああ、だからこのクリームは白いのね……」

執事「もうヤダこの二人」

お嬢様「……なかなか思い通りいかないものね……自分の身体にクリーム塗るのとは違うわ……」ペタペタ

執事「そりゃあそうでしょう」

お嬢様「……よし、出来たっ。私特製のショートケーキよ。……ちょっぴり不格好だけど……」

執事「いえいえ、そんなことありませんよ」

お嬢様「執事……」

執事「初めてにしては上出来ですし、見た目になかなか味があって美味しそうですよ」

お嬢様「…………アナタ、もしかして……B専?」

執事「何の話じゃい」

料理長「完成したようで何よりです。……このケーキを持って、ティータイムに参加するので?」

お嬢様「ううん……今回のケーキは私一人で作ったんじゃないし、形も不格好だから。もっと料理が上手くなってから参加するわ」

執事「……では、このケーキは……?」

お嬢様「……執事」

執事「はい?」

お嬢様「あーん」グイッ

執事「モガッ!?」ガポッ!!

執事「お、お嬢様……いきなり何を……」モグモグ……

お嬢様「……あげるわよ、そのケーキ……執事に全部あげるわ。……いらなかったら、捨ててもいいわよ」

執事「い、いえ……そんなことは……」モグモグ

お嬢様「……執事」

執事「はい?」

お嬢様「……別に、どうでもいいし……正直、本当に、興味ないけれど……」

執事「……?」ゴクンッ

お嬢様「お…………おいしい、かしら……?」

執事「……」

お嬢様「……」ソワソワ

執事「……はい。とても……おいしいです、お嬢様」

お嬢様「……そう」ニコッ

執事(……たまにはいいか。こういうのも……)

短髪メイド「へー……それで、結局お茶会に参加されなかったのですね」

お嬢様「いずれ参加させてもらうわ。もっと練習しないとね」

短髪メイド「あたし、お嬢様がお茶会に来られると聞いたんで、腕によりをかけてチョコレートケーキ作ったんですよー。せっかくですから、食べてください」スッ

執事「へえ、これはおいしそうな……」

お嬢様「ええ……大きくて、黒光りしてて、とってもおいしそうな……チ○コね……」

執事「もう何でもアリだなこの人」

お嬢様「執事、暇つぶしに新しい挨拶を考えたわ」

執事「……暇つぶしに聞きましょう」

お嬢様「家に帰った時の挨拶なんだけど」

執事「はい」

お嬢様「まず……出迎える方は『おかえりんこー♪』」

執事「あ、もうオチが予想出来た」

お嬢様「帰って来た方は『グヘヘ……ねえちゃんスケベしようや……』」

執事「予想の斜め上をいった」

幼女「おねえちゃーん」テコテコ

執事「あれは……料理長の娘さん……」

短髪メイド「妹ちゃ~~ん!」ダダダダ……

ガシッ!

短髪メイド「はうう……今日も妹ちゃんはバツグンにかあいいよお……」ダキッ

幼女「うー、おねえちゃん、ちょっとちからつよーい」

短髪メイド「それだけ愛が強いってことよ。ふふ、妹ちゃん……本当にかわいい」

幼女「えへへー」ニパー

短髪メイド「ああもう可愛すぎっ。いつまでも抱きしめてられるわっ!ああ妹ちゃん……」

執事(……仲のいい姉妹だなー……)

短髪メイド「これで……これで、あのクソハゲオヤジの血が流れていなかったら、完璧だったのに……!」ギリッ……

執事(えっ血の涙?)

執事「実の父親のこと、相当嫌ってますね……料理長と何かあったんですか?」

短髪メイド「あんなハゲオヤジ父親じゃないっす。というか、執事様もだいたい理由はわかるでしょ?」

執事「まあ……」

幼女「むー、おねえちゃん、ぱぱのことそんなふーにいっちゃ、めっ!だよ?」

短髪メイド「ああ!ごめんね妹ちゃん?」

幼女「はげじゃーなくって、いやしーはげぶたっていわないと、ぱぱはよろこばないんだよー?」エッヘン

短髪メイド「何教えてんだあのハゲブタァァァぁぁぁ!!!」

短髪メイド「妹ちゃんに変なこと吹き込んだ罪は重いわ……あのハゲ、キッチンにいるのかな……」ズンズンズン

執事「料理長に会ってどうする気ですか」

短髪メイド「残り少ない髪、全部むしり取ってやる」ズンズンズン

執事「なにこの娘怖ぇ」

ガチャッ!

短髪メイド「こらっこのハゲ親父ーっ!妹ちゃんに何をっ……」

お嬢様「ほらほら、ここがええのか?ええのんかー?」グリグリ

料理長「ホワーッ!オウ!エクスタシイイイッッッ!!」ビクンビクンッ

短髪メイド「何をしてんだあァァァッッ!!!」

執事「お嬢様……正直あまり聞きたくないのですが、一体何をなされてたので?」

お嬢様「んー……話すと長いのだけど」

執事「はい」

お嬢様「私が料理を習いたいと言ったら、料理長が『ならばクッキーでもお教えしましょうか?』って」

執事「はい」

お嬢様「お願いするわ、って言ったら、『クッキーは最初、よく粉とミルクを混ぜるのが大切です』と」

執事「はい」

お嬢様「『一度私の身体を使って練習しましょう。さあ!私をクッキー生地だと思って、よく踏んでこねて下さい!さあさあさあ!』って」

執事「そこだけ全く理解出来ない」

短髪メイド「妹ちゃんにアホなこと吹き込んだだけじゃ飽きたらず、お嬢様に迷惑かけるなんて……!」

執事「いや、お嬢様率先して踏んでいましたよ?」

短髪メイド「もう我慢ならないわ、アホ親父!この屋敷から出ていけっ!」

料理長「次女……昔は可愛かったのに、パパになんてこと言うんだ……。まあ今も可愛いけど」

短髪メイド「いっ、いきなり何言い出すのよっ……」

料理長「思い出すなあ……昔のことを。一緒にお風呂入ったり、仲がよかったよなあ、昔は……」

短髪メイド「私の人生の汚点を思い出さないでよ……」

料理長「昔お風呂に入ったときなんか、パパのぞうさんに興味深々だったよなあ」

短髪メイド「んなワケあるかあぁぁぁッッッ!!」

お嬢様「メイド、ちょっと」

短髪メイド「あっ、お嬢様……申し訳ありません。お見苦しい所を……」

お嬢様「いくら実の娘でも、私の使用人を勝手に辞めさせることは許さないわ」

短髪メイド「えっ……」

お嬢様「料理長は、私にいつも美味しい料理を作ってくれる、大切な使用人なのよ」

短髪メイド「……はい。……出過ぎた真似をしました……」

お嬢様「まあ……最近踏んでも同じ反応ばっかだし、少し飽きたから、ホントは辞めても別にいいけど」

短髪メイド「いいのかよ」

執事「……あんなこと言われてますよ?」

料理長「言葉攻めとか……ご褒美すぎます」ハァハァ

執事「不死身すぎるだろ」

執事「失礼ですが、料理長……貴方は何故、ここに勤めておられるので?」

料理長「いやぁ、恥ずかしい話……私は旦那様と、竹馬の友……というやつでしてね。その縁あって、といいますか」

執事「はあ……竹馬の友、ですか……」

料理長「まあ、竹馬というか、乗馬というか……とある倶楽部で会った時、趣味の一致から仲良くなりましてね」

執事「へえ、お二人は馬に乗られるので?」

料理長「いえ、私達は女王様の馬でした」

執事「SMクラブかよ」

料理長「しかし、趣味とは変わるものですね……馬しかないと思っておりましたが、なかなかブタもいい」

執事「本質的には変わってませんよね?」

料理長「豊満な女性から痛いムチというのもオツですが、まだ成長しきっていないやわらかな少女からしなやかなオシオキというのもオモムキがあって……」

執事「語り始めちゃったよ」

料理長「うむ、どちらも甲乙つけがたいですが……執事君の好みはどっちかな?」

執事「どっちの選択肢もMっておかしくないですか?」

お嬢様「執事は……私を、選んでくれないの……?」ウルウル

執事「えーなにこれ逃げ場なし?」

お嬢様「ねえ、執事……貴方はいつになったら、私の気持ちに気がついてくれるの……?」

執事「いきなり何の話ですか」

お嬢様「貴方だけは……ブタや馬や犬じゃなくって、ちゃんとした男性と見ていたのに……」

執事「いつこの屋敷は動物園になったんだろう」

お嬢様「本当に……貴方は私にとって、すごく大切な人なのよ……?」

執事「……お嬢様……」

お嬢様「貴方がいないと……誰が私にツッコむというの?」

執事「私の存在価値ツッコミだけかよ」

料理長「突っ込むのでしたら、私の料理長♂が……」

執事「黙らっしゃい」

短髪メイド「執事様……昼間から下ネタとかマジでやめてください……」ドンビキ

執事「えーこれ私が悪いのー?」

短髪メイド「今は妹ちゃんがいないからいいですけど……妹ちゃんの前でそんな話したらあたし、すっごい軽蔑しますからね?」

お嬢様「『そんな話』ってどんな話?ねえねえ、私にはよくわからないわ。丁寧に教えてくれないかしら?ねえねえ!」

短髪メイド「え、ちょ、お嬢様……?」アセアセ

執事「メイドをいじらないで下さい」

料理長「実の娘に軽蔑されてゴミムシを見るような目つきで見られる……ほほう!アリですな!み な ぎ っ て き た !」

執事「リアルに死んじまえばいいのに」

短髪メイド「ともかくハゲ親父、今度妹ちゃんにいらんこと吹き込んだら、親子の縁切るからね」

料理長「なるほど、これからは対等な男女として扱われると」

執事「さり気なく恋愛対象にしてんじゃねえ」

料理長「しかし困ったなー。私は対等な関係よりも蔑まれるほうが興奮するんだけど」

短髪メイド「なんの話だよハゲ!」

料理長「おいおいあんまり言うんじゃないよ。ニヤケてしまうだろ?」

お嬢様「重傷ね……」

執事「お嬢様がそれを言うとは……」

短髪メイド「あーっ!あともう一個あったわこのハゲ!」

料理長「うん?」

短髪メイド「ハゲ親父、今日あたしの作った弁当持って行かなかったでしょー!?」

料理長「あー、すまない。忘れてしまったよ」

短髪メイド「ほらっ!持って来てあげたから!腐っちゃったらもったいないでしょー?」ズイッ

料理長「おお、ありがとう」

短髪メイド「あと、今日晩御飯カレーだからね。お嬢様につきまとってないでさっさと家で食べなさいよ!」

料理長「ああ。ありがとう」

短髪メイド「妹ちゃんがカレー食べたいって言ってたからね。お礼なら妹ちゃんに言いなさいよハゲ親父。じゃ、あたし仕事に戻るから」

料理長「ああ……」

短髪メイド「包丁で怪我しないでよ?ハゲ親父危なっかしいんだから!フンッ」スタスタ……

料理長「うん。わざわざありがとう」

執事「…………」

料理長「ん?どうかしたかな?執事君」

執事「いえ……いい娘さんですね」

料理長「娘はやらんぞ」クワッ

執事「急に父親面されましても……」

お嬢様「執事」

執事「なんでしょうか?」

お嬢様「暇すぎるから謎かけするわ」

執事「はあ……」

お嬢様「動物園のセキセイインコとかけましてー、料理長とときますっ」

執事「……その心は?」

お嬢様「どちらもイイ声で鳴きます」ドヤッ

執事(そんなにうまくない……)

http://i.imgur.com/dBcCKzF.jpg

使用人D「よいしょ、よいしょ……」ゴシゴシ

執事「せいが出ますね。掃除中ですか?」

使用人D「ええ、執事様……ふうふう……」ゴシゴシ

執事「しかし……そのように、床にへばりつくようにしてまで、廊下を磨かなくても良いのでは?」

使用人D「いえ、こうやって四つん這いになって磨いているとですね……はあはあ」

執事「?」

使用人D「たまに、お嬢様が踏んで下さるのですよ……ハァハァ」

執事「なんでこの屋敷はマゾばっかなの?」

お嬢様「執事、10回ゲームをやるわ」

執事「はあ……」

お嬢様「『あめ』って10回言って」

執事「……あめあめあめあめあめあめあめあめあめあめ」

お嬢様「ここは?」スッ

執事「ちくb……何言わせるんですか」

お嬢様「『まめ』って引っかからないなんて、なかなかやるわね……」

執事「勝ったのに負けた気分だよ」

あれだろ
ペロンってめくって指差したんだろ

お嬢様「10回ゲームをやるわ」

執事「……またですか」

お嬢様「今回のはちょー難しいわよー。ちょーよ、ちょー」

執事「はあ……それでは、問題を」

お嬢様「じゃあ執事……『ブヒ』って10回言いなさい」

執事「趣旨変わっとる」

>>199
ガタッ

お嬢様「クチュン!……ううー……」ズズッ

執事「どうしました?お嬢様」

お嬢様「執事……実は朝から、身体があつくって、頭がぽーっとしてて、とってもとってもしんどいの……」

執事「……それはいけませんね。少しお部屋に戻りましょうか?」

お嬢様「もしかしてこれって……」

執事「はい?」

お嬢様「……恋の病ね?」

執事「普通に病だよ」

執事「37度8分……まあ、風邪ですね」

お嬢様「ううー……」モゾモゾ

執事「今日一日は、ベッドでお休みになって下さい」

お嬢様「うん、わかった……そうするわ」

執事「ぐっすり寝ていれば、すぐに熱は下がるでしょう……」

お嬢様「けど執事……弱っている私を襲って、すっごく激しい運動する気でしょう?」

執事「しねーよ」

お嬢様「うう……おなかすいて眠れない……」ゴロゴロ

執事「何かお作りしましょうか?」

お嬢様「そうね……アレが食べたいわ」

執事「何でしょう?」

お嬢様「執事の……あつくって、ドロドロの、ねっとりとした白濁色の……ア・レ・が♪」

執事「……おかゆですね。作ってきます」

執事「おかゆが出来ましたよ」

お嬢様「うー……食べさせて……」

執事「ふー、ふー……はい、あーん」

お嬢様「あー……ん……んー……」モグモグ

執事「どうですか?」

お嬢様「うん……興奮してきたわ」ハァハァ

執事「何も変なの入れてませんからね?」

お嬢様「おかゆ食べたら、汗かいて気持ちわるい……」シットリ

執事「身体を冷やしてしまったら大変ですね……汗を拭き取って着替えないと」

お嬢様「…………えっ?」

執事「はい?」

お嬢様「そ、それって……執事……」ワナワナ

執事「なんでしょう?」

お嬢様「し、執事がそんなに積極的なんて……私のやわらかな裸体を撫で回したいというのね?……そして自らの野獣の本能を抑えきれなくなって……ついに私達、一線を越えてしまうわけなのね……。す、すっごく痛いって聞くし、ちょっぴりこわいけど……執事になら、いいわ……。や、やさしくして、ね……?」

執事「もちろんメイドにやらせますよー」

お嬢様「ふぁっく!!」

お嬢様「ねーむーれーなーいー」ゴロゴロ

執事「寝ないと熱が下がりませんよ」

お嬢様「……それはそれで、お勉強休めるから良いかも……」

執事「……熱が下がらないなら、お注射をするかもしれませんよー?」

お嬢様「……お尻に執事のぶっといお注射を?」

執事「腕に細くて痛いやつをだよ」

お嬢様「眠れないから、お話でも読んでくれないかしら?」

執事「わかりました。どれを読みましょう?」

お嬢様「少し子どもっぽいけれど……絵本の浦島太郎が聞きたいわ」

執事「浦島太郎……ですか。日本の昔話とは意外ですね」パラパラッ

お嬢様「大好きなお話なのよ。とくに、最初の所が……」

執事「最初?」

お嬢様「亀甲縛りで砂浜に転がされてる男が、幼女に足蹴にされて言葉責めにあうっていうシーンが……」

執事「そんなアダルトな浦島太郎初めて聞いたよ」

お嬢様「すぅ……すぅ……」

執事「……お休みになられましたか。ふう……やっと一息つけますね」

ガチャッ!!

使用人A「し、執事様!こんな所にいましたか!……あっお楽しみ中でした?」

執事「いえ全く。……どうかしましたか?慌てているようですが……」

使用人A「そ!そうなんです!実は三階で、栗毛メイドのやつが……!」

執事「……料理長の娘さんが、何かしましたか?」

使用人A「殺虫剤と間違えて、手榴弾を投げつけまして」

執事「何やってんだあの奇行種!!」

執事「現場は三階でしたね……火は?」

使用人A「現在進行形でめっさ燃えてます」

執事「……とりあえず、消防車の手配を。私もすぐ鎮火作業にうつります」

使用人A「手配終わったら、お嬢様見て萌えてていいですか?」

執事「いいわけないでしょ。すぐ行きますよ」

使用人A「はーい」

タッタッタ……

お嬢様「……ん…………うーん……」

クシクシ

お嬢様「……執事?」

シーン……

お嬢様「……執事?ねえ……」

シーン……

お嬢様「執事……どこ?」

シーン……

お嬢様「…………」

シーン……

お嬢様「……うう……執事ぃ……」

ガチャッ!

お嬢様「!!」

短髪メイド「お嬢様ー。風邪の具合はいかかですか?今ちょっとボヤ騒ぎが起こってますけど、ケムたくないですかー?」

お嬢様「……貴女は呼んでない……」

短髪メイド「えっひどくないですか?」

お嬢様「執事は……?執事、どこ……?」

短髪メイド「お屋敷の端っこのほうで、ボヤ騒ぎが起こってまして、そちらに」

お嬢様「……うう……」ジワッ

短髪メイド「あたしが執事様の変わりに、お嬢様のお世話をさせていただきますよー」

お嬢様「……結構よ」

短髪メイド「まぁまぁそう言わずに……お嬢様、何かご要望はありませんか?」

お嬢様「今すぐ執事を呼んで来て」

短髪メイド「どんだけあたしは戦力外なんだ」

短髪メイド「ほんとにもう……お嬢様ったら、執事様のこと大好きなんですね」

お嬢様「……そんなんじゃあないわよ。ただ、貴女じゃ物足りないってだけ」

短髪メイド「物足りないとか地味に傷付くんですけど……あたし、一体何が足りないんですか?」

お嬢様「……執事は……本当にキモチ良く、私に突っ込んでくれるわ……///」

短髪メイド「ツッコミだよね?ボケに対するツッコミのことだよね?」

お嬢様「執事は、本当に激しくって……とっても大きい……ので、何度も私を攻め立ててくるのよ……///」

短髪メイド「大きい声だよね!?へ、ヘンな意味じゃあないんですよね!?」

お嬢様「……///」

短髪メイド「ねえ、ちょっと!?無言で顔赤らめるのやめましょうよ!ねえ!?」

お嬢様「……思ったのだけど」

短髪メイド「は、はい?」

お嬢様「貴女本当に……ツッコミのセンスないのねえ……」ハァ……

短髪メイド「こ、この必死な感じがどこかに需要あるはずですよっ!傷付くからやめて!」

お嬢様「…………」

短髪メイド「哀れみこもった目で見るのも禁止っす!」

お嬢様「へくちっ!……ううー……」ズビーッ

短髪メイド「大丈夫ですか?お嬢様……うわっ!すごい熱!」

お嬢様「……なんてことないわよ、こんなの……」

短髪メイド「いやいや!明らかに調子悪くなってるじゃないですか!ほら、布団被って!お休みになってくださいっ!」

お嬢様「嫌……執事じゃないと、いや……」

短髪メイド「そ、そんなこと言ったって……!」

お嬢様「だって私……レズじゃないもん……」

短髪メイド「あたし襲うつもり毛頭ありませんからね!?」

お嬢様「ねむれない」ゴロゴロ

短髪メイド「あーもー……寝ないといつまでたっても風邪治りませんよー?」

お嬢様「執事なら……こういう時、お話をしてくれるわよ?」

短髪メイド「仕方ないですねー……あたしが楽しいお話をしてあげますよ。どんなお話が聞きたいですか?」

お嬢様「うーん、今日は少し暑いし……」

短髪メイド「はい」

お嬢様「……ワイ談が聞きたいわ」

短髪メイド「一文字違いで大違いだよ!!」

執事「……ふう、やっと火がおさまりましたね……」

使用人A「お疲れ様です、執事様」

メイドA「結局私たちだけで、鎮火作業は終了しましたね……」

使用人B「ああ、大変だった……」

執事「……しかし、なかなか火の手が収まりませんでしたね。……ただのボヤかと思ったのですが……」

栗毛メイド「ああ、ああ、申し訳ありませんー執事様ー」オロオロ

執事「はい?」

栗毛メイド「わたくしったら鎮火作業中、水と間違えて火炎瓶を投げつけておりましたわー」オロオロ

執事「誰かーこの子縛りつけといてー」

使用人A「亀甲縛りでよろしいですか!?」バッ!

使用人B「それとも菱縄!?」ババッ!!

執事「誰かーこの二人もついでにお願いー」

使用人A「しかし、無尽蔵の体力と言われる私達ですが……」

使用人B「炎を消すというのは、流石に疲れましたね……」

使用人C「ああ……」

執事「ご苦労様です」

使用人D「こういう時は、さっさと屋敷本館へ戻って……」

A・B・C・D「「お嬢様に踏んでもらうに限るな!!」」

執事「なんでそれで疲れが癒えるんだろう」

ガチャ

執事「只今戻りました……お嬢様?」

短髪メイド「執事様……しーっ……」

執事「!……」

お嬢様「すぅ……すぅ……ん……」

短髪メイド「……たった今お休みになったんですよ。大変だったんですよ?ずぅーっと執事様のこと呼んでいて……」

執事「……それは……御迷惑をおかけしました」

短髪メイド「いえいえ……」

お嬢様「んん……執事ぃ……」

短髪メイド「あら?……」

執事「……」

お嬢様「ううー……執事ぃ……ムニャムニャ……」

短髪メイド「……寝言……ですか。ふう、起こしてしまいましたかと……」

お嬢様「しつじぃー……どこ……むにゃむにゃ……うう……」

執事「……はいはい、お嬢様」

ギュッ

執事「……私は、ずっと……ここにいますよ。お嬢様」

お嬢様「……ん……ふふ……執事……」ニコッ

お嬢様「しつじの……すごくおっきくてかたぁい……むにゃむにゃ」

執事「夢の中で何を触ってやがる」

お嬢様「ゆっくり休んだら風邪が治ったわ」

執事「おめでとうございます」

お嬢様「……けど、まだ少し本調子じゃない感じがするわね……」

執事「……十分お元気そうですが……?」

お嬢様「んー……料理長」パンパンッ

料理長「はい?お呼びでしょうか?」

お嬢様「ちぇすとぉっ」アシゲッ

料理長「いきなり素足で踏みつけっ!?」ゲシッ

お嬢様「うーん……やっぱり踏む力がいつもより弱いわね……」ホミホミホミ……

料理長「や、やさしく柔らかい感じもまた……ぶひぃぃぃぃぃいい!!」ビクンビクンッ

執事「やっぱり元気じゃねーか」

お嬢様「アヘ。まじアヘ」

執事「…………」

お嬢様「激アヘビクンビクン丸」

執事「…………」

お嬢様「しゅごぉい!妊娠確実ファイヤー」

執事「……………………」

お嬢様「……という造語を考えてみたんだけど」

執事「どこで使うのそれ?」

お嬢様「おりゃおりゃー」フミフミ

料理長「げ……激アヘビクンビクン丸ぅぅぅぅぅう!!」ビクンビクンッ

執事「うわーすごく嬉しくない使い方」

お嬢様「最近、ツンデレというものが流行っているそうだわ」

執事「……少し情報が古い気もしますが」

お嬢様「私もその、ツンデレというやつをやってみる」

執事「……では、どうぞ」

お嬢様「……か、勘違いしないでよねっ!べっ、別にアンタのためにお尻の穴を開発してるんじゃないんだからねっ///」

執事「えっ何をどう勘違いすればいいの?」

お嬢様「ねえ執事ー、私今ふと思ったのだけれど……」

執事「はい何でしょう?」

お嬢様「あのね、イラマチオって……」

執事「待ってそれ、ふと思うようなことなの?」

短髪メイド「お勉強の時間ですよー」

お嬢様「……えー……」

短髪メイド「はい露骨にイヤそうな顔しなーい」

執事「お勉強は大切なことですよ、お嬢様」

お嬢様「……それは、わかってるわ……けど……」

執事「……何です?」

お嬢様「……教えるのがメイドというのが、ちょっと…… 」

執事「我慢してください。少しの辛抱です」

短髪メイド「あたし泣いていいですか?」

お嬢様「今日の科目は何かしら?」

短髪メイド「英語の授業ですよー。テキスト開いてくださいねー」

お嬢様「あら、私英語は得意なのよ?英語で数字だって言えるもの」フンスッ

執事「どや顔するほどのことですか?」

お嬢様「わん!つー!すりー!ふぉー!ふぁいぶ…………セーックス!!!」

執事「生方法安かよ」

短髪メイド「執事様、そのツッコミ超わかりづらいっす」

お嬢様「からくりサーカスは名作すぎてエロネタに出来ないわ……」

執事「べろべろばあで涙腺決壊ですもんね……」

短髪メイド(どうしよう、すごく会話に入りづらい……)

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