ベルトルト「ライナー...君はもう...」(351)

ライナー「...でもって明日の立体起動の訓練なんだが」

ベルトルト「ライナー」

ライナー「おそらく今までの訓練の中でも最も難しいものになるだろう...」

ベルトルト「ライナー」

ライナー「まあそのぶん俺たち訓練兵にとっても点を稼ぐチャンスなわけだ」

ベルトルト「いい加減にしてくれ!!」

ライナー「...!!」

ライナー「なんか俺おかしなこと言ったか?」

ベルトルト「ああ...落ち着いてよく聞いてくれ」

ライナー「なんだよベルトルト、そんな真剣な顔して...」

ベルトルト「君はもう...兵士じゃないだろ!!」

ライナー「...!!」

ライナー「な、何言ってんだよベルトルト!!俺は正真正銘...」

ベルトルト「君にとってはすごく辛い事実だろうけど...」

ベルトルト「頼むから思い出してくれ...」

ライナー「やめろ!!聞きたくない!!」

ベルトルト「君は...立体起動の最初の訓練で...」

ベルトルト「兵士としての適性がないと判断されて訓練兵をやめさせられたんだ」

なんだと…

んんん??

相当ですね

ライナー「嘘だっ!!」

ベルトルト「いや、これは本当のことだよ...」

ベルトルト「そうだよね...クリスタ?」

クリスタ「ベルさんの言ってることは本当よライナー」

ライナー「クリスタまで...」

クリスタ「あなたは訓練兵になった最初の週に除籍されたの...」

クリスタ「脱落兵が送り返される馬車で私たち一緒だったじゃない!」

ベルトルト「頼むライナー思い出してくれ!!」

ライナー「ぐっ...すまんお前らもう大丈夫だ」

ベルトルト「よかった!!もとに戻ったんだねライナー!!」

ライナー「悪いな...いつも迷惑かけてしまって」

クリスタ「気にしないでライナー...私たち友達でしょ?」

ライナー「くそっ...俺だけいつまでも過去の事引きずってばかりで本当に情けねえよ...」

シリアスなのにクリスタがベルトルトの事ベルさんって呼んでる事に吹いたwwwww

兵士と戦士の話かと思ったのにwww

クリスタ「仕方ないよライナー、あんなやめさせられ方したら誰だって傷つくわ」

ベルトルト「クリスタの言う通りだよライナー」

ベルトルト「だいたい100㎏近くある君が空を飛び回るなんて最初から無理に決まってたんだ」

クリスタ「それにあの教官だって厳しすぎたと思うわ。次々と訓練兵をやめさせて...」

ライナー「なぐさめてくれてありがとよ...」

ユミル「お前ら何サボって雑談してんだよ!!給料減らされてぇのか?」

ベルトルト「す、すみません店長!!」

ユミル「今一番忙しい時間帯なんだからしっかりしてくれよ...って、ああ...」

ユミル「またライナーのあれか...」

ライナー「すいません店長」シュン

ユミル「いや気づかなかったあたしが悪かったよ。」

ユミル「それより4番テーブル様のオーダー聞いてきてくれるか?お待たせしちまってるからよ」

ライナー「分かりました」ダッ

理由のない優しさがライナーを包むてん

てんは…です、すいません

メンヘライナーかと思ったら、それ以下だった

ユミル「あれ?サシャは一緒じゃないのか?」

ベルトルト「そういえばさっきから見かけませんね」

クリスタ「私も...」

ユミル「もしかしてあいつまた...」ダッ

サシャ「...」モグモグ

ユミル「ああ!!お前そのステーキもう在庫ねぇんだぞ!!」

サシャ「...!!」ゴクン

ユミル「次つまみ食いしたらクビだって言ったよなぁ?」

サシャ「ひぃ!!すいませんすいません」

何人適正なかったんだよwww

これは厳しい

ライナー「オーダー聞いてきました」

ユミル「ごくろうさん。で、何をご注文だって?」

ライナー「...」

ユミル「おいライナー忙しいんだからはやくしてくれ」

ライナー「忘れました...」

ユミル「またかよ...だからメモとれってあれほど...」

ライナー「それも忘れてました...」

ユミル「...まあいい。もう一度聞いてきてくれ」

ライナー「すいません」

ライナー…(ノд`)

なんでユミルは店長なんだよwww

ベルトルト「店長、1番テーブル様がメインのステーキはまだかと」

ユミル「ステーキはもうねぇよ」

ベルトルト「え...?」

ユミル「この芋女がくっちまった...今代わりを焼いてるから」

サシャ「すごくおいしかったですユミル」ニコニコ

ユミル「お前自分の立場分かってねぇな?」

クリスタ「ユ、ユミル私がお客様に謝ってくるから...」

ユミル「すまねぇなクリスタ...」

アホライナーにダメサシャ…

ライナー無能過ぎるwwwwww

クリスタ「ありがとうございました。またのご来店をお待ちしております」ニコッ

ニック「あぁクリスタちゃんまた来週来るからよろしく」

扉「」バタン

サシャ「あー今日もお仕事疲れましたー」ゴロン

クリスタ「もうサシャったら...早く掃除しないとユミルに怒られちゃうよ」クスクス

ライナー「また俺は店に迷惑をかけてしまった...」

ベルトルト「そ、そんなに気にするようなミスじゃあないって」アセアセ

ユミル「お前らまかないできたぞ。冷めないうちに食おうや」

でもこっちのほうが平和だよね

サシャ「わはー美味しそうですねユミル!!」

ユミル「サシャの分はないけどな。さっきステーキ食ったから」

サシャ「そんな殺生な!!許してくださいよユミルぅ!!明日から気を付けますから!!」

ユミル「いや...冗談だから落ち着けって」

サシャ「なんだもうつまらない冗談はよしてくださいよ」モグモグ

ユミル「やっぱり今月の給料から引いとくからな」

サシャ「明日の給料よりも今日の飯です」モグモグ

ベルトルト「サシャはまた今月もユミルに借金することになりそうだね」

ユミル「借金といえば店の方がやばいな...今月も赤字になりそうだ」

ライナー「悪い...俺がミスばかりするから...」

ユミル「いやお前のせいじゃないさ...最近景気もよくないからな」

サシャ「そうですよライナー、落ち込むことないですって」モグモグ

ユミル「お前はもう少し落ち込んで反省しろよ」

クリスタ「まぁまぁユミル...」

なんて優しいユミルだ

ユミル「ほんとこの店は看板娘でもってるようなもんだからな」

サシャ「それって私のことですかぁ?」モグモグ

ライナー「どう考えてもクリスタだろ」

ベルトルト「まあサシャもお客さんからけっこう人気あるみたいだけどね」

ユミル「クリスタ様々だな」

クリスタ「そんなことないよ...ユミルの料理おいしいし、みんながんばってるから」

ユミル結婚してくれ

ベルさん結婚してくれ

べるさんはいいよね

ユミル様に養われたい

クリスタ「もうすぐこのお店も1周年だよ...なんだか感慨深いね」

ユミル「そういやそうだったな...もう1年か」

サシャ「最初は私とユミルとクリスタの三人で始めたんですよね」

ユミル「お前はなんとなく居着いちまった猫みたいなもんだけどな」

サシャ「そんな風に思ってたんですか!ひどいですユミルぅ!!」

クリスタ「そうよユミル、サシャはいろいろ頑張ってくれてるんだから」

ユミル「いろいろってなんだよ?」

クリスタ「接客とか...あと...」

ライナー「味見とかだろ」

ユミル「それはつまみ食いって言うんだよ」

クリスタ「...くふっ」

サシャ「クリスタまで!!」

クリスタ「ごめんサシャ...パンあげるから」クスクス

サシャ「むーっ...」モグモグ

ベルトルト「僕らもここで雇ってもらって本当に感謝してるよ」

ユミル「こっちも男手が必要だったし...まあ元訓練兵のよしみってやつだな」

ライナー「訓練兵...」

ベルトルト「そ、そういえば訓練兵をやめて、から店を持つまでは何をやってたんだい?」

ユミル「あ、ああ...訓練兵をやめさせられて、からはまずここ内地まで徒歩で旅したんだよ」

ベルトルト「僕らもここで雇ってもらって本当に感謝してるよ」

ユミル「こっちも男手が必要だったし...まあ元訓練兵のよしみってやつだな」

ライナー「訓練兵...」

ベルトルト「そ、そういえば訓練兵をやめて、から店を持つまでは何をやってたんだい?」

ユミル「あ、ああ...訓練兵をやめさせられて、からはまずここ内地まで徒歩で旅したんだよ」

クリスタ「内地に着いてからはお金を貯めるためにたくさん働いたよね」

ユミル「思えば2年間、金を稼ぐためにいろいろやったな...」

ベルトルト「え...///」

ライナー「いろいろ...///」

ユミル「あんたらが想像してる様なことは断じてしてないからな」

クリスタ「?...居酒屋や商店で働いたり、最初のころは道ばたで歌ったりしてたけど...」

ライナー「道ばたで歌?」

ユミル「ああ、クリスタが歌ってサシャが踊って見物人から金もらってたんだ」

サシャ「私の民族に伝わる狩りのダンスはそれはもう好評でしたね」

クリスタ「私の歌よりも人気でたくさんお金もらってたよね」

ユミル「まあその稼ぎは全部サシャの食費で消えたがな」

ベルトルト「ユミルは何をやったんだい?」

ユミル「私は落ちた小銭拾ったりする係だったけど?」

ライナー「...」

クリスタ「ベルさんとライナーはうちに来るまでどこで働いてたの?」

ベルトルト「僕らもまあいろいろかな...はは」

ライナー「俺達が訓練兵に志願してからもう3年が過ぎた...」

ユミル「...」

クリスタ「...」

サシャ「...」モグモグ

ベルトルト(また始まったか...)

回想(捏造)が始まった

ライナー「今頃同期のやつらは駐屯兵や調査兵になって巨人と戦ってんだろうな」

サシャ「あれ...?」

クリスタ「いつものライナー?」

ユミル「いつものライナーみたいだな...」

ライナー「俺...またおかしなこと言ったか?」

ベルトルト「いや僕たちの勘違いだよ、ごめんねライナー」

ライナー「そ、そうか...」

おや?ライナーのようすが…

クリスタ「でも確かに同期だった人たちは今頃一人前の兵士になってるよね」

サシャ「憲兵になって内地に来てる人もいるでしょうね」

ユミル「同期っつってもほとんど覚えてないけどな...」

ベルトルト「まあ一緒に生活したのは一週間だけだからね」

ベルトルト「でも僕は訓練兵をやめさせられたこと後悔してないよ」

ベルトルト「だってそうじゃなかったら皆と一緒にこの店で働くこともなかったからね」

サシャ「私も今が一番幸せです!!」

クリスタ「私もそう思ってたわ」

ライナー「俺もだ」

ユミル「あたしもこの店を建ててよかったよ...」グスッ

クリスタ「みんなでこれからもずっと一緒にここで働きたいね」

扉「」ドンドンドン

ライナー「こんな時間にだれだ...?」

ユミル「もしかして...借金取りかもしれないな...」

扉「」ドンドンドンドン

ユミル「クリスタとサシャは奥に隠れてろ」ガッ

クリスタ「あ、ちょっとユミル!!」

サシャ「離してくださいよユミル!!」

ユミル「悪いがライナーちょっとの間対応しててくれ」

ライナー「分かりました」

扉「」ガチャ

オルオ「オルァオルァ!!」ズカズカ

リヴァイ「邪魔するぜ...」

ライナー「あ、あの...うちになんのご用で...?」

ベルトルト(怖そうな人達だな...)ビクビク

オルオ「オルァオルァオルァ!!」

リヴァイ「あぁ?リヴァイ組って言やぁ分かるか?」

オルァ!

ペトラさんはやく迎えにきてください

オルォじゃないんだ

あかんこれゴロツキや

リヴァイさんなにやってるんすか

ライナー「リヴァイ組...?」

ベルトルト(リヴァイ組ってあの最近噂の...)

オルオ「オルァ!!うちの組を知らねぇだと?カッペかオルァ!!」

ベルトルト(人類最強と言われるボスと軍人くずれの部下からなる少人数の組織だが...)

ベルトルト(強大な武力で次々と対抗組織を壊滅させて勢力を拡大し...)

ベルトルト(今や内地の裏社会でパワーバランスの一角を担うまでになったというあのリヴァイ組か...?)

ライナー「すみません...ご用件を伺ってもよろしいでしょうか?」

リヴァイ「下っ端じゃあ話しにならんな...店長を出せ」

ライナー「店長はもうすぐ参りますので少々お待ち頂いてもよろしいでしょうか?」

ライナー「その間よろしければこちらのお酒でもお召し上がり下さい」スッ

リヴァイ「...」ブンッ

酒ビン「」ガシャーン

ベルトルト「ああっ!!」

リヴァイ「俺は店長を出せと言ったはずだが...」

リヴァイ「何をどう聞き間違えれば酒瓶が出て来るんだ?」

ライナー「申し訳ありません...」

オルオ「今すぐ店長だせオルァ!!」

ライナー(男の俺が頑張らなければ...)

ベルトルト(早く来て下さい店長...)ビクビク

オルオ「テメェら図体がデケェからって俺らのことなめてんのかオルァ!!」

ライナー「い、いえ...」

オルオ「テメェみてぇな図体のやつらを俺は拳一発で沈めてきたんだぜ?」

ライナー「さようでございますか...」

オルオ「やっぱなめてんだろお前オルァ!!」

オルオ「思い知らせてやるぜ...くらえオルァ!!」

ライナー「ち、ちょっと!?」

オルオ「オルルルルルァ!!」ボカッ

ライナー「ぐっ...」

オルオ「どうだオルァ!!俺様のオルオパンチは?」

ライナー(正直あんま痛くない...っていうか店長の腹パンのほうがはるかに痛いな...)

ライナー(だが、ここで下手に抵抗したりすると相手がもっと暴れて店に迷惑がかかるかもしれん...)

オルオ「お前はもう死んでいる」

ライナー(ここはおとなしくやられたふりをした方がいいな...)

ライナー「ぐあーやられたー」バタン

オルオ「オルァ!!」ガッツポーズ

ベルトルト(なんか倒れるまですごいタイムラグが...)

オルオ「オルオパンチをくらったヤツは最初は何事もなかったかのように微動だにしないが...」

オルオ「10数秒後には必ず崩れ落ちるのだ!!まさに達人技!!」

リヴァイ「...」

ベルトルト(あれライナー普通におきてるよな...)

ライナー「...」

ベルトルト(でもライナーの考えたことはだいたい分かる...)

オルオ「次はお前だぞノッポオルァ!!」

ベルトルト(無駄な抵抗はしない!!)バタン

オルオ「オルォ!?」

ベルトルト「...」

オルオ「ついにこの技まで成功するとは...」

オルオ「相手を威圧しただけで気絶させる究極の達人技...」

オルオ「名付けてオルオゴルゴン!!」

オルオ「見ましたか組長!!まあ組長の凄さには遠く及びませんけどね」

リヴァイ「...」

ユミル「お待たせしましたー、ちょっと手がはなせなくって...」

オルオwwwww

リヴァイ「遅いぞユミル...さんざん待たせやがって」

ユミル「いや、すみません組長さん」

ユミル(っていうか何だこの状況...)

ライナー「...」

ベルトルト「...」

ユミル(何で二人とも死んだふりしてんだ...?)

ユミル(つーか薄目開けてあたしのことガン見してんじゃねーよ!!)

ライナー「...」ジーッ

ベルトルト「...」ジーッ

ユミル(男のくせにビビって死んだふりなんかしやがって...)

ユミル(二人とも後で腹パンだからな)ギロッ

ライナー・ベル「...」シュン

オルオ「おっ、お前!!お、おせーぞ!!おるぁ...」

ユミル「...?」

オルオ「く、組長をいつまで待たせんだ!!おるっあ!!」

ユミル(なんだこいつ...?)

ユミル「あの...大丈夫ですか?」

オルオ「あっ、お、俺に優しく話しかけてくるのはかまわんが...」

オルオ「俺の恋人になりたけりゃまだ必要な手順をガリッ!!」

オルオ「ぎゃあああああああああ!!ひたがああああああ!!」

ユミル(本当になんなんだ...)

ユミル「と、とりあえず手当てを...」

リヴァイ「そいつのことは放っておけ」

ユミル「はぁ...」

リヴァイ(しかしオルオの女に対する免疫のなさは...)

リヴァイ(一目惚れしたのはこれで何人目だ...?)

オルオ「」ダクダク

ユミル(あーあー血で床が汚れちまう...)

オルオさん平常運転ですねえ

リヴァイ「そこに転がってる馬鹿どもは放っといて本題に入ろうか」

リヴァイ「この店に貸してる金の返済が滞ってるみたいだが...」

リヴァイ「一体どういうことだ?」

ユミル「それは...最近赤字続きで...税金も高くなる一方なので金が全く残らなくて...」

リヴァイ「まあ最近はどこもそんな感じみたいだな...」

ユミル「で、でも来月こそはきっと...」

リヴァイ「そしてどいつもこいつも言うことは同じだ」

ユミル「...」

リヴァイ「来月こそはと言って頭を下げるやつを信じても...」

リヴァイ「こいつは信用できるだろうという自分の勘を信じても...」

リヴァイ「結果は誰にも分からなかった...」

ユミル「...」

リヴァイ「だから...どうするかはお前が選択しろ」

リヴァイ「今すぐ耳を揃えて全額返済するか...」

リヴァイ「あるいはお前たちが売れるものを全部売るかのどちらかをな」

ユミル「な...!?」

ベルトルト(なんだって!!)

ライナー「なにぃ!?」

よし、ライナーとベルトルトを売ろう

>>69
いくらになるんですかねえ・・・(困惑)

セットでお買い上げなら割引き券と洗剤も付けるので・・・

クリスタはうちが買い取る!

>>69
その道の人には需要あると思う

ていうかこの世界ある意味平和だな!

リヴァイ「...」チラッ

ライナー「...シーン」

ユミル「そんな無茶な!!今すぐ全額なんて無理だ!!」

リヴァイ「だったらこの店と家財を売りに出してもらおうか...」

リヴァイ「それで足りない分は内臓売るなりなんなりして返すんだな」

ベルトルト(内臓...!?)

リヴァイ「臓器の買い手なら紹介してやる」

ユミル「くっ...」

巨人組は回復できるやん?(ゲス顔

ユミル「たっ、頼む!!この通りだ!!」バッ

ライナー(...!!)

ベルトルト(店長が土下座するなんて!!)

ユミル「一生懸命働いて来月こそは絶対に返しますから...」

リヴァイ「...」

オルオ「く、組長...あの...」

リヴァイ「なんだ?」ギロッ

オルオ「いえ...」

リヴァイ「こんな小さいしけた店じゃいくら頑張っても食っていくのがやっとだろ?」

リヴァイ「大人しく店を売って借金を返した方が身のためだ...」

ユミル「...」

リヴァイ「どうせろくな料理も出せやしないだろうし...」

リヴァイ「こんな店が潰れたところで困る客もいない

クリスタ「ちょっと待って下さい!!」バンッ

サシャ「あっ!!だ、だめですよクリスタ隠れてなきゃ!!」

リヴァイ「...」

ユミル「おいクリスタ!!出てくんなって言ったろ!!」

クリスタ「お店とユミルの料理の悪口言われて黙ってられないよ!!」

ユミル「サシャ!!クリスタのこと押さえといてって頼んだよな!!」

サシャ「すみません...クリスタが投げたパンに気をとられてる隙に...」

サシャ「ていうか何でライナーとベルさんは寝たふりしてるんですか?」

ライナー(起き上がるタイミングを見失ったんだよそっとしといてくれ!!)

ベルトルト(みんなの視線がいたい...)

もうクリスタのぱんつでも売りまくれよ

クリスタのぱんつなら買います

紫煙

オルオ「お...」

クリスタ「...?」

サシャ「...」

オルオ「おる...」

クリスタ「...??」

サシャ(なんか気持ち悪いですね...)

リヴァイ(またか...)

オルオ(なんだなんだあの女の子可愛すぎるじゃねーか天使かよ!!)

オルオ(隣のサシャって娘もスゲーかわいいしユミルちゃんもいかしてるけど...)

オルオ(クリスタちゃんは別格だ!!っていうか俺の好みどストライクすぎぃ!!)

オルオ(心臓の鼓動が止まらねえ!!いや止まったらヤバイだろ落ち着けオルェ!!)

オルオ(俺と結婚...いや、まずは友達からだな...)

オルオ(俺と友達になってください、たったこれだけのセリフだ!!)

オルオ(絶対噛むんじゃねぇぞ俺!!さあ言え!!)



オルオ「ガリッ!!」

ユミルかわいいとか良心的だよな

オルオ「ぎゃあああああああああああああああ!!」バタン

クリスタ「...!!」ビクッ

オルオ「」ダクダク

サシャ「ひいぃ!!」ビクビク

ユミル「また床が...」

リヴァイ(今回は特にひどいな...)

いきなり噛みました

クリスタ「手当てしないと!!」

リヴァイ「放っておいて大丈夫だ...それよりお嬢さん」

クリスタ「クリスタ・レンズです」

リヴァイ「おれはリヴァイだ...で、あんたはさっき俺に何か言いたいことがあったみたいだが?」

クリスタ「ええ...さっきあなたはうちの店と、それからユミルの料理を馬鹿にしたわ」

リヴァイ「気にさわったか?だがあながち間違いじゃあるまい」

クリスタ「食べたことないくせに勝手なこと言わないで!!」

ユミル「お、おいクリスタ!!」

ベルトルト(組長がクリスタに手を上げたりしないか心配だよ...)ヒソヒソ

ライナー(ヤバそうになったら俺が止めるから大丈夫だ...)ヒソヒソ

サシャ(何ヒソヒソ話してるんですか二人とも?)ゴロン

ライナー(...!!)ビクッ

ベルトルト(驚かさないでくれよサシャ...)

サシャ(二人だけ休んでてずるいですよ!!私も寝ます!!)

ベルトルト(え...)

サシャ(おやすみなさい...)スースー

ライナー(...)

サシャ(...)スースー

ライナー(もう寝てるよ...つーか近いな...)ヒソヒソ

ベルトルト(寝息が僕の顔に当たってるし、なんて無防備なんだ...)ヒソヒソ

サシャ(...)スヤスヤ

ライナー(本当に寝てるよな...)

ベルトルト(ライナー...君まさか...)

ライナー(こんなチャンスはなかなかないぞ...)ヒソヒソ

ベルトルト(でも...そんなのよくないよ)ヒソヒソ

ライナー(いい子ぶるなよベルトルト...ちょっと触るだけだ、そんなに悪いことじゃない)

ベルトルト(でも、もしばれたら...)

ライナー(大丈夫だ、サシャはぐっすり寝てるしユミルたちはこっちを見てない)

ベルトルト(...分かった...やろう)

サシャ(...むにゃむにゃ)

こいつらwwwwww

まーたライベルがやらかすのか

ライナー(まずは俺からだ...)ドキドキ

ベルトルト(何でも最初にやろうとするのは君の悪いくせだよ...)

ライナー(サシャのおっぱいを指でつつくだけだ...えいっ)プニッ

サシャ「んあっ...」ビクン

ライナー(...寝言かよ...びびったぜ...)

ライナー(だが、生まれて初めておっぱいをさわったぞ)

ベルトルト(どうだった?)

ライナー(童貞には刺激が強すぎる...俺の巨人が23cm級になっちまった)

オルオ(うらやましい...)

お前ら兵士でも戦士でもねえよww
ただの変態だよ

緊張した状況で何やってんだコイツ等www

サシャ「...」

ベルトルト(次は僕の番だね...僕はお尻をつつくよ)ヒソヒソ

ライナー(お前尻フェチだったのか...)

ベルトルト(いやそうじゃなくて位置的に...)

ライナー(いいからはやくしろよ)

ベルトルト(分かったよ...えいっ!!)ツンッ

サシャ「ブーッ!!」

ベルトルト(くっさ!!くそっ、はずれかよ!!)

オルオ(うらやましい...)

屁をこいたのか・・・(困惑)

このライナーとベルトルトはハンジさんに捕まって実験されればいいと思う。

ライナー(今度はそうだな...唇をさわってみるか...)

ベルトルト(慎重にねライナー...)

ライナー(...)ツンッ

サシャ「んっ...ちゅ...」ペロ

ライナー(サシャのやつ俺の指なめてやがる!!)ハァハァ

ベルトルト(食べ物と勘違いしてるのかな?)ハァハァ

サシャ「ん...む...」ペロペロ

オルオ(うらやましい...)

ライナー(こうやって口に突っ込んだ指を前後させると...)スコスコ

サシャ「んっ...んっ...ちゅぱ...」クチュクチュ

ライナー(まるでフェ○チオみたいだ)ハァハァ

ベルトルト(ずっ、ずるいぞライナーばかり!!僕にもやらせてくれ!!)

ライナー(仕方ないな...)スッ

サシャ(...)チュポッ

ライナー(うわっ、よだれがサシャ顔から糸ひいてやがる...)ネチョオォ

ライナー(まあいいや嘗めるか)チュパチュパ

オルオ(うらやましい...)

ベルトルト(今度は僕がサシャの口に指を...)スッ

サシャ(...むっ)ガブッ

ベルトルト(ぎゃああああ指噛まれたああああ!!)

オルオ(ざまぁ!!)

サシャ「ぐぎぎ...」ギリギリ

ベルトルト(指ちぎれるううううう!!離してくれサシャ!!)ユサユサ

サシャ「んっ!!」ペッ

ベルトルト(はぁはぁ...あやうく指を失いかけたよ...)

ほんとにコイツ等は…

そしてそれを見てる出血多量男

サシャ「あの...」

ベルトルト(まずい!!サシャが起きてしまった!!)

サシャ「もしかして私が寝てる間に変なことしませんでした?」

ベルトルト「...!!」アセアセ

サシャ「私の口のまわりよだれまみれですし...」

ベルトルト「え、ええと...」

サシャ「それにどうしてベルさんの指は液体でベトベトなんですか?」

ベルトルト「そ、それは僕の名前がベトベトンだから...」

サシャ「...」

ベルトルト「...」

サシャ「ベルさん私が寝てる間に...私の唇をなめ回したんですね...」

ベルトルト「え...!?」

サシャ「それから指で...私の...その...///」

サシャ「お、女の子の大事なところをいじり回したんでしょ!!」

ベルトルト「い、いや違う!!」

サシャ「ひどいですベルさん!!友達だと思ってたのにこんなことするなんて!!」

サシャ「汚されました!!あなたは最低です!!」

ベルトルト「いや誤解だよ!!頼むから落ち着いて!!」シーッ

サシャ「...」ジトーッ

オルオ(うらやましい...)

ベルトさん 放屁くらった上に指食いちぎられそうになっただけやで

>>105
散々だなww

ベルトルト「僕はサシャがさっき言った様なことは一切してないんだ...」

サシャ「ほんとですか?...信用できません」

ベルトルト「証人がいるよ、ねえライナー」

ライナー「ぐーぐー...」

サシャ「ライナーは寝てますね...しかもあんな離れたところで」

ベルトルト(裏切ったなライナァァァァ!!)

サシャ「適当なこと言ってごまかそうとするなんて...」

サシャの言ったことと近い行為したのは そこの狸寝入りこいてるダメゴリラなんです

サシャ「やっぱり本当にやったんですね...この変態!!犯罪者!!」

ベルトルト「待ってくれサシャ!!君が言ってるのはただの推測だよ!!」

サシャ「...そうですけど、でもじょーきょーしょーこ的に...」

ベルトルト「証拠も証人もいないのに人のこと犯罪者呼ばわりするのはやめてくれ!!」

オルオ「証人ならいるぜ」

ベルトルト「...!!」

オルオ「そのノッポは眠ってるサシャちゃんにキスして身体中まさぐってたぞ」

サシャ「やっぱり!!」

ベルトルト「な、何言ってるんだ!!」アセアセ

サシャ「証人がいるんだから罪を認めて下さい!!」

オルオ(これでノッポ野郎はサシャちゃんやクリスタちゃんから嫌われ...)

オルオ(逆に俺の好感度は上がるって寸法だ!!一石二鳥だぜ!!)

ベルトルト「その人が嘘ついてるんだよ!!」

サシャ「そんな変な嘘をつく理由がないですよ、そうですよね?」

オルオ「ああ」

サシャ「このこと後でユミルに言いつけますからね」

ベルトルト(もうだめだ...)シュン

サシャ「それからあなたも、私が襲われてるのを黙って見てるなんて最低です」

オルオ「...!!」

サシャ「二度と話しかけないでください」

オルオ(蔑まれるのも悪くねぇ...)ゾクゾク

サシャ「そういえばユミルたちはどうなったんでしょうか?」チラッ

ベルトルさんが気の毒だと思った

冤罪でもないから仕方ない

シリアスしてる横で 女の子にいたずらするベルトルトさん

クリスタ「...ユミルの料理を食べに毎週通って下さるお客さんもたくさんいるわ!!」

ユミル「もういいってクリスタ!」

クリスタ「でも...」

リヴァイ「クリスタ...あんたの言いたいことは分かった」

リヴァイ「確かに食べたことのない俺にはユミルの料理をけなす資格はないな」

リヴァイ「だが借金はどうする?こいつは料理うんぬんとは無関係だ」

クリスタ「借金は...絶対に返すわ。私にできることならなんでもしてみせる!!」

クリスタ「この店は...私にとって何よりも大切なものだから...」

ユミル「クリスタ...」

ベルトルト「...」

リヴァイ「あんたみたいに意思を持ってるやつは嫌いじゃない...」

リヴァイ「なんでもすると言ったな...特別にチャンスをやろう」

クリスタ「チャンス...?」

リヴァイ「ちょうど明後日にうちの組の幹部会をやるんだが、この店を使ってやろう」

ユミル「...!!」

リヴァイ「そこで料理や接客すべてにおいて俺を満足させられたら...」

リヴァイ「借金の返済を来月まで待ってやる」

クリスタ「あなたを満足させられなかったら?」

リヴァイ「察しがいいな...当然代償は支払ってもらう...」

リヴァイ「もし俺を満足させることができなければ...」

リヴァイ「お嬢さんがた3人のことを金持ちの変態どもに売り飛ばす」

クリスタ「そんな...」

エロ同人みたいなことするつもりでしょう!?

エロ同人展開の方が美味しいな(真顔

女扱いされたよ
やったね、ユミルちゃん!

変態ってのはハンジさんのことですか(真顔)

>>120
ユミルは普通に女らしいんだが!?女らしいんだが!?

ライナー「ちょっと待ってください!!」バッ

リヴァイ「何だ?」

ライナー「女の子達をそんな危険な目に会わせるわけにはいかない!!俺たち男が...」

リヴァイ「安心しろ...そんときゃお前ら二人も売り飛ばしてやるから...」

ライナー「...」

リヴァイ「もっともお前らは奴隷ではなく腎臓や肝臓としてだがな」

ベルトルト(ほげぇ...)

リヴァイ「どうした?怖じ気づいたか?」

クリスタ「いいえ、でも...」

リヴァイ「だが、店を守りたかったらこの勝負を受けるしかないぞ」

クリスタ「...」

リヴァイ「あんたはさっきユミルの料理は最高だって言ってたよな」

クリスタ「...!!」

リヴァイ「だったら俺のこと満足させるくらい簡単じゃないのか?」

クリスタ「ええそうよ!!その勝負受けるわ!!」

(アカン)

死亡フラグ

ユミル「おいおい勝手に決めるなよクリスタ!!」

ユミル「いきなり明後日にパーティーって言われても準備がまにあわない」

ユミル「だいたい勝利の条件が満足したかどうかって、そんなの相手のさじ加減じゃねえか」

ユミル「それに負けたときのリスクがでかすぎる...」

リヴァイ「おれはただ選択肢を提示しているだけだ」

リヴァイ「ただ...クリスタはお前の料理とこの店にずいぶん自信があるみたいだが...」

リヴァイ「その信頼を裏切るのか?なぁユミル」

ユミル「...!!」チラッ

クリスタ「ユミル...」

ユミル「くそっ、分かった!!勝負するよ!!」

リヴァイ「決まりだな...明後日の夜また来る...」

リヴァイ「ひとつだけ忠告しておこう...」

リヴァイ「俺を満足させたければこの店をチリ一つないよう掃除しておくことだ」

オルオ「も、もしだめだったら、3人とも絶対俺が競り落としてみせるから...」

オルオ「だ、だから安心してくれ!!じゃあな!!」

サシャ(それだけは絶対に嫌だ...)

扉「」バタン

クリスタ「ごめんみんな...私が勝手に決めちゃって...」

ユミル「いや、こうなっちまったのは店長であるあたしの責任だ...」

ライナー「俺がいつも店に迷惑ばかりかけてるから...」

ライナー「それにそもそも俺が銀行の事務所とリヴァイ組の事務所を間違えなければこんなことには...」

ユミル「ライナー、それはもう終わった話だ...」

クリスタ「...」ポロポロ

ベルトルト「あっ、な、泣かないでよクリスタ!!」アセアセ

サシャ「...」

だめだここ無能しかいねえ、ユミルの心労がマッハでやばい

無能二人は内臓売っても再生するから別に気にならない

だが!!
あの三人はオレが競り落とす!!
ユミル 10万
サシャ 10万
クリスタ 10万

>>131
安いよ。

もっとつまんと無理だろ

ユミル「おいおいさっきまでの威勢はどこいったんだよ」ギュッ

クリスタ「ごめんね...ユミル...」ポロポロ

ユミル「泣くくらいなら勝負なんかよしとけってんだよ」ナデナテ

ライナー「全部俺のせいだ...」ガクッ

ベルトルト「そんなことないって...これから頑張ればいいんだから...」

サシャ「やりましょうよ!!みなさん!!」

サシャ「さぁ!!立って!」

まぁ・・・とりあえずライナーボコろうか・・・

サシャ「みんなが力を合わせればきっと成功しますよ!」

サシャ「私が先陣(味見)を引き受けますから...」

サシャ「み、みなさん...」

クリスタ「...ひっく..うう...」ポロポロ

ユミル「...」

ライナー「もうおしまいだ...」

ベルトルト「...」

サシャ「...」

サシャ「ベルさん、そんなとこで体育座りしてないで一緒にみんなを...」

ベルトルト「」


クリスタ「サシャの言う通りだね...ひっく...」

サシャ「クリスタ!!」

クリスタ「落ち込んでても何も変わらない...」ゴシゴシ

サシャ「そうですよ!!みんなで頑張りましょう!!」

ユミル「あたしは最初っからそのつもりだったがな」

ユミルマジ女神

ユミル「だいたいこんな空気になったのはクリスタが泣いたからだろ」コチョコチョ

クリスタ「ごめん...きゃはっ...ち、ちょっとユミルやめてきゃははは...」

サシャ「私も混ぜて下さい!!」コチョコチョ

ライナー(女の子達が元気だしてるのに男の俺が落ち込んでるわけにはいかん...)

ライナー「うおおおおおおお!!やってやるぞおおおおお!!」

ライナー「部屋の隅っこで体育座りしていじけてんじゃねえぞベルトルト!!」

ベルトルト「ああ...」

クリスタ「はぁはぁ...もう、くすぐりすぎだよ...」

サシャ「すみません...クリスタの反応が可愛かったからつい」

ユミル「みんな元気になったみたいだな」

ライナー「ああ、もう大丈夫だ」

ベルトルト「明後日の準備はどうするんだい?」

ユミル「今日はもう遅いしみんな疲れただろうから解散にしよう」

ユミル「明日は臨時休業にするから4人でパーティーの準備しといてくれよ」

サシャ「ユミルはどこかに行くんですか?」

ユミル「ああ、明日は市場で食材を買ってくるよ」

ライナー「だったらベルトルトも一緒に行ったらいいんじゃないか?荷物持ちとして」

ベルトルト「ど、どうして僕が?///」

クリスタ「そうよ!ユミルひとりじゃあぶないし、一緒に行ってあげてよベルさん」

ユミル「いや、明日はそんなに荷物ないから大丈夫だ。ベルさんも店で準備しててくれ」

ベルトルト「ああ、分かったよ...」

サシャ(これだからベルさんは...)

ちょっと前はサシャのケツつついてたはずなのに

ユミル「じゃあ、あたしたちもぼちぼち休むとしますか...」

サシャ「私お風呂沸かしときますね」

クリスタ「私は食器片付けちゃおう」

ベルトルト「僕たちも下宿に帰るよ」

ライナー「おつかれさまでした店長」

ユミル「気を付けてな」

扉「」バタン

ユミル(寝る前にまたくすぐりっこしようかな...)ボケー

支援
平和だなあ

サシャが居る限りどうしようもないな

ベルトルト「はぁ...今日はいろいろ大変だったなぁ...」テクテク

ライナー「たしかに今日は刺激が多すぎたが...」

ライナー「中でも一番刺激的だったのはサシャのおっぱいだ!!」

ベルトルト「...」

ライナー「次点はサシャの疑似フェ○チオだな!!あれも最高だった」

ベルトルト「そういえばライナーあの時僕を見捨てたよね...」

ライナー「...」ギクッ

ベルトルト「そのせいで僕はサシャにひどい誤解を...」

ライナー「さて、明日の立体起動訓練の準備を始めるとするか...」

ベルトルト「都合が悪くなると訓練兵になるのやめろ!!」

ー翌日 中央市場ー

???「いらっしゃい!!新鮮な野菜やおいしいお肉がありますよ!!」

ユミル「じゃまするよ」

???「いらっしゃいお客さん何をお探しで...って」

???「ユミルじゃないか!!久しぶりだな!!」

ユミル「ああ、元気そうだなエレン」

お前もかーい

じゃあ、ミカサもいるな

エレン「ライナーやクリスタ、サシャ達は元気でやってるか?」

ユミル「ああ、まあなんとかね」

エレン「最後に会ったのいつだっけ?」

ユミル「そうだな...確かあたしの店ができてすぐの頃だったから...」

エレン「1年前くらいか」

ユミル「最近どうだ?」

エレン「開拓地での暮らしは相変わらず厳しいけど、少しずつよくはなって来てるよ」

ユミル「そりゃあよかったな。ミカサちゃんとはうまくやってるか?」

エレン「別に...ミカサとはうまくやるもなにもねぇよ///」

ユミル「あんだって?」ニヤニヤ

ミカサ「あら、お客さん」

ユミル「よっミカサちゃん」

ミカサ「ユミル!!久しぶりね!!」ギュッ

ユミル「最近エレンとの仲はどうだい?」

ミカサ「実は...来月から、二人で一緒の家に住むことになった///」

ユミル「ようやく自分たちの家を建てることにしたのか!!」

ミカサ「ここまで長かった...」

ユミル「おいエレン、さっきはそんな事言ってなかったじゃねぇか」

エレン「いや、その...///」

ユミル「まぁいいさ、おめでとう二人とも」

ミカサ「ありがとうユミル///」

ユミル「子供が生まれたらすぐに教えてくれよな」

エレン「子供ってそんなまだ...///」

ミカサ「分かったすぐに知らせる///」

ユミル「ミカサちゃんに似てきっと可愛い子が生まれるだろうな、なぁエレン」

エレン「そ、そうかもな///」

ユミル「...」ニヤニヤ

ミカサ「...///」

これ開拓地送りにならなかった奴存在するのか……?

ミカサはどんなに成績良くてもエレンが開拓地に行くならついていくだろうし

104期もう誰も残ってねーんじゃ・・・

ダズなら開拓地送りにならないはず

エレン「ユミルこそ、あいつとはどうなんだよ?」

ユミル「は、誰と?」

エレン「あいつだよ、えっと...トムさん」

ミカサ「ベルさんでしょエレン」

エレン「ああそうだ、それだ」

ユミル「はぁ?なんであたしがベルさんと?」

エレン「違うのかよ」

ユミル「おいエレン無理やり話題変えようとすんじゃねーよ」

ユミル「もっとミカサちゃんとの話聞かせろって」ニヤニヤ

エレン「お前なぁ...///」

ミカサ(ベルさん...)

ユミル「そう言えばあいつはどうしてる?今日は一緒じゃないのか?」

エレン「...」

ミカサ「アルミンは...流行り病で...」

ユミル「そうか...」

コニーとジャンは大丈夫か?

アルミ---ン!

アルミン死んだの…?

流行り病で医者の仕事が忙しいんだよな?

エレン「それはそうと、ユミルは何か特別な用があってきたんだろ?」

ミカサ「もしかして、私たちの野菜やお肉に不満があるとか?」

ユミル「いや、二人の商品にはすごく満足してるよ。安くて質がいいし...」

ユミル「荷馬車代もそっち持ちにしてくれてるから、すごく助かってるしな」

ミカサ「それは良かった」

エレン「こちらこそユミルはいいお得意様だからな、本当に感謝してる」

ユミル「まあお互い様だな」

ユミル「実は急に大口の予約が入ったもんで、食材が入り用になったんだが」

エレン「何が必要なんだ?」

ユミル「この紙に書いてあるから」スッ

エレン「期限は?」

ユミル「明日の朝までに届けてほしいんだ」

エレン「そいつはずいぶん急だな...まぁなんとかなるけどさ」

ユミル「無理言って悪いな...金に糸目はつけんからできるだけ質のいいやつを頼むよ」

エレン「分かった。まかせてくれ」

ユミル「とりあえず金は持ってきたけど、足りなかったら後で請求してくれ」ドサッ

ミカサ「まいどありぃ!!」

ユミル「じゃあよろしく頼むな」

エレン「もう帰るのか?少しゆっくりしてけよな」

ユミル「いや、明日の準備もあるからさ」

ミカサ「あなたと話せてよかった」

ユミル「暇ができたらうちの店に遊びに来てくれよな」

エレン「またなユミル」


ユミル(クリスタ達はあたしがいないからってサボって遊んだりしてないだろうな...)

ユミル(...)

ユミル(心配だから早く帰ろ)ダッ

ービストロ・ル・ユミルー

クリスタ「あの組長さんはずいぶんきれい好きみたいだから、しっかり掃除しないと...」

ベルトルト「...」ゴシゴシ

サシャ「私はキッチンを掃除してきますね!!」

ライナー「ダメだサシャ」ガシッ

サシャ「どうしてですかライナー!!離してくださいよ!!」ジタバタ

ライナー「店長からお前をキッチンに近づけるなとの厳命を受けてるんだ」

サシャ「ちぇっ...」

自分含めて売られる危機だと言うのにサシャェ……

ごはん>その他のすべて な娘なんで・・・

そんなサシャが好き

続きまだかな?

続きは?

続きかいてもいいんだよ?いいんだよ?むしろ書いてほしいんだよ?

待機(´・ω・`)

パンツ脱いで待ってる(´;ω;`)

まだかなーまだかなー

だまなか…

続き待ってくれてる方、本当にありがとうございます
今日ストーリー考えて明日から再開します

余談ですが今日は、
クリスタ「竹取物語・・・これだわ!!」
というssのほうを書く予定なので、良かったら見てみて下さい

やったー!超待ってる!

期待してるよー

よしゃー楽しみに待ってる!

サシャ(あーあ...せっかく休みなのにお掃除なんてつまんないですね...)

サシャ(パーティーは明日なんだから今日はゆっくりすればいいじゃないですか...)

クリスタ「ねえライナー、あの棚の上にある食器取ってほしいんだけど...」

ライナー「まかせてくれ!(あと結婚しよ)」

ベルトルト「...」ゴシゴシ

サシャ(みんな真面目ですね...)

サシャ(私は...)

サシャ(ベルさんでもからかうとしますか)ニヤリ

ベルトルト「...」ゴシゴシ

サシャ「ベールーさんっ!」ドンッ

ベルトルト「...!!」ビクッ

サシャ「あはははは!ベルさんびっくりしすぎですよぉ」

ベルトルト「...」チラッ

ベルトルト「...」ゴシゴシ

サシャ「あはは...」

サシャ「...」ムッ

サシャ「ねぇちょっとベルさん無視しないでくださいよー」

サシャ「私だって傷つくんですからね!女の子なんですからね!」

ベルトルト「はぁ...サシャ、君が女の子だってことは知ってるよ(特にライナーが)...」

サシャ「わーい!ようやくベルさんが口をきいてくれましたー!!」ピョンピョン

ベルトルト「おおげさだなぁ...」

サシャ「ベルさん、せっかくお店が休みでこわーい店長もいないんですから」

サシャ「みんなでなんか楽しいことしましょうよ!!」

ベルトルト(楽しいことだって!?まさか...)

ベルトルト(年頃の男女4人が室内でする楽しいことっていったら...)ゴクリ

ベルトルト「サシャ...何をするんだい?」

サシャ「おっ、乗ってきましたねーベルさん」ニコニコ

サシャ「だるまさん転んだとかやりましょうよ!!」

ベルトルト(やっぱりサシャだったか...)ガックリ

ベルトルト(せめて王様ゲームやツイスターゲームくらいは期待したけど...)

サシャ「あれ?どうしたんですか...」

このサシャはなんだかなあ

ベルトルト「はぁ...サシャもサボってないでちゃんと掃除しなよ...」ゴシゴシ

サシャ「えっ、ちょっとベルさん!」

ベルトルト「...」ゴシゴシ

サシャ「昨日私が寝てるときにベルさんがした事...」

ベルトルト「...」ピクッ

サシャ「ユミルやクリスタに言っちゃいますよ」

ベルトルト「え!!なんで!!」

サシャ「それが嫌だったら一緒に遊んでください」ニコッ

サシャは本当に状況がわかってるのであろうか……
可愛いが危機感無さすぎ

ベルトルト「ちょっと待ってくれ!!だいたいあれは誤解だし...」

ベルトルト「それに僕たちは遊んでる余裕なんかないんだ!」

ベルトルト「今どんなに危機的な状況かサシャだってわかってるだろ!」

サシャ「クリスター!」ダッ

ベルトルト「ちょっと待ってサシャごめん!!」ダッ

クリスタ「どうしたのサシャ?」

ライナー(せっかくクリスタとふたりきりだったのに...)

サシャ「一休みしてみんなで遊びましょうよ、ねぇベルさん?」

ベルトルト「うん、賛成」

クリスタ「で、でも...早く掃除を終わらせないと...」

クリスタ「まだほかにもやらなきゃいけないことはたくさんあるし...」

ライナー「そうだぞ、サシャはともかくベルトルト」

ライナー「サボって遊ぶなんてことしてる場合じゃないだろ!」

サシャ「こういう時だからこそですよ...」

ベルトルト「え...」

サシャ「みんな朝からすごくピリピリしてましたけど」

サシャ「そんな調子で休みなく働いてたら疲れがたまって体を壊してしまいますよ」

サシャ「こういう時こそ肩の力を抜いてリラックスするべきです!」

クリスタ「確かに...サシャの言う通りかも...」

クリスタ「私達は接客なんだから明日お客様に疲れた顔をみせられないよね」

サシャ「分かってもらえましたか?」ニコッ

ベルトルト「サシャがそんなこと考えてたなんて...」

ベルトルト「てっきりただサボりたいだけかと」

ライナー「俺もだ。すまんサシャ」

サシャ「ふふん、見くびらないでくださいよ」ドヤァ

サシャ「それに...こんなこと考えるのは良くないって分かってるんですけど...」

クリスタ「サシャ?」

サシャ「もし...明日...だめだったら...」

サシャ「みんなとこうして...楽しく過ごせるのは...今日が最後かもって」グスッ

クリスタ「大丈夫よサシャ」ギュッ

クリスタ「みんなで協力すればきっと成功するわ。だから泣かないで」ナデナデ

サシャ「クリスタぁ」ポロポロ

ライナー「よおおし!!サシャが言った通りなんかして遊ぶとするか!」

ベルトルト「そうだね!サシャは何がしたい?」

サシャ「かくれんぼがいいです」ニヘラッ

(嫌な予感しかしないのは何故だろう)

ライナー「そうか、かくれんぼがいいか」

サシャ「はいっ!」ニコッ

クリスタ「かくれんぼなんてすごく久しぶりだわ」

サシャ「私が最初に鬼をやりますね!」ワクワク

ベルトルト(立ち直り早いなぁ...)

サシャ「じゃあ数えますね、いーち、にーい、さーん...」

ライナー「...」ダッ

クリスタ「...」ダッ

ベルトルト「あ、ちょ...」ダッ

ー30分後ー

ベルトルト「だめだ...全然見つからない...」

ベルトルト「ギブアップ!!みんなでてきてよ!!」

サシャ「ふっふっふ、またギブアップですかベルさん」ガチャ

ベルトルト「女子トイレは反則だろ...」

クリスタ「ごめんねベルさん」フフッ

ベルトルト「あれ?ライナーは?」

ドスン!!

サシャ「うわっ!?なんか台所からすごい音が!」

ライナー「すまん、煙突からなかなか降りられなくて」ヌッ

クリスタ「きゃっ!!...ってライナー?」

サシャ「煤で真っ黒じゃないですか!ゴリラかと思いました...」

ベルトルト「ライナー...せっかく掃除したのに...」

ライナー「ああっ!!すまん!!床が煤だらけに!!」バッ

クリスタ「待ってライナー、その格好で動いたらよけい汚しちゃうわ」

ライナー「そ、そうか...」

ベルトルト「ライナーはここでじっとしてて」

ベルトルト「僕が着替えと掃除用具とってくるから」

ライナー「すまん...」

サシャ「なんだかお腹すきましたぁ...」グー

クリスタ「そろそろお昼の時間だし、ユミルも帰ってくるかもね」

クリスタ「私が作るから、サシャは手伝ってくれる?」

サシャ「はい!喜んで!!」ワーイ

クリスタ「ライナーは何が食べたい?」

ライナー「もちろんクリスタ」

クリスタ「え?」

ライナー(しまったつい本音が!)

ライナー「...が作ってくれるものならなんでも...」

クリスタ「なにかリクエストがあると助かるなぁ」

ライナー「じゃあ...オムライスとバナナジュース」

クリスタ「分かったわ、ちょっと待っててね」ニコッ

サシャ「私はベイクドポテトとローストビーフとユミルサラダと」

サシャ「カルボナーラとオニオングラタンスープとクリームブリュレがいいです!」

クリスタ「はいはい」

サシャ「やっぱりあとチキンドリアもお願いします!!」

ライナー「はぁ...どうして俺はいつもみんなに迷惑ばかり...」

扉「」ガチャガチャ

ライナー(あれ?ユミルが帰ってきたのか?)

扉「」ドンドンドン

ライナー(だとしたら自分の鍵であけるはずだが...)

ライナー(なんかこういう感じ...なんていうんだっけ?)

ライナー「はーい、いま開けます」ガチャ

ライナーにバナナジュースってwww

サシャの胃袋はどうなってんだ(棒

???「んだよ、飲食店のくせに鍵なんかかけやがって」ズカズカ

???「わはは!はらへったぞー!」ズンズン

???「時にはこういう庶民的な店で食べるのも悪くないね」ドヤァ

ライナー「あの...どちら様でしょうか?」

ジャン「あぁん?お客様だよお客様」

コニー「はやくおせきまでごあんないしてくれよ!」

マルコ「これだから庶民は...」フッ

ライナー「はぁ...」

>>200ならエレミカ

ジャン「てかなんだお前そんな煤だらけで...ゴリラかと思ったじゃねぇか」

コニー「わはは!まっくろごりらだー!」

マルコ「庶民はやはり汚いな...」

ライナー「すいません...」カァァ

ベルトルト「ライナー着替えもってきたよ...って」

ベルトルト(うわぁなんか既視感が...)

ジャン「おい、あんたも店員か?ちゃっちゃと案内してくれよ」

ベルトルト「申し訳ありませんが、本日は臨時休業でございまして...」

ジャン「おいおい、だったら看板くらい出しとけよ」

ベルトルト「あれ?ライナー...」

ライナー「すまん...休業の看板出すの忘れてた...」

ジャン「ちっ...」

ベルトルト「誠に申し訳ございませんが本日は

ジャン「こっちは腹減ってんだよ!ちょっとした飯くらい出せんだろ?」

ベルトルト「ですが...」

ジャン「おいこら、俺たちを誰だと思ってやがる?ん?」

ジャン「この制服見てもわかんねぇか?」バッ

ベルトルト「そのユニコーンの紋章は...」

ジャン「気づいたみたいだな、俺たちはストヘス区憲兵団所属の憲兵だ」

コニー「わはは!けんぺいだんだぞー!」

マルコ「偉大な王に仕える憲兵は、貴様ら庶民とは身分が違うのだよ」ドヤァ

ライナー(憲兵団...)

こいつらは普通に(?)憲兵団入り出来たのか……

コニーとジャンつおい

ベルトルト(よりによって憲兵とは...やっかいな連中だ)

ベルトルト(権力を笠に着て市民に対して傍若無人に振る舞うし...)

ベルトルト(ライナーにとっても彼らはトラウマだ...)

ベルトルト(いったいどうしたものか...)

ジャン「お?...なんだかいい臭いがするじゃねえか」クンクン

コニー「ほんとだー!たべもののにおいがするぞ!」

マルコ「庶民にしては悪くない臭いだな」クンクン

ベルトルト「私どもの昼食を作っているところでして...」

ジャン「だったらちょうどいいな。それを俺らに食わせろ」

ライナー「え...!?」

ジャン「あん?なんか文句あんのかゴリラ君よぉ」

ライナー「...」ゴゴゴ

ベルトルト(まずいな...ライナーが...)

コニー「なんだ?やるのかごりら?おれはさいきょーだぞ!」

マルコ「君子危うきに近寄らず...」サッ

ライナー「...」ゴゴゴ

ライナー(クリスタの料理は絶対に渡さん!!)

8割くらいはサシャとライナーで損失でてんなこりゃ…

ベルトルト(ライナーはかわいそうだが仕方ない...)

ベルトルト「憲兵の皆さん、ただいま料理をお出ししますのでどうぞお掛けになって下さい」

ライナー(えっ...)

ジャン「最初からそういえばいいんだよ、ったく」ドスン

ベルトルト(ごめんねライナー。ここで憲兵と揉めるわけにはいかないんだ)ヒソヒソ

ライナー(でも...でも...クリスタの手料理が...)

ベルトルト(お店とみんなのためだよ...我慢してくれ)

ライナー(ああ...分かった...)シュン

ベルトルト(クリスタはまた作ってくれるよ。ね?)

ライナー(...)

ベルトルト(ここは僕に任せて、君は顔洗って着替えてきなよ)

ライナー(ああ...)トボトボ

ベルトルト「お待たせ致しました。オニオングラタンスープとカルボナーラとユミルサラダでございます」

ベルトルト「後ほどオムライスとチキンドリア、それからデザートにクリームブリュレをお持ち致します」

ジャン「おお、まあまあうまそうじゃねぇか」

コニー「おむらいすか!それはいい!」

マルコ「いかにも庶民といったメニューだな」フッ

ベルトルト「それではごゆっくり...

ジャン「おい」

ベルトルト「は、なんでございましょうか?」ビクッ

ジャン「いや、あんたその腕の傷...さっきはなかったよな?」

マルコワロタ

ベルトルト「はい、その...ね、猫にひっかかれまして」

ジャン「なんだよ、飲食店で動物を飼うなよな...」

マルコ「これだから庶民は」ハァ

ベルトルト「申し訳ございません」

コニー「おいしい!おいしいぞ!」モグモグ

ベルトルト(本当はサシャにひっかかれて噛みつかれたんだけどね...)

ベルトルト(それを正直に話してもいいことないだろうし)

ベルトルト(まあ、なんとかベイクドポテトとローストビーフで妥協してもらったけど)

ベルトルト(それからライナーのためになんとかバナナジュースを死守できてよかった...)

ジャン「なんか、猫がいるって聞いたら食欲失せてきたぜ」

マルコ「不衛生極まりないね」

ベルトルト(しまった...嘘をつくにしてももっと考えるべきだったか)

ジャン「ただでさえ、料理の味は普通なんだからな」

ジャン「それで汚いってんなら食う価値ねぇよ」

コニー「そうか?すごいおいしいぞ?」

ジャン「お前は何食ってもたいていそう言うな...」

マルコ「コニー、これは下賤な庶民が食べる物だよ」

コニー「そうだったのか...」

コニー「おい!このりょうりをつくったしぇふはどいつだー!!」

コニーは憲兵になってもアホなのかww

マルコきついなwww

ジャン「おいおいシェフ呼んでどうすんだよ」

コニー「がつんといってやるのだ!わはは!」

クリスタ「あの...お呼びでしょうか...」キラッ

クリスタ「もしかして...料理にご不満が...」ウルウル

ジャンマルコニー「...」

クリスタ「あの...」

ジャン「このチキンドリアうめえええええええ!!」ガツガツ

コニー「かあちゃんのめしのさんばいうまい!!ほんとに!!」モグモグ

マルコ「こんなオニオングラタンスープを作れるシェフは王宮にもいない!!」ズビビビビ

クリスタ「よかった」ニコッ

ジャン「だから、その右手に持ってる包丁を台所においてきてくれませんか?」

クリスタ「あらやだ、私ったら」ダッ

ジャン(命拾いしたぜ...)

脅したw

ミカサー!!早く来てくれー!!!

てっきり見目麗しいクリスタの手作りと知って喜んだのかと思ってたらまさかの包丁www

ジャン「結局全部食ったな...」フー

コニー「まんぷくだー」ポンポン

マルコ「庶民にしてはなかなか」ゲェーップ

ライナー「着替えたぞベルトルト。すまんな」

ベルトルト「いや、こっちはもう大丈夫だよ(あとは大人しく帰ってくれればいいが...)」

ジャン(あれ?あのゴリラ...さっきは煤で真っ黒だったから気づかなかったが)

ジャン(どこかで見たことがあるような...)ジーッ

ライナー「あの...私になにかご用ですか?」

ジャン「いや、あんた名前なんていうんだ?」

ライナー「私ですか?ライナー=ブラウンですが」

マルコはすっかり憲兵団に染まってしまったのか……

ジャン(ライナー=ブラウン...誰だっけ?)

マルコ「思い出したぞ!どおりで見覚えがあると思ったんだ!」

ベルトルト(まずい!!話題を変えなければ!!)

ベルトルト「あの、みなさん...

マルコ「お前、一番最初に訓練兵から脱落したライナー=ブラウンだな!」

ライナー「...!?ど、どうしてそれを?」サーッ

ジャン「ああー!そういえばいたなそんなやつ!」

コニー「おれはおもいだせない...ばかだから...」

繰り上がり大量でミーナとかも憲兵団入ったんだろうか

マルコ「ふっふっふ、なにを隠そう私たちは君と同期の訓練兵だったのだよ」

ベルトルト(憲兵ってだけでもライナーにとっては最悪なのに)

ベルトルト(まさか同期だったなんて...)

マルコ「もっとも君のような落ちこぼれと違って...」

マルコ「私たちは上位10名に選ばれたスーパーエリートだがね」ニヤッ

コニー「わはは!おちこぼれー!」

ライナー「くっ...」カァァ

コニー「おちこぼれー!やーいやーい!」

ジャン「だんだん思い出してきたぜ...」

ジャン「通過儀礼で何も言われなかった数少ない一人で図体もでけえからできるやつかと思ったら」

ジャン「最初の訓練で何度も何度も無様にひっくり返って...」

マルコ「最後には泣きべそかいてたよね」

ジャン「ははっ!そうだったそうだった!」

ジャン「あんななさけねぇやつは見たことなかったぜ」

マルコ「そのあと1ヶ月くらいライナーはいい冗談の種だったよ」

ジャン「ああ、『さかさまライナー』とかいってみんなで笑ってたな」

コニー「わはは!さかさまらいなー!わはは!」

ライナー「...」カァァ

ほら、あれだろ?ベルトの故障だったんだろ?
そうだと言ってくれよ...

続きはよ!

続きまだかなあ
>>156のベルユミフラグをそのまま大事にしてほしいわ

ライナーでこれなら巨人は人類に消えてもらうことはできないつまり平和!

まずこいつらは巨人なのかどうか

ベルトルト(こいつら調子に乗りすぎだ...)

ベルトルト(今すぐ捻りつぶしてやりたいけど、しかし...)ギリ

ライナー「違う」ブルブル

ジャン「あ?何か言ったか?」

ライナー「違う!!俺は落ちこぼれなんかじゃない!!」ダンッ

ベルトルト「ラ、ライナー」アセアセ

ジャン「なんだよ突然?びっくりさせやがって」

コニー「わはは!さかさまごりらがおこったー!」

マルコ「劣等感丸出しだな。これだから庶民は」フッ

ジャン「何を言い出すかと思えば...」

ジャン「一番最初に脱落したお前が落ちこぼれじゃなかったらなんなんだよ?」ゲラゲラ

ライナー「俺は立派な訓練兵で、仲間から信頼されて...」

ライナー「ベルトルトやクリスタやユミルやサシャ、それからエレンにミカサに...」

ライナー「そのほか大勢の仲間と一緒につらい訓練を乗り越えてきたんだ」

コニー「こいつのいってることがりかいできないのは」

コニー「おれがばかだからじゃないよな?」

ジャン「ああ、どうやらそうらしい。珍しいことにな」

ベルトルト「やめてくれライナー!き、君は疲れてるんだ」

ライナー「なに言ってるんだベルトルト、お前も一緒に証明してくれよ!」

ベルトルト「ライナー!」

ジャン「驚いたな...こいつは真性の...」

マルコ「キチ○イだね」

マルコ「つらい現実を受け入れられずに現実逃避してるのさ」

コニー「きちがいってなんだ?」

ジャン「安心しろコニー、お前は大丈夫だから」

コニー「え?」


コニー「え?」

ライナー「俺は立体機動の訓練も対人格闘も馬術も座学も成績優秀で」

ライナー「教官からも信頼されて、女の子にも人気があって...」

ライナー「でも俺はクリスタ一筋だし、クリスタも俺に特別優しい...」

マルコ「聞くに耐えんな...」

ジャン「いや、俺はけっこう面白いぞ」

ライナー「そして俺は成績上位10名に選ばれて堂々と調査兵団に入った!!」

ジャン「はぁ?上位10名だとぉ?」

な、なんだってー!

ライナーニキ・・・・

ライナー「そうだ、俺は1位...いや2位の成績だった」

ジャン「よりによってお前...」ニヤニヤ

マルコ「本物の成績上位10名である私たちの前でそれを口にするとは」プッ

ライナー「俺は本当に2位だった!!お前らなんかよりずば抜けて優秀で...」

ジャン「はいはい、もういいよ。さすがにうざくなってきたぜ」

マルコ「コニー、あれを見せてやったらどうだい?」

コニー「おー!おれがきねんにおまもりにしてるやつだな」ガサゴソ

コニー「これがめにはいるか!ごりら!!」バンッ

ライナー「...!?」

ベルトルト「これは...」

第104期訓練兵上位10名

首席 アニ=レオンハート

第2位 ジャン=キルシュタイン

第3位 フランツ

第4位 コニー=スプリンガー

第5位 ミーナ=カロライナ

第6位 アルミン=アルレルト

第7位 マルコ=ボット

第8位 該当者なし

第9位 該当者なし

第10位 該当者なし


以上上位10名に選ばれた者は憲兵団への志願を許可する

訓練兵団教官 キース=シャーディス

やめたげてよぉ!

皆開拓地行き過ぎィ!

該当者なしってどんだけだよwwww

アルミン流行病はいいのか?

訓練は受けたけど、結局は蹴ったってことかね

フランツは入ったけどハンナは駄目だったのか

該当なしwwww
卒業できた奴がたったの7人www

ダズは…うん

アルミンどうなってんの?

>>244
ハンナは兵士辞めてフランツの嫁になればいいから、成績とか関係ないんじゃないかw

確か憲兵団の家族も内地に呼べるからたぶんそのルートだな
ミカサもそうすれば……と思ったけどエレンが開拓地送りになってから卒業までの期間を耐えられないか

もう人材不足が深刻で壊滅するだろ調査兵団ww

ぶっちゃけ壁外調査別に無くても良いしな

>>242
アルミンは卒業後流行病で…じゃないのか?

マルコ・・・繰り上がりなら3番のはずなのに 7番に固定されとるw

ライナー「お、俺の名前がない...」ブルブル

ジャン「あるわけねぇだろ...お前は一番最初に脱落したんだから」

ライナー「違う...俺は確かに2位だった...」ブツブツ

ジャン「2位は俺だ。いい加減現実を認めろよな」

コニー「おれはいち...にい...さん...よん、よんいだー!!」

コニー「どうだすごいだろ!!わはは」

マルコ「よく読めたね、偉いよコニー」

コニー「え?」

ライナー「嘘だ...お前らが嘘ついてるんだ!!」

ジャン「あ?」

ライナー「この汚い嘘つきどもめ!!俺の目の前から失せやがれ!!」

ジャン「んだとこの野郎!」ガシッ

ライナー「離せ!!エプロンが破けちゃうだろうが!!」

ベルトルト「お、落ち着いて二人とも!!」アセアセ

クリスタ「ど、どうしたのライナー」タッタッタッ

サシャ「何があったんですかベルさん?」モグモグ

つっこめないよもう

ベルトルト「ライナーのあれが...今回はちょっとやっかいなんだけど」

サシャ「なるほど...」ゴクン

ライナー「今すぐこの店から出ていけ!!」

ジャン「なんだてめぇ...俺たちに歯向かう気か?」

マルコ「憲兵団に庶民が逆らうとどうなるか...思い知らせてやる」シャキン

ベルトルト(相手は剣を持ってる!!まずいぞ...)

クリスタ「やめて!!」

ジャンマルコニー「...!!」ビクゥ

クリスタ「ライナーの事許してあげて下さい...悪気はないんです」

ジャン(今度は包丁もってないな...)ホッ

ライナー「クリスタ...でも...」

クリスタ「ライナー、あとで聞いてあげるから」

クリスタ「今はちゃんと謝って。ね?」

ライナー「...すみませんでした」バッ

クリスタ・ベル「すみませんでした」バッ

サシャ「ふひはへんでひた」モグモグ

ジャン「ちっ...胸くそ悪いぜ...」

ジャン(だが、何も悪くない女の子にまで謝られて許さん訳には...)

マルコ「お嬢さんがた、庶民にしてはなかなか美しいな」

マルコ「そうだこうしよう、今回の非礼を許して欲しければ」

マルコ「謝罪ではなく体で払ってくれたまえ」

クリスタ「なっ!?」

ライナー「ふざけるな!!」

マルコ「おっと暴れるなよゴリラ君、こっちには剣がある」シャキン

マルコ「何なら今すぐ切り捨ててやってもいいのだよ」

マルコ「なにせ我々は偉大な王から特権を与えられた憲兵なのだからね」

ライナー「ぐっ...」

そこまで腐っちまったのかマルコ…

ジャン「おい、マルコよぉ...」

マルコ「なんだいジャン?文句があるみたいだね?」

ジャン「お前は...憲兵団に入って変わったよ...」

マルコ「...」

ジャン「訓練兵時代のお前はもっと真っ直ぐな目をしてたがな...」

マルコ「仕方ないさ...憲兵団には憲兵団のやり方がある」

マルコ「組織を変えようとするより自分を変えた方が楽だよ」

ジャン「マルコ...」

マルコ「それに、厳しい訓練を乗り越えて憲兵に入ったんだ」

マルコ「少しくらい美味しい思いしてもバチは当たらないさ」

ジャン「そうかもしれんが...」

マルコ「ほらあの金髪の娘、あんな美人はなかなかいないぞ」

マルコ「ジャンだって本当はやりたいだろ?」ニヤッ

クリスタ「...!」ビクッ

ジャン(確かにこんなかわいい子は見たことがねぇ...)チラッ

ジャン(憲兵団なんて冷血女とか雌豚とかビッチとかしかいないからな)

腐ってるのにコニーには優しくて吹く

今日はここまでにします
明日はかきためしといて話をがんがん進めますので

マルコェ…

乙!待ってる!

すっかり憲兵団一色のマルコ

マルコ「それにあっちの黒髪の娘だって、なかなかいい体してるじゃないか」チラッ

ジャン「ああ...そうだな...」ゴクリ

サシャ「これはですね、『だいよんい』って読むんですよ」

コニー「そうだったのか!なるほど!!」

コニー「これでいちいちうえからかぞえなくてすむな!ありがとう!!」

サシャ「どういたしまして」

コニー「おれいにあめあげる!おいしいぞ」

サシャ「わはー!あっりがとうございますぅー!!」ペロペロ

コニー「あまい」ペロペロ

ジャン・マルコ「...」

待ってた
コニサシャはぶれないな

マルコ「で、どうするんだいジャン?僕を止めるかい?」

ジャン「好きにしろ...ただし黒髪のほうは俺がもらうからな」

マルコ「なんだやっぱりジャンもやりたいんじゃないか」ニヤニヤ

マルコ「君もやっと憲兵らしくなってきたね」

ジャン「...」

マルコ「ではお嬢さん方は僕たちと一緒に来てもらいましょうか」

クリスタ「い、いや...」

ベルトルト(まずい...このままじゃ)

ライナー「これで分かったぞ...やっぱりお前たちが嘘ついてたんだ」

ライナー「こんな風に横暴に振る舞って女の子をいじめるやつが兵士なわけない」

ライナー「お前たちは兵士のふりをした、ただのゴロツキだ」

ジャン「う、うるせえ!!お前に兵士の何がわかんだよ!!」

ジャン「巨人に食われんのが怖くねぇやつがいんのか?え?」

ジャン「俺は努力して憲兵団を勝ち取ったんだ!!内地で快適に暮らして何が悪い?」

ライナー「俺は立派な兵士だ、お前らとは違う」

ジャン「てめぇまだそれ言ってんのか!!」ガンッ

ライナー「ぐあっ!」バタン

ベルトルト「ライナー!!」

もしかしてライナー弱い?!

ジャン「このっ、くそ野郎、偉そうなこと言いやがって」ゲシッゲシッ

マルコ「庶民が我々に楯突くとどうなるか...体に教えてやる」ガツンガツン

ライナー「ぐっ...その程度か...」

ジャン「なんてタフなやつだ...死ね!!」ガンッ

クリスタ「やめて!!やめてください!!」ダッ

ベルトルト「待て!」ガシッ

クリスタ「何するの!離してベルさん!」

ベルトルト「あいつらは剣を持ってる!近づかないほうがいい」

クリスタ「それじゃライナーが!離してよ!」ジタバタ

サシャ「コニー、お仲間を止めてくださいよ!お願いします!」

コニー「で、でもさしゃ...おればかだから...」

コニー「まるこたちがやってることはいつもただしいから...」

サシャ「もっと自分に自信を持ってください!自分が正しいと思う事をすればいいんですよ!」

コニー「わかった...おれまるこたちをとめてくる!」ダッ

サシャ「コニー!!」

ジャン「どうだ...分かったか...お前はただの負け犬だ」ハァハァ

ライナー「...やっぱり兵士じゃないな...こんな弱い攻撃しか出来ないなんて...げほっ」

ジャン「こいつ...」

マルコ「まだ減らず口を叩くか...ふざけたやつめ」

マルコ「憲兵団に逆らった見せしめだ。処刑してやる」シャキン

コニー「あ、あの...まるこ...」

ライナー(くそ...こんなやつらに...)

マルコ「あの世で反省するんだな」バッ

クリスタ「やめてえええええええ!!」



ユミル「うちの店で暴れんのはそこまでだ!」ガシッ

このマルコは体半分食べられてもいい

ユミル「うちの大事な従業員になにしてんだよ?」

ライナー「...ユミル」

クリスタ「ユミル!!」

ベルトルト「店長!!」

サシャ「ご飯!!...じゃなくてユミル!!」

マルコ「なんだ貴様は!!」

ユミル「あたしはこのレストランの店長、ユミル様だ」

ユミル「状況はよく分からんが...」

ユミル「丸腰のライナーに対して、腰に剣をぶら下げたのが三人がかりとはな」

コニー「え?おれも?」

マルコ「ユミルとやら...お前も庶民のくせに憲兵である我々に逆らう気か?」

ジャン「俺は今イラついてんだ。女だからって優しくしてもらえると思うなよ」

ユミル「ふーん、憲兵ねぇ...偉くなったもんだな」

ユミル「内地に行きたいって言って教官に頭突きくらってたへたれがよ」

ユミル「なぁ、ジャン=キルシュタイン?」

ジャン「ど、どうしてそれを...」サーッ

ユミル「貴様の心臓は右にあるのかコニー=スプリンガー!!」

コニー「ひぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!」ガタガタ

ユミル「お前は...」

マルコ「...」ゴクリ

ユミル「...」

ユミル「...すまんがお前は覚えてない」

マルコ「そ、そうか...」シュン

コニーはいじめないであげて!

ユミル様!

クリスタ「大丈夫ライナー?」ギュッ

ライナー「ああ...(おっぱいが当たってる...結婚しよ!)」

サシャ「ユミル、コニーは悪くないですよ!」

ユミル「ん?そうなのか?」

コニー「ごめんなさいごめんなさい...」ガタガタ

ユミル「まぁ、お前らとにかく今すぐ店から出て行けよ、見逃してやるから」

ユミル「痛い目に合いたくなかったらな」ゴゴゴ

ベルトルト「僕ももう限界だよ」ゴゴゴ

ジャン「ぐっ...」

ジャン(思い出した...ユミルとベルトルト)

ジャン(こいつらも通過儀礼のときスルーされてたやつらだ)

ジャン(当時はどうして訓練兵をやめたのか分からなかったが...)

ジャン(この威圧感...もし訓練兵を続けてたら確実に...)

マルコ「勇気ある退却は最大の攻撃なり!」ダッ

ジャン「お、おいマルコ!くそっ!」ダッ

ジャン「お前ら覚えてろよ!!」タッタッタッ

コニー「おれをおいてかないでー!!」ダッ

ユミル「ふんっ」

ベルトルト(よかった...さすが店長)ホッ

サシャ「ユミル、すごくかっこよかったです!!」

ユミル「そうか?クリスタ、あたしかっこよかったか?」

クリスタ「うん、ありがとうユミル」ニコッ

ユミル(よっしゃあ!!クリスタポイントゲットぉぉぉ!!)

サシャ「それにひきかえベルさんは...」ハァ

ベルトルト「い、いや僕は僕なりに...」

ユミル「ライナーは大丈夫か?怪我してるみたいだが...」

ライナー「...」

クリスタ「ライナー...?」

ユミルとベルさんは適性は大丈夫だったのか?

ライナー!!!

ライナーとクリスタが落ちたから付いてったんだろう

つかこいつらは戦士なのか? アニに全部任せちゃったのかね

ユミルとベルさんが通過儀礼スルーされたのに卒業できなかったのはクリスタとライナーがナチュラルに落ちたから自らの意志でやめたのかな

ライナー「あいつら俺のこと嘘つき呼ばわりなんかしやがって...」

ライナー「コニーのやつなんかさっき俺が命がけで助けてやったばかりじゃねぇか」

ベルトルト(まだ戻ってなかったのか...)

ユミル(なるほどね...あの3人のせいでライナーのトラウマが蘇ったってことかよ)

ユミル(今回は長引きそうだな...)

クリスタ「ねぇライナー、今ここがどこか分かる?私が誰か分かる?」

ライナー「ここは...補給所か?...いや、分からんな」

ライナー「でもクリスタのことが分からないわけないだろ」

クリスタ「よかった...」ホッ

ライナー「さっきは消毒とかス、スカートとかありがとうな」

クリスタ「スカート...?」

ユミル「スカートだぁ?クリスタに何しやがったてめぇライナー!!」

サシャ「ち、ちょっとユミルまで混乱しないでくださいよ!」

ライナー「サシャはいなかったから知らないのも無理ないが...」

ライナー「さっき俺が巨人に噛まれた時、クリスタが治療してくれて...」

クリスタ「ライナー、あのね私はそんなこと...」

ライナー「これだよ...あれ?腕がなんともない。クリスタのスカートも...」

ユミル(これは新しいパターンの妄想だな)

ユミル(ってかクリスタのスカートがどうしたんだよ!)

ユミル(めちゃくちゃ気になるじゃねーか!!)

ベルトルト「...」

ライナー「しかし今日は本当に危なかったな。死ぬかとおもったぜ」

ライナー「壁外の城で数十体の巨人に囲まれるなんてな...」

ライナー「今思い出しても冷や汗が出てくる」

ユミル(これは...訓練兵じゃなくて、調査兵団にはいってからの妄想なのか?)

サシャ「ベルさん、早くライナーのこと元に戻してあげて下さい!」

サシャ「うまく言えないけど...いつもと違う気がします...」

サシャ「巨人がどうしたなんて話は今までしなかったのに...」

サシャ「私...なんだか怖いです...」

ベルトルト「いや、待ってくれサシャ」

ベルトルト(サシャの言う通り、ライナーがここまで混乱するのは初めての事だ)

ベルトルト(もしかするとこれはチャンスかもしれないな...)

なんだこのライナー、ループの記憶でも残ってるのか

この世界自体 巨大樹の上に居るライナーの妄想かもしれん

そのうちパラレル世界では自分が巨人で有ることとかも受信しそうだな

ライナー「ナナバさんやゲルガーさん達先輩方がやられた時にはもうだめかと思ったが...」

ユミル「誰だよそのナナバ、ゲルガーってのは?」

ライナー「おい、ユミル笑えない冗談はよしてくれよ...」

ライナー「彼らが命を賭して戦ってくれたおかげで俺達は...」

ライナー「...」

サシャ「ど、どうしたんですかライナー?」オソルオソル

ライナー「あの後...どうして俺たちは助かったんだ...?」

ライナー「複数の巨人に囲まれて、塔のてっぺんに追い詰められていたってのに...」

ライナー「だめだ...どうしても思い出せない...」

クリスタ「あ、あのねライナー...あなたがそれを思い出せないのは」

クリスタ「あなたが本当は

ライナー「兵士じゃないから...そう言いたいのか?」

クリスタ「...!!」ビクッ

ライナー「クリスタまであいつらと同じように俺を嘘つき呼ばわりするのか?」

クリスタ「ち、違うの...私はただ...」

ライナー「誰がなんと言おうと俺は本物の兵士なんだ!!」ダンッ

クリスタ「お願いライナー、話を聞いて...」ウルウル

ユミル「おい、クリスタはお前の事誰よりも心配してんだぞ!!」

ライナー「...すまん、言い過ぎた」

クリスタ「いいの。ゆっくり話合いましょう」ニコッ

ベルトルト「でも、君が本当に兵士だとするならばおかしくないかな...」

サシャ(ベルさん...?)

ベルトルト「どうして城で巨人に囲まれた後の事が思い出せないの?」

ライナー「そ、それは」

ベルトルト「君自信疑問に思っているんじゃないかいライナー」

ベルトルト「本当に自分が...兵士なのかって」

ライナー「...」

ライナー(確かに...その通りだ)

ライナー(どうして所々過去の記憶が欠如しているんだ?)

ライナー(どうしてクリスタたちは俺をそんな目で見るんだ?)

ライナー(わからない...俺は一体...)

ベルトルト「ライナー...君は兵士なんかじゃない」

ユミル(今日はやけにずけずけ言うな)

ライナー「...だったら俺はなんなんだ。落ちこぼれの脱落者か?」

ベルトルト「君はそう思うのかい?」

ライナー「さっきから何が言いたいんだベルトルト!!」

ライナー「頼むからはっきり言ってくれ!!頭がおかしくなりそうだ!!」

サシャ(もうなってますよ...って言うのはさすがに不謹慎ですね)

ベルトルト「僕は君に、本当の自分を思い出して欲しいんだ!」

ライナー「本当の自分...?」

ベルトルト「本当の君には、成し遂げなければいけない目的があったはずだ」

ライナー「目的...」

ユミル(おいおい何を言ってるんだベルさんは?)

ベルトルト「思い出すんだ、どうして城から生きて戻れたのか」

ベルトルト「僕の考えが正しければ、その記憶が鍵になっているはずだ」

ライナー「俺は...俺は...」ガタガタ

サシャ「ベルさんさっきから何を...あなたまでおかしくなっちゃたんですか?」

ベルトルト「僕は正常だよ。狂っているのは...この世界のほうだ」

鬱になってしまうのか?

ベルトルト「ライナー頼む思い出してくれ!君に全てがかかってるんだ!」

ライナー「いやだ...思い出したくない...俺は...」ガタガタ

クリスタ「もうやめてベルさん!!これ以上ライナーを苦しめないで!!」

ベルトルト「僕はライナーを苦しめたい訳じゃない...」

ベルトルト「僕には果たすべき使命が...」

ユミル「さっきから聞いてりゃ、使命とか目的とか」

ユミル「あたしたちに何を隠してるんだよベルさん」

ベルトルト(少ししゃべり過ぎたか...)

ベルトルト「すみません店長、今日限りでこの仕事やめさせてもらいます」

ユミル「え?」

ベルトルト「今月のバイト代は銀行の口座に振り込んどいて下さい」ダッ

サシャ「待って下さいベルさん!!」

ユミル「そうだ、そんな急にやめられたら今月のシフトが!...じゃなくてえっと...」

扉「」バタン

サシャ「そんな...ベルさんどうして...」

なんか思わぬ方向へ展開してるぞ……

ベルさん・・・

サシャ「こんな状況で...シフトが、じゃないですよ」

ユミル「す、すまんつい」

サシャ「まったく...ユミルがちゃんと引き留めてくれればこんなことには」

ユミル「だからごめんって」

ユミル「でもよ、ほら...ベルトルトはうちの貴重な戦力だったからさ」

ユミル「やめるって言われて、真っ先にシフトの事が浮かんじゃってよ...」

サシャ「それって私達だけじゃ頼りないって事ですか?」

ユミル「いやそうは言ってねぇよ。みんな頼りにしてるけど...」

サシャ「じゃあ私たちのどこが頼りになるか言って下さい!」

ユミル「クリスタは可愛いし、ライナーは力持ちだし...」

サシャ「私は?」

ユミル「サシャはサシャだよ。かけがえのないオンリーワンだ」

サシャ「せめて具体的に言って下さいよぉ!」

ライナー「くっくっくっ...」

クリスタ「ライナー...?」

ライナー「ぶははははははははは」バンバン

サシャ「どうしたんですかライナー...まさかついに頭が...」ビクビク

ライナー「いや、今のサシャの反応がおかしくてさ」ククク

ユミル「ライナー、お前...」

サシャ「元に戻ったんですね!!」

ライナー「ああ、もう大丈夫だ。迷惑かけてすまなかったな」

サシャ「急に笑い出したからびっくりしましたよ」フフッ

ライナー「そういえば、『まさかついに頭が』ってどういうことだ?」

サシャ「あ、聞こえてたんですね...」

ライナー「そういうのはわりと傷つくからさ、うん。こっちも気にしてるからね」

サシャ「すいません...」

クリスタ「ライナー...」ダキッ

ライナー「えっ、ク、クリスタ!?///」

サシャ「ひゅー」

ユミル「...」ギロッ

サシャ「すみません」シュン

クリスタ「わ、私...さっきライナーが...城とか巨人とか...」ウルウル

クリスタ「なぜか、わ、わからないけど...ライナーが...」ギュッ

ライナー「ご、ごめんクリスタ!泣かないでくれ!」アセアセ

クリスタ「ど、どこか遠くに...い、行っちゃいそうな気がして...」ポロポロ

サシャ「ベルさんはどこか遠くに行っちゃいましたけどね」ボソッ

ユミル「...」ギロッ

サシャ「すみません」シュン

クリスタ「でもよかった...ライナーが、もとに戻って...」ポロポロ

ライナー「俺はどこか行ったりしないから安心してくれ...(結婚しよ!)」

クリスタ「...ひっく...うわああああああん」ギュッ

ライナー「ク、クリスタどうしたんだ」アセアセ

クリスタ「うわああああああああん!!」ボロボロ

ライナー「よしよし、クリスタ...」アセアセ

ユミル「ちっ...サシャ、夕飯の仕度するから一緒に台所で手伝ってくれ」グッ

サシャ「あ、あのユミル...引っ張らないで...」

ユミル「おいライナー、クリスタが泣き止んだら掃除の続き始めろよ!」

ライナー「はい、店長!(ほんとありがとうございます!!)」

サシャ「ユミル!ユミル!」

ユミル「ライナーめ...今回だけだからな...」ブツブツ

サシャ「指痛い!指!!離して下さい!!」

ユミル「まだライナーにはクリスタはまかせられないからな...」ブツブツ

サシャ「痛い!!誰か助けて!!」

ライナーベルトルトエレンは巨人になればいいんじゃねアニがいても三体一でわかなわないしジャンたち殺せるし

クリスタ「うぅ...ひっく...」

ライナー(困ったな...なかなか泣き止んでくれない)

ライナー(しかし、これは本当に現実なんだろうか?夢じゃないよな?)

ライナー(この俺がクリスタを抱きしめて慰めているなんて)

ライナー(おっぱいが当たってるし、すげーいい匂いだ)

ライナー(俺もうこのまま死んでもいいかもしれんな...)

クリスタ「ライナー」ギュッ

ライナー「お、落ち着いたか? クリスタ」

クリスタ「うん、ごめんね」

ライナー「じゃ、じゃあそろそろ掃除はじめるか。店長に怒られちまうし...

クリスタ「もう少しだけ、このままでいいかな」ギュッ

ライナー「え!? あ、ああもちろん!! 何時間でもいいぞ!!」

ライナー(どうなってるんだ? まさかクリスタは俺のこと...)

ライナー(いやそんなはずは...俺なんてただの...)

クリスタ「温かい...///」

ライナー「お、おれは体温には自信あるんだ!...///」

クリスタ「私ね、悔しかったんだ...」

ライナー「何が?」

クリスタ「さっき憲兵達にライナーが馬鹿にされてるとき」

ライナー「でもあれは本当の事だ。俺は才能がなくて兵士をやめさせられ...」

ライナー「店でも役立たずでみんなに迷惑かけてばかり...」

クリスタ「それは違うわ!ライナーのことは私が一番よく知ってる」

クリスタ「毎日一緒に働いて、ずっとあなたの事見てたもの」ギュッ

ライナー「あ...」ドキドキ

クリスタ「ライナーはすごく優しいし、男らしくて頼りになるわ」

クリスタ「時々失敗することもあるけど、いつも一生懸命で...」

ライナー(クリスタが俺のことそんな風に思ってくれてたなんて)ドキドキ

うーむ 先が読めないでござる

クリスタ…でもソイツはサシャにいたずらした上にベルトルトに罪を擦り付けた男だぞ

金髪女はマッチョ金髪男しか見てない
留学中嫌って程見てきた現実・・・・嫌な事を思いださせやがるぜ

ライナー氏ねよwwwwwwお前ホモに徹しろ

続きはー?

>>315
ライナーって金髪だよな
そして体格もいいし

まだか

クリスタ「ねえ、ライナー...」

ライナー「な、なんだ?」ドキドキ

クリスタ「あなたは私のこと...どう思ってるの?///」

ライナー「ク、クリスタのこと!?///」

ライナー(い、いきなりそんなこと聞かれても困る!何て答えればいいんだよ!)

ライナー(大好きだ結婚しよ、か?いや...いきなりそんなこと言ったら絶対気持ち悪がられる)

ライナー(ここは無難にかわいいと思う、とかか?しかしそれも無難とは言えんような気も...)

クリスタ「あ、あのね、どう思ってるって言うのは...///」

クリスタ「普段ライナーが感じてる印象って事で、別に深い意味とかじゃないよ///」

ライナー「...」

ライナー(なんて答えればいいか全然分からん!!)

ライナー(分からんがしかし...これがチャンスだということだけは分かる!!)

クリスタ「や、やっぱりいまの質問はなかったことに

ライナー「く、クリスタは!!き、金髪で小さくて女の子だと思う!!」

クリスタ(全部一般的な身体的特徴!?)

意外ッ!それは容姿ッ!

ライナー「と、いうのは冗談でだな」

クリスタ「え!!...ふ、ふーん。ずいぶん余裕みたいね」

クリスタ「私なんて...こんなにドキドキしてるのにな...///」

ライナー(か、かわいすぎ!結婚しよ!!)

クリスタ「もう、意地悪しないで教えてよ...本当は、私の事どう思ってるの?///」

ライナー「俺は...クリスタの事...」ゴクリ

クリスタ「...///」ドキドキ


サシャ「パァンのためなら汚れ役も厭わないサシャちゃん参上ドーン!!」

ライナー「ぐあっ!」

クリスタ「きゃっ!」

ワロタww

ライナー「何すんだよサシャ!!(いいとこだったのに!)」

クリスタ「...」

サシャ「わわわ私は悪くないですよ!パァンを手に入れるために仕方なく...」

サシャ「そうだ、パァン!!ユミル、報酬のパ

ユミル「報酬?なんのことだ?」

サシャ「な!?」

サシャ「まさか用済みになったら生ゴミのごとくポォイする気ですか!!」

ユミル「そう言えばベルさんの分の飯が余ったから特別サシャは全部大盛にしてやるよ」

ユミル「で、そういや今何の話してたっけ?」

サシャ「何でもありませんユミル様ぁ!!」

ユミル「お前らもなぜか知らんが床に転がってないで掃除を始めろよな」

ユミル「少し早いがもうすぐ夕飯にするからよ」

ライナー「...」

クリスタ「...」

ポォイwwww

ユミルがハガレンの師匠に見える
無論、魅力的だ

サシャ「うはぁ!!こんな豪華な料理は初めてです!!」

サシャ「しかも二人分食べれるなんて!!」

ユミル「明日は大事な1日になるからな。しっかり食べて力をつけてくれよ」

クリスタ「本当にすごくおいしそう!!いただきます!!」

ライナー「いただきまーす...ぐっ」ポロッ

ユミル「どうしたライナー大丈夫か?ほれ、替えのスプーン」スッ

クリスタ「もしかして憲兵にやられた怪我が痛むの?」

ライナー「ああ、だが大丈夫だ。たいしたことは...っ!」ズキン

サシャ「このじゃがいものポタージュ最高です!!」

ユミル「おいおい無理するなライナー、逆の手で

クリスタ「あ、あのさライナー...私が食べさせてあげようか?」

ライナー「えっ!?クリスタが?」

ユミル「おいっ!!」ガタン

クリスタ「どうしたのユミル...いきなり立ち上がって?」

ユミル「...いや、すまん...」ストン

クリスタ「はいライナー、あーん」スッ

ライナー「ありがとう...」パクッ

クリスタ「おいしい?」

ライナー「ああ...(結婚しよ)」

ユミル「あっ、私もスプーン落としちまった」カラン

サシャ「新しいスプーン使えばいいじゃないですか」モグモグ

ユミル「...」

原作でもあったけどこのやり取りのユミルすきだわw

ユミル「あっ、また落としちまった...」カラン

クリスタ「...」

ライナー「...」

サシャ「はい」スッ

ユミル「悪いなあっ手がすべった(棒)」カラン

サシャ「もう替えのスプーンないですよ」モグモグ

ユミル「なぁクリスタぁ、スプーンがなくなっちまったから私にもあーんしてくれよ」

クリスタ「うるさいなもうさっきからカランカラン!!」イラッ

クリスタ「ライナーは怪我してるのよ!!」

クリスタ「私があーんしてあげてるのはスプーン落としたからじゃないの!分かるでしょ!」

ユミル「そんなに怒るなって、冗談だよ...」

クリスタ「ユミルはたまに訳のわからない事するのやめてよね!」グイグイ

ライナー「あの、クリスタ...」

クリスタ「何、ライナー?」グイグイ

ライナー「スプーンが口じゃなくて鼻に入ってるんだけど...」

クリスタ「あっ、やだっ、ごめんなさい!」

ユミル(ライナー...)ククク

クリスタ「す、すぐに別のスプーン取ってくるから...」

ユミル「スプーンならもうないぞ(私が全て落とした)」ニヤニヤ

クリスタ「...」

クリスタ「いいわ、だったら私のスプーン使うから」

クリスタ「はい、あーん」

ライナー(これは...間接キス!?)ペロッ

ユミル「」

墓穴を掘るユミルさん

ふざけんなよライナー……

ペロッじゃねぇ

待ってる

保守

保守

保守

最後の更新は一ヶ月前か…忘れてるのかな…

保守

ベルトルトさんを探しに行ってあげてください
…ループ物?

保守

保守

保守

保守

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom