ライナー・ブラウンとアへカバンの囚人(169)

―ブラウン家―

ライナー母「いらしゃいマージおばさん」

マージ「やあ。ライナー母」

ライナー父「マージ!あえて嬉しいよ」

マージ「ん?あの子がライナーかい?」

ライナー「は、はい。こんにちは」

マージ「二人とも大変だねぇ。親切で引き取った子があんな痴漢に育っちゃって…」イヤダワ

ライナー「!!」

ライナー母「ラ、ライナーは無実で釈放されたんですよ。ね、あなた」

※魔法省の役人たちの記憶操作によって、ライナーは痴漢の容疑で逮捕されたが判決が覆され釈放されたということになっています

マージ「それも本当か分かりゃしないよ」

ライナー「……」

ライナー父「まぁまぁ」

マージ「こいつの親もさぞかし変態だったろうよ」

ライナー「俺のことはいい…だが…」プルプル

マージ「?」

ライナー「両親のことを悪く言うな!!」

マージ「何が悪く言うなだ…ん?」

ライナー母「体が膨らんでるわ!」

マージ「なんだいこれはぁぁ!!」

ライナー父「マージ!!」

マージ「うわああああ!!」フワ~

マージ「ボタンが!」ビュッ

ダドリー「うぎゃ!」

ライナー母「初登場のダドリーが!」

ダドリー「俺はライナー母とライナー父の息子で、ライナーとは普通に仲がいいんだ…」ドサ

ライナー父「我が息子ながら説明乙!!」

マージ「飛んでいく!!たすけてええええ!!」

タスケテ~~~!

タスケテ~~

ケテ~

テ~

ライナー「…」イライラ

ダドリー「ライナー、気にすることないぜ」

ライナー父「荷物を持ってどこに行くんだね!」

ライナー「うるせぇ!父さんも母さんもどうせ本当の両親じゃないんだ!!」

ライナー父「!!・・・まちなさい!!」

ライナー「どうせ心の中で本当は俺が痴漢したと思ってんだろ!!」ダッ

ライナー父「待ちなさい!ライナーァァァ!!」

ライナー母「あなた!そっとしておきましょう!!」

ライナー父「でも…」

ライナー母「むやみに追いかけても逆効果だわ」

―――
――


―公園の前―

ライナー「けっ!!」イライラ

ライナー「勢いで飛び出したが…どこへ行こう…チッ!」イライラ

ライナー「ん?」

???「グルルル・・・」

ライナー「い、犬!?狼!?」

<ブロロロロロ

ライナー「ん?」

???「」サッ

キキィッ

ライナー「バス?」

???「夜の騎士バスでございま~す。俺は車掌のスタンリー・シャンパイク」

スタンリー「どうしたんだ?乗らないのか?」

ライナー「あ、ああ、乗ります」

スタンリー「料金は十一シックル。十三シックルでココアが、十五シックルで湯たんぽとオナホがついてくるぜ」

ライナー「十三シックルので」

スタンリー「あいよ!ココアだぜ」

ライナー「ありがとう」

アーニー「いくぜぇ!出発進行!!」ガチャン

ブォン!!

ライナー「うわああ!ココアが股間に!アッチィィ!!」ギャアア

スタンリー「~♪」

アーニー「ヒャッハァァァ!!」ブロロロロロ

ライナー「なんでみんな平気で寝てるんだよ…」

スタンリー「寝てればそうでもないのさ」

ライナー「それだれ?」

スタンリー「この新聞の奴か?」パサ

スタンリー「こいつは尻ウス・ブラック」

スタンリー「悪名高き大量レイプ魔で、アヘカバンから脱獄したんだってさ」

ライナー「へぇ」

アーニー「おおっとぉ!」キキィ

ライナー「うぎゃあ!」ゴロン

スタンリー「ついたぞ、漏れ鍋だ」

ライナー「なんでそんな平気で立ってられるんだよ……」ヨロ

スタンリー「世界平均台選手権10年連続王者を舐めるなよ」

―――
――


亭主「こちらへどうぞ」

ファック「やあ、ライナー」

ライナー「あの、俺、退学なんですか?」

ファック「いいや」

ライナー「え?なんで!?」

ファック「退学になりたいのかね?」

ライナー「そういうわけじゃ……」

ファック「ならいいじゃないか」

ライナー「はぁ……」

ファック「君は新学期が始まるまで漏れ鍋に泊まり、外出するのはダイアゴン横丁内だけにするように。約束できるね?」

ライナー「はい」

ファック「用はそれだけじゃ。よい休暇を」

―――
――


亭主「ここがブラウン様のお部屋でございます。ごゆっくり」

ライナー「おぉ!ヘドウィグ!」ナデナデ

ヘドウィグ「クルックー」

ライナー「新しい教科書もあるぞ」

ライナー「なんだこれ」

『怪物的な怪物の本』

ライナー「開いてみよう」カチャ

本「ガウガウガウ!!」

ライナー「うわああ!!」バッ

本「ガウガウガウ!!」ササッ

ライナー(ベッドの下に入ってしまった…どうすれば…そうだ!)

ライナー「靴をおとりに…」プランプラン

本「ガウゥ!!」ガブ

ライナー「いまだ!」バッ

ライナー「ライナーダイナマイトヒッププレス!!」ドッシン

本「ギャ!!」

―――
――


―1階―

ライナー「疲れた…なんか食べよ」

???「ライナー!」

ライナー「アルミン!それにクリスタも!」

クリスタ「久しぶりねライナー!」

ライナー「ん?なんかアルミンのネズミ、ぐったりしてないか?」

アルミン「クルックシャンクスに追い掛け回されたんだよ」

ライナー「クルックシャンクス?」

クリスタ「私の猫よ」

クルックシャンクス「ニャーオ」

―――
――


アルミン「この新聞見て!僕の家族は今年、タイに旅行したんだ!」

アルミン「いや~タイの風俗街はやばかったね。僕、ハシゴしちゃったよ」

アルミン「やばいって言うか…でかいんだよ!なんかこう・・・もうたまらん!」

ジョージ「また旅行の写真見せびらかしてんのかよアルミン」

フレッド「キャラ崩壊してるぞ」

アーサー「ライナー、ちょっと」チョイチョイ

ライナー「何すか?」ガタ

アーサー「この辺でいいだろう」

アーサー「魔法省の者は君にこの話をするべきではないと言うが、君には知る権利がある」

アーサー「尻ウス・ブラックがアへカバンから脱獄したことは知っているね?」

ライナー「はい」

アーサー「ブラックは、ゲイのあの人の部下だった」

アーサー「ブラックは、君を狙っている」

ライナー「!」

アーサー「くれぐれも、君の方からブラックを探したりしないって約束してくれ」

アーサー「はい。わかりました」

アーサー「絶対だぞ」

―――
――


―ホグワーツ特急内―

シュポシュポ ガタンゴトン

アルミン「この人、誰だろ」

クリスタ「リーマス・ルーピン先生よ」

ルーピン「ZZZ」

ライナー「なんで知ってるんだ?」

クリスタ「鞄に名前が書いてあるわ」

ライナー「なるほど」

ガタンゴトン・・・・・・

プシュー・・・

アルミン「なんだ?列車が止まったぞ?」

エ? ナンダ? ドウシタ?

ライナー「なんか…寒くなってないか?」ブルブル

クリスタ「窓が凍ってきた」ガタガタ

バチッバチッ 

アルミン「電気も消えた…!」

キィィ・・・

ライナー(な・・・なんだこいつは・・・!黒いローブを着た・・・死神!?)

???「クォォォォォ」

ライナー「うっ…がっ……!!」

ライナー(なんか…性欲が…失せていく……)

???「きゃあああ!!」

ライナー(女の人の…叫び声・・・!?)

ルーピン「!」パチッ

ライナー(な・・・んだ…意識が……!!)ズズズ・・・

ルーピン「エロスペクト・パイローション」カッ

???「!!」バッ

―――
――


ライナー「う、う~ん…」

クリスタ「大丈夫?ライナー」

ライナー「何が…あったんだ?」

アルミン「気を失ってたんだよ」

ライナー「なんかさ、女の人の叫び声が聞こえなかったか?」

クリスタ「何も聞こえなかったよ?」

アルミン「ぼくも」

ライナー「・・・?」

ルーピン「チョコレートだ。食べなさい、気分がよくなる」

ライナー「ありがとうございます」

―――
――


ダンブルドア「久しぶりじゃのう諸君!」

ダンブルドア「尻ウス・ブラックが脱獄したことは知っておろうな」

ダンブルドア「そのため、今年ホグワーツの周りは吸精鬼が監視することとなった」

ダンブルドア「くれぐれも近づかんようにの」

ダンブルドア「では、新しい先生を紹介しよう。闇の魔術に対する防衛術を担当なさるリーマス・ルーピン先生じゃ」

パチパチパチ

ダンブルドア「今年は休暇をとることとなったシルバヌス・ケトルバーン先生に代わり、魔法生物飼育学を」

ダンブルドア「ルビウスハグリッド先生が担当なさる」

ワァァァァァァ パチパチパチ

スリザリン生A「あの半巨人が…?」

スリザリン性B「ケッ!うなじ削いでやろうか!!」

エレン「前回の安価でドビーの後継者になったエレンだ!」

エレン「今日の更新はここまで!短くてごめんな!」

エレン「本編には炎のゴブレットあたりで登場する予定だからな!」

エレン「駆逐!!」

エレン「>>1の予定が駆逐されたから再開するぞ!」

エレン「それと、安価でこの係りに選ばれたせいで、俺の休日が駆逐されたんだ」

エレン「巨人を駆逐するために自主練しようと思ってたのにな…残念だ」

いまさら主な登場人物紹介

ライナー・ブラウン……主人公。ゴリラ。生き残った男の子。

アルミン・アルレルト……学年を代表する秀才。さまざまな魔法を知っている。

クリスタ・レンズ……かわいい。天使。(結婚しよ)

アルバス・ダンブルドア……ホグワーツ校長。この年齢になっても自慰をする。爺だけに

尻ウス・ブラック……大量レイプ魔。アへカバンを脱獄

掘るデモート……ゲイのあの人。ライナーに倒されたが…?

ルビウス・ハグリッド……大男で巨人とのハーフ。魔法生物飼育学を担当

リーマス・ルーピン……事あるごとにチョコを進めてくる。闇の魔術に対する防衛術を担当。

吸精鬼……性欲を吸い取る。本来はアへカバンを監視しているが、今年はホグワーツを護衛している。

ドラコ・マルフォイ……フォイ!!

―――
――


―禁じられた森―

ハグリッド「じゃあ、教科書を開いてくれ」

トーマス「こんなの、どうやって開くんですか?」

ハグリッド「背中を撫でてやりゃあ大人しくなるぞ」

クリスタ「そうなんだ」ナデナデ

本「///」

男子一同(本になりたい)

ネビル「ぎゃああ噛まないで!!」

ベルトルト「腕がぁぁ!!」

ハグリッド「ちゃんと撫でんから…まったく」

ハグリッド「今日の授業はこいつだ」

ハグリッド「ヒッポグリフって動物だ。名前はバックビーク」

ハグリッド「かっこいいだろう」

ハグリッド「誰か乗ってみたいやつはいるか?」

みんな「・・・」ササッ

ライナー「え?」

ハグリッド「よし!ライナー!乗ってみるか!」

ライナー「えぇ!?ちょっ!いやだぞ俺は!!」

クリスタ「頑張って!!」

ライナー「ヒッポグリフか、血が騒ぐぜ」

ハグリッド「目を見ろ…そらすなよ」

ライナー「・・・」ジッ

バックびーく「・・・」ギロッ

ハグリッド「目をそらしたらお前さんの腕が吹っ飛ぶと思え」

ライナー(怖えぇぇぇぇぇ!!)

ハグリッド「目を見たままお辞儀をするんだ。相手もお辞儀を返したら、さわってもいいという事だ」

ライナー「・・・」ペコリ

バックビーク「・・・・・・」

バックビーク「・・・・・・」ペコリ

ハグリッド「よし!近づいて、さわっていいぞ」

ライナー「お、おう」ナデナデ

ライナー(意外と大人しくね?)

ハグリッド「よし、乗れ!」グイ

ライナー「おわあ!」ドサッ

バックビーク「クァァァァァァ!!」バサバサ

ライナー「うおあああああ!!」

ライナー「すげええ!飛んでるぞ!」

―――
――


アルミン「あ、戻ってきた」

バックビーク「クェッ」スタン

ハグリッド「どうだった?」

ライナー「最初は金玉がヒュンッってなったけどめちゃめちゃ楽しかったぜ!」

ハグリッド「今日の授業はここまで・・・・・・」

マルフォイ「ぼくも!僕も乗りたいフォイ!!」ダダダ

ハグリッド「おい!アホ!」

バックビーク「クァァァァァ!!」ザシュ

マルフォイ「ぎゃあああああ!!腕が!」ブシャアア

ハグリッド「切断されなかっただけよかったじゃあねえか」

ハグリッド「医務室に運んでやるからな」

マルフォイ「お父上に!お父上に言いつけてやるからな!うわあああああん!!」

―――
――


―闇の魔術に対する防衛術―

ルーピン「今日の授業はボガートだ」

ルーピン「ボガートがどんなかわかる者は?」

ベルトルト「はい!」

ルーピン「はい、ベルトルト君」

ベルトルト「木管楽器の一種です!」

ルーピン「それはフルートだね」

トーマス「よく今のボケがわかったな」

シェーマス「普通わからねぇよ…」

ネビル「ていうか、今のはボケじゃなくて天然だと思うよ」

ルーピン「ボガートというのは、その人の一番怖れるものに真似るんだ」

ルーピン「そのボガートを倒す呪文がある。言ってみよう」

ルーピン「リディクラス」

一同「「レディクラス」」

ルーピン「そうそう。」

ルーピン「では、そうだな。ネビル!前に出てきて」

ネビル「は、はい」

ルーピン「君の怖いものは何だい?」ヒソヒソ

ネビル「ス、スネイプ先生です」ヒソヒソ

ルーピン「なるほどね。じゃあ、そのスネイプ先生がスクール水着を着てたらどうかな?」ヒソヒソ

ネビル「キモイです」

ルーピン「よし、今からこの箱の中からボガートを出す。杖を構えて!」

ネビル「・・・」スッ

ルーピン「いくよ…アロホモラ」

カチャ

ボガート(スネイプ)「……」スタスタ

ネビル「リディクラス!!」バシュ

ボガート(スク水スネイプ)「!?」

ダズ「おろろろろろろろ」

トーマス「先生!ダズが初登場で吐きました!!」

ルーピン「医務室に連れて行ってあげなさい」

ルーピン「じゃあみんな、順番にボガートに呪文を倒してみよう!並んで並んで!」

ワイワイ

ルーピン(音楽かけよ)カチャ

オシリカジリムシー♪ カジッテカジッテカジッテナンボ♪ カジッテナンボノショウバイダ♪

ルーピン「じゃあまずは先頭のアルミン!!」

ボガート(スク水スネイプ)「」ギュルルルルルル

ボガート(巨大蜘蛛)「」ワサワサ

アルミン「リディクラス!!」

ボガート(巨大蜘蛛)「!!」ツルツル

ルーピン「足をスケートにしたのか!面白い!よくやった!」

ルーピン「次!ベルトルト!」

ボガート(巨大蜘蛛)「」ギュルルルルル

ボガート(ベルトルト母)「あんた、名前なんだっけ?」

ベルトルト「リディクラス!」

ボガート(ベルトルト母)「ここはどこ?わたしはだれ?」

ルーピン「よくできた!次!ライナー!」

ボガート(ベルトルト母)「」ギュルルルルル

ボガート(吸精鬼)「・・・」

ルーピン「!!」バッ

ボガート(吸精鬼)「」ギュルルルル

ボガート(三日月)「」

ルーピン「リディクラス!」

ボガート(バナナ)「」ゴロン

ルーピン「今日の授業はここまで!」

エー ハヤクネー

―――
――


―占い学―

トエローニー「互いのお皿を交換して……」

アルミン「あれ!?クリスタ、いつから居たの!?」

ライナー「うお!本当だ」

クリスタ「最初から居たよ」

トエローニ―「ミスターアルレルト、ミスターブラウンのお皿には何が見えます?」

アルミン「えーと、これは……すみません、わかりません」

トエローニー「見せてみて……きゃあ!!」パリーン

トエローニー「あなたにはゴリラが憑りついています……」

トエローニー「ゴリラは非常に警戒心が強く、ストレスに非常に弱い生き物……」

トエローニー「つまり、これはあなたに危険が迫っており、常に警戒を怠ってはいけないということを暗示している……!!」

ライナー「はぁ……?」

トエローニー「くれぐれも注意することですわね」

―――
――


―クィディッチ・グリフィンドールvsハッフルパフ―

リー「おーっと!ポッター選手が早くもスニッチを見つけたようだ!」

ライナー「ずいぶん上の方まで逃げやがるぜ・・・!」ゴォォォォォ

ライナー「!!」

吸精鬼「」ゴォォォ

ライナー「いつにまにか…吸精鬼の群れの中に入っちまった!」

>>38
前スレでエレンを指名した者だ。自主練の時間を奪ってしまってエレンには悪いことしたな・・・

吸精鬼「コォォォォォ」

ライナー「また・・・うっ……がっ……!!」

ライナー(意識が……)

ヒュゥゥゥ

ネビル「ライナーが!」

トーマス「やられたんだ!」

ダズ「落ちてくる!」

―――
――


ライナー「うほぉ……」

アルミン「ライナーが目覚めた!」

ライナー「ハッ!試合は!?」

ウッド「負けちまったが気にすることはない。まだ初戦さ」

アルミン「でも…これが……」スッ

ライナー「チンカス2000が……!!真っ二つに……!!」

―――
――


―渡り廊下―

ルーピン「なにか、悩みがあるのかい?」

ライナー「俺が列車の中で吸精鬼に襲われた時のことなんですが……」

ライナー「なんか、女の人の声が聞こえたんです」

ライナー「それと、なんで俺ばっかり襲わるんですか?」

ルーピン「ふむ・・・」

ルーピン「それはおそらく、君の過去に関係があるんだと思う」

ルーピン「君はほかの人よりもずっと、不幸を経験している。だから吸精鬼が狙ってくるんだ」

ルーピン「女の人の声だけど、それはおそらく君のお母さんの声だ」

ルーピン「吸精鬼に性欲を奪われたせいで、君の古い記憶が呼び覚まされたんだろう」

ライナー「そうだったんですか…」

ルーピン「私は君の両親と同級生でね、君のお父さんとは仲が良かったんだよ」

ルーピン「それに君のお母さんは、美しくてとても優しい女性だった」

ライナー「……」

ルーピン「何度も言われたかもしれないが、君の顔はお父さんにそっくりだ。そして目はリリーそっくりだ……」

ライナー「いえ、初めて言われました」

ルーピン「え、そうか」

ルーピン「今夜、私の部屋に来なさい。吸精鬼から身を守る呪文を教えてあげよう」

ライナー「!!…ありがとうございます」

ルーピン「あ、チョコ食べるかい?」

ライナー「いただきます」

―――
――


―夜・ルーピンの部屋―

ルーピン「ライナー、来たようだね」

ルーピン「早速始めよう。君に教える呪文は、守護霊の呪文だ」

ライナー「守護霊……」

ルーピン「そう。まずは、頭の中をエロい思い出で満たすんだ」

ルーピン「エロいことを考えて。そしてこう唱えるんだ」

ルーピン「エロスペクト・パイローション」

ライナー「エロスペクト・パイローション」

ルーピン「よし、今から私がこの箱を開けると、ボガートが出てくる」

ルーピン「君の前なら、吸精鬼に変身するはずさ。杖を構えて!」

ライナー「!!」サッ

ルーピン「いくよ、アロホモラ」ガチャ

ボガート(吸精鬼)「」ゴォッ

ライナー「エロスペクト・パイローション!!」ポシュ・・・

ルーピン「もっとエロいことを考えろ!!」

ボガート(吸精鬼)「コォォォォォ」

ライナー「エロスペクト・・・ぐあぁ……」ズズズ・・・・・・

―――
――


ライナー「うっ……」

ルーピン「気が付いたかい、チョコレートだ。気分がよくなる」

ライナー「ありがとうございます」モグモグ

ルーピン「さっきは、どんな思い出で心を満たしたんだい?」

ライナー「自分が一番気に入っていたAVを思い出しました」

ルーピン「君は童貞?」

ライナー「はい」

ルーピン「性交経験ゼロとなると、妄想で行くのも難しい……」

ルーピン「とりあえず、違う思い出でやってみよう。いいね?」

ライナー「はい」

ルーピン「アロホモラ!」ガチャ

ボガート(吸精鬼)「」ゴォォォ

ライナー「エロスペクト・パイローション!!」ゴァァァァァァァァァァァ

ルーピン「やったぞライナー!」

ライナー「よっしゃあ!!」

ルーピン「ちなみに、どんな思い出を思い出したんだね?」

ライナー「以前、自慰の鏡で……」

ルーピン「なるほど、自慰の鏡なら自分の一番求めているエロが映し出される・・・考えたな」

>>9だと犬(狼)になってるのに
>>59だとゴリラになってる……ドb……エレンこれどうなってんの?

―――
――


ライナー「マクゴナガル先生!」

マクゴナガル「なんです?」

ライナー「あの…ホグズミードは…」

マクゴナガル「先ほども言ったように、両親のサインがなければ…」

ライナー「わ、忘れてたんです!どうか情けを…」

マクゴナガル「規則ですから」スタスタ

ライナー「……」

エレン「>>76、ネタバレになるから詳しくは言えないけど、尻・・・ゲフンゲフンが変身する犬と憑りついていたゴリラは別だとおもうぞ!」

タノシミダナー  オカシタベヨー  バタービールノミタイナ

ライナー「ちくしょう……まさかサインもらうのを忘れてたなんて…」

フレッド「ライナー!」

ジョージ「こっち来い!」

ライナー「?」

フレッド「本当は俺達が持っときたいんだが」

ジョージ「お前にこそ必要なものだと俺たちは思った」スッ

ライナー「ただの羊皮紙じゃないか」

フレッド「ところがどっこい」

ジョージ「そうじゃない」

フレッド「我、ここに誓う。我、よからぬ事を企む者なり」

スゥゥ・・・

ライナー「地図!?」

『忍びの地図』

『ムーニー・ワームテール・パッドフット・プロングス』

ジョージ「どうだ、スゲェだろ」

フレッド「この名前が、そいつの現在位置を示している」

ジョージ「学校の外への七つの抜け道なんかも書いてある」

フレッド「使い終わったらこういうんだ。いたずら完了」

スゥ

ライナー「地図が消えた!」

フレッド・ジョージ「「じゃないと、誰かに読まれちまう」」

―ホグズミード村・ハニードゥークスの倉庫―

ガチャ・・・

ライナー(誰もいないな…!)サササ

ライナー(相変わらず、この透明マントは役に立つな)スタスタ

―――
――


クリスタ「あれ、叫びの屋敷って言うんだって」

アルミン「そうなんだ」

アルミン(ライナーには悪いけどクリスタと二人きりだやっほーい!)

マルフォイ「フォイ!」

アルミン「お前かよ」

マルフォイ「お前かよとはなんだフォイ!」

マルフォイ「気を取り直して…どうした?叫びの屋敷が怖いのか?」

マルフォイ「夜眠れなくなるんじゃないのか?」

クラップ・ゴイル「はっはっはっ」

アルミン「何だとマルフォイ!」

マルフォイ「フォイ!?」ボコン

アルミン・クリスタ「?」

マルフォイ「殴ったのは誰だフォイ!」

マルフォイ「ぐあぁ!金的!?」ゴン

ゴイル「乳首引っ張らんどいて!!」ギリギリ

クラップ「乳首引っ張らんどいて!!」ギリギリ

マルフォイ「まさか、叫びの屋敷の幽霊?怖いフォーーイ!!」ダダダ

クラップ・ゴイル「まってよマルフォーーイ!!」ドドド

ライナー「へっへ!!」バサッ

アルミン「やっぱりライナーだったのか!!」

―――
――


クリスタ「楽しかったね!」

アルミン「あぁ!」

ライナー「ん?マクゴナガル先生とファック大臣?」

ファック「ライナー・ブラウンはどこにいるのかな?」

マクゴナガル「ホグワーツの城内です」

ファック「ならば安心して話せるな……」

アルミン「あれ!?ライナーは!?」

クリスタ「どこに行ったのかな?」

ライナー(in透明マント)「・・・」ササッ

ライナー(なにか俺に訊かれたくない話でもあるのか…?)

<ライナーハ・・・ シリウス……

ライナー(この部屋か…)

マクゴナガル「尻ウスブラックの足取りは依然つかめないんですか?」

ファック「あぁ」

ファック「あいつは、友であったはずのピーター・ペテグリューをバラバラにし、残ったのは乳首だけ!」

ファック「それにライナーの両親の居場所をゲイのあの人に売った極悪人!」

ライナー「!!!」

アルミン「ライナー、どこに行ったのかな・・・」

クリスタ「誰もいないのに足跡が続いていく!きっとライナーだよ!」

アルミン「追いかけよう!」

――


ライナー「……」

アルミン「ライナー、何かあったの?」

ライナー「裏切ったんだ…友達だったのに!!」

クリスタ「!」

ライナー「お父さんとお母さんを掘るデモートに売ったんだ!!」

アルミン「ライナー…」

ライナー「尻ウス・ブラックが!!」

ライナー「殺してやる!!」

―――
――


ライナー(眠れねぇ…!)

アルミン「クリスタ…クリスタ…」シコシコ

ネビル「クリスタ…クリスタ…」シコシコ

トーマス「クリスタ…クリスタ…」シコシコ

ダズ「クリスタ…クリスタ…」シコシコ

シェーマス「クリスタ…クリスタ…」シコシコ

ライナー(こいつらもうるせぇし……忍びの地図でも見るか)ガサガサ

ライナー「我、ここに誓う。我、よからぬことを企むものなり」

ライナー「ルーモス…」ポゥ

ライナー「ん?」

『ピーター・ペテグリュー』

ライナー(こいつ・・・死んだはずじゃ……?)

―廊下―

ライナー「ルーモス……」ポゥ

肖像画の男「明かりを消せ!せっかく気持ちよくオナニーしていたのに…」

ライナー「す、すいません」

『ピーター・ペテグリュー』

ライナー「あと10メートル・・・」

ライナー「5・・・」

ライナー「3…」

ライナー「!!……誰もいない…!?」

ライナー「ばかな・・・すれ違ったはずなのに……」

???「こんな夜中に何をしておるのかな?」

ライナー「うわっ!す、スネイプ先生・・・!」

ライナー「いたずら完了」ボソッ

スネイプ「その手に持っているものは何だ?見せたまえ」

ライナー「・・・」スッ

スネイプ「ただの羊皮紙に見えるが……」

スネイプ「汝の秘密を現せ」

スゥ・・・

『童貞やーい』

ルーピン「やあセクロス、それにライナー。どうしたんだね?」

スネイプ「ブラウンが不審な行動をしていましてな」スッ

ルーピン「これは?」

スネイプ「ブラウンが持っていた」

ルーピン「これは闇の魔術がかけられている恐れがある。私の担当だ。私があずかろう」

―――
――


―後日―

ライナー「失礼します…」

ルーピン「やあライナー。地図で君が来るのがわかっていたよ」

ライナー「その地図のこと、知ってたんですね」

ルーピン「あぁ。どこで子の地図を手に入れたんだね?」

ライナー「……」

ルーピン「言えないのか?まあいい。これは私があずかっておくよ」

ライナー「!」

ルーピン「もう行きたまえ。授業に遅れるよ」

ライナー「あの…」

ルーピン「なんだね?」

ライナー「その地図にも、間違いがあるみたいなんです」

ルーピン「間違い?」

ライナー「その地図に、死んだはずの人の名前が出てきたんです」

ルーピン「へぇ。いったい誰だね?」

ライナー「ピーター・ペテグリュー・・・」

ルーピン「そんな馬鹿な・・・」

エレン「今日の更新はここまでだ!」

エレン「>>62が俺を安価で当てやがったのか!!」

エレン「駆逐!!」

相変わらずエピソード一つ一つのクオリティーが…

いやなんでもない、堂々とつづけたまへ

>>101

話のクォリティーは謎のプリンスと死の秘宝に期待してくれ

他は映画主体でやるんで…

エレン「再開だぜ!!」


―闇の魔術に対する防衛術―

スネイプ「ルーピン先生は体調を崩しておられるため、今日は吾輩が授業をする」

スネイプ「教科書734ページを開き給え」

ペラペラ

スネイプ「ゴリラ人間についてだ」

スネイプ「ゴリラ人間というのは、見かけはただの人間だが」

スネイプ「三日月を見ると、凶暴なゴリラに変身する」

スネイプ「これは三日月がバナナに酷似しているからだと思われるからだ」

―――
――



―ハグリッドの小屋―

ハグリッド「うっうっ・・・」

ライナー「どうしたんだ?」

ハグリッド「バックビークが処刑されちまうんだ!!」グスン

クリスタ「そんな!どうして!?」

ハグリッド「マルフォイの親父が訴えて…」

アルミン「あれはむやみに近づいたマルフォイが悪いだろ!!」

ハグリッド「だけどよ…権力には勝てねえんだ……」

ヒュンッ

ライナー「あぁあ!!」

アルミン「ライナー!?」

ライナー「石が…股間に…飛んできやがった……!!」


クリスタ「窓の外を見て!誰か来るわ!」

ハグリッド「裏口から出ろ!」ガチャッ

クリスタ「ありがとうハグリッド!」

アルミン「かぼちゃの後ろに隠れよう!」ササッ

ファック「やあハグリッド。バックビークはどこだね?」

ダンブルドア「今年もかぼちゃが沢山出来たようじゃのう」

ライナー「今のうちだ!」サササッ

処刑人「……」ザクッ

クリスタ「見てられない!」ダキッ

ライナー「お、おほぅ・・・///」

アルミン「バックビーク……」

マルフォイ「はっは!あの野獣め、いいざまだなぁ」ハハハ

クリスタ「なんてことするの!」ボコッ

マルフォイ「ぐば!!」

アルミン「クリスタ!落ち着け!」ガシ

ライナー(こいつ、合法的にさわりやがった!!)

クリスタ「ひどい…」ポロ・・・ポロ・・・

マルフォイ「鼻血が…退散するフォイ!!」ダダダ

クラップ・ゴイル「待ってよマルフォイ!」ドドド

クリスタ「うっ・・・うぅ…」グスッ…

アルミン「まさかクリスタが手を出すなんて…ちょっ!!スキャバーズ!!」

ライナー「なんでネズミ持ち歩いてんだよ!」

アルミン「だって最近よく籠から逃げるんだ…まて!!」ダダダ

ライナー「どこ行くんだ!」ダダダ

クリスタ「二人とも待ってよ!」タタタ

―――
――


アルミン「ヘッドスライディング!!」ズザザァ

アルミン「捕まえたぞ!!」

ライナー「お、おい!アルミン危ないぞ!後ろに暴れ柳が…」

アルミン「後ろだ!狼だ!!」

クリスタ「きゃああ!!」

黒犬「グルル…(狼じゃないよ)」

黒犬「ガウゥ!!」バッ

ライナー「違う!狙いはアルミンだ!!」

黒犬「」ガブッ

アルミン「足が!引きずられるぎゃあああああああああああああ!!」ザザザザザ

ライナー「アルミンが暴れ柳の中に!!」

クリスタ「助けなきゃ!」ダッ

ライナー「暴れ柳は危な…ぐあ!!」バキッ

クリスタ「ライナー!!」

ライナー「なんで…俺ばっかり……」ドゴッ バキッ メシャッ

暴れ柳(女の子に絵手上げるのはちょっと……ねぇ……)

クリスタ「一発で車を破壊する暴れ柳の攻撃を10発以上うけるなんて!!」

クリスタ「死なないでライナー!!」

ライナー「ぐああああ!!」ボコッ メシャァ バキッ

ライナー「やられてたまるか!!」サッ

暴れ柳(避けた!?)

ライナー「中に入るぞ!」バッ

クリスタ「うん!!」バッ

ズザザザザザ

ドサッ

ライナー「なんか…毎年落ちてる気が…」

クリスタ「アルミン!どこなの!」

<ココダヨー

ライナー「こっちか!」ガチャ

アルミン「うぅ……」

クリスタ「無事だったのね!よかった!」

アルミン「それより……こいつが狼の正体だ……!」

尻ウス「狼じゃなくて犬だと何回も言っているだろう」

クリスタ「尻ウス…」

ライナー「ブラック!!」ガッ

尻ウス「うお!!」ドサ

ライナー「殺してやる!」バッ

ルーピン「エロスペリアームス!!」バシュ

ライナー「ぐあ!!」

クリスタ「ルーピン先生!」

ルーピン「やあ尻ウス」グイッ

尻ウス「リーマス!あえて嬉しいよ!!」ダキッ

クリスタ「そんな…!!」

アルミン「先生は、尻ウスブラックの仲間だったんだ…そして」

アルミン「ゴリラ人間だ!!」

リーマス「いつから気づいていたのかね?」

アルミン「この前の授業の時から……」

尻ウス「そんな事などどうでもいい!!」

尻ウス「早く殺ってしまおう!!」

尻ウス「13年も待った!!」

ルーピン「そうだな尻ウス」

尻ウス「今日!ここで死ぬのはただ一人!!」

ライナー「この野郎!!」

尻ウス「ライナー!お前じゃない!!」

尻ウス「ピーター・ペテグリューさ!!」

ライナー「ピーター・ペテグリューは死んだ!!お前に殺されて!!」

尻ウス「いいや、あいつは生きてこの部屋にいる!!」

尻ウス「自分の指を一本切り落とし、私の仕業に見せかけて逃げたんだ!!」

クリスタ「どこにもいないわ!」

尻ウス「その鼠だ!」

ルーピン「アクシオ!!」バッ

アルミン「あぁ!スキャバーズ!!」

尻ウス「よく見てみろ、指が一本ないだろう……」

ライナー「!!」

ルーピン「あ!くそっ!逃げたぞ尻ウス!」

尻ウス「挟み撃ちだ!」

ルーピン「あそこの穴から逃げるつもりだぞ!!」

ルーピン「呪文で元の姿に戻すぞ!!」バシュッ

ボンッ

アルミン「そんな…僕のネズミが…あんな汚いオッサンに……」ガクッ

ライナー「アルミン!!」



尻ウス「穴をくぐろうとした時に戻ったからな、穴にはまってやがる」

ルーピン「ここから君の顔は見えないが、残念だったな」

ピーター(尻)「尻ウス!ルーピン!懐かしの友よ~!!」

尻ウス「何が友だこの裏切り者が!」ゲシッ

ピーター(尻)「痛い!!」

ルーピン「ここで殺してやろうか?」バッ

???「エロスペリアームス!!」

ルーピン「!!」

ライナー「スネイプ!」

スネイプ「尻ウス・ブラック、もう一度アへカバン送りにしてやろう」

スネイプ「?、その尻は誰だ?」

ピーター(尻)「!」ビクッ

ライナー「クリスタ!俺の杖を取ってくれ!」ボソボソ

クリスタ「え?うん……」ソロ~

尻ウス「やあやあセクロス!君の優秀で明晰な頭脳でまたもや間違った答えを導き出したというわけか!!」

スネイプ「吾輩は貴様をアへカバン送りにし、死よりもつらい吸精鬼のキスの刑にできるということを忘れるな……」グイッ

尻ウス「ちょっ、杖刺さってるって!痛い…」

ライナー「エロスペリアームス!!」バシュ

セクロス「!!ぐああああ!!」バキィ ドゴン ドサァ

尻ウス「助かったよライナー」

ルーピン「はぁ……本題に戻ろうか」

尻ウス「私はこいつを殺したい……」

ピーター(尻)「ライナー!君は私を殺したりさせないよね!ね!」ブフゥ

尻ウス「その汚い屁をライナーに浴びせるな!!」ドゴッ バキッ

ピーター(尻)「やめて!痔になるから!痛い!!」

ライナー「あぁ、こいつは殺さない」

ルーピン「えぇ!?こいつは君の両親を裏切って……」

ピーター(尻)「おぉ…なんと慈悲深い……」

ライナー「アズカバンに引き渡すんだ。そうすれば尻ウスの無罪になるしね」

ライナー「そして尻ウス以上の苦しみを味あわせてやる……!!」

ピーター(尻)「」

―――
――


クリスタ「あそこは叫びの屋敷の地下だったのね」

ピーター「あぁ、お目麗しいお嬢さん……君なら私をほ助けてくれるよね?」

アルミン「クリスタに触んな!!」ボコッ

ピーター「君は私をずっと可愛がっててくれたのに……」

アルミン「せっかく忘れようとしてたのに!!」ゲシッ

ピーター「ぎゃぁ!!」

ルーピン「妙な真似はするなよ!」グイ

ピーター「ひぃ!!」

尻ウス「ホグワーツ…懐かしいな、あのころのまんまだ」

ライナー「あの、殺すとか言って…」

尻ウス「気にするな、仕方のないことさ」

尻ウス「私は君の父さんの親友でね」

尻ウス「仲良くさせてもらっていたよ」

尻ウス「もう言われ飽きたと思うが、君の顔はジェームズそっくりだ…」

ライナー「まだ2回目です」

尻ウス「え、そう……」

ピーターの残った部分は乳首じゃなかったっけ?

尻ウス「君が…もしよかったら、私の家で一緒に住まないか?」

ライナー「え!?」

尻ウス「いや、嫌ならいいんだ……」

ライナー「そんな!嫌なんかじゃ―」

クリスタ「ライナー!!大変!!」

尻ウス・ライナー「!?」

クリスタ「今夜は三日月よ!!」

ルーピン「!!」

>>128 そうだった!!

>>120

訂正

ライナー「ピーター・ペテグリューは死んだ!!お前に殺されて!!」

尻ウス「いいや、あいつは生きてこの部屋にいる!!」

尻ウス「自分の乳首を一本切り落とし、私の仕業に見せかけて逃げたんだ!!」

クリスタ「どこにもいないわ!」

尻ウス「その鼠だ!」

ルーピン「アクシオ!!」バッ

アルミン「あぁ!スキャバーズ!!」

尻ウス「よく見てみろ、乳首が一つないだろう!」

ライナー「!!」

尻ウス「まずい!!」

ルーピン「…ぁ……がぁ……」ポト

ピーター(リーマスの杖!)パシッ

アルミン「しまった!!」

ピーター「バイビー」シュルルルルル ダダダ・・・

アルミン「逃げられた!!」

尻ウス「リーマス!?今夜は薬を飲んでいないのか!?」

尻ウス「自分を保つんだ!自分を忘れるな!!」

ルーピン「アオォォーーーーン!!」

ライナー「どうすればいいんだ!!」

アルミン「完全に狼化してしまった!!」

スネイプ「」ザッ

クリスタ「スネイプ先生!!」

スネイプ「下がっていろ」

尻ウス(犬)「ガウガウ!!」ガブッ

ルーピン(狼)「ウガアアアアアア!!」

尻ウス(犬)「ガウッ!(こっちだ!)」ダダダ

ルーピン(狼)「ガウァア!!」ダッ

アルミン「林の中へ…!!」

ライナー「尻ウス!!」

スネイプ「ブラウン!!」

ライナー「どこだ尻ウス!!湖の方か…!?」

<アオォーン

ルーピン(狼)「!!」ダダダッ

ライナー「ルーピン先生が走り去っていく……」

尻ウス「あ…あぁ……」

ライナー「尻ウス!しっかりしろ!!」

尻ウス「ぐは……」

パキ・・・パキ・・・

ライナー「湖の水が凍っていく……!!まさか……」

ゴォォォォォ

ライナー「吸精鬼…!それも何十体も……!!」

尻ウス「私を置いて…逃げろ……!!」

ライナー「いやだ!置いていくなんて!!」スッ

ライナー「エロスペクト・パイローション!!」コァァァ

吸精鬼「!!」バッ

ライナー「だめだ!数が多すぎる!!」

吸精鬼「」コォォォォ

ライナー「うぐああああ!!」

尻ウス「うっ……がぁぁ……!!」ガクガク

ライナー「うが…」ドサッ

尻ウス「ふぅ…がは……」

ライナー「尻・・・ウス……」

尻ウス「」ポゥ・・・・・・

ライナー(尻ウスの…股間から……赤玉が……!!)

ライナー「死ぬな……尻……ウ……」

カッ

吸精鬼「!!」バッ

ライナー(吸精鬼が…蹴散らされていく……あれは……)

ライナー「父……さん……!?」

ライナー「」ガクッ

―――
――


ライナー「うほぉ……?」

クリスタ「ライナー!よかった!」

ライナー「ここは?」

ダンブルドア「医務室じゃよ」

ライナー「尻ウスは…尻ウスはどうなったんです!?」

ダンブルドア「時計塔に閉じ込めておる。じきに引き渡されよう」

ライナー「そんな!尻ウスは無実なんです!ピーター・ペテグリューが…」

ダンブルドア「……」

ダンブルドア「一つヒントを上げよう」

ダンブルドア「モンハンでG級ラオシャンロンを一人で狩っていて、砥石を忘れたら」

ダンブルドア「一度リタイアして最初に戻ることじゃ」

ダンブルドア「そうすれば罪なき命を一つならず救うことができる」

ダンブルドア「それだけじゃ」ザッ

ライナー「どういう意味だ……!?」

クリスタ「最初に戻る…わかった!」

アルミン「えぇ!?」

クリスタ「アルミンは足を怪我して動けないから、ここで待ってて」

クリスタ「この時計を首にかけて!」

ライナー「え?」

クリスタ「3巻きぐらいでいいかな?」ガチャガチャガチャ

ライナー「ちょっ」

ヒュンッ

アルミン「消えた!!」

----------------------------------------------------

ライナー「ここは!?」

クリスタ「これは逆転時計って言ってね、過去へ戻ることができるの」

ライナー(そんなチート兵器が)

クリスタ「今頃何してたのかしら……」

ライナー「ハグリッドの小屋にいたんじゃ?」

クリスタ「そうだわ!行きましょう!」

ライナー(アルミンには悪いけどクリスタと二人っきりだヤッホーイ)

クリスタ「絶対に過去の自分たちに見つかったらダメだからね?」

―――
――


<バックビークガシンジマッタンダ!!

<マルフォイガワルイダロ!

ライナー「おいおい!もうファックがきちまうぞ!!早く逃げろ俺!!」

クリスタ「……」石

クリスタ「えい!」ヒュッ

<グアアア!コカンニイシガ・・・!!

クリスタ「あの時の石は私が投げたものだったのね」

ライナー(クリスタが投げた石だったのか…なんだか俺Мに目覚めそうだぜ)

エレン「ここで重大なミスが発覚したぜ!!」

エレン「ルーピンはゴリラに変身するはずなのに、なぜか狼に変身しているんだ!」

エレン「ほんとうにゴメンな!!脳内で変換しといてくれ!!」

クリスタ「私たちが逃げたわ」

ライナー「で、ここからどうするんだ?」

クリスタ「『罪なき命を一つならず救うことができる』…!」

クリスタ「バックビークを助けなきゃ!」

ダンブルドア「それはそうと大臣、アガパンサスの花がきれいですのう」

ファック「左様だな」

クリスタ「鎖は外したよ!」

ライナー「ほれ!うまい生肉だぞ!こっち来い」プランプラン

バックビーク「クェェ…」

ファック「世間話も楽しいが、そろそろ処刑をせねば…あぁ!?ヒッポグリフがおらんぞ!!」

ハグリッド「馬鹿な!さっきまでいたのに!」

ダンブルドア「こりゃぁたいへんじゃぁあ(棒)」

―――
――


ライナー「いい子だ、ほれ、食っていいぞ」

バックビーク「まいうー」ムシャムシャ

ライナー「シャベッタァァァァァァ!?」

バックビーク「クェェ」

クリスタ「どうしたのライナー?」

ライナー「いや、気のせいだったようだ」

<ガウガウ!!

<尻ウス!!

<ブラウン!!

ライナー「そういえば、ここで…そうか!」

クリスタ「何をするの?」

ライナー「この木とこの丸太で……」ポコポコポコポコ

クリスタ「!?」

ライナー「ドラミングさ!!」

クリスタ「でも、さっきは『アオーン』って…」

ライナー「れ、歴史は変わっていくものなのさ!」ポコポコポコポコポコ

ルーピン(ゴリラ)「ウホホホホ」ドドド

クリスタ「来たわ!どうするの!!」

ライナー「そこまでは考えてなかった!逃げろ!」

クリスタ「でも、ゴリラって温厚な生物じゃないの?」

ライナー「あれはただのゴリラじゃなくてゴリラ人間だから凶暴なんだ!!」

ライナー「それにゴリラの握力は500キロだ!襲われたらひとたまりもねえぞ!」

ルーピン(ゴリラ)「ウホホホ」ドドドドド

ライナー「速ええええええ!!運動精度が他のゴリラの比じゃねぇ!!」

ライナー「そりゃそうか…人が考えてこの巨体を操っているんだもんな…!」

ライナー「クソッ!認識が甘かった!!」

クリスタ「この大木でやり過ごそうよ!」サッ

ライナー「おっおう!!」

<ウホ・・・

ノシッ・・・ノシッ・・・

ライナー「行ったか…?」チラ

<●> <●>
   m
   11
 (===)

ライナー「ぎゃああああああああ!!」

ルーピン(ゴリラ)「ウホァァァ!!」ガシッ

ライナー「うおおおお放せぇぇぇ!」ジタバタ

クリスタ「ライナー―――!!」

ライナー「ちくしょおお!!」ギギギ

バックビーク「クァァァァァ!!」ザシュ

ルーピン(ゴリラ)「ウホァァ!?」バッ

クリスタ「逃げていく!」

ライナー「うぐ…ありがとなバックビーク…」

バックビーク「クェッ」

クリスタ「空を見て!」

吸精鬼「」ゴォォォォォォォ

ライナー「湖の方へ飛んでいく…尻ウスが!!」ダッ

クリスタ「ライナー!待ってよ!」

<エロスペクト・パイローション!

<グアアアアア

クリスタ「何してるのライナー!早く助けに行かないと!」

ライナー「まだだ…もうすぐしたら、父さんが来るはずなんだ…!」

尻ウス「」ポゥゥ・・・

ライナー「尻ウスの赤玉が…!どうして!父さんが…」

クリスタ「お父さんじゃないわ」

ライナー「え?」

クリスタ「ライナー自身よ!ライナーは未来のライナーを見たのよ!」

ライナー「でも…俺にあんな守護霊は…」

クリスタ「できるはずよ!」

ライナー「よ、よし!」

ライナー「エロスペクト!!」

ライナー「パイローショォォォォォォォォン!!!!」

カッ

ライナー「銀色の…雄ゴリラ…!!」

クリスタ「やったね!ライナーすごい!!」ダキッ

ライナー「お、おふぅ…///」

―――
――


―時計塔―

尻ウス「死んでたまるか!この鉄格子をこじ開けて…!」ガンッガンッ

尻ウス「ん?あれは……」

<尻ウス―――――!!

尻ウス「ライナー!!」

―――
――


尻ウス「君には助けられた…本当にありがとう」

ライナー「いえ、そんなことは……」

尻ウス「さらばだ、ライナー。手紙書いてくれよ」

ライナー「もちろんだ!」

尻ウス「また会おう!バックビーク!どうどう!!」

バックビーク「クェェェェ!!」

バサバサバサ・・・

クリスタ「大変!もうこんな時間!医務室に戻らなきゃ!!」タタタ

ライナー「忘れてたぜ!」ダダダ

―医務室前―

ライナー「ダンブルドア先生!やりました!尻ウスを、助けました!」

ダンブルドア「はて?何のことかね?」

クリスタ「え?」

ダンブルドア「医務室ではあまり騒ぐ出ないぞ」フォッフォッフォッ

ライナー「?」ガチャッ

アルミン「うわ!消えたと思ったらいつの間に!どうなってるんだい!?」

ライナー「さあな」ドヤァ

――――
――


―大広間―

ワイワイワイ

ライナー「何を騒いでるんだ?」

アルミン「ライナー!君宛に箒が送られてきたんだよ!」

ライナー「え!?」

トーマス「ファイアポルノだ!最速の箒だぜ!!」

ライナー「いったい誰から…ん?」

ライナー「ヒッポグリフの羽…!」

ライナー(尻ウス…!!)

ルーピン「ライナー」

ライナー「ルーピン先生!?」

ルーピン「私は先生をやめることになってね、君から預かっていたものを返そう」スッ

ライナー「これは、忍びの地図…!!」

<ライナー!ハヤクホウキデトンデミセロヨー!!

ルーピン「友達が呼んでるよ、早く行きなさい」

ライナー「先生、ありがとうございます!!」

<ハヤクーハヤクー

ルーピン(ジェームズ…リリー…君たちの息子は元気に育ったよ…!)

ライナー「行くぞ!」ドンッ

ビュオン!!

ベルトルト「すげええ!!」

ダズ「おろろろろろろろ」

マルフォイ「チ、チンカス2001だって負けてないフォイ!!」

ライナー「ヒャッホォォォォォォ!!」





      完!!

エレン「安価で再開と更新終わりの係りを引き継ぐぞ!」

エレン「ライナー、クリスタ、アルミン、俺以外で、すでに登場済みの奴だ!」

エレン「>>163だ!」

ダズ

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