ハイジ「口笛はなぜ遠くまできこえるの?」 (15)

おじいさん「音は、音波と言って空気の振動であることは、ご存知ですね。
音の高さは、周波数(単位時間あたりの振動数)で決まります。
音の大きさは、振動の振幅で決まります。
この空気の振動が耳の鼓膜を振るわせ音として聞こえるわけです。

この周波数は、人間にとって聞こえやすい範囲があります。
口笛の音は、人間にとって良く聞こえる高さの音だと言うことがあります。
同じ大きさ(同じ振幅)の音でも、低い音やずっと高い音は、聞こえにくくなります。

もう一つ口笛は、上手ならば、楽に大きな音(振幅)がでます。

さらに音の質の問題があります。
口笛の音以外に遠くまで聞こえる音を思い出してください。
子供の声、笛の音、時報の音など澄んだ音は、遠くまで聞こえます。
これに比べて濁った音は、届きにくくなります。
濁った音も、思い出して見てください。

澄んだ音と濁った音は、どこが違うのでしょうか。
音は、実は、上に書いた振動数が一種類でなく何種類かの高い音や低い音が混じっていて
その中の一番大きな振幅の音の高さに聞こえます。
この混じり方が音色になります。同じ高さでも色々な音がありますね。

この混じり方が少ないほど澄んだ音になり、遠くまで届きます。
それから、人間の耳も澄んだ音ほど効率良く聞こえます。」


ハイジ「はい。」

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