アルミン「外の世界にはハーレムと言うのがあるんだ」(400)

エレン「何だ、そのハーレムっていうのは?」

アルミン「これはおじいちゃんがもっていたラノベと言う本なんだけどその中には、1人の男の子が沢山の女の子を虜にしているんだ」

エレン「そんな事が出来るのか?」

アルミン「ああ。黒髪の幼なじみや血の繋がっていない世話焼きな姉にちょっぴり反抗期の入った妹。無口な後輩に無邪気な先輩。その他にも危ないところを助けた女の子や秘密を共有するミステリアスな女の子。百合と呼ばれる女の子。それら全てを攻略、つまり自分へ惚れさせることの出来た者はこう呼ばれるらしい。ハーレムと……」

エレン「外の世界は凄いんだな。アルミン、ミカサ。俺はやっぱりそんな光景を見てみたいと思う」

ミカサ「エレン、私は反対。エレンには私が居ればそれだけでいい」

エレン「えっ、なんかいったか?」

ミカサ「……なんでもない」

アルミン「で、でもミカサ、考えてみてよ。このラノベと呼ばれる本の中に出てくる主人公達はその殆どが特別な力を持っているんだ」

アルミン「そんな特別な力を持った人の遺伝子を少しでも多く残すことが出来たなら、もしかしたら人類は巨人なんかに負けることは無いんじゃないかな」

エレン「アルミンの言うとおりだ。俺は調査兵団の一番になって外の世界でハーレムを作ってみせる!」

ミカサ(優秀な遺伝子同士だったらもっと強い子供が産まれてくるはず、即ち強くなったエレンは強い私と子供を作りたいってこと)

ミカサ「わかったエレン。私もエレンが強くなるための協力をしよう。そうすれば私との間には強い子が産まれてくる」

エレン「?よくわからないがありがとな、ミカサ」

アルミン(エレン……ハーレムへの入り口である鈍感と難聴、二つのスキルをもうこんなに使いこなしているなんて……)

エレン「アルミン。そのラノベって言うのはどのぐらい有るんだ?」

アルミン「詳しく数えたことないからよく分からないけど、おじいちゃんの書庫の本棚一つ分は有ったから400冊は有るんじゃないかな」

エレン「それを借りれるだけ借りていいか?」

アルミン「いいよ、僕はもう全部暗記するまで読んじゃったからね」

ミカサ「エレン。さっそく強くなるための特訓をしよう」

エレン「引っ張るなよ、破れちゃうだろ」

ミカサ「大丈夫。痛くしない」

エレン「じゃあアルミンまた明日な」

アルミン「頑張ってね、エレン」

アルミン(ミカサがいる限り、エレンにハーレムは無理だと思うけどなぁ)

その約一年後人類は思い出した。人類に支配されていた恐怖を
鳥籠の中に囚われていた屈辱を

×人類に支配
○巨人に支配

これじゃ意味分からんな

―――850年

エレン(アルミンにハーレムという存在を教わってから約6年。俺は1日も欠かさずにミカサと鍛錬を積んできた)

「アルミン・アルレルトです」

エレン(全ては、巨人を殲滅するため、そしてハーレムを築くため……)

「馬鹿みてぇな名前だな」

エレン(今日から訓練兵としての日々が、夢への第一歩が始まる)

「逆だ!コニー・スプリンガー」

エレン(ミカサみたいに全身を支配するみたいな特別な力はどうやっても手に入らなかった)

「蒸かした芋です」

エレン(でも、ハーレムへの道は幾つかあり、俺はアルミンには頼らずにそれを自分で導き出した)

「はん……ぶん……」

――――
―――

ステップ1
人に歴史あり。少し影のある男を演出すべし

エレン「だから、みたことあるって」

「本当か?どれくらい大きいんだ?」

エレン「壁から顔を出すぐらいだ」

「じゃあ、普通の巨人は?」

エレン「っう……」

「みんな、もう質問はよそう。思い出したくないことも有るだろう」

エレン「……いや、実際は対したこと無かった。俺らが立体機動装置を使いこなせれば敵じゃねえよ」

ステップ2
少年のように夢を語るべし


エレン「俺は調査兵団に入って巨人を駆逐してみせる」

ジャン「おいおい、正気か?お前調査兵団に入るって言ったのか?」

エレン「ああ、俺の夢はいつか巨人がこの世からいなくなった後、仲間みんなで世界を見て回ることだ」

ジャン「おめでてえ野郎だな、そんな事が叶うとでも思ってんのか?」

エレン「お前は確か……内地に行って暮らすとか言ってたジャンだっけ?」

ジャン「そうだよ、お前みたいな死に急ぎ野郎とは違って俺は現実を見てんだよ」

エレン「俺だって別に死にたいなんて思ってはいないさ。でも知ってるか?外には炎の水や氷の大地が砂の雪原が、他にも色んな所があるらしいぞ」

ジャン「それがどうしたっていうんだ」

エレン「俺はそんな世界を見てみたいんだ。どこからみても壁のある風景じゃなくてもっと開かれた景色を」

ジャン「そりゃ、凄いこって……」

エレン「だけど、この世の中じゃお前の言い分の方が正しいのも分かってる」

ジャン「ならもっと賢く生きてけよ」

エレン「でも、誰かは戦わなきゃいけない。戦わなきゃ勝てないんだ。だったら俺は戦う。いつかここにいる全員で外の世界を見ていけるようになる平和な世の中にするためにな」ニコッ


ジャン「……っ、勝手にしろ」

エレン「これから頑張ろうな」スッ

ジャン「そんな事言って訓練でへばるんじゃねーぞ」パシッ

エレン(そういやそろそろサシャって子が走り終わる頃か……)

エレン「ちょっと風に当たってくるわ」ガタッ

バタン

「あのエレンって人良くない?」ボソボソ
「怖そうと思ったけど意外といいかも」ボソボソ


アルミン「ジャンに絡まれても大人な対応と夢を見る少年のような純粋さのギャップ。さすがエレンだ」ボソボソ

ミカサ「今ので何人かはエレンに興味を持つようになってしまった……」ギリギリ

ジャン(なんだよアイツ、やりにくいったらありゃしねぇ……うわっあの黒髪の子、めっちゃタイプだ)

――――
―――

ステップ3
相手の望むときに望むことをやるべし


サシャ「……やっと……おわった……」ゼーゼー

エレン「お疲れさん。えーとサシャで良かったんだっけ?」

サシャ「……あなたは……それに両手に持ってるものは……」

エレン「エレン・イェーガーだ。これか?お前が教官に飯抜きって言われたときこの世の終わりみたいな顔してたから少しだけ取っといた」

サシャ「いいんですか?」

エレン「これから訓練してく仲間だろ。遠慮なんかすんなよ。はい、水」

サシャ「あなたは、いえ、エレン様は神ですか?」ポロポロ

エレン「サシャは大げさだなぁ。あんまりがっついて食べるなよ」

サシャ「ほんまにありがとな……おいしい……」グスッ

エレン「それは何より」


クリスタ「あれ?エレンさんだっけ?ここでなにやってるの?」

エレン「エレンでいいよ。今はサシャに餌付けしてたとこだ。君は?」

サシャ「餌付けって酷いですよ」

エレン「冗談だよ」ポンポン

クリスタ「私はクリスタ・レンズ。よろしくねエレン」ニコッ

エレン「よろしくなクリスタ」ニコッ

クリスタ「……っ。サ、サシャ。私のも食べる?」

サシャ「神様が2人もいる……」

エレン「だから大げさだって」

クリスタ「ふふっ。歩けるサシャ?肩かすよ」

サシャ「ありがとうございます」

クリスタ「いいの、いいの。これぐらい」

エレン「クリスタは優しいんだな」

クリスタ「それを言うならエレンだって優しいよ。それに……」

エレン「それに?」

クリスタ「ううん。なんでもない。明日から頑張ろうねエレン」ニコッ

エレン「おう」

クリスタ(芯があって、少し大人っぽくて優しくて……//)

サシャ(うわー、さっきうち方言出てもうてるやん。恥ずかしいわ//)

エレン(サシャはおてんば系、クリスタは妹系?いや、甲斐甲斐しく世話を焼く様は姉属性も行けるか……)

エレン(なんにせよ計画通りだ)ニヤッ

ユミル(クソッ!出る機会逃した)

――――
―――
ステップ4
フラグを1つ建てたら20建てたと思え


エレン「おはようみんな」

「エレン君が来たよっ」ボソボソ
「昨日サシャにご飯分けてたんだって」ボソボソ
「話しかけてみなよ」ボソボソ
「えー皆で行こうよ」ボソボソ

エレン「どうしたんだみんな、俺の方を見て」

アルミン「そんな事言って知ってるんでしょ。この女たらし」

エレン「まあな、でもアルミンは俺にやるべきだって言ったじゃないか」

アルミン「僕よりエレンの方がハーレムに向いてるからね。僕じゃここまで上手くいかないよ」

エレン「んな事無いって、アルミンの方が口は上手だし女の子受けしそうだけどなぁ」

アルミン「違うよ。エレンは狙ってハーレムを作ろうとしてるけど、僕は知ってるよ」

アルミン(5年前からは自分の手の届く皆を自分の力で守っていきたいっていう風に考え方が変わったって。だからミカサとの特訓以外にも自分で鍛え、それまで興味の無かった座学もやるようになったって)

アルミン「でも、それとは別に爆ぜろ」

エレン「なんだよ、いきなり」

ミカサ「何度も言うけど、エレンには私が居ればそれでいい。私は1人で幼なじみ、姉、妹、無口キャラ、などをこなせる。一粒でお得」

エレン「だからそれじゃハーレムにならないだろ」

ミカサ「……そうだけど」ショボン

エレン「俺は皆で外の世界に行きたいんだよ」

クリスタ「あっ、エレン!!」

サシャ「おはようございます」

ユミル「……」

エレン「よう、クリスタにサシャと……」

クリスタ「こっちはユミル。昨日サシャを運ぶの手伝ってくれたんだ」

エレン「よろしくユミル。手前からアルミンにミカサ、2人とも俺の大事な家族だ」

サシャ「2人ともよろしくお願いします」

クリスタ「よろしくねアルミンにミカサ」ニコッ

アルミン「よろしく(天使だ)」

ミカサ「よろしく」

ユミル「……よろしく」ブスッ

クリスタ「もう、ユミルはもっと愛想良くしなきゃ」

ユミル「いいんだよ。別に」

クリスタ「ごめんね3人とも。本当は優しいこなんだけど……」

ユミル「入って早々、私のクリスタに手なんか出しやがって……」

エレン「そんなんじゃねーよ、というか1日しか経ってないのに皆仲良いんだな」

ユミル「私とクリスタは前世から結ばれてた仲だしな」

サシャ「じゃあ私の前世はなんだったんですか?」

ユミル「そりゃお前、芋だろ」

サシャ「ひどいですよ」

クリスタ「私は2人と友達になれて良かったと思うな」ニコッ

アルユミサシャ(((天使がおる)))

そういえばジジイの蔵書はどうなったんだ

クリスタ「それに……エレンとも仲良くなれたし//」

エレン「俺もクリスタやサシャと仲良くなれて良かったと思ってるよ。ユミルとも仲良くなれたらいいと思うけど」

サシャ「……//」

クリスタ「……//」

ユミル「私のクリスタに手を出さなかったら考えてやるよ」

ミカサ「……」ギリギリ

アルミン「……」キリキリ

サシャ「は、早くご飯食べちゃいましょうよ」

クリスタ「そ、そうだね。じゃあまた」


ミカサ「……エレン、私じゃ不満なの?」

エレン「そういう訳じゃねぇよ。ミカサとはこれからもずっと一緒だから、他の女の子とも仲良くしときたいだろ」

ミカサ「なら許す。本当はあの雌狐たちを削ぎたかったけど」

エレン(ユミルを落とすのは少し手強そうだな)

アルミン(どうすんだよこれ……エレンにハーレムなんて教えなきゃよかった……)

ノリでやった反省はしていない後悔はしてる
どうすんだよこれ
平日は不定期で大体夜10時ぐらいになると思います
>>29
ジジイ選抜の15冊だけ避難時に持ってこれたってことで

現在の変更点
エレンはハーレムを作るために原作よりも強くなっている
俺つえー系ラノベのおかげ
やれやれ系や自称至って普通の人系は自分と合わないと思ったので爽やか熱血系でいっている
ラノベを読んだおかげで鈍感でなくなってる

ネタバレはもしかしたらするかもしれない

15冊の内訳を…

やべっ時系列間違えてんじゃん

12才がハーレムとか言ってるのはあれなんで皆15で訓練兵団に入ったことにしてくれ

>>39
何冊かはその内触れるかもしれない

――――
―――
ステップ5
ラッキースケベを使いこなせ

アルミン「今日は対人格闘術の訓練日だね」

サシャ「エレンは誰と組むんですか?」モグモグ

ミカサ「エレンはこれまで私と2人きりで訓練してきた。だから今日もこれからもずっと一緒に訓練していくべき」

エレン「サシャ、食べかす付いてる。んなこといってもだな、ミカサとやってもお互いの癖とか分かっちゃってるし、自分の形を広げた方がいいと思うぞ」

サシャ「とってください」

クリスタ「なら私と」

エレン「クリスタはもう少し強くなってからやろう。意志と伸びしろは十分にあるからすぐ強くなって一緒に皆を守れるようになるさ」フキフキ

ユミル「クリスタは私と組もうぜ。手取り足取り教えてあげるよ」

クリスタ「うん。頑張って強くなるね」

エレン「ほら、取れたぞ。じゃあ、アルミン」

アルミン「パス。エレン加減知らないからやだよ」

エレン「しょうがねぇだろ。ミカサとばっかやってたせいであれが当たり前だと感じるんだから」

サシャ「ムフー、私と組みたいなら最初から言ってくれればいいん――」

ライナー「訓練相手に困ってんだってなエレン」

エレン「おお、ライナーか」

ライナー「なら俺と組もうぜ」

エレン「いいのか?」

ライナー「ミカサとばかりやってて自分より大きい相手とはやってないだろ。何事も経験が大事だからな」

エレン「確かに巨人と戦うとか言っといて、自分よりもでかい相手とはやってないな」

ライナー「だろ、まあ泥船に乗ったつもりでどーんと来いよ」

エレン「ありがとな、お前が居てくれて助かったよ」ニコッ

サシャ「いえいえお礼なんてそんな//」

クリスタ「エレンの為だったら頑張れるよ//」

ミカサ「あっ、今お腹蹴ったよエレン、元気な子だ//」

アルミン(訓練兵になって半年が過ぎた。エレンは無駄にフラグを増やそうとはせずに今あるフラグに水をあげてる)

アルミン(具体的にはサシャには餌付けと優しさ、クリスタには気遣いに、『皆で』『一緒に』というワードを足して、ミカサには鈍感を演じながらの要所要所の一言)

アルミン(多分、サシャは何だかんだ言って寂しがりや、クリスタは皆に必要とされていたい願望が強い、ミカサは……取り敢えず病まない程度に構う。こんな所か)

アルミン(女子の中のエレン人気は少しなりを潜めた。それは、エレンの周りには常にミカサかサシャ、クリスタの誰かが居るから。それに対してエレンは男女問わず誰隔てなく接しているため、男子にもあまり嫌われてはいない。……一部を除いては)

ジャン「………」ギリギリ

ライナー「お手柔らかに頼むぞ」(これで事故と見せかけてエレンに怪我をさせようとして、それを自らの身でエレンを守ろうとする体で、自分が怪我を負った風を装い、クリスタに『ライナーって格好良くて優しくて仲間思いのステキな人だったんだね』と言われ看病されるという、ジャンと1ヶ月間考え続けた作戦を実行できる)

アルミン(ちなみにエレンの立体機動装置の適性試験はプ、プラーンぐらいで僕が見た限り2、3番ぐらいには上手でした)

――――

エレン「よし、行くぞライナー」

ライナー「いつでもいいぞ」

エレン「うらっ!!」ヒュン

ライナー(あれ?思ってたよりはや)ピタッ

エレン「はい、俺の勝ちな。次はライナーが襲う人の番だ」

ライナー「ああ」(寸止めなんかしやがってむかつく野郎だ……予定変更、理由のない暴力を食らわせて、クリスタ『ライナーって強いんだね』ニコッ。の方を使う)

ライナー「とった!!」ヒュン

エレン「せーの」ブン

ライナー(あれ?エレンに腕を掴まれて背負われてるような格好で……このままじゃ地面に……)

ライナー「……ぶつかってない」

エレン「早く降りてくれねぇか重い」

サシャ「大丈夫ですかエレン!!」

エレン「平気だ。ちょっと擦っただけで怪我はない」

クリスタ「よかったあ、でもライナーを庇うエレンってやっぱり優しくて仲間思いだね」

エレン「よせよ、ただ俺が下手こいただけだって」

ライナー「」

アルミン(転んだ先に女の子の胸があったり、転ぶのを庇って胸を触ったり馬乗りにされたり、属にいうラッキースケベを完璧にマスターしさらにそれを敢えて男に実行し応用するなんて……ライナーは挑む相手を間違えてしまったんだ)

コニー「アルミンまだー」

ライナー(クソッこのままじゃ俺らの株を上げて俺がクリスタ、ジャンがミカサとくっつくという計画が台無しに……)

ライナー(いや、まてよ。逆にエレンの株を下げてしまえば……クリスタ『エレンって口だけの死に急ぎやろーだったんだね。ライナーの方が全然男らしくてステキ』……こうなる!!)

ライナー(そうと決まれば)

ライナー「どうやら俺じゃあ力不足みたいだな」

エレン「わかったよ、いつも通りミカサとやる事にするよ」

ライナー「それは待て、あそこに背が低くて目つきの悪い金髪の女がいるだろ?」

エレン「アニだろ。あの子がどうかしたのか?」

ライナー「あいつは対人格闘になるとさぼってるから、この前ジャンとからかいに行ったんだ。そしたら……」

エレン「そしたら?」

ライナー「気がついたら宙を舞ってた」

エレン「なんだそれ」

ライナー「俺もよくわからない。催眠術とか超スピードとかそんなチャチなものじゃないのは確かだったが……あいつならエレンの練習相手になるんじゃないのか?」

エレン「アニか……ちょっと行ってくる」

ライナー「頑張れよ」(これでエレンがアニにボコボコにされれば……)

――――

エレン「よう、アニ」

アニ「……なんだ、死に急ぎ野郎か」

エレン「俺そんな死に急ぎで有名なのか」

アニ「有名だね(特に女子からは)」

エレン「アニって対人格闘強いんだってな」

アニ「誰がそんなデマ流してるんだ?」

エレン「ライナーがやられたって言ってたぞ」

アニ「そう(あいつ削ぐ)」

エレン「少しだけ俺と組もうぜ」

アニ「ああ、いいよ」(顔は別に特別良いわけではない……性格は気配りが上手で優しいだなんて言われてはいるけど実際はどうだか。成績は上位にいるけど)

エレン「やった、早速やろうぜアニ」

アニ「そっちが最初襲う方をやりな」(何でか知らないけど気にくわない奴)

エレン「っらあ」ビュン

アニ(早いけど何のことはないただの突き……こんなもんか)ドンッゲシッ

エレン「……っと。あっぶねー」トンッ

アニ(蹴られてから空中で体勢を立て直した)

エレン「今の凄いな。アニ、どうやったんだ?」

アニ「別に……ほら、私の番だよ」スチャッ

エレン「本気でこいよ」

アニ「言われなくても」

アニ(さっきの足技の影響で意識が下にいってる……なら締め技で)

アニ(な、何でこいつ私の腰に手を回してるんだ。マズい、足を穫られる)フワッ

エレン「大丈夫か?」ガシッ

アニ(これってまさか)

ジャン「おい、ライナー。どうなってんだよありゃ」

ライナー「嘘だろ……」

アルミン(ヒャッフゥー)ガタッ

アニ「何してるんだよ//」

エレン「今のは払腰っていう昔、東の島国であったらしい格闘技ジュードーの技のアレンジだ」

アニ「そうじゃなくて今の状況だ」

エレン「似合ってるぞ。お姫さま」ニコッ

アニ「……っ、いいから離せ」

エレン「まず首に回してる手をどけてくれないと離せられないんだが」

アニ「」ギュー

クリスタ「いいなぁ、お姫さま抱っこ」

サシャ「私もしてもらいたいです」

ミカサ「私はエレンにしてあげたい」

ユミル「クリスタには私がしてあげる」

ジャン「ライナー、なに勝手に計画を変更してんだよ」

ライナー「うるせえ、お前に分かるか?目の前でクリスタに言われるはずの言葉をエレンに盗られた俺の気持ちが」

ジャン「心底どうだっていいわ」

ライナー「なんだと!!」

ジャン「やんのか!!」

ギャーギャー

キース「2人とも随分と熱心に訓練してるではないか。晩飯返上で就寝時間5分前までのランニングを褒美として与えよう」

ジャン「」

ライナー「」

――――

アニ(何なんだよあの死に急ぎ野郎。よりによって私をお姫さまだって)

アニ「クリスタとかの方が絶対お姫さまっぽいだろ」

エレン「悪かった。俺にはあの時、あそこにいた誰よりもアニがお姫さまに見えたからつい」

アニ「え……なっ……こ……」パクパク

エレン「アニの色んな顔見れたから今日は楽しかった。対人格闘をやってるときは生き生きした表情てたし、真っ赤になるアニも見れたしな」

アニ「うるさい//」プイッ

エレン「でも、今度はアニの笑顔を見てみたい」

アニ「勝手に言ってろ」タッタッタ

――――

ミカサ「エレン、今日こそ私と」

クリスタ「ほら、ユミル早くしないと強くなれないよ」

ユミル「わかってるって」

サシャ「食事ぐらいゆっくりとったほうがいいですよ」ガツガツ

アルミン「今日もエレンの周りは騒がしいね」

エレン「楽しいのが一番だろ」

アルミン「アニがこっち見てソワソワしてるよ」ボソボソ

エレン「分かってる」ボソボソ


エレン「おはよう」

アニ「……おはよう。……えっと、この間私のやった技気になってたろ?よかったら今日……」

エレン「教えてくれるのか?」

アニ「どうしてもって言うなら……」

エレン「ありがとなアニ。これからもよろしく」ニコッ

アニ「……うん」ニコッ

今日はここまで
自分でも書いてていらっとした
それにもはや世界観だけ借りた別物になってる気がする

今度はいつ来れるか分かりませんが時間は10時前後に来ます

ステップ6
女子は男友達の数でヒエラルキーを見ることがある

ジャン「第1回!死に急ぎ野郎、改め早く死ねクソ野郎被害者の会」

ユミルコニーライナー「「「うおおおお」」」

ベルマルコ「「何で僕らまで……」」

ライナー「あいつは駆逐するべき敵だ」

ジャン「お前らだって俺とライナーの気持ち分かるだろ!なんなんだよ所かまわず女の子を口説きやがって」

ライナー「ここは訓練する場所であって、決してナンパスポットではない!」

ユミル「そーだ、そーだ。私のクリスタを返せ」

ライナー「まだバカ夫婦の方が可愛げがあるってもんだ」

マルコ「でもエレンは誰よりも真面目に訓練してるじゃないか。今だって休みなのに自主的に馬術の特訓をしてるし」

ライナー「クリスタと一緒にな!!」

ジャン「ミカサも着いて行ってたけどな!!」

ユミル「私も行こうとしたら、クリスタ『休みなんだからゆっくりしてなよ』って言われたけどな!!」

ベルトルト「ところでコニーもジャン達みたいにエレンに恨みでもあるのかい?」

コニー「いや、お菓子があるって言われたから来た」

ジャン「とにかくだ。今日集まってもらったのは他でもない。エレンだかエロンだかの愚痴を言って、奴に奪われた領地(女の子)を取り返すための作戦会議をするのが今回の目的だ」

ライナー「作戦指揮担当前へ」

アルミン「ハッ!シガンシナ区出身アルミン・アルレルトです」

ジャン「馬鹿みてぇな名前だな!!」

アルミン「帰る」

ジャン「ウソだよ、冗談だって、待ってください」

アルミン「第一、僕はエレンの幼なじみだよ、そう簡単に親友を裏切るとでも思うのかい?」

ライナー「クリスタは」ボソッ

ユミルアルミン「「天使!!」」

マルコ「」

ベルトルト「」

アルミン「あっ……」

ライナー「やっぱりか」

アルミン「……わかった。協力するよ」

ユミル「最初っからノリノリだったと思うけど」

ジャン「と、言うわけでベルトルトにマルコもエレンに何か思うところがあるんじゃないか?」

マルコ「そんな事言っても、エレンは誰に対しても優しいのは皆も知ってるんじゃない?」

ベルトルト「初日にサシャが走らされてたけど、その後自分のパンを分けてあげてたし」

コニー「それにこの間は対人格闘術の訓練の時ライナーを庇ってただろ」

ライナー「そこなんだよ!!」バンッ

マルコ「」ビクッ

コニー「どこなんだよ!!」

ライナー「考えても見ろ。何であそこまで上手く物事が運んでんだ」

ベルトルト「確かにエレンが何かをやったら女の子達がキャーキャー言うね」

コニー「そういえば昨日もエレンが食堂で寝てたら寝顔が可愛いだのってミカサ達がいってた気がする」

ライナー「俺なんて寝てたら、アニ『邪魔。図体でかいんだから場所とるな』って蹴られたんだぞ」

アルミン「それは、確かに横暴かも……」

ライナー「あんまりだ……」フェェン

ジャン「あの野郎ライナーを泣かせやがって、体はでかいけど心は小さい……じゃなかった脆いんだぞ」ヨシヨシ

ユミル(この茶番、いつまで続くんだろう)

ライナー「それにな、あのエレンの優しさだって作り物かもしれない」

マルコ「どういうことだい?」

ライナー「ユミル説明してやってくれ」

ユミル「さっきベルトルさんが言ってたろ。初日、サシャにパンを渡してたって」

ベルトルト「実際に見てはいないけど、サシャが嬉しそうに広めてたね」

ユミル「……見たんだよ。その光景」

コニー「すげーなユミル!!握手して貰ってもいいか?」

アルミン「コニー、話し理解してないでしょ」

ユミル「たまたまあの時外にいたんだ……っておいコニー、揚げた芋を触った手で握手すんな。ベタベタする」

マルコ「それで?」

ユミル「その時はサシャの他にクリスタもいて、3人で楽しそうに話していたんだけど、ちょっとしたら私の天使がサシャに肩を貸して寮に戻っていった」

ユミル「で、だ。私もクリスタを尾行しようとしたときに見ちゃったんだよ」

ベルトルト「」ゴクッ

マルコ「」ゴクッ

コニー「揚げた芋うめぇ」バリバリ

ユミル「何時ものあいつとは違うニヤッっとした笑顔を浮かべたのを……」

ジャンライナー「「ぎゃあああああ」」

ユミル「その時私は思ったね。あの野郎は善意だけでやってるわけじゃないって」

アルミン「ちょっと待ってよ!確かにエレンがそんな表情を浮かべたのかもしれないけど、ただ単に嬉しかったとかそういうのじゃないのかい?」

ユミル「いや、あれは巨人を倒した後、新世界の神にでもなると考えているかのような顔をしていた」

ジャン「決まりだな」

ライナー「ああ、エレンは狙ってあれをやっている」

マルコ「そんな……誰にでも優しいエレンが……」

コニー「すげーなエレン!!握手して貰ってもいいか?」

アルミン「コニー。エレンはここにはいないよ」

ジャン「やっぱりエレンのやつに一回ガツンと言わなきゃ気が済まねえ」

クリスタ「エレンがどうかしたの?」

ミカサ「エレンに何かするつもりなら許さない」ギロッ

ライナー「ク、クリスタとミカサ何でここに!?」

クリスタ「エレンと一緒に特訓してたんだけど雨降ってきちゃって。エレンが風邪引くと大変だから先に戻ってろって」テレテレ

ミカサ「やっぱり私のエレンは私の事を大事に思ってる。このままいったら孫の顔を見る日も近い」

ジャン「」

ライナー「」

ユミル「こんなに濡れちゃって、早く一緒に風呂入ろうぜ」グイッ

クリスタ「行くから、そんなに引っ張らないでよ」

ミカサ「今の私は少し機嫌がいいから見逃してあげる」スタスタ

ライナー「雨が降るとはとんだ誤算だったな」

ジャン「聞いた話じゃエレンが帰ってくるのはもう少し後になりそうだ。……よし!寮に戻って続きをやるぞ」

ベルトルト「別にここでもいいんじゃないかい?」

ジャン「エレンの悪口を言ってるところをミカサに見られてもいいってのか」

マルコ「あー……寮に行こっか」

アルミン「ほらコニー行くよ。そのお菓子持って行っていいからそんなに口に詰め込むのは止めて」

コニー「ほんふっほははふふっへふへほ」

――――

ジャン「第1回早くおっちねクソ野郎二次会の始まりだああああ!!」

ベルマルコ「「おー」」

ジャン「お前ら、声が小さいぞ!」

ライナー「先ほどは話すことの出来なかった、奴に奪われた領地(女の子)の奪還作戦についてアルミン教官からありがたいお言葉を頂戴することになった」

アルミン「その前に先ずはジャンに問う。なぜ被害者の会に入った?」

ジャン「人類(俺ら)の勝利のためです」

アルミン「ならお前には巨人(エレン)のエサ(かませ犬)になってもらおう」

アルミン「ライナー、貴様はなぜ被害者の会に入った?」

ライナー「王(クリスタ)に身を捧げるためです」

アルミン「王(クリスタ)はお前の体など欲していないがな」

マルコ「アルミン達は何をやっているんだい?」

ベルトルト「怒りが一周して変なテンションになったんじゃないかな」

アルミン「そろそろ本題に入ろう。みんなはハーレムという言葉を知っているかい?」

マルコ「ハーレム?聞いたことないけど……どこかの方言?」

アルミン「一言で言い表すのが難しいけど、昔の言葉で男1人に対して女の子が何人もいる状況のことを言うんだ」

コニー「それってどっかで見たことがあるけど気のせいか」

ベルトルト「気のせいじゃなくてエレンの事をさしてると思うけど」

アルミン「そう、エレンがこうなったのはこのハーレムを作るためなんだ」

ライナー「ふざけるなよ」バンッ

ジャン「ミカサ1人で充分、むしろお釣りがくるだろ」ドンッ

マルコ「僕の中にあったエレンの像が……」

アルミン「みんな落ち着いて」

ジャン「落ち着いてなんかいられるか!!」

ライナー「離せよ、ベルトルト今あいつをやらなくてどうするんだ」ジタバタ

ベルトルト「今まで頑張ってきたことを水の泡にしてどうするんだ」

アルミン「大丈夫。少し長くなるけど聞いてくれるかい」ドサッ

コニー「お腹いっぱいになったら眠くなってきた」

マルコ「この本は?」

アルミン「それも含めて今から説明する。……始まりはおじいちゃんの書庫にあった400冊の本からなんだ」

――――

アルミン「という訳で、エレンはハーレムを目指すようになり、その日から毎日猛特訓をするようになったんだ」

ジャン「まてまて、それじゃあエレンがハーレムを目指すきっかけを作ったのは」

アルミン「僕だね」テヘッ

ライナー「てへっじゃない。アルミン、自分がなにをしたかわかっているのか!」

アルミン「エレンにはミカサがいるからここまでなるとは思っても見なかったんだ……」

ジャン「もう、どうしようもないじゃないか」

アルミン「そう言い切るのはまだ早いよ」

ライナー「本当か!!何か秘策でもあるのか?」

アルミン「もしかしたらこれに近い状況になるかもしれないと思って、手は打ってあるんだ」

コニー「すげーなアルミン!!握手して貰ってもいいか?」

ベルトルト「それ気に入ってるんだ」

コニー「おう」

ジャン「それでその秘策ってのは?」

アルミン「この本を見てくればわかる」

ジャン「……いたる場所にも禁書目録?なんだこれ」

アルミン「さっき話にでたラノベで、簡単に説明すると説教をしながらいたる場所にいる女の子を口説く内容になってるんだ」

ライナー「で、これのどこが秘策だっていうんだ」

アルミン「この本のもう一つの特徴として、ハーレムと呼ばれるものは作るけどこの主人公はそれ止まりなんだ」

アルミン「つまり、本に影響を受けたエレンは惚れさせるのを最終目的にしてそれ以上は望んでいないはず」

マルコ「どうしてそう言いきれるんだい?」

アルミン「僕がエレンに貸したラノベ本は全て主人公と特定の誰かが付き合うという展開のないやつにした」

アルミン「エレンは昔から真っ直ぐなところがあったから、一回目標を決めたら曲げない、いや曲げれない」

アルミン「それに対して僕が貸した本は、つき合ったり、それ以上の展開が無いもの」

ライナー「ってことは、エレンは惚れさせた後のことはなにも考えていないってことか?」

アルミン「もうエレンの事が好きなサシャやクリスタにも構っているからそれは少し違う」

アルミン「正確には惚れさせた女の子含め、みんなで外の景色を見たいとでも思ってるんじゃないかな」

アルミン「その証拠にエレンの周りは騒がしいねっていったら、エレン『楽しいのが一番だろ』って言っていたし。きっとエレンにとってはハーレムは自分の周りを賑やかに楽しくする方法にすぎないんだ」

ジャン「マジか……マジか!!やっ――」

マルコ「よっしゃあああああああ!!」

ベルトルト「」

ライナー「いきなり大声だして、どうしたんだ」

マルコ「だって、エレンは努力家だし、優しいし、誰隔てなく爽やかに対応するから、今まで女の子達がエレンを好きになってしまうのは当然だし仕方のないことだと思って諦めていたんだ。だけど、エレンの目標が惚れさせる事だけだとしたら完璧なハーレムじゃないよね。なら僕にもチャンスはまだあるってことだよね。隣にアニとクリスタ、目の前にミカサとサシャがいて、僕に笑いかけてくれる光景を見ることが出来る可能性だって0じゃないんだよねえ。そしたらどうしよっかなぁ、アニを徹底的に可愛がりたい、モフモフしたいしサシャには敢えてご飯をお預けにして涙目にさせたい。普段のクリスタもいいけど言葉責めをしてくるクリスタも見たい。いや、ミーナの髪の毛を撫で回すのも捨てがたい。ああ、ミカサに依存されてええええ!!」

ライナー「あ、えっと……はい」

ジャン「そ、そうかもな」

ガチャ

エレン「随分でかい声がしたら、てっきりジャン辺りかと思ったんだけど珍しいな。マルコのそんなテンション」

マルコ「」

すいません眠さが限界値まできたので今日はここまでにさせていただきます
明日はもう少し早く来たいです

社畜なのにもう終わった
続き書いていきます

ベルトルト「え、エレン。もしかして今の聞いてた?」

エレン「いや、廊下を歩いてるときにでかい声は聞こえたけどどんな内容を話してたんだ?」

アルミン「恋バナだよ。恋バナ」

ジャン「お、おい。アルミン!!」

アルミン「大丈夫」

ライナー「ここはアルミンに任せて見ようぜ」ボソボソ

ジャン「……わかった」ボソボソ

エレン「へぇー、恋バナか。マルコは誰が好きとかあるのか?」

マルコ「いや、まあ、うん。可愛い子多いよねって言ってたんだよ」

エレン「確かになあ」

アルミン「そういえば、エレンはハーレムを作った後はどうする気だい?」

エレン「ハーレムを作って巨人を駆逐したら皆で外の世界を見て回りたいと思ってる」

ジャン「あいつ殴っていいか?」

ライナー「やめとけ、返り討ちにあうぞ」

コニー「ベルトルトこれはなんて読むんだ?」

ベルトルト「幻想だよ」

コニー「どういう意味?」

ベルトルト「妄想みたいな感じかな」

コニー「なるほどなー。じゃあこれはどんな時に言えばいいんだ?」

ベルトルト「誰かが馬鹿みたいな事でも考えてる時に使えばいいと思うよ」

アルミン「それは知ってるけど、その後は?」

エレン「あと?それで終わりじゃないのか?アルミンの貸してくれた本だって、その後の事なんて書いてなかったし」

ジャン「」ガタッ

ライナー「じゃ、じゃあ、巨人が居なくなって、お前が外の世界を見に行くってなったとき俺らも一緒に行っても良いのか?」

エレン「今更、何言ってんだ。初日に言ったはずだろ、『仲間みんなで、外の世界を見て回ることだ』って、ライナーは仲間じゃないのか?」

ライナー「……いや、仲間だ。必ず倒すぞ巨人」

ベルトルト「ライナー……」

エレン「へへっ、頼りにしてるぞ」

ジャン「……あー、今まで外の世界とか興味なかったけど、どんなとこだろうなー。ちょっといってみたい気がするなー」

エレン「ジャンも一緒に行こうぜ!」

ジャン「しかたないなー……お前がそこまで言うなら行ってやるよー」

マルコ「エレンは調査兵団希望だったよね」

エレン「そうだけどいきなりどうしたんだ」

マルコ「僕も調査兵団にする事にしたよ」

ベルトルト「王に身を捧げるとかいってなかったっけ」

マルコ「王は僕なんかの体は欲しくないらしいから、僕一人憲兵団にいなくたって変わらないさ。それよりも、エレンの力になりたいんだ!」

ジャンライナーマルコ(((エレンはハーレムを作り外の世界を見に行くとこまでしか考えてないっ!!エレンに賛同し、ついて行けば必然的に女の子と行動を共にすることになる!!そうすればいずれチャンスが……)))

コニー「いいぜ、お前が馬鹿みたいな事考えてるんだったら先ずはその幻想をぶち殺す」

マルコ「ハーレムッ!!」バキッ

マルコ「いたいって、なにするんたよ、コニー!!」

コニー「あれ?俺タイミング間違えた?」

ベルトルト「多分合ってるから安心していいよ」

エレン「……ヒック」グスッ

アルミン「エレン。一体どうしたの?」オロオロ

エレン「昔からさ、外の世界を見たいなんて言ったら異端者扱いされてきたろ……」グスグス

エレン「訓練兵になっても最初のジャンみたいに俺らの考えを否定されると思ってたんだ」ヒッグ

エレン「でも違った。ここにいるみんなが仲間だって言ってくれた……」

ライナー「あ、当たり前だろ」

マルコ「なに水くさいこと言ってるのさ」

ジャン「仲間っていうか同僚っていうか……とにかく湿気た面してんじゃねえよ」

ベルトルト「そうだよ、エレンらしくないって」

コニー「俺、よく分かんないけど、エレンの事を嫌ってる奴なんていないと思うぞ」

アルミン「良かったね。エレン」

エレン「ああ、みんなありがとな」ニコッ

ジャンライナーマルコ(((良心が痛むせいかキュンときた)))

アルミン「ほら、顔グシャグシャだよ。もう一回お風呂入ってくれば?」

エレン「うん、そうする」

バタン

マルコ「……何かあれだね」

ジャン「部屋に帰るか……」

ライナー「その前にアルミン。この本の中でオススメ借りてもいいか?」

ジャン「お前本なんか読むのかよ」

ライナー「いや、読まん。でも、エレンはこれらの本を読んであのノウハウを手に入れたとしたら……」

ジャン「アルミン!!俺にも貸してくれ!」

アルミン「じゃあライナーにはこれかな」

ライナー「化物ばかり?」

アルミン「主人公が腕っ節の強い女の子に囲まれる話だよ」

ライナー「いつもの俺と変わらなくないか」

アルミン「だからこそ、それを読めばそんな子達を攻略できるかもしれないだろ」

ライナー「!!なるほど、サンキューアルミン」

アルミン「いいって。ジャンには最初見せたいたる場所にも禁書目録を貸すよ。ミカサに(名前が)似た女の子が一万人ぐらい出てくるんだ」

ジャン「そんなにミカサがいたら一体俺はどうなっちまうんだよ」

マルコ「巨人は確実に全滅するね」

アルミン「はい。マルコにはこれ」

マルコ「ありがとう。これはどんな内容かな?」

アルミン「願いをかなえる力を持つヒロインに振り回される男の子の話」

マルコ「早速部屋に戻って読んでみるよ」

たばこ買ってくる

アルミン「ベルトルトはあんまりハーレムとか興味なさそうだからファンタジー色の強い本を、コニーには分かりやすいのを貸すね」

ベルトルト「偶にはゆっくり本を読むのもいいかも」

コニー「分からない字があったら教えてくれよ」

アルミン「じゃあ今日はみんな解散で……お疲れさま」


「これでクリスタの落とし方を……」
「ミカサが一万人いたら1人くらい俺に惚れるミカサも出て……」
「僕にだってチャンスが……」
「おやすみ」
「お菓子美味かったなー」

バタン

アルミン「……ふぅ」

アルミン(あのままジャン達がエレンに対して負の感情を持ったままだった場合、万が一、億が一でもハーレムが崩されてしまう可能性があった)

アルミン(だから敢えてエレンハーレムに加えることで、恨み辛みを向上心へと変えることに成功した)

アルミン(マルコは予想外だったけど、あの3人に貸したのはどれも所詮はフィクション。現実にいたら痛い子間違いなしな主人公物)

アルミン(彼らがあのまま主人公のような行動をとってもエレンに惚れている女の子を動かすことは絶対にありえない)

アルミン(さらにエレンにはあの通りで、ハーレムから抜ける子だってその内出てくる。そうすればエレンの周りで唯一まともなのは僕かベルトルト。ベルトルトは興味なさそうにしてたから実質的に僕一択)

アルミン(僕はエレンのようなハーレムを作る才能はない。頭を使うしかないんだ。だからこれくらいはいいよね。エレン)ニヤッ

――――

アルミン「おはよう、エレン」

エレン「おはよう」

サシャ「聞いてください、アルミン。今朝からエレンの周りにジャンやライナーが来てエレンを褒めたと思ったら日頃のお礼ってパァンをくれたんですよ」バクバク

エレン「俺あいつらにお礼言われるような事した覚えないんだけど」

ミカサ「エレンは居るだけでお礼を言われる存在。私も感謝している」

アニ「……私も」ボソッ

エレン「俺だってお前達に感謝してるぞ、落ち込んだときにサシャのポジティブさは励みになるし」

サシャ「そんな//」テレテレ

エレン「クリスタは何時だってみんなの事を考えて気を使ってくれるから、それだけで癒しになる」

クリスタ「エレンの事はずっと考えてるよ//」テレテレ

エレン「アニは俺に色んな顔を見せてくれるから新鮮に思えるし、アニから教わることだって多い」

アニ「何時も私が色んな顔をするのはエレンの所為だけどね//」テレテレ

エレン「なんだかんだいってミカサが何時も側にいてくれるから、俺は無理を出来るんだ」

ミカサ「やはり本妻は私。エレンは結局私の元に帰ってくる//」テレテレ

ユミル「昨日の今日で何があったんだ?」ボソボソ

アルミン「色々とね」ボソボソ

クリスタ「でも、やっぱりエレンって男子からも人望があるんだね。凄いなあ//」

エレン「いい友達に恵まれただけだって」

エレン(いい友達にな……)ニヤッ

今日はここまで
見てくれた皆さんありがとうございます

もう何を書いてるのか自分でもよくわからんので、少しだけ考えます

そのため次はいつになるか未定です

――――
―――
ステップ7
王子様に必要なのはタイミングでなく根気


キース「貴様等は兵士であり、本来兵士には暦の休日など関係ない。しかし、日頃の疲れを溜めたままだと訓練の効率を落とし、ひいては事故を招く事につながりかねない」

キース「そこで貴様等には3日間の休養を与える。その間、自主訓練を禁止とし、各自静養に充てる事を命じる」

「ハッ!!」

キース「外に出る者もこの3日間は朝の点呼までに戻れば例外的に外出許可を得なくてよい。では解散!!」

「3日間何する?」
「買い物でも行く?」
「ごめん、私明日用事あるんだ」

ガヤガヤ

サシャ「エレン食べ歩きしましょうよ。食べ歩き」

エレン「3日間も食べ歩きなんかしたら食い倒れるから1日だけな」

クリスタ「じ、じゃあ、もう1日は私とユミルとアニでお買い物するから一緒に行かない?」

エレン「休み最終日ならいいぞ」

ミカサ「なら、明日は私と――」

エレン「ごめん、明日は少し用事が入ってる」

ミカサ「……私がいるのに、どこの雌狐と過ごすの?」

エレン「そんなんじゃねえって、お土産買ってくるからそんな怒るなよ」ナデナデ

ミカサ「……わかった。私はエレンのやることに反対はしない。でも、出来れば私だけを見てほしい。そして早く子供がほしい」

アルミン「明日やるのかい?」ボソボソ

エレン「ああ、明日1日でミーナを落とす」ボソボソ

――――前日、寮

マルコ「どういうことなんだ、アルミン!!」

アルミン「戻ってくるなり、いきなりどうしたのさ?」

マルコ「どうしたもこうしたも無いよ!!アルミンが貸してくれた本を参考にしてミーナに告白したけど振られたんだよ!」

ライナージャン「「マジか!!」」ガタッ

ジャン「ま、そう気を落とすなよ」ニヤニヤ

ライナー「そうだぜ、女なんて巨人の数ほど居るんだからな」ニヤニヤ

マルコ「なんで、2人とも顔がにやついてるんだ!僕が今日どんな思いで過ごしてきたか」

アルミン「ああ、それは残念だったね……で、どうしてミーナなの?」

マルコ「それは……エレンハーレムに入ってないミーナからマルコハーレム作れるかと思って……」

ライナー「考えてることがゲスイな」

ジャン「俺なんか今も昔もこれからもミカサ一筋だってのに」

アルミン「参考にしたってどんな感じで告白したの?」

マルコ「……昨日は馬術訓練だったよね。その時に……」

――――

ミーナ「きゃっ」

マルコ「どうしたんだい?」

ミーナ「多分、小動物がいきなり横切ったから馬がびっくりしちゃったみたい」

マルコ「どうどう。うーん……この調子じゃまだダメだね」

ミーナ「先に行ってて。マルコもここにいたら点数引かれちゃうよ」

マルコ「って言われても、もう先頭は先に進んじゃったみたいだし、急いでいく必要はなんじゃないかな」

ミーナ「ごめんね。私のせいで」

マルコ「いいって、それにこの辺りを通るときはいっつも訓練でゆっくりできなかったから偶には景色でも見ながら行きたいと思ってたんだ」

ミーナ「ふふっ、ありがとう」

――――

マルコ「ということがあって」

ジャン「いい感じじゃねーか」バンバン

ライナー「どうしてこれで振られたか分からないレベルだぞ」バンバン

アルミン「2人ともテンションが変になるのは分かるけど教官来るから机叩くのやめてって」

――――

マルコ「こうしてるとあれだね」

ミーナ「なに?」

マルコ「実はこの世界に巨人なんか存在していなくて、僕らはピクニックの途中で……だったらどんなに良かったことかって思ってしまうよ」

ミーナ「いつかきっとそんな日が来るよ。そのために私達は兵士になるんだから」

マルコ「……その時は」

ミーナ「うん?」

マルコ「僕の隣にはミーナが居てくれたらなぁ、って」

ミーナ「……っ。もう、変なこといわないでよ」

マルコ「冗談で言ってると思う?」

ミーナ「ええっと、その……ありがとね。私は――」

マルコ「待って、その先は言わないで。その代わり、OKだったら明日髪型を変えてきてほしいんだ。……例えばポニーテールとか」

マルコ「ダメだったらそのままで来てくれ。そうすれば僕は今日の事を忘れて、これまで通り僕達は同期で仲間だ」

ミーナ「うん……わかった」

マルコ「ほら。馬も落ち着いたみたいだし、そろそろ目的地に着くから急ごう」

――――

ジャン「セリフくっさ」ゲラゲラ

ライナー「僕の隣にミーナが居てくれたらなあ()」ゲラゲラ

ジャン「ポニーテール()」ゲラゲラ

マルコ「アルミンが貸してくれた本だとこんな感じだったんだよ!!」

アルミン「今日のミーナの髪型は、確か1日中いつもとおな――」

マルコ「傷口をえぐるなよおおお」

エレン「ちょっと声小さくしろよ。さっきから寝れねえって」

マルコ「エレンにこの気持ちが分かるか!!」

エレン「いや、わからん」

マルコ「僕はミーナと2人っきり、さらにちょっとした秘密の共有という本に書いてあった、これ以上無いタイミングを見計らって告白したのに振られたんだ。これ程やるせないことはないよ」

エレン「だからそれは、タイミングを計ってる時点でダメなんだって」

マルコ「じゃあ、いつやればよかったのさ」
エレン「いつとかじゃなくてだな。タイミングは計るものじゃなくて謀るものだぞ」

マルコ「じゃあエレンがミーナを落として見せてくれよ」

エレン「いいんだな?」

ジャン「あーあ、どんまいマルコ」

ライナー「ようこそ被害者の会へ」

マルコ「まだ、そうと決まった訳じゃ無いじゃないか。エレンが振られる可能性だって」

エレン「1日。1日で落としてやる」

今日はここまで
全然来れんですみません

次は明後日になると思います。

――――翌日、昼

アルミン「という訳で、今日は一日エレンの行動を見ていこうと思います」

ジャン「あそこまで大口を叩いて振られたら笑いもんだけどな」

ライナー「そういえばマルコはどうしてるんだ?」

ジャン「振られたショックが1日経ってから来たってよ」

ライナー「筋肉痛かよ」

アルミン「そんな事より、昼ご飯を食べたエレンが出て行くよ」

ライナー「ミーナの姿が見えないんだが」

ジャン「まだ寝てるんじゃねえの?」

アルミン「ミーナの行方も気になるけど、エレンを追いかけよう」

――――

ライナー「ただ町をブラブラしてるだけじゃないか」

ジャン「にしては今日のあいつの格好おかしくねえか?」

ライナー「確かに、こざっぱりしてるな」

ジャン「おい、いつの間にか前の方にミーナがいるぞ」

アルミン「エレンは大体の女の子が休みに何をするか、どこに行くかとかは把握してるからね」

ジャン「駐屯兵団の皆さんこっちにストーカーがいます」

ライナー「早く捕まえてください」

アルミン「2人とも大きな声出さない。それにこれはエレンが直接聞いてたことだから、ストーカーではないよ」

ライナー「あっ、エレンが近づいていったぞ」

――――

エレン「そこの人、これ落としませんでしたか?」

ミーナ「すいません……ってエレンじゃない」

エレン「なんだミーナか」

ミーナ「なんだ、ってひどいよ。それにこのお財布、私のじゃないし」

エレン「そっか、じゃあ後で駐屯兵団に渡しとくわ」

ミーナ「エレンは今日はミカサ達と一緒じゃないんだ。それに服もいつもと違う」

エレン「今日は夜からコンサートがあるそれに行こうと思ってな」

ミーナ「うそ!私もそれに行こうと思ってたの」

エレン「じゃあちょうど良かった、一緒に行こうぜ」

ミーナ「いいよ。でも、エレンがコンサートなんて似合わないね」

エレン「大きなお世話だって」

――――

ジャン「何が、『なんだミーナか』だよ。知ってただろ」

ライナー「何が、『そこの人、これ落としませんでしたか?』だよ、自分の鞄から出してただろうが」

アルミン「普通に声を掛けるよりも相手に印象を与える効果があるね。それに知らない人にもこれなら声を掛けやすいし」

ジャン「じゃああいつは女物の財布をずっと持っている事になるのか」

アルミン「三種類は常備してるよ」

ライナー「そこまでいくと尊敬するな……」

――――

エレン「ってか、コンサートにその服でいくのか?」

ミーナ「えっ、今日のドレスコードとか有ったっけ?」

エレン「何のために俺がこんな格好してると思ってんだ」

ミーナ「どうしよう……ちゃんとしたの持ってないよ……」

エレン「まだまだ時間あるし、せっかくだから店で買えばいいだろ。俺も街をぶらぶらする予定だったしな」

ミーナ「いいの?じゃあエレンに選んでもらおうかな」ニコッ

エレン「任せろ。ばっちり似合うの決めてやるよ」

――――

ライナー「なあ、アルミン」

アルミン「なんだい?」

ライナー「思ったんだが、エレンもだけどミーナも大概じゃないか?」

ジャン「確かに、俺だって『ジャンに選んでもらおうかな』何て笑顔で言われたら少し揺らぐかもしれない」

アルミン「きっと、マルコはこれで落ちたのかもしれないね」

――――

エレン「ミーナは髪が黒いから淡い色とかが似合うだろうな。こっちの紫のワンピにピンクの羽織るものとかはどうだ?」

ミーナ「あんまりきちっとしたやつじゃないけど大丈夫?」

エレン「主役は演奏者だからそれより目立つのは避けた方がいい。それにこのぐらいだったらちょっとしたとこにも着ていけるだろ」

ミーナ「そうなんだ。じゃあこれ買ってきちゃうね」

エレン「ついでに着替えとけよ。……さて」

――――

ライナー「エレンが動き出したぞ」

ジャン「何だあれ?ネックレスとブレスレットと髪留め?」

アルミン「多分ミーナと誰かにプレゼントでもするんじゃない」

ジャン「あいつ何もなかったかのように振る舞ってるぞ」

ライナー「エレンがモテる裏側をみた気がする」

アルミン「エレンは元々努力家だからね。1日で落とすなんて言ってたけど、前からミーナの嗜好、行動範囲、行動パターンは把握してたし。タイミングは見計らうんじゃなくて謀るものって言ってたのもそういう意味じゃないかな」

――――

ミーナ「どう?」

エレン「馬子にも衣装だな」

ミーナ「もっと言うことないの?似合ってるねとか」

エレン「似合ってるね」

ミーナ「棒読みじゃん」

エレン「冗談だよ。似合ってる」

ミーナ「うん。よろしい」ニコッ

エレン「まだ時間余ってるけど先に飯でも食べとくか?」

ミーナ「そうしよっか。私、この格好だし普段は入れないとこ行きたいな」

エレン「たまにはいいな。よし、行くか」

――――

ジャン「どうするよ。俺らの格好だと入れないぞ」

ライナー「待ってるにしても、向こうの声は聞こえないぞ」

アルミン「こんなこともあろうかと、持っててよかった変装グッズ」

ジャン「流石アルミンだな」

ライナー「俺らが思い付きもしないことを平然とやってのける」

アルミン「ジャンは20鋼貨、ライナーはオーダーメイドだから35鋼貨ね」

ジャンライナー「えー」

――――

エレン「ば、場違いな気がするのは俺だけか」

ミーナ「お、落ち着いて、そんなに周り見てたら笑われちゃうよ」

エレン「ミーナだってさっきからソワソワしてるだろ」

ミーナ「ふふっ、2人で背伸びしてソワソワしてるっておかしいね」

エレン「いつも通りでいいよな」

ミーナ「そういえば、エレンは何でコンサートに行こうとしてるの?」

エレン「音楽を聴く以外に行く理由があるのか?」

ミーナ「そうじゃなくて、エレンが音楽に興味あるなんて意外だったから」

エレン「ほら、昔の音楽ってさ、結構巨人がくる前に作られたのが多いだろ。きっと作った人は、外の世界を見て感じた事を音にしてるんじゃないかって考えたら、見たこともないけど風景が浮かんでくる気がするんだよ」ニコニコ

ミーナ「エレンは本当に外の世界の事になると、楽しそうだよね」

エレン「だって、見てみたいと思わないか?この世界がどれだけ広いか、どれだけ綺麗なのか」ニコニコ

ミーナ「エレンが楽しそうに話すから104期の大勢が外の世界を見てみたいなって思ってるよ」

エレン「皆が自由に外を見れるようになればいいよな」

ミーナ「その時は、私も一緒に行ってもいい?」

エレン「なに当たり前のこと言ってんだよ。ミーナがいないと寂しいだろ」ニコッ

ミーナ「っ……あ、ありがとう//」

――――

ジャン「あー、あれは落ちたな」

ライナー「ようこそマルコ、被害者の会へ」

アルミン「エレンが子供みたいに外の世界の事を話すのは、伝家の宝刀みたいになってるね。僕が教えたのに」

ジャン「……ちょっと周り見て見ろ」

ライナー「心なしかこっちを見てコソコソ話されてるような」

アルミン「基本的にカップルで来るような場所……男3人が顔をつきあわせて話をしてる……早く店から出よう」

ライナー「そうした方が良さそうだな」

ジャン「何で休日にこんな事してんだろ……」

――――

ミーナ「そろそろ向かった方がいいかな」

エレン「その前に、はいこれ」

ミーナ「ネックレスとバレッタ……いいの?」

エレン「首回りが少し寂しいからな。それにその髪型もいいけど、この服だと1つに纏めた方がいいだろ。ほら後ろ向いて」

ミーナ「あっ、ポニーテール……」

エレン「うん、やっぱり似合ってるな」ニコッ

ミーナ「そ、そうかな//」

エレン「ああ、訓練がある日は着けれないけど使い勝手はそんなに悪くないと思う」

ミーナ「うん。大事にするね」ニコッ

――――

ライナー「もうあの店行けないな」

ジャン「予定なんかないから別にいいだろ」

ライナー「お前だって無いだろうが」

ジャン「いつかミカサと行こうと思ってたんだよ」

ライナー「それは予定じゃなくて願望というんだ」

ジャン「んだと!?」

アルミン「ほ、ほら2人ともエレン達が出てき――」

ライナー「ポニーテール……」

ジャン「……だと」

アルミン「……これ以上見てたらストレスで髪が教官になりそうだよ」

ライナー「教官は嫌だな」

ジャン「もう帰ろうぜ。虚しくなってきた……」

――――翌日、朝

マルコ「おはようみんな」

ジャン「……おはよう」

ライナー「……もう大丈夫なのか?」

マルコ「昨日一日考えて、少し急ぎ過ぎた気がしたから、今度は自分のペースで頑張ってみることにしたよ」

アルミン「……うん。それもいいと思う」

ミーナ「おはようアニ」

アニ「おはよう。髪型変えた?」

ミーナ「うん。ちょっとね//」

マルコ「あれ?ミーナ……ポニーテールにしてる!!」

マルコ「やったあああああ」ガタッ

ジャン「喜んでるとこ悪いが」

ライナー「これには訳が」

アルミン「かくがくしかじか」

マルコ「」バタッ

アルミンライナージャン「「「マルコォオオオ!!」」」

ミカサ「エレンがブレスレットをくれた。きっと結婚指輪は恥ずかしかったから……私は指輪でも構わなかったのに」

今日はここまでで
日曜に終わればいいなと思ってますがどうなるかわかりません

――――
―――
ステップ8
つまりは、主人公補正

ライナー「よし、第48回、エレン被害者の会改め、目指せハーレム!!対人話術訓練を開催するぞ」

マルコジャン「「うおおおおおおお!!」」

キース(ライナー・ブラウン。屈強な肉体と精神をあわせ持ち仲間からの信頼もあつい)

ライナー「じゃあ、先生。今日もよろしくお願いします」

アルミン「毎回言ってるけど、先生ってやめてくれないかな」

キース(アルミン・アルレルト。座学の他に、策略家としても非凡な才能を見せる)

ベルトルト「僕も毎回言ってるけど、なんで呼ばれているのかわからないよ」

ジャン「んなこといって、毎回来てんじゃねぇか」

キース(ベルトルト・フーバー。潜在能力は高いが積極性に欠ける)

ジャン「今日こそハーレムの極意をマスターしてミカサを落としてみせる!!」

キース(ジャン・キルシュタイン。執念の強さはトップクラス。だが、抜き身過ぎる性格が空回りを起こしやすい)

コニー「ありがとよ、ジャン。大きな声を出してくれたお陰でやっとここがわかった」

ジャン「どうせお前、お菓子目当てなだけだろうが!」

コニー「うるせえ、その幻想をぶち殺す」

キース(コニー・スプリンガー。小回りのきく機動が得意。しかし、訳のわからないところで訳のわからない台詞を言う)

ベルトルト「コニー。気に入ったのはいいけど、使い方だんだん雑になってるよ」

マルコ「そんなのどうだっていいから早く始めるよ」

キース(マルコ・ボット。突出した才能はないが、周囲の状況を把握する能力と努力によりこの位置までたどり着いた)

クリスタ「あれ?みんな馬小屋の屋根裏でなにしてるの?」

ライナー「ク、クリスタなんでここに」

クリスタ「コニーが上に行こうとしてたから気になって」

ジャン「コニー、てめぇ」

サシャ「なんか、ここだけ普通の部屋みたいに綺麗じゃないですか?」

クリスタ「そういえば、臭いもしないね」

アニ「大方、秘密基地でも作ってたんじゃないの?」

ミカサ「理解出来ない」

クリスタ「男の子らしくって、いいと思うけどなあ」

キース(クリスタ・レンズ。抜きん出た馬術の才能に合わせ、苦手としていた訓練もイェーガーやアッカーマンに師事を受け克服。それとエレン・イェーガーに好意を抱いている)

サシャ「あっ!お菓子がありますよ。3人で一緒に食べましょうよ!」

コニー「俺のお菓子が……」

ジャン「いや、お前のでもないから」

キース(サシャ・ブラウス。野生的な勘の良さがあり、集団行動もは未だ苦手だが前よりは出来るようになっている。それとエレン・イェーガーに好意を抱いている)

アニ「ふふっ、サシャはほんと変わらないね」ニコッ

キース(アニ・レオンハート。鋭い斬撃と視線が特徴的だが表情はいくらか柔らかくなった。やはりエレン・イェーガーに好意を抱いている)

ミカサ「それより、ここでなにをしているの?」

ライナー「あー、ほらあれだ。俺達がどこにいたって教官の目が光ってるから、教官にも知られないような場所を作って息抜きしてんだよ」

ミカサ「そう……」ジー

キース(…………。ミカサ・アッカーマン。幼馴染み、世話焼きな姉、反抗期に入りかけの妹、無口キャラなどあらゆる属性も完全にこなす。歴代でも類を見ない逸材との評価は妥当。言わずもがなエレン・イェーガーに好意を抱いている。ついでにあらゆる訓練も完全にこなしていた)

ベルトルト「ミカサ達はなんでここに?」

ミカサ「今日が最後の馬術訓練だったから……エレンが、掃除しようって」

ユミル「だから、あたしのクリスタにちょっかいを出すのはやめろって言ってんだろ!」

エレン「別にお前のモノじゃないだろ!」

ギャーギャー

サシャ「2人とも遅いですよ」

クリスタ「もう、エレンもユミルもそればっかりなんだから」

エレン「なんで天井から顔出してるんだよ」

アニ「いいからこっち来てみな」

キース(そして、エレン・イェーガー。アッカーマンには劣るが、主要訓練はもちろん、座学や対人格闘においても非凡な才能を示す…)

キース(だが、イェーガーの評価すべき点は何よりも強い目的意識と人心掌握の上手さにある。やつがいたために周りが影響を受け、結果的に今年の訓練兵の意識と実力が底上げされたといっても過言ではない)

エレン「へえー、今まで全く気づかなかったけどこんなとこがあったんだな。なんだか秘密基地みたいでワクワクするな」キラキラ

アニ「……//」ドキドキ

サシャ「はうっ//」キュン

クリスタ「そ、そうだよね//」

ミカサ「私も、分かる……ワクワクする」

キース「私も、イェーガー訓練兵の姿を見て随分と励まされた」キュン

ライナー「くそっ、なんでエレンばっかり」

マルコ「僕たちだってこの一年遊んできたわけじゃないのに」

ジャン「今日はどうするよ。ここじゃ出来ねえぞ」

アルミン「そうだね……もうそろそろ僕らも卒業だし、今日は就寝時間までちょっとしたパーティーでもやろうか」

クリスタ「パーティーかあ、ドレス持ってないけど大丈夫かな」

ユミル「そんなパーティーじゃないって」

アルミン「これは、チャンスだよ。今まで46回もやってきた成果をここで出せれば」ボソボソ

ライナージャン「「ま、まさか」」ボソボソ

アルミン「そう、エレンに一矢報いることが出来るかもしれない」ボソボソ

マルコ「よし、今すぐやろう」

サシャ「お菓子もたくさんありますし、ちょうどいいですね」

アニ「私は、どっちでもいいかな」

ミカサ「エレンが、参加するならやる」ジー

エレン「たまにはいいんじゃないか。馬小屋の掃除なんてまだできるだろうしな」

ミカサ「わかった。やろう」ジー

キース(……まだ見ておきたかったが、今日ぐらいは許してやるか)

…………

ライナー「ここまで無事に過ごしてこれ、卒業も出来ることになった。これからも、頑張っていこう。3年間お疲れさまかんぱーい!!」

「かんぱーい」

ガヤガヤ

ライナー「先ずは俺から行かせてもらうぞ」ボソボソ

ジャン「ミカサ以外の全員落としてこいよ」ボソボソ

ライナー「任せとけ」ボソボソ

――――
(ステップ1)
人に歴史あり。少し影のある男を演出するべし

ライナー「ちょっとここいいか?」

クリスタ「いいよ。はいどーぞ」

エレン「それにしても、馬小屋の屋根裏にこんなとこ作ってたなんてはじめて知ったぞ」

ライナー「悪い、エレンに言ったら全員知ることになりそうだったからな」(で、結局はエレン御一行の溜まり場になるだろうからな)

クリスタ「確かにそうかも」クスッ

エレン「そんなに口軽くねえって」

ライナー「なあ、エレン」

エレン「どうした?」

ライナー「シガンシナに巨人が現れたとき、鎧の巨人も見たんだよな」

エレン「……ああ、それがどうかしたか」

ライナー「あれな……いや、なんでもなブフッ」ドゴッ

エレン「ア、アニ。何やってんだよ」

アニ「手が滑った。悪いね」

クリスタ「ライナー、大丈夫かな」

ユミル「頑丈だからすぐ起きるだろ」


アルミン「ライナーは何を言おうとしたのかな」

ベルトルト「さあ?」(それは、少しの影じゃなくて真っ暗な闇だって)

ジャン「ライナーは失敗か……次は誰がいく?」

マルコ「僕が行くよ。マルコハーレムを作って見せるさ」

――――
(ステップ3)
相手が望むときに望むことをやるべし

エレン「でな、そのときコニーが……」

サシャ「えっ、コニーそんなことやったんですか?」

コニー「えっ、俺ってそんなことやったの?」

エレン「なんで、お前が覚えて無いんだよ」

マルコ「サシャとエレン、飲み物いるかい?ついでにコニーも」

サシャ「ありがとうごさいます。もらいますね」

エレン「サンキュー。このお菓子、うまいけど口ん中パッサパサになるんだよな」

コニー「俺はついでかよ」

…………

マルコ「だから僕は言ってやったんだよ。ちょうど良かった、今朝はシャワー浴びてなかったから。ってね」

サシャ「そ、そうですか…」モジモジ

マルコ「サシャ、グラス空いてるけどいる?」

サシャ「ありがとうごさいます。でも、もう大丈夫ですから」モジモジ

エレン「……お菓子ばっかで飽きたから、食料盗ってくるわ。サシャ、場所案内頼む」

マルコ「それなら僕が取ってくるよ」

エレン「散歩だよ、散歩。ほらいくぞ」

サシャ「はいっ」

マルコ「どうだった?」

アルミン「どうだった?じゃないよ!あれじゃ、食事会によくいる仕切り屋じゃないか。それにサシャがは多分トイレに行きたかったのに飲み物飲ませようとしちゃダメでしょ」

ライナー「だからエレンは食い物を口実にしてサシャを連れ出したのか!!」

アルミン「分からなかったの?」

ジャン「本当にダメダメだな。1年間何やって来てたんだよ」

マルコ「じゃあジャンがやってみてくれよ」

ライナー「ミカサを落とすなんて絶対に出来ないだろうけどな」

――――
(ステップ2)
少年のように夢を語るべし

ジャン「もうすぐ訓練も終わりだな」

ミカサ「そう」

ジャン「ミカサはどの部隊所属希望なんだ?」

ミカサ「エレンが行くところに私も行く」

ジャン「確かあいつは調査兵団希望だったはずだよな」

ミカサ「そう。でも、もしエレンが憲兵団に入るなら私も憲兵団にいく」

ジャン「実は俺も調査兵団に行こうか迷ってるんだ」

ミカサ「ジャンは憲兵団希望ではなかった?」

ジャン「そりゃあ、最初はそのつもりだったけどよ、いつもあいつが楽しそうに外のことを話すから少し見てみたくなって……な」

ミカサ「それをエレンに言えばきっと喜ぶ」

ジャン「言わねえよ。でも面白いよな、自分も外に出たこと無いくせに、話すときはいかにも見てきたかのように喋るんだからこっちもいつの間にか気になっちまう」

ミカサ「それは……確かに」フフッ

ジャン「だから、今の俺の夢は、ミカサと……かと外の世界を見ることに変わったのかもな」

ミカサ「きっと叶う……エレンと私がいれば巨人を……そうでなくても優秀な子供、女の子ならミカン、男の子レミン……がきっと叶えてくれる」

ジャン「それってもしかして」

ミカサ「私とエレンの子供の名前」

ジャン「」

ミカサ「いや、カレンもサレンも捨てがたい……どうしよう……」

…………

マルコ「で、でも、いいとこまでいったと思うよ」

ライナー「相手がミカサじゃなかったら分からなかったかもな」

ジャン「気休めはよせよ」

アルミン「エレンの夢に影響を受けたって言うのは、ミカサに興味を持たせる方法としては良かったけど、ミカサの場合『やっぱりエレンは沢山の人に好かれる』って考えに繋がるから、そこでジャンらしさを出してエレンとの差別化を図った方が良かったね」

ライナー「冷静に分析したらジャンが立ち直れなくなるぞ」

ジャン「あー、くそっ。なんで俺はエレン・イェーガーじゃねえんだよ」

マルコ「しょうがないじゃん。ジャンはジャンじゃん」

ジャン「人の名前で遊ぶなよ」

――――

サシャ「ありがとうごさいます。助かりました」

エレン「別にいいって」

サシャ「あれ?前もこんな話をしませんでしたっけ?」

エレン「初日に走らされてた人に、飯を取っといたら言われたな」

サシャ「あれから3年も経つんですね」

エレン「早いもんだよな」

サシャ「エレンには助けてもらってばかりですね」

エレン「んなことねえって。……そういえば、サシャってあのとき以来ずっと普通にしゃべらないで敬語だよな」

サシャ「えっ、覚えてたんですか?」

エレン「食い意地のはった方言のの女の子なんて嫌でも覚えるだろ」

サシャ「エレンは嫌だったんですか?」

エレン「そ、そういうことじゃなくてだな」

サシャ「知ってますよ。冗談です」

エレン「ったく。で、そのときの言葉遣いは何でしないんだ?」


サシャ「だって、恥ずかしいじゃないですか。それに話し方が変で馬鹿にされたりするのは嫌なんですよ」

エレン「みんな馬鹿になんかしないだろうから別に大丈夫だと思うけどな」

サシャ「……ほんまにうちがこんな喋りでも平気なん?」

エレン「全然、というかそっちの方がしっくり来て俺は好きだぞ」

サシャ「そっか……そっかあぁ、えへへ」

エレン「よし、食料も盗ったし戻るか」

サシャ「うん、そやね」ニコッ

――――

エレン「で、ベルトルト。いったいこの状況はどうなってんだ?」

ベルトルト「話すと下らないんだけど……」

…………

ライナー「結局全滅かよ」

アルミン「皆さんに教えたことが全く出来てなくて、先生はとても残念に思います」

ベルトルト「先生って呼び方嫌じゃなかったっけ?」

アルミン「言ってみたかったんだよね、これ」

マルコ「いや、まだだ。僕たちにはあってエレンには無いものを活かせば……」

ジャン「んなもんあんのかよ?」

マルコ「結束だよ。ステップ6を忘れたのかい?」

ライナー「男友達の数でヒエラルキーを見るってやつか」

マルコ「そう。だから僕たちは話のなかでさりげなく互いをを誉めることによって、刷り込みさせるんだ」

ジャン「なるほどな……」

ライナー「なあ、いきなり行ってもグダグダになるのは目に見えてるから少しだけ練習しないか」

マルコ「じゃあ、僕から……。ライナーって人として出来てるっていうか頼りになるよね」

ジャン「確かに、兄貴的な存在だよな」

ライナー「そんなこといったら、マルコは回りをよく見れてるし、ジャンだって立体機動の使い方が上手いのにあわせて、粘り強さだってあるだろ」

アルミン「はい、ストップ。エレンにない良さを言わなきゃダメなのに、頼りになる、回りをよく見れてる、粘り強さ、立体機動の上手さ、エレンは全部持ってるじゃないか」

マルコ「じ、じゃあ、ライナーはガタイがよくってジャンは髪がいい感じの茶色で、アルミンは金髪」

アルミン「マルコ」

マルコ「ベルトルトは、背が高くて、コニーは頭がジョリジョリする」

アルミン「もう、いいって。分かってるから」

マルコ「だって……だって、みんなのエレンよりいい所なんか見つからないんだよ!」

ライナー「……」

ジャン「……」

コニー「俺がエレンに勝てるとこそこだけかよ!」

アルミン「みんなが得意としてるのは、大体エレンは出来てしまうんだ。そしてこれを昔の言葉で主人公補正っていうんだよ」

ユミル「あいつらいきなり誉めあったと思ったらお通夜ムードになってやがる」ゲラゲラ

クリスタ「何があったんだろう?」

ミカサ「さあ」

アニ「おかしなやつらだね」

…………

ライナー「……」

ジャン「……」

マルコ「……」

ベルトルト「という訳なんだ」

エレン「本当に下らねえな」

ジャン「んだと!」

エレン「ジャンに立体機動は学ぶところがある思ってるし、俺だってライナーを頼りになるやつだと思ってる」

エレン「アルミンの考えはいつも正しいって信じられる、俺にはコニーの小回りのきく動きは真似できない」

エレン「マルコの周りを俯瞰で見れる所は俺だって見習いたい。それにベルトルトは常に一歩引いて物事を見る冷静さがある。……俺がやってるのはみんなが俺に教えてくれるからだよ。なのにそんなことをいってるのは下らない以外の何者でもないだろ」

サシャ「よくわからんけど、流石エレンやね」

クリスタ「サシャ、しゃべり方変えた?」

サシャ「うん、あんま似合ってへんかな……」

アニ「別にいいんじゃない」

ユミル「どっちでもいいけど、そっちの方がらしいんじゃないか」

サシャ「そっか、ありがとな」ニコッ

ミカサ「エレン……また、サシャに何かしたの?」

エレン「また、何かしたって……俺はなにもしてないからな、、なあ、サシャ」

サシャ「ふふっ、どうやろね」

マルコ「こ、これが……」

ジャン「主人公補正……」

アルミン「君たちに教えたのは全部、僕だって分かっていたさ。でも、エレンみたいに上手くはいかない」

ライナー「なら、俺らはエレンに勝てないのか……」

アルミン「……この世界は残酷なんだよ」

ここまでで
長々と待っててくださった皆さんありがとうごさいます
スマホ打ち辛すぎるわ
次は来週ぐらいにはできればいいなと思います

――――
―――
ステップ9
たまには真面目な話も

10位 コニー・スプリンガー
9位 ベルトルト・フーバー
8位 サシャ・ブラウス
7位 ジャン・キルシュタイン
6位 クリスタ・レンズ
5位 ライナー・ブラウン
4位 アニ・レオンハート
3位 マルコ・ボット
2位 エレン・イェーガー
1位 ミカサ・アッカーマン

ミカサ(私とエレンで1、2位……やっぱり本妻は私)

「心臓を捧げよ」

マルコ(結局エレンには届かなかったか)

「本日をもって訓練兵を卒業する諸君には三つの選択肢がある」

ジャン(ミカサとあの野郎はともかく、どうなってんだマルコの順位)

「壁の強化に勤め各町を守る駐屯兵団」

ベルトルト(うそっ、僕の順位低すぎ……)

「犠牲を覚悟して壁外の巨人領域に挑む調査兵団」

ライナー(エレンの特訓に付き合ってるうちにみんなの実力が底上げされてしまった)

「そして、王の元で民を統制、秩序を守る憲兵団」

クリスタ(やっぱりエレンは調査兵団なんだろうな)

「無論憲兵団を希望できるのは先程発表した成績上位10名だけだ」

サシャ(この中で憲兵団に行く人いんと違うんかな)

「まあ今年は誰かのせいで憲兵団志望は少ないと思うが」

アニ(私は……)

「それでは解散式を終わりにする」

エレン「……」

――――

ミーナ「やっぱりエレンは憲兵団じゃなくて調査兵団に行くの?」

エレン「当たり前だろ。俺が生きてるうちに巨人を倒して見に行くんだ、すな―」

ミーナ「砂の雪原に」

クリスタ「炎の水」

サシャ「氷の大地やね」

エレン「俺のセリフ取るなって」

ミカサ「エレンがいつも楽しそうに言っている、からみんな覚えてしまった」

クリスタ「もうエレンだけの夢じゃないんだからね」

マルコ「いつの間にか僕等の目標みたいなのになってるよね」

ライナー「そうだぞ。お前が来るなって言ったって着いてくからな」

エレン「んなこと言わねえって」

ジャン「それで、お前が真っ先に死んだら笑い話だけどな」

エレン「お前もせいぜい調査兵団で死なないよう頑張れよ」

ライナー(そう、結果として俺らが出した答えは)

ジャン(あいつに着いていくこと)

マルコ(そして、いつか必ず)

ライナージャンマルコ(((奪ってみせる)))

コニー「なあ、ベルトルト。景色で思い出したんだけどよ。借りた本の中に流れる石ってあったけどあれってどんな景色なんだ?」

ベルトルト「流石コニー。目の付け所が違うね。あれは石すら流れてしまう勢いを表してるんだ。物語が急に変わるときに使われたりするよ」

コニー「すげえな、ベルトルト。物知りだ」

アルミン「いや、嘘だからね。それ」

ガヤガヤ

アニ「ライナー、ベルトルト、ちょっと大丈夫?」

ライナー「……ああ」

ベルトルト「少し外でようか……」

ネタバレあります

――――

ライナー「……決めたのか」

アニ「私は……私はもう戦士にはなれそうもないよ」

ベルトルト「それでよかったのかい?」

アニ「いいわけないっ!でも、もう無理なんだ……」

ライナー「そういうと思ったさ。……実際俺もそんな気はもう起きない」

ベルトルト「そうか、それが二人の答えなんだね」

ライナー「ベルトルト、お前はどうするんだ?」

ベルトルト「思えば僕はずっと、どっち付かずで周りに流されてきたよね。だからそれはもう止める」

ベルトルト「明日は戦士として予定通りにする。そのあとは兵士として僕が死ぬまで調査兵団としてこの身を捧げる」

ライナー「それこそどっち付かずじゃないのか?」

ベルトルト「わかってる。……でもこれが僕のけじめなんだ。切り捨てるには両方とも僕にとって重すぎる。だから、明日は向こうの為に、それからはこっちのためにやっていくって決めたんだ。その結果、今ここで君達に斬られたって、真実を皆に言われたって本望だし。いつでも巨人に食べられて良いとも思ってる」

ライナー「そうか……アニはベルトルトをどうする?」

アニ「どうもしない……出来ないさ」

ライナー「わかった……俺は明日までは仲良く出来ない。いや、もしかしたらそれ以降も出来ないかもしれない。俺が言えたことじゃないけどな」

ベルトルト「それも、よく分かってるさ。……僕はもういくよ」

ライナー「辛いな……」

アニ「……うん。なにも悩まずにエレン達と行きたかったよ」

ライナー「俺って最低だよな」

アニ「私も似たようなものだよ」

ライナー「……似た者同士付き合ってみるか?」

アニ「お断りだね」ゲシッゲシッ

ライナー「ちょっとしたジョークだからそんなに蹴んなって」

アニ「私は……」

ライナー「どうした?」

アニ「この事はエレンや皆には死んでも言わない事にするよ」

ライナー「……それがいい」

アニ「打ち明ければきっと私の抱えてるものは軽くなるけど、それじゃあ逃げになる」

ライナー「ああ」

アニ「ライナーはどうする?」

ライナー「俺も言わないだろうな」

アニ「そっか」

ライナー「……秘密を共有するもの同士付き合ってみるか?」

アニ「……」ゲシッゲシッゲシッ

ライナー「無言で蹴るのやめて、怖いから」

アニ「あんたはちょっと無言になった方がいいよ」ゲシッゲシッゲシッ

ライナー(おかしい、似た者同士で秘密の共有。落とせない訳ないと思うんだが……落とす気もないがな)

アニ「今、失礼なこと考えたでしょ」ゲシッゲシッゲシッゲシッ

ライナー「考えてないって、というかマジでそろそろ折れるから勘弁してくれ」

アニ「はぁ、先に戻ってて」

ライナー「分かった」

ライナー(仲間として何とかしてやりたかったけど、やっぱり俺じゃ力不足だよな)

――――

エレン「……アルミン」ボソボソ

アルミン「……分かってるよ」ボソボソ

アルミン「うぅ……」

ライナー「どうした、アルミン」

アルミン「なんかわからないけど胃が痛いんだ」

クリスタ「大丈夫?」

アルミン「ちょっと横になればなおると思う」

エレン「保健室に行くか?」

アルミン「ありがとう、エレン」

エレン「ほら行くぞ」

――――

エレン「いつもサンキューな、アルミン」

アルミン「良いって、でも普通にアニの様子を見てくるって抜けだしてもよかったんじゃない?」

エレン「あいつ今日ずっと様子がおかしかったろ?何か悩みごとがあったとしたら、アニなら周りから心配されたくないだろうからな」

アルミン「エレンならいいのかい?」

エレン「大人数に心配されるのがって意味だよ。アルミンが様子を見に行くか?」

アルミン「いや、やめとくよ。僕が行ってもエレンみたいには行かないだろうから」

エレン「そうか……行ってくるわ」

――――

アニ(私はきっとこれからあいつらと対等になれることはなく、罪悪感を引きずって生きていくことになると思う。それがたまらなく悲しくて、悔しい)

エレン「明日だ」

アニ「あ、ああ……あんたにとってはようやくって感じじゃないの?」フイッ

エレン「……いや、少し寂しいかもな」

アニ「意外だね。今年の訓練兵の大多数が調査兵団に所属するんだから、生きてたらどっかで会えるさ」

エレン「でも、アニは憲兵団に行くんだろ?」

アニ「……わからない」

エレン「なんか、悩みでもあるのか?」

アニ「まあ、そんなところ」

エレン「それは俺じゃ手伝えないことなのか?」

アニ「今日のあんたは質問が多いね」

エレン「俺ってアニのことほとんど知らなかったんだなって思ったら、知りたくなってな」

アニ「そう……//」

エレン「俺以外にも言えない事だったりするのか?」

アニ「残念だけど……」

エレン「……前から思ってたんだけどさ、俺とアニは同じ方向を向いてるのに見てる景色はやっぱり違うんだな」

アニ「なんで、そう思うの?」

エレン「時々、何かを諦めたような顔をしてることがあったから、俺はどんなことだって諦めたくないから」

アニ「そう、かもね」

エレン「こっち向いてくれ」

アニ「何で?」

エレン「いいから」グイッ

アニ「あっ……」ポロポロ

エレン「やっとアニの顔が見れた。ずっとそっぽ向いてたら俺だって分かんないからな」ニコッ

アニ「どうして……」ポロポロ

エレン「ん?」

アニ「そんなことを言うから、そんな顔で見るから……私は戦士になれなくなっちゃったんじゃないか」ポロポロ

エレン「……よくはわかんねえけど、やるべき事としたい事、多分どっちを取っても後悔はすると思う……」

エレン「さっきアニは俺に手伝えることはないっていったけど、アニが後悔したときには俺が一緒に悩んでやる」

エレン「だからアニが決めて、いつかきっと教えてくれ」

アニ「……わかった」ゴシゴシ

エレン「じゃあ、アルミン待たせてるし俺行くわ」

アニ「うん」

アニ(やっぱり私はこれからきっとあいつらと対等になれることはなく、罪悪感を引きずってくと思う。それでもいつか、こんな自分が言うのもおこがましいのかも知れないけれど、本当の心からあいつと一緒に笑える日が来てほしいと思ってしまうんだ)

アニ「とどのつまり、惚れたもん負けってことか」ボソッ

エレン「ん?何か言ったか」

アニ「なっ、戻ったんじゃないの」

エレン「1ついい忘れてたことがあってな」

エレン「泣いた顔もきれいだって知れて良かったよ」

アニ「……うるさい、早く行け//」ゲシッ

エレン「わかったから蹴るなって」



アニ「ありがとね、エレン」ボソッ




エレン「……どういたしまして」ボソッ

今日はここまでで
来週とかいいながらここまで来れなくてすいませんでした
後2回ぐらいで終わると思いますのでもう少しお付き合いください

ボロが出てるね

×保健室
◯療養所
にでも変換しといてください

――――
―――
ステップ10
ヒロインは大概死なない

コニー「ったくよ、調査兵団になるのに大砲の整備なんか必要か?」

ミーナ「私達は必要なくても、駐屯兵団の人とか民間人には重要な装備でしょ」

サムエル「そうだよ。まあ、でもいつかこんなのを整備しなくてもよくなる日が来るといいよな」

トーマス「その為の調査兵団だろ。俺らとエレンがいればそんなのすぐ来るさ」

ミーナ「そういえば、エレンの姿が見えないけどどこいったのかな?」

トーマス「さっきサシャと一緒にどっか行ってたぜ」

ミーナ「うそっ、私も行かなきゃ」

コニー「いや、今行ったらなんか色々とヤバイんじゃね?」

ミーナ「じゃあ私は、エレンと罰則どっちを取ればいいの?」

サムエル「……もう、エレンでいいんじゃない」

ミーナ「だよね、ちょっと行ってくる」

サシャ「ミーナ、なに急いでるん」

ミーナ「サシャ!エレンになにもしてないよね?」

エレン「何だよその質問」

サシャ「うちらはただ教官の食糧庫からこれを取ってきただけやって」

トーマス「そんなことやって、教官にバレたらどうするんだ」

エレン「教官に見つかったけどなんか普通にくれたぞ」

ミーナ「まあ、エレンだから」

サムエル「エレンならそうなるか」

コニー「なるほど、エレンだからか」

サシャ「それはそうと、これみんなで食べへん?」

トーマス「いいのか!?」

エレン「これからの景気付けに貰ったんだからいいに決まってるだろ」

コニー「よっしゃ、早く食おうぜ」

ミーナ(今はまだ、サシャ、クリスタ、アニに比べてエレンとの距離は遠いかもしれない。けど、私だって調査兵団に入ってエレンと同じ班へ所属になったらもっとエレンに近づける。そう私の(エレンに対する)進撃はこれからだ!!)

ピカッ

超大型巨人「……」

トーマス「なっ」

ミーナ「超大型巨人……」

超大型巨人「……」ブアッ

エレン「来るぞ!!壁の裏へ避けろ!」

ミーナ「壁が……」

サムエル「うわあああああ」

エレン「サムエル!」バシュ

ガシッ

サシャ「エレン、大丈夫!」

エレン「ああ、サシャ、トーマス、ミーナはサムエルを安全な場所へ避難させ、三方に別れ詳しい状況の伝令。俺とコニーは超大型巨人の討伐へ向かう!」

エレン「固定砲整備4班!いいか、次の手も考えながら行動しろ!」

サシャ「了解。みんな気張ってくで」バシュ

ミーナ「エレン、気を付けてね」バシュ

トーマス「サムエルは任せろ」バシュ


エレン「コニー、これはチャンスだ!逃がさずここで撃ち取るぞ」ビュオ

コニー「5人で討伐に向かわなくていいのか?」バシュ

エレン「あいつは多分動きが遅い。多すぎる陽動は無意味だ」

スタッ

エレン「よう、8年振りだな。元気したてたか?」

コニー「俺の方が小回りがきく。陽動は俺が」

エレン「すまねえ、頼んだ」

コニー「こっちだデカブツ」バシュ

超大型巨人「……」ブオンッ

コニー「っ……あっぶねーな!でもよそ見してっと俺が切り刻むぜ」

超大型巨人「……」ビュン

コニー「腕を振り回しやがって、これじゃあ近づけねえ」

エレン「後ろに回り込んだ!後は任せろ!」

コニー「言われなくてもそうするよ」ビュオ

超大型巨人「……」シュー

コニー「って、熱っ!大丈夫かエレン!」

エレン「平気だ。このまま獲る!うらああああああ」ビュン

コニー「……やったか」

エレン「いや、逃げられた……早くこの事を伝えにいくぞ」

コニー「……わかった」

エレン「……クソっ」

――――

「超大型巨人がきて壁が壊されたらしい」

「何でもエレン達の班が迎え撃ったけど取り逃がしたって」

「今から俺らは緊急時用の部隊の編成をして住民の避難までの時間稼ぎに行くんだと」

ジャン「よお、ミカサ。これから巨人の討伐だとよ」

ミカサ「ジャン。エレンはどこ?」

ジャン「……あの野郎ならこの先にいるぞ」

ミカサ「行列……トイレ?」

ジャン「違うって、もしかしたら最後になるかもしれないからってあいつに挨拶したい奴等が押し寄せてんだよ。ほら見てみ」

――――

ダズ「おろろろろろろ」

エレン「大丈夫か?これ使え」

ダズ「もう少しで、もう少しで俺は駐屯兵団に入るはずだったのに」オロロロロ

エレン「死ななきゃ明日はやってくる。戦闘が始まったら俺のとこに来い」

ダズ「……実は俺、エレンに憧れてたんだ。エレンみたいに誰かを守れるぐらい強くなれたらなって」オロロロロ

エレン「ダズ……」

ダズ「でもダメだった。いくら訓練しても届かない、だからせめて駐屯兵団に入ったら住民を安心させることができるような人間になろうと思ったけど、今だって恐怖で吐くのをこらえることすらできない」オロロロロ

エレン「それが普通だ」

ダズ「そうかな」オロロロロ

エレン「そうだ。……でも、この町の住人はみんなダズと同じぐらいかそれ以上に普通だ。そんな人たちが生きるのに必死になってんだから、俺らは少しでも手伝ってやらないと悲しいだろ」

エレン「力を持ってるものが見棄てて行くような、そんな残酷な世界に俺はしたくないんだ。だからダズお前も守ってみせる」

ダズ「……ありがとう。お陰で吐き気も収まったよ」

エレン「それは何より、また後で会おうぜ」

アルミン「はい、次のかたどうぞー」

――――

ミカサ「……これに並ぶの?」

ジャン「クリスタとサシャは2回、ミーナは3回並んでたぞ」

ミカサ「前の人間を削げば早くエレンに会える」

ドンッ

ミーナ「あっ、ごめんねミカサ」

ミカサ「先ずはアイツから……」

ジャン「……止めとけって」

キース「何をグズグズやっているか!!これは訓練ではないのだぞ!!」

「やばっ、教官が来た」

「まだ、エレンと話してないのに」

「早く配置に行かないと」

アルミン「はいはい、みんな戻ってー」

エレン「まだ、会ってねえ奴がいたんだけどな」

ミカサ「エレンっ!!」

エレン「ミカサ」

ミカサ「エレン……お願いだから……無茶はしないで。混乱したら私のところに」

エレン「んなに、心配しなくてもいいって。というか俺だって成績だったら次席だったんだぞ」

ミカサ「そういう意味じゃない。エレンは少しは熱くなるとこがある。だから気を付けて」

エレン「分かってるよ」

ミカサ「……なら、いい(私がエレンのところに行くだけ)」

キース「貴様らも早く行け」

エレン「はい!……教官!」

キース「なんだ」

エレン「今までありがとうございました!!」

キース「……死ぬなよエレン・イェーガー」

エレン「はっ!!」

キース「貴様らも巨人の餌なんかになってくれるな。アルレルト、アッカーマン」

アルミカサ「「はっ!!」」

エレン「じゃあ、また後でな」

ミカサ「うん」

――――

ユミル「ったく、クリスタの奴、私をほっといてどこにいってるんだか……いたいた、少し驚かしてやるか」コソコソ

クリスタ「エレン。ちょっといい?」

エレン「教官に見つかったら怒鳴られるから少しだけな」

ユミル「……っ」

クリスタ「どうしてもエレンに言いたいことがあったんだけど、なかなか言い出せなくて」

エレン「それで、何回も来てたのか」

ユミル「って、何で私が隠れなきゃならないんだよ」コソコソ

クリスタ「うん。……エレンは自分が生まれた意味って考えたことある?」

エレン「生まれた意味か……別にそんなことは考えたこと無いな」

クリスタ「私はあるよ。何で生まれてきたんだろって」

エレン「答えは見つかったのか?」

クリスタ「ううん。でも、訓練兵になる前は生きてた意味がほしいから人のためになって死のうとか考えてた」

ユミル「……」

エレン「でも、今は違う」

クリスタ「うん、エレンに会って少しだけ変わった気がするの。うまく言えないけど、今は人のために何かをしたいって言うのは変わらないけど、生きてみんなと一緒にいたいって感じかな」

エレン「その方がいいと思うぞ。それに意味なんて自分で見つけるもんじゃなくって、誰かが後でつけるもんだろ」

クリスタ「そうか……そうだね!」

エレン「少なくとも俺はクリスタが居てくれてよかったと思ってる。気配り上手いし、一緒にいて楽しいし」ニコッ

クリスタ「また、そういうことばっかり言って//」

エレン「ほんとだって。それにさ……嬉しかったんだ。生きてみんなと一緒にいたいってのが俺と同じ考えだったから」

クリスタ「エレンのお陰だよ」

エレン「そうなのか?」

クリスタ「そうだよ。……よしっ」

エレン「どうした?」

クリスタ「わ、私ね……エレ――」

ユミル「よ、よー。こんなところにいたのかー」

クリスタ「ユミルっ!!」

ユミル「ほ、ほら、こんな死に急ぎ野郎なんかに構ってないで早く行くぞ」

クリスタ「分かったから、そんな引っ張らないで。破れちゃうよ」

ユミル「それと、死に急ぎ野郎。あんまり私のクリスタを誑らかさないでくれ」

エレン「そんなんじゃねぇって、てかユミルはずっと俺のこと死に急ぎ野郎としか言わないよな」

ユミル「お前なんか死に急ぎ野郎で十分だっての。名前で読んでほしいんだったら惚れさせてみなったてんだ」

エレン「そりゃ、難しいな」

ユミル「そういう時は、難しいじゃなくって、無理ってんだ」

エレン「巨人を全滅させるよりは簡単だろ?なら無理とは言わねぇよ」

ユミル「はっ、違いないね」

アルミン「エレーン!!はやく」

エレン「今行くって」

クリスタ「はぁ、私たちもいこっか」

ユミル「そうだね」

ユミル(クリスタばっかり……って何を考えてんだよ)ブンブン

クリスタ「どうしたの?」

ユミル「何でもねえよ」

ちょい飯の準備

――――

エレン「34班全員揃ったか」

アルミン「エレンが最後だよ」

エレン「悪かったって」

ナック「間に合ったんだからいいさ」

ミーナ「よし、じゃあみんないこう」

トーマス「ここで、いいとこ見せたら昇進間違いなしだな」

エレン「そう焦んなって。この任務はあくまでも避難が終わるまでの時間稼ぎ、一番最悪なのは俺らが全滅して巨人の進行が後衛にまで行くことだ」

エレン「だから、俺らがやることは最低限の巨人を狩りながらあいつらの気を後ろに向けないこと。無理に狩ろうとしての深追いや奇行種に遭遇するのは避けたほうがいい」

トーマス「わ、わかってるさ」

エレン「ならいいけどよ」

ミリウス「いつも、巨人を全滅させるって言ってたエレンらしくないじゃん」

エレン「巨人なんかに俺らの班の1人だって喰わしたくないからな」

ミーナ「そんなに心配しないでも大丈夫だって、私達もこの3年間ずっと訓練してきたんだから」

エレン「そうだな、よし34班行くぞ」

「「「「「おうっ!!」」」」」

――――

アルミン「2時の方角から7メートル級2体!」

エレン「前に出てる1体だけ孤立させる!速度を落として引き付けろ!!」

ミーナ「よし、1体だけ出てきた」

エレン「らあああああ!!」ビュン

ザンッ

エレン「討伐数3っ!!この速度のままもう1体も狩るぞ」

ナック「10時の方向から走ってくる巨人1体!!」

エレン「奇行種だ!低い位置で立体機動して撹乱する!角から出てくる3メートル級に気を付けろ!」

トーマス「奇行種がこっちに来る!!」

エレン「大丈夫だトーマス。奇行種の後ろに着いた!」

トーマス「くそっ思ったより早い」

ナック「7メートル級3体、3メートル級4体が近づいてくる!!」

エレン「7体はきつい。全員ここから離れろ!!」

「「「「「了解!!」」」」」

エレン「はあああああ!!」

ズバンッ

奇行種「……」ドシンッ

エレン「よしっ」スタッ

ミーナ「すごい……これなら勝てるよ!」

ミリウス「トーマスも討伐補佐1か」

アルミン「さっきの7体がエレンのすぐ近くまで来てる!!」

ミーナ「私が気をそらす!みんなは決めてる地点へ」バシュ

アルミン「待つんだミーナ!!」

ミーナ「エレンがいなかったら、どのみち隊列が崩れちゃうよ」

――――

エレン「立体機動を止めたとたんこれかよ」

巨人A~G「ぁあぁぁああぁ」ワラワラ

エレン「遠回りになるけど、もうちょっと引き付けてから逃げるか」

ミーナ「エレン!私が気をそらすからその間に早く!」

エレン「よせっ!角から3メートル級出てくる!!」

巨人「……」グイッ

ミーナ「うそ、ワイヤーが引っ張られて」

エレン「ミーナ!!」

巨人A~G「ぁあぁぁああ」ワラワラ

エレン「くそっ、退けよおおおお」ザシュ

ミーナ「……」(体が動かない、声がでない、このまま食べられちゃうのかなあ、まだエレンといたかったのに……)

エレン「……っ、戦うんだ、ミーナ!戦わないと勝てない、今行くからっ、だから一緒にっ!」

ミーナ(エレンらしいな、逃げろじゃなくて戦えって、無理だよ。怖くって声も出ないんだから……でも……動け、動いて!!)

ミーナ「動いてよぉぉぉおお!」バッ

巨人「……」キョロキョロ

ミーナ(あれ?体が動く……よくわからないけど、思った通りに、体の全部を支配してるように)

ミーナ(……深く、正確に、削ぐ感じ)スゥーハァー

ミーナ「やああああああ」ザンッ

ズバンッ

巨人「……」ドシンッ

ミーナ「やった……討伐数1っ!!」

エレン「よかった……」

ミーナ「さっきいた7体の巨人は?」

エレン「後ろにいる。流石に7体相手は無謀だろ」

ミーナ「助けようと思ったけど足引っ張っちゃたかな」

エレン「そんなことねえって。それに今の動き、くるくる回ってて凄かったぞ」ビュン

ミーナ「前にミカサが言ってた、体を支配できてるって感じ?多分それかも」ビュン

エレン「ずりぃな。俺だっていくら練習してもその感覚無いのに」

ミーナ「後ろにいた巨人は撒いたみたい。ミカサに私、エレンの声には何か秘密があるのかもね」

エレン「やっと撒いたか。あったらいいけどな。合流地点が見えてきた……ぞ……」

ミーナ「15メートル級と7メートル級が1体ずつ……」

エレン「7メートル級いけるか?」

ミーナ「もちろん」バシュ

エレン「頼んだ」バシュ

巨人「……」ブンッ

エレン「おせえよ、のろま!!」

ズバンッ

エレン「ミーナは……って早いな」スタッ

ミーナ「エレン!!トーマスがっ!」

エレン「……っ、その血、何があったんだ!?」

トーマス「これ……は俺の血じゃなくて、ミリウスの血だ……4人で行動してたら奇行種が現れて……2手に別れて……ミリウスが目の前で……」ガタガタ

ミーナ「ミリウスっ……」

エレン「……そうか……俺はアルミンとナックを探す。多分2番目に決めてた合流地点に向かったはずだから……ミーナはトーマスとここにいてくれ、ここは20メートルぐらいあるから取り敢えずは安心だろ……」フラフラ

ミーナ「待って、私達もいく」

エレン「トーマスがこの状態で……か?それに俺じゃ守れなかったから、ここにいた方が……」

パチンッ

ミーナ「確かに、ここにいた方が安全かもしれないけど……でも、それじゃあ誰がエレンを守るの?今のエレンじゃアルミンとナックを守るとかの前に、そこまでたどり着けない。それに、単独行動は危険」

エレン「……なんか少しミカサに似てきてねぇか」

ミーナ「ふふっ、今のエレンは不甲斐ない。ので、私が守ってみせる」

エレン「悪かった。確かに単独行動は避けるべきだった。つか、いてーよ」

ミーナ「支配できてるけど加減はまだよく分かんないんだよね。ほら、トーマスも立って。逃げるなら壁の上にしないと死ぬまでここにいるのは嫌でしょ」

トーマス「……だよな、1人でいたってミリウスが戻ってくる訳じゃないし、ましてや助けが来るわけでもないしな……」フラフラ

ミーナ「あー、もう。エレンみたいに気合いいれてほしいの!?」

トーマス「いや、そういうことじゃなくって。今の俺らは悲しむ余裕すら無いんだなって思ったらやるせなくなって」

ミーナ「……そんなのは死ぬ瞬間か、助かった時にとっておけばいいのよ」ギリッ

エレン「……アルミンとナックを捜索しながらもう1つの合流地点へ行く。ルートはここから最短、途中にいる巨人との戦闘は避けながら向かう……もし見つからなかったときは、中衛部隊の合流地点へ向かいながら捜索をする」バシュ

ミーナトーマス「「了解」」バシュ

――――

エレン「どこもかしこも血と瓦礫ばっかりだな」

ミーナ「……あれ……ナック」

ナッ「」

トーマス「下半身がない……」

エレン「くそっ!!俺が離れろなんて言わなければ……」

ミーナ「あそこで、離脱しなかったらトーマスもきっと私も生きてなかったと思うよ」

トーマス「ただ単に俺らの力不足だっただけだって、誰もエレンを恨んじゃいないさ」

ミーナ「3時の方角にアルミンと15メートル級1体!!」

エレン「アルミンは……絶対に助ける」バシュ

トーマス「エレンの奴早すぎだろ。全然追い付かねえ」バシュ

ミーナ「(私だけだったら追い付くけど、それじゃあトーマスが……)出来るだけ急ぎましょ」バシュ

――――

エレン(アルミンは、アルミンだけは絶対に巨人に喰わせなんかしない!)バシュ

巨人「……」アーン

バクッ

エレン「う、腕が……」

ゴロゴロゴロゴロ

エレン「あ、あぁああぁぁぁあ!!」

エレン「くっ……アルミン……」バシュ

――――

アルミン「ナックも巨人に食べられて、トーマス達もきっと……」

アルミン「エレンは大丈夫だよね。僕らなんかよりよっぽど強いんだから……」

巨人「……」アーン

アルミン「どうして僕は抵抗しないで食べられようとしているんだろう……分かんないけど、もう……」

エレン「アルミン!」ガッ

アルミン「エレン……なにを……」

ブンッ

エレン「アル……ミン、ヒロインは……死んじゃ……いけないんだぜ」

バクッ

――――

エレン「なあアルミン?ラノベに出てくるヒロイン達は全員危険な目にあってるけど死なないよな」

アルミン「それは、どんな時でも主人公が助けてくれるからね」

エレン「なら、俺が男も女も関係なくハーレムを作ったら誰も死なないですむのかな?」

アルミン「どうだろう?結局はフィクションだから……」

エレン「確かに夢物語かもしれないけど、母さんやアルミンのじいさんみたいに巨人に殺されたり、口減らしで死にに行かされるのを見るのは嫌なんだ」

エレン「俺はミカサよりは弱い。それでも少しは強くなってるつもりだ。アルミンやミカサ、それにまだ会ったことの無い、これから関わる皆を死なせたくない」

アルミン「エレン……」

エレン「気休めでもいい、皆を守れる力がほしい。だから先ずは落としてやる1人残らず」


ガサッ

エレン「……?気のせいか」

アルミン「それはいいけどミカサはどうするのさ?訓練は付き合ってくれるけどハーレムは認めてないでしょ」

エレン「……まあ、なんとかなんだろ」

――――

アルミン「あ…え…」

トーマス「うそだろ…」

ミーナ「……っ、エレン……、みんな一時撤退、中衛部隊の合流地へ!私達だけじゃこれ以上は持ちこたえられない」

アルミン「うあぁあぁぁああ」

トーマス「……了解、アルミンしっかりしろ」

アルミン「何がっ、ヒロインだよっ……主人公が死んだら意味無いじゃないかっ!」

もうすぐで終わる。ので、ちょっと1時間ぐらい休憩します

――――
―――
ステップ11
……グ……か…………もの

ミカサ「エレンの気配が消えた?」

ミカサ「おかしい。トロスト区までだったら、エレンがどこにいても大体の位置はわかるはず」

ミカサ「すみません。この戦況ではあまり長くは持ちません。私は中衛部隊に行き彼らを支援してきます」バシュ

上官「待て、アッカーマン……」

ミカサ(あの日、私は知ってしまった。エレンが何故ハーレムを目指そうとしているのか……だから私はエレンが誰と居ても嫉妬をあまり口にはしない)ビュン

ミカサ「でも、本妻は、私」ザンッ

ズバンッ

奇行種「……」ドシンッ

上官「何者なんだあいつは……」

「荷物を押し込め!!早くしろー、間に合わなくなっても知らんぞー」

上官「何をしている?」

「お前も犬の分際で、見てないで手伝え」

上官「……」イラッ

「貴様なんぞ、私が上に言ったらどうとでもできるのだ」

上官「死体がどうやって、喋ると言うのだ」

「……もういい、荷物を引け」

――――

ミカサ「みんな、どうなっているの」スタッ

アニ「ここにいるのが、中衛部隊で生き残った全員だよ」

ミカサ「エレンが、いない」スタスタ

ミカサ「アルミン!!無事で良かった」

アルミン「ああ」

ミカサ「……エレンは?」

アルミン「第34班……ナック・ティアス、ミリウス・ゼルムスキー、及びエレン・イェーガー、以上3名は……自分の使命を全うし、壮絶な戦死を遂げました!」

ミーナ「……エレン・イェーガー……討伐数5、ナック・ティアス討伐補佐2、ミリウス・ゼルムスキー討伐補佐1の活躍により、この事は必ずや人類の反撃の礎となるでしょう!」

トーマス「固まっておけば良かったんだ……俺らのせいで……すまないミカサ……」

ジャン「くそがっ」

ユミル「あの馬鹿っ……」

コニー「これからどうするんだよ!」

ライナー「どうするもなにもガスの補給をしないことにはどうにも出来ないだろ」

サシャ「だったら早くせんと」

マルコ「今の士気じゃ、どうにもできない」

「エレンが……」

「もう無理だろ」

「死にたくない……喰われたくない……」

ジャン「……」

ミカサ「わたしは――」

ジャン「おめぇら、ずっと待ってたんだろ。憲兵団に、駐屯兵団に……調査兵団に入って。それでいつか外の世界を見に行けるような、そんな最高にハッピーエンドな未来を。何のためにここまで血反吐をはくような思いをして来た!?命を懸けても叶えたい事があったからだろうがよ。少なくともあいつは……エレンはそうだった。それをお前らはこれまで生きてきた日々を、この血吐いてきた3年間を、こんなちょっとの絶望で諦めてんじゃねぇよ。俺らはまだ終わってねえし、始まってもいねえ。いい加減始めようぜ、お前ら!!」

ライナー「……たまには良いこと言うじゃないか」

ミーナ「いつか外をみてエレンのとこへ行ったら自慢しちゃうんだから、こんなとこじゃ死ねないよね」

サシャ「せやね、エレンの悔しがる顔も見なあかんし」

「……そうだよな」

「喰われたくないけど……このままじゃ死ぬだけだ」

「よし、精一杯逃げるとするか」

「「「「うおおおおおおおおお」」」」

ミカサ「……」

ジャン「よし。取り敢えずここで班を再編成するぞ。ミカサ、ライナーを先頭の第一班にして出来るだけ後衛へ巨人を回さないように移動」

ジャン「各班には成績上位を班長にし、5人1組で行動。班同士で連携をとれるが、密集し過ぎて巨人に狙われないような位置を保ったままにする」

ジャン「……俺は最前列で巨人たちを引き付ける」

コニー「は?何いってんだよジャン!!」

ジャン「うるせえ!ならおまえら、あの巨人の群れに気を配りながら移動出来るのかよ!!この中でミカサ以外で立体起動が上手いのは俺だろ。なら俺がやらねえで誰がやんだよ!」

ユミル「……驚いた。あんたも死に急ぎ野郎だったとはね」

ジャン「この状況で死に急ぐも、死にたくないも変わんねえよ、できることをやらなきゃ死ぬだけだ」

ユミル「わかったよ。精々足掻きな」

クリスタ「待って、なら私が」

ユミル「待つのはあんただよ死にたがり」

クリスタ「……ユミル」

ユミル「エレンが死んだとたんこれか、ふざけるな!夢はなんだったんだ?死ぬことじゃないだろ!!私達と外の世界を見ることだろ」

クリスタ「……そうだよね、分かってるよ」

ジャン「話はすんだか。なら俺は先に行くぞ」バシュ

――――

ジャン「……っと。周りを鼓舞したのはいいけど、俺絶対死ぬパターンだろ」

マルコ「慣れないことはするもんじゃないよ。アルミンに借りた本ほとんど丸パクリじゃないか。大体、ジャンに主人公は似合わないし」

ジャン「マルコ。お前なんでここにいるんだよ!」

マルコ「僕はさ。今までで1度もエレンに勝ったことがなかったんだ……それこそ死に物狂いで、訓練をこなしても順位はエレンのが上だったし」

マルコ「でもエレンは班の皆を助けて死んだ。もし、僕がここにいる全員をのためになることができたなら、はじめてエレンに勝てるんだ」

ジャン「お前……」

マルコ「僕だって死ぬつもりはない。それに、ここで格好いいところを見せることが出来たらマルコハーレムだって作れるかもしれないだろ」

ジャン「……そうだな、こんなところで死んでたまるかってんだ」

マルコ「ほら、いこう。エレンに勝つチャンスと僕のハーレムのために」

ジャン「誰も入らなかったら、入ってやってもいいぜ」ビュン

マルコ「男なんか勘弁してくれよ」ビュン

ジャン「前方にいるのは大体20体ぐらいか?」

巨人達「……」ワラワラ

マルコ「ここにいるのを引き付けてからルートを変えよう」

――――

エレン「俺は……食われたのか、ならここは巨人の腹の中」

エレン「アルミンは無事かな……」

エレン「ナック……ミリウス……」グッ

エレン「守るって決めたのに!サシャ、クリスタ、アニ、ミーナ……ミカサ」

エレン「力が欲しい。どんな脅威からも守れるほどの力が!!」ガリッ

巨人「ぐおおぉぉおぉおお」

――――

ライナー「ジャンとマルコのお陰でだいぶ楽だな」バシュ

ミカサ「今は全然いないけど、近付くと増えてくる」バシュ



コニー「ジャンにマルコの奴、なんなんだよ」バシュ

ユミル「あいつらにも思うところがあったんだろ」バシュ



サシャ「こんな事せんでも」バシュ

ミーナ「……そうだよね」バシュ



クリスタ「エレン……」バシュ

アルミン「……」バシュ

ライナー「みんな待て!!」

ミカサ「どの窓にも15メートル級が張り付いてる」

コニー「ここに来てこれかよ」

アルミン「1ヵ所開けたぐらいじゃみんなは入れない」

サシャ「どないしたらええの」

クリスタ「何ヵ所か同時に開けないといけないのかな」

アニ「最低でも3ヵ所は欲しい」

アルミン「……成績上位とユミル、ミーナで班を3つ作ろう、残りはその中の班に入って巨人の陽動をしてもらう。多分これが1番生存率が高いはずだよ」

ユミル「はぁ、ったく調査兵団に入ったら毎回こんななのかよ」

サシャ「気が滅入ってまう」

ミーナ「誰も守れないで、自分の身すら……」

ミカサ「大丈夫。私は強い。ここの誰よりも強い。ので、エレンの代わりにみんなを守ってあげる。それはやはり、本妻の仕事。あなた達は泥棒猫よろしく、隅っこでこそこそしていればいい」

アニ「誰が本妻だって」イラッ

サシャ「寝言は寝て言わんかい」イラッ

ミーナ「泥棒猫って」イラッ

ユミル「なんかイラッとするんだけど」

クリスタ「えっ、まさかユミルも……」

ユミル「いや、そんなんじゃなくてだな……アイツの言い方……そう、言い方が気にくわないんだよ」

ギャーギャー

コニー「なんでここに来て修羅場になってんだよ」

ライナー「エレンのせい?いや、お陰なのか?」

アルミン「ははっ、やっぱりエレンは凄いな」


ミカサ「なら、見せてみるがいい、あなた達がエレンや本妻である私に守られてるだけじゃないって」バシュ

ミーナ「言っておくけど、自分の体を支配できてるのが自分だけだと思わないでよ」バシュ

サシャ「早く立ち上がらんかいっ!!ぼさっとしてると置いてくで」バシュ

アニ「絶対にミカサの班より早く狩るよ」バシュ

ライナー「女性陣、たくまし過ぎんだろ」バシュ

クリスタ「エレンが選んだヒロイン達だもの」バシュ

アルミン「そういえば、エレンが選んだヒロイン達に僕やライナーも入ってるみたいだよ」バシュ

ライナー「えっ」ドキッ

コニー「ライナー、気持ち悪いぞ」

――――

ミカサ(エレン、これで良かったはず)ビュン

ミカサ(エレンの事をみんなに覚えておいてほしかった……私もエレンに助けられたこと、エレンのやろうとしてたこと全部覚えていたい)スカッ

ミカサ「くっ、ガスが」

ドシャ

巨人「あぁぁああぁ」ブンッ

ミカサ「……この世界は残酷。でもエレンとの記憶があればきっと私は大丈夫」

巨人「ぁああぁぁあ」ブオンッ

バキッ

ミカサ「かはっ」

ミカサ(ああ、強くありたかった……もっとみんなと生きていたかった、もっと、もっとエレンといたかった)フラフラ

巨人「――――」ブンッ

バキッ

ミカサ「……なにが……」

巨人?「ぐおおぉぉおぉおお」ブオンッ

バキッ

巨人「……」ドサッ

アルミン「ミカサ!!」

ミカサ「エ……レン……」

アルミン「大丈夫かい?僕はアルミンだよ」

ミカサ「違う……あれ……」

アルミン「あれは巨人だって、確かに巨人を倒す巨人は珍しいけど」

ミカサ「私には分かる……あれはエレン」タッタッタッ

アルミン「全く……」

――――

ズバンッ

ミーナ「今のうちに中へ!!」

「「「うおおおおおおお」」」

ガシャン

ミーナ「他の班は……ミカサとアルミンがいない」バシュ

サシャ「何やってんねん、ミカサ」バシュ

ユミル「あんだけ大口叩いておいて」バシュ



アニ「ちょっと向こうにいってくる」バシュ

クリスタ「私も。みんなはこのままここで待機」バシュ

――――

巨人「……」ブンッ

ライナー「ミカサがいないだけでこの様かよ」

コニー「おい、巨人が1体走ってくるぞ!!」

ライナー「?奇行種にしては様子がおかしい」

巨人?「ぐおおぉぉおぉおお」ブンッ

バキッ

巨人「……」ドシンッ

コニー「他の巨人達が群がって」

巨人達「あぁぁああぁ」ブンッ

バキッ

ライナー「俺らには目もくれないな」

サシャ「なんやねんあの巨人」

アニ「巨人が巨人を襲ってる」

コニー「よくわからないけど、チャンスじゃないか」

ミーナ「……あの巨人を助けない?」

コニー「は?今なら中に入れるのに何で?」

クリスタ「私もミーナに賛成」

ユミル「多分あれは敵じゃない」

サシャ「あの巨人から何だか懐かしい匂いがするんよ」

アニ「私も行くよ」

ライナー「分かったよ、どうなっても知らないからな」

――――

サシャ「らあああああ」ザンッ

クリスタ「やああああ」ザンッ

アニ「……」ザンッ

ミーナ「はあああああ」ザンッ

巨人達「……」ドシンッ

コニー「ほんとにやりやがった。俺ら要らなくね」

ライナー「でもあの巨人もボロボロだぞ」

巨人?「……」シュー

ミカサ「エレンっ!!」

ライナー「ミカサ、なにいっているんだ」

アルミン「ミカサはあの巨人がエレンだって言ってるんだ。というかミカサ走ってるのに早すぎるよ」スタッ

コニー「うなじから人が出てくる……」

ミカサ「……っ!!」ダッ

アルミン「まさか、本当に?」

――――

グリシャ「いいかエレン。……は……今か……副作用で記憶障……でる」

グリシャ「でもこれだけは覚え……ハーレ……目指……ミカサのフラグを……かしなさい」

グリシャ「フラグは建てたままではいられないんだ」

――――

ミカサ「エレン……エレン!!」

エレン「ミカサ……泣いてるのか?」

ミカサ「良かった……本当に良かった……」

エレン「何が……起きたんだ」

ミカサ「エレンが、巨人に食べられたって聞いて……撤退しようとしたら巨人に囲まれて……巨人が巨人を倒しはじめて……その巨人はエレンで……」

エレン「何言ってるのかさっぱり分からないんだが」

ミカサ「……でもそんなことはどうでもいい……私はエレンがいればそれでいい……エレンが居れば何だって出来る。だから、エレン生きててくれてありがとう」

エレン「ミカサ……」

ミカサ「これからも、ずっとそばにいてほしい。恋人じゃなくても、家族、でも、いいから……」

エレン「フラグは建てたままではいられない。か……」

ミカサ「どうしたのエレン?」

エレン「いや、俺は……、俺もこいび――――」

サシャ「その先は、言わせへんよ!」

アニ「ミカサ!抜け駆けは許さない」

クリスタ「わ、私も、ずっとそばにいたいからね!」

ミーナ「私がそばにいないと寂しいって言ってくれたじゃない!」

ミカサ「逃げよう……エレン」ガシッ

エレン「って、なんでお姫様だっこなんかしてるんだよ」

ミカサ「夢、だったから」

ーーーー

アルミン「ユミルは行かなくていいのかい?」

ユミル「私のクリスタが笑顔で泣いてるなんて光景、なかなか見れないから目に焼き付けてんだよ」グスッ

アルミン「素直じゃないなあ」


ジャン「ったく、死に物狂いでこっちに来たと思ったらどうなってんだよ」

マルコ「良かったけど複雑な気持ちだよ……」

ユミル「あれ、お前らいつの間にここに来たんだ?」

ジャン「酷くねえか、それ!!」

アルミン「まあ、エレンにいいとこ全部持ってからたからね」

マルコ「本当だよ。『マルコ素敵!』『これからはマルコに付いていくよ』何て言葉を期待してたのに無視だよ、無視」

アルミン「マルコ素敵!」

ライナー「これからはマルコに付いていくよ」

マルコ「僕のハーレムフラグがあああああ」ジタバタ

ライナー「ポッキリ折れたな」

マルコ「くそおおおおお」

コニー「落ち着けって」

エレン「おー、ジャンにマルコ!姿見なかったから心配したけど無事で良かった」ニコッ

ジャン「うるせえ、そこ変われ」

ミカサ「ジャンは……遠慮しておく。でも、ジャン。マルコもみんなのためにありがとう」ニコッ

クリスタ「私達も感謝してるからねー!」

サシャ「後で2人にパァンあげるからー!」

ミーナ「ちょっと格好良かったよー!」

アニ「下心が無ければもっとよかったけど!」

ジャン「……エレンと、ミカサを追いながら言われてもな」

マルコ「……でも、まあ今日ぐらいはそれでもいいか」グスッ

ライナー「……だな」

コニー「泣くなよマルコ」

――――

エレン「なあ、ミカサ」

ミカサ「どうしたの?」

エレン「俺はみんなを守れてるかな?」

ミカサ「大丈夫。エレンは1人じゃない、私だって一緒にみんなを守る」

エレン「ありがとう。……えーっと、その……一度しか言わないからちゃんと聞いとけよ」

エレン「お前がいてくれて良かった。俺もお前が好きだからな」ニコッ

ミカサ「うん……うん!」

ステップ11
フラグはいつかどうにかするもの



終わり

2ヶ月以上だらだらとすいませんでした

マルコの死亡フラグはきっとハーレムフラグと一緒に折れました

思い付きで書くもんじゃないね
次は書き溜めをきちんとしてからやることにします

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