翌朝・食堂


クリスタ(昨日は勢い任せで言っちゃったけど…)ﾓｸﾞﾓｸﾞ

クリスタ(私、いつもユミルに助けてもらってるんだよね…)ﾓｸﾞﾓｸﾞ

ミーナ「それで、その次の日にー、って聞いてる？クリスタ」ﾉｿﾞｷｺﾐｰ

クリスタ「あ、ごめんね、ボーッとしちゃってた」ｱｾｱｾ

ミーナ「あはは、平気だよ。じゃあ、もう一度説明するけどー……」ﾍﾟﾗﾍﾟﾗ

クリスタ(…………)

ライナー「おい、知ってるか？ベルトルト」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

ベルトルト「何をだい？」ﾊﾟｸﾊﾟｸ

ライナー「今日から三ヶ月、ユミルはこの訓練所に帰らないそうだ」ﾆﾔｧ

ベルトルト「へぇ…何かの依頼かな」

ライナー「この三ヶ月こそが俺に与えられた時間だ」

ベルトルト「でも、三ヶ月なんて長期間…上からの依頼だろうな」

ライナー「つまり何が言いたいかっていうとだな…」ｸﾞｯ

ベルトルト「ごちそうさま、先に部屋に戻ってるよ」ｶﾞﾀｯ

ライナー「三ヶ月の間にクリスタを落とす!!」

サシャ「ん？えーと？つまり？そのパンもらってもいいってことですか？」ﾑｼｬﾑｼｬ

ライナー「」

サシャー…

対人格闘訓練


クリスタ「ミーナはハンナと組んでるし…どうしようかな…」ｷｮﾛｷｮﾛ

ライナー「く、クリスタ！俺と組まないか？」

クリスタ(た、体格差がありすぎて怖いよ…でも……)

クリスタ「あ、ありがとう。じゃあ、お願いします」ﾆｺ…

ライナー(ぃよっしゃぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!)

エレン「おい、アニ見ろよ」ﾊﾞｼﾊﾞｼｯ

アニ「私とやりあってる時によそ見なんて…いい度胸だね」ﾊﾞｼﾊﾞｼｯ

エレン「はぁ…？ほらあれ！ライナーがクリスタと組んでる」ﾊﾞｼﾊﾞｼｯ

アニ(私と組んでるのに、クリスタの方を見てる…!？)ﾄﾞｶｯ

エレン「いててっ…」

アニ「ふん。全然相手にならないね」ｽﾀｽﾀ

エレン「何だよ、急に不機嫌になりやがって…」

ライナー「次は俺がならず者だな」

クリスタ「う、うん」

クリスタ(ライナーが手を抜いてくれてるのがわかる…これじゃ訓練になってないよね)ｼｮﾎﾞﾝ

ライナー「どうした？クリスタ」

クリスタ「う、ううん、何でもないよ」

ライナー「そうか…ん？あれは…アニ？」

アニ「……」ｽｯ

ライナー「？」

アニ「」ﾄﾞｶｯﾊﾞｷｯﾒｷｯ

ライナー「」ｳｯ…