妹「私とセックス、ですか……?」 (20)

 

 

男「そう! 僕は君と温かい家庭を作る将来まで考えてるんだよ!」

妹「でも私、お兄ちゃんと子作りセックスしてますよ」

男「は?」

妹「まだ妊娠してないですけど、卒業までには妊娠したいと思ってますし」

男「……妹ちゃんは奥ゆかしいなぁ」

妹「どうしてそうなるんですか?」

男「そういう過激な事を言って僕に諦めさせたいんだろ?」

妹「ふふっ」

男「何笑ってんのさ?」

妹「いえ。そんな風に気遣うほど、私が貴方を気に掛けていると思い込んでるのがおかしくて」

男「はぁ?」

妹「あなたが毎日私をストーキングしていたの、気付いてましたよ」

男「……」

妹「いつもお兄ちゃんと家で笑っていました。気持ち悪い勘違い男がいるって」

妹「二人で貴方の話をしながら、愛を確かめ合うんです」

妹「肩と肩を寄せ合って、自然を体が触れ合って、お兄ちゃんの手が私の服の中に」

男「やめろぉ!」

妹「どうしたんですか?」

男「お前は、お前は俺の妹ちゃんじゃないっ!」

妹「本当に気持ち悪いですね。私があなたのものだったことなんて、一度もないのに」

男「死ね! お前なんて死んでしまえ!」

妹「ふふっ、怖いですね。私はあなたの死なんて願いませんよ。どうでもいいですから」

妹「私はこれからもお兄ちゃんと一緒に幸福に生きて行きますから、あなたはそこで喚いていてください」

妹「それじゃあ、さようなら」


みたいな

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