P「…あれ?あれとあれは…一緒だよな、ということはだ」 (22)

小鳥「なにをぶつぶつつぶやいているんですか?」

P「いや、一つ発見がありまして」

小鳥「聞きましょう」

P「あのですね、千早って、千早=壁じゃないですか」

小鳥「ぶん殴られますよ!?」

P「まぁまぁ、事実を否定してもなにも始まりませんよ」

小鳥「…い、居ないわよね千早ちゃん…」

P「事務所には二人っきりじゃないですか音無さん」

小鳥「まぁそうなんですけどね」

P「話を戻しますね、千早=壁なんですけども」

小鳥「ええ」

P「つまり今俺は千早に囲まれているということなんですよ」

小鳥「………ん?」

P「だってそうでしょう?千早は壁ですから、四方を壁に囲まれている今はつまり…」

小鳥「あー、なるほど、そういうことですかはい」

P「気がついてしまったんですよ、今俺は千早に囲まれているんだって」

小鳥「…いやいやいやいや」

P「なにがおかしいんです?だって千早=壁ならそれは壁=千早です、つまりこの壁も」スッ

P「ここも、ここも、ここも、全部千早です、ここは…腕かな?」

小鳥「ただの壁ですよ」

P「ふふっ、わかってないですね音無さん」

小鳥「なにがでしょう」

P「俺はね、千早とはまだまだ上手く進展してないなと思っていたところです」

小鳥「はい」

P「それは俺が全員のプロデュースをしているので、一人ひとりに割ける時間が少ないというのが根本的な原因なんです」

小鳥「なるほど」

P「ですが、気がついたのです、千早はどこにでも居る、俺と千早は大体いつも一緒です」

小鳥「室内での仕事が多いですからね」

P「ふふ、これからは気軽に千早とコミュニケーションが取れますね、いやよかった」

小鳥「(ついに壊れてしまったのね…)」

P「それでな、千早今日は実はこんなことがあってだな…」

小鳥「(それからプロデューサーは壁に語りかけながら仕事をし始めました)」

小鳥「(仕事量…減らしてあげよう、あと良いお医者さん探しておかなきゃ…)」

………

P「あ、もうお昼ですね。今日はどうします?」

小鳥「そうですねぇ…今日は出前の気分です」

P「じゃあ適当に中華でも出前頼みますか」

小鳥「そうですね、えーっと出前のメニューはっと…」

………

<アリアトッシター!

P「んー、いい匂いだ」

小鳥「プロデューサーさんはラーメンですか」

P「結構ここのラーメン美味しいんですよ、音無さんは野菜炒めですね」

小鳥「野菜を取ろうと意識しているのです」

P「健康第一ですね」

小鳥「では」

P「頂きます」

パクパクシャキシャキズルズルドンガラガッシャン

P「うん、美味しい」

小鳥「あ~、どうしてこう自分で作った野菜炒めと違って食感も味も違うんでしょう…」

P「一回野菜を油に通すそうですよ」

小鳥「へぇ~…なるほど、それから炒めるんですね」

P「するとしゃきしゃきの美味しい野菜炒め…が…あ、ああぁぁぁぁああああああああ!!!!!!」

小鳥「!?」

P「なんということだあぁぁぁぁぁぁああああああああああ!!」

小鳥「ど、どうかしたんですか!?」

P「気がつかないんですか!?しゃきしゃきですよシャキシャキ!!!」

小鳥「しゃ、しゃきしゃき?」

P「その野菜炒め!!にらとかキャベツとか豚肉とか…もやしが入ってるんですよ!?それがしゃきしゃきなんですよ!?」

小鳥「………あっ」

P「もやしと言えば…もやしと言えばやよいでしょう!!!!!!」

小鳥「え、えぇ~…」

P「つまりそれはもやし=やよい!!それがしゃきしゃきなんですよ!?油に一回通されてるんですよ!?」

P「やよいぃぃぃぃ!!!!!糞ッ!!なんて残酷なことを!!」

小鳥「え、いやあのもやしですよ?」

P「でもやよいじゃないですか!!」

小鳥「いやほらもやしですって、はいあ~ん」

P「あ~ん」

小鳥「………どうですか?」

P「………ひぐっ」ポロポロ

小鳥「えぇ!?なんで泣くんですか!?」

P「美味しい…おいしいんですよぉ…でもやよいなんですよぉ…くそぉ…美味しいよぉ…ううううう」

P「やよいいいいいいいいいいいいおいしいよおおおおおおおおお!!!!」

小鳥「(泣きながらもやしばかり食べてる…)」

P「うおおおおおおおおせめて俺がすべて食べつくしてやるうううううううううううう!!!」

P「………ふぅ…ご馳走様でした」

小鳥「(見事にもやしだけ食べられてしまったわ…別にいいのだけれども)」

P「やよい、君は美しく、そして美味しかったよ…」

小鳥「油でツヤツヤですし、しゃきしゃきですし」

P「くそっ…どうしてこんなことに…」

小鳥「出前を頼んだからですかね?」

P「…はっ!?…お、俺は…な、何を…頼みました…か?」

小鳥「ラーメンですね、チャーシューめん大盛り」

P「………あぁあぁぁっぁぁぁあっぁぁ!?!?!?!!?」

小鳥「…あの、まさかとは思いますけども」

P「貴音ぇぇぇぇえぇぇ!!!!!!!」

小鳥「………」

P「くそおおおおおおおおお!!!!俺は貴音も食べてしまったのかぁぁぁっぁぁあ!!」

小鳥「だめだこの人…」

P「糞ッ!!糞ッ!!俺は俺が憎いっ!!」

小鳥「まぁまぁ落ち着いてください、まだスープが残っているじゃないですか」

P「………つまり?」

小鳥「貴音ちゃんは、無事です」

P「貴音ぇ…そうかぁ…無事だったかぁ」ナデナデ

小鳥「(どうしよう、この人、器をすっごい優しい目でなでてる、私もしてほしい)」

P「うんうん、そうだよなぁ…うんうん」

小鳥「あ、あのプロデューサーさん?貴音ちゃんが無事だとわかったのはその…私のおかげですよ?」

小鳥「はい、私のおかげです、私偉い!」

P「…そうだねー偉いねー」

小鳥「流された…よよよ」

P「…やよいの犠牲を無駄にしないように…俺は…貴音だけでも助ける」

P「それが…プロデューサーだ」

小鳥「はい、残ったスープは流しましょうねー」ザバー

P「貴音ぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!」

小鳥「(あれから30分ほど、プロデューサーさんは虚ろな目で虚空を眺めていた)」

P「貴音…やよい…すまない…俺がふがいないばっかりに…」

小鳥「まぁまぁ、終わったことは仕方の無いことです、切り替えていきましょう」

P「…はい、先に行っていてくれ…俺も直ぐに追いつくっ!」

小鳥「じゃあお仕事しましょうねー」

P「…はぁ、今日も書類仕事…えーっとこれはこっちで…ん?」

小鳥「どうかしましたか?」

P「………音無さん、重大なことに気がついたんです」

小鳥「はぁ、またですか」

P「…ここにカチューシャがあります」

小鳥「はぁ」

P「それを俺がつけるとですね………」

小鳥「…前髪があがりますね」

P「そう、つまりデコがでるんです、つまりですね」

小鳥「いやあのもういいですはい」

P「俺のデコは、今伊織のデコとつながっているんですよ」

小鳥「どうしてそうなるんですかね…」

P「いやだって考えてみてください、俺のデコ=デコです」

小鳥「デコですね」

P「伊織のデコもまたデコです、つまり俺のデコ=伊織のデコなんですよ」

小鳥「…あれー?なにか不に落ちない」

P「伊織ーさびしかったかー」サスサス

小鳥「自分のデコに話しかけないでくださいよ」

P「いいえ違います、俺は今伊織とスキンシップを取っているのです」

P「ほら伊織ーでこぴんするぞーほらっ!…っいったぁ!!」

小鳥「馬鹿ですか」

P「ふぅ…ふふ、伊織め、でこぴんされて喜ぶなんてとんだ変態さんだな」

小鳥「変態が何をいいますか」

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