幼馴染「あのね…私…ずっと男君の事が…」(118)

幼馴染「男君の…事が…」

男「うん」

幼馴染「男君の…男君の…」

幼馴染「お」


幼馴染「おぇええええぇぇえええええええええええええええええええええええええええええええええっ!!!」

ビチャビチャビチャビチャ

男「だ、大丈夫?幼ちゃん」

幼馴染「ごほっ、ごほっ…ふぇえ…」

男「ほら、顔拭いて」

幼馴染「うええ…」

男「よしよし」

幼馴染「ううう…ごめんねぇ……」

男「保健室行く?着いてくよ」

幼馴染「うん…」

幼馴染(また言えなかったよぉ…)

女「何あんた。また告白失敗したの?」

幼馴染「うん…」

女「今回で何度目よ」

幼馴染「こ、今年に入って…じゅ、じゅにかい?」

女「何?その数だけゲロ吐いたわけ?」

幼馴染「うん…」

女「不毛にも程があるわね…」

幼馴染「で、でもねっ。今日は頑張って途中まで言えたんだ」

幼馴染「最初の方は、告白しようと思ったら直ぐに吐いちゃったから…」

女「いい加減緊張したら吐く癖治しなさいな」

幼馴染「うん…」

男「あ、いた」

男「幼ちゃん、一緒に帰ろう」

幼馴染「あ…うん。ちょっと待ってて…」

女「あら、もう帰るの?」

幼馴染「うん。女ちゃん、またねっ」

女「ばいばーい」

幼馴染「おとこくーん!」トテテテ

ズルッ

幼馴染「きゃんっ」

男「わ…。大丈夫?」

幼馴染「ふええ…」

男「どこか痛む?」

幼馴染「おでこ打ったぁ…」

男「よしよし」

女(幼児と保護者…)

幼馴染「そしたらね、女ちゃん凄く怒っちゃって」

男「あはは、女さんらしいね」

幼馴染「あ、でもねっ。普段はとっても優しくて、よくお菓子とかくれるし…」

男「そうなんだ…。少し意外だなぁ…」

男「あ…家着いたよ」

幼馴染「あ…も、もう?」

男「じゃあ、また明日」

幼馴染「うん、また明日…」

男「ばいばい」

幼馴染「………………」

幼馴染「ま、待って男くん…!」

男「………?」

幼馴染「あのね、男くん」

男「うん」

幼馴染「私ね、小さい頃から男くんの事がね」

幼馴染「す……す……」

幼馴染「す、」

幼馴染「すおろろろろろろろろろろろろろろろろろろろろろろろろっ!!!!」

ビチャビチャビチャビチャビチャビチャビチャビチャビチャビチャ

男「お、幼ちゃん!」

幼馴染「ろろろ…」

男「ほら、ハンカチだよ。拭って」

幼馴染「ううぅ…」

男「今、おばさん呼んでくるから」

幼馴染「あ、待って…」

幼馴染「ああぁ…」

幼馴染「うえええええええええええええええん!また言えなかったよぉおおお!」

お嬢「また失敗したんですの?」

幼馴染「うん…」

お嬢「今回はどういう風に?」

幼馴染「えとね、帰り道に、二人っきりのところで…」

お嬢「シチュエーションは悪くないですわね」

幼馴染「男くんを引き止めてね、す、好きですって言おうとして」

お嬢「吐いたんですのね」

幼馴染「うん、吐いたの」

幼馴染「もうね…どばばばーって」

お嬢「そこは詳しく説明しないでよろしいですわ」

お嬢「それにしても困りましたわね…」

お嬢「正味な話、最初から進歩がありませんわ」

幼馴染「ごめんねぇ…お嬢ちゃん」

お嬢「あらあら…泣かなくていいんですのよ。幼さんこそ、こうもめげずに頑張れるなんて、立派ですわ」

幼馴染「私も、何度もくじけそうになったんだけど…」

幼馴染「やっぱり、男くんの事が諦められないから…」

お嬢「そうですの…」

お嬢「それ程の気力があるなら、次はきっと成功しますわ」

お嬢「わたくし、いつも幼さんの事を応援していますわよ」

幼馴染「お嬢ちゃん…」

頭おかしい

発想力は評価する

男「幼ちゃん、国語のノート返して貰いに来たよ」

幼馴染「あ、おとこくん…」

お嬢「チャンスですわ」

幼馴染「えっ…?」

お嬢「今言うんですの!」

幼馴染「で、でもぉ…みんな見てるよぉ…」

お嬢「今更ですわ!」

男「? 幼ちゃん…?」

幼馴染「あ、何でもないの。ノート貸してくれてありがと」

お嬢「男さん、幼さんが貴方にお話があるそうです」

男「え?」

幼馴染「お、お嬢ちゃん…!」

お嬢「ほら、今こそ死力を振り絞る時ですわ!」

幼馴染「お、おとこくん…」

男「うん」

お嬢(ファイトですわ!)

幼馴染「男くん、私ね…」

男「うん」

幼馴染「男くんのことがね…」

幼馴染「す、す、す…」

幼馴染「好きなのっ!」

幼馴染「……………」

幼馴染(…え?!)

幼馴染(い、言えたあ…!)

幼馴染「お、お嬢ちゃんっ…!私…い、言えたよっ」

お嬢「……………」

幼馴染「お嬢ちゃん…?」




幼馴染「あ…あう…あうあ…おろろろろろろぼっ」

お嬢「嘔吐しながら気絶してますわ…」

男「保健室連れてってくるよ」

委員長「そう。また失敗したのね」

幼馴染「やっぱり、私はダメな子なんだぁ…」

委員長「そんな事ないわ。可愛くて文武両道な人なんて、中々いないと思うの」

幼馴染「そんなこと無いよ…。それに、肝心の告白が出来ないんじゃ意味無いし…」

委員長「普通の人は、そういう関係に至るまでの過程に力を注ぐんだけどね」

委員長「まあ、それを含めて貴女なんでしょう」

幼馴染「このまま…告白出来ずに終わっちゃうのかなぁ…」

委員長「あり得ない話じゃないわね」

幼馴染「………え?」

委員長「男くん、学年じゃかなりモテるから、誰かに持ってかれても不思議じゃないわ」

幼馴染「…………」

委員長「それに……って幼さん?どうしたの?」

幼馴染「うえええええええええ!そんなのやだああああ!!」

委員長「ちょ、幼さん!?」

幼馴染「ふええええええええええええええええええ!!!」

委員長「ごめんなさい、嘘よ!冗談よ冗談!」

幼馴染「うわぁぁぁ…!ひぐっ、ひぐ…!」

委員長「男くんが幼さん以外の女性に靡く訳ないじゃない!」

幼馴染「うっ、うううっ…。でもぉ…よく考えたら私何かじゃあ…」

委員長「悪かったわよ…。でもね、幼さん。このままじゃいつか本当にそうなってしまう時が来るわよ?」

委員長「それが数年後なのか、数ヶ月後なのかは分からないわ」

委員長「もしかしたら、明日にでも男くんは何処かの誰かに一目惚れしてしまうかもしれない」

委員長「人の心っていうのはね、そういう風に出来てるの」

幼馴染「…私は、男くんの事を嫌いになったりしないよ?」

委員長「…そうね。幼さんは、きっと何年経っても男くんの事を好きでい続けるんでしょうね」

委員長「でも、恋はちゃんと成就させなきゃ。いつまでも燻ってるままじゃ駄目」

委員長「貴女の場合、燻ってるって訳じゃないけど…」

委員長「その気になれば、現状を打破出来る力はきっとあるはずよ」

幼馴染「本当に?」

委員長「うん、本当よ。それにはちょっと、内臓レベルの頑張りがいるけど」

幼馴染「…………ありがと…。委員長ちゃんのお陰で、ちょっと勇気が出て来たよ」

委員長「ふふ、お役に立てて嬉しいわ」

委員長「あ、そうだ。いい事思いついた」

幼馴染「なに?」

委員長「告白の練習をしましょう」

幼馴染「告白の?」

委員長「そう。私を男くんと見立てて、思い切って告白してみてちょうだい」

幼馴染「でも、本当に効果あるのかな」

委員長「幼さんはこういう基本的な事からやっていくのが近道だと思うわ」

委員長(なにせ吐いちゃうんだし)

委員長「ほら、私は男くんよ」

幼馴染「う~ん」

委員長「幼ちゃん、おはよう(裏声)」

幼馴染「あ、男くんだ」

委員長「今日もいい天気だね(裏声)」

幼馴染「そ、そうだね…!」

委員長「幼ちゃんは今日も可愛いね(裏声)」

幼馴染「や、やだ…男くんたら…!」

女(なにしてんだこいつら…)

ことあるごとに呼び止められてゲロを見せられる男がかわいそう

ラブレターじゃいかんのか

委員長「それはそうと、幼ちゃんは僕に何か言いたい事があるんじゃないのかな?(裏声)」

幼馴染「え?」

委員長「ないのかな?(裏声)」

幼馴染「そ、そうなの!あのね、えとね…。男くん、わ、私ね…」

委員長「うん(裏声)」

幼馴染「男くんの、事が…」

委員長「僕の事が?(裏声)」

幼馴染「す、す、す…」

委員長(行ける、行けるわよ幼さん。もう一息!)

エチケット袋は常備しような?、な?

さあ何が始まる

吐きながらの告白とか…夢あるやん…?

委員長「大丈夫、僕はどこにもいかないよ(裏声)」

委員長「ゆっくりでいいから(裏声)」

幼馴染「! うん…!

幼馴染「おとこくん…。私ね、おとこくんが一緒にいないとなにも出来ないの…」

幼馴染「だからねっ、もしよかったら私と」

男「幼ちゃーん」

幼馴染「すぼロロロロえええええええええええええええええええええええええええッッッ!!!」

委員長「きゃああああああああああああああああああッ!!!?」

男「ッ…!?」

幼馴染「けほっ…お、おとこくん…?!」

ゲロまみれ委員長www

幼馴染「ど、どしたの?」

男「いや、こっちの台詞だよ。急にどうしたのさ?」

幼馴染「え?いや…ちょ、ちょっとね…」

男「大丈夫?胸とか苦しい?」

幼馴染「す、少し…」

男「保健室行く?」

幼馴染「うん…」

男「じゃ、僕はここ片付けとくから行っておいで」

男「女さん、付き添い頼めるかな」

女「いいわよ」

女「あんたも行く?」

委員長「……はい」

女「そ。だったらジャージも一緒に持って行きなさい」

幼馴染「ごめんねぇ…委員長ちゃん…」

委員長「いいのよ…あはははは」

いい加減吐きすぎて胃液で食道とか爛れてそうだな。

幼馴染「という訳なの」

文系「…そうですか」

幼馴染「文系ちゃん、何か良い案はないかな…?」

文系「…私が思うに、幼さんと男さんの関係は、最早友達の域を超えているものと思われます…」

幼馴染「そ、そうかな…」

文系「…ですから…後は幼さんの頑張り次第かと…」

文系「…幼さんが好きだという旨を伝えれば…、まず確実に堕ちると断定出来ます…」

幼馴染「で、でも…私は…」

文系「…はい、存じております。幼さんは、極度の上がり症でしたね…」

男から告白させるようにすれば大丈夫じゃね

いくら可愛くて文武両道でも
歯がボロボロのメンヘラはちょっと…

幼馴染「うん…そうなの…」

文系「…少し、方法を変えた方がいいかもしれませんね…」

幼馴染「どういうこと?」

文系「…なにも面と向かって好きと伝えなくとも良いという事です…」

文系「一つお伺いしますが、幼さんは電話での告白は試しましたか…?」

幼馴染「…一度だけね。三秒でFAXが胃液まみれになったけど…」

ttp://i.imgur.com/KSPhO.jpg
ttp://i.imgur.com/ozUAO.jpg
ttp://i.imgur.com/kWjQm.jpg

これ思い出した

文系「…でしたら、恋文などいかがでしょうか…?」

幼馴染「恋文?ら、ラブレターの事?」

文系「…はい…。メールという手もありますが…大事な局面での使用はやや薄味が目立ちます」

文系「やはり、それなりに親しい間柄なら、渡す本人が心を込めた物が最も効果的かと…」

幼馴染「ラブレターかぁ…そんなの書いた事ないよ…」

文系「…私で良ければ、お手伝いを致しますよ…?」

幼馴染「ほ、本当に?」

文系「はい」

文系「…では、明日に間に合うように、早速取り掛かりましょう…」

幼馴染「は、はい!」

文系「…紙と専用の封筒は、私が御用意しました…」

幼馴染「ありがとう文系ちゃん!」

文系「恐縮です」

文系「…書き出しは、どのように致しましょうか?」

幼馴染「え…と…。ほ、本日はお日柄もよく?」

文系「…そんなに、畏まらなくてもいいんですよ…」

幼馴染「拝啓、男様…」

幼馴染「突然このような手紙を差し上げる非礼をお許しください?」

文系「…率直に、好意を伝えるだけでもいいのでは…?」

幼馴染「す、好きです?」

文系「…その一文だけでは……。もう少し内容を…」

幼馴染「あ、そ、そうだね…」

幼馴染「う~ん…」

文系「…少しずつ進めて行きましょう。私がついています…」

幼馴染「文系ちゃん…」

幼馴染「うん!私がんばるよ!」

幼馴染「絶対に吐き気なんかを催したりなんかしないっ!!」

見事にフラグ立てちゃった…

はよはよ

友「だから俺は留学生のボブに言ってやったんだよ。『俺の仲間に手を出すな』…ってな」

男「へえ…。やっぱり友はかっこいいなぁ」

友「もっと褒めて」

文系「…男さん」

男「ん?」

男「えっと…確か幼ちゃんと同じクラスの…?」

文系「…文系と申します」

男「どうしたのさ?」

文系「いえ、幼馴染さんの事で…」

男「幼ちゃん、また吐いたの?」

文系「はい…。最後に、男さんを連れ来て、と残して息絶えました」

男「分かった、すぐ行くよ」

息絶えたてwww

男「いつにもまして凄惨だね」

文系「面目次第もありません…」

男「文系さんが悪い訳じゃないよ」

男「それはそうと、今回は何をしてたの?」

文系「…手紙を、書いておりました…」

男(そうか…今度は手紙で…)

男「余程緊張したんだろうね」

文系「と言うと?」

男「幼ちゃんは緊張の度合いで吐く量と威力が決まるんだ」

文系「………え?」

男「小学生の時は大玉転がしの大玉を破壊したし、演奏会ではピアノを両断したこともあった」

文系「なんと」

もはや生物兵器…

生きてるのが不思議だわ

男「これくらいでいいかな」

男「じや、僕はもう行くから」

文系「お手数おかけしました」

モブ「いつもお疲れ」

モブ2「本当に助かってるよ」

幼馴染「…………んぁ」

文系「あ、起きましたか…」

幼馴染「文系ちゃん…」

幼馴染「そっか…私、失敗したんだね…」

文系「…はい」

幼馴染「ごめんね…文系ちゃん」

幼馴染「書いてるうちにおとこ君の幻覚が五十人くらい見えて来て…」

幼馴染「最初の方は耐えれたんだけど、その五十人が一斉にソーラン節を踊り始めた辺りで…」

文系「それは…仕方ありませんね…」

なぜソーラン節ww

幼馴染「情けないよね…手紙一つ書けないなんて…」

文系「幼さん…」

文系「まだ…紙はいくらでもあります…」

文系「この失敗を次へと活かしましょう」

幼馴染「文系ちゃん…!」

文系「今度は、吐瀉物が自然に還る場所で」

女「今回も駄目だったんだ」

文系「…申し訳ありません。私の力及ばず…」

幼馴染「文系ちゃんは悪くないよ…」

委員長「手紙っていうアイディアは悪くなかったと思うんだけど…」

お嬢「というより、それが駄目だったらもう詰んでいるんじゃありませんの?」

幼馴染「ふええ…」

お嬢「あらあら、泣いていては何も始まりませんよ」

委員長「しかし本当に手詰まりね。一体いつになったら吐かずに言えるようになるのかしら」

委員長(ていうか何で吐くのかしら)

委員長(いっその事、男くんが告白してくれれば全部丸く収まるのに…)

委員長(男くんだってある程度の察しはついて…)

委員長(でも…もし超が付くほどの鈍感なら幼さんが浮かばれないわ)

お嬢「あら、幼さん。なに磨いてますの?」

幼馴染「ペンダントだよ。私の一番の宝物なんだ」

お嬢「可愛いらしいですわね」

女「あらほんと。どこのよ?」

幼馴染「男くんがくれたんだ。私に告白してくれた時に」

お嬢「」

女「」

委員長「」

文系「……え?」

えっ

なに?

あー、やっぱりその展開来るよね、予想してた通……えっ

お嬢「…あの、少しコジマ濃度が高過ぎて聞き取れませんでしたの。もう一度言ってくださる?」

委員長「私も…急に脳の一部が吹っ飛んだみたい…」

女「告白…してたのあいつ…?」

文系「あの…どういう事ですか?」

幼馴染「…え?え?」

お嬢「説明なさい。わたくしのボルティングドライバーが炸裂しないうちに」

幼馴染「わ、分かったよ」

幼馴染「ばいばい、おとこ君!」

男「うん、また明日」

幼馴染「明日は寝坊しちゃ駄目だよー?」

男「分かってるよ」

幼馴染「おかーさーん」ステテテ

男「……あ」

男「……………」

男「幼ちゃん、ちょっと待って」

幼馴染「…?どうしたのおとこ君?」

男「あ、いや…なんていうか…」

幼馴染「…?」

いいとこで終わりやがって…

















支援

男「今日はちょっと、幼ちゃんに言いたいことがあって…」

幼馴染「言いたいこと?」

男「うん…」

幼馴染「…何か相談でもあるの?」

男「相談…とは違うかな…」

幼馴染「じゃあ、何?」

男「…………」

男「その前に、これ…」

幼馴染「…?」

幼馴染「わあ、綺麗…。これって…」

男「今日、幼ちゃんの誕生日だから」

幼馴染「覚えててくれたんだ…」

男「うん」

幼馴染「嬉しい、大切にするね」

幼馴染「それはそうと、言いたい事って?」

男「うん、それなんだけど…」

男「えっと…」

男「つまり…」

男「その…」

男「…………」

男「好きだ」

幼馴染「」

幼馴染「ふぁ?」

男「好きなんだ。幼ちゃんの事が」

幼馴染「…………」

幼馴染「え?あ、そんなっ…」

男「…だから、そういうわけで」

男「もしよかったら、僕と付き合って欲しい」

幼馴染「………あ」

幼馴染(なななななななな)

幼馴染(え?嘘?告白…された?嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘!?)

幼馴染(確かに私は男くんが好きだけど、まさかおとこ君のくんも私の事が…)

幼馴染(お、おおおおおおおおとこくんおとこくんおとこくん!!)

男「返事、聞かせてくれるかな?」

幼馴染「ひゃいっ!!」

幼馴染「う、うん…。そうだね…返事…お返事しなきゃだよね」

幼馴染「あのね、おとこくん。私達、子供の頃からずっと一緒にいたよね…」

幼馴染「出会った頃からおとこくんはずっと私の憧れで…」

幼馴染「そんなおとこくんと友達でいるだけで、私は凄く幸せだった…」

幼馴染「だから、わ、わらひも、お、おとこくんの事が…」

幼馴染「お、おとこ君の…」

幼馴染「お…」

幼馴染「お」

幼馴染「OOOOOOOOOOHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHッッッ!!!」

男「ッ!!?」

幼馴染「AAAAAAAAHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHッッッ!!!」

男「お、幼ちゃーーーーん!!」

吹いたww

幼馴染「ぐっ…ごほっ…ごほっ…!」

男「だ、大丈夫?!」

幼馴染「だ、だい”じょぶっ…」

男「い、いや…今のは大丈夫じゃないでしょ。破壊光線かと思っちゃったよ」

幼馴染「…ほ、ほんとにっ…大丈夫だからっ…」

男「ほら、背中乗って。苦しいでしょ?おばさんのとこ行こう」

幼馴染「………」

男「幼ちゃん?」

幼馴染「う」

幼馴染「うあええええ…」

男「え?ちょ」

幼馴染「うええええええええんッ!!」

ちょwwww

まあそのシチュエーションでゲロ吐いたなら泣きたくもならあな。

俺の読んでるSS、主人公がゲロ吐くヤツばかりだ……

ワロタwwwwwwwwwwww

男もこんなゲロされてノロウイルスとか大丈夫かよ

感染してなきゃ意味ねぇよ
まあ、幼馴染がノロにかかってたら軽いテロだな

男「ど、どうしたの?」

幼馴染「ごめんねぇ…折角男くんが勇気出してくれたのに……。それなのに…」

男「え?ああ、いいんだよ。幼ちゃんの事情は、よく分かってるから」

男「それに幼ちゃんの気持ちも、大体は伝わったからさ」

幼馴染「それじゃあ…駄目だよ…」

男「え?」

幼馴染「このままじゃ、ずっと男くんに迷惑かけていく気がする…」

幼馴染「それは駄目だよ…」

男「そんな…僕は…」

幼馴染「聞いて、男くん…」

幼馴染「今度は私がーーー」

幼馴染「だから、私がもう一度告白して成功したら、改めて付き合うって約束したんだ」

女「…………」

お嬢「…………」

委員長「…………」

文系「成る程…そういうわけですか…」

幼馴染「ごめんね、ちょっと長くなっちゃった」

女「あんた…」

幼馴染「ん?どしたの女ちゃん」

女「それ先に言え」ドスッ

幼馴染「ぐえしっ!!」

支援こ

幼馴染「ご、ごべんなさい…」

幼馴染「言ったところで…目的は変わりないと思って……」

女「ま、まあ…確かにそうだけど…」

委員長「そんな事情があったのね…」

お嬢「てっきりわたくし、男さんは過去に何らかの理由で去勢されたタマナシ野郎だとばかり…」

文系「………つまり、幼さんが告白を成功させない限り付き合えないと、そういう事なんですね」

幼馴染「うん、そう」

サウスパークとかにこんなやついたな

支援!

教師「ん?まだ残ってんのか。もう下校時かんだぞ」

お嬢「あら、もうそんな時間ですの?」

幼馴染「帰る準備しなくちゃ」ゴソゴソ

幼馴染「………ん?」

女「空腹だわ…」

女「ねえみんな、何か食べて帰りましょうよ」

委員長「いいわね」

女「だったら駅前のお好み焼屋さん行きましょうよ」

女「ねえ幼。もちろんあんたも行くわよね?」

幼馴染「…………」

女「幼?」

幼馴染「おんぶるッ!?」

幼馴染友達多いじゃんよかった

お好み焼きリバースw

幼馴染「ど、どどどどうしたのかなッ!?」

女「いや…あんたがどうしたのよ」

幼馴染「え?何!?ご飯!?ご飯食べに行くの!?」

幼馴染「ご、ごめんね!!ちょっと私用事出来ちゃったから!」

幼馴染「じゃ、じゃあ!また明日!!」

女「ちょ…!」

お嬢「行っちゃいましたわね」

女「な、何よ…あたしとご飯食べるのがそんなに嫌だっての…」

委員長「いや、違うでしょう」

女「じゃ、じゃあ何だってのよ」

文系「何か…手紙を読んでいたみたいでしたよ」

女「手紙…?」

もう来ないの?

支援

いつまでも待ってるので投げ出さないで下さい

待ってる

まだなのか

支援

ほしゅ

わたしまーつーわ

誰か続きを頼む
代行して

こんな作品俺には書けん

え?おわり?

代行してくれるかた募集中

おーい誰かー?

終わらせるのが惜しいSSだよー?

そんなに言うなら手前で勝手にやってろ

あといちいちあげんなうざってえ

幼「はぁ、甘えてたなぁ…そりゃそうだよね、こんな吐幼なんて嫌いになるよね」

女「ちょっとどうしたのよ!」

幼「死のう」

男「清清すらぁ!」

幼「バイビー♪」



おわり

え?

死ね

え?おわり?

。・ 。

てす



てす

終わりかい

>>1はよ

あげ

以下ソーラン節ss

あげ

幼「いやーぁあ れー そーらんそーらんそーらんそぉーらんそーらん♪」

男「ハイハイ!」

発掘

上げ

上げ

上げ

上げ

上げ

続きを

続きはwebにはない

上げ

しゃあない、誰か書くニダ

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