男「セックスは週に四回までです」幼馴染「や」(1000)

男「嫌って……いやそこは俺も譲れん」

幼馴染「私は、ヤ」

男「お前三回戦目からは本当に痛いんだからな?」

幼馴染「でも男はいつもしてくれる……」

男「そらぁ……お前が口で勃たせてくるから……」

幼馴染「学校ある日は一回で我慢してるのに。休みの日くらい沢山したい」

男「そもそも、問題は毎日してる時点でダメだ。俺がダメ」

幼馴染「…………」ジワァ

男「泣いても、ダメ」

幼馴染「じゃあ、お尻の穴は……?アレなら」

男「カウントされるだろ普通」

幼馴染「ふぇ、ふぇら……は……?のーかん……?」グス

男「言い方が悪かった。射精を伴う行為は全てアカン」

幼馴染「……嫌いになった?私のこと……?」

男「大好きだよ。そこは鉄板。でもね、俺の体力とかそう言う諸々を考慮して欲しいなぁって」

幼馴染「……わかった」

男「おぉ!わかってくれましたか!」

幼馴染「でも!でも……代わりにもっとたくさんいちゃいちゃしてくれないと……じゃないと私も保たない…………多分」

男「わかったわかった。約束守れるな?守れなかったら当分お預けだからな?」

幼馴染「うん……週四回迄…………頑張る…………」シュン

男「……頑張れ」ナデナデ

幼馴染「……キス…………してくれないと……頑張れん…………」

男「うんうん。頑張れ」チュ

幼馴染「んむ…………頑張る……!!」

イケメン「どう? 男のよりすごいだろ?」パンパン

幼馴染「ふぁ……すごい///」

イケメン「そんなにセックスがすきなら乱パに来なよ、俺が準備してやるからさ」

幼馴染「はぃぃ……」

で、百人くらいにまわされちゃうんだろぉ? 胸熱

ntrは書けないんだスマン

翌日・学校

幼馴染「おはよぉ」

男「おはっす」

幼馴染「男、私は閃いた」

男「……何を?」

幼馴染「今日から月曜日だから、休みの土曜日まで一切セックスしないの」

男「ほうほう」

幼馴染「そうすれば我慢した分、気持ちいい。私も男も」

男「……(一気に四回もやると俺がツラいけど、俺が決めたことだし何も言うまい)」

幼馴染「だから男も、おなにーしちゃダメ」

男「はいわかりました」

幼馴染「どーんときてがしゃーんとやられる感覚を教えてあげる」ニヨニヨ

男「期待しとく」

キーンコーンカーンコーン


女「おーす」

幼馴染「めーす」

男「さーす」

女「うん?幼ちゃんまた胸がおっきくなってない?」

幼馴染「セクハラ」

女「スキンシップです。男がホルモン分泌させすぎたんやねぇ」

男「セクハラ」

女「デカすぎデカすぎアンドデカすぎ」

幼馴染「女ちゃんがいじめる」

女「いや、いやいやいじめてない。いじめてないから男、そんな怖い顔で睨まんといて」

昼休み

幼馴染「男、私結構頑張ってる」

男「え……と、いきなりどうした?」

幼馴染「我慢してるの。男に言われた頑張れを、頑張ってる」

男「…………別に、変なことじゃなければ我慢しなくてもいいと思う」

幼馴染「そなの?」

幼馴染「ふむ」

男(えらく淡白だな……まぁ助かってるからいいけど)

放課後

男「さ、て……と……幼馴染、帰んぞ」

幼馴染「うぬぅ」

男「…………何でごねてんの?」

幼馴染「ん。ごねてない。でもむにゃむにゃする。あんまり男に甘えてないから」

男「欲求不満?」

幼馴染「多分」

男「あんまり無理するなよ」

幼馴染「せっかくだからいけるところまで我慢してみる」

男「ストイックなやっちゃなぁ」

男「今日飯どする?」トコトコ

幼馴染「お母さんいないでしょ。作りにいく」テクテク

男「お~悪いな。ところで何か不機嫌?」

幼馴染「…………なんか、なんか……」

男「手ぐらいは繋ごうぜ。そんくらいはセーフだろ」

幼馴染「……うん。セフセフ」

キュッ

幼馴染「…………」

男「?」

幼馴染「ん~……」ギュッギュッサスサス

男「おぉ……心なしか顔の険しさが消えた」

幼馴染「……今日も暑いね」

男「おぉ暑いな?」

幼馴染「…………」ポフ

男「んぅ?」

幼馴染「ふぅ~……はぁ……男のにおい……」スハスハ

男「……これは…………まぁいいのかな?我慢してるっぽいし」

幼馴染「うぅぅぅ…我慢……我慢…………む……ふぅ…………」クンカクンカ

男「実のところ汗のにおいはあまり嗅がないで欲しいというか……」

幼馴染「…………」マフマフ

幼馴染「や」ギュゥゥゥ

男「……暑い」

幼馴染「私もにおいだけで我慢してるから男も我慢して」ハスハス

男「あ、はいすみません」

帰宅


幼馴染「おじゃまします」ホクホク

男「ぁっ……シャワー浴びたい…………」

幼馴染「…………もっ回、抱きついちゃダメ?」

男「さすがにダメ。体べとべとだし、また後で相手してやるから今は大人しくしててな」

幼馴染「…………あい……じゃあ上だけ脱いで。洗濯しておく」

男「もはや勝手知ったるって感じだよな。幼馴染は本当に、俺の奥さんみたい」

幼馴染「うん。男大好きだから。大好きだよ?お嫁に行く」

男「ちょっとしたジョークを真顔で返されると照れるな」ヌギヌギ

幼馴染「私はいたってマジメだけども」

シャワワワワ~


男「ついでに風呂もいれとくかな……」


コト…………カタ……


男「…………」ガチャ

幼馴染「ひん」ビクゥ

男「予想通りと言うか平常運行と言うかブレないと言うか……一応聞くけど何してんの?」

幼馴染「男の、シャツとかのにおいを嗅いでた」フスフス

男「……我慢は?」

幼馴染「これでも我慢してるの。こうでもしないと無理なの」

男「初日でこれか……一週間保つんか?」

幼馴染「そこはやってみないと」ハスハス

男「説得力がねぇな、その姿見てると」

幼馴染「~♪」トントンジュージュー

男「お風呂いれてるから湯張ったら入れよ」ゴシゴシ

幼馴染「ん」

男「あ~喉乾いた。牛乳に相談だなこりゃあ」ガパ

幼馴染「あ」

男「ん?」

幼馴染「何で上半身裸で歩くの?」

男「だって暑いし」

幼馴染「……」トタトタ


ギュゥゥゥ


男「なぜ抱き付く」

幼馴染「私が我慢してるのに男が裸でいるのが悪い。誘ってるとしか思えない」

幼馴染「……もう、今日一回くらいならいいかな……?」

男「我慢は?」

幼馴染「我慢して一回……」

男「小さな妥協がやがて取り返しのつかない事になるで」

幼馴染「うぐ…………」

男「まぁまぁ泣くな泣くな。あと5日頑張るだけだ。お前なら出来るって」

幼馴染「土曜日は…………」

男「うんうん」

幼馴染「朝からずっと……ずっと、一緒に私の部屋でセックスだから……」ウググ

男「よ、四回まで……な?」

幼馴染「男を縛って乗っかってやる……」

男「何ソレ」

男「何はともあれ、いただきます」

幼馴染「召し上がれ」

男「美味いな。当たり前なんだけど」ムシャムシャムッシャー

幼馴染「ふふん」モッモッ

男「醤油ちょうだい」

幼馴染「どぞ」

男「さんきゅ」

幼馴染「お茶要る?」

男「ん~。ついでにカラシも取って」

幼馴染「カラシは~い」

幼馴染「あ~ぐ~ら!」ペチン

男「いた」

男「ごちそうさま」

幼馴染「お粗末様」

男「お風呂もう入れるから入ってこいよ。俺洗いもんしとくから」

幼馴染「男も入ろ?」

男「二度風呂する必要がどこにある」

幼馴染「…………」

幼馴染「てや」ガッ

男「ぬわ!?あっぶねぇ!?あにすんだよ!!」ドタン

幼馴染「マウント」

男「……うん。まぁマウントやね」

幼馴染「ぇぅー」ダラー

男「涎垂らすな!!」

幼馴染「しょ、しょ」ニチャチャニチ

男「涎……を塗りたくって……どうすんだよこれ」

幼馴染「指、舐めて」

男「あむ、むぐ」

幼馴染「はぁ~…………はぁ……ふふ」ゾクゾク

男「むちゅ……ちゅるる……」ヂュゥゥゥ

幼馴染「体べとべとだから、またお風呂入らないとね」フルフル

男「ん…………しゃあないなぁ。風呂一緒に入るから。退いて」

幼馴染「わあい」

なんか喰ってる音と思えれ


幼馴染「お風呂に一緒に入って果たして我慢できるのだろーか」

男「服脱ぐ段階で気付くなよンなことに」

幼馴染「でも男にも死活問題」

男「風呂入るだけだろ。やましいことはしない克己心があれば大丈夫」

幼馴染「……覚悟するがいいと思う男」

男「お前やる気満々だな。先入ってんぞ」

幼馴染「このわがままボディを余すことなく使って、男から襲わせれば……ノーカンッ……!ノーカン、ノーカン……!」

幼馴染「失礼~」

男「幼馴染、ここ座って」

幼馴染「?」トスン

男「髪の毛から洗うからな」

幼馴染「あ、はい」

幼馴染(しまった。先手を打たれた)

男「幼馴染の髪の毛は綺麗だなぁ。長いから手入れ大変だろ」ワッシャワッシャ

幼馴染「ん……ふ…………そう、でもない」ピク

幼馴染(髪の毛洗われてるだけで軽く反応する…………相当溜まってるのかな)

男「流すぞー」ザー

幼馴染「んぷ」

男「次リンスなー」ペタペタ

幼馴染(気持ちいいけどなし崩し的にそのまま終わるのも……)

男「髪の毛長いから遊戯みたいに出来るな」シャキーン

幼馴染み(閃いた!)

幼馴染「男!!」

男「おぁ!?ごめん髪の毛で遊んで!!」


幼馴染「身体!!身体洗って!!」

男「身体?」

幼馴染「身体。まんべんなく洗って」

男「任せろ」ワキワキ

幼馴染「これで男も理性を抑えきれずに狼のようになるに違いないのだ」

男「心の声がだだ漏れとる」

幼馴染「!!」

幼馴染「あ……タオル使わないで」

男「つまり手で洗えと……」ゴクリ

幼馴染「お願いね」ポテ

男「身体を完全に俺に任せて、もう可愛いなぁ幼馴染」ヌリュ

幼馴染「ん…………くっ…………」ピク

幼馴染(あ、ダメだ。私感度上がってる……)

幼馴染「前も、あ、あ、あ……洗って……」

男「ふむ……」ニュル

男(うぉぉぉぉやっぱでっけぇぇぇ!!弾力あってやわらけぇぇ!)

男「…………」ムニュムニュ

幼馴染「ぁ……ぁ は……ぁ…………ん、男…………おっぱいばっかり……」

男「お、おぉ……わりぃ、夢中になってた」

幼馴染(効いてる効いてる)

幼馴染「ここも、あらって」スッ

男「ん……ここ?」

幼馴染「違うぅ~……そこ、おへそ……くすぐったい……もっと下ぁ……」

男「まぁまぁへそも洗っとかなきゃ」クリクリ

幼馴染「ひゃ…………ひゃ……」クネクヌ

男「あれ?お前こんなへそ弱かったんだ」

幼馴染「……知らない」

男「ひっひっひ!!じゃあ解禁日にはたくさんへそを舐めてやろう」サスサス

幼馴染「やめ…………なく、ても……いいかな…………うん」

幼馴染「そんな事より……早く……」

男「焦りなさんなって。ちゃんといじってやるから」クチュ

幼馴染「あ……!!」ビクッ

男「お、お~……すげぇ……表面撫でただけなのにこの感度……ビチャビチャだし」ニチャ

幼馴染「指…………入れて……」

男「じゃあ幼馴染が身体動かせばいいじゃん。俺の手貸してあげるから」

幼馴染「へ、変態……」

男「変態でーすー」

幼馴染「そんな変態さんはもうセックスしちゃおう。そうしよう」ヨイショ

男「なんとなくそれはダメ。ダメ、ダメー!!」

幼馴染「な、何でぇ……」

男「頑張る 幼馴染の 邪魔を したくない」

幼馴染「でも男のチンチン……スッゴい固くなって私のお尻に当たってる」

男「……我慢してるんだよ」

幼馴染「! セックスがダメならすまたがある……!!」


男「あ~お前生えてないから、さぞ気持ちいいだろうな」クチィ

幼馴染「あ…………ぅん……」

男「でも、射精を伴う行為は禁止したはずだろ」

幼馴染「ぅ…………」シュン

男「だから、今はとりあえずイかせてやるから、我慢な?」

幼馴染「…………はい……!!」

ちょっと、もう、お風呂場キングクリムゾンしていいかな

幼馴染「うぅ……!!」グスン

男「ごめんって、な?」

幼馴染「やめてって、言ったのに」

男「だって幼馴染が気持ちよさそうだったし可愛かったから……やめるわけにはいかんでしょ」

幼馴染「でも、おしっこ漏らしちゃった……」

男「俺は気にしてないから、さ?綺麗に流したし大丈夫大丈夫」

幼馴染「私がいやなの。バカ!男のバカ!」

男「……俺の事嫌い?」

幼馴染「バカ、バカ!大好き!!でも一緒に寝てくれたらもっと好きになる」ギュウ

男「うん、俺も幼馴染の事大好きだよ」ナデナデ

幼馴染「ん……!!」


幼馴染「へっへー男のパジャマー」クンクン

男「わざわざ俺の奴をぶんどってまで使わなくてもいいじゃん」

幼馴染「男の部屋の男のベッドで男の部屋着ー。男まみれ!!」ゴロンゴロン

男「はいはい俺まみれだねぇ」

幼馴染「……」ピタ

男「どした?凝視して」

幼馴染「今日まだキスしてない」

男「あ~……そうだったか?」

幼馴染「してない」

男「幼馴染ーおいでー」

幼馴染「男が来て。ベッドに」

男「下手に近付いたらベッドに取り込まれてホールドされそうだから、や」

幼馴染「……あ、ふぅん……」トタトタ

男「や、やるのか!?」

幼馴染「ちょやっ」バッバッババッ

男「うぐぁ……やはり幼馴染に身体能力では勝てんのか……」

幼馴染「彼女の誘いを断るような男は……」

幼馴染「キスで塞がれて窒息死してしまえ」ヂゥゥゥチュ

男「ん~む……!!」

チュンチュンチュチュチュン


男「むぁ、ぐ……」パチ

男「ほわぁぁぁ…………くぁ……」

幼馴染「ZZZ」

男「……っあ~……幸せそうに寝とるわ。小一時間キスしやがって……」

幼馴染「んふふ…………ZZZ」

男「ぅわ、首筋にキスマークが……!!ダイソンかよ……どんな吸引力だよ」

幼馴染「ん~…………」

男「起きろ~朝だぞ~」ユッサユッサ

幼馴染「んや~……違う……!!」パシン

幼馴染「……ZZZ…………」スピョスピョ

男「……」

男「起きやしない」

幼馴染「ZZZ」

男「まぁ大概コイツの朝はこんなもの。もう馴れたもの」

幼馴染「超ムニャムニャ」ZZZ...

男「普通に起こそうとしても起きないこんな奴だが……今日はちょっと別の角度からアプローチ」

男「へそを舐めて起こしてみよう」

男「へそを舐めても良いかと問うならば!?」


トウナラバ!!


男「構いませんよ、ねぇぇぇ!!」

ペラ

幼馴染「ん~…………」

男「おぉ、見事なくびれ。我が彼女ながらなんとわがままボディだ」

男「…………」ツー

幼馴染「ん…………」ピクン

男「敏感肌……舐めると」ペロ

幼馴染「ぁゃ…………!!」ビクン

男「うわ跳ねた超面白い」ミチュ

男(へその穴をほじくるように舌先を……)チロチロ

幼馴染「ひゃぁぁ~…………」

男(吸い出すようにキスを)ヂュ、チュヅ

幼馴染「にゃぅっ……ぃにゃ……!!」ビクンビクン

ガバッ!

男「おっ?」

ガシィ

男「ほ、ホールド!?」

幼馴染「いくら私でも起きるよ?ここまでイタズラされたら」

男「そ、それが目的だからな……」

男(足でかにばさみ&抱き締めるように頭を押さえられるなんて……首痛)

幼馴染「男?」

男「何でしょか?」

幼馴染「……ちょっと……かなり、気持ちかったから……またやってくれる……?」

男「……Mだなぁ」

幼馴染「男が私をこうしたくせに……?」

男「オハヨーさん」

母「あいオハヨー」

幼馴染「おはようございます」

母「幼ちゃんおはよう。昨日ありがとねーご飯作ってくれて」

幼馴染「んーん。大したことない。男貰えるならいくらでも作る」

母「健気だねぇ。アレ、欲しいならちゃんと面倒見たげてね?」

幼馴染「見る。四六時中見る」キュピーン

男「母さん飯ー」

男「いってきまー」

幼馴染「いってきます」

母「気を付けてねー」

男「うぃ」


登校中


男「今日はどうする?泊まってくか?」

幼馴染「ん~今日はお母さん居るでしょ。いいよ。近くにいたらむらむらして襲っちゃう」

男「あいあい」

幼馴染「……我慢できる?男が我慢できないなら私泊まってくよ」

男「いや結構」

幼馴染「(´・ω・`)」

完結はさせる。それはもう必ず、絶対、鉄板


教室

女「おっすおっす」

幼馴染「おっす」

男「うぃ」

女「そう言えば幼は一年坊からもうラブレター貰ったかいの?」

幼馴染「んーん。貰ってない」

男「なに、幼馴染って告られたりするの?」

女「かなりね。去年一年だったとき二桁は速攻でいったね」

幼馴染「女、言わなくていいの。そーゆーの」

女「でも後から知ることなんだけど男が居るから次第に告白するやつ居なくなっていって、でも一年が入ってもう三ヶ月は経ってるからそろそろ、ねぇ」

男「ふぅん……」

幼馴染「…………何か?」

男「いや、幼馴染ってそう言うの教えてくれないんだなぁって」

幼馴染「ぅ……ごめん……ね……」

男「いやいやいやそんなん言いたくなかったなら別にいいんだって。そこは幼馴染のプライバシーだし」

女「でも気を付けなよ幼。最近の若いもんは何をしてくるかわからんからね」

男「大丈夫だろ多分。幼馴染強いし」

女「そう言う問題じゃない。男も彼氏なら幼を守るんだよ?」

男「頑張る」

幼「大丈夫。私は男じゃないと満足できない体だから」

女「…………男、ちょいと仕込みすぎたんちゃいますか」

男「そう思うか。だろ。今では俺がそれで困ってるんだ」

幼馴染「あと、今日火曜日、明日水曜日……明後日木曜日…………四日後だから」

男「四日か……長いな」

幼馴染「がむばってね」

女「なに、デートかー?」

幼馴染「たくさん甘えるのだ」

男「だから今は禁欲中なんよ」

女「死なない程度には頑張りゃあ」

男「死期が近いっちゃあ近いよな」

昼休み



男「ほい飯」コト

幼馴染「いららきます」ペコリ

女「男が作ったん?すっごいやんか」

男「なわけ、ねぇ。コイツ昨日俺ん家泊まったからさ、朝おかんが弁当こしらえてくれたんだよ」パカ

幼馴染「むい」モクモク

女「……君ら、本当どんな関係……羨ましい…………羨ましい……なんか男の弁当のグレード、幼ちゃんのに比べて低くない?」

男「な。嫌がらせだよな」

放課後


一年生「お、幼馴染さんは彼氏はいないんですか!?」

幼馴染「居るよ。大好きなのが。ごめんね」

一年生「い……いえ……」トボトボ

男「早速来たな。しかしぐうの音も出ないほどのバッサリだ。幼馴染さんパネェす」

幼馴染「変にあやふやするよりはっきりしたほうがいい。男、帰ろ」

男「ほいほい」ギュ

幼馴染「……男から手を繋ぐなんて久し振りだね」

男「せやろか?」

幼馴染「うん。いっつも私から男に触れてきた」

男「……あぁ……小っちゃい時からそうだったな」

幼馴染「もしかして、もしかしたら」

幼馴染「ちょっと嫉妬……してくれてたりする?」

男「どうだろね」

幼馴染「男は可愛い奴だなぁ」ギュ

男「ただいま~」

母「うい。あんた今日飯どうすんの?」

男「喰う喰う。幼馴染は今日は来ないけど」

母「あ、そ。じゃあ作らんでもええね」

男「いや、よかないよな。何基準だよ」

母「はいはい。で今日何が食べたい?」

男「何でもいいよ」

母「何でもいいが一番困るんだよなぁ」

男「ごちそうさま」

母「うい。風呂沸いてるから入っちゃって」

男「へいへい」



カポーン コポォ




男「ふぃ~……平和だにゃぁ~」ザバァ

男「考えてみたら家に居るときって大概幼馴染が居たなぁ……一人になるときってあまりなかったんか」

男「鬱陶しい訳じゃないけど……なんか新鮮」

男「…………アイツ結構モテるんだなぁ……何で俺と付き合ってんだろ…………」

男「…………」

幼馴染「…………」

男「何で居るの?」

幼馴染「居ちゃダメ?」

男「いや……そう言う意味じゃないんだけど……今日来ないって言ってたもんだから」

幼馴染「家にいても暇だから来ちゃった。部屋で待ってたら男がパンツ一丁で来るというサプライズ」

幼馴染「いかん。心が揺らぐ」

男「あと四日なんだから頑張れ。ゲームするか?」

幼馴染「……やる」

『二見さん!』


男「何でキミキスやねん……」

幼馴染「ちょっと、あまあましたくなったから」

男「対戦とかさぁ……あ、選択ミスったな。その話題はスルーだろ」

幼馴染「くッ……」

男「しかも俺のあぐらの中に座るな。座りにくくないの?」

幼馴染「むしろ落ち着くポジション」ポチポチ

男「ストレートに言うと興奮してくるんだけど。俺も禁欲してるんだけど」

幼馴染「…………」ニヤン

男(なるほどな…………パーカー一枚羽織って胸元を強調、さらには俺が上からのぞき込めるような体勢まで確保して…………なるほどなるほど、俺と根競べしようってか)

幼馴染(私はいつでもばっちこい)ポチポチポチポチ

男(汚いさすが幼馴染、汚い)

幼馴染(土曜日まで待ってるなんてそんか暇なこと出来ない。男から襲ってくれれば後は口先三寸でどうにでもノーカンに出来る…………完璧)

男(くくく…………幼馴染……お前の思惑通りにはさせるかよ!!)

男「…………」ナデ

幼馴染「ん……?」

男「髪サラサラな。いい匂いする」ナデナデ

幼馴染「あまり匂い嗅がないで」

男「なんで?お前はいつも俺の匂い嗅ぐだろ?」スンスン

幼馴染「男はいい匂いだからいーの」

男「だから幼馴染もいい匂いだよ?」

幼馴染「…………とにかく、嗅がないで」

男「へぇ」

男「…………怒った?」ツンツン

幼馴染「……別に」プイ

男「まぁまぁ」コチョコチョ

幼馴染「…………んふ」ピク

男「あっはははっはは、顎は初めてだろ」

幼馴染「猫じゃ、ないんだから……」フニャ

男「うりうり」

幼馴染「んみ……ぃ……」

男「ふぅ、飽きた」

幼馴染「ぁ…………」

男「ん?」

幼馴染「ふなーご」

男「猫か」

男「…………」ジー

幼馴染「…………」ドキドキ

男「ベタだけど……」ハム

幼馴染「うな…………!?」ビク

男「耳たぶウマウマ」ハムハムハム

幼馴染「う、ひゃ…………にゃ」ピク

男「幼馴染ってどこでも性感帯って感じだよな」カプカプ

幼馴染「ゃ…………ん、勘違いしないで……男にだけだから」キリ

男「お、おぉう……」

男「もぉ!ほんっとお前ってばカワイイヤツだなぁ!!」ワシワシ

幼馴染「わぷ」

男「おぉ……ごめん。髪の毛クシャクシャなっちゃったな」ナデナデ

幼馴染「いやいい。もっ回」

男「え?へ? これ?」ナデナデ

幼馴染「違う。さっきみたく」

男「ん?」ワシャワシャワッシャーワッシャー

幼馴染「きゃー」

幼馴染「はぁ…………はぁッ……!!アハハハ……!!くふふふふ!!」

男「汗かいちまったよ……はしゃぎすぎだ」

幼馴染「はぁ……は…………ッ!?」キュピーン


ガバッ



幼馴染「んんんー!!」スハスハスハスハ

男「おぁ!!だ、だいしゅきホールド!?」

幼馴染「はふ…………やっぱり……」ギュー

幼馴染「やっぱり男の匂いが好きだ」モゾモゾ

男「おっ!?はわ!?はは!!ちょ、服捲んな!!」

幼馴染「男ペロペロ」

幼馴染「ふむ。満足した」ツヤツヤテカテカ

男「匂い嗅ぎすぎだ…………そんな、俺の匂いする?」スンスン

幼馴染「男の匂いは私だけが分かればいいので」

幼馴染「男が匂いを嗅ぐ必要はない」

男「さよけ」

幼馴染「ふぅ~……」ポテン

男「今日はもう、満足したか?」

幼馴染「…………」ヂー

男「見上げられると超萌える」

幼馴染「ん」チュ

男「!?」

幼馴染「満足なんてするわけない。ずっと我慢してるんだから。でも、今日はこれくらいでいい。私の負け」

男「お前、俺に襲わせる気満々だったろ。そんな格好でここに座って」

幼馴染「うん。でも、ダメ。男の意志が固すぎる。せっかく襲わせようとしたのに………………別の満足感はあるけど」

男「どうする?一回だけやるか?」ナデナデ

幼馴染「………………………………や、らない」

男「今相当な揺れが……」

幼馴染「今日はとりあえず帰るね。やらないように本当に我慢してるんだから、今日は私が襲っちゃいそう」

男「おう。…………ってその格好で……せめて下にシャツ着てけ」ポサ

幼馴染「…………ん」モゾモゾ

男「今日はもう送ってくから」

幼馴染「えへへー」

幼馴染宅


男「じゃあな。オヤスミ」

幼馴染「上がってかないの?」

男「帰るよ。眠いし」

幼馴染「まだ十時だけど?」

男「……じゃあとりあえずおじさんとおばさんに挨拶だけな」

幼馴染「いらっしゃーい」

男「お邪魔しまーす」

幼父「おう、男」

男「こんばんわーす」

幼母「あらあら家に来るなんて珍しい。いつも幼がお邪魔してごめんね?」

男「いやいやかまへんですよ。飯作って貰ってるし」

幼馴染「男、部屋行こう」

幼父「で、いつになったら孫が出来るんだ?」

幼馴染「お父さん!!」

男「それはもう幼馴染次第かと……」

幼馴染「部屋に、行くよ!!」

男「うい。じゃあまた後で」

幼母「ごゆっくり~」

挨拶だけと言いながら幼馴染の部屋に行く男がなんかかわいい

男「>>165結局長居する予感」

幼馴染「ラウンドツゥ~」

男「ソレはもう、あのー、あれですか?俺の部屋での続きってこと?」

幼馴染「いぇあ」

男「眠いのですが。おっとぉベッドがあるじゃないですかぁ」

幼馴染「それは許さない」ガシィ

男「…………今日は負けだって言ったじゃないですか~やだ~」

幼馴染「高校生なら性欲旺盛でしょ」

男「君のお陰でそれほどギトギトしてないのよ」

幼馴染「むぅ」

幼馴染「なら泊まっていけばいい。それで一緒に寝よう」

男「その、ならっ、て意味がわからん。まぁそんくらいなら……」

幼馴染「大体まだ十時半なのに寝るの早すぎ」イソイソ

男「の割には何だ、嬉しそうだな」

幼馴染「……ねぇ、何でなの?男はどうして我慢できるの?本当に高校生なの?」

男「言っとくけど、お前の性欲が異常なんだからな?ちょっと訳わかんないくらい」

幼馴染「これがセックスレス……」

男「違うと思う」

幼馴染「でも私の性欲が異常ってそんな事ないと思う。多分私の性欲は普通」

男「どの口が……」

幼馴染「大体私がこんなになったのは男とセックスするようになったからで……男が私にセックスを教えたのがいけない」

男「俺のせいかよ……逆レイプが初体験だったくせに…………」

幼馴染「むぅ……!!とにかく男が私をこんなにしたの。男じゃなかったらこんなセックスしてない」

男「むちゃくちゃ言うな君。わかったわかった。俺のせいでいいから寝よう?な?」

幼馴染「男は抱き枕だから。離れちゃダメ」

男「暑くないの?」

幼馴染「クーラーマックスにする」

男「そこまでする?」

幼馴染「是が非でもする。土曜日まで何とかそれで繋ぐ」

コォォォォ



幼馴染「気化冷凍法ッ」

男「さむ」

幼馴染「なら暖まればいい」ポフポフ

男「ん~お邪魔します」モゾモゾ

幼馴染「ど~ぞ。えへぇ」モゾモゾ

男「……なぁ、ちょっとガッチリ過ぎないか?」

幼馴染「そうでもない。挟んでるだけ」

男「動けないんだけど。寝づらいんだけど。寝れないの」

幼馴染「じゃあ寝なければいい。ずっとお話しよう」ギュ

男「鬼か…………」

コォォォォ

幼馴染「男……起きてる?」

男「……んー」

幼馴染「今度、コスプレエッチしよう。実はメイド服があるんだ」

男「んー……」

幼馴染「…………寝てる?」

男「んー…………」

幼馴染「しっかり寝てるし。下着姿の私と一緒に寝てても爆睡出来るもの?」

男「くー」ZZZ

幼馴染「…………」モゾモゾ

幼馴染「…………スゥ」ZZZ

男「んか…………ん?」

幼馴染「クゥ……」スピョスピョ

男「…………さむ」ブル

幼馴染「ふみ…………」モニモニ

男「布団はねのけて……寒いし……六時半か。帰ろ」ヨイショ

幼馴染「ンン~……!!」

男「おぉ、俺という抱き枕を無くして手足が獲物を求めておる」

男「リラックマーを……」

幼馴染「ん…………」ギュ

幼馴染「…………」ペイ

リラックマー「クマー」

男「捨ておった。拒否反応か。寝てるのにこいつ面白ぇな」

幼馴染「う……~ん……」ゴロゴロ

男「風邪引くぞ」ピッピッ

コォォォ……

男「うし……帰ろ」

男「はよざぁす」

幼父「おはよう。実は俺息子が欲しかったんだ」

男「朝一で娘さんの否定しんといてください。泣きますよあいつ」

幼父「家の娘可愛いだろ?」

男「いきなりフォローに入った……」

幼父「嫁に貰ってくれんか?」

男「そりゃもういただきます」

幼父「娘はやらんってやつ、一応やるからな。やらせろ」

男「でも、貰えるんですよね?」

幼父「やるやる」

幼母「あら男、早いね。朝ご飯食べてく?」

男「いやいいよ。一旦家に帰って用意とかしたいし」

幼母「どうせあの子が無理言って泊まらせたんでしょ?ごめんね」

男「そんな事ないない。事実俺眠たかったもん」

幼母「じゃあそう言うことにしときましょかね。幼は?」

男「まだ寝てるよ。起こしてくる?」

幼母「いいわよ別に、まだ時間じゃないし」

男「じゃあ俺帰りますわ」

幼父「また来いよー」

男「たらいまー」

母「おかえりー。何アンタ幼ちゃんの家に泊まってたの?」

男「んー」

母「迷惑掛けてないでしょうね?」

男「あんたの自慢の息子がそんな事するわけがない!」

母「はぁ~……幼ちゃん欲しいわ~娘に欲しいわ~」

男「おーおーヒドいことを言いなさる。その会話そっくりさっきしてきたのに」

母「飯出来てるから適当に食べちゃいな」

男「うい」

ちゃんと書いてくから気長に待ったって。あとntrは無ぇって言ってんじゃん


男「じゃ行ってくる」

母「あれ?今日早くない?」

男「幼馴染迎えに行ってから学校向かうから」

母「あぁそ。気ぃ付けて」

男「へいへい」




幼馴染宅


男「え?幼馴染もう行ったの?」

幼母「うん。やけに早かったけど……ちょっと拗ねてたわよ?起きたら男が居ないって」

男「ありゃあ…………なんかすんません」

幼母「フォローよろしくね。あの子、男に関しては子供っぽいから」

男「了解っす」


学校

男「結局、無駄に遠回りしただけかよ」

女「便利な挨拶、らぁす」

男「らぁす」

幼馴染「…………」

男「……幼馴染、らぁす」

幼馴染「…………」プイ

女「ありゃ。ご機嫌斜めな。男、何をしただ?」

男「起きたら俺が居なかったから拗ねてるんだって」

幼馴染「私拗ねてます」

女「起きたら彼氏が居るなんてめっちゃロマンチックな朝やないですか」

女「そして話から察するに男……君は幼ちゃんの家に泊まって一緒に寝たね?」

男「いぇあ」

女「幼ちゃんがいつも男の匂いを嗅ぐのは知ってるが……そんなに良い匂いなの?」

幼馴染「良い匂いですよ。そこは私が保証する」

女「ほほぅ……では失礼して」

男「!?」

幼馴染「ッッ!?セッ!!」ドシン

女「ぐはぁ!!鉄山靠!?」

幼馴染「男は私だけのものだから。ダメだよ」ギュ

男「女がすげー勢いでぶっ飛んだぞ」

幼馴染「んふ……」ゴロゴロ

女「見事な鉄山靠でござった…………」ヨロヨロ

男「お~女、またハデに飛んだぜ。珍しいくらいに」

女「腰を強打したよ…………今の幼ちゃんは着火点が低すぎる」

男「幼馴染も、さ、もう少しこう何というか……手心というか」

幼馴染「…………はっ」バッ

男「…………どした?」

幼馴染「今、撫でようとした?」

男「まぁ…………はい」

幼馴染「あかん」

男「あかん?」

女「あかんの?」ナデナデ

幼馴染「そう。あかん」

男「え…………っと、何でなんですかね?」

幼馴染「今の私は禁欲中だから、下手に触れられたら……人目はばからず暴発してしまう」

女「……」ナデナデ

男「……」

幼馴染「……」

女「私のは?」ナデナデ

幼馴染「あまり意識してないからまぁ見逃す」

女「ゴーサイン出ましたよ」ナデナデナデナデ

幼馴染「しかしウザい」

女「ご、ごめんなさい……」

男「あと三日こんな感じか……怖いな」

キーンコーンカーンコーン


授業中

幼馴染「…………ぬぅぅぅ~………………!!」グニグニ

男(…………なんか変に悶えてる)

幼馴染(ストレスが溜まる…………)グググ…

先生「じゃあこの問題をー……手挙げてた幼馴染」

幼馴染「……挙げてません」

先生「?今挙げてなかったか?」

幼馴染「男に誓い、挙げてません」

先生「そうかーじゃあ男ーこの問題」

男「なにこれ。なんぞこれ」

キーンコーンカーンコーン

幼馴染「……」スタスタ

男「おーい幼馴染ー」

幼馴染「……ッ」スタ、スタスタ

女「まだ迷いがあるけど……避けてるね」

男「これ以上いったらアイツ、出家するんじゃなかろうか」

女「なに?今までそんな深く聞かなかったけど、幼ちゃんは獣なの?毎日求めるくらいに獰猛な」

男「言うのもアレだからオブラートに包むけど強力な性の権化だぞ。前世は絶対淫魔だ」

幼馴染「……」スタスタ

幼馴染「…………?」

DQN「あ、幼馴染ちゃんチィス」

幼馴染「や」

DQN2「あれ?今日男くんと一緒じゃないんすか?」

幼馴染「別に四六時中一緒ってわけじゃないよ」

DQN「あ~まさかケンカしたの?更には別れたとか……」

DQN3「マ~ジ~か~よ~。じゃあ今フリー?」

幼馴染「私が男と別れるわけないでしょ。トイレ行きたいの。退いてくれる?」

DQN2「つまんねぇ……別れたら次、俺でお願いね?」

幼馴染「来世に期待しなよ」スタスタ

DQN3「ダメだやっぱり付け入る隙がねー」

男「うぃ~す」

DQN'S「うぇ~い」

男「うぇ~い」

男「幼馴染がさぁ、どこ行ったか知らんかね?」

DQN「トイレ行くとか言ってたけどな……何か様子おかしかったぜ」

男「おかしい?どんな?」

DQN「も、怖ぇの。イライラしてたのかわかんねーけど」

DQN3「スキタイ人みたいな感じだったなぁ。トラクスの鎖外れたよ的な」

男「とりあえずトイレな。ありがと」

DQN「ケンカでもしたん?」

男「いや……そんなんじゃないけど」

DQN2「おっかないから早く仲直りしろよ」

男「だぁらケンカしてないっつの」

幼馴染「……ふぅ」

男「よ」

幼馴染「んにぃ!?」

男「ビビりすぎだろ。極端に俺を避けやがって…………ちょっと傷付くぞ」

幼馴染「…………ごめん」

男「そんなに、あの~……さ、求められて俺は嬉しいけど……そんなに我慢出来ないならやっぱり」

幼馴染「だいじょぶ。今ちょっと落ち着いてるから…………すぅ~……はぁ~……」

男「深呼吸からの」

幼馴染「よっしゃ」

男「今落ち着いてるからって、言ったけどまさかオメー……してないだろうな?」

幼馴染「…………そう言うこと、女の子に聞く?普通」

男「ちょっと常識外れた質問だけどな、正直に言ってみ、お前自慰を……」

幼馴染「まぁ…………しましたけど?」


男「しましたけど?ってしれっと……よく言うわ。エロマンガみたいな事…………」

幼馴染「だって…………我慢出来なかった………………」カァァァ

男「……お前が赤面するなんてレアだな。気持ちよかったか?」

幼馴染「そん……なの…………言……~ッ」

幼馴染「……」

幼馴染「…………」コクン

男「うわぁ……」

幼馴染「何でヒく。正直に言ったのに」

男「……やっぱり、どんな感じだった?いつもより気持ちいいとか」

幼馴染「うわぁ……そんな聞く?」

男「気になるところではある」

幼馴染「……別に普通」

男「残念。気持ち良かったならこれから学校でもやるのもいいかなぁと思ったんだけど」

幼馴染「それはそれでやってみよ。ね」

男「え~……」

幼馴染「男なら一度言ったことは取り消さない」

キーンコーンカーンコーン

男「お、鐘が鳴った。その話はまた今度で教室戻るぞ」

幼馴染「まだ終わってないからね。やるからね。私いい場所知ってるから」

男「なんでそんなもん知ってんだよ」

幼馴染「来たるべき時に備えて各所リサーチ済み。備えあればフリーセックス」フンス

男「お前のその執着には時々脱帽する」


幼馴染「誉めて誉めて」フス

男「……バ可愛いなお前」

幼馴染「男って今日バイト?」トコトコ

男「うん。帰ってくるのは十時くらいかな。今日と明日はバイトだ」テクテク

幼馴染「つまらんち」

男「今月はそんな入ってないから。土曜日も休みだし」

幼馴染「じゃあいいや。今日は部屋で待ってるね」

男「どっちの?」

幼馴染「男の」

男「了解」

幼馴染「今日おばさん居るの?」

男「あー今日居ねぇなぁ。鍵渡しとこうか?」

幼馴染「ちょーだい。ところで今日は何が食べたい?」

男「ン~……今日は幼馴染が食べたい」

幼馴染「…………本当に?」ピタ

男「冗談だよ」

幼馴染「……やる気スイッチが入った」

男「あ…………ヤバい」

幼馴染「口は禍のもと。ちょっと来なさい」

理科準備室


カチン


幼馴染「ここなら一、二時間は誰も人が来ない。来ても隠れられる」

男「リサーチの賜物ってヤツか?備えあればだな。で、何する気だ?セックスは土曜日まで我慢なんだろ。いや授業始まってるし」

幼馴染「授業なんて一時間出なくても人生詰むわけじゃなし自主休講する」

幼馴染「それに、私は自分自身に自慰を禁じてはいないので」



ドサ



男「!?」

幼馴染「男を使って、オナニーします」

男「そりゃ俺にとっちゃ等しくゴーモンだ」

幼馴染「我慢出来なかったら男も私の身体を使ってオナニーすればいい」

男「それつまりセックス……」

幼馴染「んちゅ」チウ

男「んむ……」

幼馴染「ちゅむ…………はむ……ちゅ、ん…………んー…………ぷは」

男「はっ…………対面座位で見つめ合うとどうしてこうも興奮するのか」

幼馴染「一時間、ずっとキスするって言うのも、ありだと思う」

男「……お前キス魔だもんなー。初めてセックスしたときもずぅっとずぅっとキスしながらだったし」

回想…………







幼馴染「回想シーンはいらない」

男「いやいややっぱり思い出に浸るのもたまには大事と思うんですよ」

幼馴染「うるしゃい」プチュ

幼馴染「ちゅ、ちゅ…………れろ……、ちゅむ」ニュ、ニチ

幼馴染「ん、おとこ…………ちゅ……かたくなってきたぁ…………」チゥゥゥ

幼馴染「……ん、ぷは…………はぁ~……」トロン


男「これで固くならないほうが…………おかしいっつぅの」

幼馴染「次は擦り付ける」ヌギヌギ

男「オイ待てパンツ脱ぐ必要がどこにある」

幼馴染「?はぁ…………はぁ…………だって、ぱんつ濡れちゃうし」

幼馴染「ぱんつは、脱ぐものだよ?」

幼馴染「よいしょ、と」タチアガリ

幼馴染「ほら」ピラ

男「おおう」

幼馴染「天然無毛のおまんこ」ニチュ

男「その一本筋に一種、ある種の神々しさをも覚えます」

幼馴染「よいしょ」ストン

男「うっ……ピンポイントに……」

幼馴染「ん…………男のが、んふ……擦れて…………きもちいい…………」ズリ、ズリ

男「お前……卑怯、これは卑怯だわ」ピク

幼馴染「どして?ん……!!」ズッ……ズッ

男「こんな、俺も気持ちいいのに……我慢しなきゃいかんのかい……!!」

幼馴染「しても、いいよ?でも、男から、ぁ……してくる、事だから…………」

幼馴染「ノーカン、だからね……?」

男「汚いわぁ。それ、俺も一緒に頑張ってるのに」

幼馴染「私は是が非でも、自分からセックスはしないのです」

男「……とりあえず、お前をまずはイかせる事にしよう。俺が折れて手を出してしまう前に」

幼馴染「もう、イきそうではあるのだけどね」

男「早いよ。お前感じやすくなってないか?」

幼馴染「男分が足りていない。主に中の。中出しの、精液の、ザーメンの」グググ

男「いやちょっと怖いわ君。付き合う前はそんなんじゃなかったやろ」

幼馴染「中毒だから。付き合う前から薄々ほのかにそんな感じはあったけど、付き合ってからどんどんと」

男「…………なぁ、勃起しすぎて痛いんだけども」

幼馴染「口で…………しようか?」

男「したいの?」

幼馴染「されたい?」

男・幼馴染「ぐぬぬ」

男「…………相当さ、俺も溜まってんだよ。お前にオナニー禁止令だされて」

幼馴染「精液は貴重だからネ」

男「なのにおま、あの~君ね?思うのさ俺君、幼馴染さん、あーただけオナニーはそりゃない話でしょうに」

幼馴染「…………一理ある」

男「どうすりゃいいの?俺はこの状況で」

幼馴染「…………だって…………土曜日のお楽しみ減らしたくない…………四回までだから……」シュン…

男「…………まぁ、ね。そう言う縛りだから。俺が決めた」

幼馴染「……一回くらいは、目をつぶろう。うら若き高校生が禁欲なんて無茶……しないほうが良いと思う」

男「言った手前な~……」

幼馴染「ダメ。このままじゃ亀頭が腐り落ちてポロリといく可能性が」

男「マジで怖い発想力発揮すなよ」

幼馴染「私も、男も、限界。はい、我慢は良くない。一度くらいは泣いて欲しいな」

男「男なら一度やると言ったことは……」

幼馴染「…………」ギュゥ

男「………………一回だけなら、うん。ノーカン…………でもいいかな」

幼馴染「!!」パァァァァァァァ!

やはり完結させると言った手前、書く意欲が沸いてきたから見苦しいかもしれんが跳ねさせてくれ
もうどんだけ叩かれようが構わんわ

付き合ってくれると嬉しい

ガラララ


男・幼「!?」ビビクゥ


生徒A「あれ?鍵閉まってなかったよ?」

生徒B「先生が閉め忘れたんじゃない?で、フラスコってどこに閉まってあるの?」

生徒A「確かそこら辺に…………あ~あそこの棚だ」

男「おい誰も来ないんじゃないのか……!?」ヒソヒソ

幼馴染「突然のエンカウントまではわからない……」ヒソヒソ

生徒A「今日帰りどっか寄ってく?てゆか、マック今ポテト安いよね?」

生徒B「あれ?アンタダイエットしてなかった?」

生徒A「あ~あったね~そんな事」

幼馴染「…………男」ヒソヒソ

男「ん……?んぅ……!?」

幼馴染「はむ、あむ…………耳、美味しい……」

男「やめ………………バレる………………!!」

幼馴染「我慢すれば良いと思う。大丈夫バレない」アムアム

男「バレる…………!!絶対ヤバい………………!!」

幼馴染「バレると思ったら…………バレる。バレないと思えば………………バレない」ペチャペチャ

男「おかしい…………その理屈、は……おかしい…………」フルフル

生徒A「ん?」

生徒B「どしたん?」

生徒A「何か声がした気がする…………」

男「!?……やべ」ガバッギュー

幼馴染「ふまッ…………!?」

生徒B「あれじゃない?男と幼馴染ちゃんが授業サボってここでイチャコラしてるんだよきっと」

男(当たっとるー!!)

幼馴染「もが……むく…………」

生徒A「あーじゃあ邪魔しちゃ悪いやねー」

生徒B「大体それを目の当たりにしてアタシ等どんな顔すればいいのかって話だよね」

幼馴染「…………」モフモフムギューフスフス

生徒A「間違いない。しっかし幼馴染ちゃんも一途だよね~」

生徒B「そこはもう二人にしかわからない世界ってやつじゃないの?」

幼馴染「…………ン……クッ…………!!」モギュー

生徒A「なかなか君、詩的な事言うね」

生徒B「伊達に鰤読んでないからね」スタスタ




男「…………行ったか」

幼馴染「…………イった……ね…………」プルプル

男「………………イったねぇ……」

男「抱き締めてるだけでイくとは……しっかし…………ビビったなぁ」

幼馴染「ん…………れ?」

男「あぁ…………あまりにビビったもんだからなぁ…………そら萎えるって」

幼馴染「やらないの?」

男「…………さすがに賢者モードって訳じゃないけどなぁ。でもリスキー過ぎるし」

幼馴染「…………」ジィー

男「……見上げてもダメ。土曜日まで我慢すんだろ?俺も我慢するからさ」ナデナデ

幼馴染「男の鋼の意志は何なの?すごい」

男「すげーだろ」

幼馴染「キスして」

男「ん」チュウ

幼馴染「んゆ…………ん、わかった。私も今日から我慢する」


男「お前一回イってるから気持ちに余裕あるだろ」

幼馴染「むしろまだまだこれからが本番に仕上がってるけど」

男「あ……あ~……そうだよなお前はそうだよな」

教室



幼馴染「今日は…………やけに涼しい」

男「??そうか?暑いだろ?」

幼馴染「うん。主に下が」

男「お、ま、まさか……!?」

幼馴染「…………履き忘れた…………」

男「と、取りに戻る…………何確認してんの?」

幼馴染「…………」ペラペラ

幼馴染「無理。もう放課後まで理科準備室は開かない」

男「事細かに記してあんのな。短パンを下に履くってのは?」

幼馴染「今日私短パン持ってないよ…………男のトランクス履くのは?」

男「それ、お前そ…………それ、え~……?」

男「トランクス履いてるのがバレるかノーパンがバレるかってどっちもキツいと思うぞ」

幼馴染「…………まぁ、転んだりしなければバレることはない」

男「フラグ立った」

幼馴染「お昼になったらこっそり取りに行く」

男「とりあえずこの一時間はノーパンって事か…………気を付けろよ」

幼馴染「わかった」コク

幼馴染「~ん…………」モソモソ

幼馴染(…………授業に集中出来ない)

男(よほど気になるんだろうな…………)

幼馴染「…………む~……」カジカジ

男(シャーペンかじりまくっとる)

幼馴染(ダメだ…………また身体が火照ってきた…………)モソモソ

昼休み


幼馴染「男、行こ」ツヤ

男「うん。君ね、その前にちょっと窺ってもよろしいかしら?素朴な疑問。何でスッキリした顔してるの?」

幼馴染「男の気のせいだと思う」

男「いや~……長年お前と一緒に居てさっきの授業も見てたけど…………さぁ、TPOをな……」

幼馴染「授業中なのと相まって凄いはかどった気がする」

男「筋金入り過ぎるだろお前」

幼馴染「だって我慢してるんだもん。指でも満足してないよ?」

男「土曜日のお前が怖くなってきた」

理科準備室


幼馴染「アバカム」カチャカチャ

カチャン

男「これはもう俺の負けでいいや。考えるのをやめた」

幼馴染「しょっちゅう男の部屋の鍵を開けてたらこうなった。凄い?」

男「凄いけど褒められたらもんじゃないですね」

幼馴染「ですね」

男「早くお目当てのもん持って帰れよ」

幼馴染「ないよ?」

男「ん……んん?無いの?」

幼馴染「ない。ここにあったぱんつどっかいった」

男「どっかいくかねコレ普通は…………」

幼馴染「つまりこれはもう」

男「パンツ盗まれたって事かい」

幼馴染「物好きも居るね。拾得物横領罪」

男「よく知ってるね~。で、どうすんの?一応事務に訊いてみるか?パンツの落とし物ありましたかって」

幼馴染「さすがにそれは恥ずかしい」

男「さすがの幼馴染でも無理か~お前の恥ずかしい論点がイマイチわからないけども」

幼馴染「でもノーパンで残り二時間は……やはり男のトランクス…………」

男「他のクラスの女子に短パン借りれ。間に合うから」

幼馴染「ちぃ」

幼馴染「ぱんつすらも盗まれる世とは…………嘆かわしい」

男「儚んどる場合か」

幼馴染「お気に入りだったのに。全く。全くものだ」

男「こう言っちゃなんだけど脱いだお前が悪い。忘れたお前が悪い」

幼馴染「うぅ……冷たい」

男「まぁまぁ。お気に入りは気の毒だと思ってるから。帰りになんか買っちゃるから」

幼馴染「じゃあ男の好きなタイプのパンツで」

男「ギャルゲのイベントみたいなソレ」

幼馴染「短パン」チラ

男「見せんでいい」

幼馴染「これの下はノーパンと考えると」

男「う~……うん。ちょっと興奮するな」

幼馴染「変態」

男「こればっかりはしょうがないだろ。事実興奮するんだから」

幼馴染「でもスカートの下に短パンを履くと……御坂美琴?」

男「まず髪の毛長いし。胸もでかいし。身長も低いし。そしてお前はデレデレだ」

幼馴染「ツンデレの方が好き?」

男「うんにゃあ。お前のソレで充分可愛いぞ。そのままがいい」

幼馴染「うが」

女「お~帰ってきたかぁ。ありゃ珍しい。幼ちゃんが短パン履いてる。そして顔も紅いよ」

男「まぁ色々あってな」

女「パンツ履いてないとか?」

幼馴染「なぜ」

男「わかったし……」

幼馴染「まさか女ちゃん」

女「いやカマかけただけなんだけど……マジですかよ幼ちゃん…………さすがにあーた、ノーパンて」

男「だから色々あったんだって。決して幼馴染がノーパン主義ではないから」

女「ちょっと、ちょっとスカート捲ってみてくれるかな?」

幼馴染「うい」ピラ

女「何でだろうね。何でだろうね!?少しテンション上がる私が居るね!!何でだろうね!?」

男「わかるわ。何でだろうね」

幼馴染「?」

女「しかしアレやねぇ、短パンから伸びる幼ちゃんのおみ足の美しいこと。白いしねぇ。神様って何なの?」

男「神は死んだ。お前脚太いもんな」

女「その太い脚から繰り出されるであろう鋭いトリュチャギを喰らってみるかい?」

男「NO,Thank you」

幼馴染「男の子には女ちゃんみたいな脚がちょうどいいと思う」

男「健康的でいいんでない?」

女「幼ちゃんはまぁいいとして男のはなんかイラっときますね」

放課後


幼馴染「放課後」

男「だな。じゃ帰るか」

幼馴染「早くぱんつ買いに行こう」

男「小声でな?衆目の中パンツパンツ言うなよ?」

幼馴染「うん」キュッ

幼馴染「男は今日バイトだったよね?」

男「おぉ、だからあまり長いこと居れないな。ごめんな」

幼馴染「ん、いい。尚更時間ないから早く行こう」

男「タイムイズマネー」

幼馴染「マニーマニーハリーハリー」

放課後

幼馴染「放課後なり」

男「わかったわかった。時間が惜しいのはわかるけどしがみつくのやめような?首決まってっから」パシパシ

幼馴染「下がやっぱりちょっとスースーするの」

男「はぁ……はぁ…………!!気のせいか、幼馴染さんアンタ凶暴になってないか?」

幼馴染「持て余してるのかもしれない……行き場のない鬱憤を」

幼馴染「土曜日の私は多分野獣」

男「た、た……楽しみだねぇ」震え声

男「思うにさ、まぁ彼女の同伴って免罪符があってもやっぱり女性の下着屋に入るのは抵抗があるよな」

幼馴染「ここに来てそれはない」グイ

男「ちょいちょ!!いいもんなのか?男が入っても」

幼馴染「気にする人はいても大半は別に気にしないと思う」

男「あ、そーいうもん?」

幼馴染「そーいうもん」

男「…………なら、入るか」

幼馴染「男はどんなぱんつが好きなんだろうね」トコトコ

店内


男「別にさ~こうやって見る分にはアレだけどいざ女の子が来てるとなんか興奮すんだよなぁ。何でかや?」

幼馴染「さぁ?これはどう?」

男「純白かぁ。ん~……まぁまぁ」

幼馴染「じゃあ次」

男「あとさぁ~水着ってすげーよな。下着と露出面積変わらんのにああまで公衆にさらけ出せるんだもん」

幼馴染「これは?」

男「真反対の黒か。お前が着けてると背伸びしてる感じがするな」

幼馴染「ギャップ萌え」

男「あとな、女の子が着替えてるのを見ると何だろうね…………すげーワクワクする。あの動きかなぁ」

幼馴染「これ」

男「あ~ガーターベルトね~。確かにエロいな。買わんけど」

幼馴染「むぅ」

幼馴染「どや」

男「ん!?縞パン……!?」

幼馴染「私まだ持ってない」

男「正直最近マイブームです」

幼馴染「じゃあコレ買う」

男「ここで 装備 していくかい?」

幼馴染「いいえ」

男「がっかりだ」

幼馴染「普通しない。だいじょぶ。当日の勝負ぱんつにする」

男「おいおい何だよそれ超楽しみじゃんか」

幼馴染「想像しなさい。これを着けて男に迫る私を」

男「言うねぇ~」

アジャジャシター

幼馴染「♪」

男「ご機嫌だな」

幼馴染「新しいものを買えばテンション上がる。それにコレは男の好きなものだー」

男「楽しみにしとるよ。さて、そろそろ家に帰らなきゃな。バイトの支度しないと」

幼馴染「着いてく」

男「バイト先にか?」

幼馴染「んや。男の家まで」

男「いいけどさ、あんまり相手してあげられへんよ」テクテク

幼馴染「ん。いい。男の着替え見てる」トコトコ

男「そ、ん……~ま、ぁいいか……」

男宅

男「たらいま~、と」

幼馴染「おじゃじゃします。さ、早く着替え着替え」

男「何故そこまで着替えにこだわる」

幼馴染「男が女性の着替えに興奮するように、私も男の着替えに興奮する、から」

男「…………うん」

幼馴染「シャツを脱ぐ仕草が大好き」

男「でも俺今から軽くシャワー浴びるから」

幼馴染「!?一緒に!!」

男「入らねー。サッと浴びてサッと出るだけだから」

幼馴染「こんなお預けは類を見ない」

幼馴染「男は結局一人でシャワー」ポツーン

幼馴染「…………」ソワソワ

幼馴染「てい」ポフ

幼馴染「ん~……」マフマフ

幼馴染「私殺しの男の匂い」クンカクンカ

幼馴染(ここで男の部屋を漁るべきなのだろうけど)

幼馴染(万全を期して男がバイトに行ったときに実行する)

幼馴染「今はただ男が上がってくるのを待つばかり」ゴロゴロ

幼馴染「そろそろかな」

男「ふぃ~サッパリした~」

幼馴染「!!」

男「残念ながら着替えてしまいました」

幼馴染「私を弄んでそんなに楽しいのかと問いたい」

男「まぁまぁ、お楽しみは土曜日ってことでいいだろ?もうバイト行かなきゃならんの」

幼馴染「男って喫茶店のバイトしてるんだよね」

男「そうだけど…………来るなよ?」

幼馴染「振り?」ヤバイヨーオスナヨー

男「振り、じゃねぇ。落ち着いて仕事出来ねぇよ」

幼馴染「私はイイ子にしてる」

男「イイ子イイ子」ナデナデ

幼馴染「ん」ムフー

男「じゃあ行ってきます」

幼馴染「いってらっさい」

男「イイ子に待ってるんだぞ?」

幼馴染「任されたし」


バタム


幼馴染「さて」イソイソ

幼馴染「男の部屋にはどんなお宝が隠されているのか」

幼馴染「幼馴染みとしては把握しておかないと」

幼馴染「今後の参考の為に」

幼馴染「さて」

幼馴染「隠してあった円盤。共通点はただ一つ」

幼馴染「すべて貧乳」

幼馴染「これらを鑑みるに男は貧乳好き」

幼馴染「…………」

幼馴染「これは遠回しに私への挑戦状なのだろうか」

幼馴染「いやそう受け取った」

幼馴染「土曜日が楽しみになってきた」

バイト先


先輩「いかんわ、合コンまたあかんかった」

男「あ~またダメだったんすか」

先輩「ダメってーかね、イイと思えるのが居なかったのな。可愛くねぇの」

男「はぁ」

先輩「紹介なら沢山出来る奴いるんだけどなぁ。紹介したろか?」

男「いや、いいっす」

先輩「遠慮しなくてもいいって。お前から浮いた話聞かんからよ、俺が紹介してやるって」

男「いや本当いいですて。先輩こそ自分の彼女早く作ればいいじゃないすか」

先輩「俺はその気になればいつでも出来るからいいんだよ」

男(なにいってだこいつ)

男「気持ちだけ貰っときますよ。それに好きな子もいるんで」

先輩「いいのか~?マジかよ~?まぁアレか、お前も卒業してさ、大学にでも入ったらまたわかるかもな?俺が色々教えてやるよ」

男「はぁ」

先輩「じゃあちょっくらウェイターでもしてくるわ」

男「うぃす」

男「…………」

男「めんどくせぇなぁあの人」

男「まぁ俺には幼馴染が居るし別にいーけど」

先輩「おい男くんスゲェぞ」

男「はい?」

先輩「めちゃくちゃ可愛い子が居る。奥の席に。高校生だと思うけど」

男「マジすか」

先輩「マジすか学園。いっぺん見てきてみ」

男「……嫌な予感がする」スッ

幼馴染「…………」チョコーン

男「やっぱりか……」

先輩「な!?居ただろ?めちゃくちゃ可愛いよな!?」

男「えぇまぁ可愛いすね」

先輩「反応薄いなお前~」

先輩「よし決めた」

男「え?」

先輩「俺あの子に声掛けてくる」

男「…………マジ?」

先輩「大マジよ。だって見ろよあの幼さ残る男を知らないような純粋無垢さ!!」

男(本質ド淫乱だけどなぁ)

先輩「幼さと身長に反比例するあの胸!!彼女にしたい!!」

男(やらかいぜアレ)

先輩「もういくしかないだろ」

男「頑張ってくださいや」

先輩「おう」

男(蹴散らされてしまえ)

先輩「お客様、ご注文はお決まりでしょうか?」

幼馴染「ん…………アイスコーヒー」

先輩「アイスコーヒーですね。かしこまりました。ところで……今あなたの読んでる本は……?」

幼馴染「…………日本語訳された深い森。ルーシー・モノストーン著」

先輩「あ~深い森ですね~うんうん、ところで今お一人?良ければこの後ヒマでしたら遊びません?」

幼馴染「いいです。あとこのケーキください」

先輩「あ、あ、そう、ですか。彼氏とか居るんですか?」

幼馴染「はい。大好きな彼氏居ます」

先輩「ですよねー。可愛いですもん。まぁ僕は居ないんですけどね。だからいつもヒマで、良ければTwitterとかのアカ教えてもらえません?」

幼馴染「静かに一人で居たいのでもういいですか?」

先輩「あ、ぅぁ、の…………はい」

男「どうでした?」

先輩「あ、あぁ?あ~アイスコーヒーとショートケーキだって」

男「注文聞いてるんじゃないですよ。戦果は?」

先輩「……惨敗。最悪の、もう俺あの子にニュー渡しにいけないくらいの、心証最悪」

男「まぁまぁ、ドンマイっす。じゃあ俺がメニュー運んどきますから。ついでに声掛けてみます」

先輩「お!!な、ま、お前マジかよ!!俺が取り付く島もなく玉砕してんだぞ!?なお行くか!?」

男「チャレンジャーなもんで」

男「お待たせいたしました。アイスコーヒーとショートケーキです」

幼馴染「ありがと、男」

男「イイ子にしてるんじゃなかったのか?」

幼馴染「イイ子にして待ってる。ここで」

男「あ、そーいう理屈ね。ところで幼馴染、完膚無きまでに先輩を返り討ちにしたんだって?」

幼馴染「先輩って、さっきのお店の人?ちょっとあの人鬱陶しい」

男「いやいやナイス。ナイス対応よ。このケーキとアイスコーヒーは奢りだ」ナデナデ

幼馴染「えへへ~」ニヤニヤ

男「じゃあ俺仕事に戻るから、十時くらいに家に帰るな」

幼馴染「私はここで待ってる」

男「あとまだ三時間はあるで?」

幼馴染「本読んでるからだいじょうぶ」

男「じゃあイイ子にして待ってろ」

幼馴染「うむ」

先輩「お前…………お前ェ…………え、ちょ、何でぇ……?」

男「何がです?」

先輩「何でそんな仲良さげェ…………?え?何事……だってお前、控えめに見てもそんなイケイケな感じでは……ない?みたいな?」

男「でっけぇお世話ですよ」

先輩「だってお前……あの子お前に手ぇ振って…………」

幼馴染「」ヒラヒラ

男「うぅい」ヒラヒラ

先輩「ほらもうめっちゃフレンドリー…………」

男「滲み出る魅力ですよ」

九時

男「九時になったんで上がりますね~」

先輩「おうおつかれさん。なぁあの子仲良くなったら合コン開いてくれよ?」

男「はいはいわかりました」

男(誰がテメェと関わるか)

先輩「頼んだぜー!!」

男「ふぅ~……幼馴染は近くのコンビニで待ってるって言ってたっけ」

幼馴染「もう居る」

男「おう居た。コンビニに居るんじゃなかったのか?」

幼馴染「そろそろ男のバイトが終わる頃だと思って」

男「そっか。帰るか」

幼馴染「ん」ニギ

幼馴染「帰ったらどーする?」

男「ん~……適当に飯でも喰って寝るかな」

幼馴染「お疲れ様」

男「いやいや今日はそう忙しくなかったし」

幼馴染「私はイイ子にしてたし」

男「………………なぁ」

幼馴染「?」

男「あの先輩はさ、お前見た瞬間めちゃくちゃ可愛い可愛いって絶賛してたの」

幼馴染「うん」

男「そんな可愛いお前が彼女ってやっぱり俺めちゃくちゃ幸せだ」

幼馴染「男に改めて言われると照れる」ドキドキ

男「…………急に抱きしめたくなった」ギュゥゥゥ

幼馴染「ん!!」ギュ~

幼馴染「キス、キスして」ギュウ

男「言われなくてもする流れだよ」チュゥ

幼馴染「ん…………チュ、ピチャ…………ぁ……はぁ…………おろ、こぉ…………チュ、チュ……」

男「あと、今日終わって二日…………正直限界近いからな、金曜日終わったらすぐ抱くぞ」

幼馴染「あぅ……」キュン…

幼馴染「だいじょうぶな日だから、沢山出して」ポフ

男「出来る限りな」ナデリナデリ

幼馴染「帰ってシャワー浴びよう。疲れは残すべからず」

幼馴染宅


幼馴染「え?」

幼馴染父「だから、父さんと母さんは土曜日から旅行行ってくるから。ちょうど月曜日休みだし二泊三日でな」

幼馴染母「男くんのお母さんも休みは単身赴任してる男のお父さんの方に行かなきゃならないらしいし、男くんにご飯作ってあげてね?アンタいつも男くんに迷惑掛けてるんだから」

幼馴染「迷惑は掛けてない」

幼馴染(天は私の味方か)

幼馴染「楽しんできて。私は予定あるから大人しく留守番する」

幼馴染父「幼馴染は男と居る方が良いもんな」

幼馴染「そう言うこと」スタスタ

バタン

幼馴染「…………よし」

幼馴染「メイド服よし」

幼馴染「男に選んで貰った下着よし」

幼馴染「もしもの時の赤蝮よし」

幼馴染「その他諸々アイテムよし」

幼馴染「…………」ポフ……

幼馴染「んふふふ…………」ゴロンゴロン




男「ッ!?」ゾクッ

男「な、なんか今凄まじいまでの悪寒が……」

母「突然だけど男、母さん休み中居ないから」

男「居ないの?」

母「父さんの方に行ってくるからね。ご飯とかはまぁ幼馴染ちゃんに何とかしてくれるように頼んだから」

男「へぇ。分かったよ」

母「あぁ後幼馴染ちゃんの両親も旅行で居ないらしいから」

男「んが!?マジで?」

母「マジもんよ」


ピンポーンピンポーン


母「あぁ、幼馴染ちゃん来たね。てなわけだから休み中はしっかりね」

男「うい…………」

男「ほんじゃいってきやす」

母「いっといで。気付けて」



ガチャ


男「よ」

幼馴染「よ」

男「幼馴染は休み中の事聞いたか?」テクテク

幼馴染「うん。家に誰も居ない」トコトコ

男「…………」テクテク

幼馴染「…………」トコトコ

男「あ~、いくらな?いくら俺も溜まってるからと言うてもアレな、程々な?」

幼馴染「それについて私から一つ言いたいことがある」

男「…………言うてみ?」

幼馴染「男は何故貧乳好きなのか」

男「…………」

男「ぅ、あ、な……か、それ…………お前、あの~……どこ情報よ?」

幼馴染「男の秘蔵円盤が性癖を物語った」

男「漁ったな…………いや、何も言うまい」

幼馴染「……浮気?」

男「いや違う!!違うけども!!幼馴染の胸が一番好きだけども!!でも、やっぱり白い米ばかりだと飽きる…………ですよね?」

幼馴染「一理ある」

男「ありますよね!?」

幼馴染「しかしこれは教育やろなぁ」

男「マジですか…………監督……」

幼馴染「土曜日」

男「はい」

幼馴染「みっちりと身体に教え込ませるから」フフリ

男「わぁい」

幼馴染「そもそもちっぱいの魅力とは何なのか」

男「ちっぱいは…………可愛いだろ?」

幼馴染「可愛い?」

男「可愛いんだ。小動物的な愛でたくなるような、守ってあげたくなるような」

幼馴染「むう」ポヨポヨ

幼馴染「おっきいのは?」

男「大きいのはアレだ、慈母愛的な、包み込む優しさがあると言うか暖かさがあるというか…………真逆な存在?」

幼馴染「何となくわかった」スッ

男「何?だっこ?」

幼馴染「男を包み込む。愛で」

男「そんな、こんな往来でするな」

幼馴染「ツンデレか」

男「お前は時々ポジティブにおかしいな」

学校


男「うぃーす」

女(おはよー)

男(こいつ、直接脳内に……!)

幼馴染「おはよぉ」

女「おはよう。なんか……幼ちゃん元気ない?」

幼馴染「微妙にストレスが来てるのかも。あと男がちっぱい好きだった」

男「え?今それコイツに言う?」

女「何やて~!!」

女「あかん、優勝してしまう」

男「いや、ないな」

女「しれっと言われるとムカつくな」

男「俺は別にちっぱいも良いと思ってるだけであって一番好きなのは幼馴染だし」

幼馴染「負ける気せぇへん。幼馴染みやし」

男「それ、負けフラグや」

授業中


幼馴染「~♪」

女「めっちゃ上機嫌だ…………」

幼馴染(やっぱり最初はメイド服で…………いや、手錠もあるからそれを使おうか…………)

男(なんだろ…………昨日からイヤな予感がチクチクする……)

幼馴染(手錠で繋いで私が攻める…………でもメイドでご奉仕も捨てがたい…………)ハァハァ

女(悦に入ってるや……)

幼馴染(……決めた)

幼馴染(全部やろう)

男(また悪寒がッ!?)ゾクゾクゾクッ

お昼

幼馴染「お腹減った」

男「そらお昼だもん。弁当は?」

幼馴染「ある」

女「うい~お昼だべさ~」

男「俺今日購買だ」

幼馴染「言ってくれれば作るのに」

男「いやオカン寝坊してさ。予期せぬだよな」

女「ちゅうかご飯は大概この三人なんだけど、男は男友達居ないの?」

男「ん?居るよ?クラスが違うだけで。DQN達いるじゃんか。あいつ等と仲良い」

女「マジかよ」

男「じゃ飯買ってくる。何か飲みたいモノ~」

幼馴染「ん。午後ティー」

女「ソーダの何かそれ系」

男「午後ティーに苛性ソーダな」

女「殺す気か。持ってこれるもんなら持って来い!!」

男「理科室寄ってくるからな」



女「しかし意外……男はそーいう連中とかと仲がよかったのか~」

幼馴染「でも一人だけクラスが違うから絡みは少なくなった」

女「そして幼ちゃんと一緒のクラスだから沢山イチャイチャ出来ていいねぇ」

幼馴染「やったぜ」

男「買ってきた~」

幼馴染「ん。ありがと」

女「せ~んきゅ~」

男「さっきそこでDQN達と会ってさ、あいつ等学校にピザ頼んでんの。二枚」

女「あいつ等も大概バカだよね」

男「んだから一切れ貰ってきた」

女「仲良いね~」

男「まぁまぁだよ」

幼馴染「男パン何買ってきた?」

男「焼きそばパンに~……ピザパン」

幼馴染「もっと精の付くパンじゃないと困るよ」

男「精の付くパンて何すかね?」

男「うまうま」モッシャモッシャ

幼馴染「……」モソモソ

男「…………」

幼馴染「…………」モソモソ

女「…………」

幼馴染「…………」モソモソ

幼馴染「…………二人してどしたの?」

女「いや~……可愛いなって。ご飯食べてる幼ちゃんて……」

男「リス……みてぇな?」

女「ロペの先輩?」

男「あんな目つき悪かねぇんじゃねぇの?」

女「でもリスは合ってるね」

男「リスだと」

幼馴染「はい。あーん」

男「あむ」

男「うまい」

幼馴染「男のお母さんとどっちが美味しい?」

男「まぁこの場では幼馴染と言わせていただきましょう」

男「だいたい、おかんの味付けもお前の味付けもそっくりなんだよなぁ」

幼馴染「そら(男の為に男が好きな味付けを教えて貰えば)そう(料理もそっくりになる)よ」

男「あかん。幼馴染の手料理が既にもはやオフクロの味とか段階が早すぎる。うまいでしかし」モグモグ

女「お一ついただいても?」

幼馴染「食べんさい」

女「うまい」モシャモシャ

幼馴染「私の分がなくなる」

男「俺の焼きそばパンやるから」

幼馴染「そんなものもらってなんになる」

女「じゃあ、男からの口移しでいいんでないの」モグモグ

幼馴染「ナイス」

男「いや、それはさすがにいろいろな意味で今ここではそんなん無理」

女「いかんのか」

男「いかんでしょ」

幼馴染「結局、口移し出来ずに終わった」

男「だってなぁ、さすがにバカップル公認されててもクラスみんなの前じゃなぁ」

幼馴染「じゃあ、二人っきりの時なら全然いい?」

男「むしろどんどんこい。そして、お前はいつもやっているぞそれを」

幼馴染「口移しはまだやったことない」

男「うん。それに限らずそれ以上の話な?」

幼馴染「今日は帰ったら口移ししてみよう。一口一口丁寧に」

男「俺の話聞いてる?」

幼馴染「うん。男は今日何が食べたい?」

男「聞いてないよね?」

男「気付いたらもう放課後」

幼馴染「また一歩土曜日に近付いた」

女「じゃあね~お二人さん」

幼馴染「ばいばい」

男「うい~」

幼馴染「さて、男は今日は暇だね?」

男「おう暇暇。どうする?どっか寄ってくか?」

幼馴染「晩御飯の材料を買いに行く。何が食べたい?」

男「昼の話まだ続いてたんか。ん~……そう、だなぁ。久しぶりにチンジャオロース、かな」

幼馴染「了解。特製チンジャオロースを作る」

男「お前ちゃんと肉入れろよな」

幼馴染「こうやってあまりセックスしない状況が続くと」

男「何だ?性欲とかどうでもよくなってくるか?」

幼馴染「そこは寧ろ加速する。でもよくわからないけど何か分かりそうな気分になる」

男「お…………ま、たったの四日でそんな悟りを開きそうな事を………………」

幼馴染「男はそんな感じは」

男「俺は日に日に気持ちが高ぶってくる」

幼馴染「抱きついたりしたら?」

男「ちょっと困る。前屈みになって歩きづらいからな」

男「ただいま」

幼馴染「お邪魔します」

男「……ただいまって言ってもいいけどなぁ」

幼馴染「ただいま?」

男「おかえり?」

幼馴染「ただいま」

男「おかえり」ギュ

幼馴染「ん!?ん!!ん!?」

幼馴染「ちょっと、ドキドキする」ギュー!

男「ちょっと?か?」

幼馴染「うそついた。もっそいドキドキする。何で?」ギュー!!

男「何で?って?」パッ

幼馴染「男がいきなり積極的」

男「察しろ。こっちも色々あるんだ」

幼馴染「それが人生」ギュ

男「さて、とりあえず風呂だけでも沸かしとく」

幼馴染「私は部屋に行く」

男「そだな。まだ飯作る時間じゃないし。五時だし。まずそして着替えて来た方がいいと思う」

幼馴染「いい。二度手間だから。からくり読んで待ってる」

男「どこまで読んだ?」

幼馴染「才賀村のラスト。泣いた。泣けた」

男「泣くよなぁ。泣ける場面多すぎだよな」

幼馴染「純粋なまでの様々な愛が、ある」

間違えたね黒賀村だた。不覚



男「おい」

幼馴染「へい」ペラ

男「トイレに行きたいんだ」

幼馴染「いいこと思い付いた」

男「ちげぇ、頭どけてくれ」

幼馴染「うぬぅ……具合がいいのに」

男「寝転がってる人の腰辺りを枕にすると何であんな、ジャストフィットなのか」

幼馴染「帰ってきたら私もやってあげる」

男「ん」

男「…………ん?」

幼馴染「おいでやす」

男「膝枕やんな」

幼馴染「気持ちいいから。やらかいから」ポンポン

男「まぁ膝枕大好きだし、失礼させていただきますけどね」ゴロン

幼馴染「ん」

男「本読めなくなるよ?」

幼馴染「今は男を愛でたいから」ナデナデ

男「あ~……眠たくなってくる。アルファ波でも出てんのかね……」

幼馴染「寝てもいいよ」

男「じゃあ…………起こしてな……」

男「zzz」スピー

幼馴染「寝るの、早」

男「zzz」スカー

幼馴染「…………かわいい」

幼馴染「…………」プニプニツンツン

男「ふ………………んく…………」スピー

幼馴染「唇…………」プニ

男「ん……」

幼馴染「…………」ナデナデ

幼馴染「ちゅ」ハム

幼馴染「ふむ…………睡姦、か」

幼馴染「これはこれで」チュウ

幼馴染「ちぅ、ちゅ……んふ…………ん……」

男「ん~……」ピク

幼馴染「!?危ない危ない」

過去編の黒賀村がね。フランシーヌのべろべろばあ、とか
最後のカーテンコールでガチ泣きしたし


男「……」

男(起きてるんだけど面白いからそのままにしとこ)

幼馴染「ふむ…………んむ……あむ」チュム

幼馴染「起こさないように起きないように」

男(かわいいなぁもう。キスする度に髪の毛がかかってくすぐってぇけど)

幼馴染「ん~…………」チュパ……ピチュ

男(ん…………ちょい長……)

幼馴染「…………男、起きてるね」

男(!?)

男「スー…………」

幼馴染「人はね、眠ってるときは」

幼馴染「唾を飲み込まない」

男「…………」

男「…………やるな幼馴染」

幼馴染「起きてるなら早く起きてくれればいいのに。恥ずかしかった」

男「まぁまぁ。で、どうだった?」

幼馴染「ん」

幼馴染「ちょっとテンション上がった」

幼馴染「睡姦と言うジャンルを甘く見てた」

男「まぁ、啄むようにずっとキスし続ける幼馴染は可愛かったな」

幼馴染「うぐ……」

幼馴染「ご飯、作ってくる」

男「うい。じゃあ俺風呂入ってくるわ」

幼馴染「ん」

男(珍しいな…………いつもならすぐさま一緒に入る!くらいな感じなのに……まさかホントに賢者モード?)

幼馴染「ご飯あがったよ」

男「こっちもあがったよ。…………メニューは?」

幼馴染「特製チンジャオロース」ギュー




幼馴染「いただきます」

男「幼馴染さんよ……チンジャオロースっつったよな?」

幼馴染「うむ」モッキュモッキュ

男「肉のないチンジャオロースは…………チンジャオロースとは言わねーんじゃなねぇのか?」

幼馴染「…………いや、言うね」

男「言わねーよ!大体何故ビバップ風にしたのか」

幼馴染「流れを汲んだ。大丈夫。一応お肉も生姜焼きあるから」

男「もうそこは混ぜてもいいじゃん…………うまい」ムシャムシャ

幼馴染「さて、じゃあ、アレを、満を持してやる」

男「アレ?」

幼馴染「口移し」

男「これ(チンジャオロース)で?」

幼馴染「他に何が?」

男「風情がないというか……ロマンテイストじゃないというか」

幼馴染「今日はやると決めたから止められない」

男「ゆっくり飯喰おうぜ?」

幼馴染「男は私と口移ししたくないの?」

男「そらしたいよ。でもチンジャオロースでってのはないだろ」

幼馴染「じゃあ…………何なら……」

男「冷蔵庫にケーキとアイスクリームあるからさ、風呂上がりに甘いもの喰おう」

幼馴染「ケーキとアイスクリームで……良い」

男「だろ?」

男「ごちそうさま」

幼馴染「お粗末様。おいしかった?」

男「いつもながらめちゃくちゃうまかった」

幼馴染「うむ」

男「俺部屋に居るから風呂入れよ。で上がったら冷蔵庫からケーキとアイス持ってきて」

幼馴染「了解した」トコトコ

男「…………とりあえず、今日の正念場か」

男「我慢しねぇとなぁ……」

カポーン



幼馴染「ふぅ……口移し……」

幼馴染「…………一応、歯を磨いておいた方が…………」

幼馴染「普通のキスより緊張するとは」

幼馴染「コシュコシュ」

幼馴染「ぺ」

幼馴染「…………身体も入念に洗って」

幼馴染「髪の毛も…………入念」

男「遅い」

幼馴染「しーましぇん」

男「いや、いつも以上に時間掛かってたぞ」

幼馴染「ちょっと盛り上がって」

男「?ま、いいや。で、ケーキとアイスは?」

幼馴染「ここに」

男「うむ。お前の好きな店のモンブランと、その店で買ったチョコアイス」

男「どっち食べたい?」

幼馴染「男はチョコアイス好きでしょ?」

男「お前がモンブラン食いたいだけやろ」

幼馴染「いえす」

男「当ったり前だよなぁ。あ、ウルフズレイン見ていい?」

幼馴染「いーよ。食べながら見よう」



幼馴染「キバはかっこいい」モクモク

男「俺はヒゲが好きだけどなぁ」アムアム

幼馴染「…………チョコアイス一口ちょうだい」

男「口移しで?」

幼馴染「言わずもがな」

男「ん」パク

幼馴染「じゃあ…………いただきます」

男「んーん」チュ

幼馴染「ん……チュ、チム…………ンチュ、はむ…………レロ……」

男「ん……チュウ、チュ…………どう?」

幼馴染「冷たくて熱くて甘くて美味しい」ペロ

幼馴染「次はモンブラン」

セクロスまであとどれぐらいですか?

>>423あと100レスくらいで入ればいいんじゃないかなぁ


男「あむ……」チュウ

幼馴染「ん!!」ガシ

男(頭捕まれた!つか体ごと!?)

幼馴染「チュ……ヌリュ…………ふ、む…………チュ、ピチャ……レロ……」チムチム

男(これただのキスと変わらんぞ……)

幼馴染「ん、ふー……チュパ…………ぇぁ……美味しかった?」

男「後半普通のキスだった」

幼馴染「モンブランがよだれでぐちゃぐちゃになっちゃった」

男「アイス食べる?」

幼馴染「食べる」

男「はむ」チュウ

いちじかんご!

幼馴染「ふぅ~…………ぁはぁ……」トロン

男「なんかもぉ口ン中すげぇ陵辱された」グデン

幼馴染「お互い様。アイス溶けちゃった」

男「んー。勿体ないな。これってさぁ、理論上、アレかな?やっぱり冷蔵庫に戻せば元の状態になるんかな」

幼馴染「100%美味しさまでは戻るかはわからないけど」

男「……え、何してんの?指でかき混ぜて、何で俺の胸の上に跨がるの?」

幼馴染「はい」トローン

男「かき混ぜ~の俺が食い~の?」

幼馴染「舐めて」

男「む」パク

幼馴染「ふ…………ぅ」ゾクゾクゾクゥ

男「はむ…………ペロ……レロォ…………プチュ、チュパ」

男「ヂュ、チュルルルルルルル…………ヂュチュゥゥゥゥ」

幼馴染「や……!ッは!!おと、こ…………吸う、の………………ダメ…………!!」ビク

男(指吸われて感じるのか…………)

幼馴染「ひ…ン!?」ポロ

男「にゅ、あ!?」


ベチャン


男「あ~あ、あいふおひひゃっは」

幼馴染「……」ハァハァ

幼馴染「んッ……」ペロ…

男「ぉむ!?」

幼馴染「プチュ…………男とチョコの味が……する……」

男「身体に落ちたのなんて舐めなくてもいいぞ」

幼馴染「やだ。舐める…………男も止めちゃダメ。もっと……指吸って………………」

幼馴染「チュ……んふ、ピチャ、ペロ……男、の鎖骨……やらしい」

男「アムアム……チュポ…………幼馴染」

幼馴染「ハァ、ハァ…………ん、ゅ……?」

男「ん」チュ

幼馴染「ッ!?」

男「ん~」アム……チュウ、チュパ……レロ……ハム

幼馴染「…………あふ」ペタン

男(オチた。元からオチてたか)

さらにいちじかんご!


男「あ~……堪能した」

幼馴染「ぅ…………ふ………………ぁ……」ピク

男「…………何で、何回?」

幼馴染「…………」スッ……

男「四回か~……膝枕気持ちいいか?」ナデナデ

幼馴染「…………うん」ギュ

幼馴染「男は……何で、我慢出来るの…………?」

男「何でかなぁ…………楽しかったから?」

幼馴染「楽しい…………?」

男「純粋にただ幼馴染を満足させるのが……俺が一方的にお前を攻めるのが」

幼馴染「…………ドS」

男「今更、だよなソレを俺に言うのは」


タダイマー



男「お、ちょうど良いタイミングで帰ってきよったな」

幼馴染「おばさんにご飯作ってあげなきゃ」

男「そんな別にいーのに」

幼馴染「ダメ。疲れてるから癒やしてあげたい」

男「でき女やね~」

幼馴染「でき女じゃないと男の幼馴染じゃない」

男「……ん、ん?言うてる意味がわからんが」

幼馴染「覚えてない?ちっちゃい頃の約束。私が何でも出来るようになったら結婚してあげるって、男が言ったの」

男「……なんつぅか何様様の上から目線だったんだなぁ当時の俺は」

幼馴染「だから私は頑張って男と結婚出来るように修行したのでしたと、さ」

男「幼馴染のハイスペックの根元はそこからだったんか……」

母「あ~ちっかれた~」

男「おけぇり」

幼馴染「おかえり」

母「お~幼ちゃん!帰ってきて愛娘の顔を見ると疲れ吹き飛ぶわ~」

男「おい。おい」

幼馴染「すぐにご飯作るね。チンジャオロースだから」

母「見たか男、これが本物の我が子だ」

男「じゃあ俺もう幼馴染ン家の子になる。FAする」

幼馴染「その場合、男は婿入り?私が嫁入り?」ジュージュー

母「コイツなんて幼ちゃんの煮るなり焼くなり好きにしていいよ」

幼馴染「男、どこに行くの?」

男「幼馴染の父ちゃん母ちゃんに挨拶に」

母「向こうもいい迷惑だぞ?」

男「幼馴染、愛の逃避行しよう」

母「まずはチンジャオロース作って貰ってからね」

幼馴染「チンジャオロースお待ちどう」

母「おぉ!美味そう!」

男「しっかり肉入ってるがな……」

幼馴染「じゃあ私はそろそろお暇させていただく」

男「おぅ。悪いな飯作って貰って」

幼馴染「いつものことだからいいよ」

男「じゃあオカン、幼馴染送ってくるから」

母「あいよ。あ、待ち待ちちょい待ち。男ちょっとこっち来な」

男「何?」

母「冷蔵庫にビールあるから取って」

男「自分でやらんかい」

バタム


幼馴染「おばさんにとって男の優先順位ってどこなんだろうね」

男「液晶テレビより薄くて、トイレットペーパーよりも軽くて置くだけベープよりかは使える位だろ」

幼馴染「婿入りする?」

男「やだ。お前を嫁入りさせる」

幼馴染「そこは私も譲れない」

男「ほい到着」

幼馴染「お疲れ様」

男「ん~。いや今日は疲れたな。ある意味」

幼馴染「あがってく?」

男「いンや。帰って寝る」

幼馴染「あと一日だからね、お互い頑張ろう」

男「むしろ俺は当日頑張るわ」

幼馴染「期待してていいんだね」

男「お前は抑え目に……な?」

男「ふぁ~…………たっだいま……」

母「早。帰ってくるの早」

男「いかんのか」

母「いや別にかまわんけども、てっきりまた幼ちゃん家に泊まってくるかと思ってね」

男「そんな迷惑かけねぇよ」

母「幼ちゃんの心を汲んでやれ。あと私明日朝から居ないから」

男「う~い」

母「寝坊するなよ。あとサボるなよ」

男「しねぇよ」

チチチチ

ピピピピピピピピピピ

男「ん~……アラーム…………眠ッ……」ピッ

男「あ~……ギリギリまで二度寝だな…………これ」

男「んぐ…………ぁ」

男「…………zzz」スピー

母「起きんかい」

男「………………」ムク

男「…………」ポフ

男「………………zzz」

母「……起きろ!」

男「もぉええって…………小一時間程寝させて……」

母「いいから、起きろ!幼ちゃんが大変なんだよ!」

男「…………幼馴染が!?」ガバ

男「幼馴染がどうしたんだよ!?なぁ!?」

母「家に来る途中、家出た瞬間に…………車にはねられて……」

男「マ……ジ、かよ…………!!幼馴染は……大丈夫なんか!?」

母「車にはねられて大丈夫もクソもないだろ。まぁ嘘なんだけどな」

男「おい」

母「目ェ覚めたでしょ?起きてちゃっちゃと飯喰いな」

男「ッッよかったけどクッソ~…………っつぅかオカン何で居んの?朝から居らんのちゃうの?」

母「とりあえずお前だけ起こそうと思ってね。私はもう行くから二度寝するなよ」

男「へーへー。バッチリ目覚めたからできねぇよ」

母「じゃ行ってくるから、遅刻するなよ」

男「しつけぇ。いってらっしゃい」

母「いってきます」

バタン

男「さて、二度寝二度寝」


ブブブ ブブブ


男「幼馴染からメール……?」

男「『風邪をひいたから今日は休む』って……何してんねんあいつ」

男「…………休みか~」

幼馴染「……七度五分…………」ボー

幼母「微熱だけどね。まぁ風邪は風邪だし、大事をとって休んどきなさい」

幼馴染「…………うん」

幼母「お母さんは仕事行ってくるから、安静にしてなさいよ?」

幼馴染「わかってる」

幼母「台所にバナナがあるから、お腹減ったらそれでも食べときなさい。食欲ないでしょ?」

幼馴染「了解」

幼馴染「ふぅ~……」

コンコンコン


幼馴染「?」

男「開けて」

カチ、カララララ

男「お!幼馴染ゥー!」

幼馴染「学校は?何してるの?」

男「休む。サボッた。眠いねん」

幼馴染「お見舞い?」

男「あ~……まぁそんなところ。ほいお土産。アクエリアス。ポカリは糖分が多すぎるからな」チャポ

幼馴染「…………ありがとう」

男「あぁ、風邪は大したことないんだろ?」

幼馴染「さっき計ったら七度五分だった」

男「じゃあ早く治さねぇとな。あ、とらドラ!発見~」

男「見てもいい?」

幼馴染「うん。あ、アクエリアスの炭酸だ」プシ

男「一からか、一から見てもいいのか?」

幼馴染「うん」コキュコキュ

男「PS3って再生機としては超優秀だよな」

幼馴染「だね」

男「やっぱりみのりんが俺は可愛いと思うんよ。竜二の目は確かだよ」

幼馴染「ボクはやっぱり大河かな」

男「ん!?あれ!?」

幼馴染「?どうしたんだい?」

男「どうしたんだいはこっちなんだい!?幼馴染どうした!?口調も一人称も変わってるぞ?」

幼馴染「そうだろうか?」

男「うん…………うわぁ……いきなりクールボクっ子になっちゃったよ…………」

幼馴染「ふむ。どうやら風邪により性欲が低下したからだとボクは考えるが」

男「いや悟りの極みだ……無理やり賢者モードにして性欲も下がったもんだから…………」

幼馴染「確かに今のボクはそんな気が起きそうにないね」

男「ピロートークでもそんなお前を見たことないわ……」

幼馴染「……まるでその口振りだとボクが底無しの性欲を持つみたいじゃないか」

男「違わないだろ」ピッウィーン

男「あ、お前飯食ったんか?」

幼馴染「いや、まだ食べてないよ」

男「そっか~…………昼どうする?お粥食べるか?」

幼馴染「え、男が作ってくれるのかい?」

男「お、おう……違和感感じるな…………それかサムゲタンでも」

幼馴染「それはいい」

男「元より作れないけどな」

男「いいなぁ。やっぱりとらドラいいなぁ。可愛いわぁみのりん」

幼馴染「大河も小さくて可愛いと思うけど」

男「いや最終的には大河に落ち着くけどでもやっぱりみのりんが一番。コアなネタやるし」

幼馴染「ジャイアントさらば!とかかい?」

男「そ、そ。何でよりにもよって覚悟のススメなんだろな?」

幼馴染「うーん……でも散様はかっこいいと思う」

男「かっこええけど……」

男「もう、昼か」

幼馴染「だね」

男「俺、お粥作ってくるわ」

幼馴染「とらドラ止めておこうか?」

男「そら止めておいて。すぐ作ってくるから」

幼馴染「ん。梅干しが冷蔵庫にあるから持ってきてくれるかな?」

男「お前はお粥に梅干し派かぁ。俺はご飯ですよ派なんだ」

幼馴染「残念ながらないんだなそれが」

男「じゃあ鰹節でいいか」

二十分くらい


男「おまたっせ。戦、行き倒れ、病に飢え……人界は恨みを残した亡者でひしめいとる」ホカホカ

幼馴染「うむ」

男「お前の椀……ほぅ雅な椀だな」

男「肝心なことは死に喰われぬ事だ。いやこれは師匠の受け売りだがな」ハフハフ

男「うまい。さぁ、そなたの家の米だ。どんどん食え」

幼馴染「何でジコ坊のモノマネしてるんだい?」

男「いやぁ、なんとなくしたくなるよな。お粥喰うとさ」

幼馴染「いや…………すまない、ちょっとわからないかな」

男「さよか…………ほい、お前の分」

幼馴染「あーん、は?」

男「え?」

幼馴染「だから、あーん、はしてくれないのかい?風邪人だよ僕は」

男「風邪人だもんなしょうがないな」フーフー

男「はい、あーん」

幼馴染「あむ」パクゥ

男「これで口移ししたら……」

幼馴染「放課後プレイになるね」アーン

幼馴染「ごちそうさま」

男「ういごちそうさま」

幼馴染「あ~……それにしても…………暑いね」

男「ん……まぁ暑いな。クーラー点けようか?」

幼馴染「身体がベトベトして気持ちが悪くてね、汗をかいてしまってね」

男「シャワー浴びれるか?」

幼馴染「君はわかって言っているんだろう?あぁ、怠くて動くのも億劫だよ。しかし身体の汗を拭かねば風邪が悪化してしまうかもしれないな」ダルーン

男「……拭きましょうか?」

幼馴染「いいのかい?そこまで世話になっても」

男「看病しにきたんだからそれくらいはしまっせ」

幼馴染「じゃあお願いしようかな」ヌギ

男(男らしく脱いだな~)

幼馴染「あ……下に洗面器とタオルあるから」

男「お、おぅ。取ってくるわ」

男(よく考えたら…………幼馴染の風邪を看病するって初めてだ…………こんなギャルゲみたいなイベント、マジか)

男「ほら、もって来たぞ。後ろ向け」

幼馴染「うん…………じゃあ、お願いするよ」

男「ぅ、おう」

幼馴染「ふふ…………緊張してるのかな?今まで何十回も身体を重ね合った間柄で」

男「改めて意識するとな、やましいこと抜きに考えると……やっぱりな」

幼馴染「そう言うところは相変わらず可愛いね君は」

男「背中……からな」コシコシ

幼馴染「あ……ん、気持ちいいよ…………」

男(肌白……腰も細いし、華奢だし…………ワガママボディにも程があるだろ)ゴシゴシ

幼馴染「男…………背中だけじゃなくて…………」

幼馴染「前も下も、洗ってくれる…………かな……?」

男「ま、か、せろ……!」

男(エロい!極めてエロい……!)

幼馴染「そっち、向こうか……?」

男「おう……後ろからじゃ拭きにくいからな」

幼馴染「ぃしょ……、と」ポョン

幼馴染「胸のね、下の方に、汗がたまってしまってね……丁寧に…………お願いするよ」

男(相変わらず形のいいおっぱいだ……乳首もきれいだしデカいし…………溜まってんのに拷問過ぎるだろ……)

男「拭くぞ」コシコシ

幼馴染「……ふ…………ゃ……!!んん…………!!」ピク

男「お、お前ヤらしい声出すなよ……!」

幼馴染「仕方がないだろう……ボクだって、ぁふ…………出したくて出してるわけじゃあ…………ヒャ…………!!」

幼馴染「フー…………フー…………」プルプル

男「顔が紅いぞ。大丈夫か?」

幼馴染「だい、じょうぶ……らから、続けて…………」グッ

男「唇噛んでまで抑えなくても……」コシコシ

幼馴染「はっ…………ぁ、はぁっ…………」

男(めっちゃ見てる)コシコシ

幼馴染(優しく…………触られると…………焦れっ、たい………………激しくして欲しい…………)


男「前……終わったから次は、下拭くぞ?」

幼馴染「……」コクン

男「とりあえず脱いでくれるか?」

幼馴染「…………」フルフル…

幼馴染「力入らないから…………男が脱がせて……?」

男「え?」

幼馴染「早く……!!」

男「…………」スル

男(全裸にしても、いいのか、な?)

男「幼馴染…………パンツ濡れてるぞ」

幼馴染「そ、う……そう言うことは言わなくて良い!!」

男「はいはい。パンツも脱がすからな」

幼馴染「うん…………はい……」

男(無心無心……)スル…

男(ぱ、パンツの生地が無毛の割れ目に挟まってるだと……!!なんちゅうエロさだ)

幼馴染「ジロジロみないで……!!」

男「い、今更ここで恥じらう関係じゃないだろ?拭くからな?」

男「まずは膝から下」ゴシゴシ

幼馴染「ぅ……ふ……」

男「次は……太もも……」

幼馴染「ハァハァ…………」プルプル

男「内股にされると拭けないのだけれど」

幼馴染「だ、だって……男の触り方…………」ギュゥ

男「股、開けろって……」ガバ

幼馴染「ひゃい!?」

男「…………お前って、本当に毛ェ生えてねぇのな…………」

幼馴染「ぅ…………き、男は、嫌い、かな…………?子供みたいで…………」

男「いや好きだよ。幼馴染なら何であれ」

男(しかしツラい……正直、今すぐ犯したい……!)

男「あとはここを拭いて終わりだな」コシコシ

幼馴染「ぁ!!や!!おとこ……!!」

男「つらいなら一回イっとけ。拭いても拭いても濡れてくるぞ」コシコシ

幼馴染「ら、って…………んぁぁ!!」ビク

幼馴染「…………イケない……!!そんな…………優しくされたら…………切ないの……!!」

男「優しくったて…………」

幼馴染「めちゃくちゃにぃ…………していいからぁ…………」ハァハァ

幼馴染「イかせてよぉ…………」ギュ……

男「……あぁ、わかった」

男「指、入れるからな」ニュプ

幼馴染「んあぁぁぁあ!?」ビグン

男「お前の大好きな弱いところは全部知ってんだよ」グニグニグィ

幼馴染「イク……!!イクっ!!おとこ!!も、う!!あ、ぅあ……!!」ブルブル

男「乳首も一緒にな」カプ

幼馴染「あぁぁぁぁあああぁっ!!ダメ!!」キュゥゥ

男「ダメじゃないだろ。あ、そろそろイくな」ピタ

幼馴染「やだ……とめないでぇ…………!?」

男「泣きそうなツラすんなよ。ただ、まぁ俺だけ我慢してるのもツラいから意地悪したくなるんだよ」チュウ

幼馴染「ン!?」チュ、レロ

男「ふ…………チュ…………」グニ

幼馴染「~ッ…………~!!」ビグン

男(お~イってるイってる。キスしながら。舌が動いてないからそれどころじゃないなコレ)

幼馴染「ぉ…………こ、ッ」ギュ

男「ニュ…………リュ……ンチュ、ピチャ…………ン~……」

幼馴染「…………」ビクッビクッ

男「チュゥゥ…………~~ッぷぁ。……ふぅ~…………どうだった?」
幼馴染「ンァ…………ぁ…………ぁ……」

男「潮吹かなかっただけまだラッキーだったなぁ」

幼馴染「おとこぉ…………ぁ、これ……しゅごい……」ハァハァ

男「だろうな。ものごっつ腰浮いてたし。ほら風邪人、裸はマズいから服着ろ。いやもう着させるから」

幼馴染「ひゃぃ…………」

男「パンツは新品のな。の前にまずは拭くか」サワ

幼馴染「ひぐっ!?」

男「ぁ、ぁあぁ、敏感だもんな。まぁキレイにするから」フキフキ

幼馴染「も…………やめ、へ…………」

男「我慢我慢。ほい脚上げてパンツ履いて~」スル

幼馴染「…………」ギュゥ

男「ズボン履いてパジャマ着て…………ほいオッケ」

幼馴染「…………男、寒いなぁ」

男「ん~……と、一緒に、寝る?」

幼馴染「当たり前だ。一緒に寝て、ボクをとことん幸せな気分にしろ。今は男の全てを感じたいんだ」



幼馴染「ん……」

男「……ZZZZ」スピー

幼馴染「……六時。……んー……はぁ」

幼馴染「…………」

男「ZZZZ」スピョスピョ

幼馴染「可愛い」ナデ

男「ん…………む……」クー

幼馴染「熱は下がったかな……」

ピピピ

幼馴染「六度五分……治った」

幼馴染「男、起きて」ユサユサ

男「んー……ぁ~おはよ…………今何時……?」

幼馴染「六時。熱下がったよ」

男「そっかぁ…………ふぁぁ~……!ん……飯は喰えそうか?」

幼馴染「むしろお腹空いてるくらい」

男「絶好調だなおい。口調も戻ってるし」

幼馴染「残念?」

男「いんや。ただアレはアレで可愛かったよ。一粒で二度おいしい」

幼馴染「男も風邪引いたら看病してあげる。男のボクっ子も見てみたい」

男「あれはお前が特別の特別なだけであって俺は風邪引いても普通だからな」

男「腹減ってんなら何か作るか?」

幼馴染「いい。私が作ってあげる」

男「病み上がりだから無理すんな。明日を万全で迎えたいだろ?俺だって万全で望みたいし」

幼馴染「なら一番の懸念は男に移ってないか心配」

男「俺は大丈夫だよ。今んところは。まぁ何か作ってやるから。多少は出来るぞ」

幼馴染「なら、何か軽く食べられるものがいい」

男「雑把だなぁ。わかった」

男「軽いもの、ねぇ……何にしようか」

幼母「あれ?男居たの?いらっしゃい」

男「お邪魔してます~」

幼母「幼のお見舞い?ありがとね」

男「まぁそんなところ。幼馴染も大分良くなって腹が減ってるらしいから何か作ってやろう思って」

幼母「いい、いい。私が作ったげるから。男は幼の相手してあげて」

男「あ~いいの?じゃあお願いします。幼馴染軽いものがいいって言ってたけど」

幼母「豚カツ?」

男「重い。重すぎる」

幼母「冗談よ。出来たら持ってくから、男も食べるでしょ?」

男「あ、じゃいただきます」

男「お待たせ」

幼馴染「早いね」

男「いや幼馴染の母ちゃん帰ってきててさ、適当に軽いもの作ってくれるんだと。俺はお前の相手をしにきたのだ」

幼馴染「そう。じゃあゲームやろう。サイレントヒル3」

男「あれ?お前こういうのって苦手なんじゃなかったっけ?」

幼馴染「男と一緒なら大丈夫。はい」

男「ですよ、ね~俺がやるんですよね~」

幼馴染「大丈夫。男と一緒なら怖くない」

男「っても俺も本当に久しぶりだからな~……」

男「ふぇぇ……栄養ドリンクがないよぉ…………」

幼馴染「なのにラジオからはガーガーピーピーなってる」

男「ノイズもヂギヂギゴンバンゴンバンなってるし……わ!ナースだ!」

幼馴染「とりあえずそこの部屋に逃げ込もう」

男「ぎゃー!!この部屋ダメージ受ける!出られへん!」

幼馴染「やったことあるんじゃなかったの?」

男「当時はこの部屋スルーしてたんだよぉ。てなわけで幼馴染、交代」

幼馴染「や」プィ

男「…………お前のゲームだぞ?」

幼馴染「私がやったら病院と遊園地はトラウマになる」

幼母「ういお待たせ」ガチャ

男「おわ!ビックリした……」

幼馴染「男、神経質になりすぎてる」

男「そらなるよ」

幼母「本当アンタら仲良いわね。はいご飯。蕎麦でいい?」

幼馴染「ん。蕎麦好き」

男「俺も蕎麦好き。うどんよりも蕎麦派だしな」

幼馴染「蕎麦とラーメンなら?」

男「ラーメンかなぁ。でもラーメンかうどんって言われるとうどんかなぁ」

幼母「何じゃそら」

幼馴染「いただきます」

幼馴染「フーフー」チュルチュル

男「ふーふー」スゾゾゾ
幼馴染「いよいよ明日」

男「せやね」

幼馴染「もうこのまま泊まる?」

男「いややめとく。お前の風邪がぶり返したらアレだし、目が覚めたら拘束されてたってのもあるかもだし」

幼馴染(鋭い……)

男「まぁ幼馴染に限ってそんな事しないとは思ってるけどな」

幼馴染「熱ッ、あつ」

男「…………する気、なんだね……?」

幼馴染「しないよ?」

男「目に見えて同様してたやんなぁ、たった今さぁ」

幼馴染「気のせい気のせい」フーフー

男・幼馴染「ごちそーさま」

男「ふぅ……器下に置いてくるな」

幼馴染「いや、いい。私が行く。そこまで気を遣わなくてもいい」

男「さよか。じゃあ頼むかな」

幼馴染「うん。あ、ついでにシャワーも浴びてくるから」カチャカチャ

男「さすがのさすがに一緒には入れんな」

幼馴染「ね。それも明日のお楽しみってことで」

幼馴染「ごちそーさま」

幼母「はいはい。そこ置いといて。おいしかった?」

幼馴染「まぁまぁ」

幼母「素直じゃないなぁ」

幼父「お、風邪はもう大丈夫か?」

幼馴染「お父さん、おかえり。風邪はもう多分大丈夫。明日は何時に出るの?」

幼父「ん~八時くらいかな。なんだ?男と一緒に家で過ごすのか?」

幼馴染「言わずもがな」

幼父「そうか。ほどほどにしとけよ」

幼母「実の娘に何を言ってんのお父さん」

幼父「いや、認めてる辺りはちゃんといい父親だろ!?」

幼馴染「そこは評価するけどもやはりマイナス点がデカい。慎みを持ちなさい」

幼父「ぐぬぬ……」

幼馴染「はぁ~さっぱりした」ホコホコ

男「お~おかえり」ペラ

幼馴染「…………」

男「くくく…………」クスクス

幼馴染「違う」

男「へ……?」

幼馴染「男、おかしい。だって、なに?私お風呂入ってた」

男「はい、入ってました。髪濡れてます。早く乾かさなきゃまた風邪ひくかもよ」

幼馴染「違う。向こう三十分は帰ってこないのに男は私の部屋で何をしてた?」

男「団地ともお読んでました」

幼馴染「それがもう、違う」

男「…………え?」

男「すいません……何なんですか?」

幼馴染「普通は、私のベッドに潜ったり、タンスを物色したりするものでしょう。そして私にそれが見つかり慌てるのが、セオリーだと思う」

男「いやだって…………そんなん……物色て」

幼馴染「私はやった」

男「はぁ……してくれましたね君は…………でもやられたらイヤだろ?」

幼馴染「私はそれをむしろ期待していた」

男「俺はヤだよ。もしもお前のタンス物色してペペローションなんか出て来たら、俺どんな顔すればええんや」

幼馴染「……それは、笑えない」

男「真顔でマトモに返すなよ……」

幼馴染「さて、男。こう言うときはあなたはどうするべきか」

男「そもそもこう言うときって言う状況が特殊なんだけど……え~と…………じゃあ、髪の毛乾かすよ?」

幼馴染「!?」

幼馴染「その手があった……か」

幼馴染「合格。愛おしく私の髪の毛を乾かして」

男「あぁ正解だった……?じゃここ座って」ポンポン

幼馴染「ん。男はわかってる」ポス

男「暑いからクーラー点けてもいいか?」

幼馴染「いいよ。早く髪乾かせて。風邪ひくかもしれない」

男「まずは頭拭いて」ワシワシ

幼馴染「ゎぷっ」

男「髪の毛長いからなぁ。時間掛かるぞこれ」

幼馴染「じゃあたっぷりと手入れして」

男「へいへい」カチ


コォォォォ


幼馴染「冷風?」

男「そっちのほうが髪痛まないらしいぞ」ナデナデ

幼馴染「知らなかった」

男「しかし長い髪やな……綺麗だけど」コォォォォ

三十分後


男「終わった……あ~……疲れたぁ」

幼馴染「髪の毛長いとその分大変。お疲れ」サラサラ

男「…………イイ匂いだな」

幼馴染「くんかくんかする?」

男「そりゃもう……」ギュー

幼馴染「んふ……男、くすぐったい」

男「あ~……癒されるわぁ……クンクン……うなじの所が妙にエロいし」フスフス

幼馴染「ぁ…………ひゃ……」ゾクゾク

男「女の子ってなんでこんなイイ匂いしてんだろーな」クンカクンカ

男「ってもうこんな時間か」

幼馴染「まだ九時過ぎだけど」

男「早く帰って明日に備えたいのよ俺は。お前もゆっくり休めよ」

幼馴染「名残惜しいけど……仕方ない」

男「やけに聞き分けがいいな。そらそうか、いよいよ明日だもんな」

幼馴染「意識すると、胸がドキドキする。明日の私に期待せよ」

男「何度もクギ刺すようだけどな、だからってほどほどにしてくれないと困るからな」

幼馴染「死にはしない」

男「うん。殺さないでね。いやマジで」

男「お邪魔しました」

幼馴染「明日は私起こしに行くから」

男「あぁ。助かるわ」

幼馴染「おやすみ男」

男「おやすみ」

幼馴染「…………」ソワソワ

男「……うん」チュ

幼馴染「……おやすみ」ニコ

男「おう」

幼馴染「おはようございます」コソ

男「スピョスピョ」

幼馴染「やはり眠っている。まぁ、思った通り」

幼馴染「失礼」モゾモゾ

男「んん…………」

幼馴染「男、起きて」ギュー

男「ん……か…………ぐぅ……?…………ぇ?」

幼馴染「おはよう」

男「…………おはようさん…………上、退いて……動けない…………」

幼馴染「だいしゅきホールドしてるから」ムニュムニュ

男「…………やらかい」

幼馴染「着替えて歯を磨いて、家に来て。ご飯出来てるから」

男「ぁ~ぃ…………」

幼馴染「今日はたっぷり時間ある。じゃあ待ってる」

男「…………」ポリポリ

男「くぁ~……」

男「幼馴染の奴…………めちゃくちゃ生き生きしてやがるな」

男「…………お前もかよ、息子よ」

男「んぐぁ~…………!」ノビー

男「んにょひぇ!」バキバギバキ

幼馴染宅 決戦


男「来たぞよ~」

幼馴染「いらっしゃい。ワイシャツで来たんだ。いいね」

男「いいの?」

幼馴染「男の人が着るワイシャツを脱がすのは私のロマン。もとい、男のワイシャツを脱がすのは私のジャスティス」

男「さいで。ところでね、あちき腹減ったぁ」

幼馴染「出来てるよ。ご飯(玄米)と味噌汁(なめこ)と玉子巻きと山芋とうなぎとレンコンの天ぷら」

男「美味しそうだねぇ(震え声)」

幼馴染「おあがりなさい」

男「……いただきます。んぐ……食材はともかくとして……美味いな。さすが幼馴染」モグモグ

幼馴染「ふふん。はいお茶」

男「何から何までスマンね」ゴクゴク

男「何のお茶コレ?味が不思議な感じする」

幼馴染「気のせいだと思う。別段いつもと同じように作ったから」

男「気のせい……か。さすがに気にしすぎ…………か……?」モグモグ

男「なんだかんだ御馳走様」ケプ

幼馴染「はい。先に部屋に行ってて。片付けたら私もすぐ行く」

男「了解」トントン

幼馴染「…………」

男「しっかしいざ、さぁやろうって段階になると……これどうやって行為に入ればいいんだ……」ガチャ

幼馴染「心配ない」

男「んなぁ!?は、いつの間!?背後!?」

幼馴染「ふっ」


ガチャリ


男「ガチャリって…………え?手錠……?」

幼馴染「えいや」ドン

男「え……え?」トス

幼馴染「後は足にも手錠して。椅子と繋いで」カチャリ

男「えぇぇ~……!?」

幼馴染「これで男はもう椅子から立ち上がることはできない」ドヤ

男「ドヤ顔するなよ。って、なんの真似だこれオイ、手錠使わないって言ったのに!」

幼馴染「うんアレ嘘。これもプレイの一環だから、我慢して」

男「何をするつもり…………」

幼馴染「ナニ」

男「ナニだよなそりゃあまぁねぇ……服脱いでるもんねぇ。めちゃくちゃゆっくりと」

幼馴染「うん。でも下着は脱がないけど」

男「おぉ…………」

幼馴染「男の大好きな縞パン」

男「うぐぅ……大好物……」

幼馴染「興奮するでしょ。私も興奮する。失礼」ヨイショ

男「キスから?」

幼馴染「キスもしないでセックスを始めるの?」

男「まさしくそうだな」

幼馴染「チュ……ンチュ……」

なんか最近忙しくて

幼馴染「プチュ……ん~…………レロ、は、ふぅ……」

幼馴染「男のが、もう我慢出来そうにないね」

男「久し振りに……こんなんやったら、普通はなぁ……」

幼馴染「ふぇら……してあげようか?」

男「言わずもがな」

幼馴染「お願いしますは?」

男「……ほぅ…………幼馴染、言うねぇ~……俺が身動き出来ないのを良いことに」

幼馴染「どうする?」

男「お願い、します」

幼馴染「素直なのはいいことだ」カチャカチャ

幼馴染「……あ」

男「……どした?」

幼馴染「男の趣味は網羅してるのだ。口でジッパーをおろされるのが好きだと」

男「それはドSっぽい大人の女性がすることであって」

男「幼馴染みたいな可愛い奴には無理ってもんだ」

幼馴染「むぅ……失礼な。しかし可愛いと言ってくれたから不問とする」ジジジ……

男「そりゃどうも」

男の漢「」ドォォーン

幼馴染「これは……すごい」ゴクリ

幼馴染「男のって……こんなに逞しかった?久々だから」

男「さぁ…………何でやろね……」

幼馴染「コレが今から私の中に…………」ジュル

男「おい、涎、涎垂れてるぞ」

幼馴染「失礼」フキフキ

幼馴染「まずは……キスから」チゥ

男「っふわ!?」

金曜日くらいからガッツリ書けるかも

幼馴染「男は…………チュ、ふぇらの前に、ンム……おちんちんにキスされるのが……チュ、好きだよね……チュー」

男「ぅ……ぉ……何故それを」ピク

幼馴染「勉強した」チュ

幼馴染「涎とカウパーでグチャグチャにして……優しく撫でるのも」ヌリョヌリョ

男「くっ…………うぅ」

幼馴染「……感じてる男……可愛い」チュパ

幼馴染「じゃあ苦しそうだし…………そろそろくわえたげる」パクゥ

幼馴染「ん……ふ…………んむ」チュポ、グポレロ

男「ぁ~……腰……抜けそ……!」ビグッ

幼馴染「ぷぁ…………」チュピ

幼馴染「もうそろそろってとこかな」

男「こんなところでやめるなよ。生殺しも甚だしいぞ」

幼馴染「おっぱいで挟んであげようか?」

男「お願いしますマジでいやホント」

幼馴染「男はまるで狼だね」

男「一週間近くも待ってこんな焦らされてんだ。そら理性飛ぶわ」

幼馴染「うん。私も色々と限界」ムニュ

男「相変わらず…………デケェな」

幼馴染「でも男のも相変わらず大きい。先っぽ出てきてる」

幼馴染「んしょ……」ニュルルズリュ

男「なぁ……頭撫でてあげてやりたいのに……手錠外して」

幼馴染「まだダメ。序盤は私のターンだから」カプ

男「うぁ……先っちゅーキくなぁ……」

幼馴染「んふ? んふふふふ♪」ニチュニチュペロペロ

幼馴染「そろそろイキそう……?」

男「あぁ……もう出そ……」

幼馴染「くひのなはにひょうはい……」ジュプチュパジュプジュプ

幼馴染「…さぁ、次はどうしてほしい?」ヌチュヌチュ

男「…はぁ…はぁ…」

幼馴染「言えないの…?」ヌチュヌチュ

幼馴染「…なら好きにしちゃうね」クスクス

待たせたな

1万年と2千年前から待っているー♪
男「幼の、でかくない?」

幼「そんなことないよぉ、えへへ、んじゃ挿れるね?」

男「あぁ、頼むよ。」

幼「ゲイ♂春」

と、こんなかんじで大丈夫か?

ダメかー。

男「幼、で!でる!」ドビュドビュ

幼馴染「んんん…プハッ」ゴクリ…

幼馴染「やっぱり男のせーしおいしい…」

男「お、おい…飲まなくても…///」

幼馴染「えへへ♪んじゃ男、そろそろ挿れてもいい?」

男「ええ!?、いまだしたばっかなのに!?」

幼馴染「でも、男のアレはカチカチだよ?」

男「うっ…もう好きにしろ…
ただし!あと3回だからな!?」

こんなかんじでどうよ?
ったく、来週の火曜水曜木曜とテストなんだが…、テスト勉強してたのにーw

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きのmerutoさん   2014年08月06日 (水) 09:37:58   ID: W0yK5Ssu

方言が出てくるのがいいね!

2 :  SS好きの774さん   2014年12月11日 (木) 16:03:09   ID: r0S91yVq

女が書くSSって体力がおっさん基準だからわかりやすい

3 :  SS好きの774さん   2016年08月10日 (水) 01:32:49   ID: Ub1Ftmij

なによりイチがからくり知ってるってのに感動した

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