とある木原の上条当麻 (399)




「他者から愛されるということは、同時に他者から憎まれるという事だ」





SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1374753003


とある木原の幻想殺しの訂正版となります
更新は一週間に一回程度を目指しています
この作品には軽い暴力的な描写があります




男の身体に、銃弾が撃ち込まれた




ニューナンブM60、別名S&W M37。日本の警察官の武器に採用されたこの銃を持つ男は警官であった。
ニューナンブの銃口(マズル)から放たれた.38スペシャル弾が男の身体に一発撃ち込まれ、男の身体から赤い液体が漏れ出る

ターン、ターンという軽い音とともに火薬の燃焼ガスの圧力により弾が撃ち出される、男の身体に撃ち込まれる38口径の弾丸

それは男の身体に穴を開け、鮮血を飛び散らせる

男が倒れるように床に突っ伏した

その光景を見た、妻らしき女が夫に駆け寄る。だが、返事は無い

男の身体から赤い液体が広がって行く

まだ僅かにびくびくと痙攣する男の頭に、更に二発、三発と銃弾が撃ち込まれ、その首から上はただの肉片へと成り果てた

その姿を見た女が発狂したように叫ぶ

外の雨音が大きくなる

男は殺された

それも、本来市民を守るはずの警官に
それは必然だっとのかもしれない
男の妻は男を殺した男の元恋人であった

愛、故の犯行

人に愛されるということはそれだけ人に憎まれるということだ

例え、それが理不尽な逆恨みであったとしても

泣きじゃくる女。その様子を悲しむでも喜ぶでもなく無機質に見つめる警官

カチャリと銃口が次の目標を捉えた、銃の照準具(サイト)に映る女の姿。彼は躊躇なく引き金を引く

燃焼爆発による爆音が響いた後、女はその場に崩れ落ちた、男に覆いかぶさるように

そこに、物音で目を覚ましたのか女の子供が現れた。少年は寝ぼけているのか親の死をただ呆然と見る

雨音が一層大きくなる


警官は今度は少年に照準を合わせ撃鉄を起こして引き金を引く
だが、球は発射され無かった

弾切れ

その光景を見て、警官は笑う
拍子抜けだ、お前はなんて運のいい奴なんだと

警官が血で濡れた手で少年の手を掴む
少年はきょとんとした様子で警官の顔を見つめる

警官は笑っていた、大爆笑だった

その顔は人を殺した後だとは到底思えない満面の笑みだった


それにつられて少年も笑う、親が死んだという事実も分からずに



この世にヒーローなんていない

そこにいるのは仮面を被った偽善者だけ

我が身を守ってくれるのは『科学』だけ



だから

だから、俺は_____。

注意

>>3でも言っている通りとある木原の幻想殺しの訂正版です。
・キャラ崩壊が著しいです
・訂正版の割には内容はほぼ違います
・カップリングは無いです。ただし死ぬ人は沢山でます。
・更新は一週間が目安です。二週間来れない時は何かします
・こういう地の文スレは苦手です。誤字とか色々あっても生暖かい目でみてください。
・感想、質問などは出来るだけレスを返します。その他、たまに安価があります。


*進研ゼミの人です。期待はしないで下さい

進研!

ゼミ☆

「_____あー!もう、くそっ!ふこうだぁー!」

男子生徒=木原当麻は己の気持ちを口から漏らしながら、人気のない道を猛スピードで駆け抜ける

時刻は12を過ぎた深夜、完全下校時刻などとっくにすぎてしまった街中には人はおろか車さえ走っていない

そんな街の中を走り始めて、かれこれ30分たつ

木原当麻。彼を追いかけるのは、同い年か一つ年上くらいの男達8人。

その数を確認した木原はこれでも最初と比べれば減った方だと頭の片隅で思った。

今日、と言っても先程時計の針が一周したので正確には昨日のことになる

昨日、上条は期末試験の結果が思った以上に良かったため、奮発してファミレスに行った

思えばこれが全ての元凶であったのかもしれない

もしファミレスに行かなければ、今頃は家でゆったりと風呂に浸かった後、床に就けた事であろう 。

ファミレスに入店した後、苦瓜と蝸牛の地獄ラザニアを頼んでるんるん気分で待っていたら不良どもにカツアゲされた

別にカツアゲという行為自体は良かった……良かったというのはあらぬ誤解を生むような気がするが気にしないでおこう。

そういう奴らはこの街では少なくはない、裏路地に入ればカツアゲなんてことは悪戯レベルで扱われている。だから、こういう奴らは少しばかり痛い目に合わせてやれば大抵おとなしくなる。

幸い、父から武術の手解きは受けたので
その辺の"武装無能力集団(スキルアウト)"にぐらいなら余裕で勝つことが出来る

だが、席から立ち上がろうとした俺の前に一人の女が現れた
見た目14歳くらいの女子中学生、制服からしてかのお嬢様校、常盤台中学の生徒だろう
そいつは不良どもに電撃を打ちやがった



お陰で不良共はそいつを俺の仲間だと勘違いした挙句、逆恨みされて不良達に追われるハメになった。


あぁ、本当に不幸だ

今のうちにメール欄にsaga入れとこうぜ、絶対に[ピーーー]とかになるから
サゲじゃ無くてサガね、“saga”

とかなんとか考えているうちに行き止まり、目の前には立ち入り禁止の札がかかったフェンスご登場

建設途中の橋、鉄骨が剥き出しになっており
いかにもまだまだ完成は先。という感じがする

「はぁ…ついてねぇ」

本当についていない。

これからこんな足場が不安定なとこで戦うのか八人と
多少武術のとほどきを受けたからといってそんな大人数相手に無傷で勝てる自身は無い

覚悟を決めて後ろを振り返る。さっきより少しは時間はたったがその間に一人や二人、膝に手を着いてギブアップした連中がいるかもしれない。

ま、この年から煙草や酒の有害物質を体に取り込んでたら体力が落ちるのは当たり前だけどな

そんな事を思ったあと、上条はふと気付いた



不良が一人も付いてきていない事に

「…今時の不良なんてこんなもんか」

上条はその状況を見て安心して息をついく
にこの時間なら急いで帰れば父さんに怒られなくて済むぞ。
と上条は久しぶりの幸運を噛み締めていた

だが

「アンタさあ、学校で習わなかった?人に助けて貰ったらありがとうって言うのよ」

その道を阻む一人の少女 、その顔には見覚えがあった。

「御坂…美琴?」

御坂美琴。
名門校、常盤台中学のエースであり
彼女はレベル5に認定されている
その順位は3位、学園都市230万人の中で前から数えて三番目

「…助けてあげたんだから感謝しなさいよ」

さっきのファミレスで不良に電撃を飛ばして俺を助けたつもりの"偽善者(ヒーロー気取り)"

「…今時の不良なんてこんなもんか」

上条はその状況を見て安心して息をつく
この時間なら急いで帰れば父さんに怒られなくて済むぞ。
と上条は久しぶりの幸運を噛み締めながら帰路についた

だが

「アンタさあ、学校で習わなかった?人に助けて貰ったらありがとうって言うのよ」

その道を阻む一人の少女 、その顔には見覚えがあった。

「御坂…美琴?」

御坂美琴。
名門校、常盤台中学のエースであり
彼女はレベル5に認定されている
その順位は3位、学園都市230万人の中で前から数えて三番目

「…助けてあげたんだから感謝しなさいよ」

さっきのファミレスで不良に電撃を飛ばして俺を助けたつもりの"偽善者(ヒーロー気取り)"

この街では超能力と言う物は当たり前のように認識されている

それに関する学校や研究機関や研究所だってあるくらいだ、この街は超能力者で溢れている

この街の本当の人口は230万人。その内、普通の学生は23万人だけだ後はほぼ確実に全員が何かしらの超能力を使える超能力者に分類される

そして23万人、つまり才能の無いクズ共には落ちこぼれの【Level0】のレッテルが貼られる


彼女はそのレベルの中でも最高位の【Level5】である

この少女

御坂美琴はおそらくこの惨めなLevel0を助けてあげた
ヒーローだと自分の事を錯覚しているのだろう

俺は、ヒーローが嫌いだ。

ヒーローはいつもいて欲しい時にいないくせに
いなくてもいい時にいて、助けて欲しくもないのに勝手に助ける

だから、俺はヒーローが嫌いだ

「なぁ」

上条は鞄を探りながら御坂に話しかける

「お前は偽善者か?」

「偽善者(ヒーロー気取り)?舐めてるのかしら」

彼女の髮先から放電が起きた

…どうやら面倒なタイプの様だ、ここは早急に手を打つ必要がある。

目当ての物が見つかったのか上条は鞄を放り投げた
その手に握られていたのは手榴弾
炸裂時に周囲に生成破片を飛散させるのタイプの物だ

「助けてくれたお礼と言っちゃなんだが」

上条は安全装置を取り外すと
御坂美琴にそれを投げつけた


「お前、クラッカーは好きかよ偽善者さん」

直後、辺りを照らす眩い光と共に爆発が起きた

では、寝かせてもらいます
おやすみなさい

これって訂正版でいいんだよな

クラッカ-か、しばらく五感はお休みだなzzzzzzz

乙です

レベル0原作よりだいぶ少ないな

>>23
合ってますよ。でも、訂正版の割には内容はほぼ違います

>>24
クラッカーは直撃させないと威力低いですよ

>>26
そうですね


乙ありがとうございます
今日中に更新できたらいいなと思っています

舞ってるお



木原当麻は夜型である。


そのため朝には弱く
起きるのはいつも10時過ぎという不健康な生活を送っている


木原は自室のベットの上で静かにいびきをかく

部屋は片付いる、というより必要なもの以外は置いていないという感じの部屋だった。

あるものといえば、木原の寝ているベットとどこにでもありそうな普通のベットとガラステーブルがひとつ。寂しい部屋だった

彼は昨日、というか今日の朝に帰宅し風呂にも入らず床に就いた。

それほど疲れていたのだ


今日は7月20日、世の中の学生に言わせると夏休み初日とかいう日である


「相変わらず暑いな、この部屋は」


朝、というかほとんど昼

世の学生が夏休みをエンジョイしている中

木原当麻はじめじめとした不快な暑さの中気だるそうに目を覚ました

起きた木原は壁にかけてある、壁掛け時計で時間を確認する

時計の針は11時を少し過ぎたくらいの時間だを指し示していた

額から汗を流す木原は、汗のベトベトとした不快な感触に苛まれながらベットの上でぼそっと呟いた


「クーラーだけでも付けとけばよかったかな」


暑い。

木原の部屋は暑かった。

日差しは暖かく心地よい暑さ、まさに夏を感じさせる暑さだ

木原は自分が着ているパジャマの袖口の臭いを嗅ぐと、少し嫌な顔をした後にベットから気だるそうに起き上がり、フローリングの冷たい床に立った


「…シャワーでも浴びよう」


体に付いた不快な臭いを取るために、木原は気だるい体を無理矢理引き摺りシャワー室へと向かった

第一話『Akashic Records』


ーーーーーーーーーーーーー

アカシックレコード。

アカシャ年代記は人類の魂の活動の記録の概念であり、アーカーシャに映る業の投影像とされる。

一般に話題に上るものは、暗黙的に、様々な問いかけに回答するエドガー・ケイシーのものを指しており、用語の影響力の及ぶ範囲では神智学上に定義されたものである。



ーーーWikipediaより引用。


ーーーーーーーーーーーーー



「はぁ、さっぱりした」


シャワーから出て、体の水滴をタオルで拭く。

まだ衣服を纏っていないその体は手術跡が多量に付いていた。

木原は風呂上りに牛乳を飲むため、リビングの冷蔵庫へと足を運ぶ

木原が住むのはマンションの一室、一人で住むには大きすぎるその部屋は学園都市に来た研究者向けに作られたデザイナーズマンションというものだ。

リビングにはソファと木原の部屋にあったのより高さが高いガラステーブル、それに黒い冷蔵庫があった

シンプルなフォルムが特徴の冷蔵庫だった。木原はそのシンプルな冷蔵庫の扉を開けると牛乳を取り出す


「ちっ、空かよ」


木原は冷蔵庫を漁り買い溜めの牛乳があるか確認する。

出てきたのは、マーガリンとほぼ空のペットボトル3本、そして賞味期限切れの焼きそばパン

とりあえず食べれそうな焼きそばパンの臭いをチェック。


……うわっ、腐ってる


木原はすぐさまその焼きそばパンをゴミ箱に投げ捨てた。

木原は牛乳の事は一旦後回しにして、ガラステーブルへと目を移す
そこには書き置きが置いてあった


『当麻へ
????少し外に行ってくる』


「…父さん、もう出かけてるのか」


そう独り言を言ったあと、彼は今の時刻を考えて、出かけているのは当たり前だと思う


「とりあえず、買うのは食材と牛乳…」


彼はそう言うと自分の部屋へと向かった

来てた
常盤台も木原も頑張ってください。

父さんって数多のことか?
円周ちゃんでますかね?

せっかくシャワーを浴びたというのに汗をかいてしまった事を不快に感じながら暑い中、道を歩く。

喉を焦がすような暑さの空気、足を焼くような暑さのアスファルト

学園都市の夏はとてつもなく暑かった


「はぁ、まったく暑いな」


暑くて暑くて仕方がない

スーパーに行こうとしただけなのになんでこんなに汗をかいているのか分からなかった

>>34
出ますが結構後ですね

また途中抜け?
乙です。

おつー

乙!

乙。〆の時に何か一言欲しいなぁって……

乙。楽しみですね

ごめんなさい、レス返しの時に書いたつもりでしたが消えてました。

今日の夜に更新します。


「暑いしコンビニに行くことにするか、あそこなら牛乳も売ってるだろう」

砂漠のオアシスのように突如現れたコンビニに進路を変更
その涼しい店内に上条は入って行った

いらっしゃいませー、と社交辞令が聞こえた後
籠を手に取って店内を徘徊する
そして、めぼしいものを籠に放り込む

牛乳。
食パン。
菓子パン。
新製品のメロンパン。
スカシカシパン。

菓子パンなどをいれた籠をレジに置き会計を済ませる

2415円(税込み)

コンビニだしこんなもんだろと木原はポケットから財布を取り出し提示された金額を払う
店内にはエアコンが完備されていて、少し肌寒いくらいに冷房が効いていた

というか、寒い。

うーん、このなんていうか一度の差って言うかさ、あるよねこういうの
一度低いと寒いけど一度高いと少し暑いみたいな感じ

そんな現代ならではの悩みに苛まれつつも木原は無事に買い物を終えた

>>43をよく見たら全部木原じゃなくて上条になってる…しにたい
今日はもう寝ます
明日早いんです、ごめんなさい。

乙なのだわ


スカシカシパンがウニの一種だということに気づいてしまいお茶吹いた

乙。なにこれ超期待!久しぶりに面白そうなの見つけたわ

乙ん。
久しぶりに良スレの予感

これは期待するしかないな

んちゃ

ぼちぼち更新始めます
でも眠いので11時までです

木原は帰路を歩きながらその手にぶら下げた袋を漁る
取り出したのは新製品のカニクリームメロンパン
蟹が特徴的なパッケージを開くと中には毒々しい赤色のメロンパンが入っていた
木原はそれを一口頬張る

「…ハズレだな」

カニクリームメロンパンは見事なハズレだった、色も味も全てにおいてハズレだった
前回食べたコンポタージュメロンパンは中々の味だったが今回の新製品は完全なハズレだ

製品化されただけあって食べれないというわけでは無かったが木原はそれをゆっくりと蟹の書かれた袋に入れ直す

原作キャラが『木原』設定だったりするのだろうか……
寮監や青ピが候補

参考までに、前スレ貼ったらどうでしょう?

スカシカシパン食えよ

暑い

前にも言ったがこの街は暑かった
コンビニでアイスを買えば良かったかなと頭の隅でふと思う

いや、本当に暑い。
目に見える人は全員半袖などの涼しそうな格好をしている
ほら、あそこに見える少女も…

「どいて!」

少女が走って突っ込んで来た。
彼女は暑いのに修道着を着ていて、しかも全速力で走っていた

後ろから追いかける二人の男女

一人は身長2m近くあり、肩まで届く長髪は真っ赤に染めていた。耳には大量のピアス十指全てに大きな指輪を嵌めており右目の下にはバーコードの形の刺青があり、服装は神父のような黒い服を着ていた。
もう一人は黒い長髪を後ろでまとめて、白いシャツにジーンズを着ており。ジーンズの片方は太腿の際どい所まで切断して露出し、Tシャツの片方の裾も根元まで切断しているなど、左右非対称の容姿となっていた。

人目を引くようなその格好は明らかに違和感を発していた。
なのに、その格好に誰も違和感を感じない。






そして、彼らは木原の横を通り過ぎた




一旦終わりです。
地の文書くのは何分時間がかかりますね

今日は夜にまた投下しに来ます

神スレなきがするから円周ちゃんだして

円周ちゃん出せと神の声が聞こえましたのでアンケートを取ります

あなたはどちらが好きですか?






9時まででお願いします。



どういう意味かわからない選択肢だ…

redで

赤でおねがいしまっする

赤に決まりました
飯食って風呂入ってくるので

12時くらいに投下始めますね

待ってるおー





木原という名の黒猫の横を彼らは通り過ぎたのだ





黒猫。

古くから忌み嫌われてきた 存在

その猫に前を通り過られた者は不幸になると言う

そんなどこから沸いたかも分からない伝説がある不吉の象徴


男女が木原の横を通り過ぎようとしたその時
赤髪の男の手が木原の買い物袋に当たった
すると、鈍い衝突音と共に袋は地面に落下し内容物を地面に散乱させた


「おいおい、勘弁してくれよ」


木原がそう、男に話しかけた。
別に暑いからってキレてる訳もなく、謝罪の一言でもあればいいかなと考えて言った何気無い一言だった。
だが、男は話を聞かずに知らん顔で通り過ぎて行く

彼は急いでいた。

少女を捕まえるため、周りのことを考えていなかった
どれだけ焦っていたのか分からないが彼はその所為で気付かなかった

自分の過ちに

木原は小さい溜息をついた後、腰をかがめて地面に落ちた物を拾う
そこでふと木原は思った

彼らは何故鬼ごっこなどしていた?

答えは幾つかある
例えば、少女が何かを盗んだとか
例えば、少女は何かを持っているとか

頭に浮かぶのは物騒な予測ばかりだが、それもあながち間違いでは無いのでは無いのだろう



では、もし彼女があの二人に捕まったらどうなるのだろうか?
思いつくのはまたもや物騒な予測。

「はぁ、面倒くせぇなぁ」

落ちた物を拾う手を止めて木原は立ち上がる
その頬から汗が地面に数滴落ちた

「困っている人がいたら助けてやるのが普通だもんな」

彼はまるで自分に言い聞かせるように言う

「そうだ、これは俺への謝罪を要求しに行くだけであってけっしてあの女の子を助けに行くわけじゃない」

いつの間にか誰もいなくなった大きな通りの真ん中で木原は小さな声で呟く

「よし、行くか」

彼は、走り出す。

少女が逃げた方向へ

駄目だ、暑さで頭がやられて文章が酷いことに…
夜に書き溜め作って出直して来ます

ステイル終了のお知らせ





かと思ったらそんなこと無かった



この当麻の靴底に鉄骨入ってそう



木原当麻の戦闘シーン期待してる



楽しみ!

更新するする詐欺未遂の>>1です。

書き溜め作っててふと思ったのですが
戦闘シーンは一応聞くけど前スレと同じ感じでええの?

同じでお願いします

ええで

同じでおk

同じでええよ

ok

前スレの戦闘シーン好きだから
ああいった感じでええよ

明後日とうかします

更新するする詐欺やったら許さんからなww絶対投下しろよwwww
毎日楽しみにしてるんだからな!

今日でも明日でも更新してええんよ?
詐欺バンザイ!

風呂でたら
5レス分くらい投下します
戦闘シーンは多分前スレの使い回し



待ってる

のぼせるだろさすがに

年間風呂で亡くなる人って一万四千人以上いるんだって

>>106
こわっ!?

あれ?また詐欺かい?(笑)

前スレと同じく質問が出たか...
わかんない人は前スレ見れば分かる...はず
木原さんツンデレェ

ごめんなさい、寝落ちしたよ
これから投下します


少女が逃げた場所、そこはデパートの中だった

夏休みに入り、外に出かける人が増えた所為か駅前にあるセブンスミストにはかなりの人がいた。
その人ごみの中を少女は全力疾走で駆け抜ける
エスカレーターを駆け上がり二階へと急ぐ
動きにくい修道服を着ているにもかかわらず、彼女は走る走る

おっ、更新されてる

これ別人じゃないよな…?

あれ?短いな

へぇ、別人って事はこの人たちID被りか、凄いな

トリバレ疑惑


彼女が向かうのは最上階

この街の地形を知らない彼女にとってこの街を上から見下ろし場所を把握するのは大切な事だ

更に彼女には完全記憶能力というものがあった、一度見ればその景色は永遠に記憶される

彼女は逃げるためにただひたすら最上階を目指す

「……おや、遅かったね」


だが、少女が向かった先には


「では、大人しく捕まって貰いましょう」


既に魔術師が先回りしていた


「悪りぃ、遅れたか?」



そこに、一人の少年が現れる


「おや?誰だい君は」

そこにいたのは少女と先程の男女
最上階には何故か誰も人がいなかった
目の前に洗われたのは赤髪の神父
声をかけられた、神父は意外そうにこちらを見ていた

「あー、気にすんな。俺はただの通行人Aってとこだ」

「……一応人払いのルーンを仕掛けて置いた筈だけど?」

さっきはよく見えなかったが、近くで見ると男は外部者のようだった

白人で2メートル近い身長。
だが、その見た目とは裏腹に若そうな見た目
黒い服に身を包んでいる

上条がそれを見て感じるのは『戸惑い』と『疑問』
上条は端くれとは言え研究者だ、能力者か一般人かどうかならある程度見分けがつく

だが、ソレ(神父)は違った

また上条になってますよ

まるで、ここに存在してはいけない物が存在してしまっている。
そんな風に感じた

一目で分かる。
こいつは超能力者じゃない、間違いなくこの街の外から来た人間だと言う事が


「神裂、ここは僕に任せてくれないかな?」

「……分かりました、ですがやりすぎないで下さいよ」

「分かってるよ」

男の隣に立っていた女が消えた
例えなどではなく、確かに消えた

「テメェ、何者だ?」

「ヒーロー気取りの通行人君…君にはステイル・マグヌスと名乗りたい所だけど、ここはFortis931と言っておこうかな」


「俺が偽善者(ヒーロー気取り)?それは笑えない冗談だな」


そうだ、俺はそんないい奴じゃない
偽善者は偽りであれ少しは善がある

俺は、そんなにお人好しって訳じゃない

「そうだな…俺は」

今日はどうもハズレ続きだ
パジャマも
メロンパンも

だから、今度はアタリを引かないとな



「研究者(マッドサイエンティスト)だ」

戦いが始まった
少女(アタリ)をめぐる戦いが

魔術師がくわえていた煙草を指で横合いへと投げ捨てる
それを辿るようにオレンジ色の軌跡が空中に浮かぶ

「炎よ___ 」

魔術師がそう呟いた瞬間、オレンジ色の軌跡がさっきのギラギラとした反射光とは比べ物にならないほどの光と熱を放つ

燃焼と爆発。

その光が、熱が木原に危険を知らせる
この攻撃が直撃したらお前の命は無いと

それに対して、木原当麻は何かを取り出す

「爆弾てのは人類の英知の一つだと俺は思うんだ」

それは爆弾
木原の掌に収まるようなその爆弾が爆風に向かって投げられる

その名はC-4
TNT換算での威力は約1.34倍
3.5kgあれば幅200mmの鉄製H鋼を爆発の一撃で切断できる程の恐ろしい威力を秘めたその粘土状の固形爆弾が飛ぶ。
その爆弾を確実に起爆させる方法は、起爆装置や雷管のみ。


「アハハ___」


木原は静かに装置のスイッチを押す

直後に起きる強大な爆発。


その爆発が炎を『掻き消す』

魔術師は笑っていた

「巨人に苦痛の贈り物を」

魔術師は笑いながら灼熱の炎剣を振るう


警告としての攻撃

魔術師からしたらこの程度の攻撃はただの警告にしか過ぎないのだ
真っ赤な炎、辺りを照らし尽くす炎
それは木原に喰らい付き、爆発する

灼熱と閃光

耳がキーンとなる程の爆音と
目が眩むような光を生み出す


「少しやりすぎたか、な?」


魔術師がニヤリと笑った

魔術師の炎の温度は摂氏3000度、人肉が溶けるほどの熱である

つまり、木原当麻という人間は間違いなく炎に巻き込まれて
骨も残らず吐き捨てられたガムのように床に溶けてこべりついているだろう


魔術師は炎が消えた焼け跡を見て呟く


「ご苦労様、お疲れ様、残念だったね。ま、そんな程度じゃ1000回やっても勝てないってことだよ」

魔術師はどこからともなく煙草の箱を取り出してまだ消えていない火で煙草に火を灯す




「だぁれが死んだって?」

「テメェよぉ、いきなりそれはねぇんじゃねぇのかぁ?」


爆炎から現れる人影
彼の白い学生服は所々黒く焦げているが
上条当麻は無事だった

「______ 、な!?」

「人が何にもしてねぇのに手ぇ出してくるとはテメェ何様だって聞いてんだ」

ギロリとこちらを睨む上条の目
その目と魔術師の目が合った瞬間、ゾクリと魔術師の背中に悪寒が走る
まるで、蛙が蛇に睨まれたように


絶対的強者の眼がステイルを見つめる

「お前がその気だって言うんなら」


木原が魔術師に聞こえるような大きさの声で言う


「木原さんは優しいから、今回は爆弾だけで済ませてやるよ」


彼が足の裏を地面に叩きつける
子供が地団駄を踏むような行動と共にカチッと何かの音が鳴った

「…っ!?」

瞬間、連続でステイルの周りに爆発が起きた

魔術師を包み込む爆発
それと同時に広がった爆煙が視界を奪う

「おぉっと、油断大敵だぜ!」

滑るような動きで木原が爆煙の中に現れる
その合間は言葉通り『一瞬』
通り魔のようなその一瞬に木原はステイルに攻撃を加え
爆煙の外へと消え去る


「さて、下準備は出来た」


木原はポケットから何かを取り出す


「お前が降参しなければ、お前は後」

それを手の中でくるくると回す
まるで、魔法の杖を回すように



「40秒足らずで死ぬぞ?」

実は眠くて最初テキトーだったよ
次回はみんなお楽しみ虐殺タイムですよ


同じじゃつまらないので戦闘シーンは書き直しますね

>>118
本当だ、すいません

おお>>1さんだったか

乙。もう木原当麻が主人公でいいやww

更新まだかな?
wwktk

木ィ原ァああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!

お、落ち着こうよ
更新は週一やで

カッコイー!一皮剥けやがって。惚れちゃいそうだぜ>>133!!

もともと惚れてるぜ木ィィィ原くゥゥゥゥゥゥゥゥンwwwwwwww

今日か明日更新しますよ
ステイルは死なない程度にいたぶりますよ
神裂さんのヤり方も決まりましたよ

よっしゃーー
更新待ってるぜ!!!!!


ヤり方が犯り方に見えた


もうレイプとしか思えない…!

レイプwwwwww

上条さん「脱走兵は即刻死刑!さようなら子犬ちゃん、あなたの事ァ二秒くらいは忘れませんってなぁ!!」

上条さんかっこいい!!!
2秒くらいは忘れませんWW
やだ、イケメンWWW

さぁ!さぁ!

早く、早く!!!

も、死にたい
もっそいゆったり更新


「死ぬって…それはまた、大げさだね」


神父。
ステイル=マグヌスは振り返りながら木原に話しかけた


「ああ、てめぇは確実に死ぬ」


木原の手に握られているのは電極のような機器
木原の手の中で回転するそれの動きが不意に止まる


「残り30秒だ」




木原がにやりと凶悪な笑みを浮かべた

木原…!

>>147
上げないでほしいね…

乙ですたい!

ごめんね、すごい忙しいから更新はまた今度
変わりに50レス近く書き溜めておきます

待ってるぜ

わかった、全裸待機しとく

追いついた 楽しみにしてる

sageの位置間違えてた・・・

50レス・・・・・だと!?

全裸待機2号!

1レスにつき3行とかだったらお尻ペンペンだな

一応、10~20行×50の予定ダゾ☆
後アンケート

科学と魔術どっちがいいですか?(当麻の木原性能決め)


明後日までね

まさかの両方

1000文字くらいどうってこと無いよ(震え声)
やるこたぁ終わらしたので予定では来週あたり投下や

両方でいいんじゃね

両方がいい

両方

両方で

両方でお願いします!!!

両方だな

両方でお願いします!

なにこの一体感………

謎の両方押しwwwwwwww





両方!


両?方

両方

両方

両方

おいおい、お前ら>>1をあまり困らせるんじゃないよ





両方で

君たち鬼だなwww




両方だな

鬼ですけど何かwwwwwwww

両方ですな

おでも両方がいいんだなー。

両方

両方しか無いな




両方で

科学側がいい

もちのろんで両方

鬼でも悪魔でも人でなしでもなんでもいい


両方

よく言った!

両方

両方で!

作者困ってんじゃねえのこれ…

両方で

両方しか無いな




両方で

やっぱり木原だから科学じゃないと...














あ、両方で

ほら無茶振りするから1が困って来なくなったぞ

科学が1票かぁ(現実逃避)

どうせ科学だろうと書き溜めしたらこんなことになってるとは…
書き溜めが無駄になったじゃねえかァ!(書き溜めをゴミ箱にポイー
わあったよ、今日リアルタイムに書きに来てやるよォ!!

「知ってるか?人間手言うのは人間は体全体の1/2の血を失わないと死なないらしいぞ」


「そうかい、じゃあ」



魔術師の手に握られたカードから炎が現れる

ゆらりとゆれるそれは現れたとたんに黒い煙をゆっくりと上へと吐き出す


黒い煙。


その有害物質は天井にたまり火災報知機に触れ、スプリンクラーを作動させる

天井から大量の水が魔術師の体に降り注ぐ



「でも、火薬は濡れたら役に立たないよね」






「確かに、火薬は濡れちまったら火薬は役にはたたねえなぁ~」



「あ~あ、やられちまったなぁ…こりゃ一本取られちまった」



木原の乾いた笑い声が静かな室内に響く

まるで、つまらない推理ショーを見て。相手を小馬鹿にするように

木原はどこまでも平坦に笑い続ける




「でもよぉ…ずぶ濡れなら、電気はよくとおるよな?」



魔術師はその時背中に悪寒を感じた


死を予期させる、予感を。
















「知ってるか?爆弾の起爆装置には、電気式の物もあるんだぜ」















バチッ、と電流が走るような音がした



「あひゃひゃひゃひゃひゃ、こんな古典的な罠に引っかかるとはな」



何も見えない部屋に立つ木原は笑っていた、爆笑していた。

目の前に横たわるのは黒焦げになった赤髪の神父



「オラ、死なない程度に殺してやったんだ。さっさと起きろよ」



その脇腹を木原が思い切り蹴る、まるでサッカーでも始めるかのように

その一撃を受けた魔術師が咳き込みとともに目覚めた



「………一体、何……が…」



魔術師がゆっくりと木原の顔を見上げる



「さて、洗いざらい吐いてもらうぞ」









_____the end 1 store.

next store advance billing___



「アガスティアの葉」



___Next time is not followed.

乙ー!

チョイ寝かしてね
また来るよ、そしてあと44レスか

乙!

ステイルさんどうなるんだろwwww

人様にぶつかって荷物ぶちまけたってことを謝るまで腹蹴りだろ、ステイヌさん
蹴る際にあばらに足が行ってしまうのも一興

ステイヌwwwwwwww

ステイヌが死んだ

おつおつ

普通にフルボッコされててワロタ

ステイル終わるの早いな

ステイルは2度死ぬ

ステイルェ…

ステイルwwww

作者はいつまで寝ているんだwwww

栄明したのか?

お願い、急いで、目覚めて……!
当麻の木原化SSは大好きなんです。そしてそれを書いてくれている≫1のことも大好きです!!

落ち着けよ。
まだ二ヶ月あんだ。
気長に待とう。

生存報告だけでもしてくれ・・・・・
お願いだ・・・・・

一週間程度でするもんでもないだろ>生存報告

大丈夫前から見てるから分かるけど、この>>1は面白いの書くけど更新は遅いから
同時に他のやつもしてるし

>>213
他の作品って?

>>1は死んだ!もうこない!!

だけど、俺の背中に、この胸に
一つになって生き続ける!

≫)213なんとなく
上条「人の夢は、儚い」だと思う。
確証はないけどな

>>217
ナ、ナンノコトカナー


の初めとか、月末は忙しいのよな
今日投下するから許してくださいごめんなさい

こないなー


「完全記憶能力…ね」


携帯端末を操作しながら木原がゆっくりと口を開いた


「親父に教えたら喜びそうな研究材料だな、ソレ」


けらけらけらと乾いた笑い声が暗い部屋に響く

どこから出しているのか分からないその声は何故か耳に残る特殊な音だった


「研究材料!?」


血相を変えた魔術師が木原を睨む

しかしその上げた顔を木原は思い切り踏みつけた


「ま、そうカッカすんなよ。冗談だよ 冗談」


けらけらと笑う

その手には先程買ったメロンパンが握られていた


「お前も食うか?メロンパン、お前が落としたヤツだぜ」


土だらけのソレをステイルの口に無理やり押し付ける


「くっ……まあいい、こちらは情報を渡したんだ」


「さっさと彼女を解放してもらおうか」


そう言って魔術師は木原の方に目線を向ける

魔術師の瞳に映るのはさっきまで木原が操作していた携帯端末、その画面。

そこには一人の少女が映っていた

体中に火傷や打撃痕、血跡等がついている

少女の左目は薄っすらとしか開いておらず、右目も焦点が合っていないようだった


「はいはい、優しい木原さんへのお礼と謝罪も忘れずに」


けらけら、と又乾いた笑い声が響く

渇いたでもなく、嘆いたでもなく、かすれた様な渇いた音が

何度も、何度も



決して止むことなく響き続ける。





「全く、哀れだな」


くるりと画面をこちらへと向ける


『えー、今日の最下位は山羊座のあなたー…今日一日は血の雨が降るような最悪の日になるでしょう』


画面に映っているのは黒髪のお団子頭を左右に揃えた、中学生ぐらいの小柄な少女

可愛らしいその女の子は楽しそうに星座占いを読み上げる


『ですが、そんなあなたは傘があるといい一日になるかも!』


ぴょんぴょんと、少女が軽くジャンプする


「今見てる視覚がすりかえられてるともきづかないしな」


暗い部屋が急に明るくなる

そこに現れたのは、セブンスミスト最上階。木原と魔術師がもともといた場所だ

魔術師はその一角でぼんやりと立っている


幻覚。

ステイルが見ていたものは全て嘘だった





「本当、おかしくって腹が痛くなっちまうくらい哀れだな」


そう言って、木原は頬を少し吊り上げた


第二話『アガスティアの葉』


ーーーーーーーーーーーーー

葉の検索。

アガスティアの葉の取り出しに際して男性の場合は右手の親指、そして女性の場合は左手の親指の指紋が必要となる。指紋の部分だけをナディ・アストロジャーに渡し、ナディ・アストロージャーは、それを持って葉の保管されている倉庫へと1人入っていく。その時点で相手にはプロフィールはおろか、依頼者の名前すら話さない。向こうもそういった情報は一切必要としない。葉は、指紋のパターンによって108種類に分かれていて、依頼者の指紋のパターンの葉が集められた束を持って、再度現れる。次に、その束に中に、依頼者の葉があるかどうかを検証するプロセスが始まる。

例えば「きょうだいは1人である」「それは、女性である」「父親は、生きている」こういった簡単なことに対して、依頼者が「イエス」「ノー」で答えていく。少しでも違えば、次の葉に進む。その束すべてが合わない場合には、別の葉の束を再度取り出しに行くことになる。見つかれば、最後には「彼の名前は〇〇」といった具体的に依頼者の名前、あるいは両親や祖父母、離婚した相手の名前など具体的な固有名詞を言い当てる。さらに条件を詰めていき、依頼者の生年月日を述べ、葉の検索の作業は終了となる。何分で葉が見つかるかは、開けてみないと分からないが、長い場合には、5時間かけても見つからなかった場合もあれば、3~4の質問の後、すぐに本人の名前が出てきた例もある。

実際に現地に行くと、イエスノーだけではなく、「あなたの名前は4音からなる」「いいえ」「では3音」「イエス」「最初の名前の音は、アイウエオからなる」「いいえ」「じゃあ、カキクケコのどれかだ」「イエス」……というような調子で行われることもある(ヴァティスワランコイル・シバサミーの館)これらの質問から、結果として導かれる答えを「もともと書いてあった」と主張するアガスティアの館もあるようだ。


ーーーWikipediaより引用。


ーーーーーーーーーーーーー

乙!!
復活!!!!!!!!!!!
待ってたよ-----------ww

乙!!
復活!!!!!!!!!!!
待ってたよ-----------ww

大事なことなので(ry
こんなスレの為に時間かけさせてすいません


なんか今、とある俳優の幻想殺しってのが頭に浮かびました
浮かんだだけですが

224、225間違えて書き込んでしまいました
すいません。

224、225間違えて書き込んでしまいました
すいません。

あれだ、書き込みエラー出てもとりあえず放っといてある程度(10~20秒くらい?)経ってまだ無理だったらもう一度書き込み?

>>227-228
把握です

寝ます
おやすみなさい

>>228
書き込めませんでした、っていうエラーのほとんどは誤報なので一回更新してみるといいよ

待機

同じく待機

じゃあおいらも

来る気配がないがまだ待機

まだまだ待機

まだまだもっと待機

さらに待機

じゃあおいらも

待機

>>241一歩踏み出してんじゃねーよ馬鹿野郎

待機

>>242
だが、そのおかげで私は来たァ!!
はいすいません調子乗りました。


さて問題です。

233~243のレスの間に>>1が居ます、さあどこでしょう?


正解商品:更新頻度

>>241

>>240

>>246
アンタスゲぇよ
お前がNO.1だ

じゃあ3日に一度にします

上条厨キメエ。
原作じゃ人間性全くなしの不人気キャラなのに異常に美化してんじゃねえよ。
不人気キャラの厨はそれ相応の振る舞いをしててくれよ。

更新頻度が高くなった!!

嬉しいなっしいい!


もう一人の女。



もう取り調べは済んでいた


女の名前は神裂火織

年は十八、主にTシャツとジーンズを着用し、長身でスタイルが良い美女。

年齢よりも大人びて見られることが多く、本人はその事を気にしている。

何の為かは不明だが、ジーンズの片方は太腿の際どい所まで切断して露出し、Tシャツの片方の裾も根元まで切断しているなど、左右非対称の容姿となっている。露出趣味があるのだろうか?

靴はウエスタンブーツ、腰のウエスタンベルトには愛刀「七天七刀」を差しており、この刀は恐らく彼女の主武器と考えられる

さらに、彼女は常人のはるか数倍をいくポテンシャルを有する聖人という特殊な人間との事



恐ろしいほどの人間離れした相手


だから、木原当麻はその事を最大に考慮して作戦を練る


敵を知ることには何の不利な点が無い


そして彼は彼女を、神裂火織に勝つ為ではなく[ピーーー]為に武器を作り、作戦を立てる



きっかけは簡単。


俺の邪魔をしたから


常人とはかけ離れたその思考は彼に取っては普通の事だった


右を向いたか、左を向いたか


たったそれだけの違いで彼は人を[ピーーー]


もう一人の女。



もう取り調べは済んでいた


女の名前は神裂火織

年は十八、主にTシャツとジーンズを着用し、長身でスタイルが良い美女。

年齢よりも大人びて見られることが多く、本人はその事を気にしている。

何の為かは不明だが、ジーンズの片方は太腿の際どい所まで切断して露出し、Tシャツの片方の裾も根元まで切断しているなど、左右非対称の容姿となっている。露出趣味があるのだろうか?

靴はウエスタンブーツ、腰のウエスタンベルトには愛刀「七天七刀」を差しており、この刀は恐らく彼女の主武器と考えられる

さらに、彼女は常人のはるか数倍をいくポテンシャルを有する聖人という特殊な人間との事



恐ろしいほどの人間離れした相手


だから、木原当麻はその事を最大に考慮して作戦を練る


敵を知ることには何の不利な点が無い


そして彼は彼女を、神裂火織に勝つ為ではなく殺す為に武器を作り、作戦を立てる



きっかけは簡単。


俺の邪魔をしたから


常人とはかけ離れたその思考は彼に取っては普通の事だった


右を向いたか、左を向いたか


たったそれだけの違いで彼は人を殺す

少女など、もう彼には関係ない


彼の目の前にあるのは興味に対する追求心


いつだって彼はそうして来た


居間がうるさかったから居間を調べ


少女が追われているのが気になったから魔術師を倒し


今は目の前に現れた強敵に興味を抱いた


決戦は夜、時間は午後9時ジャスト


場所はあの赤髪神父から調査済み


そして彼はゆっくりと立ち上がる


準備は出来た、武器も揃えた


時間は8時半



「さて、行くか」



彼は己の探究心と欲望のままにその足をゆっくりと持ち上げた


「早かったですね」



女が現れた、隠れていた訳でもなく忍び寄っていた訳でもなく。


夏の蒸し暑い夜に汗一つかかず、女。つまりは神裂火織は立っていた



「いや、遅かったさ。この時をどれだけ待ち侘びた事か」


「は?何の事ですか?」


「いや、何でもない。気にすんな」


「ところでよぉ…来た途中には人が一人も居なかった、お前の仕業か?」

「この一帯に人払いのルーンを仕掛けて置きました、多くの人は[何故かここには近づこうと思わない]ように集中をそらしているだけです。多くの人はここには近寄りません、ご心配はなさらずに」


「そいつはありがたいな、これからこっちは派手にドンパチやろうってんだ…ギャラリーがいたら白けちまうからな」



木原がハハッと陽気に笑った


木原はそう言って胸ポケットから手榴弾を取り出し、躊躇いもなくピンを抜き


それを神裂へと投げつける



「こいつは手土産さ、遠慮せずに受け取ってくれ」



だが、それは空中で四散した


爆発ではなく斬撃によりバラバラに分解されたのだ



「いえ、私はあくまで話し合いをしに来ただけです」


「失礼、自己紹介が遅れました。神裂火織と申します。……出来ればもう一つの名は語りたく無いのですが」



女がした自己紹介は先程の情報と寸分狂わず一致していた


Tシャツに片脚を切ったジーンズという奇妙奇天烈な格好をしていた


そして、その姿の中で一層異彩を放つのは腰のホルスターからぶら下げた長さ2メートル強の日本刀。


それは間違いなく本物の刀であった


さらには先程の人間技とは思えない手榴弾切り



「……やっぱり、お前が聖人の神裂火織か」



その様子を見て上条当麻は理解し、嗤う



「なら、さっさと殺しちまわねぇとなぁ…」


「話し合いの余地は、なさそうですね」

「失礼、自己紹介が遅れました。神裂火織と申します。……出来ればもう一つの名は語りたく無いのですが」



女がした自己紹介は先程の情報と寸分狂わず一致していた


Tシャツに片脚を切ったジーンズという奇妙奇天烈な格好をしていた


そして、その姿の中で一層異彩を放つのは腰のホルスターからぶら下げた長さ2メートル強の日本刀。


それは間違いなく本物の刀であった


さらには先程の人間技とは思えない手榴弾切り



「……やっぱり、お前が聖人の神裂火織か」



その様子を見て木原当麻は理解し、嗤う



「なら、さっさと殺しちまわねぇとなぁ…」


「話し合いの余地は、なさそうですね」

初撃。


まずは先程の手榴弾の残りを全て使い切る


「そうだ、いい事教えてやるよ。俺に勝ったらお仲間は返してやる!」


「っ!?」



大量の手榴弾による規格外の爆発。


それを書き切るように神裂は木原へと接近した



「そうですか、ならば仕方ありません」



神裂は両目を閉じて刀を構える


「私も仲間を取り返す為、名乗って仲間を助ける!」



キラリと雲の隙間から差し込んだ月夜が神裂の愛刀である七天七刀の刃に反射した



「ちょこざいな!」



木原はそれを向かい打つように神裂との距離を詰める



「(この距離なら、あの刀は届かない)」



木原の算段はこうだ。


相手の間合いに入らず、ジワジワと削る


だからある程度以上の距離は詰めず、爆弾などで応戦する


そう、思っていた



瞬間、ズドン!!という轟音と共に地面が震える


木原は忘れていたのだ、敵が魔術師出あるという事を



「くっ、燃焼の次は爆発かよ!」



だから、彼はこの土壇場でそれを思い出してしまい。その光景を見て魔術での爆発を起こしたものだと錯覚した


疲れた
ネルソンマンデラ

まーた外野が臭いSSが出来てしまったか

>>259
>>1の更新頻度が遅いのが悪いんです。すいません
もういっそこのままやるよりHTML化して他スレ終わらせてからもう一回やった方がいいんではないかなんてたまに思います

>>260
ねーちん大好きなんだけど
木原にボコボコに殺られるのを期待してます


更新速度が早くなる代わりにミスも増えるのかw

内容上、規制ワードがよく出るのは分かりきってるんだからsagaは入れっぱなしにしとけばいいんじゃない?
というか、作者なら基本入れっぱなし推奨
ブラウザの都合で消えちゃうとかなら仕方ないけど

携帯だと一回ごとに酉もsagaも消えちゃうのよな

別に分かるし気にしてないんだけどなあ

シリアスで規制が出ちゃうのはもったいないからね……
スマホなら専ブラ使うといいよ
ガラケーなら気をつけるしかない

乙なのよな

今日は来るかな?

おーい

ごめんね、今日二回分更新します

よっしゃキタ━━━━ヽ(゚∀゚ )ノ━━━━!!!!

来たああああああ!!!!

これでかつる

しかし今日は過ぎて行った

そして再び今日がやって来る

>>275>>276ワロタ

今日は来るという淡い期待を胸にして来たぞ!

>>1は死んだ、もう来ない

というテンプレを書きつつまずは謝罪から、すいませんでした。
投下始めるよー

キタワァ




だが、そこに神裂の斬撃が襲いかかる


爆発ではなく、斬撃が


神裂を中心として発生したその斬撃は十字路やその他の地面のアスファルトに切り込みをいれていく


それを見て、木原はとっさに屈んで回避行動を取った。


木原と神裂にはある程度の距離がある 。神裂が持つ日本刀、それは長刀である事は間違いないが木原に届く様な長さでは無い



だからこそ、彼は油断した


少し後ろに避ければ攻撃は当たらないと、

刀の刃が届くことなどあり得ないと、



だが、その彼の体を神裂の斬撃が大きくえぐる



木原の体は斬撃によって右胸の上部から左胸の下部にかけて大きく5回えぐられた


それと共に彼の身体からは真っ赤な血がどくどくと溢れ出る



着ていた衣服は大きく五回に割かれ、赤い色を露出させた肌が露わとなる


しかし、彼はそれを気に止めず神裂とは逆方向に全力で走る


距離を離す、このまま追撃されたら。あくまでただの人間の一人である木原当麻はバラバラに切り裂かれてしまう


だから、これは逃亡ではなく戦術的撤退




そして、木原は考える。


次なる一手を導き出す為に、頭をフル回転させて次の作戦を編み出す



「(さっきの攻撃からするに奴の攻撃は斬撃が主体だ、爆発は奴の足元から察するに恐らく地面かなんかを大きな斬撃の衝撃で吹っ飛ばしただけで奴の魔術の影響では無い。俺を惑わす為のブラフだろう)」


「(じゃあ、あいつの魔術は何だ?さっきの攻撃から考えたら斬撃を飛ばす……いや、それなら刀やを降るモーションや呪文の詠唱があってもいいはずだ)」


「(とにかく、今はこの傷に応急処置だけでもしておくのが先だな、考えるのは後だ)」



そう考えながら、木原は少し他の事を考える


「(こんな奴にあの"少女(ガキ)"は追われてたのか……何かこうクるものがあるな)」




その時感じた感情、もし彼が普通に普通の家庭で育っていた人間なら気付いていたのかもしれない


その感情が、その気持ちが、正義感というものなのだと


どんなに歪んでいても、どんなに汚くても木原当麻というのは人間であり。心無い人形や無感情の死刑執行人のような何の感情も持たない人では無かった


だから、感じる事が出来た


今までどれだけ汚い事をしていようと、人として歪んでいようと彼の薄汚れた正義に反するものは許せなかった


突然の安価

右と左どっちか選んで下さい

↓3

?

←←

ほいほい、左ね

今日は神裂戦終わらすからそしたら今回の更新終えていい?

ごめん、ちょいごはんこうてくる

いったん乙


続き頑張れ

この>>1の突然の安価…
よくあるけどさて今回はどんなことに…

楽しみすぎる!
来るまで寝れないじゃないか!

すまぬ…すまぬ…
書き溜めは出来たんや…
でも、出来たのがこの時間やったんや…


明日全部投下するから許してくれ

きょ、今日やったらええで

その明日がいつになるのか…

もうすぐ「明日」が終わってしまう…

いまきた

よーし明日だな 期待

明日を過ぎているがいつもどうりな件についてww

なーに明日だろ? あと半日待てや

じゃあおいらも

.....

よ、よし。 明日になったな……

今日の明日までまとう

ごめん、インフルになってたんや


他スレ更新してからまた来ます

お大事にな……

もうそんな時期か…… 今年も苦しむ羽目に

38.6度…
初日より2度近く下がった!(歓喜)

木曜また来るでー
↑いつのとは言っていない

まあ養生してくれ…

面白そうなんだけどまだ何も始まった気がしないんだよな

頑張ってください





木原「ムカつく野郎は、ぶっころさねぇとな」



今日はペース早めでいくで
当然質は落ちるけど、インなんとかさんくらいまではいくと思うで

ほなな

待ってた

!!

夜の暗闇に光る3つの影。


マントを被ったその3つの影は木原の作った科学の産物だった。


木原の切り札であるその機械。それは、神裂との距離をゆっくりと詰める



「だから、無駄だと言っているでしょう」



不意に神裂の刃が先頭の一機を捉えた


だが、その影は切れない。



「驚いたか?そいつは特殊な方法で作られた機械人形さ、よっぽどの事がねぇと壊れねぇよ!」




「奇襲!?ですが……」


「ふーん、ソレ。ワイヤーを使ってたのか…どうりでおかしい訳だ」



近づく残りの2機、それはスピードを上げて神裂へと突っ込む



「そいじゃあ、木原さんからのプレゼントだ!3つの内、どれかに俺が隠れていてどれかに爆弾が仕掛けてあります」


「さて、一体どいつの中にいるでしょうか?」



「ッチ……ならば、2機とも落とすのみ!」



近づく残りの2機を神裂は一刀両断した



「あーらら、残念外れ」



だが、木原の声は消えない


バゴン!という蓋が空く様な音がした後


神裂が最初に壊した一機目から木原が飛び出した



「言っただろ!3機の内の一機に隠れているってな!!」



そして彼は足元の機械人形を蹴り飛ばす



「“狂化装甲(ハードドーピング)”ってところだな、発条包帯の試作型…って言ってもわからねぇよな」



蹴り飛ばした機械人形はまるで打ち出された砲弾のように高速で神裂の元へと飛んで行く



「くっ……早い!」


「オルテガ、マッシュ、ジェットストリームアタックをかけるぞ…なんてな!」


「ほらほら、避けねぇと大爆発するぜぇ!」


「爆弾は一つだけに仕掛けてある筈じゃ…」


「あぁ、あれ?」




「あれ、嘘。本当は全機に仕掛けてありますよー」



「!?」



「(くっ…流石にこれ以上は……やはり一度撤退を)」



だが、木原は逃がさない



「知ってるか?ドムは踏み台にされるんだぜ」


「なっ……」


「以外って顔してんな、そんなにお前の目の前に現れたのが以外だったのか?」


「そりゃ当たり前だ、科学で補い切れない、科学で説明できない、それが木原だ」


木原はその拳をゆっくりと握る


「魔術かなんだかしらねぇけどよ、テメェの勝手な事情で人を邪魔してんじゃねぇよ」


そして、彼はその拳を腕が千切れんばかりの力で思い切り突き出す


「それでもお前が、お前らが俺の邪魔をするっていうんなら」


その拳は神裂の顔に吸い込まれるように突き刺さる




「まずは、そのふざけた“理論(げんそう)”をぶち殺す!」




そして、神裂は吹き飛ぶ

狂化装甲によって強化されたその腕力は凄まじく神裂はそのまま近くの歩道橋の柱に激突した




「ククク…楽勝だ聖人、何が世界に数人しかいない天才だ」


木原は笑う

神裂の事を大きな声で笑う


「これが科学だ、俺のは嘘っぱちだけどな…木原舐めんな」


木原がゆっくりとその場を立ち去ろうとする

だが、その足取りがふらつく


「うっ…やべ……止血上手く行かなかったか?視覚が……」



そして、彼の視界は次第に暗くなって行く

彼の倒れる直前に見た光景

それは


「あ、いた!朝の人!!」



純白の腹ペコシスターさんだったとか


暗転。

ここでまた安価
あなたは嘘つきと嘘を付かない人どちらが好きですか?


少し席を外すので、帰ってくるまでオナシャス

嘘つかないひとー

インディアン嘘吐かない

つかない

嘘つかない人

そうか、じゃあ皆は人間みんな嫌いなんだね
嘘付かない人間なんていないもんね


今日中にこのスレ終わらしてやんよぉ!
そして、来月新スレ立ててやんよぉ!


深夜テンション乙。


目が覚めると、そこには白いシスターさんがいました


「ここどこだよ」


そう、一言呟いて見ましたところ


「知らない、廃墟」


と、言われました


地球のバカヤロォー

嘘つきだと土御門辺りかな思ったけどまさか嘘つかない人が無人地帯行きだとは

あー、無理だ寝るね
ごめんね

おやすみなさい

乙!

深夜テンション覚めるのはやっwwww

そんな>>1も好きだ

嘘をつく

更新乙
夜のテンションwwww



「で、お前は」


起き上がりながら木原は少女に話しかけた

一応、もしもの時の為にポケットの中の拳銃に手を伸ばしながら


「私は、インデックスっていうんだよ」


唐突な自己紹介。

木原はあまりのことに呆気に取られてぽかんとしてしまった

少女は思った以上にアホだったようだ


「そういうことじゃなくて、なんでお前がここにいるのか俺は聞きたいんだ」


「……お礼をしたかったんだよ」


「お礼?」


木原は、そう言うと首を傾げた



「お礼ってこういう?」


そう言うと、人を刺すようなジェスチャーをする


「ち、違うよ!」


「じゃあ、こんな?」


今度は、首しめるようなジェスチャーをする


「それも違う!」


「じゃ、じゃあ…」


「そっちのお礼じゃないよ!」




「助けてもらったお礼…」


「助けた?あぁ、あいつらか」


「私の為にこんな怪我までして…本当に」


そう言うと彼女はポロポロと泣き出した

それを、木原はキョトンとした様子で見る


「赤の他人の為に涙を流せるなんて、すごいな」




「あなた、おかしなこと言うね」


クスリ、と彼女が笑った


「そうかもな」


それに合わせて、木原も笑う

今までの凶悪な笑みとは違い、娘に笑いかける父の様な優しい笑顔で


「助けてくれて、ありがとう」


「いや、どういたしまして」


そう言って、木原は少女の顔に手を伸ばした







バキン












何かの音がした

まるで、ガラスが割れる様な大きな音が

それとほぼ同時に世界に亀裂が入った


「なんだ、これ…」


亀裂は次第に広がって行く


「おい、インデックス!何なんだこれ!?」


木原は咄嗟に少女の方を見る

そして、彼は気付いた


亀裂が彼女から生じていることに

歩く教会が破壊されただけってわけではなさそうだな

寝落ち?

伸ばした手にかぶり付いたのか

>>348
クソワロタ

>>348
じゃあもうそれでいいよ

>>350
おいww

>>350蠕?※縺翫>wwww

>>248

インなんとか「がぶー」

上条「わー、いたい」

インなんとか「みんなも進研ゼミやるんだよ」


上条「進研!」

インなんとか「ゼミ!」



~完~

進研ゼミEND


全ては>>348の思いのままに…
そんじゃHTML化依頼してくる

最後の行がぼやけてて読めないんだが

いや訳わからんしw
続きはよ

え‥‥

>>356

すまんな、今から投下。
これがラスト投下にする(確定)。

その為のHTML化依頼という背水の陣

N寝
O落
Tち


さて、頑張るよ
途中安価あるからよろしゅう

おう

お、おう
頑張って下さい


ヒビは広がっていく

少女の顔からだんだんと世界を蝕む様に


突如、ヒビの隙間から光が漏れた


青い、とても気持ちの悪い光

それは広がる割れ目の合間を縫って世界に広がる

それを見た木原の頭に、ある一つの言葉が浮かぶ



魔術。



もしかして、この空間は魔術で構成されているのでは無いのだろうか

そんな考えが頭にくっきりと浮かんだ



「対象に増援を確認…」


隙間から聞こえる声。

まるで合成音声システムが話した様な抑揚の無い平坦な声が空間に響いた


「どういう事だ神裂?あいつは起きない筈じゃ…それにこいつはなんだ!」


続いて聞こえて来たのは、あのムカつく不良神父の声

やはり、俺は魔術によって幻影を見ていたらしい


「これが、教会が私達に隠していた物……ですか…」


教会…?

一体何の事だ?



「……お目覚めですか?上条当麻」

「あぁ、最悪の目覚めさ」

「悪いけど、今こっちは手を離せなくてね。悪いけど後にしてくれるかな」


目覚めた部屋。

そこには不良神父の持っていたカードが部屋全体を覆う様に張り巡らされていた

目の前には赤い火の魔神らしきものが二体。

部屋は台風が起きた後みたいに中の物がぐちゃぐちゃにされていて


その奥には、白い少女が浮いていた


「おい、魔術師。これは一体何の“実験(パーティ)”だ?」

「ちょっと早めの“仮装大賞(ハロウィンパーティ)”ってところかな、君の国でも有名だろ?」

「そりゃ随分と気が早い、ハロウィンは11月だぜ」



ニア1 話を聞く

2 話を聞かない

↓2

1

ハロウィンは10月じゃね?



「で、あいつは何なんだよ?」

「………あれは、あの子は、さっきまで貴方の夢に出て来ていた。インデックスですよ」

「インデックス……あれが?」

「あぁ、君は完全記憶能力という能力を知っているかい?」

「完全記憶能力、聞いた事はある。一回見ただけで全てを記憶出来る人間…でもそれがあれに何の関係が」

「人の記憶はね、一定量しか覚えていられないのさ。だから、普通の人間は記憶は忘れる事でその容量から溢れない様に調整をしている。まるで、穴の空いたポリバケツから水が漏れ出る様にね」

「でも、あれには…あの子にはその穴が無いんだ。だから水は溜まる一方、やがていつか溢れてしまう」

「私達は、そう教会に言われて。彼女の記憶を一年ごとに魔術によって消して来ました」

おいおい、マジでHTML依頼出してんじゃねぇか…終わらせれんのか?



「一年ごとに記憶を消さなければ、脳が圧迫されて彼女は死ぬとね」


「…おい、ちょっと待て。それはおかしい」

「俺の兄貴は…まあ義理の兄貴なんだが。その人は医者なんだけど」

「昔、兄貴に少しばかり人間の記憶について教えてもらったことがあるけど。人間の記憶は、たかが一年くらいの記憶じゃ満杯にならねぇだろ」

「人間の脳みそはギガどころか、テラは軽くある。しかもだ、人間の脳の記憶容量は大脳皮質だけで140テラ・ビットはある」

「さらにだ、俺達の脳内では神経細胞ひとつが「素子」に当たり、それぞれがシナプス結合することによって演算が行なわれてる。これは能力研究では常識だ、大脳皮質の学習記憶はこのシナプス結合によって作られる細胞ネットワークのことだ」

「人間の大脳皮質には神経細胞が約140億個あある。つまり、シナプス結合は細胞一個に付き平均で一万になる」

「これを計算すると、140億×一万=140×10^12ビットになる。大脳皮質でも特定の役割を持っていて、学習記憶に使われない細胞があるが、そいつらは生まれながらにして書き込まれている「プログラムROM」として扱うことができる。140テラとはそこまでの容量なんだよ」

「もう一つおまけだ、脳内で記憶学習を行なうのは大脳皮質だけじゃねぇ、脳全体の能力になる。これを考慮すれば、140テラではとても済まない。まあ、幾ら膨大と言ったって細胞の数が決まってる以上、その容量は有限だとしても一生分の記憶は入る」



「あぁ…そうなんだ。だから、僕達はこうして彼女と敵対している」



「敵対…?」

「えぇ、その事に気付いた私達は彼女の記憶の容量が他の何かによって意図的に減らされているのではないか、と考えたのです」

「そして、僕達は見事その原因たる根源の魔術の発見に成功。それを解読したのさ」

「ならなんであんな事になった?」

「解読中にちょっと困ったことがあってね……その魔術には、いわゆる自動防衛システムが組み込まれていたのさ」

「自動防衛システム?」



「あの子の頭には、魔術の中でも危険視され封印された物を記憶させてある」

「……いわゆる魔術図書館ってところか」

「その子が魔術を構成して、使用したら。どうなると思う?」

「ッチ、なるほどな…」

「さて、僕達もそろそろ年貢の納め時らしい。“魔女狩りの王(イノケンティウス)”の消耗もかなりの物になった」

「少しお喋りをし過ぎましたね」


「ふーん、じゃあ。あの魔術をぶっ壊せばいいんだな?」



「え?」

「実はさあ、俺はちっちゃい頃ヒーローってもんに憧れてたんだ…今は違うけどな」

「一体何を…」

「なんの見返りもなしに、自分の身を削ってまで人を助けられるってかっこいいって思ってた」

「だけど、年をとって色々な物を見てくうちにだんだんどうでもよくなって」

「今まで、そんなこと忘れてた」


木原は、ポケットに手を突っ込む

先の神裂との戦いで武器は使い果たした

手に何かがあたった

ニューナンブM60


「…っふ、ははははは!!」


ちゃんちゃらおかしい

まさかここに来て、親を殺した武器を使う事になるなんてな


「俺はあいつの魔術を潰す、だからお前らは援護しろ」

「無闇に突っ込んでも意味はありません」

「皆まで言うな、分かってる」

「まあ、安心しろ。俺にはさこの銃と」



「右手があるからさ」



何をやってんだか俺は

こんなの“木原”らしくねぇだろ

人の為に手を差し伸べて

自分の身を削って

本当、らしくねぇよな


でも、


思い出したんだ

昔の俺を

まだヒーローなんてもんに憧れを抱いていた頃の俺を

だから、バカな事でもやりたくなった



今まで、俺は何をしてたんだろう?

木原なんて名乗って

人を平気な顔で殺して


でも、救いたいと思った。

あいつの事を助けいたいと思った。

あの時助けられなかった親に重ねたのかなんなのか分からないけど

そして、この手にはその力がある




だから








「当麻、自分の気持ちに。嘘は付くな」







「うおおおぉぉぉぉおおおお!!!」


駆け出す。

全力疾走でインデックスとの距離を詰める


「敵の接近を確認、攻撃を開始…」


ニューナンブでの射撃。

だが、弾は全て着弾ギリギリで止められる


「魔術師、何ぼさっとしてんだ!援護!!」


あと少し

あと少しだ!



「敵を確認、迎撃術式を発動します」


言葉と共にインデックスの目の前に無数の赤い点が浮かぶ

そこから、赤い光が漏れ出した

少女との直線上を走っている木原に避ける術は無い

彼の体に真っ赤な熱線は深く突き刺さる


「がはっ……!」


突き刺さったところから、内蔵が焼ける

その間も動き続ける熱線がぐりぐりと傷口をえぐりながらも、そこから暑さが身体全体に広がり

強烈な痛みが体を襲う

ごはっ、と大量の空気と共に唾と血液が床に吐き出された



肉が焼け、骨が溶ける感触が脳に伝わってくる

木原が大きくえぐられた右腕を無理やり動かして右手をゆっくりと熱線に近づけた


バキン


「はぁ…はぁ……」

「……敵が、迎撃術式の破壊に成功。迎撃を継続します」


今度は氷だった

幾つもの氷柱が木原を取り囲む様に現れる

瞬間、ヒビが入り破片が木原の方へと向かう


「ぐっ、がぁぁ……」


突き刺さる破片

熱線によってぐちゃぐちゃにされた木原のボロボロの体を氷はズタズタにする

耐えきれなくなった皮膚は裂け、骨は砕け、傷口から赤い雫がしたたり落ちる



「もうやめてください!たった二発でそれだけのダメージを受けて……無理ですよ!」


「無、理か……どうか…は……やってみなくちゃ…わからねぇ………だろうが」


木原は傷だらけの体を引きずり、歩く。


「俺は…屑か、もしれな……い。嘘しか………つ、け…ない奴かも…しれない」


つまずき、転び

その身体から赤い液体が落ちる

それでも、彼は這いずって少女に近づく


「でも、自分……に嘘は…つき…たくない!」

風呂

え?ちょ、



「こんな……展開を」


動かない右手の変わりに左手で体を引きずる様にして木原はインデックスに近づく


「こんな展開を、自分を変える、こんな展開のために…今まで生きて…っ……きたんだろ!?」


視界はかすみ、体中が動くたびに悲鳴を上げる

それでも、木原は諦めない


「てめぇのその手で……たった一人の女の子を助けて見せるって、誓ったんじゃ……ねえのかよ?」


自分に嘘はつきたくない、だから彼は諦めない

自分に言い聞かせる様に言葉を口から放ちながら彼は進む


「それが、こんな……奴に、邪魔されてて。何が…ヒーローだ、これじゃ約束一つ守れない……嘘つきじゃねぇか!?」


「迎撃術式を形成…」


「助けるんだ……こん、なところ……で立ち止まって…満足してんじゃねえ、命を懸けてたった…、…一人の女の子を守りてぇんじゃないのかよ!?」

「だったら、それは全然終わってねぇ、始まってすら…いねぇ……ちょっとくらい長いプロローグで絶望してんじゃねぇよ!手を伸ばせば届くんだ……」


彼は、ゆっくりと左手をインデックスへ向ける


「まだ、弾は二発ある」


ニューナンブ。

彼は、その引き金をゆっくりと引く



頭を狙った一発の弾。

それは恐るべき速度で少女との距離を詰める


「防御術式を発動します」


だが、弾は防がれる

無慈悲にも頭をすっぽりと覆う様に展開された、術式によって


「そう来ると、思って…たぜ」


だが

インデックスの姿勢が後ろに倒れる

その足には赤い傷口ができていた


「顔は守れても……足までは守れてないだろ…」




「くっ、…っ!」


痛みを押し殺しながら木原は立ち上がる


「お前が……お前が…インデックスを苦しめる元凶だっていうのなら」


ゆっくりと、昔見ていたヒーローの決め台詞を真似しながら

その右手を彼女の頭へと近づける




「まずは、そのふざけた幻想をぶち殺す」





バキン、と何かが割れる音が静かな室内に響く

インデックスから広がっていた魔方陣にヒビが入り、それが砕けて散っていく

空からは白い羽が降り注ぎ、二人を覆い囲む

不意に木原の頭に、その羽の内の一つが当たった

目を大きく開く木原。

そして、彼の意識は闇の中へと落とされる

少女の寝顔を見守りながら、彼女に覆いかぶさる様に彼は倒れた




暗転。


学園都市、夏休み期間某日。



とある場所では、白いシスターが一人、病室に向かっていた。

この後、彼女はとある少年と初対面の再開を果たす。


またとある病室、一人の少年は新たな人生の門出を感じる。

科学の呪いを受けつつも。


またとある場所、神父と女は話し合っていた。

何があるのかは、まだ分からない。


またとある実験場、そこでは一人の少女が試験管の中で目を覚ます。

死ぬ為に。



そして、


とある研究所、そこで一人の少女がある命令を受ける。

ターゲットは木原当麻、彼を暗[ピーーー]る事。



「ねぇ、お嬢ちゃん可愛いね。俺たちとお茶しない?」

「おら、携帯ばっかいじってないでこっち見ろよ!」

「あはは!!」


少女は嗤う

何故嗤う?

答えは大好きな兄に会えるから


「うんうん、わかってるよ。当麻お兄ちゃん」

「あ、何言ってんだこいつ?」

「ほっとけ、顔可愛いし……げへへ」

「おま、独り占めは無しだぞ!」


「当麻お兄ちゃんなら、こういう時こうするんだよね!」



とある木原の幻想殺し S 近日公開!(大嘘)

というわけでおしまいです。
3ヶ月近くありがとうございました。

HTML化までしばらく有余がありますので質問等あったら受け付けます。
ではでは…

え? 嘘なの? めっちゃ膨らみそうなのに……

続き読みたいけどね……

ちょ・・・
嘘でしょ・・・・

これから俺たちの物語は始まるって感じかと思ってた・・・・・

なんかもっと無関心な主人公だと思ったのに
急に熱血きどって理論とか関係なしに突っ込んでいく感じが終わりなんだなと思った
もう、満足したので乙です



なんか初めのダークっぽさが無くなってつまらんかった

確かに終わらせた方がいいかも

ダークが書きたかったけどインを出すとどうしてもハッピーにしたくなるんだよなぁ
まあ、安価でどうしようか決めてたんやけど。また気が向いたらインが出てこない設定で書いてみるよ

乙 舞ってる!

このSSがSSまとめサイトに載ってたけど、
まだ完結してないよな!
そうだよな!

続編は考えたけどダーク書いてから、200前後で終わらせてそれからやね。
進研ゼミの続きも書き溜めてるし忙しい

ダークの方のタイトル思い付かないから考えてくれる人居たらよろ

普通にこのスレで書けばいいんじゃないか?
わざわざスレ建てる手間もかからないし
題名は外伝みたいなのでも付ければ良いと思う。

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年09月26日 (土) 14:28:21   ID: AgEy5a0e

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