サシャ「あっユミルズルイ! 私も連れてって!!」(26)


最新話までのネタバレあり。
色々崩壊してます


ゴトゴトゴトゴト…

ミカサ「来た」

アルミン「壁の上を馬で駆けて来るとは…」

モブ「エルヴィン団長!! んん? 憲兵団まで…」

モブ「間に合ったのですね!」

ドドドド

サシャ「ぅおぉーーーい!」ドドド…

ジャン「…サシャ!お前も間に合ったのか!」

サシャ「そう!皆の心の恋人サシャたんが、遅ればせながら到着しましたよ!!」

サシャ「もー馬に乗りっぱなしで股が裂けるかと思いましたよ!」

エルヴィン「…夜までにこの森に着けば、まだ間に合うかもしれない!!」

エルヴィン「では……出発!!」


…ドドドドドドドドド

ミカサ「…光った!?」ドドド

アルミン「今、森の奥の方で…一瞬光が見えました!」ドドド

アルミン「巨人に変化した際の光だと思われます!!」ドドド

エルヴィン「…間に合ったか」ドドド

ハンネス「馬を一ヶ所に!! まずは敵を見つけて全員に知らせろ!!」ヒュッ

ゴオオォォ…

…ギィヤアァァァァァ!!

モブ「巨人の叫び声か!?」

モブ「森の奥からだ!!」

モブ「こんな所に!!」ジャキ

コニー「待って下さい!!」

コニー「こいつはユミルです! 攫われたユミルの巨人の姿です!!」


サシャ「(…あれが…ユミル?)」

サシャ「(……オデコが)」

ミカサ「巨人化してライナー達と戦ってたの?」

ジャン「ユミル! ライナー達から逃げてきたのか? 奴はどこに行った!?」

コニー「オイ…何か喋れよ!!」ガシッ

サシャ「何か…変ですね」

アルミン「なぜ…僕ら一人一人に目を向けるんだ?」

クリスタ「ユミル!!」ヒュン

クリスタ「よかった… 無事だったんだね!?」

サシャ「(あ…っ)」

…カプッ! ガッガッ

サシャ「アッ! 置いてきぼりなんてヒドイ!! 私も連れてって!」ヒューンパシュッ

サシャ「…イヤッフゥーーー!!」ヒョーーイ

ガッガッガッ…


コニー「…あいつ…クリスタを食いやがった」

アルミン「(…サシャが付いてっちゃった)」

ジャン「ぼさっとすんな! 追うぞ!!」ヒュンッ

ゴオォォ…

ジャン「速ぇ! 離される!!」


ベルトルト「…来たぞライナー!」

ライナー「あぁ」…バッ! カッ

……ドオォオン!!

ベルトルト「」パシュ

ユミルの巨人「」…ガッ

鎧の巨人「」ドォッドォッドォッ

アルミン「エレンが連れて行かれる…!!」

ハンネス「馬を使って追うぞ!!」

鎧の巨人「」ドォッドォッ


エルヴィン「…各班! 巨人を引き連れたまま私に付いて来い」ドドド

鎧の巨人「」ドォドォドォ

ユミルの巨人「」カパッ ベチャ!

クリスタ「ゴホゴホ」

ベルトルト「クリスタ!」

サシャ「…ヘイ! ベルトルト!!」スチャッ

ベルトルト「サ、サシャ!?」

ユミル「ゴホッ…クリスタ 突然食っちまって ゴホッ すまなかった」

ベルトルト「ユミル! 何でサシャまで連れて来るんだよ!?」

ユミル「こいつが勝手にくっ付いて来たんだよ!」

サシャ「私を置いてこうったって、そうはいきません!!」キリッ

ベルトルト「見ろよ…無茶してクリスタを(サシャも)連れてきたから、きっと追いつかれる」

サシャ「あっホントだ! 皆、追っかけてきてますね!」

サシャ「オーーーイ皆さァーーん! ここですよぉーー!!」ブンブン

ベルトルト「手とか振らないでいいからぁ!!」


ミカサ「」 ゴ…オォォォォ ザンッ!!

ユミルの巨人「ぎゃああああ」

ミカサ「」パシュッ

ベルトルト「ひッ…ライナー!!」

ベルトルト「守ってくれ!!」

…キィン!

ミカサ「チッ」

ミカサ「(…やはり先にユミルを殺さなくては)」ゴォォ

サシャ「ライナー!」

鎧の巨人「!?」

サシャ「私も守って!!」

鎧の巨人「……」 スッ


ベルトルト「…ちょっ! 何で中入ってくるんだよ!? ライナーも何で入れてんの!?」

サシャ「いやー、だってミカサおっかないんですもん」

サシャ「しかしアレですね。ここは子供の頃によく遊んだ秘密基地のようですね」フゥー

ベルトルト「寛がないで!!」

サシャ「…オッ、エレンもお目覚めですね! モーニンエレン!!」

エレン「ウーウー」バタバタ

ユミルの巨人「…ぎぁああ!!」

クリスタ「やめてユミル! 抵抗しないで!!」


ジャンコニーアルミン「」…ヒュンヒュンヒュンッ


エレン「…ウーウー」ゲシゲシ

ベルトルト「クッ!やめろエレン暴れるな!!」

サシャ「そうですよエレン。ただでさえベルトルトがでっかくて邪魔なんですから」

ベルトルト「君が言うなよおぉぉ!!!」

ジャン「そいつをあやしつけるなんて不可能だろ!?」

ジャン「一緒にシメてやろうぜ…まぁ出てこいよ」

ベルトルト「(…どっちを!?)」

ミカサ「ベルトルト…返して!」

コニー「なぁ嘘だろ?…今までずっと、俺たちのこと騙してたのかよ?」

ジャン「ベルトルト…お前の寝相の悪さは芸術的だったな」

サシャ「そうだったんですね!プークスクス」

ベルトルト「…うるさいなぁもう!!」


コニー「全部嘘だったのかよ…!?」

コニー「なぁ!? お前らは今まで何考えてたんだ!?」

ミカサ「そんなものわからなくていい」

ミカサ「…こいつらは人類の敵。それで十分」

ベルトルト「だッ…誰gサシャ「人類の敵でも!!」

全員・鎧「「「!!!」」」

サシャ「人類が敵になっても!!」

サシャ「……私達は仲間じゃないですかあァァァ!!!」

全員・鎧「「「!!??」」」

サシャ「その為にここまで追っかけてきたんじゃないですかあァァァ!!!」

全員・鎧「「「…………」」」

コニー「(…そういやそうだったっけ?)」

ミカサ「わたっ、私はエレンを…」

ミカサ「ベルトルト…エレンを返sサシャ「返しません!!!」


ミカサ「なッ…何故!?」

サシャ「…ここまで来たからには全員で力を合わし!」

サシャ「2人の故郷までチョイと出向いてやろうじゃないですか!!」

サシャ「…そして世界の謎とやらをチョチョイのチョイで解明し」

サシャ「皆幸せ、万々歳!!!」

ジャン「そう…なのか?」

コニー「…そう…そうだな! それしかない!!」

アルミン「(みんな正気か?…でも確かにここまで来たなら)」

サシャ「エレンもいいですね?」

エレン「…」コク

ミカサ「…分かった。エレンが一緒なら私も協力する」

サシャ「じゃあ、縄ほどいてあげますからね。ベルトルトに齧りついちゃダメですよ?」


サシャ「ユミルとクリスタも協力してくださいよ!?」

クリスタ「…わ、分かった! ね、ユミル!!」

ベルトルト「ちょっ…、は、話を勝手に進めないで!!」

サシャ「…そうと決まれば!」

サシャ「ご覧下さい! エルヴィン団長が悪の巨人軍を引き連れてこちらに向かって来ます!!」

エルヴィン「」ドドドドドド…

ベルトルト「!!」

ベルトルト「(…これは、確かにマズイ!! 今はこのアホの言う通りにした方がいいのかもしれない)」

サシャ「まずは皆で力を合わせ、あの巨人軍を殲滅し! その後故郷を目指しましょう!!」

ジャン「…よぅし!」


コニー「俺達に任せろ!!」

全員「「 」」…ガッ


…ドオオォォォォン!!

サシャ「…まず!」

サシャ「超大型巨人はその図体を以ってボディプレス!」

超大型「ヌオォォォン」

サシャ「羽付き巨人(クリスタ)は気合で飛んで空から攻撃!!」

羽付き「バッサバッサ」

サシャ「オデコの巨人(ユミル)はその身軽さで敵を撹乱!!」

オデコ「ギィヤアァ」

サシャ「顎の巨人(エレン)は体術を活かして敵の首を引っこ抜く!!」

顎「オアエア」

サシャ「馬の巨人(ジャン)はとにかく蹴りまくる!!」

馬「バルバルバル」


サシャ「腹筋の巨人(ミカサ)は思うがままに!!」

腹筋「フシュルルル」

サシャ「ボブの巨人(アルミン)はその頭脳で敵を翻弄して!!」

ボブ「」コクリ!

サシャ「小人の巨人(コニー)は私の胸ポケットへ!!」

小人「ピーーー」ヒョーーーイ

サシャ「鎧の巨人はこのまま私と小人を守る!!」

鎧「オオオォォ」

サシャ「……第! 104期! 巨人兵団!! 突・撃イィーーーーーー!!!」

ドオオオオォオオォォォォ!!

そうか、巨人兵団にサシャがいなかったのか、サシャが指揮をとってたからなのか。。!


ドドドドド
ビョーンビョーン ブチィッ!
バッサバッサ ドシャアッ ヒヒィーーン

サシャ「いいですよオデコその調子!! …あっ、エルヴィン団長は踏んじゃ駄目です超大型!!!」

サシャ「羽付きの攻撃も中々です! …馬!そこは後ろ蹴りでしょう!?」

サシャ「顎の締め技もニクイですねぇ。 そして腹筋に至っては、鬼神の如くです!!」

サシャ「ボブ…ボブは…」

サシャ「…あぁっ、ボブ! もっと頭使って廻り込んで!!」

サシャ「その大きな頭は飾り物ですか!?」

サシャ「もう頭突きでも何でもいいですから頑張って!!!」

ボブ「」タタタ… ゴツン


サシャ「踏み潰せ、超大型!!」

サシャ「飛び廻れ、羽付き!!」

サシャ「噛み千切れ、オデコ!!」

サシャ「引き千切れ、顎!!」

サシャ「蹴散らせ、馬!!」

サシャ「薙ぎ払え、腹筋!!」

サシャ「暴れるな、小人!!」ピー バタバタ

サシャ「………」

サシャ「ボブ!!」

ボブ「」


鎧「…」チョイチョイ

サシャ「え、何です? 自分も戦うから口の中に入れって?」

鎧「…」コクコク

サシャ「何だかヌメッとしそうですねぇ…」

サシャ「しょうがない! でも間違って飲み込んだら腹から食い破りますからね!!」

鎧「…」ゾク

サシャ「…では皆さん! あとは頼みましたよ、頑張って!!!」ピーピー


目指すは故郷、忘れ難きふるさとへ
山は青、水は清きふるさとへ

みなぎる力を解放し、悪の巨人どもを蹴散らして
さあ行け、104期!! 戦え、巨人兵団!!



おしまい

勢いはある

終わりです。
サシャ死んでほしくないなぁ。

おつ!サシャすげー!ww

イケてるSSだった

短くて読みやすかった、乙
アルミンww

なんだこれwww
面白かった!

コニーがサシャの胸ポケットで暴れてるとか裏山

こにい「なんだここ…あったかくて、やわらかい…かあちゃん…」オアエリッ

このSSまとめへのコメント

1 :  下湯沢   2016年11月03日 (木) 10:52:20   ID: Yk0mup9J

楽しめたよ( ◠‿◠ )

2 :  神城   2016年11月03日 (木) 11:28:14   ID: Yk0mup9J

此れは原作軸でやっているのかな?中途半端なのがなぁ

3 :  早川   2016年11月03日 (木) 12:27:01   ID: Yk0mup9J

取り敢えず続きが欲しいですね。
ここで終わるのは勿体無い。

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