SE「もうだめだ」 (50)

SE「10時出社して11時に帰宅する毎日」

SE「当然家に変えると妻や子がいるわけでもない。ボーナスだって出ない」

SE「死のうかな」

SE「納品まであと2週間だってさ」

SE「間に合うわけないでしょ まだ単体テストすら始まってないのに」

SE「鬱だ」

SE「上司にまた怒られちゃったよ」

SE「もとはと言えば新人にモジュール開発なんてやらせるから悪いんだ」

SE「もうだめだな俺」

SE「このプロジェクトの仕様書、これなんて読むんだろ」

SE「もう最近の技術には付いていけないな」

SE「そろそろ転職すべきかな でも当てがないし」

SE「どこからおかしくなったんだろ」

SE「最初はゲーム作る会社に入るんだって行ってたよな」

SE「いつの間にか組み込みしてるし。なにやってんだろ俺。」

SE「子供の頃はBASICで小さいゲーム作ったりして友達に自慢したりBASIC教えたりしたっけ」

SE「今から考えると親はよくマイコンなんて買ってくれたよな」

SE「・・・」

SE「そんでさ、ずっと俺はプログラマーになる!とか、俺は天才だなんて思ったりしてたな」

SE「・・・雨だな」

SE「年収は一般兵より下のほうだぞ」

SE「300万ちょいぐらいだな」

SE「はやく、会社に、行かなきゃ。」

SE「遅刻は、まずいもんな」

SE「・・・」

SE「多分俺、会社で除け者にされてるんだろうな」

SE「だって、仕事はできないし、顧客にキレた事だってあるし」

SE「はぁ」

SE「・・・あのPG早く死なないかな」

SE「・・・仕事しよ」

SE「自分の時間欲しいな

SE「ニーキャリか 確かニートからレベルアップするようなやつだっけ。読んだことはない」

SE「・・・人生そううまく行ったらいいんだけどな」

SE「ベーマガ、懐かしいな。涙が出そうだ」

SE「親のお小遣い溜めて買って、そこに乗ってるBASICをそのままコピーして描いたのに動かない事がよくあったな」

SE「そのたびに癇癪起こしてたよなぁ」

SE「やっと会社から帰れたぞ。疲れた。でも今寝たら気が付くと会社だ。」

SE「やだやだ働きたくないよ」

SE「残業代とか出たことほとんどないぞ」

SE「はぐれメタルを捕まえるぐらいの確率で出る」

SE「はぁ」

SE「ベーマガみたいな雑誌、出ないかな」

SE「どうせ、読む時間なんてないだろうけど」

SE「俺みたいな会社にもな 良し悪しがあって」

SE「残業代が出るか出ないかで判断する場合もあるが、一番はやっぱり狂ってるか狂ってないかだな」

SE「俺のところは前者だ」

SE「俺がこういう事を言うと負け惜しみみたいが」

SE「いくらすごい資格をもっていくらすごいスキルを持っても」

SE「大事なのは即戦力になるか、或いは騎士や戦士になれるかだ」

SE「資格なんて飾りにも使えない」

SE「ここで自慢タイムだが」

SE「実は持ってる資格が基本情報しかない」

SE「・・・」

SE「昨日、一ヶ月ぶりに風呂に入った」

SE「思いっきり泣いてしまった。恥ずかしい」

SE「せっせこ働いてお金を溜めて、Macbookairを買ってからもう2年か」

SE「いまではすっかり林檎信者だが、その頃の俺は今より明るかったような気がするな」

SE「上司ハンターフロンティア」

体がすっかり仕事モードになってしまっている。せっかく有給を取ったのに。
あと3日はのんびりできるからいいんだけど。

秘技・有給申請を使ったら
思いっきりいやな顔されたのが一昨日

多分「やっとあいつがいなくなった」と思ってるだろうな

布団に包まる度に涙がでそうになる
死のうかな

せやろ

病院に行ったら負けた気がする
俺はソルジャーになる

7時出社とか首吊る自信ある

わかる

こんなネガティブな考え方だからだめだってのは分かってるんだけど

サ残ができるなんていい環境じゃねえか
最近は厳しくて、仕事は増える一方で納期はそのままなのに定時で帰らなきゃいけねーんだ

いっそニートになるとか

>>46
(´・_・`)

そろそろ寝ようかな。こんなキチガイの愚痴に付き合ってくれてありがとう。乙

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom