やすな「ソーニャちゃん!私にも彼氏が出来たよ!」 (95)

わさわさ

わさわさは甘え

俺だな

その手には引っかからないぞ

あぎり「忍法男根生成の術~♪」

さわさわ
やすな「んっ・・・」

ソーニャ「……は?」

やすな「出来たんだよー私にも!彼氏が!」

ソーニャ「寝言は寝て言え」

やすな「あんれー?ソーニャちゃんはいないから悔しいのー?」

ソーニャ「そんなわけあるか!」

やすな「あー!悔しいんだー!悔しいんでしょー?あははははは!!」

ソーニャ「くっそう……」

ほう

ソーニャ「だいたい、お前に出来て私に出来ないことがない。妄想だろ」

やすな「そんなことないよ!」

ソーニャ「だったら呼んでみろ」

やすな「れ、連絡先まだ知らなくて……」

ソーニャ「見ろ、やっぱり嘘だ」

やすな「ち、違うよぉ!」

続けて

      ぶっとばすぞてめえ            ,. :': : : /: : :i: : : : : : : : : :`丶、
                ____       ,.ィ/,: : : :/:|: : :.∧: :.:ト、: : :、: : : : : :\
            ,   ´     _  ` ー― ノ: :/: : : /:/{: : /::::{: : |:::\: }: : : : : : : :',
             /,    __,./ ヽ      ̄`丶、: :/:/:::|: /::::::::\}__∨、: : : : : : : }
         , ' /_  ///_イ /ハ       \⌒\/:::::{/:::::::::::/´ ̄ ̄ ヽ\: : : : :.|
      ___ /  /   ∨  ' ///}        :. ,ィ´ ̄))::::::::::\__ノ::::/:`/: : ::.
     {///イ        / ////        、',==='''            /: :,ハ: : :.
     _,イ/!         ;  ∨/ ,    ' }!  | ト | u       __,.ィ   ': :/} i}: : :.
     〈// {         | | | イ   /! /| /| ; リ   >ー-‐ ' ´ ノ  u {: /ノ ノ: :ト、}
     ,:' / ∧  〈       | | | |  / )';;;| /!j/\_    ー-‐ '´     ,|:{-<: : :| \
     / / /  、  }     | | | | ,イi { | ;;|/;{ {:/: : :≧⌒}二二二> ,...ィ:{: :,、: : : /
.    / / /    \ ヽ.    | i j ∨ 乂)|;;/;;;;;;;ヽ_,...-、   ,ノ ̄}/_} ̄l´-、_ }:/ ',: /
   / / /       、    | l {__,イ   | |    ノ::::::::::}!イ⌒つ∧!//::::}::::::::ヽ、_ /
.  / / /          \_从! !{-≧―-Ⅳ_....:::´/::::::/r'、 _}//// /:<::::::::::::/::::}
  / / /           {:::/| !|:::::::::::/::::::::::\:イ::://::::::::::> |/////}::::/::::::::::/::::::::\
 ,' / /         /::/::::::| i{:::::::::::{::::::::::::/\'/::::::::::/  Ⅵ//イ/::::::::::/:::::::::::::::::ヽ
./  /         /:::, :::::: | |::::::::::::|:::::::::::::::::::::::ヽ:::::::::/!  /::::/:::::::::::::/\::::::::::::::::::::.、
'  /            ,:::::;':::::::: | |::::::::::::':::ィ:::::::::::::::::::::::::::/:::} /::::/:::::::::::::::,.:'   \:::::::::::::::::\

なんでもなーみんwwwww

俺か

やすなは美少女
俺は一目見たときから分かってた

彼氏「やすなちゃんいるー?」カ゛ラッ

ソーニャ「ん?」

やすな「あー!彼氏くん!」

ソーニャ「は?」

男「いやー今日は早いねー」

やすな「たまたま早く起きちゃってねー」

ソーニャ「おい、誰だこいつ」

やすな「彼氏だけど?」

ソーニャ「……はぁ?」

わさわさしてきたwwwwww

あぎりさんは結婚したら普通に良い奥さんになりそう

わさわさ

これはやすなの彼氏を装ってソーニャを暗殺しようと画策してる刺客に違いない

ソーニャ「……エキストラの人かなんかか?」

やすな「わ、わざわざ雇わないよぉ!」

彼氏「この人は?」

やすな「あのソーニャちゃんです」

彼氏「あーあー!あの!」

ソーニャ「おいお前、どういう説明したんだ!」

やすな「し、知らないですぅ~」

ソーニャ「“あの”ってなんだ!おい!」

彼氏「いやぁ、どうもどうも。僕やすなの彼氏」

ソーニャ「………本気かこいつ」

彼氏「紹介も済んだことだし……缶蹴りしよー!!」

やすな「いえーい!」

ソーニャ「は?」

彼氏「あれ?缶蹴り知らない?」

やすな「じゃあ相撲とる?」

彼氏「いいねー!相撲!やろう!」

ソーニャ「は?は?」

彼氏「ん?」

彼氏「あ、やっぱ缶蹴りのほうが良かった?」

やすな「素直じゃないなぁ」

彼氏「ねー」
やすな「ねー」

ソーニャ「……こいつ、周波数が合ったのか」

やすな「うーん……でももう休み時間少ないよー」

彼氏「ほんとだー」

やすな「もうトークしてまた放課後にしようか!」

彼氏「そだねー」

ソーニャ「何だろう……普通の会話なのにイライラする……」

ソーニャ「そもそもお前ら、いつから付き合ってたんだ?」

やすな「えっとね、昨日」

ソーニャ「昨日!?」

やすな「私が一人で帰ってたら草むらから彼氏くんがエンカウントしてさー」

彼氏「成功だったね、あの作戦」

やすな「それで告白されたから、オッケーしたの」

ソーニャ「なんでだ!?」

彼氏「ドラ◯エ風に飛び出してよかったー。ポ◯モン風に飛び出したら戦うところだったよー」

やすな「ほんとほんと」

ソーニャ「なんだ……?バカ同士でしか通じない会話しやがって……」

キーンコーンカーンコーン

やすな「あ、休み時間終わっちゃった」

彼氏「ほんとだ。教室戻らないと」

やすな「ばいばーい」

彼氏「また放課後ねー」

ソーニャ「放課後も来るのか」

やすな「当然じゃない!だって放課後はカップルの時間なんだよ!知らないの?」

ソーニャ「……??カップル?」

やすな「私達のことだよぅ!」

ソーニャ「………ああ、そうだったな。そうなのか」

やすな「ソーニャちゃん色々知らなすぎだよぉ!」

ソーニャ「そんなもん知らなくていいからな」

やすな「ひどい!」

わさわさ

脳内再生余裕すぎるw

放課後

彼氏「やすなちゃーん!」ハ゛ッ

やすな「彼氏くーん!」ヒョイッ

彼氏「あはははは!また避けられた!」

やすな「あははははははは!!」

ソーニャ「何がおかしいんだ」

やすな「あ、ソーニャちゃん」

ソーニャ「ていうか、なにやってんだお前ら」

やすな「ドラ◯エごっこ」

ソーニャ「なんだそれ」

彼氏「よーし!じゃあ放課後はドラ◯エごっこだー!」

やすな「おー!」

ソーニャ「……は?」

はよソーニャの嫉妬シーンはよ

エロ展開期待

彼氏はもちろんチョーさんだな

ソーニャ「またこの森か」

やすな「ツチノコいるかなぁ」

ソーニャ「いるわけねーだろ」

彼氏「見つけたー!」

やすな「ほんとにー!?わーい!」

ソーニャ「ふ、ふん……そんなわけ……」チラッ

彼氏「嘘でーす」
やすな「でーす」

ソーニャ「……………」ヒ゜キッ

彼氏「あはははははは!!」ワサワサ
やすな「うひひひひひ!!」ワサワサ

ソーニャ「鬱陶しさが2倍になった……」

>>30
どうして俺が書き込もうとしたことを既に

これ正体はあぎりさんじゃないよね

ソーニャの浮きっぷり

彼氏「まぁそんなくだらない話はさておき」

やすな「ドラ◯エごっこはじめよー」

ソーニャ「ああ、そうだったな」

彼氏「まず俺がゾンビなのね」

やすな「じゃあ私僧侶!」

ソーニャ「……何の話だ?」

やすな「だからドラ◯エごっこだよ!」

ソーニャ「そもそもそれを知らないんだが」

彼氏「うーんと、まぁ勇者が悪いやつばんばん倒していくゲーム」

ソーニャ「ふむ……殺し屋とだいたい同じだな」

やすな「ち、違うよ……そんなホラーじゃないよぉ……」

彼氏「がおー!ゾンビだぞー!」

やすな「とりゃ!」カ゛スッ

彼氏「ぎゃー!」

彼氏「かれし は 25のダメージをおった!(裏声)」

ソーニャ「(なんだこれ……)」

やすな「ソーニャちゃんも!ほら!」

ソーニャ「ああ、そうだな」チャキッ

やすな「ソーニャちゃーん!モノホンのナイフ出しちゃダメだよー!一般人なんだよ!?」

ソーニャ「お前と付き合うぐらいだ、お前ぐらい頑丈なんだろ」ヒュッ

彼氏「ホァァァァァイ!!」ヒョイ

ソーニャ「くっ、なんだと!?」

やすな「あははははは!だっさ~!!」

ソーニャ「く、くそ……」

ソーニャ「き、貴様、何らかの訓練を受けてるな!?」

彼氏「まぐれだよぉ」

やすな「あれれ~?もしかして弱くなったぁ~?」クスクス

ソーニャ「ふん!」ク゛キッ

やすな「ぐえっ!」

彼氏「あはははははは!!」

ソーニャ「なんで笑ってんだお前は!?」

彼氏「あれ?もうこんな時間かー」

やすな「ほんとだねー。帰ろっか」

ソーニャ「無駄に疲れた……」

彼氏「おいしいクレープ屋さんあるんだよ。一緒に食べよう!」

やすな「わーい!クレープ屋さんだー」

ソーニャ「子供かお前は!?」

彼氏「ソーニャちゃんは?」

ソーニャ「ま、まぁ……付き合ってやらんこともない……」

やすな「うわーい!」スタタタタタタ

彼氏「行こう行こう!」タタタタタ

ソーニャ「……こいつらは……」

ソーニャ「またここのクレープ屋か……」

やすな「あのクマ見に行く?動物園に」

彼氏「いいねー!」

ソーニャ「わ、私は行かんぞ!動物は嫌いなんだ!」

彼氏「へー。ソーニャちゃんいがーい」

やすな「ねー」
彼氏「ねー」

ソーニャ「鬱陶しいな……」

彼氏「買ってきたよー!」

やすな「新作なんだって!」

彼氏「絶対美味しいよ!」

ソーニャ「………」

彼氏「あー疑ってるー」

やすな「ほんとだー」

彼氏「もし美味しくなかったら埋めていいよ!」

ソーニャ「そうか」

ハ゛ハ゛ーン

やすな「それにしても、よくここにクマが出たよねー」

彼氏「あの写真見せてもらったけど、たんこぶでっかいよねwwwwwwww」

やすな「あはははははは!!!」

ソーニャ「なに笑ってんだ……」

やすな「面白かったなー。もう一回出てきたら面白いのに…」

ソーニャ「や、やめろ!変なフラグが……」

カ゛サカ゛サ

クマ「ガルルルル……」

やすな「……死ーん」カ゛チッ

彼氏「あわわわわわわ………」

ソーニャ「とうっ!」ヒュン

やすな「ソ、ソーニャちゃーん!すぐ撤退しないでー!」

「なにかお困りのようですね~」

やすな「その声はあぎりさん!どこから……」

あぎり「呼びましたか~?」ス゛ホ゛ッ

やすな「じ、地面から直接!生首!」

あぎり「私も困ってるんですぅ~」

やすな「何で出て来たんですかー!」

彼氏「……あぎりさん?」

あぎり「おやおや~?この方は~?」

やすな「私の彼氏です!て、紹介は後にしますから助けてくださーい!」

あぎり「わかりました~忍法で何とかしましょう~」

あぎり「いーちにーの…ニンッ」ホ゜ムッ

クマ「ギャン!」ス゛ホ゜ッ

やすな「す、すごい!一瞬で地面に穴が空いた!」

ソーニャ「落とし穴にハマっただけだ……」

あぎり「ただの忍術ですがな~」

ソーニャ「絶対嘘だ……」

「クマは動物園に帰りました」


やすな「彼氏です」ト゛ヤァ

あぎり「あぎりですぅ~。よろしくねぇ~」

彼氏「よ、よろしく…」ス゛ホ゜ッ

彼氏「え」

あぎり「あ、それ忍者用の……」

彼氏「うわぁぁぁ!」フ゛ンッ

ト゛カーン

彼氏「はぁ……はぁ……」

やすな「わーすごい」

あぎり「失敗しちゃいました~お元気で~」ト゛ロン

やすな「消えたっ!?」

ソーニャ「相変わらずあいつはわからん……」

やすな「よく爆弾ってわかったね」

彼氏「だって急に抜けたらびっくりするでしょ!」

ソーニャ「まぁそうだが」

やすな「私達は失敗しちゃってさぁ~」

彼氏「ど、どうなったの!?」

やすな「うーんと……」

ソーニャ「アフロだな」

彼氏「どうなったのそれ!?」

彼氏「へぇ~……あぎりさんかぁ……」

ソーニャ「あいつはよくわからん……」

彼氏「いつもどこにいるんだろう?どこにもいなさそうだけど……」

やすな「忍者同好会に入ってるよ」

彼氏「そんなのあるの!?」

やすな「まぁ潰れてるけど」

彼氏「ああ……」

やすな「あったら入りたい?私は入りたいなぁ~」

彼氏「入りたいねぇ」

ソーニャ「お前らの脱線の仕方がすごい」

彼氏「あぎりさんって忍者なの?」

やすな「そうだよ!」

ソーニャ「ほとんどインチキだけどな」

やすな「クナイじゃなくてブーメラン投げたりね」

彼氏「さすがきたない忍者きたない」

やすな「それがどうしたの?」

彼氏「不思議な人だなぁって思って」

やすな「あー!それ私も最初思った!」

彼氏「シンクロ!シンクロ!」

やすな「あははははははは!!」

ソーニャ「どこで笑ってんだ!」

更新早いね

彼氏「どうやってあぎりさんと連絡とってるの?」

ソーニャ「ほぼ無線だな。ケータイもってるみたいだが」

彼氏「こっちからは連絡とれないんだ」

やすな「呼べば来るけどね」

ソーニャ「どっから聞いてるか分からん……」

彼氏「やっぱり不思議だねぇ……」

彼氏「今度忍者同好会つれてってもらっていい?」

やすな「もちろんだよー!」

ソーニャ「いいのか?」

やすな「だってまだちゃんと紹介してないんだよ?」

ソーニャ「まぁそうだが……」

やすな「手裏剣の名刺もあるんだよー!」

彼氏「ほんと!?見せて見せてー!」

やすな「ほらこれ」

彼氏「すっげー!ほんとに名刺だ!あははははははは!!」

やすな「あはははははははは!」

ソーニャ「よく笑うなお前ら」

彼氏「……ん?これ、ほら」

やすな「あ、普通にケータイ番号書いてあった」

ソーニャ「なんだと!?」

やすな「すごい発見だよー!」

彼氏「えっへっへ」

ソーニャ「知らなかった……」

彼氏「これでいつでも電話できるよ!」

やすな「やったね!」

ソーニャ「それは私に言ってるのか」

ソーニャ「しかし、なんでそんなにあぎりを気にかけるんだ」

やすな「ほんとだよー!浮気ー?このこのー」

彼氏「あはははは!違うよ!不思議な人だから!」

やすな「それはそうだけどさー」

ソーニャ「ふん、同業とはいえ全く情報が無いからな」

やすな「ソーニャちゃんでもこれだもんなぁ」

彼氏「ほんとに不思議だなぁ……」

やすな「あ、でも家行ったことあるよ」

彼氏「不思議度がちょっと下がったね!」

ソーニャ「不思議なのは変わらんが」

彼氏「あ、もうこんな時間だよ!帰らないと!」

やすな「ほんとだね。」

彼氏「じゃあね!ばいばーい」

やすな「また明日ねー!」

ソーニャ「ああ、私はやることがある。お前は帰れ」

やすな「ま、まさかまた仕事!?行かせないよ!」

ソーニャ「ふんっ!」ク゛キッ

やすな「ぐへー」ト゛サッ

ソーニャ「……悪いな」スタスタ

ソーニャたん
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/c/c7/Sonya-thomas.jpg

彼氏「…………」スタスタ

ソーニャ「………」スッ

彼氏「…………」スタスタ

ソーニャ(……あの身のこなし……)

ソーニャ(間違いない、何らかの訓練を本当に受けている)

ソーニャ(だとしたら、確実に同業者……やすなに近づくということは……私への脅威ととれる)

ソーニャ(証拠と確信がとれたら……殺す)

ソーニャ(よしっ)

ソーニャ(……あれ?どこだ!?どこにいる!?)

ソーニャ「くっ、見失った……いつのまに……」

やっぱりか

あさ

ソーニャ「……」

やすな「ソーニャちゃんおっはよー!」

ソーニャ「ああ、やすなか」

彼氏「おっはよー!」

ソーニャ「あとお前か」

彼氏「あれあれー?扱い悪い?」

やすな「私に嫉妬してるんだからしょうがないよー」

彼氏「そーなのかー。隅に置けないなぁ~このこのぉ~」

やすな「あははははははは!」

彼氏「あはははははははは!」

ソーニャ「やかましい!」

ソーニャ「そういえばお前、家はどこなんだ」

彼氏「ん?家?わりと近いけど、教えないよー」

やすな「私も知らないんだよねー」

彼氏「秘密ってとっておくべきでしょ?」

やすな「なるほどー!」

ソーニャ「……そうか」

彼氏「やすなちゃんちは?」

ソーニャ「こいつんちなんかに興味はない」

やすな「えー?面白いよー?」

ソーニャ「おもちゃで溢れてるんだろ」

やすな「そうだけどさー」

ソーニャ「片付けろ!」

彼氏「お、そろそろ予鈴鳴っちゃうなー。また昼にねー」

やすな「うん!ばいばい!」

ソーニャ「…………」

やすな「ソーニャちゃんどうかしたの?お腹すいた?」

ソーニャ「朝からそんなわけあるか!」

やすな「じゃあうどうしたの?」

ソーニャ「い、いや……なんでもない」

やすな「さては今日も仕事が!?行かせないよ!?」

ソーニャ「うるさい!今日はない!」

やすな「なーんだ。良かった」

ソーニャ「まったく……」

ひるやすみ

彼氏「きたよー!」

やすな「知ってるー!」

やすな「あはははははははは!」
彼氏「あははははははははは!」

ソーニャ「ああうるせぇのが二人になった……」

彼氏「どうしたの?そんな浮かない顔して。ご飯忘れた?」

ソーニャ「なんでお前らは私のご飯を気にするんだ!」

やすな「だって変なものとか食べてそうだし」

彼氏「お腹すいたのかと思って。昼だし」

やすな「あ!ご飯忘れたの私だったー!」

彼氏「しょうがないなぁ。ほら、パン」

やすな「わーい!ありがと!」

彼氏「どういたしまして!」

どしたのわさわさ

ソーニャ「茶番はそこまでにしろ」

彼氏「あ、そうだ!ご飯も食べたし忍者同好会連れてってよ!」

やすな「そーだねー!行こうソーニャちゃん!」

ソーニャ「そうか。頑張れ」

やすな「行こうよソーニャちゃーん!」

彼氏「そうだよー!」

ソーニャ(こいつ……何を企んで……)

ソーニャ「た。乗ってやる」

やすな「わーい!早くいこ!」

彼氏「じゃあ競争ー!」

やすな「負けないぞー!うおー!」タ゛タ゛タ゛
彼氏「それー!」タ゛タ゛タ゛

ソーニャ「…………」スタスタ

やすな「とうちゃーく!」

彼氏「負けたー」

ソーニャ「遅いぞ」

彼氏「あれ!?なんで!?」

ソーニャ「バカが。わざわさ遠回りしてきやがって」

やすな「しまったー!」

彼氏「いやー負けた負けた」

ソーニャ「早く入るぞ」カ゛ララッ

やすな「あぎりさーん!いますかー?」

ソーニャ「…………」
彼氏「………」
やすな「……」

やすな「いないね。いつもは来るのに」

やすな「んー……あれ?私がお腹痛くなってきた」

彼氏「早くトイレ行ってきなよ」

やすな「うん!ちょっと待っててー……ぐぉぉ……」カ゛ララ

彼氏「………」

ソーニャ「………ふん。ようやく二人で話す機会が出来たな」

彼氏「そうだねぇ」

ソーニャ「おい、あぎり。そろそろ出て来ていいぞ」

あぎり「はいなり~」ト゛ロン

彼氏「あははははは!やっぱり面白いなぁ!」

ソーニャ「そろそろバカの演技もやめていいんだぞ。やすなもいないんだしな」

彼氏「あはははは!そうだったねぇ!」スッ

ソーニャ「やっぱりな。お前、どこからの回し者だ」

彼氏「…………うふふ」

彼氏「ふぅ。バカのふりって疲れるけど楽しいねぇ」

ソーニャ「質問に答えろ。お前はどこから何をしにきた何者なのか」

彼氏「うーん……君達とは別の組織の殺し屋、とか」

ソーニャ「狙いは私か」

彼氏「ううん、そうじゃなくて、君」スッ

あぎり「え~?私ですかぁ~?」

ソーニャ「……どういうことだ?」

↓チャーリーブラウン

おもしろい

彼氏「なんかね、うちの組織がソーニャちゃんより恐れているのがあぎりさんなんだってさ」

ソーニャ「……なんでだ?」

彼氏「いつもいつも一般人が傍にいて、しかも秘密を知ってもなお殺そうとしない。こいつは殺し屋として優秀なのか
   って、言われちゃっててさ~」

彼氏「それに比べてあぎりさん、前にうちからソーニャちゃんを消すために派遣した殺し屋をブーメランでやっつけたでしょ?」

彼氏「あれから、危険視されるようになったんだよ」

ソーニャ「あいつはお前のとこのか」

ナ、ナンダッテー

彼氏「そんなわけで仕事だからさ。ごめんね?」シュッシュッ

ト゛スッ

ソーニャ「あぎり!」

あぎり「あらあら~誰を狙ってるんですかぁ~?」

彼氏「……うふふ」

あぎり「忍法、変わり身の術~」

彼氏「あ、ロッカーから変わり身全部出て来た」ト゛スト゛ス

あぎり「あれれ~」

ソーニャ「そんなわかりやすい場所に全部隠しておくな!」

あぎり「参りましたね~」

彼氏「でっかい音出るからこれは使いたくなかったんだけど」

ソーニャ「マ、マシンガン!?」

あぎり「あらあら~」

彼氏「そらそら!カ゛カ゛カ゛カ゛カ゛カ゛

あぎり「はいはい~」ヒョイヒョイ

ソーニャ「チッ!私も加勢するぞ!」ハ゜ン!ハ゜ン!

彼氏「あぶね」ヒョイッ

ソーニャ「やはりこいつ……強い……」

あぎり「そ~れ」ホ゜イッ

彼氏「なに!?」

彼氏「ふん!ブーメランか!同じ手は二度は食らわな…」ト゛カーン

彼氏「あ れ 」ト゛サッ

あぎり「ブーメランの中にも、仕込みますよぉ~」

ソーニャ「……相変わらず汚いな」

やすな「ただいまー!何か遊んでるの?すごい音したけ、ど……」カ゛ララ

ソーニャ「…………やすな」

やすな「………あれ?」

やすな「……なに、やってるの?」

ソーニャ「……やすな、落ち着いて聞け、こいつは」

やすな「なにをやってるの!?」

あぎり「この人、殺し屋だったんですよ~?」

ソーニャ「ああ。あぎりを狙ってた」

やすな「そんな……何で……」

ソーニャ「本当だ。じゃなきゃあぎりが本気を出したりしない」

やすな「何で……何で……」

ソーニャ「……………」

やすな「い、今までの人は、私がいても狙ってきたのに……」

ソーニャ「……腐ったパン渡して、トイレに行かせたのも邪魔されないためだろう」

彼氏「……ぐっ、うふふ……」ス゛ルッ

ソーニャ「チッ、まだ生きてたか」

やすな「彼氏くん!彼氏くん!」

彼氏「ご、ごめんねぇ、騙してて……」

やすな「だからダメなんだよぉ……殺し屋なんて……」

彼氏「あ、あのねぇ……騙してたけど……ほんとに……ちょっと……好きだったり、なんて……ケフッ」

やすな「彼氏くん!」

ソーニャ「……」

彼氏「なんで……トイレに行かせたか……って…死なせたくなかったから、とか……」

やすな「…………」

彼氏「ごめんねぇ……うふふ……」サ゛シュ

彼氏「あ……」

やすな「……あ、あぎりさん……」

あぎり「とどめは刺さないと、無駄に苦しみますよぉ……?」

彼氏「ご、ごめん、ね……うふふ……」

やすな「……彼氏くん!わぁぁぁぁぁぁん!!」

ソーニャ「あぎり……」

あぎり「最後の情けですぅ」

ソーニャ「………」

わさ…

わさわさ…

わさ…

次の日の放課後

やすな「…………」

ソーニャ「おい、やすな」

やすな「………?」フイッ

ソーニャ「ついてこい。見せたいものがある」

やすな「うん………」

スタスタスタスタスタ

ソーニャ「……………」

やすな「……………」

ソーニャ「ついたぞ。」

やすな「………ここって……あの釣りした場所?」

ソーニャ「見ろ」

やすな「………?お墓……?」

ソーニャ「あいつのだ。あぎりと私で作った」

やすな「……彼氏、くん……」

ソーニャ「……たまには、お参りしてやれ」

やすな「………うん。」

あぎり「見てくれましたか~?」

やすな「………あぎりさん」

あぎり「彼も殺し屋として、男として生きていて本望だったと思いますぅ~」

やすな「………そう、ですよね」

やすな「……こんなに寂しくしてたら、彼氏くんにも笑われちゃうよね」

やすな「…………帰ろ?ソーニャちゃん」

ソーニャ「………ああ」

ソーニャ「…………」

やすな「……クレープ、食べて帰ろうよ!」

ソーニャ「……そうだな」

やすな「……今日はやけにノリがいいね」

ソーニャ「別になんでもない。今日はそんな気分なだけだ」

やすな「……うふふっ」

ソーニャ「ん?」

やすな「……だって信じられる?」

やすな「ソーニャちゃん、私にも彼氏がいたんだよ!」

END

一乙

ありがとうございました。


唯一神キルミーベイベーが再降臨なされる時、天使イスラーフィールが其を告げる笛の音なり。

ちょっとキチガイじみてる

読んでないけど乙

ほんとのきもちは…

乙りーべいべー


なんでキルミーSSは必ずシリアスが混じるんだ…

ギャグアヌメにシリアルSSは付き物
真面目にやってるアニメにキチガイSSが多いように

あぎりさんはクールビューティーだなぁ

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom