エレン「ミカサをひたすら無視し続けたらどうなるのか」 (82)

何番煎じだよ

多分リヴァイあたりが気を遣って悩みがあるのか聞いてくる
アルミンに

アルミン「正気で言ってるの?」

エレン「当たり前だろ」

アルミン「せめて理由くらい聞かせて欲しいな」

エレン「理由?深い意味はねえよ、単なる興味本位だ」

アルミン「ふーん……」

アルミン「…………勝手にしなよ、どうなっても知らないからね」

多分マジ泣きする

元々ヤンデレみたいなもんだからテンプレ通りになるかわからんね

翌日

アルミン(昨日のは一体何だったんだろう、面倒なことにならなきゃいいけど)

アルミン(いや勘違いでもない限り面倒なことになるよね)

ミカサ「エレン、今日も一緒に」エレン「おーいコニー、一緒に食おうぜ」

コニー「なんだよ、珍しいなおい」

ミカサ「あ、ちょっと……」

ミカサ「エレン……」

アルミン(儚い希望だった……)「あ、エレンのことは気にしないでさ、大丈夫だよ多分」

ミカサ「いえ、別に気にしていない。ありがとうアルミン」

ミカサ「……」パクパクモグモグ

アルミン(ミカサの目に普段の数段増しに生気がない……というか空気が重い……)

ミカサ「……」パクパクモグモグ

ジャン(お、今日は死に急ぎ野郎がいねえ、これはチャンスか?)ソワソワ

アルミン(ジャン?この重苦しい空気を変えてくれるんならジャンだっていいや)

アルミン「あ、あのジャン、ここ空いてるけど一緒にどう?」

ジャン「え、いいのか?というかいつも一緒にいるアイツはどうしたんだよ」

アルミン「あ、はは色々あってね」(ジャンに話したらよけい面倒なことになりそうだ)

ミカサ「……」パクパクモグモグ

支援

ミカサ•••

ジャン「おいアルミン、ミカサの様子おかしくねえか?」モグモグ

ミカサ「………」パクパクモグモグ

アルミン「あ、いつもこんなもんだよ」ムシャムシャ

ジャン「……エレンの奴がいないのと関係あるのか?」モグモグ

アルミン「あ、えーと」ミカサ「ごちそうさま」

アルミン「……」

ジャン「……」

アルミン「……」

ジャン「……続き食うか」

アルミン「そうだね」

はよはよはよ

私怨

対人格闘訓練

ミカサ「エレエレン「ライナー、また頼む」

ライナー「おう、構わねえぞ」

エレン「いつも済まねえな、まずはお前がならず者頼む」



サシャ「流派東方不敗は!」

コニー「王者の風よぉ!」



ライナー「……なあ」

エレン「なんだよ」

ライナー「さっきからミカサが恨みがましい視線をぶつけて来てやりにくいんだが」

エレン「知らねえよんなこと」

ライナー「……まさかとは思うがお前ら喧嘩でもしたのか?」

エレン「そ、そんなんじゃねえ、今は関係ねえだろ!」

ライナー「お前がそう言うなら無理には聞かないけどな……」

ミカサ「ねえエレン、さっきのことだけど……」

エレン「」スタスタ

ミカサ「ねえ聞いてる?」

エレン「」スタスタ

ミカサ「待ってエレン!」ガシッ

エレン「」パシッ

エレン「」スタスタ

ミカサ「エレン……私、何かした?」

エレン「」スタスタ

これは責任とって結婚するしかない

三日後そこには首筋をそぎおとされたエレンが!

喧嘩してる夫婦か!

昼食

エレン「だからやんねえってんだろおい」

サシャ「横暴です!いいじゃないですかパンの一個や二個くらい!」

エレン「駄目なもんは駄目だ」


ミカサ「」ボー

アルミン(何なんだよ……何なんだよこれ……)

ミカサ「」ゴチソウサマ

アルミン「え、もう」サシャ「まだ半分以上残ってるじゃないですか!全部食べちゃいますよ」

ミカサ「……勝手にすればいい」ボー


サシャ「どうしたんですかミカサは?朝からあんな調子ですけど」モグモグ

アルミン「あ、うん……」



ジャン「…………」

ミカサ息してない

ただの萌えキャラになったか

このあとあやまってミカサが安心してくれると嬉しい

ミカサ可愛い

ミカサは病んでるけど常識だってあるし(震え

エレンがホントのこと言ったら、
意外と普通に「なんでそんなくだらねえことすんだ」ってぶっ飛ばしそうだ

マフラーがどんどん自己主張強めるだけじゃね

午後・立体機動訓練

ジャン「今日はミカサと同じ班になれたのは良かった、死に急ぎ野郎と一緒なのも別に良いとしよう、でもよ」

エレン「チッ」

ミカサ「ブツブツ……」

ジャン(……なんだよこれ)「その、頑張ろうぜミカサ。おい足引っ張ったら承知しねえぞ死に急ぎ野郎」

エレン「それはこっちのセリフだ」

ミカサ「あ、あのエレン」

エレン「」プイッ

ジャン「!?おいなんだよその態度は!」

エレン「あ?お前には関係ないだろ」

ジャン「関係なくなんかあるか!お前みたいのがチームワークを乱すんだよ!」

ミカサ「やめて二人とも」

ジャン「あ、ああ、済まねえ……」

エレン「」ツーン

ジャン(マジで大丈夫かよこれ……)

はよはよ

ミカサ…

見てるぞ!

原作のミカサだったら、最初に無視された時点で胸ぐら掴んで例の顔をしそうだけどな。

もういっそアニとイチャイチャしようぜ

ジャン「案の定結果はズダボロか……」

ミカサ「ごめんなさい、いつもならこんなにミスを犯すことはなかったのに」

ジャン「ミカサは悪くねえよ、問題はこいつだろうが!」

エレン「あ?」

ジャン「今日のミカサはやたら調子が悪かった、これはお前がミカサにやたら冷たいのと無関係じゃねえよなぁ!?」

エレン「何が言いたいんだよ」

ジャン「とぼけんなよ、ミカサはお前に無視されてるのが気になってこんなになってんだろうが!」

エレン「それがなんだよ、むしろお前にとっては好都合なんじゃないか?俺がいない隙に好きなだけミカサと仲良くすればいいだろ」

ジャン「てめえ!!」

アルミン「やめて二人とも!」

マルコ「ジャン!落ち着いて!」

放置プレイ最高

これじゃエレンがただのクズになってまう

ミカサ「……」

ミカサ「また、無視された」

ミカサ「エレンに愛想尽かされたのかな、私……」

ミカサ「……」

ミカサ「…………」

ミカサ「………………」グスン

トボトボ

なにこのミカサかわいすぎるだろ
いつも可愛いけどな

まさかミカサが可愛いとは
(小粋な都会派ギャグ)

試演

支援

江蓮

クリスタ「ま、待ってミカサ!」

ミカサ「……何か用?」

クリスタ「ミカサ、泣いてる?」

ミカサ「私が泣くわけない」

クリスタ「無理しなくていいよ、無視されるなんて辛いもんね」

ミカサ「エレンがああなったのにはきっと原因があるはず、でも私には心当たりがない」

クリスタ「……きっとエレンは機嫌が悪かっただけだよ、明日になれば元に戻って謝ってくれると思う」

ミカサ「……ありがとう」

神様....

鎧の巨人「結婚しよ」

試演

まじ天使

支エレン

全力を挙げて支援するんだ

早くしろks

支援

しかしそんなクリスタの言葉も虚しく、次の日もその次の日もミカサは無視され続けた

ミカサ「おはようアルミン、エレン」ゲッソリ

アルミン「ああ、おはよう」(可哀想に……こんなにやつれて)

エレン「」ツーン

アルミン(まだこの後に及んで!もう我慢の限界だ!)「エレン!いい加減に」ジャン「おいいい加減にしろよテメエ!ミカサに対して少しは申し訳ないとか思わないのか!」バキィ

エレン「っつ!何しやがる!!」

ジャン「もう見てられねえんだよ!お前のせいでミカサはこんなになってるんだろうが!」

ドゴッ!!バキッ!!

ライナー「やばい!ジャン落ち着け!」ガシッ

ベルトルト「君もだ、エレン!」ガシッ

(結婚したい)

ライナー「お前ら二人の間に何があったのかは詮索しない、だがやっていいことと悪いことの分別くらいは付くかと思ったんだがな」

ベルトルト「全くだ、どんな事情があるにせよこんな陰湿な態度が許されるはずがない」

コニー「いくら俺が馬鹿でもお前がミカサに酷い意地悪をしてるってことは分かるぞ!」

エレン「うるっせぇな!お前ら部外者には関係ないことだろうが!」


アルミン「関係なくなんかないよ」

エレン「アルミン!?」

アルミン「君がこの数日間にミカサにとっている態度のせいでミカサは見ての通り、そして僕たちの士気にも悪影響をきたしている」

アルミン「このことを全部、教官に報告させてもらうよ」

エレンェ…

ミカサは一途可愛い

これは期待

ミカサ「倍返しだ」

エレン「あ……」

アルミン「エレンは組織行動に不適合とみなされ、開拓地行きは免れないだろうね」

エレン「…………くっ」

アルミン「それと、これはついでだけど」

アルミン「君がどうしてこんな行動に走ったのか、何となく想像は付くよ」

エレン「えっ」


アルミン「君はミカサに嫌われたい、いや正確には見捨てられたいと考えてるんじゃないかな」

ああ、そういうことね

策士アルミン

アルミンすげえ
そしてエレンはエレンだった

よくエレンがそんなに持ったなって感じ

エレン「そ、そんなわけないだろ!」

アルミン「君はミカサより弱い、ミカサを守れるほどの力も持っていない」

アルミン「そして君が調査兵団に入るならミカサも君に付き合って調査兵団に入るだろう」

アルミン「さらにミカサはエレンのことを何よりも大切に思っている、故に君のことは自分の命を引き換えにしてでも守ろうとするだろうね」

アルミン「君はそれが嫌だった、死亡率が高い調査兵団でミカサが自分を庇って命を落としてしまうのが怖かった、違う?」

エレン「いや何言ってんだよ!最初に言ったろ、単なる興味本位で深い意味はないって」

アルミン「そうだね、君がそんなに耳を真っ赤にして言うならそれは事実なんだろうね」

エレン「……っ!」

アルミン「伊達に長い付き合いじゃないからね、ミカサが知ってて僕が知らない訳ないだろ」

アルミンかっこいい!抱いて!

そういえばアニメだと耳が赤くなると嘘をついた証拠って設定があるんだっけかまあ子供はみんなそんなもんだけどな

アルミン「で、まさに君の行動によってミカサはこんなに衰弱している」

アルミン「もちろん訓練の能率も大きく落ちて、最終的に君より弱くなるだろう」

アルミン「でも見ての通りミカサはエレンに幻滅するどころかここまで冷たくされてもなお君と親しくしようとする」

ミカサ「……」

エレン「……」

アルミン「君がこのまま兵士になった場合、ミカサの死亡率は上がったのか下がったのか、コニーでも分かる簡単な問題だと思うけど?」

エレン「……っ」

コニー「………。」

コニー「やべえ全然わかんねえぞ」

ハンバーグ

コニーwwww

うむ

エレン「お、オレ、そんなつもりじゃ……」

アルミン「君のつもりなんか知ったこっちゃないよ、現にこうなってるし、何より君がしたことはどんな理由があっても許されることじゃない」

アルミン「君はそれで満足かもしれない、でもたった一人の家族に訳も分からず突き放されたミカサはどうなる?」

エレン「うっ……」

アルミン「二度も家族を失ったミカサに三三度目の家族を失う悲しみを味わわせようとした」

アルミン「エレンのしたことは、それだよ」

エレン「…………オレは」ミカサ「アルミン!」

はよ

はよ

ミカサ「エレンは、悪気があってやったことじゃない」

ミカサ「何よりエレンをこんな気持ちにさせてしまったのには私にも責任はある」

ミカサ「ので、エレンのことはどうか許してあげて欲しい」

エレン「ミカサ……なんで余計なこと言うんだよ……」

アルミン「……まぁミカサがそこまで言うなら」

エレン「で、でも」

アルミン「どうやら当人以上にミカサに対する態度について腹に据えかねてる人がいる」

ジャン「そういうことだ」パキポキ

エレン「ジャン……」

ジャン「一発だ、それでチャラにしてやる、だからもう二度とミカサを泣かせるような真似なんてすんじゃねえぞ」

エレン「……おう」


バキッ!!

ジャンいいやつジャン

ジャンとかいう奴結構かっこいいジャン

アルミン「あれから数日が経った」

アルミン「エレンとミカサの関係は修復された」

アルミン「ただ、ミカサにはかつてのような過保護さはあまり見られなくなった」

アルミン「エレンに対するスパルタ的な厳しさは別の意味でエレンのお母さんやお姉さんみたいだけど」

アルミン「ジャンはというとミカサのことは諦めてはいないものの、前ほど理不尽にエレンにつっかかることもなくなった」

アルミン「今ではエレンの良き喧嘩友達になっている」

アルミン「たまにミカサに嫉妬の目で見られているようだが、ジャンはむしろ満更でもないらしい」

アルミン「あとコニーはやっぱりよく分かっていなかったらしい」

アルミン「エレンのしたことは決して褒められることではなかったけど、雨降って地が固まるというものなのかもしれない」


おわり

オツレルト

てっきりエレンを殴ろうとしたジャンをミカサがぶん殴るパターンかと

オツミン

>>80
その方が面白かった

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2016年06月05日 (日) 05:05:09   ID: 0eMSDVkW

ジャンは関係なくない?

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