打止「えいっ♪ってミサカはミサカは先手必勝!」一方「こんのクソガキ・・・」 (27)

打止「えいっ♪ってミサカはミサカは先手必勝!」一方「こんのクソガキ・・・」

打止:14歳 一方:年変わらず。


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打止「今日で私も14歳。すっかりレディでしょ?ってミサカはミサカは誘惑してみたり♪」

一方「ああ?何言ってンだてめェ」

打止「それに!アナタは能力の副作用で年を取ってないから、私達カップルみたいですなぁ!」

一方「けっ。コナン君の気持ちがわかるぜェ。」

打止「って、アナタの膝の上で長く伸ばした髪と綺麗な脚を見せつけてるのに無反応ってどういうわけぇ?」

一方「貧相な脚なら膝の上で遊ンでるがな」

打止「ふふん。そんなこと言って実は照れてくせに♪ってミサカはミサカは顔を近づてみる」

一方「なっ・・・。さっさとどかねェとその学生服ひン剥いて家の外に投げ出すぞ!」

打止「あはっ。なら、えいっ♪ってミサカはミサカは先手必勝!」

一方「なっ、クソガキが!どこさわってやがる!はしたねえガキだ!」


打止「きゃー!襲われるー!ってミサカはミサカは撤退!」

一方「あの野郎・・・」

黄泉川「ははは。ずいぶん仲良くなったじゃん。こりゃカップル成立も近いか?」

一方「寝言は寝て言え。」

黄泉川「でもアイツもずいぶん女になってきたじゃんよ。性格も明るし、クラスでも人気らしいな」

一方「そりゃ殊勝なこった」

黄泉川「いいのか?多分告白も何回かされてるじゃん?」

一方「何が言いたいンだオマエは。一発や二発ヤってないで何がレディだ・・・」

黄泉川「相変わらずわかりやすいヤツじゃん。一方通行。」

一方「アー面倒くせェ。コーヒー買ってくる。」

打止「あ!出かけるの?じゃあ私も・・・」ガシッ

打止「えっ?・・・///」

一方「ガキが。おしおきの時間だ。」ニヤ

打止「あはは・・・アナタの笑顔ほど怖いものはないってミサカはミサかは・・・」


打止「うー。こんなにたくさんのコーヒーをか弱い女子に持たせるなんて・・・」

一方「レディじゃなかったのかよ」

打止「じゃあ、はい!片方の取っ手を持って?」ピタ

一方「嫌だね。(ガキの胸が・・・)」

打止「持ってくれないとこのままアナタにすがったまま帰るけどいいの?」

一方「たく。もちゃあいンだろ。」

打止「あはっ。そんな優しい一方通行、ミサカはミサカは大好きだよ♪」ギュ

一方「・・・あついだろーが。離れろ。」

打止「やだよーってミサカはミサカは速攻で意見を却下♪」

一方「(調子狂っちまうな。。)」


打止「ふわぁ〜。厳しいトレーニングの後のコーヒーは格別ですなぁ♪とミサカはミサカは脚を組んで優雅にお茶してみたり。あれ?一方通行どこ見てるの〜?ヘンタイさんだなぁ♪」

一方「荷物持っただけだろ。さっさと勉強して寝ろ。」

黄泉川「って言ってる割にはばっちり打止の脚を凝視してるんじゃんよ!」

一方「アホか。血液逆流できる傷口が無いか確かめてただけだ。」

打止「じゃ、せっかくだからもっと近くで見せてあげるって、ミサカはミサカは定位置に座ってみたり!」

一方「・・・いつから俺の膝はオマエの定位置になったンだ。」


打止「おっはよー♪」

クラスA「あ、ミサカちゃんおはよ!最近あの髪の白い人と来ないね?」

打止「うん。多分照れてるんじゃないかな!?」

クラスB「お、ミサカさんおはよう。・・・もしかして髪型変えた??」

打止「あ、B君鋭いね!少しだけ髪明るくしたんだよー。」

クラスC「へー、ミサカちゃん染めてるのに綺麗だよねー」

打止「えへへ。日頃の努力の賜物なのだってミサカは、、っと。(やばいやばい。つい口癖が)」

先生「おーい。HRはじめるぞー。」


クラスD「なあ、C。ミサカどう思う?」

クラスB「正直めっちゃかわいいよなー。髪キレイだしいい匂いだし、性格も明るくて話しやすいもんなー」

クラスD「お前、結構モテるしさ。がんばってみたら?」

クラスB「いやー。付き合いたいけどこの間Eがフラれたからな。」

クラスD「え、マジで!アイツが無理ならちょっとなー。」

クラスB「まぁ、あの可愛さならもう彼氏いるのかもな。」

クラスD「マジかー。すげーヘコむな。」

クラスB「でも、俺今日話してみるわ。付き合えるか。」

クラスD「まぁ、、お前男子の中で仲いい方だし頑張ってみろよ!」


クラスA「ミサカさん。ミサカさん。さっき話してるの聞こえちゃったんだけど、B君が今日話しあるみたいだよ?」

クラスC「え!B君いいじゃん!さわやか系だし話しやすいしさ!ミサカさんとお似合いだって!」

打止「えー本当!?多分聞き間違えだよー!」

クラスB「あの、ミサカさん、今日学校終わったら少しいい??」

打止「えっ!?う、うん・・・」


黄泉川「あ、一方通行か?急な電話で悪いんだが着替え持ってきてくれないか。今日急にたてこんじゃったじゃんよ。」

一方「あぁ?なんで俺がてめぇの着替えを・・・」

黄泉川「じゃ、頼んだじゃんよ!」ブツ

一方「・・・ったく」

一方「あー適当に選んで、、こんなもんか?じゃ、出るとするか。」


クラスB「ミサカさんって彼氏とかいるんだっけ?」

打止「ううん。いないよ。」

クラスB「そっか。この間別のクラスのヤツからも告白されたんだってね。ミサカさんモテるよなー」

打止「そんなことないよ!それにB君も結構人気あるじゃない?」

クラスB「そ、そうなの?」

打止「うん!ウチのクラスにも結構いるかもよー♪」ニヤニヤ

クラスB「ふふっ。ミサカさんのそういうとこが好きなんだよな。。」

打止「え?///」

クラスB「俺、前から気になってたんだー。その・・・よかったら付き合ってくれない?」

打止「わ、私と!?///そんな・・B君には私よりいい人きっと」

クラスB「俺が好きなのはミサカさんだけなんだよね。」ガシ

打止「あ///・・・で、でも・・・」

ガシャン!!

黄泉川「あ、一方通行!お前窓ガラス閉まってるのに荷物投げちゃ駄目じゃんよ!!」

一方「あ・・・わりぃ。手ぇ、すべったぁ」

打止「あ、一方通行!ど、どうしたの!?///」

一方「どォしたって・・・黄泉川に絶賛パシられてるところだろーがよ。」

一方「あァン?ってか何でおめーがここにいんだ。」

打止「どう考えてもここの生徒だからでしょってミサカはミサカは・・あ!私に会いたくなったんでしょー♪」ニヤ

一方「はァ?何寝言言ってンですかァ?」

打止「もう、相変わらず照れやさんだなぁ♪ってミサカはミサカはあなたと一緒に下校しちゃったり。」

一方「・・・お前、終礼があるだろ。クラスの"お友達"もな。」

打止「あ、Bくんありがとね。でも、B君にはもっといい人がきっといるよ!また明日お話しよーね!」

クラスB「うん。またね!・・・(あれがミサカさんの大切な人・・か。)」

一方「・・・あンな挨拶でいいのか?」

打止「あれぇ?気になるのー??」ギュッ

一方「別に・・・ってか腕はなせ。」

打止「久しぶりに一緒に帰れるから離さないもーん♪」

一方「ふん。勝手にしろ・・・」


スカウト「あのー、少しよろしいでしょうか。雑誌Sixteenのものですが。。」

打止「え!?Sixteenってあの!?はいはい!ミサカはミサカは毎月読んでるよ!?」

スカウト「そうでしたか!いや、実は弊社の雑誌にモデルとして出ていただけないかと想いまして・・・」

打止「えっいいの!?やっぱりミサカのレディな魅力はすごいですなぁ♪」

スカウト「よろしければそこのカフェで少しお話でも・・・えっと、彼氏の方も是非ご一緒に。」

一方「俺はただの保護者みたいなもンだ。まァ好きにやってくれ。俺は先に帰ってるからよ」

打止「つべこべ言わずにアナタも来るの!ってミサカはミサカは強制入場!」

一方「だりィ・・・」


打止「それでねー!って聞いてる?ヨミカワ!!」

黄泉川「もう5回目じゃんよ。。確かにすごいけどさ」

打止「それでね!今週の土曜、早速撮影なんだ〜♪」

黄泉川「よかったじゃんよ。一方通行、お前もついていってやれよ。」

一方「知るかよ(Sixteenってことは・・・確かDogbooksが出版か・・・嫌な予感がするぜ)」


一方「・・・あぁ、そうかよ・・・わかった。ご苦労だったな。」

初春「いえ・・それにしても急な電話でびっくりしました!」

一方「あぁ、いろいろと悪かったな。じゃ。」ブツ

一方「やっぱりか。スキルアウトのOBが絡んでやがる。おおかた出資してるだけだろうが、そういう筋の会社は後々面倒だな。・・・潰しとくか。」

一方「あぁ、黄泉川ちょっと出てくるわ。」

黄泉川「こんな時間にコーヒーか?」

一方「・・・あぁ、赤いコーヒーでも絞ってくるわ。」


打止「ふっふふんふっふふん♪何着て行こっかなー?」

黄泉川「えらい張り切ってるじゃん?」

打止「うん!だって綺麗なミサカを見れば!・・・その、、一方通行だって気にかけてくれる・・」

黄泉川「そうなるといいじゃん。」

打止「・・・やっぱり駄目なのかなぁ。ミサカがいくら頑張っても見向きもしてくれないし・・・」シュン

黄泉川「元気出すじゃん打止!最近のアイツにはじわじわ効いてるみたいじゃん?」ニヤ

打止「ほんと!?やる気出てきたかも!ってミサカはミサカはテレビで芸能人のファッションをチェックしたり!」


臨時ニュース〜某出版社の事務所が何者かによって襲撃された〜
・今日午後8時ごろ、学園都市○区の出版社Dogbooksが襲撃されました。
Dogbooksは人気女性ファッション誌「Sixteen」を出版しており・・・


打止「あ・・・そんな・・・」

黄泉川「・・・えらい急だな。・・ん!?この防犯カメラの端に映ってるのって!」

打止「え?・・・一方通行?」



一方「はー疲れた。ただいまーっと。」


黄泉川「・・一方通行。お前何してたじゃんよ」

一方「別に。」

打止「あ、あのね?さっきニュースで出版社が襲撃されたって・・あはは、まさかアナタじゃないよね?」

一方「さぁ、どうだかなァ。」

黄泉川「おい一方通行!お前今回はやりすぎじゃんよ!打止の気持ちも知らないで!」

一方「はァー?なんですかそれ?」

打止「グスッ・・・うぁわあああん!ヒグッ・・せっかく・・アナタに綺麗なとこ見せようと・・」エグッ

一方「知るか。あー疲れた。寝るわ。」

黄泉川「おい!一方通行!」


打止「おはよー。」

クラスA「おはよ!・・・あら、ミサカちゃん元気なくない?」

打止「ううん。そんなことないよ。」

クラスB「ミサカさん、昨日はありがとう。なんか踏ん切りがついたよ。」

打止「Bくん・・・。(はぁ、私何にやってるんだろ・・・勝手にあの人に憧れみたいなのがあったのかな)」

クラスB「ミサカさん??」

打止「そういえばBくんってアンチスキルに知り合いいたよね。」

クラスB「え?あ、あぁ。従兄弟がアンチスキルのメンバーなんだ。最もパソコンばっかりで格闘関係は全然だめだけどね!ははは。」

打止「でも、アンチスキルってことは悪いことする人を抑制したり捕まえたりするんだよね。それって素晴らしいと想うな。」

クラスB「え?そ、そうだね。・・・よかったら今日アンチスキルの支部に行ってみる?」

打止「・・・うん。そうだね。」


黒子「え?支部の見学ですの?」

初春「はい。従兄弟の友達がアンチスキルに興味があるとかで。」

黒子「まぁ、興味を持つのは良いことですが、珍しいですわね。」

初春「そうですねー。」

打止「あの・・・Bくんの紹介で来た・・・」

黒子「あ、アナタは!」

初春「・・・お久しぶり、でいいのかな?」

打止「どうも・・」


黒子「しかし、アナタがアンチスキルに興味を持つとは・・・何かありましたの?」

打止「うん・・・なんで人って悪いことをしちゃうのかなって・・・」

初春「ははは、また哲学的ですねぇ。」

黒子「いろんなタイプがいますの。でも多くの場合は動機がありますの。」

打止「動機?」

黒子「そうですの。友達の仇だったり、愛する人のためだったり。」

初春「そういえば、この間の出版社の襲撃もそれに近いかもしれませんね。」

黒子「あぁ、初春が犯人に情報提供して犯罪を助長させたヤツですわね。」

初春「うぅ・・そう言われるとつらいものが・・・」

打止「え!出版社って昨日の!?何があったの?ってミサカはミサカは問いただしてみたり!」

黒子「確か、出版社の株主構成を聞いてすぐさま襲撃したってやつですわよね?」

初春「まぁ、前から目を付けてましたからね。スキルアウトの資金源でもありましたし・・」

打止「それってSixteenを発刊してるとこだよね?」

黒子「あら、よく知ってますわね。」

初春「その通りです。しかし、一方通行さんから連絡があって、大切な人がその出版社に巻き込まれそうになってるから、情報をくれって言われて・・・」

打止「あ・・・(そうだったんだ・・・私のことを想ってアナタは・・・)」


打止「では、今日はありがとうございました。・・・いろいろと知れてよかったです。」

黒子「気をつけてくださいですの」

初春「またねー。」


黒子「さて、初春?アナタあれだけ事件の情報を漏らしたんです。始末書の覚悟はできてるんでしょうね?」

初春「そ、そんな・・・白井さーん」シクシク


打止「そっか・・・私をトラブルから守るためにあんなことしたのかな。。」

打止「でも!ちょっとくらい話してくれてもいいかも!ってミサカはミサカは憤慨してみたり!」

打止「グスッ・・・えへへ♪・・・なんだかんだ言ってアナタは私のことが大切なのね?私もアナタのこと・・・///」

「おい。いよいよ本格的に頭がおかしくなっちまったのか?道で独り言なンざ笑えねーぞ。」



打止「うわぁああ!!って一方通行??もう脅かさないでよ!」

一方「びっくりしたのはこっちだっつの・・・」

打止「・・・なんでここにいるの?ってミサカはミサカはジトーってにらんでみたり。」

一方「あのクソババアがお前の帰りが遅いから探しにいけっつったんだよ。」

打止「ぶっぶー!ヨミカワはまだ学校だし、今日は携帯忘れたって言ってたもんねー!」

一方「・・・あっそう。」

打止「ねぇ・・昨日の事件だけど・・・私のためにあんなことしたの?」

一方「はぁ?何言ってんだ。」ガシ

打止「・・・もう。危ないことしないで・・・アナタにこれ以上迷惑かけたくない・・」

一方「離せ・・・」

打止「私はアナタからみたら子供かもしれなけど・・それでも私はアナタのそばにいたいの!」

打止「ぶっきらぼうだけど、いつも私のこと考えてくれてるアナタが好きなの!・・・って、ミサカはミサカは・・・」

一方「おい。顔あげろ。」

打止「え・・・」

一方「その・・・なんだ。・・・・悪かった・・・な。」ボソ

打止「!・・ううん。私こそ勝手に勘違いして・・でも、それはアナタのことが」グスッ

一方「・・・まぁ、とにかく顔あげろ。」

打止「・・・いいの?」ギュ

一方「あぁ?・・・何がだ。」

打止「えいっ♪ってミサカはミサカは先手必勝!」チュッ

一方「なっ!///」

打止「やーい!鬼さんこちらー!ミサカの演技力もなかなかのもんですなぁってミサカはミサカは自画自賛してみたり♪」グスッ

一方「けっ。」

打止「はやく帰ろ?ってミサカはミサカは彼氏の腕を握ってみる♪」

一方「・・・はいはィ。(本当に先手必勝されちまったなァこりゃ。)」

 おわり。

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