少女「よろしくねおじさん」男「おじさん言うな」 (75)

男(自慢じゃ無いが生まれてこの方彼女がいた事は無い……なのに兄夫婦から娘を預けることになった…)

___三日前___
男「は、海外出張?」

兄「そうなんだよ、仕事の都合で嫁も一緒に海外なんだけど…」

男「あれ?兄ちゃんとこ娘いたよな?連れて出張するのか?」

兄「それなんだが、あの娘はせっかく友達が出来たんだ…だからあの娘はお前に預けようかと」

男「は?」

兄「あの娘が高校生の頃には戻るからさ」

男「ちょっと待て兄ちゃんの仕事って何、つーか拒否権無しかよ!」

兄「無い!」

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___現在___
少女「おじさん?顔色悪いよ?」

男「おじさん言うなって」

少女「あっ!そうだ男の人はパンツ見せれば元気になるってお父さんがいってた!」

男「やめて!規制入るから!つーか兄ちゃん小学生に何教えてんだよ」

少女「あっそういえばお母さんに駄目っていわれたんだった」

男「義姉さんありがとう」

少女「うーん無いなぁ」

男「ベッドの下に何を落としたの?」

少女「落としたんじゃなくてエロ本探し」

男「誰に教わったんだよ…」

少女「お父さん」

男「あの変態覚えてろよ…」

少女「?」

少女「ただいま~」

男「お帰り」

少女「ねぇおじさん」

男「おじさんいうなって…何だ?」

少女「今日ね学校の宿題が「お父さんのお仕事」なんだけど…お父さんの仕事って何?」

男「うん、俺も知らん」

少女「仕方ないから「ニート」でいい?」

男「ニートに出張は無い」

少女「おじさんの仕事ニートでしょ?」

男「小説家だよ!」

男「今更だけど寂しく無いの?」

少女「平気だよ、いつも二人っきりで出かけたりしてお留守番してるもん」

男「あの馬鹿夫婦め」

少女「今回は期間が長いからさすがにっておじさんに預けることにしたんだって」

男「そうだっ…」

少女「それにおじさんはヘタレだから襲われる心配もないってお父さんが」


男「あの馬鹿野郎ヘタレじゃ無いしそもそもロリコンじゃ無い!」

担当「先生の次回作に沢山の読者が期待しているんですよ、頑張ってください先生」

男「そういわれてもな…」

バタンッ

少女「ただいま~あ、お客さんだ!こんにちは」

担当「こんにちは…」

男「ほら部屋で宿題してろ」

少女「は~い」

バタンッ

担当「……誘拐してきたんですか?」

男「預かったんだよ!」

__説明中__

担当「それ面白いですよ!さっそく書いて見てください!絶対売れますって」

男「似たような作品があった気がするが」

担当「先生のは実体験って加えれば盗作とか言われませんよ」

男「そもそも俺はアイツを小説に使いたくない」

担当「え~」

ソイツは突然やってきた

男「……え?今なんと」

女「だから付き合ってって言ったのよ」

男「女さん結婚したんじゃ…」

女「あっあれはそのアンタの興味を引くために…」

男「ごめん今は」

バタンッ

少女「ただいま~あ、こんにちは」

女「え、こんにちは」

少女「お部屋にいるね」

男「了解」

バタンッ

女「アンタもしかして誘拐犯?」

男「違うわ!つーかなんでそうなる」

____
女「へぇ~お兄さんの娘さん」

男「もういいだろアイツの飯作るから帰れ」

女「……ねぇ取引しない?」

男「は?」

女「どうせ作るって言ってもインスタントでしょ?私を雇わないかって事よ、これでも料理の自信ありよ」

男「お前に給料払えるほど余裕は…」

女「だろうと思ったわ、だからここに住ませてよちょうどアパート追い出されてたのよ」

男「……お前最初から」

女「それにアンタと一緒にいれるし」小声

男「?」

少女「おはようおじさん」

男「おはようさん」

女「少女ちゃん学校は?」

少女「お休み」

女(あぁ…日曜日か)

男「一応言っとくが、今日は平日だぞ」

女「喫茶店のバイト行って来ます」

男「行ってらっしゃい」

少女「わたしは友達と宿題しに図書館行ってくるね」

男「行ってらっしゃい」

友「ねぇねぇ少女ちゃんさおじさんとすんでるんでしょ?」

少女「うん」

友「いけめん?かっこいい?」

少女「うーん…普通かな」

友「一回会いたいなぁ」

少女「ダメだよお仕事の邪魔だよ」

友「本書いてるんだっけ?」

少女「うん、字ばっかりの本」

友「あーしょうせつって言う奴ね」

少女「うん、それ」

友「ところで少女ちゃんのお父さんの仕事わかった?」

少女「わかんない…」

友「なんかごめん…」

担当「海ですか?」

男「そう海…はい、頼まれてた新作」

担当「おぉ!ちょっと読ませてもらいますね……」

男「それでさ貸して欲しい物があよんだよ」

担当「なんですか?自分が用意出来る物なら何でも貸しますよ」

男「車」

担当「車ですか…ちなみに何日ほど?」

男「一泊二日だ」

担当「……海の取材に行くという事にしてレンタカー経費で借りれるか聞いて見ます」

____

担当「レンタカーOKでました、先生の頼みならって」

男「助かるよさすがに車借りる余裕は無いから」

担当「ところで運転はどなたが?」

男「俺だけど?」

担当「……死ぬ気ですか?」

男「どういう意味だ、こら!」

今日は以上

乙です
ちなみに決めてたら男、少女、その他キャラの年齢ってどれくらい?

>>21
少女 7
男 29
女 29
担当 25
(少女の)友 6

ちなみに
兄 32

担当「ほら海が見えましたよ」

少女「本当だぁ!」

男「なんでお前が運転してんだよ」

担当「自分は通勤で運転してますが、先生は最後に運転したのはいつですか?」

男「2年くらい前…」

女「アンタね…」

男「つーかお前どこに泊まるんだ?」

担当「やすーい民宿ですよ」

男「あぁ」

担当「先生達はホテルでしたよね」

男「おう」

担当「それじゃさっそく海に行きます?」

少女「いく!」

少女「じゃーん」←スクール水着

男「似合ってる似合ってる」

少女「むー」

女「ど、どうかしら」←ビキニ

男「うーん…普通か…」

ゴンッ!

女「ふんっ」

男「何故殴ったし…」

担当「先生が悪いですね」←ワンピース

男「お前女だったのか…」

担当「あれ言ってませんでしたか?」

男「聞いたことないな」

担当「ほとんど真っ平なんで良く勘違いされるんですよ」

男「だろうな、俺もいままで男だと思ってたから」

少女「私気づいてたよ」

男「マジすか」

少女「うん」

男「しっかし…疲れきった顔だな」

担当「あはは、目一杯遊んでましたから当然でしょうね」

男「少女はそれで納得だが女まで一緒になって寝てるし」

少女&女「zzz…」

男「ふぅ…」

担当「お疲れ様です先生、はいお茶」

男「ありがとうさん」

担当「おっ!“快盗執事”の新作ですか」

男「まぁ前回から3ヶ月も開いたからな」

担当「大人気ですもんね」

男「俺自身自覚はあんまりないな…」

担当「超売れっ子なのわかってますよね」

男「ふーん」

女「快盗執事?」

同僚「そ、今すっごい人気の作品だよ」

女「そんなに面白いの?」

同僚「そりゃあね6年前彗星の如く現れてからはずっと続いてるんだよ」

女「ちょっと貸して読んで見るから」

同僚「今一巻しか持ってないけどいい?」

女「了解」

~~
女「って話があってさ、知ってた?」

男「それ俺だ…」

少女「おじさん実はすごい人?」

男「サイン?」

女「うん知り合いが作者だって言ったらサイン欲しいって」

男「構わないけど…俺のサインの何がいいんだ?」

女「売れっ子の言葉とは思えないわね」

男「凄い雨と風だな」

女「おかげさまでうちの喫茶店も臨時休業よ」

男「…アイツ傘持って行ったか」

女「見てくるわよ……」

男「どうだった?」

女「忘れてるわ」

男「悪い手が離せないから迎えに行ってくれ」

女「了解」

男「覚悟はあるのか?」

少女「うん、ぜったいちゃんとお世話するもん」

女「動物は死ぬのよ…」

少女「へ、へいきだもん」

男「よし、ならいいだろう!良かったなワンコ」

犬「ワンッワンッ」

男「名前決めたのか?」

少女「うーん…おじさん!」

男「やめてやれ、このワンコまだ子犬だろ」

少女「うんお友達の家でたくさん生まれて貰う約束してたから」

男「というかオスか…メスか……メスだな」

少女「うーん…」

男「ワンコの名前考えないと…」

男「おはようさん、ワンコ」

犬「ワンッワンッ!」

少女「ワンコ、はい朝ご飯だよ」

犬「ワンッワンッ」

女(あの犬の名前いつの間にかワンコで決まってるよ)

少女「そこまでよ!ダンボル」

男「えっと…あっはは!現れたな魔法美少女仮面ミルキーガール!」

少女「悪に最後を…ミルキーキック!」

女「何やってんのよ」

男「今流行りのアニメだとさ」

女「あぁ、魔法ってついているのに必殺技がキックとパンチという格闘技なアニメね」

男「詳しいなら代わってくれ体が痛い」

女「運動不足過ぎでしょ…」

女「これもあれも…全部アイツの作品じゃ無いの」

同僚「だって好きなんだもの」

女「本人に会ったら全部崩れるわよ」

同僚「……とらないわよ」

女「なっ!?ち、違うからそんなんじゃ無いから!」

同僚「はいはい」

男「ドラマ化?」

担当「はい先生が初期の頃の短編小説“不良探偵”をドラマ化したいって」

男「またずいぶんと古い作品を…」

担当「どうします?先生は原作者ですから断れますよ」

男「……」

女「その小説はどんな作品なのよ?」

男「どうみても不良な男子学生が学校で起きた事件を解決する」

少女「おもしろそー」

男「少女にはちょっと難しいかも…」

少女「えー」

男「そうか!その辺優しくしてドラマ化すれば子供にもわかってもらえる」

担当「じゃあOKですか?」

男「あぁ、筋書きとトリック考案は俺でという条件付きでOK」

担当「相手先にはそう伝えておきます」

男「おう」

男は東野圭吾的な人間なんかな

駅前の喫茶店
男「ふぅ…」

女「お待たせ」

同僚「は、はじめまして、先生の作品は快盗執事の第1巻のころからのファンです」

男「デビュー時からですか…ありがとうございます」

同僚「特に好きなセリフは{私にはお嬢様は盗めませんよ}です」

男「おぉ!快盗であることがお嬢様にバレる回ですか」

同僚「はい、あの話が凄く好きですなんです」

男「人気投票は誰に入れました?」

同僚「快盗執事の執事宮本です」

男「やっぱり俺も書いていて一番好きなキャラですよ」



女「私にはもう着いていけない……」

>>52
東野圭吾がどんな人間かは知りませんが
男は基本的にテレビや雑誌に顔出しすることは無く、デビュー作品は“快盗執事•1”その後続編及び、その他推理小説を書く作家
尚、業界では<彗星の推理作家>と呼ばれている

友「お邪魔します」

女「いらっしゃい、少女ちゃんのお友達よね?」

友「あ、はい(綺麗な人…誰だろう?)」

女「少女ちゃんお部屋にいるから」

友「はい」

~少女自室~
友「今日例のおじさんは?」

少女「明後日まで東京に出張だって…」

友「ちぇっ…それであの綺麗な人は誰?」

少女「えっとおじさんの幼なじみで住み込みでお料理作るの」

友「理解不能なのは私が馬鹿だから?」

少女「いやかなり特殊な環境だからね」

女「はい、今日のメニューはカレー」

友「うわぁ美味しそうです」

少女「実際すっごく美味しいよ」

女「アイツも見習ってほしいわよ」

友「アイツって例のおじさんですか?」

女「そっかアイツに会ったことないんだ」

少女「うん、お仕事の邪魔になるといけないから…」

女「アイツなら問題ないわよ、邪魔扱いしたら私が殴る」

少女「おじさんが可哀想だから止めてあげて」

少女「えーと、せいぞんほうこくです」

男「忙しいんでな…」

女「そうそう、そこでお塩をちょっと振りかけて…」

少女「これくらい?」ぱっぱっ

女「そうそれくらいでいいわよ…」

~~
男「うーんすげぇ心配だ…」

男「焼きそばってこんなに時間かかるのか…」

男「なんか父親になった気分だな」

男「パソコン?」

女「そ、少女ちゃんには必要だと思うのよ」

男「……まぁ、たしかにいまどきパソコンの一つも無いのはな…」

女「アンタってば小説家だから本ばっかしでしょう?」

男「はぁ……よしっ買うか……」

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