前川みく「みくは自分を曲げるよ!」 浜口あやめ「そうはさせません!」 (51)


みく「……」ニャーン
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みく「今日も暑いにゃぁ……」ハァ

パタパタ

あやめ「前川殿ージュースを注いで参りましたよー」ニンニーン
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http://i.imgur.com/0LSpyfy.jpg


みく「ありがとにゃ。やっぱり忍びってすごいにゃあ」

あやめ「そ、そうでございますか?えへへ、前川殿こそ、やはり見る目が違いますね!」テレテレ

みく(あやめチャンはちょろいにゃ)ズコココ



*「フツウの日常」とか「飛んで来た」とかいう、一応シリーズです
*今回はメインの四人の登場が少ないです

*読んだことのない人も、よかったら


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ガヤガヤ


あやめ「今日はいいお天気ですね」

みく「そうだにゃー。おかげで暑くてかなわんにゃ…」ダラーン

あやめ「前川殿は、暑いのはお嫌いですか?」

みく「猫チャンは暑いのが苦手なんだよー」グデェ

あやめ「そうですかー」

あやめ「せっかくの忍日和ですから、あやめは外ではやかけでもしたい気分なのですが…」ウズウズ

みく(忍日和って。矛盾と同じ匂いがするにゃ)



カラカラ…


あやめ「ですが…それなら、わざわざ外出せず事務所にいた方がよかったのでは?」

みく「それだにゃ!」ガタ

あやめ「?」ズココ

あやめ「うにゅ…にが…」

みく「ガムシロップ使うかにゃ?」

あやめ「か、かたじけないです。やはりクリームを入れただけでは飲めたものではありませんねこの泥水は」ウー

みく(そこまでこき下ろすこともないにゃ)

みく「飲めないのにどうしてコーヒーにしたんだにゃ?ジュースもあるのに」チューチュー

あやめ「……、それは、その」ゴニョ

みく「?」

あやめ「…ぷ、プロデューサー殿が、お主はコーヒーも飲めぬのかとからかうもので…の、飲めるように、なりたいなって…」ゴニョゴニョ

みく(なにそれ可愛いにゃ。でもPチャンはそんな言葉遣いはしないよ?)


みく「あやめチャンは可愛いにゃぁ」

あやめ「…」ケホ

あやめ「そ…そうですか?あ、ありがとうございます。ふふ、ですが前川殿も――」

みく「そーれにゃ!」ガタッ

あやめ「」ビクッ

みく「っとごめんにゃ。びっくりさせちゃったかにゃ」

あやめ「い、いえいえ!忍びはこのくらいのことでは動じませんので!」フ、フフン

みく(妙にいじっぱりなところも可愛いにゃー)


あやめ「それで…」コホン

あやめ「一体なんでしょうか?」

みく「うん。えと、あやめチャンはどうしてみくのことを“前川”殿って呼ぶんにゃ?」

あやめ「え?」

みく「よそよそしいにゃ!みくたち同じ事務所の友達だよ?みくって呼んで欲しいにゃ!」

あやめ「……、これは…」

あやめ「あやめの気がつかぬうちに、いやな気持ちにさせてしまっていたようですね…。お許しください、ですが、」

あやめ「それに関してはわたくしも譲れません」

みく「えっ…ど、どうして…そんなこと言うんだにゃ」

あやめ「申し訳ないです。しかし――」


あやめ「みく殿より前川殿の方が格好いいでしょう!?」

みく「うっわどーっでもいいにゃぁぁ」

あやめ「なあ!?」ガーン


あやめ「い…いえいえ、ど、どうでもいいなどということは」

みく「もー!あやめチャンは小学生かにゃ!みくは技名とかそんなんじゃないにゃ!カッコよければいいってもんじゃないんだにゃあ!!」

あやめ「し、しかし“みく”殿はなんだかまぬけですし――」

みく「だーれがまぬけにゃあ!みくはお利口さんだよ!」バンバンッ

あやめ「その発言がすでにまぬけっぽいのですが」プフ

みく「だーまるにゃぁー!」ニャー!


ニャーン



カランコロン


「いらっしゃいませー」

乃々「……」サッ
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輝子「…」フヒ
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輝子「あ、あの、ふ、二人……」

「二名様ですね…。すいません、ただいま大変混み合っておりまして、――」コチラノメイボニー

輝子「あ、はい、はい。……シメジ、と」カキカキ

乃々(先輩…妙なところで遊び心を出さないで欲しいんですけど…)


ニャーニャー!!


乃々「?」



ニンニーン


乃々(……なんだか聞き覚えのある声がするんですけど)


ニャーニャー ニンニン ニニャンニャニン


乃々(……、私は見て見ぬふりが一番だと思います)ハイ

輝子「??」

輝子「あ、あの、……あのあの…」クイクイ

「あ、はい。なんでしょう、えっと…し、シメジ様?」

乃々「んぐ」プルプル

輝子(おお……キノコの名前を借りるのは…思ったより…いいな!)ヒャハー

(変なお客さんだなあ……)カエリタイ…


乃々(わ…笑わせないで欲しいんですけど…)プルプル…

輝子「…あ、そこの……せ、席」

「?」


ニャーン


「……」

乃々「…」

「あっはい。あちらのお客様がなにか?」

乃々(なんかこっちまで恥ずかしいんですけど)


輝子「……し、知り合い――じ、じゃなくて」コホン

輝子「とも、トモダチ…だから、相席して……い、ですか?」

「あーなるほど」

乃々(なにに納得したのかなぁ…)

「大丈夫ですよ」

輝子「あ、ども……ども」ペコペコ

輝子「…」フヒヒ…

輝子「じ、じゃあ、乃々ちゃん……い、行こっか」

乃々「……は、はいぃ」

乃々(わ、私まで変なお客だと思われそうで……気が重いですけど。…いまさらですか…)ハア



トコトコ


輝子「フヒヒ。て、店員さんと、ま、まともに会話したよ」フンス

乃々「…尊敬します。先輩。すごいです…もりくぼには無理です…」トトト…

輝子「ふ、ふふ、ふふ。毎日キノコと練習した甲斐が、あったぜ…」フヒヒヒ


(ありゃ類ともだな)ウン

一旦ここまでです。明日か明後日また
こんな感じのとくに意味もなく盛り上がりもないお話が続きます

全員まとめて俺の嫁

シメジww



カランコローン


「いらっしゃいま――」ビク

モフモフ

(これはまた変なのが)カワイイケドモ

仁奈「…」キョロキョロ
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「一名様ですか?」

仁奈「にめーさまですよ。もう一人はあとから来やがります」

「かしこまりました。ただ、すいませんお客様、ただいま店内大変混み合っておりまして――」


ニャーン


仁奈「??」


あやめ「けっきょく」

みく「にゃ?」

あやめ「前川殿は、わたくしに呼称の変更を要求するためにあやめをここへ連れたのですかな?」

みく「そ、そんな大仰な言い方をされると困るんだけどにゃ…まあ、そうだよ」

みく「もっと仲良くなれば、あやめチャンもみくのことみくって呼んでくれるかにゃーって、思ったんだにゃー」ニコ

あやめ「……み、前川殿…」

みく「言い直すくらいだったら素直になるにゃ」

あやめ「い、いえいえ。前川殿は前川殿ですゆえ」ゴホゴホ

みく「いじっぱりだにゃぁ、このこのー」

あやめ「あっん、またたびで足をくすぐるのはおやめくださぃっ…!」ビクビク

輝子(楽しそう…)フヒ

乃々(…あれがコミュ力ですか…)


「お待たせしましたー。こちらキノコの串焼きですねー」

輝子「あ、ここ、…ここ、お願いします…」ハイハイ

みく(いくらキノコ好きとはいえおっさんくさい注文だにゃ)

「それとこちらチョコレートパフェでございます」コト

乃々「……」ペコペコ

みく(相対的に乃々チャンの注文が凄まじく可愛く見えるにゃ)

「ごゆっくりどうぞー」

輝子「ど、ども」フヒヒ

乃々「……」ペコペコ

みく(見てるだけで面白いにゃー)


あやめ「おいしそうですな…」ダラー

輝子「お、お一つ、どぞ……よか、よかったら」

あやめ「かたじけないです!」パクー

みく「つまみ食いとか忍ぶ気ないでしょ」ズコココ

あやめ「むぐむぐ…ひょんなことは…んむ。おいしいですなー♪」ムフー

みく「そんな満足げな顔で言われても説得力ないにゃ」

輝子「フヒ、と、トモダチだし……べ、べつに、いい」

みく「……それはまあ」ソウダケド…

みく「……」ジー

乃々(……、なんかすごい見られてるんですけど…)パク…


みく「ねー」

乃々「」ビクッ

あやめ「はい」


ギッチリ


みく「…狭くないかにゃ?わざわざそっちのソファに三人で詰めなくても…」

輝子「…と、トモダチの、となりが、いいから」フヒヒ

みく(あれっみくが友達にカウントされてないにゃっ)

乃々「だ、だれかの隣に座るとか……むーりぃ」

みく(なんか涙出て来たにゃ)ホロリ

あやめ「前川殿、デザートはどうしますかな?」ニンニンッ

みく「うるさいにゃ能天気ニンニン」

あやめ「えっ急になんです」ガーン


あやめ「ケーキにするかパフェにするか…」ムムー

みく(そこはおとなしく和風にしとけにゃ)

乃々「あ、…ぱ、パフェなら、私のを……あげますけど」モゴモゴ

あやめ「まことですか?ふふっではあやめがケーキを頼んだ暁には、乃々殿にもお裾分け致しましょう」ニコ

乃々「あ、ありがとうございます」

みく「…」



ペタン


みく「みくはべつにいらないにゃ」

あやめ「そうですか?では…」ポチー

みく「…三人は仲良しだね」

輝子「……、そ、そう?」テレテレ

みく「うん。そう見えるにゃ」

あやめ「最近は一緒に仕事をすることもたびたびありますゆえ。歳も近いですからね」ネー

輝子「ね…ね」ハイ

乃々「は、はぃ」

みく(……みくは保護者扱いかなにかかにゃ)ハア…



ペターン…


みく「……まーべつにいーけどにゃー…」ダラー

あやめ「?」

あやめ「どうかしましたか?」

みく「どうもしないにゃ。ふーんだ。Pチャンもみくにいじわるするし、今日はもう散々だにゃ…」ブツブツ

あやめ「??」

乃々「ま、前川さん…元気がないですね…」

輝子「フヒ…。ま、前川さん、き、キノコ、貸す?」

みく「あはは。ありがとにゃー」ポコポコ

前川(というかなにかにゃ。みんな“前川”呼びにしばってんのかにゃ。いぢめかにゃ)ハーアー


みく「癒されたいにゃあ…」ボソ


ちょこん


みく「?」

仁奈「…」モフモフ

みく「…」

仁奈「…」ニパ

仁奈「もふもふしやがりますか?」

みく「しやがるにゃ!」ダキッ

仁奈「わぷ」



もふもふもふもふもふもふ



みく「あ゛ー…いかんにゃぁ゛…これはいかんですにゃぁ…」モフモフ

仁奈「んむへへ。くすぐってーですよー」

あやめ「仁奈殿こんにちはです。お昼ごはんですかな?」

仁奈「はい!Pといっしょに、お仕事へ行く前にご飯を食べに来たですよ!」パッ

みく「」ピク

あやめ(いま猫耳がぴくって)ウゴクノデスカ、ソレ

輝子「あ…プロデューサーも…いるんだ?」

仁奈「まだいねーですよ。このお店で待ち合わせでごぜーます」

みく「…」ホッ…

あやめ「……」フム


仁奈「みなさんもお昼ごはんですか?」

あやめ「はい。わたくしはレッスンの前にどうかと前川殿に誘われて」

あやめ「……。そういえば前川殿」

みく「」ビクッ

みく「な、なに?」

あやめ「レッスンの前に、一度プロデューサー殿へ声をかけておきましょうか。ちょうどここへ来るみたいですし」

みく「……、べつにいいんじゃないかにゃ。スケジュールなら朝確認してるし」モフモフ

あやめ「…それはまあ、そうですが…」

輝子(さり気なく、キノコを…)フヒ グイグイ

仁奈「??輝子おねーさんも仁奈をもふりやがりますか?」モフモフ ポコポコ

乃々「……先輩、勝手にキノコを埋めるのは…友達としてやってはいけないことだと思いますけど…」

輝子「フヒ!?」ガンッ


輝子「ゴ、ゴメンナサイゴメンナサイ」ヒョイヒョイ

仁奈「??な、なんかよく分からねーですけど、いいですよー」ニパー

乃々「……まったくもー…です」

みく「なにやってるにゃ」アハハ

あやめ「…」クス


みく(そろそろ行こうかな)

みく「…」グー

みく(ん…お腹空いたなぁ…)ハア

仁奈「?」



ガタ


みく「頑張って来るにゃ」

輝子「が、頑張って」フヒ

乃々「……」コクコク

仁奈「頑張ってくだせー!」モフモフ

あやめ「ふふっ。はい!みなの声援を受け、忍ドルあやめは今日も華麗に――」

みく「まただのレッスンだけどにゃ。行って来まーす」

あやめ「もーっ。前川殿ーわたくしの口上を妨げるなんてひどいですよぉ」タタタ…



輝子「あ、あの二人…仲良しだねー…」フヒ

乃々「……は、はぃ」コク

仁奈「そーでごぜーますねー♪」モフモフ


「ありがとうございましたー」


カランコローン


みく「げ」

「?」

「ああ、…って、げってなんだよ。げって」

みく「げ、はげ、にゃ」

「いまはげって言った?」

みく「そう思うんならそうなんじゃないかにゃあ」シラッ

(……怒ってるなぁ)

あやめ「プロデューサー殿!お疲れさまです!」ニパ

P「おう。二人は…お疲れるのは、これからか。頑張ってな」

あやめ「はいっ」ニーン

みく「……」フン


P「…」

みく「…」

P「お昼ごはん、食べてたのか?」

みく「…そうだけど」

P「そ、そっか」

あやめ「いえ前川殿はドリンクバーだけ頼んで――」

みく「忍びなら口も忍べにゃあやめチャン」ガシ

あやめ「もごもご」

P「…はは…」


P「…な、なあみく――」

みく「べつに気にしてないにゃ。みくは、」

みく「Pチャンがみくにお弁当作ってくれるって言うからすっごく楽しみにしてて、」

みく「出てきたお弁当がしゃけフレークまみれで食べらんなくてお腹ぺこぺこだけど、なーんも気にしてないにゃー」

P「…」ズキズキ

P(気にしまくりじゃねえか)イガ…

みく「ふん」ゲシゲシ

P「いて、け、けるなよ」

あやめ(仲良しですね)


あやめ「しかしそんなことをしたのですか」コソ

P「あ、ああ。いや、べつにいやがらせのつもりでしたわけじゃないんだけどな…」チラ

みく「…」フシャー

P「……」ハハ…

P「悪いことしたかな」

あやめ「したんじゃないですか?」


P「しゃけフレークくらいならいけるかと思って」

あやめ「はあ」

P「ほら。お母さんがにんじんを細かく刻んで、ほとんど分からないようにこっそり料理に混ぜて、慣らしてくれたりするだろ?」

あやめ「言いたいことは分かりますがしゃけフレークって。超そのままじゃないですか」

P「うるせえな。料理はできるけど細かい気遣いまではできないんだよ」

あやめ「あやめに言われてもですね」

P「でもやっぱり、魚が食べられないのってよくないと思うんだよな」

あやめ「ふむ」


あやめ「プロデューサー殿の思惑は分かりましたゆえ」

あやめ「…べつになにも心配はないのでは?」

P「ん?」


みく「……」ムスッ


あやめ「…」クス

あやめ「みく殿はプロデューサー殿のお心遣いが分からぬようなお方ではありませんよ」

P「そ、そうかな。でもじゃあ、どうしてあんなに怒って」

あやめ(きっと本当に、お弁当が楽しみだっただけでしょう)

あやめ(その辺りを分かって頂けないので事態がこうしてこじれているわけですが)クス


あやめ「いずれにせよこのままではレッスンに支障が出ます。さっさと仲直りして来てください」ポン

P「お、押すなよ、おい」


タッ


みく「?…」

P「……」

P「な、なあ」

みく「…なにかにゃ」

P「あ、いや…その…」


P「べ、弁当さ。おかずはみくでも食べられると思うんだよ。だからな」

みく「……」

P「せ、せっかく、みくのために作って来たんだし、食べてくれないか」

みく「……」

みく「…Pチャンは、みくのこと、みくって呼んでくれるんだよにゃー…」ボソ

P「へ?」

みく「なーんでもないにゃっ」パッ

P「あっ」


みく「そこまで言うなら仕方ないにゃ♪しょーがないから食べてあげる♪」

P「お、おう。ありがとう」

みく「……」

みく「ごめんにゃさい。せっかく作って来てくれたのに、Pチャンにひどいこと言ったにゃ」ペコ

P「い、いやいや。気にしないでくれ。こっちこそ…いろいろと、気の遣い方が下手くそでごめんな」

みく「…ううん」フルフル

みく「謝るのはみくの方にゃ!はげとか、ばかとかくそとかはげとか、いろいろひどいこと言っちゃったにゃ!」

P「うんもうそれ以上言わなくていいから」グサグサ


みく「じゃあこれで仲直りね!」ニコッ

P「おう」


あやめ(このお二人はまた、なんというか……不器用で、素直じゃない、似たもの同士といったところですか)フフ

みく「ふふー♪それじゃこれ食べて、今日のレッスンも頑張るにゃ!」

P「うん」

P「ちなみに自信作は魚のハンバーグで――」

みく「おかずにまで魚が浸食してるじゃないかにゃあ!もー!」ポーイ

P「ばっ、おい、なんてことをっ」ガシッ

あやめ(本当に不器用ですね、この人)


みく「食べられるのだけ食べることにするにゃ」

P「は、はい。すいません…」ボロボロ…

あやめ「ではまたあとで。行きましょうか、前川殿」

みく「うんっ。…ってまだ前川呼びなのかにゃ…いいけどさー…」ブスー

あやめ(だってまあ)

P「みくも頑張ってな」

みく「!」パアッ

みく「うんっみく頑張るよ!またね!」パタパタ

あやめ「みく殿はプロデューサー殿に呼ばれているときが一番嬉しそうですから、こう、…遠慮してしまうというか…」ボソ

みく「??あやめチャン、なにか言ったかにゃ?」

あやめ「ふふ。いえいえ、なんでもありませんよ。行きましょうか」

みく「そーだね」

みく(まったく、うちの事務所には不器用なやつしかいないにゃあ。…みくも人のこと言えないけど)

みく「……」

みく「…えへ//」


みく「今日はとってもいい日だにゃ!」

あやめ「はい。とっても忍日和ですね!」ニンニン

みく「そういうことじゃないにゃ…」マアイイケド…


とことこ


みく「……」フム

あやめ「?」

みく(考えてみると、お魚さんのハンバーグって…手間かかってそうだにゃ。Pチャン、みくのために頑張ってくれたんだにゃー…)

みく「み、みくも頑張って食べてみようかな。み、みく、今日は自分を曲げるよ」ウン

あやめ「そうはさせません!」

みく「へ?ど…どうしてにゃ?」

あやめ「わたくしハンバーグが好きなので」テヘ

みく「これはみくの弁当なの!これでも食ってろにゃ」ポイッ

あやめ「い、いくら忍びとはいえまたたびは食べられません!」バシッ

みく「知らんにゃ♪」



・・・・おしまい

みくにゃんは友達とか幼馴染とかがいいと思います個人的に。でいじめたい

シリーズとしては番外編みたいな感じです
楽しかったです。お読み頂きありがとうございました

好きです

乙ですっ☆

みく「みくは自分を曲げるよ!」グニャァ

あやめ「!?」
っていう忍び猫みくと忍術バトルものになるのかと

ほっこりした

みくにゃんのファンになります

みくにゃんええ感じやったで

無理強いはしないけどまた前川さんで書いて欲しいにゃあ

>>48
そんな嬉しいこと言われていやとは言えないんだよなあ

みくにゃんメインは、また、いつか、そのうち
それまではサブキャラでちょこちょこ出て来ることもあると思います
キャラが崩れてなければよかったんですが、みくにゃんは書いてて楽しいです

>あやめ「はい。とっても忍日和ですね!」ニンニン

とある食玩収集家(キュピーン

忍チャンはきちんとした商品に「おまけ」が付いているのを集めるのが好きなのにゃ!

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