初春「木山先生が木山先生可愛いの刑に処されることになりました」 (38)


御坂「…何?木山先生可愛いの刑って」

初春「そのままですよ、木山先生をよってたかって可愛いがるんです」


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※アニメしか見てないんで口調とか設定が危ういかもです

佐天「それって刑なのかなあ?」

初春「黄泉川先生曰く、精神にくるそうですよ」

黒子「私たちその刑の執行を任されているんです、でも二人では心もとないのでお姉様方に是非協力してもらいたいんですの」

佐天「よくわかんないけど、あたしはいいよー」

初春「ありがとうございます!あと、枝先さんも協力して下さるそうです」

御坂「まあ、みんながやるなら付き合うけど…」

* * *

黄泉川「今日執行するお前の刑は、その名も木山先生可愛いの刑じゃん!」

木山「ちょっとよく分からないんだが、それは罰になるのか?」

黄泉川「もちろん、試しに鉄装にやってみたら一時間で挫けたじゃん」

木山「字面によらず恐ろしい罰なのだな…」

黄泉川「あったりまえじゃん、刑なんだから」

木山「…これも己の行動の代償だ、甘んじて受け入れよう」

黄泉川「執行場所は第七学区の広場じゃん」

木山「外で行うのか、ますますよく分からないな」

ー第七学区の広場ー

木山「ここで立っていろと言われたが一体…」

枝先「木山先生可愛い!」

木山「え、枝先?なんだ急に」

枝先「ごめんね木山先生、でもこうしないと先生刑務所から出られないんだよね」

木山「何の話だ」

枝先「いい年して人参が食べられない木山先生可愛い!」

初春「いっつも顔から倒れこむ木山先生可愛い!」

佐天「都市伝説可愛い!」

黒子「お姉様ほどではないけど可愛いですの!」

御坂「えー、えーっと…自分で停めた駐車場忘れちゃううっかり可愛い!」

木山「君たちまで…」

初春「無駄な抵抗はやめてください!今は刑の執行中なんですから!」

佐天「そうですよー大人しく可愛いされちゃってください!」

枝先「木山先生可愛い!」

木山「これが木山先生可愛いの刑なのか…?」

御坂「やってる方だってよく分かってないのよ!でもとりあえず木山先生可愛い!」

初春「動揺すると運転にでる木山先生可愛い!」

佐天「脱ぎ女可愛い!」

黒子「お姉様に抱きつかれて羨ましいですの可愛い!」

御坂「暑いのにスープカレー買ってくる可愛い!」

「可愛い!」「可愛い!」「可愛い!」

* * *

小萌「黄泉川先生、刑の様子はどうですか?」

黄泉川「今一時間経過したところじゃん、映像見るか?」

小萌「どれどれ、可愛い生徒ちゃん達を危ない目に遭わせた犯人ですからね、しっかり見ておくですよー」

黄泉川「まずは十分経過時」

『可愛い!』『可愛い!』
木山『確かに恥ずかしいは恥ずかしいんだが…』

小萌「居心地悪そうですね~、でもまだまだこんなものではないですよ」

黄泉川「二十分経過時」

『可愛い!』『可愛い!』
木山『いつまで続くんだ、これは…』

小萌「顔が真っ赤になってますね」

黄泉川「三十分経過」

『可愛い!』『可愛い!』
木山『…』

小萌「あらら、俯いちゃいましたよ」

黄泉川「四十分経過」

『可愛い』『可愛い!』
木山『……』

小萌「こころなしか震えてますね」

黄泉川「五十分経過」

『可愛い!』『可愛い!』
木山『もう、やめてくれ…』

小萌「半泣きで懇願しちゃってますよ」

黄泉川「んで、これが現在」

『可愛い!』『可愛い!』
木山『ひぐっ、やめてぇ…』

小萌「マジ泣きです…、何だか可哀想になってきましたよ、もうやめてあげてもいいのでは?」

黄泉川「鉄装も三十分位で泣き出した
とりあえず逃げ出さない限りは様子見じゃん」

小萌「頑張ってくださいね、木山先生ー」

* * *
木山「ひぐっ、ひっ、うぅ…」

枝先「木山先生泣いちゃったけど、いつまで続ければいいの?これ」

初春「黄泉川先生から連絡があるまでですね」

佐天「あたしちょっと楽しくなってきちゃった!木山先生可愛い!」

木山「ひっ」

御坂「まさか本当に泣き出すとは…」

黒子「大分注目を集めてますわよ…」

土御門「可愛い!」
青ピ「可愛い!」
☆「可愛い!!」

御坂妹「お姉様、こんなところで何をしていらしてるのですか?と、ミサカは問いかけます」

御坂「うわあっ、ビックリした!あんたいつの間に!」

御坂妹「ミサカは先ほどからお姉様を観察していたのです、何やら楽しそうですね、とミサカは好奇心を露わにします」

御坂「別にたのしかないわよ…
今この人に木山先生可愛いの刑ってよく分からない刑を執行してんの」

御坂妹「木山先生可愛いの刑?」

御坂「延々可愛い可愛いって言って泣かせるのよ、もう泣いてるけど」

御坂妹「なるほど…、そういうことでしたらミサカもお姉様に協力します」

御坂「へっ?」

御坂妹「周辺のシスターズにも協力を要請しましょう」

御坂「ちょっと、何を勝手に…」

ざっざっざっざっ

シスターズ「木山先生可愛い」「木山先生可愛い」「木山先生可愛い」「木山先生…」

木山「ひぃっ」

御坂「いくら何でも集まりすぎでしょ!」

打ち止め「面白そうだからミサカも来てみたよってミサカはミサカは木山先生可愛い!」

一方通行「てめえ何急に飛び出してやがる!」

打ち止め「あなたも一緒に木山先生可愛いしよってミサカはミサカは腕をひいてみたり!」

一方通行「あ"ぁ"!?」

土御門「なーんかあの辺騒がしいにゃー」

青髪「女子中学生がいっぱいやねー」

上条「んー?ってアレほとんどシスターズじゃねえか!
何やってんだあいつら…」

御坂妹「木山先生可愛いをしているのです、とミサカは説明します」

上条「うわっいきなりそばに現れんなよ!」

御坂妹「あなたの姿が見えたので」

上条「で、何だよ木山先生可愛いって」

御坂妹「あの人だかりの中心にいる木山春生という女性をよってたかって可愛がるのです」

上条「いじめじゃねえか」

御坂妹「あなたも参加しますか?とミサカは誘いをかけます」

上条「なんかヤケに楽しそうだな、お前」

土御門「面白そうじゃん、ちょっくら交ざってこうぜ」

青髪「その木山先生いうんは美人なんかなー」

上条「おいおい」

土御門「木山先生可愛い!」

青髪「木山先生可愛い!」

上条「はぁ…木山先生可愛いー…」

御坂「な、なんであいつがここに…」

インデックス「あっトウマー!探したんだよ!何やってるの!?」

…その後、通りかかった上条さんの知り合いを初めとし、軽い気持ちで木山先生可愛いに参加する人々は増えて行った。
お祭り的な雰囲気に流され無関係の一般人たちもわけも分からず便乗し始め、やがて木山先生可愛いは学園都市全体を包み込むこととなる…

「可愛い!」「可愛い!」「木山先生可愛い!」

木山「いやぁっ、いやぁっ…」

御坂「ちょ、ちょ、ちょっと!どう考えてもおかしいわよ!なんでこんなに人増えてるの?」

初春「今黄泉川先生に連絡を…、あっ黄泉川先生!」

黄泉川「大変なことになったじゃん、あまりの人ごみにここまで来るのも一苦労だったじゃん」

初春「もう刑はこのくらいでいいじゃないですか!木山先生レイプ目ですよ!」

黄泉川「もはや精神的集団レイプだな
分かった刑はもういい、だがここからどうやってこの騒動を鎮めるか…」

佐天「そんな大騒動になってるんですか?」

黄泉川「今、学園都市は未曾有の熱気に包まれてるじゃん」

枝先「木山先生可愛いがそんなことを引き起こすなんて…恐ろしい」

「可愛い!」「可愛い!」「木山先生可愛い!」

木山「誰か助けて…助けてぇ…」

「木山先生可愛い!」「可愛い!」「可愛い!」「可愛い!」「可愛い!」「可愛い!」

ー三日後ー

テレビ「学園都市全体を巻き込んだ木山先生可愛い騒動ですが、昨夜やっと沈静化しました
その中心となったレベルアッパー事件の犯人でもある木山春生は外傷はありませんが精神的に衰弱し病院に運ばれています」


初春「まさかこんなことになるなんて…」

佐天「あたし達も少し悪ノリが過ぎたのかな…」

御坂「佐天さん達は全然悪くないよ、大体の責任はあたしの妹だから…ほらあんた謝りなさい」

御坂妹「正直楽しかった、とミサカは感想を述べます」

枝先「木山先生、大丈夫かなぁ…」

黒子「最後痙攣したあとぶっ倒れましたものね、御多分にもれず頭から…」

ー病室

木山「ここは…」

小萌「目が覚めましたかー?ここは病室ですよ」

木山「私は一体…」

黄泉川「木山先生可愛いの刑でぶっ倒れて病院に運ばれたじゃん」

木山「ひぃっ、その言葉を口にしないでくれ!」

黄泉川「どの言葉だ?」

小萌「多分木山先生可愛いってとこですよ
どうやら彼女は心に深い傷を追ってしまったようですね…」

木山「怖いぃぃ…(ガクガク」

黄泉川「刑とはいえちょっとやりすぎた感あるじゃん」

小萌「まあこれで晴れて出所ですから、シャバですよシャバ!」

黄泉川「そうそう!外に出ればあんなことすぐ忘れられるじゃん!」

鉄装「それはどうでしょう…」

黄泉川「鉄装!どういうことじゃん」

鉄装「あの木山先生可愛い騒動を終えて、学園都市では木山先生可愛いが流行語と化してるんですよ」

小萌「それはつまり」

鉄装「当分はどこにっても木山先生可愛いの刑ですね…」

木山「うわあああああああ(窓から飛び降りようとする」

黄泉川「早まるな木山先生!」

小萌「そうですよ死んじゃいますから!」

木山「はなせえっ、もう死んだ方がマシだあああ」

黄泉川「ちょっと、お前も止めるの手伝えって!」

鉄装「はっ、はい!」


ー結局、木山先生可愛いはその後も半年ほど流行り続けた。
その間木山先生は一歩も病室から出ることなく、学園都市が木山先生可愛いを忘れた頃、やっと外に出られるようになったのだった。


枝先「木山先生可愛い!」

木山「ひぃっ」

御坂「でも心の傷は治ってないのね…」

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