虎徹「おーいバニー!聞いてくれ!」バーナビー「なんですか?」(50)

虎徹「突然だが口上と決めポーズを考えた」

バーナビー「ははあ、口上と決めポーズですか」

虎徹「そうだ!小さい子どもでも簡単にマネの出来るやつだ!」

ロイズ「へえ、いいねえそれ やってみせてくれるかい」

虎徹「ロイズさん!いいですよ、見ててください!」

虎徹「まずは顔の前で腕を交差!」
虎徹「それから両手を!俺は顔の両サイドに!バニーは頭の上につける!」
虎徹「完全無欠のハンドレッドパワーコンビ!」ばっばっ
虎徹「がおー!アンド!ぴょんぴょん!参上!!」ばばーん

ロイズ「おお、悪くないね 見事だよタイガー」パチパチ

虎徹「え、えへっ いやあそれほどでも」

バーナビー「えっ …えっ?あの、ロイズさん…少し対象年齢が低いような気が」

ロイズ「まあまあバーナビー、ひとつ練習してみようじゃないか」

バーナビー「え、えええええー!」

虎徹「完全無欠のハンドレッドパワーコンビ!」ばっばっ
虎徹「がおー!」ばっ

ロイズ「アンド!」ばっ

バーナビー「ぴょんぴょん…」そろっ

虎徹「おいバニー!声がちぃせえぞ!もっと大きい声で!」
虎徹「がおー!」ばっ

ロイズ「アンド!」ばっ

バーナビー「ぴょんぴょん!」ばっ

虎徹「ぜっんぜんっちぃせえぞ!もう1回!!」
虎徹「がおー!!」ばっ!

ロイズ「アンド!!」ばっ!

バーナビー「ぴょんぴょん!!」ばっ!

虎徹&バーナビー&ロイズ「参上!!!」ばばーん!

バーナビー(あれっ なんだか楽しくなってきた!)そわそわ

楓「はぁ~…バーナビーに会いたいなぁ~」

バーナビー「やあ、呼んだかい?いとしのお姫さま」ひょこっ

楓「えっ!?うそっ、バーナビー!?」

バーナビー「楓ちゃん、いつも応援してくれてありがとう」

楓「えっえっ!?なんで私の名前を…!」

バーナビー「ふふっ……それはね」
虎徹「バーナビーのマスクをかぶったパパだからです!!」バリーン

楓「お父さん!?」
楓「あっ すごいこのマスクあの巻き毛までよく出来てる!だまされた!」

虎徹「やーいっ だーまされた~だまされたー!」

楓「もーっ!お父さんのばかばかばか!」ポカポカポカポカ

虎徹「はっはっはっ かわいいなあ楓は」

楓「むかっ ハンドレッドパワー発動!」
楓「お父さんのばかばかばかばか!」ボカスカドカバキ

虎徹「はっは…ぐっは!いたいっ楓超いたいがはあっ!」
虎徹「お願いだからコピーした能力使わないで!」

虎徹「あー喉渇いた …おっブルーローズ、これひとくちもらうぜ」ひょい

カリーナ「えっ?あっちょっと!」

虎徹「ごくごく…ぷはぁーうめえ!生き返る!」
虎徹「ありがとなブルーローズ!うまかったぜ!」すたすた

カリーナ「あっ、あっ、タイガーっ… そっそんな…どうしよう」
カリーナ「私が口をつけた水筒なのに…」
カリーナ「私の、くちびるが… うまかっただなんて…」かあああ
カリーナ「これって、間接キス…?そんなっ…ああっ…どうしよう」おろおろ
カリーナ「この水筒もったいなくてもう使えない…どうしよう、どうしよう」おろおろ

虎徹「いやーこのバニーちゃんなりきりスーツとマスクすげーな!」
虎徹「顔や体型どころか声までバニーになるなんてなあ!」
虎徹「ロイドさんに試してみたらすっかりだまされてたぜ!」

斎藤『当たり前だ 何せ私が作ったのだからな』ぼそぼそ

虎徹「ほんとありがとな!斎藤さん!」

斎藤『ちなみに そのスーツとマスクの耐久性操作性機能性デザインその他モロモロは』ぼそぼそ
斎藤『君が以前使っていたクソスーツよりもはるかに高い』ぼそぼそ

虎徹「なっ何ぃ!?」ガーン

斎藤『ぶっちゃけると今君たちが使っているスーツとそこまで大差ない』ぼそぼそ
斎藤『あとそのスーツにはおまけでアラーム・スケジュール・歩数計』ぼそぼそ
斎藤『ボイスレコーダー・ストップウォッチ・クレジット機能・各種通信機能』ぼそぼそ
斎藤『メガネ部分にライト・ルーペ・望遠機能をつけておいた』ぼそぼそ

虎徹「はあ!?なんでこのスーツそんな無駄にハイスペックなんだよ!」

斎藤『なんでって…そりゃバーナビーだからな ヒヒヒヒッ』ぼそぼそ

虎徹「な、なんか納得出来ねえええー!」

サマンサ「坊っちゃん、ディナーが出来ましたよ たんと召し上がれ」ニコニコ

幼少バーナビー「わあ、すごい!いただきますサマンサ」もぐもぐ

サマンサ「うふふ 坊っちゃん、こちらもおいしいですよ」盛り盛り

幼少バーナビー「ありがとうサマンサ、おいしいよ」もぐもぐ

サマンサ「あらあら ほら、これも食べてみてくださいな」盛り盛り

幼少バーナビー「わ、わあ!サマンサありがとう、とってもおいしい」もぐもぐ

サマンサ「ふふふふ これもどうぞ」盛り盛り

幼少バーナビー「あ、ありがとうサマンサ…」もぐもぐ

サマンサ「さあさ、さあさ、これもこれも うふふふ」盛り盛り

幼少バーナビー「サっサマンサ!お皿に盛るのは一旦いいよ!サマンサ!サマンサ!!」

サマンサ「うふふふふふ うふふふ」盛り盛り

幼少バーナビー「サマンサァ!サマンサってばああああああああ!!」あわわわ

パオリン「タイガーさん!おでこ出して!」

虎徹「えっ、おでこ?こうか?」

パオリン「それっ今だっ!折紙サイクロ~ン!」

折紙「まかせるでござる!それっ!」キュキュキュっ

虎徹「おおお!?なんだ?なんだ?」

折紙「むふー 書けたでござる!」

パオリン「お~!かっこいい~!」パチパチ

虎徹「終わったのか?ったく一体何して…って何ー!?」
虎徹「俺のおでこに『虎』の文字が!」ばーん

パオリン「見て見て!僕は『龍』だよ~!」

折紙「拙者は『忍』でござる!」

パオリン「えへへ、これでタイガーさんも僕たちとおそろいだねっ!」

折紙「おそろいでござるな!」

虎徹「はっはっはっ そうかおそろいかあ!はっはっはっ」

バーナビー「ああ、虎徹さんもおでこやられましたか 見てください、僕もです」

虎徹「はっはっはっ バニーだから『兎』かあ!お前もおそろいだなあ」

ネイサン「うふふ…私もよ かわいいわねえあの子たち」

虎徹「はっはっはっ お前は『炎』かあ!メラメラだもんなあお前」

カリーナ「わっ私もおそろいにさせられたのっ!これっ!なんて読むのタイガー!」かあああ

虎徹「はっはっはっ それは『氷』って読むんだ!ブルーローズの能力だなあ」

スカイハイ「私のは!私のはなんて読むんだいワイルドくん!」

虎徹「はっはっはっ それは『鳥』だな!お前いつも空飛んでるからなあ」

牛角「えっ、ちょっ、あれっ!?なんで!?」
牛角「なんで俺のだけ違うんだ!?」

虎徹「はっはっはっ それは『焼肉』だな!」
虎徹「ブレねえなあお前は!はっはっはっ」

バーナビー「時にマーベリックさん」

マーベリック「何かね、バーナビー」

バーナビー「そのおでこのイボについてなんですが」
バーナビー「押すとどうなりますか?」

マーベリック「はっはっはっ どうにもならないよバーナビー」

バーナビー「ははっ またまたぁ」
バーナビー「押すとMr.ポテトヘッドみたいに顔のパーツがすべて落ちるんでしょう?」

マーベリック「はっはっはっ 落ちないよバーナビー」

バーナビー「ふふっ またまたぁ」
バーナビー「ならば両耳から鳩時計の鳩が紙吹雪を散らしながら出てくるんでしょう?」

マーベリック「はっはっはっ 出てこないよバーナビー」
マーベリック「バーナビーこそ、眼鏡を取ったら髪の毛が真上に吹っ飛ぶんだろう?」

バーナビー「はあ?何言ってるんですか?」
バーナビー「普通に考えてそんなバカなことがあるわけないじゃないですか」

マーベリック「えっ…あっ、ああ……そう、だね……」
マーベリック「すまない…バーナビー……」しょんぼり



バーナビーはサマンサおばさんって呼んでなかったっけ
まあ別にいいんだけど

クリーム(あら…なんだかよく見たらこのマッドベア、ジェイクさまに似てますわ…)きゅん

クリーム「ふふっ ジェイクさま、どちらに行かれるんですの?」
マッドベア(CV:クリーム)「ああ!ちょっくらNEXTを探しにな!」くいくいっ

ジェイク「…………」じーっ

クリーム「まあ!でしたら私もお供を…!」
マッドベア(CV:クリーム)「いや、お前はここにいろ」
クリーム「なっ何故ですの!?私、足手まといにはなりませんわ…!」
マッドベア(CV:クリーム)「分かんねえか…?クリームを危険な目に合わせたくねえんだよ…」
クリーム「…はっ、ジェイクさま…!」
マッドベア(CV:クリーム)「クリーム……」
クリーム「ジェイクさま………」

ジェイク「ク・リ・イ・ムぅ~」耳元フゥ~

クリーム「ふあっ!?」びっくん
クリーム「ジェジェ、ジェイクさまぁっ!?い、一体いつからそこにっ…!」

ジェイク「ふふっ ジェイクさま、どちらに行かれるんですの?(裏声)」
ジェイク「ああ!ちょっくらNEXTを探しにな!(裏声)」

クリーム「ひやああああああ」ばたばた

ジェイク「だって真後ろに立ってんのに全然気付かねーんだもんなあ」ニヤニヤ

クリーム「ふわあああお願いですわどうか今のは忘れてくださいいいいぃ」ばたばた

ジェイク「うんうん分かった分かった」
ジェイク「今日はお前の好きなもん食いに行こうな」なでなで

>>10
小さい頃はサマンサって言ってたと思うんだが思い違いだったか

ルナティック「ム、差し入れか……なっ!」
ルナティック「おっ、おっぱいプリンだと!?」

おっぱいプリン「ぷるんぷるん」

ルナティック「おのれ…!たかがプリンごときがおっぱいを名乗るか…!」ギリギリ
ルナティック「貴様…おっぱいを冠した以上覚悟は出来ておろうな…?」ゴゴゴゴゴゴ
ルナティック「よかろう!正義の裁きを受けよ!」
ルナティック「タナトスの声を聞け!!」ボォォォォォ

おっぱいプリン「」シュー…

ルナティック「……ふん、愚かな。たわいのない」

ルナティック「しかし芳しい香りだ」
ルナティック「どれ、ひとつ喫してやろう」ぱくっ
ルナティック「…ほう 悪くない」もぐもぐ
ルナティック「少々乳首が黒ずんでしまったが」
ルナティック「紅茶にもよく合う」ずずっ

ルナティック「これはなかなかいいものだ…」じーん

カリーナ「……むぅ」

パオリン「ううん…」

ネイサン「あらどうしたの、アニエスをまじまじと見て 用事でもあるの?」

パオリン「…アニエスさん、おっぱい大きいですよね」

アニエス「ちょっとタイガー!聞いてるの!?」ばいーん

カリーナ「ぐぬぬ…!」ぽいーん

パオリン「いいなあ…」ぺいーん

ネイサン「……ああ、そういうこと」
ネイサン「でもね!!アニエスよりも私の方がおっきいわよ!!」ばーん

アニエス「…ファイヤーエンブレム?今私よりもあなたの方がおっきいって言ってたけど」ツカツカ
アニエス「一体なんの話をしていたの?」

ネイサン「おっぱいよ!!!」ズギャァーン

アニエス「おっぱい!?」

虎徹「ブファがはっ!?ごっほっげほっごっほっ!」

バーナビー「うわっ 汚いな… コーヒーで毒霧するのやめてください」
バーナビー「グレートタイガーにでもなるつもりですか?本当汚いな虎徹さんは…」
バーナビー「…いや、僕もそろそろ新しい技を…目からビーム出したりとか…」ぶつぶつ

虎徹「バニーちゃん?おーいバニーちゃーん?」

カリーナ「異議あり!女の子のおっぱいは張りがあっても」
カリーナ「ファイヤーエンブレムみたいに固くないと思います!」

パオリン「そーだそーだ!」

アニエス「そうよ!あなたのおっぱいは脂肪じゃなくて筋肉よ!」

ネイサン「えーいあんたたちの異議なんてまとめて却下よ!!」

ルナティック「異議の申請を許可する」

アニエス「えっ ルナティック!?」びくっ

ルナティック「貴様のおっぱいは胸板であっておっぱいに非ず…」
ルナティック「筋肉ムキムキの胸板を神聖なるおっぱいと偽った罪…」
ルナティック「その身を持って償うがいい…正義の裁きを受けよ!」
ルナティック「タナトスの声を聞け!!」ズギュゥーン

ネイサン「ン゛ギャア゛ア゛ア゛ア゛ア!!ちょっと何しにきたのよアンタ!!」

ルナティック「この世の闇を切り裂くため私はまた現れる…さらばだ!」ダッ

虎徹「おいあいつまたくるっつってるけど」ふきふき

バーナビー「何ですかあの人は!羞恥もなくおっ…おっぱいなんて連呼してっ……」かあああ
バーナビー「はっ!そうかおっぱいミサイルだ!」ぴこーん
バーナビー「こうしちゃいられない!早速斎藤さんに相談だ!」ダっ

虎徹「バニーちゃん!?ちょっとバニーちゃーん!?」

楓「はぁ…やっぱりバーナビーはかっこいいなあ~」

バーナビーA「ハァイ!TIGER&BARNABYの何にでもオリーブオイルをかける方!」

バーナビーB「バーナビーです!」

バーナビーA「楓ちゃんに会いにきたよ!」なでなで

楓「えっ バーナビーが2人!?なんで!?」

バーナビーA「ふふっ……それはね」
虎徹「バーナビーのマスクをかぶったパパだからです!!」バリーン

楓「またお父さん!?じゃ、じゃあこっちのバーナビーは……もしかして本物…?」

安寿「ごめんねぇ、バーナビーのマスクをかぶったおばあちゃんでした!」バリーン

楓「おばあちゃんまで!?」

安寿「ふふっ…だまされたねえ楓」

虎徹「やーいっ だーまされた~だまされたー!」

楓「むっかー! ハンドレッドパワー発動!」
楓「お父さんのばかばかばかばか!」ボカスカドカバキ
楓「このマスク無駄によく出来てるからさらにムカつく!」ボカスカドカバキ

虎徹「いってぇ!だから楓それ超いたいんだってばぐはっ!」

スカイハイ「ははは散歩楽しいなジョンははは」

ジョン「…わんわん!」ダっ

スカイハイ「あっ 待ちなさいジョン!」
スカイハイ「ジョン…ジョン!……一体どこに…」キョロキョロ

ジョン「よおご主人」CV:キムタク

スカイハイ「あっ ジョンがしゃべった!」
スカイハイ「しかも脚を組んでベンチでふんぞり返っている」

ジョン「あ?なんだよ…犬がしゃべっちゃいけねえのかよ」

スカイハイ「いや 家族であるジョンとこうして言葉を交わせることを私は誇りに思う」
スカイハイ「ただ私の脳内で再生されているジョンと全然違うから」
スカイハイ「もっとかわいいと思ってた」

ジョン「そうかい そいつはすまなかったな」
ジョン「ご主人の夢を壊しちまうたあ…俺は飼い犬失格だな」

スカイハイ「ジョン……そんなことはないジョオオオン!」
スカイハイ「ジョンは今までもこれからもかけがえのない私の家族だ!そして家族だー!!」ぶわわっ

虎徹「うひょー!外すげえ積もってる!雪だぞバニー!」ぎゅっぎゅっ

バーナビー「そんなの見れば分かります」

虎徹「むっ 雪雪雪雪!」ポイポイポイポイ

バーナビー「うわっぶはあっ!」
バーナビー「むかっ! ハンドレッドパワー発動!」ギュギュギュギュ
バーナビー「いきなり何するんですか!」ビュンビュンビュンビュン

虎徹「ぐひゃっいってー超いてー!」
虎徹「おまっ ハンドレッドパワー使うとかセコっ!」
虎徹「えーい俺も発動!」ギュギュギュギュ
虎徹「んな力いっぱい握ったら!もはや雪玉じゃなくて!」ビュンビュンビュンビュン
虎徹「ただの氷の塊だろーが!当たると!いたいんだぞ!」ビュンビュンビュンビュン

バーナビー「だったらすべて!避ければいいでしょ!」ビュンビュンビュンビュン
バーナビー「僕の玉を避けられない!あなたが悪い!」ビュンビュンビュンビュン

虎徹「なにをー!おりゃおりゃおりゃおりゃ」ビュンビュンビュンビュン

バーナビー「このこのこのこの」ビュンビュンビュンビュン

牛角「ごくごく ぷはあー」
牛角「久しぶりに飲んだがやっぱペプシはうめえな!」

スカイハイ「はははうまい!そしてうまい!」もぐもぐ

牛角「おっ 何食ってるんだ?」

スカイハイ「ああ、新作のメントスだよ!」もぐもぐ
スカイハイ「これがなかなかおいしくてね」
スカイハイ「君にもひとつあげよう!」

牛角「おおっ ラッキー」ひょいぱくっ
牛角「もぐもぐ…サンキュースカイハイ!」ごくごく

クリーム「あら?ソファーの上に…これはジェイクさまのジャケット…!」ひょい

ジェイク「…………」じーっ

クリーム「ああいけない、早くハンガーにかけなければ……あっ」ふわっ
クリーム「ふわあ ジェイクさまのにおい…いいにおい…」きゅん
クリーム「こうやってジャケットを頭からかぶると」
クリーム「ジェイクさまに後ろから抱きしめられているみたい…」すんすん
クリーム「はあ… ジェイクさま…」うっとり

ジェイク「呼んだか~?」ニヤニヤ

クリーム「ひゃっ!?あっ ジェっ、ジェイクさま…!?」
クリーム「ああああのそのこれはそのアレがアレでアレでして」わたわた

ジェイク「ほお~ アレがアレでアレなのか~知らなかったなあ~」ニヤニヤ
ジェイク「んで、アレってなんなんだ?」ニヤニヤ

クリーム「えっ!?あっあのっ アレとはその……あっ!」ぴこーん
クリーム「カオナシですわ!!こうするとカオナシですの!」ゆーらゆーら

ジェイク「うんうん分かった分かった」
ジェイク「今日はお前の好きなDVD一緒に観ような」なでなで

楓「はぁ…いつ見てもバーナビーは素敵だなあ~」

バーナビーA「ハァイ!TIGER&BARNABYのエビフライのしっぽを残す方!」

バーナビーB「バーナビーです!」

バーナビーA「楓ちゃんはエビフライは好きかな?」なでなで

楓「えっ バーナビーが2人!?…ってもうだまされないんだからね!お父さん!」バリーン

虎徹「あいたっ! ははっ、いやーさすがにバレるかあ」

楓「それにおばあちゃんもっ!何やってるのもー!」

バーナビーB「ふふっ…本当におばあちゃんだと思うのかい?」

楓「えっうそ…! こっちのバーナビーは……もしかして本当に本物…?」

村正「ざんねん!バーナビーのマスクをかぶった村正おじちゃんでしたー!」バリーン

楓「村正おじちゃん!?」ガーン

バーナビー「ふふっ 楓ちゃん、楓ちゃん」ひょこっ

楓「えっまたバーナビーが…!もしかして本当に本当の本物…!?」

安寿「ごめんねぇ、バーナビーのマスクをかぶったおばあちゃんでした!」バリーン

楓「おっおばあちゃんー!?」ガガーン

村正「すまんなぁ…楓」

安寿「ふふっ…まただまされたねえ楓」

虎徹「やーいっ だーまされた~だまされたー!」

楓「むっかあああー! ハンドレッドパワー発動!」
楓「お父さんのばかばかばかばか!」ガッ

村正「おおーっとハンドレッドパワーを発動した楓選手、ここで虎徹選手の腰を取ったああ!」

虎徹「えっ ちょっ 楓待っ」

楓「ばかばか!」ザッ

村正「そして錐もみ式に空高く飛び上がるとおおお!」

楓「ばかばか!」ギュルルル

虎徹「かっ楓タンマ!タンマあああー!!」

村正「そのまま地面に叩きつけたあああああ!!決まったあああー!見事です楓選手!スクリューパイルドライバーが決まりましたあああああ!」

虎徹「」ちーん

安寿「カウントォ! ワーン!ツー!スリー!」カーンカーンカーン

虎徹「お~うバニーちゃんいらっしゃ~い」へべれけへべれけ

牛角「がはは~来たなハンサムぅ~」ぐでんぐでん

バーナビー「まったくこんなに酔っぱらって…」
バーナビー「僕を呼び出しておいてなんなんですかあなたたちは」

牛角「わっはっはっ まあ座って飲め飲め~」

虎徹「バニーちゃんは何飲むんだ~?」ぐびぐび

バーナビー「はあ…ではカルーアミルクを」

虎徹「女子か!」ダンっ
牛角「女子か!」バンっ

バーナビー「えっ」ビクっ
バーナビー「じゃ、じゃあカシスオレンジを…」

虎徹「女子か!!」ダンっ!
牛角「女子か!!」バンっ!

バーナビー「な、なんなんですかあなたたちはぁ!!」

スカイハイ「ははは散歩楽しいなジョンははは」
スカイハイ「…ふう! いつものベンチで休憩しようジョン!」

バーナビー「あれ…?スカ…じゃなくてキースさんじゃないですか」

スカイハイ「おお!バーナビーくんじゃないか!奇遇だね!」
スカイハイ「今ジョンと散歩をしていたところなんだ!」

バーナビー「そうなんですか!この子がキースさんの愛犬の…」

ジョン「ジョンだ 俺のご主人がいつも世話になってるな」CV:キムタク

バーナビー「しゃっしゃべった!?」ガーン
バーナビー「しかも脚を組んでベンチでふんぞり返っている」

スカイハイ「そうなんだ!ジョンはNEXTなんだ!」キラキラ
スカイハイ「すごいだろう?そしてすごいだろう!私の自慢の家族だ!」キラキラ

バーナビー「えええええ!?NEXT!?犬のNEXTですか!?」

ジョン「あ?なんだよ…犬がNEXTの能力持っちゃいけねえのかよ」

バーナビー「い、いやそんなことは……そんなことはあああああ!!」

バーナビー「ハッ!!」
バーナビー(あれっ!?ここ公園じゃない…僕の寝室!?)ハァ ハァ

バーナビー「……なんだ、夢かぁ そうか、ジョンはしゃべらないのかぁ…」ハァ…

バーナビー「………………はっ!?」

バーナビー「何を言ってるんだ僕は……… 大分疲れてるな……」
バーナビー「そうだ、今度休暇を取って海を見に行こう そうしよう」

パオリン「バイソンさん!こっちこっち!」ひらひら

牛角「お?なんだその赤いタオルは?」

折紙「わあー!闘牛だー!このジムに闘牛が現れたでござるー!」

牛角「なんだなんだ?」

パオリン「闘牛さんこっちだよ!オーレっ!」ひらひら

牛角「はっはあ なるほどそういう遊びか」
牛角「うしっ いっちょ相手してやるとするか」

パオリン「闘牛さーん!こっちだよー!」

折紙「とっても凶暴でござるよー!頭に鋭い角がついてるでござるよー!危険でござるよー!」

牛角「モーっ!モーっ!」ドタドタ

パオリン「それっオーレっ!」ひらっ ひらっ

牛角「モーっ!モーっ!」ドタドタ

折紙「わあーっ!こっちに来たでござるー!」バタバタ

パオリン「きゃあっ!危ないよー!逃げてー!」

牛角「モーっ!モーっ!」ドタドタ

牛角「モーっ!モーっ!」ドタドタ

パオリン「わあー!逃げろー!」バタバタ

折紙「逃げるでござるー!」バタバタ

アニエス「ちょっと!ドタバタと一体何やってるの!?」

牛角「モーっ! あっ…」ぽよんっ

折紙「あっ」

パオリン「あっ バイソンさんがアニエスさんの胸をつついた!セクハラだ!」

折紙「セっセクハラでござる!」あわあわ

アニエス「…………」ズゴゴゴゴゴゴ…

牛角「ア、アニエス!これはその遊びで…!」あせあせ

アニエス「……遊びですって…?」ズゴゴゴゴゴゴ…

牛角「ちっちがっ!そういう意味じゃ…!!」あせあせ

アニエス「……ロックバイソン… Go…to…HEEEEEELL!!」ズギャァーン

牛角「Noooooooooooooooooooohhh!!!」

楓「はぁ~…ヒーローランキングで1位取っちゃうなんてバーナビーはすごいなぁ…」

バーナビー「ハァイ!TIGER&BARNABYの目玉焼きは塩コショウ派の方!」
バーナビー「バーナビーです!」
バーナビー「楓ちゃん、いつも応援してくれてありがとう 今日は会えてうれしいよ」ニコっ

楓「………っ」わなわな
楓「……もーお父さん!!いい加減にしてよ!!」

バーナビー「えっ!?」ビクっ

楓「それ何回やるつもりなの!?」

虎徹「楓、楓 お父さんたちはここだぞ」ひょこっ
虎徹「言っとくけどそれ、正真正銘本物のバーナビーだからな?」なでなで

楓「えっ……… えっ? うそ…えっ!?」あわあわ

虎徹「嘘じゃないさ」

虎徹「誕生日おめでとう 楓」

安寿「楓、おめでとう」

村正「おめでとう 楓」

バーナビー「おめでとう、楓ちゃん」

楓「なっ…なっ……!」かあああ
楓「わあああああああっ! ハンドレッドパワー発動!」
楓「お父さんのばかばかばかばか!」ボカスカドカバキ

虎徹「えええ!?本物連れてきたのにこの仕打ちぐへっ!」

虎徹「楓、…楓 なあ……楓ってばぁ~…」めそめそ

楓「むっ」
楓「お父さんなんかしらない!」ぷいっ

虎徹「!!!」ガーン
虎徹「かっかえでぇ……そんなぁ」しょぼーん

バーナビー「虎徹さん…僕が来る前に一体何やったんですか……」

安寿「まったく…… あんたの自業自得でしょ!」

村正「いくら楓に喜んでもらいたいからってなぁ…やりすぎだぞ虎徹」

虎徹「ただ驚かせたかっただけなのに……なんだよもう…2人ともノリノリだったくせに…」ぶつぶつ

安寿「……やれやれ …楓」

楓「…………」はあ
楓「もーしょうがないなあ……」

楓「……サ、サプライズ、ありがとぅ…うれしい……」かああ
楓「…うぅ……あと!本物のバーナビー連れてきてくれてありがと、お父さん…」てれっ

虎徹「!!!」ぱあああ
虎徹「かーえーでぇ~~~!」ぎゅうう

バーナビー「ふふっ よかったですね、虎徹さん」ニコニコ

楓「わっ もおー!おひげジョリジョリしないでよー!バーナビー見てるでしょー!」


バーナビー「おじさんのチャーハン」

バーナビー「虎徹さん!チャーハン作りました!僕のチャーハン食べてください!」

虎徹「おうよ!」もぐもぐ

バーナビー「ど、どうですか?」そわそわ

虎徹「なんだこれは!パラパラしてねえじゃねえか!」
虎徹「ライスに卵が行き渡ってねえ証拠だ!」

バーナビー「そっ…そんな!」がーん

虎徹「いいか見てろバニー!強火で炒めて具とライスに味付け!」ざっざっ
虎徹「溶いた卵を投入!」じゃー
虎徹「固まらないよう素早く且つまんべんなく混ぜ合わせて!」じゃっじゃっ
虎徹「皿に盛って出来上がりだ!」じゃーん

バーナビー「おおっ!チャーハンがこがね色だ!」
バーナビー「さすがです虎徹さん!」もぐもぐ

虎徹「ははは!まあな!ははは!」てれてれ

バーナビー「だけどすごく塩っ辛い!」
バーナビー「さすがです虎徹さん!」ニコっ

パオリン「2人とも何してるの?」

虎徹「おおっドラゴンキッドか!バニーにチャーハンの作り方を教えてたんだ」

パオリン「へえーそうなんだ ねえ、僕も食べていい?」

虎徹「おうっ!食え食え!」

パオリン「やったあ!すごくきれいな色だね!こがね色だね!」もぐもぐ
パオリン「わあっ!予想外に塩っ辛いや!」
パオリン「さすがタイガーさん!おじさんの手料理って感じの味がする~!」

スカイハイ「おおっ…匂いを辿ってみればなんと!こがね色のチャーハンではないか!」すんすん

虎徹「どーだ!きれいなこがね色だろー!」

スカイハイ「ああ!ひとくちもらってもいいかな?」

虎徹「おっおう!食えよ!」

スカイハイ「ではお言葉に甘えて!いただこう!」もぐもぐ
スカイハイ「わっはっはっはっはっ!さすがだワイルドくん!」
スカイハイ「塩っ辛い、そして塩っ辛い!」
スカイハイ「塩っ辛すぎて笑いが止まらん!」
スカイハイ「わーっはっはっはっはっ!!そしてっ!!わーっはっはっはっはっごほっごっほっ!!」

折紙「おや?この香りはチャーハンでござるか?」くんくん

虎徹「あっああ!まあな!」

折紙「食欲をそそるいい香りでござる 拙者も…いただいてもいいでござるか?」

虎徹「あ、ああ…食えよ!ははっ」

折紙「では、いただきます きれいなこがね色でござる」もぐもぐ
折紙「……あうっ!」
折紙(何これ塩っ辛!)

虎徹「……ははっ…まずいだろ?塩っ辛いだろ?」

折紙「えっ!?」ぎくっ
折紙「そ、そんなことは」

虎徹「いいんだよ気ぃ遣わなくったって…」
虎徹「だって…俺のチャーハン…まずいもんな…」しょんぼり

折紙「あっあっ、タイガーさん!ほらっ、そんなことないです!」ぱくっぱくっ
折紙「男の手料理って感じで、僕、本当に憧れちゃうなあ~!」
折紙「さすがだなあタイガーさん!すごい!すごいですタイガーさん!」
折紙「いやあ本当にすごい!チャーハン作らせたら世界一すごいです!」
折紙「こんなに美しいこがね色のチャーハン世界中でタイガーさんにしか作れませんよ!」
折紙「タイガーさんさすがだなあ!とってもすごいです!」
折紙「すごいすごい!」あせあせ

牛角「おう!一体どうしたんだ?」

虎徹「おお…ロックバイソンか…」どよーん

牛角「なんだよシケた面しやがって …お、チャーハンじゃねえか!」
牛角「ちょうど腹減ってたんだ これ食ってもいいか?」

虎徹「えっ…」
虎徹「別に構わねえが…やめといた方がいいぜ…」

牛角「はっはっはっ なんだそりゃ?」もぐもぐ
牛角「…おおっうめえ!なんだこのチャーハンうめえ!」ぱくっぱくっぱくっ

虎徹「えっ?…えっ?ほっ本当に?」ぱあああ

牛角「ぷはあー!ごちそーさん!」

虎徹「うまいか?このチャーハン本当にうまいか?」そわそわ

牛角「なんだ?このチャーハンタイガーが作ったのか?」
牛角「お前天才だな!モー烈にうまかったぞ!また作ってくれよな!」ニカっ

虎徹「あ……ううっ…ロックバイソーーン!!」

牛角「はっはっはっ…ってどうしたんだタイガー!?なんで泣いてるんだ!?」おろおろ

カリーナ「ちょっとー!みんなで何してんのよー!」

ネイサン「なんだか楽しそうね!私たちもまぜてちょうだいな」

スカイハイ「おお2人とも!」
スカイハイ「実は今ワイルドくんのお手製チャーハンをみんなで食べていたんだ!」

カリーナ「タっタイガーの…!?」ドキっ

ネイサン「あらまあ!男の手料理?いいわねえ!私たちも食べてみたいわあ!」

バーナビー「それが…たった今なくなってしまいまして」

カリーナ「えっ…もうないの…?」

折紙「先程バイソンさんが全て食べ切ったでござる」

ネイサン「も~ 私たちの分も残しておいてちょうだいよ~」

虎徹「お前らすまねえな!チャーハンなくなっちまった」

カリーナ「そ…そんな……」

牛角「…? どうしたんだお前?」

カリーナ「タイガーのチャーハン……ないの…?」ぽろぽろ

バーナビー「えっ!?あっあなたなんで泣いてるんですか!?」

虎徹「ブルーローズ!?どうした?腹でも壊したか?」おろおろ

カリーナ「私も…ひっく……食べたかった……」ぽろぽろ

牛角「すっすまん!泣くほど腹が減ってるとは知らず全部食っちまって…!」おろおろ

スカイハイ「なんと!そんなに空腹なのか!」
スカイハイ「ならば私がひとつ買いに飛んでこよう!」ダッ

虎徹「腹が減ってるのか!?チャーハンくらいまた作ってやっから!な?」おろおろ

カリーナ「ほ、ほんと…?タイガー…ぐすっ…作ってくれるの…?」ぽろぽろ

虎徹「ああ、いくらでも作ってやっから!だから泣くな!泣きやめ!な!?」おろおろ

ネイサン「あらあらうふふ よかったわねえブルーローズ」なでなで

カリーナ「うううぅ~…っ」ぽろぽろ

パオリン「あっあっ こすっちゃだめだよ~!」

折紙「あわわわ てっ手拭いでござる!これ!きれいでござるから!」わたわた

カリーナ「うぅ、ありがとう… よ…よかったよお……!」じーん


虎徹「輪になってオリオンをなぞろう」

虎徹「……ごきげんよーどうかしたんだろー♪ 顔を見れば一瞬で分かるよー♪」ぼそっ

指\ぱちんっ ぱちんっ/

バーナビー「…千ー里眼千里眼♪ めっそうないでーす♪」ぼそっ

指\ぱちんっ ぱちんっ/

牛角「退屈ガール♪ 恵まれたいのかーい♪」

指\ぱちんっ ぱちんっ/

折紙「判定は審議の連続でー♪ ヴィーナスサステイーン♪」

指\ぱちんっ ぱちんっ/

スカイハイ「おーどる街並みにパーフェックトゥリチュッフーリアッ♪」

指\ぱちんっ ぱちんっ/

カリーナ「なーんでもないよおーなー♪ 言ー葉でー泣いたりーすーるしー♪」

指\ぱちんっ ぱちんっ/

パオリン「ほらー♪僕たちーなんてー♪ 十分適度にー♪ドラマチックさあー♪」

指\ぱちんっ ぱちんっ/

ネイサン「軽くスーパースタア゛ア゛ア゛アァァァァッ!!」

ヒーローズ「「オォーリオンをなーぞる!こんなー深いよーるー!」」

\HEY!HEY!/

ヒーローズ「「つながりたーい!はなされたーい!つまり半信半疑あっちこっちー!」」

\HEY!HEY!/

ヒーローズ「「新未来をねーがうー!空前絶っ後っのー!」」

\HEY!HEY!/

ヒーローズ「「言葉がもし!もし!紡げるなら!」」

バーナビー「時間が止ーまーるぅーうよぉー!」

虎徹「Ah,ここでおーわるはーずがないのーにっ…」


ヒーローズ「「…………」」シーン

ハイタッチ\パァーン!/

ヒーローズ「「Yeaaaaaaaaaaahhh!!!」」ヒュー!ヒュー! ワー!ワー!

おわり

タイバニ好きなんだがあまりSS見かけなくてさびしいのでカッとなって書いた

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