男「キツネ耳が義務化…だと?」 (44)

立った書く。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1374330854

かきまーす

しっぽはついているよな?だったら見るぞ

時は20XX年、
某国の首相が自分の名前を関した経済政策を立てている一方、で
世界はキツネ耳に染まっていた…

なぜ、このようなことになったのか
それは、この一言がきっかけだった…

首相「世界がキツネ耳に染まっていれば戦争とか、なくなるんじゃないかな?」

>>3 しっぽ?当然だろ?

そして、世界は一時の混乱に包まれた…

科学者「化学的見地から見ても、キツネ耳は戦争をなくします!!」

コメ首相「お前、天才じゃね?おk、俺らの国からやるわ!」

生物学者「バイオテクノジーで、キツネミミトカ、シッポトカ、ハヤセマース」

ツユ首相「まじかよ!?それは、やるしかねぇな!!!」

コメ首相「んじゃ、俺ら明日発表すっから。よろしく!お前らもするだろ?」

Gなんとか「もちろんだろ!」

そして翌日その、衝撃的で、最高の発表はなされたのだった...ヤッタネ!






男「…マジかよ」

世界各国でも同じような公布がなされた後、人々の反応は

歓喜するものがいれば、悲嘆に顔をゆがませるものもいた。

歓喜していたものは"8"割がた男であった。世界中でキツネ耳は求められていたのであった。

反対していた人間もその意見を覆された。マッドサイエンティストが作り出したキツネ耳は…



可愛かったのだ!!!
カワイイハセイギ!!!!!


そうして世界はキツネ耳に染まって、その光景も日常と化していった。
…そんな世界のとある高校の男子高校生の話。



男「やっべぇ、学校楽しい。」

幼女「おかーさん、あの人なんかすごいよー」

幼女母「シ!!見ちゃいけません!!!!…早くこんなのなくなればいいのに…」

幼女「えーでも、尻尾と耳かわいいよー」

幼女父「新世界ってすばらしい!!!」(いや、世間おかしくね?)

幼女母「ギロッ」

幼女父「やべぇ本音と建て前ミスった!!!!!?」

警官1「お兄さん、気持ちはわかるけど、やるなら人目のつかないとこねー」

警官2「そうだよ、いくら制度としてこんな素晴らしい世界になったとはいえ、
   やはり、幼女に対して、欲情するのはいただけない。
   尻尾や耳をモフるのが流行で、最近の女子高生が犬耳、タヌキ耳、ネコ耳等
   亜種をつけるのはいただけない流れで、いろんな尻尾を撫でまわしたいのもわかるが、
   そこは自分のお嫁さんで我慢しなさい」

幼女父「説明乙」

男「なんか、警察に怒られている男の人がいたが、まぁいいか」

幼「おーい、男くーん」

男「おー幼か、相変わらず可愛いな」

幼「えっ男君、いきなりそんなっ」

男「ちょっと、髪をさわってもいいかな?」

幼「男君なら…ってチャイムなってる!?急がなきゃっ」タッタッタ

男「ああ、そうだなっ」






ってかこれ需要ある?

まぁ、需要なくても書くけどね

キンコンカンコーン

先生「お、男に幼。ぎりぎりだなー」

男「セーフですか?」

先生「いや、ぎりぎりアウトだ。お前だけな。」

男「マヂカヨ!!??」

幼「一瞬の差が二人の運命を分けるってわけねっ」ピコピコ

先生「と、いうことでお前は放課後、教室の掃除なー」

幼「仕方ないねっ」ブォンッッ!!ブォン!!

男「お前、なんかうれしそうだな…」

幼「そんなことないよ…」
(だって、放課後待ってたら男君と一緒に帰れるんだもん)バシバシ!!

男「幼っ尻尾!しっぽ!いたいって!?」

このままだと耳だとかわからんから表記ちょっと変えるわ

先生「そういえば、今日は突然だが、転入生がやってくる」

女子1(ネコ耳)「せんせー話がありきたり過ぎまーす」ピコピコ

先生「まーそうメタんなさんなって、作者もいっぱいっぱいなんだって」

幼(キツネ耳)(転入生かーどんな人なんだろーなー)フンフン

男(うわー尻尾フレまくってるよ…もふもふしてーな…)

先生「ああ、そうだ入っていいぞー」

転入生(キツネ耳)「失礼します」

その時!!男がピクリと反応した!!

何とも優雅な造形!!

髪の合間から覗くあの、黄金の輝き!

ピンと伸びたその耳は美しき3角形を描き、

調律されたヴァイオリンのように適度な張りで立っている!!!

挑発的なヒップの後ろから生えているそれは

数学的に複雑な曲線を描き、手前に持ってこられた毛先は

金と銀の繊細な輝きを放っていった…


そんな美しさを体現した女性を前にして男は

席を立ち

机を蹴り飛ばし

高らかに両こぶしを突き上げ

旋風を巻き起こす勢いで土下座し、こういった




男「も ふ ら せ て く だ さ い !!!!!!!」

やべぇ…ss書くのがこんなにしんどいとは思わんかった…



周りの人間は「何言ってんだこいつ」「机、いてぇ!?」「さ、先を越された!?」

と、様々な反応だった。

しかし、ざわつく周りの中、彼女の反応は意外なものだった…

転入生「い、いいです…よ…?」ピコッピコッ

男「ヨッシャァ!」




血がにじむほど力強くガッツポーズをとった男は1分後、
暴徒と化した一般男子生徒によって全身から血をにじませいていた。

転入生「あの…大丈夫なのですか?」シュン

男「ヘルメットがなければ即死だった…」

女子2(犬耳)「あー、こいつのことは気にしなくていいよー」

そういって出てきたのは比較的毛が長い犬耳を携え
ゴールデンレトリーバーを連想させる太く長いしっぽをはやしたクラスメイトだ。
余談だが彼女は全国5億6千万人の犬耳ファンにとってたまらない容姿だが、
今回はキツネ耳SSのため、その魅力は割愛させてもらう。

女子2「こいつ、人一倍獣耳がすきなんだよ。」

女子2「こういうの昔の言葉でなっていうんだっけ…?ケモナー?」

女子2「逆に聞きたいんだけど、どうして断らなかったの?」

転入生「えっと…なんででしょうね?よくわかりません…」

女子2「いや、初対面だし、そんなことはなかろう…イヤ、アルノカ?」

犬耳の彼女が困った顔してわんわんわわーんと悩んでいる横で、
幼は先ほどまでのやり取りを、目を丸くし、半ば放心状態で見ていた

転入生はそんな放心している幼に近づき、

「わたし、負けませんから」と本人にしか聞こえない声で囁いた

授業中

幼(さっきの、言葉…なんだったんだろう…)

先生「では男…はまた保健室か、んじゃぁハチ、おまえ読んでみろ」

ハチ「はい、"所在なさげに揺れる艶めかしい尻尾と浮き沈みの激しい
  君の心は僕の心と共振し…"」

先生「その時の主人公の心境は?」

その時ドアが勢いよく開いた。

男「"やっべぇ、しっぽをモフモフしたい!!!"ですね!!!!先生!!!!」

先生「うん、おおむねあってるけど、それはどちらかというとお前の感情だな、男。」

男「はい!!!」

先生「それは尊重してやるからとりあえず、保健室戻れ。シャツの襟まで赤くなってるぞ。」

男「了解です!僕もさすがに出血多量で死んでしまいますからね!」

先生「その通りだ。だが、放課後の掃除はしっかりやってもらうからな。」

男「げーまじかよ…」

男はとても嫌そうな顔のまま保健室に向かった。

女子1「ねー、なんでタヌキ耳の官能小説を国語の時間に朗読させられてるんだろうね?」

幼「えっ!!?え、えーと…わかんないっ」

突然のフリと、初めて知った事実で戸惑ったあと幼はそういった

男子生徒「ほかに突っ込むところがあるだろ…」





放課後

男「はぁ、掃除めんどくさいなぁ…」

友(犬耳好き)「まぁ、元気出せよ!手伝ってやっからさ」

男「おー!助かるわ!!んじゃっ!!」

友「まてまてまて」

男「俺けが人だよ!?出血多量で安静にしてなきゃいけないんだぜぇ!?」

男「だからこれから、家に帰ってお気に入りの狐っ子フォルダーの画像で…ゲフンゲフン」

友「おめーさっき体育の時間に"体を鍛えるならやっぱり片手逆立ちだよな(キリッ"
  とか言いながら、もう片手にカメラ持ちながらローアングルで尻尾とりまくってたじゃねーかよ!!?
  しかも安静にする気、ねーじゃん!?お前!?」

男「わりーわりー、いわゆるウズベキスタン・ジョークだよ」

友「どこだよ!?ウズベキスンタン!?…はぁ、ちょっと心配してたけどこの調子じゃ大丈夫だな」

友「そもそも前からいきなり机も飛んできたし、この教室散らかってる原因の8割はお前だからな…」

男「でもそんなこと言いながら…?」

友「…手伝うよ。暇だし。」

男「マヂ トモチャン ツンデレ !!」

友「うっせぇ!!おれは男だ!!!!」


教室で男♂同士のほほえましい(?)会話が繰り広げられる一方、廊下では…

転入生「…」

幼「…」






幼(気まずい…)シュン

幼(いつものように廊下で待とうとしたらなんかいるし、ど、どうしよう…)パタパタ…

幼(いろいろ、聞きたいことあるけど…き、聞きづらい…)ヒュッヒュッ

幼(なんか、美人過ぎてちょっと近寄りがたい雰囲気持ってるし…)パタパタ…シュン

幼(周りとか花びら舞ってるし…って本物!?」ピーン

転入生「残像よ」

幼「え!?」

転入生「フフ、冗談です。で、私に聞きたいことって何でしょうか?」

幼「!?なんでわかるの!?」

転入生「あら、まさか本当にそうだったんですね。
えーっと…私にこたえられる範囲でよかったらぜひ聞かせてほしいです」フリフリ

幼(あれ?しっぽが振れてる)
 「え、えーっと…私に負けないって言ってたけど、どういうことなのかなーっておもって」

転入生「それは、私が男さんのことが好きだからです。同じ人が好きっていうライバルにはそういっちゃいますよ。」

幼「えぇ!!??なんで!!??」

転入生「それはですね…」ブンッブンッ

そのまま大事に抱えてスキップで実家に持って帰りたくなるような顔をして彼女は尻尾を振った。




ほわんほわん←回想てきなあれ


電車内

ガタンゴトン
転入生「ひうっ!?」ビクン

彼女の夏の暑さすら感じさせないような透き通った金色の尻尾を撫でまわすは典型的な中年男性。ワルイヤツ!!!
"グヘヘ"というような声を出さんばかりの醜い顔をしながら、次第にその手は毛先から根本へと移ってゆく。
恐怖で震える彼女に矮小な優越感を感じながら彼女のだれにも触られたことのないような場所へと手を伸ばそうとした

その時

男「おい、おっさん」

そこには、般若のお面に青筋を3ケタほど足しても足りないほど恐ろしい顔をした男の姿があった。

あんたどっかのssまとめサイトで狐耳のssにコメントしてなかったか?wwwww

まあ、気のせいだとは思うが完結まで頑張れ乙

男「尻尾をモフモフしたい気持ちは、まぁわかる。」

男は腕をつかんだ痴漢に向かって言葉を投げた

男「痴漢がいても普段ならまぁ、ここまでしない。」

男「正直、俺以外の人は大体そういう感じなんだろうな」

男「だがな…一つだけ許せないことがある…」

痴漢の腕から骨のきしむ音がした。



男「それは…」


男「尻尾の撫で方がまるでなってねぇ!!!」

男「まず、いきなり触るとはどういうことだよ!!!!!
  ただでさえ感覚器官なんだからびっくりするだろうが!!!!」

男「わざといきなり触っておどろかすのも一興かもしれんが、
  それはもっとお互いを知ってこそだろ!!!!初対面なめんな!!!!!」

男「ふつう最初に触るときはな!?どんなに衝動的でも周りのもの全部蹴っ飛ばして更地にして
  上から下までダイナミックな五体投地かましてお願いしてから触るもんなんだよ!?」

男「触り方も最低だ!!!テメェの脳みそに技術という言葉はねぇのか!?
  毛並と逆方向に触っておしまいたぁまさに反吐がでるね!?」

男「毛並は!!!!揃えろ!!!!整えろ!!!!!
  そのバーコードみたいな髪にはサラダ油でもつけとけ!!!」

男「最後に!!!その目ん玉は節穴か?この童貞野郎?
  一回眼球を洗剤でGOSHI☆GOSHI洗っとけ!!!!」

男「お前にっ!!!!!キツネ耳はっ!!!!!!みえねぇのかーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!
  ふともも、しっぽ、ケツって、てめぇは盛りのついた猿か!!??くそ野郎が!!!!」







転入生「…といった感じで男さんは痴漢を止まった駅に引きづりおろした後、
    騒ぎを聞きつけた駅員さんに引き渡してくださったんです。」

幼「うわぁ…」

幼「その話だと感謝こそすれ、そこまで好意にには結びつかないんじゃないかなぁ?」

転入生「はい、その時はただ感謝だけで、言葉もまぁ…あれですし。
    そこまで、好きって感じじゃなかったです…」

幼「えっと…じゃぁ…」

転入生「ですがその後、事情を駅員さんや警察の人と話しているとき、
    ずっと付きっ切りで介抱してくださったんです。」

転入生「何故か持ってらっしゃったトリミングのフルセットで傷んだ尻尾の毛や髪やこの耳なんかも
    丁寧に綺麗にしてもらって…」

転入生「特に耳掃除は夢心地でしたわ」

幼「なにそれらやましい」

>>20
皆のひまつぶしの8?

それ、俺だわ

友「…」

友「…とか言ってるけど、身に覚えは?」

男「ないな。俺、そんなに口悪くないぜ?」

友「トリミング用具は?」

男「当然、フルセット持ち歩いているに決まってんだろ?
  この前、駅前で女の子一人手入れしたぜ」ドヤァ

友「それだろ。」

男「」

友「…お前のそういうところ、おれ、嫌いじゃないぜ。」








男「そうかぁ…あの子、俺のこと好きなのかぁ…」

幼宅

幼(…どうすればいいんだろう)ヒューン

<オーイ

幼(私より、魅力のある転入生ちゃんが)ブーンブーン

<幼、チョットオチツイテクレ…

幼(男のことが好きだなんて…)ヒュンヒュン

<トリミングデキナイ…

幼(…私も好きなのに…)ヒュンバシッ!ヒュンバシッ!

<イタイ、イタイ

幼(もやもやするっ!)バシバシ!!

男「ちょっ、ストップストップ!!」

幼「え?」バシバシ!

男「トリミングできないって!最高だけど!!」

幼「あ、ごめん!!」

男「いいって、気にスンナ。サイコウダカラ…それよりどうした?なんかあったか?」ナオシナオシ

幼「ううん、なんでもないの…」シッポサッサブワー

男「そうか?」ドウグトリカエー

幼「うん、そうだよ。」カミ,サラー

男・幼「…」ミミソージ

男「…」ドウグトリカエー

幼「ねぇ」ピコピコ

男「なんだ?」サッサ

幼「私のこと好き?」フーリフーリ

男「おーう、好きだぞー」ブワー

幼(むっ)ビーン

男「ん?どうした?」シュッバッ

幼「好きってどの位よ?」シュビドゥバ

男「うーん、そうだなぁ…」ガンダーム

幼「ゎああぁたしとえええぇぇぇっち、したいくらい?」

男「!?」ガタガタゴガタ!!

幼「男!?」

男「」チーン

<タッタイヘン、男ノオカーサン!?
<男ガ

・ ・ ・ ・ ・ ・

・ ・ ・ ・

・ ・



男「という感じで母親呼ばれたりで大変だった。」

友「それが2日ぶりに会う朝の挨拶かよ。」

男「まぁ、俺の心はないーぶなのさ親友よ。」

友「そこそこ、お前は頑丈だと思うけどな、二股クズ野郎さんよ。」


男子生徒(そこそこ…だと?)


友「まぁ、言わんとしてることはわかったが、実際問題、
  男2人だとこれ以上話が進まんしな助っ人でもよぶか。」

男「当てはあるのか?」

友「あるっちゃある。」

男「どんな人?」

友「友達の彼女の親戚の友達。会うのは初めて。」

男「わーお、他人。」

友「一応、話は通ってるみたいだし、行ってみよーぜ」

男「そおすっか」

<キツネミミダトイイナー

<オマエソレバッカダナ

<バッカ、キツネミミハジャスティス…

<ハイハイ

男子高校生(おれが…ボッチだと?)

支援








先輩(タヌキ耳)「掛けちゃえば?二股。」ポンポコ

友「身もふたもねぇ!?」

男「その発想はなかった!」

友「なるほどって顔してんじゃねぇよ!?…って先輩、なぜそうなるんですか?」

先輩「いやー彼はいろいろ話に聞いているからねぇ…」ポンポコ

男「話、ですか?」

先輩「巷で噂の、辻トリーミング師(狐耳限定)って君のことでしょ?」リンッ!

友「おまえ、そんなことやってたの!?」

男「昔の…話ですよ…」フッ

友「いや、つい最近駅前でやってやったぜって言ってたじゃん!?
  しかも、ほとんどそのことで現在進行形で問題進行中だよ!?」

先輩「しかも、深刻、甚大で被害拡大中だよ、友君。
   僕も先日ビラを配ったところだよ」

男「罪な…男ですね」

友「まったくだな。っていうかこいつ、訴えられないですか?」

先輩「それがかなり特殊な感じでねぇ…
   本人からの被害届が0らしいんだ…」

友「え、それってどういうことなんですかね?」

先輩「被害にあわれた女性の彼氏さんとか夫の人から声が上がっているんですよ。
   "ニコニコナデポでNTR!?"とかなんとか」

友「なにいってるのかちょっとよくわからないです。」

先輩「僕もだ。続けるよ?しかも女性自身がDVを受けていたり、
   ストレスで肌が荒れていたりするところに突然やってきて。」カチカチヤーマ

先輩「平均20分前後のトリミングやマッサージをして
   なんかつやつやになるらしい。」

先輩「こう、被害が被害らしくないのに、狐耳属って義務化施行初期からでしょ?
   結構母数が多いし、大体30代以降の"声の大きい人たち"からいろいろうるさくてさ。」ポンポコ

先輩「仕方ないから、一応警告のビラを作ったという訳さ」リンッ

友「ナデポ、まぢぱねぇ」

男「それって"ナデポ注意!! 上質なリラクゼーションが貴女を狙ってます!!"とか書いてるの?」

友「お前は自重しねぇな。」

>>26
支援thxです遅筆すまぬ

友「というかそれが何の関係があるんですか?」

先輩「つまり、2人を人柱に立てて…」ポンポコ

男「俺を自重させる!!」リンッ!

先輩「その通りだ!!」リンッ!

友「分かってんならお前はいい加減、自重しろよ!!」

先輩「というかこの国は重婚はありじゃないか、何をいまさら」ポンポコ

友「それってあれですよね?当時の首相が"やっぱりキツネ耳としっぽに囲まれないと寝れない"
  とかほざきながら作ったクソ法律ですよね。それで奥さんにも逃げられて、晩年も一人だったらしいですけど。」

男「ああ、俺もあの人の葬式を中継で見て"なんて悲しき漢の生き様なんだろう"と幼いころに誓ったもんだ。」

友「ブレねぇなーお前。」

先輩「聞くところによると、告白とかもまだのなぁなぁじゃあないか。
   取り合えず本人らに聞くというのが一番てってりばやいんじゃあないか?」ポンポコ

友「確かに手っ取り早いですけど、もう男の発想ですよねそれ。」

先輩「建て前を取っ払ったら女もこんなもんだろう」ポンポコ

先輩「それに倫理的にアウトな話だったら
   学生の彼女がいてそれを小説のネタにして授業に使ってる君のところの先生も大概だと思うぞ」ポン

男「うへぇ…知りたくなかった教師の性癖…」

友「だなぁ…あれ、タヌキ耳…」

先輩「さて!!!!そろそろ私は愛すべき彼氏様の元へと向かうが、君たちも夜遅くならないうちに帰るんだぞー
   でないとちたまでうわさの、辻トリーミング師(男限定)が君たちの元へやってくるかもしれないぞー」

男・友「お疲れ様でしたー」












友「…世の中には知らなくていいこともある」

男「だな。」

男「あれ、先輩からメール来てるわ」

友「なんてー」

男「"面白そうだから事後報告よろー"だってさ」

友「…あれ、お前メアド渡してたっけ?」

授業中

先生「いいかーお前ら、幾ら耳やしっぽが可愛いからってあんまりモフリすぎんなよ?」

男「なぜですか、先生!?」

友「…」

先生「良い質問だな!!男よ!!耳垢かっぽじってよく聞いとけ!!」

先生「あの感情のによって常に躍動を続ける見事な耳!!」

先生「そしてふわりと佇む、そのすべらしく丸い、えr…生えたしっぽ!!」

友「oh...」

先生「洗わないなど、論外だし、ただ雑に洗った尻尾は実に無残だ!!!」

幼(シッポはちゃんと洗えてるよね…うん、たぶん大丈夫!!)パタパタ

先生「それを見ることが大好きな私としても許せないし、学校の一員として世間の批判に関わる!!」

女子1(ぶっちゃけ、これは軽いセクハラだと思うんだがニャー)

先生「モフルのはいい!!!私だって(彼女と)いつでもモフリたいし、それはコミュニケーションの一環である!!!」

転入生(男君、真剣に聞いている…あ、一瞬苦虫をつぶしたような顔になった。)

先生「汚れた手など論外だ!!!」

友「yes,ロリコン.no,タッチ」ボソッ

先生「自分が汚れていると思うなら来世からやり直せ!!!」

先生「モフルのであれば、手を洗い、敬意を払い
   "私じゃなくて耳としっぽしか愛してくれていないのね"なんて言うことにならないようにするんだぞ!!!
   後で挽回がとても大変だぞ!!!」

友「それも先生の実体験ですか?」

女子2(友君が盗んだバイクで走りだしそうな目をしてる…)クゥーン

先生「はっはっは!!その通りだ!!!友よ!!!!
   ご褒美に教室1フロア分の清掃活動だ!!」

男「無茶しやがってっ…」

男子学生「友は犠牲になったのだ、俺たちのな…」

女子1「だにゃー」チリーン

女子2(友君大丈夫かな??後でお手伝いしてあげよーっと)フンフン







先生「さて、授業も終わったし、帰りのHRを始めるが、
   なにか連絡事項はあるかー」

男「はい、僕から一点。」

先生「なんだー」






男「僕は幼さん、転入生さんを愛しています
  幼さん、転入生さん、結婚してください」


幼「」

転入生「」




先生「」

友「」

女子1「」

女子2「」

男子生徒「」



クラスのみんな「」

友「ちょ、お前、しょ、正気か?」

男「ああ本気だ、自分と相手の親にも報告はしているし、婚約・結婚指輪も用意してある。」

友「」

男「ウェディングプランナーを雇っていて、実はこっそり採寸は済ませてもらってる。
  あとはこの書類に判子を押して役所に提出、式場に足を運んでもらうだけなんだが…」


幼「」

転入生「」


男「どう…かな?」いけめんすまーいる

幼「」キュン

転入生「」キュン


幼・転入生「こちらこそ、よろしくお願いします!!!」

女子1「」

女子2「」

男子生徒「」





先生「ちょっ、ちょっとまて…お前ら将来のこととかはちゃんと考えているのか!?
   俺はまじめな先生ではないが、さすがにそれはどうかと思うぞ!?」

男「はい、先生、僕もそう思ったので一応貯蓄額として、1人2億円、
  合わせて6億、用意してあります、これでなんとか嫁さん2人を養えると思います。」アレ、ドルダッタカナ?

先生「」




男子生徒「そ、そんな額をどうやって稼いだっていうんだ…」

男「ああ、トリーミングが得意だったろ?だからそのノウハウと製品を作って全世界に展開したんだ。
  まぁ、そのためにとりあえず経済学でMIT、後は寄生虫生物学、遺伝子物理学、材料工学でそれぞれMasterの学位を取ったよ。
  ちなみにその時の論文が"非遺伝生物による感染症および寄生虫への免疫"とかかな?
  "エキノコックス症の完全な撲滅"なんかうまいこと言ってサイエンス誌に乗っけてもらえたわ。」

男子生徒「」


男「まぁ、という訳で今から嫁さん2人と式の準備行ってくるわ!!
  招待状はご家族にはすでに渡してあるから今日確認してくれ。」

幼「」

転入生「」

女子1「」

女子2「」イイナー

クラスのみんな「」


男「それじゃぁ、いこうか」

幼「あ、はいっ!」

転入生「い、今行きます!」

結婚式後

男「これで、よかったのかなぁ」

幼「私はうれしかったよ。まさかここまでされるとは思わなかったけど。」フンフン

転入生「ライバルーとか言ってみてたけど、蓋を開けてみたらこんなことになるとはね。
    これからは男君もだけど、苦楽を共にするパートナーって事になるのかな?2人ともよろしくね」パタパタ..ブゥン!


男「まかせろ!!…といいたいところだが今夜は結婚初夜だ!!!
  苦楽といわず、享楽を共にすパートナーになろうか!!!」グヘッヘー

幼・転入生「きゃー//////////////」フォンッフォン!!!


おわり

こんな感じで一応終わりとしましたがいかがだったでしょうか?
っというかSSって書くの大変なんですね、はじめて知りました。

なんかぱぱーっと30分ぐらいでできるかなーとか思ってたんで
眠いっす!!!
ついでに初夜編も書こうと思ったんですが…見たい?
いるかいないか分からないレス20件以上あったら考えます。
とりあえず今から寝ます。

最後に
遅筆、すこぶる短いSSですが見てくださった方にはほんとに感謝です。
ありがとうごじあました!!!!


まとめにのりたいなー

SS書いてるとテンション上がってくるよね、わかるよ



でもくっせぇから続きは書くな

>>41が新しくスレ立てして、キツネ耳SSを書いてくれるんですねわかります!!!

続きは書くな…"おれが本物のSSってやつを見せてやるから(キリッ"てきな!?あざっす!!
やっぱり、狐っ子は世界を救うらしい…ちょっと論文書いてくるわ!!

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