アルミン「なんか困っちゃってんならウェルカム!」(24)

エレン「大変だアルミン!」

アルミン「どうしたの?」

エレン「俺の!俺の歯ブラシが消えた!」

ライナー「ステルスだ!」

ベルトルト「まさかス○ークがここまで!?」

アルミン「落ち着いて。ス○ークがこんなちんけな所にくるはずないだろ」

マルコ「そこなのか!?」

エレン「じゃあ誰だ!サ○か!リキ○ドか!」

アルミン「誰もエレンの歯ブラシなんていらないから。その辺りにあるんじゃない?」

ライナー「いや!この辺りは探したんだ!」

エレン「どこにいったんだ!」

アルミン「まぁ、適当に探しなよ。僕は歯磨きにいってくる」ノソノソ バタン

エレン「歯ブラシくん~出ておいで~怒らないからさー」ゴソゴソ

マルコ「あれ、僕のもない」

ベルトルト「ありゃ、僕もだよ」カチャ

アルミン「朝から騒がしいな…もう…ん?」

アルミン「僕の歯ブラシってこんなだったっけ…」カチャ

アルミン「……」

ライナー「おーいアルミン」タタタ

アルミン「あ、ライナー。エレンの歯ブラシ見つかった?」

ライナー「まだだ。先に磨いておこうと思ってな」

アルミン「ああ…そう」

ライナー「」カチャ

アルミン「!」

ライナー「」ゴシゴシ

アルミン「…」

ライナー「む?歯磨きしないのか?」ゴシゴシ

アルミン「ごめん、ちょっと急用」タタタ

ライナー「?」

アルミン「」ドバン!!

エレン「うわ!」

ベルトルト「どうしたの!?」

アルミン「…」ズカズカ

マルコ「アルミン?」

アルミン「」ゴソゴソ

エレン「おい、そこライナーの荷物だぞ」

アルミン「……」ガチャ

エレン「ん、何だそれ」

マルコ「歯ブラシがいっぱい…」

ベルトルト「あ!これは僕のだよ!」

エレン「え!」

ベルトルト「このラメ入り歯ブラシ…間違いない!」

エレン「俺のもあるじゃねえか!これはマルコのだし!」

マルコ「本当だ…どうしてライナーが…」

アルミン「…僕のケースに入っていたのはライナーのか…」

エレン「え?」

ライナー「」ガチャッ

「!」

ライナー「む?何を集まって…」

アルミン「…」ギロッ

ライナー「…」

ライナー「」ボロボロ

アルミン「ライナーはみんなの歯ブラシを売りさばこうとして盗んだ…そうだね」

ライナー「はい…」ボロボロ

アルミン「でも僕のは使ったと」

ライナー「はい…」ボロボロ

アルミン「そして僕がライナーの歯ブラシを使う事によってオーガニック的ななにかを感じたかったということでいいんだね?」

ライナー「はい…」ボロボロ

アルミン「」バン

ライナー「」ビクッ

マルコ「教官の所へ連れていこうか」

エレン「そうだな」

キース「なるほど。兵士としてあるまじき行為だな」

アルミン「人間としてもあるまじき行為ですが」

エレン「許されんのはオランウータンぐらいだな」

マルコ「ブラウータン」

ベルトルト「うまいと思った?」

キース「わかった。ブラウータンには厳正な処罰を下しておこう」

アルミン「乗っからないでください」

エレン「じゃあ、これで失礼します」

キース「…!」

キース「待て」

アルミン「?」

アルミン「問題?」

キース「うむ。実は訓練兵団の中では問題が常に起こっている。例えるなら、の○太がお母さんに怒られるぐらい頻繁に発生しているのだ」

アルミン「それは大変ですね」

キース「そこで貴様らに問題を起こされる前に相談を聞き、対処する相談所をやってもらいたい」

アルミン「嫌です」

キース「給料UPするかもしれん」

アルミン「やります」

エレン「おい」

相談所

エレン「っと、いうわけで」

アルミン「相談所開設しました」パンパカパ-ン

エレン「…メンバーは俺達だけか?」

アルミン「そうだよ、頑張ろうね。給料UPのために」

エレン「はぁ…」

ジャララ

アルミン「お、相談者か」

ミカサ「エレン、アルミン」

エレン「ミカサ!」

アルミン「やあミカサ」

ミカサ「相談所を初めたときいて…差し入れを持ってきた」ポス

エレン「おお」

アルミン「ありがとう、恩に着るよ」

エレン「なんだろ」ゴソゴソ

アルミン「茶色?」

ミカサ「将棋という。人が来るまで暇だと思うから」

エレン「お、おお」

アルミン(食べ物だと思った)

ミカサ「では」スタスタ

エレン「ありがとな」

エレン「どうやるんだ」

アルミン「…」


アニ「へぇ、相談所か」

ミカサ「エレンとアルミンが対応する。完璧」

アニ「ふーん…」

相談所前

アニ「…」

アニ「…」ウロウロ

アニ「…」ム-

クリスタ「あ、アニじゃない?」

ユミル「何やってんだあいつ」

クリスタ「なーにやってんの!」ポン

アニ「きゃっ!」ビクッ

ユミル「驚きすぎだ」

アニ「…なんか用?」

クリスタ「様子がおかしかったから」

アニ「ああ…」

ユミル「そういや、このテントはなんだ?」

アニ「相談所らしいよ」

クリスタ「へぇ!一回入ってみようよ!」

ユミル「失礼するぞー」ガサ

アルミン「…」ムムム

エレン「…」ムムム

クリスタ「あ、エレンとアルミンじゃない」

アニ「この二人がやっているんだってさ」

ユミル「おい、お前ら」

エレン「2 6 金」パチッ

アルミン「飛車でもらうよ」パチッ

エレン「あ!」

アニ「…」

クリスタ「気づいてないね」

ユミル「…」ガッシャ-ン

エレン「え!?」

アルミン「将棋板が!」

エレン「なにしてんだ…って、お前らいたのか」

アルミン「なにしにきたの?」

ユミル「なにしにきたの?じゃねえよ…相談所だろうが」ギリギリ

アルミン「あ、はい。すみません」

エレン「で…相談というのは?」

ユミル「…」

クリスタ「…」

アニ「…」

アルミン「無いじゃないか!」

ユミル「まあまあ。その書類みたいなのみせろよ」サッ

アルミン「じゃあ僕達は将棋を…」

クリスタ「それはダメ!」

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