パァン「芋...ばいばい」芋「もうすぐボクの番?」 (87)

前作:モノクマ「その欲望、解放しろ!!」【安価SS】
モノクマ「その欲望、解放しろ!!」【安価SS】 - SSまとめ速報
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進撃の巨人のSSです

この物語にはありえない事がバンバン起きます

食料が喋ったり食料が歩いたり食料が冒険します

トイ・ストーリーとは一切関係ありませんのであしからず

寝落ち等が多々あるかもしれませんです





芋「ボクはただの芋、名前なんて当然ない」

芋「こんな薄暗い食料庫なんかに閉じ込められてもう耐えられない」

芋「ボクは外の世界が見たいんだ、この食料庫の外を...!!」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1377273700

芋「ボク達食料は人に見つからなければ手足が生えて動けるようになるんだ」

芋「でもここのほとんどの食料達は外に出ることを諦めている...肉なんて絶望的だ」

肉「おう、俺は肉...見てくれよ、俺達ァずっと吊られっぱなしで動こうにも動けねぇ...」

肉「だから俺達肉は全肉外に出る事なんて諦めてるんだ」

肉「それに俺達は外に出たところで腐って終わりさ」

肉「なら美味しく食べてもらったほうが幸せさ」フッ

芋「...肉は加工された時から運命が決まっていたんだよ」

芋「そしてパァン...」

パァン「やぁ!私はパン!皆からはパァンって呼ばれてるんだ!!」

パァン「私達パンも外に出たってカビて終わり!!」

パァン「でもね、私達パンを美味しい美味しいって食べてくれる女の子がいるの」

パァン「食料としてそれ以上の幸せなんてないわ...」

芋「...やっぱりボクは異端なのかな」

芋「でも夢ぐらい見たっていいじゃないか」

芋「外の世界、ここから出てみたい」

芋「ただそれだけなのに」

芋「食料庫は1日三回しか開かない」

芋「まぁ、時々女の子が忍び込んで食料を食べちゃったりもするんだけど」

芋「あの時は絶対に出れないよ、あの目つき...それだけで芽が生えそうになるよ」

芋「いずれは食べられる、そんなこと分かってる」

芋「朝食とかの素材に選ばれれば外には出れる...」

芋「だけど、すぐ食べられて落ち着いて外の景色なんて見れないよ」

芋「だからボクは今夜、出る決意をした」

___________________________________________________

芋「...夜、そろそろ扉が開く」

芋「どうせ死ぬ、なら挑戦した方がマシだ」

芋「...きた!」

ゴゴゴゴ...

料理担当A「うーん...今日も晩飯はやっぱりパァンとスープだな!!」

料理担当B「だな、ていうかそれぐらいしか思いつかねーよ」ハハハ

芋「二人とも談笑している...この隙にッ!!」ダダッ

料理担当A「さて...そろそろ行くか...ん?」

料理担当B「どうしたA?」

料理担当A「ほら、芋落ちてたぜ」

料理担当B「おっ!マジか!じゃあ後で蒸かして食おうぜ!!」

料理担当A「へへ、そうだな!!」

芋(お、終わった...)

厨房_

料理担当A「いつも思うんだけどよー、たまには別の料理作りてーよなー」カチャカチャ

料理担当B「そうだな...巨人さえ駆逐されれば新しい食材に巡り会えるだろうけど...」カチャカチャ

芋(こいつらに見つかったのは不運だったが一応外には出れた...)

芋(ボクは最後の様だし、隙を見つけて逃げれさえすれば)

芋(...外、か)

芋(夜の空や建物の明かり、それとボク達食料を糧とする人間達)

芋(別に恨んでいるわけじゃない)

芋(弱い者が食われ、強い者が食べる)

芋(それはこの世界の当たり前な出来事なのだから)

芋(...ていうかこいつら料理している間は物凄い隙だらけだ...)

芋(そーっと、そーっと...)ソロソロ

サシャ「あっ!!芋発見です!」

芋(!!)ヤバイ

サシャ「うっほぉおおお!!いただきぃいいい!!」ガシッ

料理担当A「来やがったか飢えた魔物め!」

料理担当B「今回こそ逃さん!!」シャキン

サシャ「ちょっと!包丁は危ないですよ!」

芋(とか言いつつなんて速さで逃げるんだ...!)

サシャ「芋、あなたは私が蒸かしてあげますからね!」ジュルリ

芋(こ、怖い!)ゾクッ

芋(食べられる事に恐怖感を抱くなんて初めてだよ!)

料理担当A「はぁ...また逃げられちまったか」

料理担当B「俺達もまだまだだな、更に修行しなければ...」

外_

芋(外...そうか、厨房は今使えない)

芋(だから今日は自室に持って帰ろうってことか...)

芋(だがそれこそ終わりだ、どうにかして...そうだ!!)

芋「...肉」ボソッ

サシャ「肉ッ!?」ポイッ

芋(痛っ...でもボクを落としてくれた!)

芋(やはり肉は食料の中でも最高の食料だしね)

芋(ボクなんかと比べれば肉の方が...おっと)

芋(さっさと隠れよっと)ササッ

サシャ「肉ゥ...肉ゥゥウウウウゥワアアアアア!!」ガァーッ

芋(あ、あれが人間...)ガクブル

サシャ「肉なんてないじゃないですか!!」

サシャ「あれ!?芋は!?」

サシャ「おーい!!芋ー!!」

芋(人間怖い人間怖い人間怖い)ガタガタ

サシャ「うぅ...仕方ないですね、今度は食料庫に行きましょう...」トボトボ

芋(た、助かったぁあああ!!)

芋(これで自由だぁあああああああああ!!)

芋「ふぅ、人間ってあんな恐ろしい生き物だったんだ..」

芋「それにしても星って綺麗だな...たくさん輝いてるよ」

芋「...ついに願いが叶ったんだ」

芋「外は食料庫みたいに保存に適してないんだね」

芋「もってもうすぐってとこかな...」

芋「それでも外は見れた、願いが叶ったんだ...案外簡単だったね」

芋「...いい芋生だった....」フゥ

芋「たいした思い出もないけど」

芋「食料庫で過ごした日々は充実してはいた...」

芋「パァンってば自分の体でゴキブ...虫を潰すんだもん、あれはビックリしたなぁ」

芋「いや、その後さっきの人間が食料庫に入ってきてそのパァンをパクパク食ってたの方がビックリした...」

芋「やっぱり人間って怖い」

芋「肉は...ずっと吊られてたしたいした思い出もないか」

芋「あっ、流れ星だ」

芋「たしかお願いをするんだったね」

芋「...出来ればだけど、もっと外の世界を見て回りたかったなぁ」

芋「なんだか...意識が無くなって...く...」

芋「...」シーン

 オ、オイ!ダレカタオレテルゾ!!
 チリョウシツニツレテイクンダ!!
 エレン、ソッチモッテ!

芋(...誰)

芋(天からのお迎え?ははは、それはいいね)

芋(ボク達食料の天国なんてどんなんだろうなぁ...)

芋(...楽しみだ)

_______________________________________________


治療室_

芋「...」パチッ

芋「ここは...何処だ?」ムクッ

???「あ!起きたよ!」

芋「ヒッ!!に、人間!」

???「ど、どうした?大丈夫か?」

芋「え、あ...うん、ここは一体?」

???「...ここは治療室、エレンがあなたを運んでくれたの」

芋「エレン...?」

エレン「俺がエレン、エレン・イェーガーだ」

アルミン「ボクはアルミン・アルレルト、よろしくね」

ミカサ「...ミカサ・アッカーマン、エレンに手を出したら削ぐ」

エレン「ミカサの言っている事は気にすんな、お前の名前は?」

芋「え、ボクは芋だけど...」

エレン「イモ?変わった名前だなぁ」

アルミン「それがキミの名前なの?」

芋「あ、いや...違うんだけど、そうなんだ」

ミカサ「...どういうこと?」

芋「ボクには名前は無いんだけど、芋だって事はわかるんだ...」

アルミン「...要するに名前は無いんだね?イモっていうのは何かわからないけど」

ミカサ「名前が無い...家族は?」

芋「家族...兄弟達は、食われたんだ」

エレン「!!」

芋「ボクはそれを見ているだけで何も出来なかった」

芋「でもしょうがなかったんだ、強い者には食べられる、それがボク達の運命なんだ」

アルミン(...巨人の恐怖を、受け入れている)

アルミン(それは食べられると諦めた上で受け入れている)

アルミン(相当心に深い傷を負ったのだろう)


芋「ボク達食料は抗う事なんて出来ないのさ」

エレン「馬鹿野郎!」

芋「え?」

エレン「運命だ何だか知らねぇが諦めるな!!」

エレン「人類は巨人に打ち勝つ!それを諦めるな!!」

エレン「目の前で巨人に家族を食われた辛さはわかる!!」

エレン「だけど...だけどよぉ!!」

芋「ちょ、ちょっと待って」

芋「ボクの兄弟達は全員人間に食われたんだけど...」

エレン「えっ」

芋「えっ」

エレン「...」

芋「...」

アルミン「に、人間が人間を食う...」

アルミン「そんな恐ろしい人間がいるのか...!!」

芋「いやだからボクは食料、芋だって」

アルミン「えっ」

芋(あれ?そういえばボクってこんな体してたっけ?)ペタペタ

ミカサ「...体を触りだしてどうしたの?」

芋「あ、いや...ボクってどんなんだっけって...」サワサワ

芋(...毛?芋に毛なんて生えたっけ?)

アルミン「ん?手鏡使う?」ハイ

芋「あ、どうも」ヒョイ

芋(ボクの手ってこんな人間らしかったっけ...)

芋「ボクはどっからどうみても芋...じゃ...ん?」ジー

芋「...人...間?」

手鏡に写っていたものは人間だった、正確には人間になっていた芋だった

髪は白髪、肌は薄い褐色、目は茶色

芋「...誰コレ」

アルミン「何言ってるの?キミじゃないか」

芋「えっ」

アルミン「えっ」

芋(オーケー状況を整理しよう、ボクは食料庫の外に出た)

芋(そして願いが叶ったすぐ意識が無くなったんだ)

芋(訳がわからない)

芋(...そういえば流れ星が見えたんだっけ)

芋(そして願った...『もっと外の世界を見て回りたい』と)

芋(その結果が人間になるという事なのか?)

アルミン「えーと?キミは人間なんだよね?」

芋「...そうみたいです」

アルミン「どこの人?あんな所で裸で倒れていたからビックリしたよ...」

芋(どこって..食料庫なんだけど)

芋「...どこだっけ、記憶がないんだ」

芋(とりあえずこれでいいだろう)

ミカサ「...記憶喪失?」

アルミン「どうやらそうみたいだね」

エレン「おい、お前って何か夢とかあるのか?」

アルミン(何言ってんだエレン今はそれどころじゃないだろ)

芋「夢...ですか?」

エレン「あぁ、壁の外を見に行きたい...それが俺の夢だ」

芋「...ボクも」

芋「ボクも外の世界を見に行きたいです!!」

エレン「お前もか!!じゃあさ、一緒に調査兵団に行こうぜ!!」

芋「チョーサヘーダン?」

ミカサ「待ってエレン、この人は訓練兵でもない上に名前もわからない」

ミカサ「調査兵団になるにはまず訓練兵にならなきゃ」

エレン「げっ...そうだった、試験はもう終わっちゃったしなぁ...」

ミカサ「...エレン、私が教官に脅(たの)んでこようか?」

エレン「マジか!?ありがとうミカサ!」

ミカサ「エレンが喜んでくれるなら...」

アルミン(教官は犠牲になったのだ...)

芋「で、でも訓練兵って何をするんですか?」

エレン「巨人を倒すための技術を身につけるんだ」

アルミン「そして上位十名は憲兵団に入れて内地で安全に暮らせるんだよ」

アルミン「他にも駐屯兵団やさっき言った調査兵団があるんだ」

アルミン「でも、調査兵団はやっぱり命の危険が多いからね」

アルミン「ほとんどは駐屯兵団に入るんじゃないかな」

エレン「俺は絶対調査兵団に入るんだ」

エレン「壁の外にいる巨人を一匹残らず駆逐して」

エレン「見たこともない世界を自分で見に行きたい!!」

芋「...調査兵団か」

芋「ボク、今まで戦った事なんてないんだ」

芋「でも、外には出たいよ」

芋「だからボクも調査兵団に入りたい!!」

芋(もう人間になっただなんてどうでもいい)

芋(なっちゃったものはしょうがない、なら新しい夢を叶える為に頑張るんだ!!)

ミカサ「...じゃあ教官のところに行ってくる、期待して待ってて」

エレン「おう!!」

アルミン「皆には何て説明しようかな?」

エレン「明日になってからでいいじゃねーか、もう遅いしよ」

アルミン「そうだね、ミカサが帰ってきたら寮に戻ろう」

芋(...更に外の世界、かぁ)

翌朝の食堂_

キース「きょ、今日から貴様等の仲間になる...貴様は何者だ!!」ブルブル

芋「えー...と、芋です!」キリッ

キース「そそそ、そうか!馬鹿みてぇな名前だな!!」ガタガタ

キース「お、お前は何をしに来た!!」ガクガク

芋「調査兵団に入って巨人を駆逐し、外の世界を見たいです!!」

キース「で、では貴様には巨人の餌になってもらおう!!」ガタブル

キース「...というわけで貴様等!!仲良くしてやるんだぞ!!」ガクブル

訓練兵一同「」ポカーン

アルミン(教官、一体あなたは何を目にしたんですか...)

ジャン「おいおい誰だ?エレンみてぇな死に急ぎ野郎が増えたぞ...」

ミカサ「ジャン、あなたは黙ってて」

ジャン「」

エレン「とりあえずさ、さっさと飯食っちまおうぜ」

エレン「訓練が始まっちまうぞ」

芋「うん...ってあれ?」

朝飯「」フカシイモー

芋「」

芋「...ボ、ボクはいらないよ」

芋「水だけでいいよ、お腹すいてないし...」

エレン「でもよ、訓練始まったらすぐ腹減るぞ?」

芋「いや、あの...」

サシャ「いらないんですか?じゃあ私が貰いますね!!」バクッ

芋「ヒィッ!!」ビクッ

エレン「おいサシャ!何勝手に食ってんだよ!!」

サシャ「だっていらないって言いました!!」モグモグ

エレン「だからってお前なぁ!!」

芋「い、いいんだよエレン...」ビクビク

サシャ「ほら、いいって言ってるじゃないですか!!」

エレン「お前を怖がってるんじゃねぇの?」

サシャ「むっ!そんなことないです!!」

サシャ「もういいですエレンなんか!」プンプン

エレン「あっおい待てよ!!」

エレン「なんなんだあいつ...」



ミーナ「サシャお帰り、どうしたのそんなに怒って」

サシャ「なんでもないですよ...」ハァ

サシャ(それにしてもさっきの人、美味しそうな匂いがしましたね)ジュルリ

一旦終わります
続きはまた数時間後に投下していくつもりです

対人格闘訓練_

エレン「おらっ!!」ビュッ

芋「ぎゃあ!!」ドンッ

芋「いたたた...」スリスリ

エレン「大丈夫か?ごめんな、ちょっと本気でやっちまって...」

芋「いや、いいんだ...ボクが弱いせいだよ」

芋「それでもボクは逃げない、負けるとわかってても戦う!!」キッ

エレン「その意気だ!!次は俺が暴漢役をやるぜ!!」

芋「お願いします!!」

_____________________________________

ミカサ「あの子、闘志はすごい感じられる」

ミカサ「でもやっぱり今まで人と戦った事が無いのね、全然エレンに攻撃が当たってない」

アニ「...よそ見してるんじゃないわよ」バッ

ミカサ「別によそ見しているわけじゃない、気になるだけ」ガッ

アニ「はっ、あの新入りにエレンを取られて悔しいっての?」サッ

ミカサ「ううん、あの子については安心してるの」シャシャッ

ミカサ「ただ、エレンと戦うにはもっと強くないと...」ブンッ

ミカサ「今のあの子はアルミンでさえ倒せそうで心配」ガシッ

アニ「あんたがエレン以外を気にかけるなんてね、雨でも降るんじゃないの」ドガッ

_______________________________________

芋「ここだっ!!」ドムッ

エレン「おっ、やったな!初めてで俺に一発当てれるとはな!!」

芋「...全然効いてなさそうなんですが」

エレン「それは筋力の問題だ」

エレン「それはこれから鍛えていけばいい」

芋「はい!!わかりました!!」

立体機動訓練_

芋「立体機動装置、ですか...」

エレン「そうだ、これを扱うにはバランス感覚が大事なんだ」

芋「あっ、あの今朝やった吊られるのはこの為の?」

エレン「お前は難なく平衡を保てたな、才能があるんじゃないか?」

ミカサ「そうね、教官もちょっと驚いてた...」

芋「で、取り敢えず付けてもらいましたけど」

芋「どうやって使うんですか?」

アルミン「かくかくしかじか」

ミカサ「まるまるうまうま」

芋「アンカーを射出し、目標に引っ掛けて...」

芋「ワイヤーを巻き取りその際ガスを噴出させ移動する...ですか?」

エレン「大体そんなところだ」

芋「へぇ、ちょっと難しそうですね」パシュッ

芋「えっちょま」シュルルルルプシャーッ

<ウワァーッ

エレン「うわぁあああああああああああああ!!木に思いっきりぶつかったぞ!!」

ミカサ「早く助けないと!!」タタタ

芋「」チーン

アルミン「し、死んでる...!!」

ミカサ「馬鹿言ってないでさっさと治療室に運んで」

治療室_

芋「ご迷惑をお掛けしました...」ペコリ

エレン「いや、問題ない」

アルミン「それより大丈夫なの?動いても...」

芋「はい、まだ節々は痛みますが動けないほどでもないです」

ミカサ「無理はよくない、今日はもう休んだほうがいい」

芋「...わかりました、また立体機動装置について教えてくださいね」

エレン「おう!じゃあ安静にな!!」

アルミン「もし何か食べたいものがあったら持ってくるよ」

芋(そういえば朝から水しか飲んでない...)

芋(そもそも今までお腹が空くという感情がわからなかったし)

芋(芋で言うと土の栄養を蓄える、みたいな感じなのかな...)

芋(うぅ、でもこの姿で土なんか食べたらダメだよね...)

芋(やっぱり兄弟達を食べるしかないのかな...)

芋「あの...ボク、実は芋とか肉、パァンが...苦手、というか」

芋「山菜などなら食べられそうなんです...」

アルミン「山菜かぁ...」

ミカサ「私が採ってきてあげるわ、朝ご飯楽しみにしててね」

エレン「俺も採ってくるの手伝うぜ!!」

アルミン「その山菜、食べられるかはボクが見てあげるよ」

芋「皆...ありがとう!」

芋(人間って、怖い人たちかと思ったけど)

芋(中にはこんなにも優しい人がいたんだ...)

芋(それに、こんなにも希望に満ちた顔をしてる)

芋(...皆、それぞれの夢を叶えようと頑張ってるんだね)

翌朝_

芋「ふぁっ...よく寝たぁ...」フゥ

芋の起床と同時に治療室のドアが開いた

エレン「おっす!!調子はどうだ?」

芋「はい、とても快調です!」ニコッ

ミカサ「そう、よかった」

ミカサ「朝ご飯持ってきた」ドウゾ

アルミン「山菜スープだよ、ミカサの手料理なんてジャンが聞いたら悔しがるだろうね」

芋「いただきます...」ズズッ

芋「あちっ...けど、美味しいよ!」

ミカサ「ふふ、エレンが探してきた素材だもの」

ミカサ「美味しく作れて当然...」

芋「三人には手を焼かせてばかりだね」

芋「何かお礼とか出来ればいいんだけどな...」シュン

エレン「お礼?じゃあ、いつか俺達と一緒に壁の外を冒険する!!」

エレン「これでいいだろ?」

ミカサ「エレン達と一緒ならどこでも楽しそう」

アルミン「そうだね、ボクも皆で本で読んだ世界を見てみたいよ!!」

芋「じゃあ約束...だね?」

エレン「あぁ、約束だ!!」

ここから少し本編とは違う番外編を書かせてもらいます
更新は例の如く亀なのであしからず


飯食ってきます、書き始めは深夜か明日になるかもしれません

番外編【芋「ボクの名前...かぁ」



アニ「なぁあんた」

芋「はい、ボクですか?」

アニ「あんた意外に誰がいるのよ」

芋「えー、と...何か用ですか?」

アニ「あんた名前、芋って言うの?」

芋「はい、芋です」

アニ「...ホントにそのままでいいの?」

芋「え?」

アニ「そんな名前じゃ何か呼びづらいのよ、呼ぶたびサシャが反応するのも正直鬱陶しい」

芋「す、すいません...」ショボン

アニ「いや、別にあんたが悪いってわけじゃないさ」

アニ「でもさ...呼び名ぐらいちょっと変えてみてもいいと思うのよ」

芋「呼び名、ですか...」

_____________________________________________

ジャン「てーわけで?俺達が呼ばれたってわけかよ?」

アニ「そうだよ、何か文句でもあるのかい?」ギロリ

ジャン「い、いや...別にねぇけどよ...」

ライナー「しかしアニが人の事を気にするとはなぁ」ハハハ

アニ「...どういう意味?」

ベルトルト「アニってさ、何だか他人の事なんてどうでもよさそうな感じがあるんだよ」

ベルトルト「だからちょっと意外だっただけさ」

アニ「私にだってちょっとは他人を思いやる優しさぐらいあんのよ」

エレン「そうだな、俺もちょっとは気にした方がよかったな...」

芋「あ、あの...お気遣いなく...」

アニ「私にここまでさせておいて今更嫌ですなんて言わせないわよ」

サシャ「私は別にそのままでいいと思います!とてもいい名前じゃないですか!!」

アルミン「サシャに子供ができたら変な名前になりそうで心配だよ...!!」

アニ「とりあえずさ、あんたら何か考えておくれよ」

アニ「私も考えたんだけどやっぱりそういうのは苦手でね」


というわけで安価で名前を決めてあげて下さい
五つ下までのでいいなと思った名前にします
ですが、下ネタばっかりなどの場合は自分で考えてみます...

すいません誤字りました
>アニ「あんた意外に誰がいるのよ」
以外が意外になってしまいましたすいません

安価が集まらない...自分で考えろというのか、それともただ見ている人がいないのか不安になってきました...
でも諦めない!!(名前考え中)

カルトッフェルからフェルだなキリッ

アニ「誰かいい名前ないの?」イライラ

アルミン「イモコってのはどうだい?」

アニ「え?イモコ?」

アルミン「うん、東洋には昔、オノノ・イモコという人物がいたらしい」

アルミン「名前も似てるし、いいと思ったんだけど...」

アニ「一文字違うだけじゃないか、アルミンに期待したあたしがバカだったよ...」ハァ

アルミン「」ショボン

アニ「他には?」

エレン「あのよー...」

アニ「はいあんた!!」ビシッ

エレン「俺の名前からとってイェーモー...」

アニ「言いにくいしダサいから却下」

エレン「」ショボボン

ミカサ「エレン、それはさすがに...」

エレン「お前ら...!!」

>>30
あなたが神か

カルトッフェルはググッた所ドイツのポテトパンケーキだそうですね
ありがたい採用させていただきますていうかさせてくださいですね

ミーナ「はい!」

アニ「...言ってみなさい」

ミーナ「家畜以下の雌b」

アニ「くたばれ」

ミーナ「ちょっと何でよ!!」

ライナー「ミーナ...芋は雌じゃなくて雄だ、それに豚より可愛い」

ミーナ「」

アニ「ホモは黙ってな」

ライナー「」

クリスタ「うーん...名前かぁ」

クリスタ(懐かしいわね、私もクリスタ・レンズって名前を考えるのに三日もかかっちゃったわ)

クリスタ「...やっぱり悩むものね」

ユミル「はぁ...心底どうでもいい、名前なんてテキトーでいいだろ」

クリスタ「ユミル!!それどういうこと!?」

クリスタ(..はっ!!私が三日考えた名前をテキトー呼ばわりされたのかと思っちゃった!!)

ユミル「え...あ、なんかゴメン...」シュン

クリスタ「いや、なんでもないの...こちらこそゴメン...」アセアセ

コニー「ん?なんだまだ決まらないのか?じゃあここは俺に任せろ!!」

アニ「...ハゲチビの案なんて期待するだけ無駄だね」

コニー「誰がハゲチビだコラ!!」

コニー「コホン...よーく聞けお前ら!!」

一同「」ゴクリ

コニー「フェルってのはどうだ!!」

一同「」ポカーン

アニ「ど、どういうこと...?あのコニーがまともな名前を...!!」

コニー「へへ、フェルってのはカルトッフェルってゆーポテトパンケーキの名前だ!!」

コニー「毎年よ、寒い時期になるとかーちゃんが作ってくれたんだぜ!!」

サシャ「それは...美味しそうですね!!」ダラダラ

コニー「うわっ!ヨダレ汚ねぇな芋女!!」

芋「え?ボク男だけど...」

ミサカ「芋女はサシャのあだ名なの、訓練兵に志願する日に教官の前にも関わらずふかし芋を食べていたから...」

芋(サシャさんの芋への執着心は一体...ていうか食べ物全般みたいだけど)

コニー「ていうか名前なんてさっさと思いつけよな~、簡単じゃねぇか!!」

クリスタ「簡単...ですって...」バターン

ユミル「クリスタァーッ!!」

オイクリスタガアワフイテルゾ
イッタイドウシタンダ
ケッコンシヨ
オイダレダイマノ

コニー「お?クリスタ何やってんだ?」

アニ「皆、集まってくれてありがとう」

アニ「おかげでこいつの名前が決まったよ」

芋「ステキなお名前ありがとうございます!!」ペコリ

芋(名前表記は『芋』のまんまなんだ...ん?表記って何だ?)

エレン「改めてよろしくな!!いm...フェル!!」

芋「は、はい!」

芋(今絶対芋って言いそうになったよね...まぁ慣れてないだろうしいいけど)

ジャン「まぁ俺は何もしてねーけどな」

ジャン(ずっとミカサとの子供が生まれたら何て名前にするかしか考えてなかったし)

アニ「それじゃあ解散!!」

数日後、クリスタがコニーを師匠と呼び始めるのはまた別のお話...

番外編(その1)...完ッ!!

名前、ホントにありがとうございました
誰かフェルちゃん描いてくれないかなぁ(チラッ
でも現時点でフェル(芋)の容姿が詳しく明記されていないので無理ですね
続いて番外編(その2)です、どうぞ!!



番外編その2【芋「皆で温泉?」】

エレン「温泉だって?」

ミカサ「えぇ、寝ぼけて対人格闘訓練場を掘ってたの」ドロマミレ

ミカサ「そしたらお湯が出てきて目が覚めたわ」

ミカサ「その後、教官にはこっぴどく叱られると思ったんだけど何故か褒められたの」

アルミン(教官...それでも指導者ですか!!どんだけビビってんですか!!)

芋「で、今建ててる建物が...」

ミカサ「どうやら大規模な浴場みたい」

アルミン「浴場か...疲れもすぐとれるお風呂だといいけど...」

エレン「でもよ、ここに浴場作っちまったら訓練はどーすんだ?」

ミカサ「森を伐採して訓練場は作ったって」

ミカサ「建物の材料のうち、その木は森からだと思うの」

エレン「それじゃあ浴場ができるまでは今まで通りか...」

数日後_

芋「こ、これが浴場...!!」

浴場「」ドドーン

エレン「予想以上に大きいな...」

ミカサ「温泉、たくさん出たもの」

アルミン「あ...『ミカサの湯』...?」

ミカサ「教官が名付けたの、私が掘り出したからって」

アルミン(教官...もう何も言うまい)

ジャン「おーい、お前らー」

芋「あ、ジャンさん...どうかしました?」

ジャン「ジャンでいいぞ、何だかむずむずするからな」

ジャン「それはそうと、教官が食堂に集合だとよ」

エレン「教官が...?」

芋「とりあえず行ってみましょう」

食堂_

教官「今日集まってもらったのは他でもない」

教官「ついに浴場『ミカサの湯』の完成だ!!」

教官「浴場の名前の通り、温泉はアッカーマン訓練兵様が掘り出したものである」

教官「貴様等、アッカーマン訓練兵様に心臓を捧げよ!!」

一同「はっ!!」ババッ

教官「では今この時間より浴場を開放する!!」

一同「やったー!!」

芋「ミカサさん、ご苦労様でした」

ミカサ「お礼なんていい、皆が幸せなら私も嬉しい...」

エレン「さっさと入ろーぜ!フェル!!」グイグイ

芋「わっ、わかったからちょっと引っ張らないで...」

アルミン「ほら、ミカサも行こうよ」

ミカサ「そうね、体も泥まみれのままだもの」

男湯脱衣所_

エレン「フェル、お前最近筋肉ついてきたんじゃねーか?」

芋「そうかな?あんまり実感ないや」

アルミン「いいなぁ...ボクなんていくら鍛えてもこうだもん」ヒョローン

ライナー「アルミンは座学でトップなんだからいいんじゃないか?」ムキーン

芋「ライナーさんはすごいですね!!ボク、憧れちゃいます!!」エヘヘ

ライナー(結婚しよ)

ライナー(いやダメだ俺はホモじゃないしそれにクリスタという嫁が)

芋「うわぁ、カチカチだよぉ...」サワサワ

ライナー「」ブッ

コニー「何だぁああ!?ライナーが鼻血を出して気絶したぞ!?」

マルコ「まだ湯も入っていないしのぼせたわけでもないよな...」

芋「ど、どうしようエレン!?ライナーさんが...!!」アワワ

エレン「んー...大丈夫だろ、ライナーだし」

エレン「んなことよりさっさと入ろうぜ!!もう待ちきれねぇよ!!」

アルミン「エレン、それはひどいよ...」

女湯脱衣所_

ミカサ「...」ヌギヌギ

ミカサ「...」ペタペタ

ミカサ「...」ハァ

ミカサ(胸、全然無い...)

ミカサ(腹筋ばっかり発達しちゃって...)ムキムキ

ミカサ(こんな体じゃエレンに振り向いてもらえないかも...)

アニ「どうしたのミカサ...しょんぼりしちゃって」

ミカサ「胸が、無いの...」ジワッ

アニ「あー...しょうがないわよ、そんなの」

アニ「ほら、私も全然無いわよ」

アニ「それに身長も...ちょっと、ね」

ミカサ「慰めてくれてるの...?」

ミカサ「ありがとう...」

アニ「あんたがお礼を言うなんて意外ね、『余計なお世話』とか言いそうなのにね」

ミカサ「フェルはよくお礼を言う」

ミカサ「お礼は大事だと思った」

ミカサ「ので、私は出来るだけお礼は言っていくつもり」

アニ「...そうかい」

ミカサ「うん」

アニ「...」

ミカサ「...」

サシャ「どうしたんですか二人共!!元気がないですね!!」

ミカサ「サシャ...!!」ギリッ

アニ「その無駄に胸についた脂肪、削ぎ落としてやりたい...!!」グヌヌ

サシャ「えー、これですかー?まぁ二人には無いですもんねー...」フーッ

ミカサ「」ブチッ

アニ「」ブチッ

ミカサ「...アニ、さっさとお風呂に行きましょう」

アニ「そうね、サシャも来なさい」

ミカアニ「「そのドヤ顔を出来ないようにしてあげるから」」

サシャ「」スンマセン

そろそろアニメの時間ですので続きはその後か明日です
見ていてくれる少数の方、そして芋の名付け親様...ありがとうございますです

ただいまです、投下していきます


男風呂_

エレン「はぁ~...いい感じの湯加減だな」

アルミン「ははは、エレンってばお爺ちゃんみたいだね」

芋「あ、熱い...」

マルコ「フェル、大丈夫かい?」

芋「うん...大丈夫、だよ」

ジャン「おいおい、無理すんなよ?」

ライナー「おい、ベルトルト」

ベルトルト「何だい?」

ライナー「この壁の向こうにクリスタがいるんだぞ」

ベルトルト「まさか...ライナー?」

ライナー「なぁに...覗きなんてしないさ」

ライナー「妄想だけで十分いける、それに向こうにはミカサとアニもいるしな」

ベルトルト「それにユミルもね、彼女がいる限りクリスタの裸なんて見れるわけがないのさ」

ライナー「そうだな、今はフェルの裸で我慢しよう」ハァハァ

ベルトルト「うわぁ...」

芋「」ゾクリ

芋「何だか寒気がしたけど...気のせいだよね」

コニー「おーいフェル!!どっちが長く潜ってられるか勝負しようぜ!!」

芋「うん、いいよ...」

コニー「よし!!じゃあ行くぞ...3、2、1、ほいっ!!」ザブン

芋「」ザブン

エレン「どっちが勝つかな?」

ジャン「俺はコニーだと思うぜ、フェルは肺活量がなさそうだからな」

エレン「ジャンには聞いてねぇよ」

ジャン「んだとこの死に急ぎ野郎!!」ザパァッ

エレン「うっぷ...!!やめろよお湯が鼻に入っちゃうだろ!!」プンスカ

ジャン「うっせ!!俺が珍しく普通に話しかけてやりゃあ聞いてねぇとは何だ!!」

アルミン「まぁまぁ二人共落ち着いて...」

コニー「うわぁああああああああ!!」

マルコ「ど、どうしたんだコニー!?」

コニー「フェルがふかし芋になっちまった!!」

芋「」プカプカ

アルミン「無理しちゃったんだ!!完全にのぼせている!!」

アルミン「とりあえず風呂からあげるんだ!!」

女風呂_

ミカサ「アニ、お疲れ様」

アニ「あんたもね、まぁこんなところで許してやるか...」

サシャ「」プカプカ

ミーナ「サシャ...自業自得ね」

クリスタ「あはは、見てユミル!!サシャが浮いてるよ!!」

ユミル「そうだなクリスタ、だがその壁に近づいちゃダメだぞ」

クリスタ「なんで?」

ユミル「向こうには男どもがクリスタを狙って覗いてくるかもしれねぇ」

クリスタ「そ、そんなことないよ!!もうユミルったら!!」アセアセ

ユミル「一応警戒はしとかなきゃな、こんな薄い木製の壁なんていつ倒れるかもわからんし」

ミカサ「アニ、背中洗おうか?」

アニ「ん...そうだね、お願いするよ」

ミカサ「私も、いつかは大きくなるかな...」ゴシゴシ

アニ「...そうだといいね」

ミカサ「その為に今からでも揉んでおいたほうがいいのかな」ゴシゴシ

アニ「あ、あんた揉むって何でよ!?」

ミカサ「どうやら胸は刺激を与えると大きくなるらしい、アルミンから聞いた」ゴシゴシ

アニ「ふーん...そういうことかい」

ミカサ「...背中、流すよ」ジャー

アニ「ありがとう、いい力加減だったよ」

ミカサ「アニの胸、揉んであげよっか?」

アニ「」ブフッ

アニ「ななな、何言ってんだあんた!!」

ミカサ「大丈夫、痛くしないから」ワキワキ

アニ「や、やめろ!!何だその手の動き!?」

<フェルガフkシイモニナッチマッタ!!

サシャ「ふかし芋!?」ザバッ

サシャ「ふかし芋ッ!!」バキッ

ミーナ「あ...壁が!!」

壁「酷いなぁもう...」バターン

男ども「」ヤァ

女達「」

女達「きゃぁあああああああああああああああああああああああああああああああああああッ!!」ダダッ

ライナー「クリスタの裸...もう死んでもいい」

ベルトルト「女の子達、物凄い速さで出てったね...」

サシャ「ふかし芋はどこですか!?」キョロキョロ

サシャ「うーん、キノコばっかりですねぇ」ショボン

マルコ「サ、サシャ!!さっさと出て行ってくれよ!!」

サシャ「わかりましたよ、ふかし芋もありませんし...」

エレン「壁が倒れているけど何があったんだ?」

アルミン「木製でよかったね、もし石だったら大怪我してたかも」

ライナー「え?お前らは見なかったのか?」

エレン「あぁ、俺達はフェルを脱衣所に運んでいたからな」

ベルトルト「さっきね、サシャがこっちに突っ込んできてね...かくかくしかじか」

アルミン「クリスタの...裸だと...!?」

エレン「何だお前ら、そんな事で騒いでんのか」

アルミン「なんだよエレンそんな事って!!さすが余裕があるね!!クリスタの裸なんていつでも見れるってか!?」

エレン「いや、そういうわけじゃねぇけどよ」

アルミン「もういいよ...ボクは先に寮に戻るからね」スタスタ

エレン「何だってんだ...どうしたんだジャン、そんな絶望的な顔して?」

ジャン「ミカサの裸...見ちまった...絶対嫌われた...くそっ!!」

エレン「わけわかんねぇ...」

その頃、女湯脱衣所_

アニ「とりあえず男どもは削ごう」

ユミル「アニの意見に賛成だ」

クリスタ「や、やめなよ...」

ユミル「クリスタ、お前も今は堕天使になってもいいんだぞ」

ミーナ「でも私は見られてなかったからどうでもいいわ」

アニ「くたばれ雌豚」

ミーナ「ちょっと何でよ!?」

ミカサ「私は別にいいわ」

ミカサ「エレンに見られなかったもの」

ミカサ「エレンにはもっと完璧な体を見て欲しい...」

アニ「そうかい、じゃあこっちは勝手にやらせてもらうよ」

ミカサ「ついでに言うとアルミンとフェルもいなかった」

ユミル「了解、そいつらには手を出さないでおくよ」

サシャ「あれー?皆さんまだいたんですかー?」

アニユミ「「お前のせいだこの野郎!!」」ドゴォッ

サシャ「」グハァッ


その後、男子(一部を除く)は思い知る...

女子達の底知れぬ恐ろしさを...

裸を見れたという事に歓喜していた、愚かさを...

番外編(その2)、完です

駄文ですみませんでした、そろそろ本編に戻ろうと思います

と、その前に一眠りしてきます

ていうか見てる人いますか...それがちょっと不安のタネです

ていうか本当にいるんですかね...w

もうこんな時間...今起きましたので早速本編を投下させていただきます
注意:ご都合主義とにわかとうろ覚えによる捏造など原作そっちのけな所がありますのでご了承下さい



第二話【芋「これが巨人...!?」】


厳しい訓練期間を終え、104期生は解散した

その頃にはフェルはもう自分が元食料だということを忘れかけていた

ある日のウォール・ローゼ南端、突出区画トロスト区の壁上でエレン達は大砲の整備をしていた

壁上_

コニー「さっさと終わらせよーぜ、こんなもんテキトーでいいじゃねぇか...」

芋「何を言っているんだいコニー、いつ巨人が攻めてくるかわからないじゃないか」

エレン「あぁ、巨人が来ないと思って整備を疎かにしているとまたあの惨劇が起こるだろうな」

芋「巨人さえ駆逐できれば、外の世界を...」ドクンッ

芋「うぐっ...!!」

アルミン「フェル!!大丈夫かい!?」

芋「う、うん...何とかね...」フラッ

その瞬間何かが壊れる音がし、エレンの背後...壁の外から大きな影がその場を覆った

超大型巨人「」シュウゥゥゥゥゥゥゥ

一同「!?」

その場にいた皆が驚いた、ただ一人を除いて

エレン「よぉ...久しぶりだな...」

エレンはまるで旧友に会ったかの様にそう言った

だがエレンの顔は憎しみに満ち溢れている顔だった

エレン「敵、超大型巨人!!」シャキン

エレン「目標目の前!!これはチャンスだ、絶対に逃がすな!!」ダダッ

そう叫び超大型巨人に向かい走り出した

エレン「うおぉおおおおおおおおおおッ!!」バッ

超大型巨人に切りかかろうとしたその時

超大型巨人「」プシュウウゥゥゥゥゥッ

大量の蒸気が巨人の体とエレンを包んだ

エレン「くっ!!」ザシュッ

エレンの振ったブレードは虚しく空を切り、超大型巨人は消えた

アルミン「見て皆!!壁が...!!」

言われるがまま下を覗くと壁が破壊されていた

マルコ「まだ民間人が避難できていないぞ!!」

ジャン「民間人の避難完了まで俺達でここを食い止める!!」

芋「りょ、了解!!」

芋(まだ少し歩きづらい...けどそんな事言ってる場合じゃない!!)

エレン達は壁下に降り、巨人の進行をある程度防いだ

だが、当然全てを止める事は出来なかった...

そしてミカサはエレンの所へ向かおうとしていた

その途中奇行種を倒し、民間人の避難を手助けした

ミカサ(何とか民間人は避難できた...だけどどういうこと?)

ミカサ(一時撤退の鐘の音は聞こえたはず、なのに何故皆壁を登ろうとしない...)キョロキョロ

ミカサ「...あっ!!」

その視線の先には、巨人の群がる本部があった

その頃、ウォール・ローゼ南端では...

コニー「ジャン!!どうすんだよ!!」

ジャン「どうもこうもねぇよ...撤退命令が出たってのに、ガス切れで壁を登れねぇ...」

コニー「補給班の連中はどうしたんだよ!!全滅したのか!?」

ジャン「戦意喪失だとよ...気持ちはわかるけどよ...」

ジャン「俺たちへの補給任務を放棄して本部に籠城はねぇだろ...」

ジャン「そのせいで、本部に巨人が群がってガスを補給しに行けねぇ...」

コニー「だったらいちかばちか巨人を倒すしかねーだろ!?」

コニー「俺らがここで何もしなくても同じだ!!いずれここにも巨人が集まる!!」

コニー「それに、たとえ逃げ続けても残り少ないガスを使い果たすだけだ!!立体機動が使えなくなったら本当に終わりなんだぞ!!」

ジャン「だけどよ、今の兵力でそれができるのか...?」

ジャン「前衛の先輩がたはほぼ全滅だ...俺達訓練兵如き、誰にそんな作戦の指揮がとれる?」

ジャン「まぁ指揮をとれたところで俺達には巨人を全滅できねぇ、それにガス補給室にも巨人がわんさかいるだろうよ...」

ジャン「はぁ...つまんない人生だったぜ...」

サシャ「やりましょうよ皆さん!!皆が力を合わせればきっと成功しますよ!!私が先陣を引き受けますから!!」

その答えは沈黙だった、皆死んだように硬直していた

サシャ「...」ハァ

サシャ「あっ!!アルミン!!一緒に皆を...」

アルミンも同じだった、絶望と顔に書いている様に動かなかった

モブ男「ミカサ!?お前後衛のはずじゃ...」

ミカサ「アニ!!」

名前を呼ばれ、アニは振り返る

ミカサ「なんとなく状況はわかってる、その上で私情を挟んで申し訳ない」

ミカサ「エレンの班を見なかった!?」

アニ「私は見てないけど...」

ライナー「そういえばあっちにアルミンがいるが...」

ミカサ「アルミン!!」タタタッ

アルミン「...!!」

アルミン(ミカサ...ダメだ、会わせる顔がない...!!)

アルミン(ボクなんか無駄に生き延びただけだ...こんなことならあの時一緒に死 んでおくんだった...!!)

脳裏に自分の身代わりに巨人に食われたエレンがフラッシュバックする

ミカサ「アルミン、怪我は!?大丈夫なの!?」

ミカサ「エレンはどこ?」

ミカサ「...アルミン?」

アルミンは目を見開きミカサの顔を見て涙をこぼす

ミカサは最悪の結果になったのだと思った

アルミン「ボク達...訓練兵...34班―――」

アルミン「トーマス・ワグナー、ナック・ティアス、ミリウス・ ゼルムスキー、ミーナ・カロライナ...」

アルミン「フェル、そしてエレン・イェーガー...」

アルミン「以上6名は自分の使命を全うし...壮絶な戦死を遂げました!!」

アルミンの悲痛な叫びがその場にこだました

モブ男「34班もほぼ全滅か...」

モブ男「俺たちもまともに巨人とやりあえばそうなるのか...」

アルミン「ごめんミカサ...エレンは、ボクの身代わりに...!!」

アルミン「ボクは...何も出来なかった!!」

アルミン「すまない...!!」

ミカサ「アルミン」

ミカサはそっとアルミンの手を取り名前を呼んだ

ミカサ「落ち着いて、今は感傷的になっている時じゃない...」

ミカサ「さぁ立って...マルコ!!」

ミカサ「本部に群がる巨人を排除すれば、ガスも補給できて壁に登れる...違わない?」

マルコ「あ、あぁ...そうだけど...いくらお前がいてもあれだけの数は」

ミカサ「出来る」

ミカサ「私は強い、あなたたちよりも強い、すごく強い!!」シャキン

ブレードを掲げ、ミカサは言葉を続けた

ミカサ「ので、私はあそこの巨人どもを蹴散らすことが出来る!!」

ミカサ「例えば一人でも」

ミカサ「あなたたちは腕がたたないばかりか、臆病で腰抜けだ」

ミカサ「とても残念だ、ここで指を咥えたりしてればいい...咥えて見てろ!!」

モブ女「ちょっとミカサ!!いきなり何を言い出すの!?」

モブ男「あの数の巨人を一人で相手にする気か!?そんな事、出来るわけが」

ミカサ「出来なければ、死ぬだけ」

ミカサ「でも、勝てば生きる!!戦わなければ勝つことも出来ない!!」パシュッドシュゥゥゥゥゥ

コニー「おい!!」

ジャン「...残念なのはお前の言語力だ、あれで発破かけたつもりか...!!」

ジャン「くっそぉ...テメェのせいだぞエレェン...!!」

ジャン「おい!!俺達は仲間に一人で戦わせろと学んだのか!?テメェら本当に腰抜けになっちまうぞ!!」ダッ

そう言うとジャンとコニーはミカサに続いた

ライナー「そいつは心外だな」

マルコ「...はぁ」

サシャ「やーい!!腰抜け!!アホー!!」バシュゥゥウウ

モブ男「畜生、やってやるよ...!!」

全員「うぉおおおおおおおおおおおおおおおおおッ!!」

そして一斉に本部へと向かった

ジャン「急げ!!ミカサに続くんだ!!」

ジャン「とにかくガスが無くなる前に本部へ突っ込め!!」

コニー「しっかしミカサはすげぇな、どうやったらあんなに速く動けるんだ?」

アルミン(いや、ガスを吹かしすぎだ!!あれじゃすぐにガスが切れる!!)

アルミン(いくら斬撃の腕がたつからって、立体機動装置が使えなきゃボク達は無力だ!!)

そう思ってる間にもミカサは巨人の討伐数を一つ上げた

アルミン(やはりいつもみたいに冷静じゃない...動揺を行動で紛らわしてるんだ!!)

アルミン(このままじゃ落ちる!!)

その予感はすぐに当たることになった

ミカサのガスは切れ、そのまま重力に従って落ちていった

アルミン「ミカサァ!!」

ジャン「くそっ!!」

コニー「ジャン!!お前は皆を先導しろ!!俺がアルミンにつく!!」

ジャン「いや、俺も!!」

コニー「何言ってんだ!!巨人はまだいるだろ!!お前の腕が必要だろうが!!」

ジャン「...!!」

そしてジャンは再び本部に向けて飛んだ

その頃ミカサは...

ミカサ(まただ、また家族を失った...)

ミカサ(また、この痛みを思い出して...)

ミカサ(私は...またここから、始めなければいけないのか...)

地面が揺れた、それは巨人が歩く音だった

座り込んでいるミカサのもとに15m級巨人が接近していた

ミカサ(この世界は、残酷だ)

ミカサ(そして、とても美しい)

ミカサ(...いい人生だった)

ミカサは目を閉じ、逃げる事をやめた

巨人がミカサに手を伸ばそうとしたその時

ミカサは無意識で、自分を掴もうとした巨人の指を切り落とした

ミカサ(...え?)

巨人に攻撃され、それを辛うじて避けながらミカサは思った

ミカサ(何で...?)

ミカサ(諦めたはずなのに...)

ミカサ(何故立ち上がる、何故足掻く...?)

ミカサ(何の為に...?)

ミカサ(生きる意味なんて、もう無いのに...)

ミカサ(何が私を...!?)

そう思っている間にも、ミカサの後ろには15m級巨人が二体出現していた

ある言葉を思い出す、エレンの言葉だった

幼き頃、私を助けようとしてくれたエレンが言った言葉

    『戦え!!』

 『戦え...戦えっ!!』

『戦うんだ!!戦え...!!』

  『戦えぇええ!!』

ミカサ(...!!)

ミカサ(ごめんなさい、エレン...私はもう諦めない)

ミカサ(二度と諦めない...死んでしまったらもう、あなたを思い出すことも出来ない!!)

ミカサ(だから...!!)

ミカサ(なんとしてでも勝つ!!)

ミカサ(なんとしてでも生きる!!)

ミカサ「うおおおおおおおぉぉっ!!」

ドスン、という重い音と同時にミカサの体は浮いた

黒髪の巨人「ヴァォオオオオァアアアアアアアアアッ!!」グシャァッ

その鈍い音とともに、先程ミカサを食らおうとした巨人の顎が潰れた

ミカサ「一体何が...はっ!!」

黒髪の巨人に続き、白髪の巨人も現れた

白髪の巨人「.....」

何も言わず、ただミカサをちらっと見た

その後、黒髪の巨人の横に立った

黒髪の巨人「ウルヴォァアアアアアアアアアアアアアアアアアァァァァッ!!」

白髪の巨人「グルァァアアアアアアアアアアアアッ!!」

黒髪と白髪の巨人は同時に雄叫びをあげた

ふぅ、思い出すのも大変です...でもまぁ文句は言えませんが...
とりあえず続きは漫画買って見ながら書こうかな...経済的に無理でした
こういう時ってアニメ消さなきゃよかったってなりますね

とりあえず飯食べてきます、てか本編には原作+aなだけなのでつまらなくなるかもしれません
始めは芋も巨人化はさせない予定でしたが、後々させるよりは今させたほうがいいと思いました
原作をうろ覚えとはいえ引用してすんませんでした(ペコリ

投下します



ミカサ「くっ!!」

あまりの声の大きさにミカサは耳を塞いだ

二体の巨人はそのまま声をあげながら予想外の行動に出た

ミカサ(ど、どういうこと...?)

ミカサ(巨人が、巨人を殺している...)

目の前にある光景は何とも摩訶不思議なものだった

黒髪と白髪の巨人は倒れている巨人を踏み潰していた

黒髪の巨人「ヴルォア!!ヴァルァアアアッ!!」ドガッメキッ

白髪の巨人「ゲアァアゥア!!ゴァアッ!!」バチュッゴリッ

もうその倒れていた巨人は原型を留めぬほどに潰されていた

ミカサ「...!!」

ミカサの目は少しずつ輝きを取り戻した

そして視界が勝手に動いた

アルミンによって動かされたのである

アルミン「ぐぅっ!!」ドカッ

ミカサ「う...!!」ドタン

そして転ける様に屋根へと移った

アルミン「ミカサ、怪我はない!?」

その屋根の上にコニーがやって来て

コニー「二人共無事か!?」

二人の安否を確認する為、二人に聞いた

アルミン「あ、あぁ!!」

コニー「とにかく移動するぞ!!...はっ!!」

コニー「まずい!!15m級が三体だ!!」

ミカサ「いや...あの巨人は...」

アルミン「ん...」

アルミン「...え?」

不思議だと思った、ふと見た下には巨人が消えかけていたからだ

アルミン(まさかミカサが...?いや、それはないだろう...)

アルミン(何故なら彼女のガスはもう無い...むしろ死 んでいてもおかしくなかったはずだ!!)

脳を必死に働かせているアルミンの思考を遮ったのは三体の巨人の声だった

黒髪の巨人「ウヴァァアアォオオオオオッ!!」

白髪の巨人「グラォォアアアアアッ!!」

それに対峙するもう一体の巨人も叫んだ

巨人「ディォオオアアアアァァァァァ!!」

黒髪と白髪の巨人がとった行動にミカサ、アルミン、コニーの三人は驚いた

黒髪の巨人「...」スッ

白髪の巨人「...」スッ

拳を握り締め力強く足で地面を踏み、二体の巨人は構えた

巨人「デェォァアアオオオオオォォ!!」

黒髪の巨人「ヴガァアッ!!」メキメキメキメキッ

黒髪の巨人の拳が頬にぶつかり、巨人の首は吹っ飛んだ

巨人「」ドォオオオオン

首がなくなり、巨人の体は崩れ落ちた

黒髪の巨人「...」シュゥゥゥゥゥゥ

破損した左拳がみるみるうちに回復し、元に戻った

巨人「」グググ

白髪の巨人「グギャガァァアアアアアア!!」ブチッ

巨人「」グシャッ

起き上がろうとした巨人のうなじを白髪の巨人が踏みペシャンコにした

アルミン「と、止めをさした...!?弱点を理解して殺 したのか!?」

二体の巨人は止めをさした後、こちらを気にもせず歩き出した

コニー「とにかく移動するぞ!!あいつらがこっちに来る前に!!」

アルミン「いや、ボク達には無反応だ...もう襲ってきてもおかしくはないのに...」

ミカサ「...格闘術の概念があるようにも感じた...あれは一体...」

コニー「奇行種って言うしかねーよ!!今はわかんねー事の方が多いんだからよ...!!」

コニー「とりあえず本部に向かうぞ!!」

アルミン「待ってくれ!!ミカサはガス切れしてるんだ!!」

コニー「はぁ!?マジかよ!!どーすんだよお前がいなくて!?」

アルミン「...ボクのも残り少ないけど、無いよりはマシだ!!」

アルミン「急いでこれと交換するんだ!!」

ミカサ「アルミン!!」

アルミン「こうするしかない!!ボクが持ってても意味が無いんだ...」

アルミン「でも、今度は大事に使ってくれよ...」

アルミン「皆を助ける為にも...!!」

ミカサ(私は、皆の命を背負う覚悟も無いのに作戦を先導した...)

ミカサ(そして、その責任を感じないうちに...あまつさえ命も投げ出そうとした)

ミカサ(それも自分勝手な都合で...私は!!)

アルミン「よし、立体機動装置はまだ動く...刃も全部移した」

アルミン「ただ、これだけは残して行ってほしい...」

刃の折れたブレードを拾いアルミンは言った

アルミン「やっぱり...生きたまま食われる事だけは避けたいんだ...」

アルミン「あっ...」

ミカサはアルミンの持っていたブレードを奪い、道路に投げ捨てた

カラーンと金属音が静寂に響いた

アルミン「そ、そんな...」

ミカサ「アルミン」

アルミンの手を優しく握り呼びかけた

ミカサ「私は、あなたを置いていったりはしない」

アルミン「...えっ?」

ミカサに引っ張られ、アルミンは立った

アルミン「で、でも...巨人がたくさんいる所を人を抱えて飛び回るなんて...」

コニー「御託はいいからさっさと行くぞ!!」

アルミンの手を引き、コニーは走り出した

アルミン(ダメだ...よしてくれ...)

アルミン(このままじゃボクは...また、友達を死なせてしまう!!)

アルミン(...!!)

アルミン「待って!!」

コニーの手を振り払いアルミンは立ち止まった

アルミン「聞いてくれ、提案があるんだ!!」

コニー「提案?」

アルミン「やるのは二人...だから二人が決めてくれ」

アルミン「無茶かもしれないけど...あの巨人達を利用できないかな?」

コニー「あ、あの巨人達をか!?」

アルミン「あいつらは巨人を襲う、ボク達に興味を示さない...」

アルミン「だから、あいつらをうまく補給所まで誘導出来ないかな?」

アルミン「もし成功したら、皆助かるかもしれない!!」

コニー「誘導ったって...どうやるんだ!?」

アルミン「あいつらの周りにいる巨人をミカサとコニーで倒していくんだ」

アルミン「そうすれば多分あいつらは、新たな巨人を求めて移動するはずだ」

アルミン「本部の巨人の群れに向かって...!!」

コニー「憶測だけで、そんな危険な真似が出来るか!!」

アルミン「でも、成功すれば本部の周りの巨人を全滅させる事が出来る!!」

ミカサ「...やってみる価値はあるわ」

コニー「はっ!?本気か!?」

ミカサ「どうせこのままでも同じ事」

ミカサ「なら私は、可能性のある方に賭けるわ」

ミカサ「アルミンの提案を受けよう」

コニー「巨人と一緒に戦えってのか!?」

ミカサ「そう」

コニー「...へへ、失敗したら笑いもんだな」

アルミン「でも、成功すれば助かる!!」

ミカサ「覚悟を、決めよう...」タタッ

コニー「わかった、わかったよ!!」タタッ

アルミンはミカサとコニーに続いた

その頃ジャン率いる訓練兵達は本部へ到着していた

本部_

ジャン「うぉおおおおおおっ!!」バリーン

ジャンに続いて、その他の訓練兵達も窓を割り本部へと入った

ジャン(何人たどり着いたんだ...!?)

ジャン(俺の合図で、一体何人死んだんだ...!?)

ジャン「...ん?」

ふと横を見ると、膝を抱えて机の下に隠れている補給班の兵がいた

ジャン「お前らは...補給班、か?」

そう言うやいな、補給兵の胸ぐらを掴み殴り倒した

マルコ「よせジャン!!」

ジャン「こいつらだ!!こいつらが俺達を見捨てやがったせいで何人死んだと思ってやがる!!」

補給兵「補給所に巨人が入ってきたんだ!!どうしようもなかったんだ!!」

ジャン「それを何とかすんのが補給班の仕事だろうが!!」

ライナー「...はっ!!」

ライナー「伏せろっ!!」

本部の壁に穴があき、その穴から巨人が顔を覗かせる

たちまちその場はパニックになり、訓練兵も補給兵も混じって逃げ出した

ジャン(...これが現実だ、俺達は知ってたはずだ...現実ってやつを)

ジャン((普通に考えれば、簡単にわかることだった...)

ジャン(こんなでけぇやつには...勝てねぇってことくらい...)

諦めかけたその時、こちらを覗く巨人の顔が歪んだ

ジャン「何ッ!?」

巨人の顔が潰れ、他の巨人を巻き込み飛んでいった

黒髪の巨人「ヴォヴァアァアアアアォオオオオオオッ!!!」

ジャンの目の前にいる巨人は、まるで他の巨人に警告するように叫んだ

白髪の巨人「グガガァアアアアア...ガァァッ!!」

白髪の巨人は飛んでいき倒れている巨人を次々に踏み潰していった

ジャン「あ、あれは...何なんだ...!?」

その瞬間、窓が割れ誰かが入ってきた

ジャン「あっ...ミカサ!!」

ジャン「お前...生きてんじゃねーか!!」

コニー「あっぶねー...もうガス切れだ、ギリギリ間に合った!!」

コニー「やったぜアルミン!!作戦成功だ!!」

コニー「皆!!あの巨人達は、巨人を殺しまくる奇行種だ!!」

アルミン「しかも、ボク達には興味を示さない...うまくいけばここから脱出出来る!!」

ジャン「そんな夢みたいな話...」

ミカサ「夢じゃない」

ミカサ「奇行種でも構わない、ここはあの巨人達により長く暴れてもらったほうが好都合」

ミカサ「それが、現実的に私達が生き残れる作戦」

コニー「あの巨人達は、おそらく他の巨人より強い!!」

コニー「あいつらが派手に暴れてくれているうちは、この建物も大丈夫だろう...」

補給室へのリフト前_

ライナー「お前ら、あの巨人達についてどこまで知っている?」

コニー「んな事助かってからでいいだろ...」

ライナー「...そうだな、まずは助かってからだ」

ジャン「あったぞ!!埃はかぶっていやがるが、憲兵団管轄の品だ!!」

ジャン「...弾は本当に散弾でいいのか?」

ジャン「というかこれ...巨人に効くのか...?」

アルミン「無いよりはいいと思うけど...」

アルミン「補給室にいる3、4m級の巨人が七体のままなら、この程度の火力でも視界を奪うことは出来る」

アルミン「まずリフトを使い、大勢の人数を投下...」

アルミン「そして七体の巨人をおびき寄せ、十分に近づいたところで巨人の顔に一斉発砲する...」

アルミン「視覚を奪った後、天井に隠れていた七人が発砲の共に巨人の急所に斬りかかる」

アルミン「つまり、この作戦が失敗すれば...全員の命は失われるだろう」

アルミン「運動能力的に、最も成功率の高そうな七人にやってもらうけど...責任を負わせてしまってごめん...」

ライナー「問題ない、誰がやっても失敗すれば結果は同じだ」

アルミン「で、でも...ボクなんかの作戦が、本当に成功するのか...?」

マルコ「これでいくしかない、時間も無いし...これ以上の作戦なんてないさ!!」

ミカサ「大丈夫、アルミンには成功を導く力がある...私もエレンも...アルミンに命を救われた」

アルミン「えっ...?そんな事がいつ...?」

ミカサ「自覚が無いだけ、後で話そう...」

アルミン「うん...」

作戦遂行_

コニー「でもよ、立体機動装置無しで本当に大丈夫か?」

ライナー「いけるさ、相手は3、4m級だ」

ライナー「的になる急所は狙いやすい」

ジャン「あぁ、頭から下...うなじにかけて縦1m、横10cmだ」

ライナー「もしくはブレードをやつらのケツにブチ込む、弱点はこの二つだけだ」

コニー「し、知らなかった...そんな弱点があったのか!!」

サシャ「私も今、初めて知りました...」

ジャン「ライナー、それがお前の最後の言葉になるかもしれないぞ」

そして天井に向かい、それぞれ配置に着いた

リフトが降り、巨人がぞろぞろと中央へ集まってくる

マルコ「大丈夫だ、まだ巨人は増えていない...作戦を続行する!!」

皆一斉に銃を構える

マルコ「落ち着け...十分に引きつけてからだ!!」

誰も口を開かず、ただ巨人達の接近を待った

マルコ「用意...!!」

引き金に指を掛け、撃つ準備をする

巨人が手を伸ばせば届く距離へと来た瞬間

マルコ「撃てー!!」

一同「うぉぉおおおおおおお!!」ババババババ

一斉に発砲され、巨人は目を奪われた

その隙に七人がそれぞれ巨人のうなじを削ぎ落としてゆく

ミカサ「...皆はっ!?」

ベルトルト「サシャとコニーだ!!」

その二人へと視線を向けると、どうやら失敗したようだ

コニー「や、やばい!!」

サシャ「あ、あの...突然後ろから、失礼しました...」

ジャン「急げ援護ォー!!」

サシャ「ま、誠に...すいませんでしたぁーッ!!」バッ

サシャは巨人のダイビングを何とか避けた

ダイビングで横になっていた巨人のうなじをミカサが削ぎ落とす

それと同時にコニーを襲おうとしていた巨人をアニが倒した

サシャ「ミィガァザァー!!助かりましたぁ!!」ガクブル

ミカサ「怪我はない?」

サシャ「は、はひ...」

ミカサ「ならすぐに立って!!」

コニー「すまねぇな、アニ」

アニ「..どうもね」

ライナー「おいおい、危なかったなアニ...怪我をしないで本当によかったぜ...」

アニ「ふん、心配ならいらないさ」

補給完了し、脱出...そして考える事放棄隊長の所まで行きたかったですが今日はここまでにします
芋の出番、今はすっげーどこいった感ですが後で原作を捏造させ活躍させます
未だ見てくれている方には感謝しています、ありがとう

ついでに言うと>>1は寂しがりです...指摘やツッコミ、雑談などは大いに歓迎していますていうかしてほしい願望があります
ではまた

投下しm(ry




ジャン「全体仕留めた!!補給作業に移行してくれ!!」

補給作業_

兵士「いいぞ!!一気に運ぶんだ!!」

兵士「巨人が入って来ないぜ!!あの巨人らが暴れているおかげだ!!」

サシャ「うぅ...巨人に恐れをなしてしまった...皆さんに会わせる顔が...」

コニー「後でたっぷり軽蔑してやるから今はとにかく脱出だ!!」

全員が嬉々として一斉に本部から飛び立つ

ミカサ「...!?」

何かの異変に気付いたミカサは本部の屋根へと上がった

アルミン「え!?ミカサ!?」

何があったか確かめるべくアルミンはミカサに続いた

アルミン「ミカサ何やってるんだい?速く逃げないと...」

ミカサ「あれ...あの巨人達...」

アルミン「あっ...!?」

二人の視線の先には、圧倒的な力で巨人を倒していく黒髪の巨人

そして黒髪の巨人ほどの力強さはないが、素早い動きで巨人の首を喰らう白髪の巨人がいた

ミカサ「どうにかしてあの巨人達の謎を解明できれば...」

ミカサ「この絶望的な状況を打破できるかも...!!」

ライナー「同感だ、あの巨人達は俺達がサポートしてやるべきじゃないか?」

ジャン「正気かライナー!?やっとこの窮地から脱出できるんだぞ!!」

アニ「例えばさ、あの巨人達が人類の味方になるとしたら...」

アニ「どんな兵器よりも強力な武器になると思わない?」

ジャン「味方...だと!?」

ジャン「本気で言っているのか!?」

アルミン「...あ、あれは...!!」

アルミン「トーマスを食った奇行種だ!!」

とアルミンが理解した瞬間、黒髪と白髪の巨人がその巨人に顔を向けた

黒髪、白髪の巨人「「ヴヴァガアアアアアアアアアアアアアアァァァァッ!!」」

白髪の巨人が奇行種の四肢を噛み砕き動けなくなったところを黒髪の巨人が何度も殴る

奇行種は声も出せず、ただ為すがまま黒髪の巨人によってミンチにされていった

ミカサを含むその場の全員が息を飲んだ

ジャン「これは...サポートするまでもねぇだろ...」

ミカサ「...!!」

ジャン「さすがに...暴れすぎて力尽きたってか?」

二体の巨人は突然倒れ、動かなくなってしまっていた

ジャン「もういいだろ!?ずらかるぞ...!!」

ジャン「あんな化け物が味方になってくれるわけもねぇだろ...」

ジャン「所詮、巨人は巨人なんだ...奇行種でも本質は変わらねぇ...」

皆は何も言わなかった、ではなく言えなかった

ジャン「...おい、どうした...え?」

倒れた巨人が消えてゆき、首付近から何かが出ていた

それはアルミンの目の前で食われたはずのエレンとフェルだった

ミカサ「...!!」

アルミン「!!」

ミカサとアルミンは何かを考える前に行動した

エレンとフェルを巨人の体から引きずり出し、生存を確認し屋根へと戻った

アルミン(エレンと...フェルだ...)

アルミン(二人はあの時、確かに巨人に飲み込まれた...)

アルミン「あの時一体...何が...?」

生きている、そう知ったミカサは声をあげ泣いた

アルミンは泣いていたが、声を出す代わりにエレンとフェルの手を握っていた

ジャン「どういうことだ...?」

ジャン「これを二人が...やったってのか...?」

暫くした後、そこにいる全員は二人を連れ帰還した

エレンとフェルの記憶_

エレンとフェルはアルミンを庇い、老人顔の巨人に食われ胃の中に流されていった

エレン「うっ...うわぁぁぁぁぁぁぁ!!」

巨人の胃の中には、人がいた

もう動けない、全て死んでいた

芋「エレン...っ!!大丈夫かっ!?」

だがフェルもすぐに状況が飲み込めず、一旦喋る事をやめた

エレン(畜生...畜生...!!)

エレン(こんなはずじゃ...)

エレン(俺達は五年前と違うんだ...)

エレン(必死に訓練して、必死に考えたんだ...)

エレン(こいつらに勝って、こいつらに奪われないために...!!)

エレン(どうして...)

エレン(どうしていつも俺達は奪われるんだ...)

エレン(命も...夢も...!!)

最後まで足掻き諦めない、エレンはそう思っていた

芋(これが...食われるという事なのか...)

芋(そうだ...自分は食料...元々人間に食われる運命...)

芋(何故忘れていたんだろう...)

芋(自分はどっちになっても『食われる側』だということに...)

芋(人間になって、人間の優しさに触れて...)

芋(こんな簡単な事も忘れていた...)

芋(この世界は...強い者が生きて、弱い者が糧にされる...)

芋(なら今度は、ボクが強くなればいい...巨人の様に!!)

そこでフェルは願った

芋(願うのは何度目だろうか...食料庫から出て、人間となり街を見ることも出来た)

芋(これが神に願う、最後の願いだ)

芋「諦めて...たまるか...!!」

エレン「駆逐してやる...!!」

芋「この世から、一匹残らず...!!」

エレン「俺達の...この手で...!!」

老人顔の巨人の腹が裂け、中から二体の巨人が出現した

二体の巨人は足元で死んでいる巨人を踏み潰しながら歩き出した

そこに別の巨人が現れ、進路を阻むかの如く襲い掛かる

一発だった、黒髪の巨人のパンチがその巨人の口を貫き戦闘不能にさせた

宙を舞い地面に落ちようとする、それを白髪の巨人が食らいつき貪っていった

黒髪の巨人(駆逐してやる...!!)

黒髪の巨人(この世から、一匹残らず...!!)

白髪の巨人(食い尽くす...ボクはもう食べられたくない!!)

白髪の巨人(だから...食われる前に食ってやる...!!)

黒髪の巨人(もっとだ...もっと殺したい...!!)

白髪の巨人(もっと...いっぱい...!!)

壁の中の角隅_

エレン「殺してやる...」

芋「食ってやる...」

アルミン「...エレン、フェル?」

エレン「...」

芋「...」

エレ芋「はっ!?」

二人は目を覚ます、見ると兵に囲まれていた

ミカサ「エレン、フェル...!!」

アルミン「二人共、体は動くか!?意識は正常なのか!?」

アルミン「知ってることを全部話すんだ!!きっと分かってもらえるはずだ!!」

エレン「ア、アルミン...?」

芋「一体何が...!?」

兵士達「おい聞いたか...殺してやるって言ったぞ...!!」

兵士達「あぁ確かに言った!!食ってやるとかも言ったんだ...きっと俺達の事だ...!!」

兵士達「あいつらは俺達を食い殺す気だ...!!」

エレン(な、何を言ってるんだ...?何で俺達は囲まれて、剣を向けられている...?)

エレン(何で...そんな目で俺達を見るんだ...!?)

エレン(まさか...さっき見たのは夢、だよな...?)

エレン(アルミンを庇った時に食い千切られた腕もちゃんとある...あれ?)

エレン(袖が...切れてる?)

キッツ「イェーガー訓練兵にフェル訓練兵!!意識が戻ったようだな!!」

キッツ「今貴様らがやっている行為は反逆罪だ!!貴様らの命の処遇を問わせてもらう!!」

キッツ「下手にごまかしたり動こうとした場合は躊躇いなく榴弾をぶち込む!!」

エレン「...は?」

芋「...え?」

キッツ「率直に問う...貴様らの正体は何だ?」

キッツ「人か?巨人か?」

エレン(な、何なんだその質問...何なんだ皆のその目は...!!)

芋(まるで化け物でも見てる様な目だ...ボク達がそうなのか...!?)

エレン「質問の意味がわかりません!!」

キッツ「シラを切るつもりか化け物め!!もう一度言ってみろ、貴様を一瞬で粉々にしてやる!!」

キッツ「大勢の者が見たんだ!!お前らが巨人の体から出てくる瞬間をな!!」

キッツ「それに、いつウォール・マリアを破壊した鎧の巨人が出現するかもわからん!!」

キッツ「分かったか!!これ以上貴様らに時間も兵力も割くわけにはいかんのだ!!」

リコ「彼らの反抗的な態度は明らかです、有益な情報も引き出せそうにありません」

リコ「隊長の仰る通り、時間と兵の無駄です」

兵士達「今なら簡単です!!やつらが人間に化けている間にバラしちまえば...!!」

ミカサ「...私の特技は」

ミカサ「肉を削ぎ落とす事です」シャキン

ミカサ「必要ならば、いつでも披露します...私の特技を体験したいのならば...どうぞ近づいて来てください」

兵士達はミカサに畏怖し、喋らなくなった

イアン「隊長、彼女がミカサ・アッカーマンです」

イアン「私達精鋭と共に後衛に就ききました」

イアン「彼女の力は並みの兵士百人分と言われています...彼女を失えば、人類にとって大損害です」

キッツ「...!!」

エレン「おい、お前らは何を...俺は何でここにいるんだ!?」

芋「ど、どういうこと...?何が起きているのかわからない...!!」

アルミン「ミ、ミカサ!!人と戦ってどうするんだ!?」

ミカサ「何処の誰が相手でも、エレンとフェルが殺されるのだけは阻止する」

ミカサ「これ以外に理由なんて要らない」

アルミン「話し合うんだ!!誰も状況がわからないから恐怖だけが伝染していってるんだ!!」

エレン(...俺が巨人じゃないと思っているのは俺だけか!?)

エレン(くそっ、記憶も全然無いし体がダルくて立てねぇ...下手に喋っても殺されるかもしれない...!!)

芋(それに、ボクとエレンが巨人...?確かにあの時ボク達は食べられたと思った...)

芋(でも、エレンは千切れたはずの左腕がある...もしそれが生えてきたというのなら)

芋(それって...まるっきり巨人じゃあないか...!!)

キッツ「も、もう一度問う!!貴様の正体は何だ!?」

エレン(こ、答えを間違えちゃいけない!!死ぬのは俺だけじゃないんだ!!)

芋(え...ボクの正体...?それって確か...)

エレン「人間です!!」

芋「食糧です!!」

キッツ「え?」

兵士達「ど、どういうことだ...?ふざけているのか...?」

兵士達「いや、もう死ぬとわかって頭がイカれたんだろう...」

なんか途中から、エレン1人のシーンが2人になっただけの展開だな。

こっからオリジナル展開とかあるんだろうか

暫く誰も動かなかった、口も開かずただじっとしていた

芋(...ボクは一体何を言ってるんだ!!!)

アルミン「そ、そうか...!!」

アルミン「ボク、説得してみせるよ!!三人は極力抵抗の意思が無い事を示してくれ!!」

アルミン(エレンとフェルが巨人になって戦ってた時からずっと気になっていた事がある...)

アルミン(まだ考えはまとまっていないけど、やってやる!!)

キッツ「貴様!!そこで止まれ!!」

アルミン「彼らは人類の敵じゃありません!!私達は知り得た情報を全て開示する意思があります!!」

キッツ「命乞いに貸す耳はない!!やつらが巨人ではないと言うのなら証拠を見せろ!!」

アルミン「証拠は必要ありません!!そもそも我らが彼らをどう認識するかは問題ではありません!!」

キッツ「何だと!?」

アルミン「大勢の者が見たと聞きました!!ならば彼らが巨人と戦う姿も見たはずです!!」

アルミン「周囲の巨人が彼らに群がっていくのも!!」

アルミン「つまりさっきフェル訓練兵が言った答えはあながち間違ってもいない!!」

アルミン「巨人は彼らを我々人類と同様に食糧として認識しました!!いくら知恵を絞ろうがこの事実だけは覆せません!!」

兵士達「た、確かにそうだ...」

兵士達「やつらは味方かもしれないぞ...」

キッツ「迎撃態勢をとれ!!やつらの巧妙な罠に騙されるな!!」

キッツ「やつらの行動は常に我々の理解の範疇を超える!!これ以上やつらの好きにさせてはならん!!」

アルミン(ダ、ダメだ...!!考える事を放棄している...!!考える事が...怖いんだ!!)

アルミン「エレン...ミカサ...フェル...!!」

振り返り三人の顔を見ると、大丈夫だという顔をしていた

アルミンは拳を強く握りしめ、心臓に当てこう言った

アルミン「私はとうに人類復興の為なら心臓を捧げると誓った兵士!!その信念の末に命が果てるなら本望!!」

アルミン「彼らの持つ巨人の力と残存する兵力が組み合わされば!!この街の奪還も不可能ではありません!!」

アルミン「人類の栄光を願い!!これから死にゆくせめてもの間!!」

アルミン「彼らの戦術価値を説きます!!!!」

キッツ(...どう命乞いしようが、規則は規則...私は規則に従う)

キッツ(規則に反する者は排除する!!)

キッツは手を振り下ろそうとした

??「よさんか」

誰かがキッツの手首を掴み、それを阻止した

??「相変わらず図体の割には小鹿の様に繊細な男よのう...お前にはあの者の見事な敬礼が見えんのか」

キッツ「はっ!!」

>>71
一応考えてはいますが...もう少しこのエレンが二人な状況が続くと思います

>>71
言い忘れました、完全オリジナルは多分自分の文章力的に無理ですが...
結末をちょっと変えるだけの簡単なお仕事で駄SSになる可能性大です

キッツ「ピクシス司令...!!」

ピクシス「今着いたが、状況は早馬で知らされておる...お前は増援の指揮に就け」

ピクシス「ワシはあの者らの話を聞くとするかのぅ...」

そしてエレン達はピクシス司令と共に壁上へと上がった

ピクシス「アルミン訓練兵...だったかな?」

アルミン「は、はい!!」

ピクシス「君は先程、巨人の力を使えばトロスト区の奪還も可能と申したな」

ピクシス「あれは本当にそう思ったのか?それとも、苦し紛れの命乞いか?」

アルミン「それは...両方です」

アルミン「あの時ボクが言おうとしたのは、巨人になり破壊された扉まであの大岩を運び扉の穴を塞ぐというものでした」

アルミン「ただ単純に思いついただけですが、せめて二人の持った力に現状を打開出来得る可能性を感じてもらおうと...」

ピクシス「エレン訓練兵、そしてフェル訓練兵よ...」

ピクシス「穴を塞ぐ事が出来るのか?」

エレン「...塞いでみせます!!何があっても...!!」

芋「ボクに出来る事ならば、やってみせます!!」

ピクシス「よしよう言った!!主らは男じゃ!!」

ピクシス「...時は一刻を争う、活躍してもらうぞ...若き兵士達よ」

そして兵が集められ、扉の穴を塞ぐ作戦が実行に移された

ミカサ「エレン...体は大丈夫?」

エレン「あ、あぁ...囲まれてた時よりはな...」

イアン「作戦は伝えた通り、エレンにだけ巨人化を許可する」

イアン「万が一の為、フェル訓練兵も来てもらったが役目は俺達と同じでエレンの援護だ」

イアン「岩を持ち上げるのに巨人は二体も要らないだろう、リスクも増えるだけだ」

芋「すいません...ボク、何もお手伝い出来なくて...」

エレン「いいよ別に、その代わり俺をちゃんと守ってくれよ?」

芋「うん!!」

イアン「もうすぐで岩までの最短ルート地点だ、今見る限りでは巨人はいない」

イアン「皆が囮をやってくれてるおかげだな...」

イアン「...ようし、ここだ!!」

イアンの掛け声と共に、一斉に飛び出した

エレン「...くっ!!」ガリッ

自分の手を噛み、自傷行為をした

巨人となったエレンは着地地点にあった家を半壊させ地面に降り立った

黒髪の巨人「ヴォアアアアアアアアアアアアアッ!!!」

猛々しい雄叫びをあげた後、歩き出す

そしてエレンの足が止まった

ミカサ「...エレン?」

巨人化したエレンはミカサに向け、拳を放った

ミカサはかろうじて避ける事が出来た

芋「あ、危ないよミカサ!!」

ミカサ「エレン...!!」

ミカサ「私がわからないの!?あなたの家族!!あなたは岩を持ち上げて扉の穴を塞ぐの!!」

イアン「やめろミカサ!!そいつから離れるんだ!!」

リコ「作戦失敗だ...!!」

そしてリコは作戦失敗の赤い煙弾を打ち上げた

芋「ミカサどいて!!」

芋「エレンは...ボクが止める!!」ガリッ

白髪の巨人「ガルアァアアアアアアアアアァァァァ!!!」

暴走したエレンを止めるべくフェルは巨人となった

黒髪の巨人「ヴァルアッ!!ヴヴァァアアッ!!」

邪魔だ、とでも言いたげに黒髪の巨人は力任せに腕を振るう

白髪の巨人「グギャアァ!!」

その力は凄まじく、白髪の巨人はあえなく飛んだ

ミカサ「あ...岩がっ!!」

白髪の巨人が当たった岩は、あまりの力にバラバラに崩れていった

イアン「どっちにしろ作戦は失敗だ!!今はエレンを無力化させなければ...!!」

イアン「フェルの援護だ!!エレンの足を狙え!!」

リコ「足!?首じゃなくて!?」

イアン「あぁそうだ!!最低戻らなくとも、貴重な戦力だ!!とりあえず捕獲する!!」

イアン「行くぞリコ!!残りの兵は接近する他の巨人を排除もしくは足止めしてくれ!!」

ミカサ「私はどうすれば...」

イアン「ミカサ!!エレンを傷つけたくないのならばお前は他の巨人の相手を頼む!!」

イアン「うおおおおぉぉぉぉぉぉ!!!」パシュッドシュゥゥ

リコ「イアン!!焦りすぎるとエレンに殺されるよ!!」パシュンドヒュッ

黒髪の巨人「ヴォアアァァッ!!ヴラォアアァァッ!!」ドコォッベキッ

白髪の巨人「グゥゥッ...!!」ミキミキ

巨人化したエレンは段々とフェルが家に埋まるほどの攻撃を繰り返す

黒髪の巨人「ヴェアアアッ!!」ドガァッ

そしてついに家を貫いた

白髪の巨人「グアァッ!!」

フェルは倒れ、起き上がろうとするが力が入らず立てなかった

エレンはとどめを刺そうとフェルに近付いた

イアン「やらせるかっ!!」ズバァ

リコ「暫く動くな!!」ズバッ

黒髪の巨人「!?」ガクッ

足を切り刻まれ、エレンは後ろに倒れた

だが倒れる時も攻撃はやめなかった

黒髪の巨人「ヴォアッ!!」ガシッ

イアン「うぐあぁぁぁぁぁっ!!」ミシッ

リコ「イアン!!」

エレンはイアンを掴み潰そうとした

イアン「しくじった!!ぐあああぁぁ!!!」ミシミシ

ミカサ「はああぁぁぁぁっ!!」ザシュッ

イアン「ミカサ...!!」

ミカサが現れイアンを掴んでいたエレンの指を全て切り落とした

ミカサ「大丈夫ですか!!」

イアン「あぁ、おかげさまで...くっ!!」

リコ「無理しないでイアン!!」

ミカサ「とりあえず逃げましょう、ここはフェルに任せて...」

ちらりとミカサが目をやるとフェルは立ち、構えているのが確認できた

イアン「そうだな...今は彼に任せるとしよう」

そして三人はエレンから離れ、ある程度高い屋根へと移った

芋(まだだ、まだやれる)

芋(この程度でやられてちゃ外の世界なんて到底見ることもできない)

芋(エレンには悪いけど、少し痛い目にあってもらうよ!!)

白髪の巨人「ガゥアアアアアアアアッ!!!!」

エレンが起き上がる前にフェルはエレンの足を両手で掴んだ

白髪の巨人「ガァウアッ!!」ブンッ

フェルは後方にあった川めがけてエレンを放り投げた

黒髪の巨人「ヴゥ...ッ!!」

水飛沫がはね、エレンの体は半分川に沈んだ

そしてゆっくりだがエレンは立ち上がり、またフェルを圧倒的なパワーでねじ伏せようとした

白髪の巨人「ゴアアアァァァァァァッ!!」

攻撃させない、持ち前のスピードを生かしエレンの大振りなパンチを捌きつつ確実にダメージを与え続けた

黒髪の巨人「ヴ...ヴゴァァッ!?」

着々と後退してゆくエレン、その時フェルに勝機が訪れた

黒髪の巨人が繰り出した力強いパンチは避けられ、体勢を大きく崩すことになった

白髪の巨人「グルァッ!!」ガブッ

フェルは大きく口を開け、うなじへと齧り付いた

黒髪の巨人「ヴ、ヴゴァアアアアアアアアアアアア!!!」ジタバタ

中にいるエレンは傷つけないよう、注意を払いつつ抑えながら食い千切る

芋(すまない、今は耐えてくれ!!)

ブチッ、という音と共に黒髪の巨人の動きは止まった

ミカサ「なっ...!!フェル、何をしているの!?」

心配になったミカサはフェルの元へと急いだ

白髪の巨人「...ガルァ」

フェルは口から気絶したエレンを取り出し、ミカサの足元へと置いた

ミカサ「エレン...!!」

芋(やる事はやった、でも岩が...)

芋(...ボクはこれまで多くの願いを叶えてきた、だがもう何も願わない)

芋(ボクは元々、食べ物なんだ)

芋(だから人類の糧となる運命だった)

芋(その運命を今、果たそう)

芋(自ら壁となり人類の糧に...エレン達の永劫を信じて!!)

ミカサ「フェル!!何処に行くの!?」

イアン「ま、まさか今度はあいつが!?」

リコ「それはない、もし意思が無いのならとっくに私達を襲ってくるはず」

リコ「彼は彼の意思があるんじゃないかしら」

イアン「...そうか」

イアン「俺達の今すべきことは...言わなくともわかるな?」

ミカサ「はい!!全力で白髪の巨人を...フェルを援護します!!」

イアン「リコはエレンを見ていてくれ!!そいつは暴走したとはいえ、今は人間だ!!」

リコ「わ、わかった!!」

芋(ボクじゃない、外の世界を冒険するのはボクじゃなくてもいい)

芋(だから人類には諦めてほしくない)

芋(ボクはボクが出来る事をする、出来なかったら出来るようになればいい)

芋(...壁を塞いだら、後は全てエレンに託そう)

芋(もう仲間を傷つけないでね、いくら暴走したとはいえエレンでも承知しないよ...!!)

白髪の巨人「ギアァァァッ!!」ドガァッ

イアン「穴に突っ込んだ!?一体何がしたいんだ!?」

ミカサ「...!!」

ミカサ「フェルが消えていく!!」

白髪の巨人、フェルは穴に体を入れた後消えた

と、言うより『壁と同化』したと言った方が正しかった

イアン「まさか...自らを壁と一体化させるだと...!?」

ミカサ「ありえない!!何故そんな事が出来るの!?」

イアン「...我々は巨人について何も知らない、だから今は何も言えん...」

イアン「だが、これだけは言えるだろう...」

イアン「彼は...フェル訓練兵は人類の大きな礎になったのだと」

ミカサ「フェル...」

ミカサ「私は、決してあなたの事を忘れない...」グスッ

アルミン「ミカサ!!」

ミカサ「アルミン...どうしたの?」ポロポロ

アルミン「作戦は失敗したんだよね...って何で泣いてるのミカサ...まさかエレン!!」

ミカサ「ううん...エレンは大丈夫なの...フェルのおかげで...」

アルミン「そうなんだ...あれ?じゃあフェルは?」

ミカサ「...」

イアン「フェル訓練兵は...巨人の力かはわからないが、自らの体で壁を塞いだ後消えてしまったのだ...」

イアン「正直、何が起こっているかわからない...わかる事は壁は塞がれたという事だけだ...」

アルミン「フェル、君は一体...」

エレン「おーい!!お前らー!!」

ミカサ「エレン...!!」

アルミン「エレン!!」

リコ「ちょっと待ちなさい!!まだあなたは勝手に動いてはいけないのよ!!」

エレン「作戦は!?」

アルミン「...成功、だって」

アルミン「フェルが自分の存在と引き換えに壁を...」

エレン「フェルが...!?」

イアン「エレン...お前が暴走し、それを止めたのもフェルだ」

エレン「暴走...?俺、何かしたんすか!?」

イアン「今話すべきではない、まずは無事帰還してからだ」

その後駆け付けた調査兵団及び駐屯兵団の活躍により、ウォール・ローゼからの巨人の進行は防がれた

そして奪還作戦から数ヶ月後_

芋(ここは...街?)

芋(...何故ボクはまた生きてるんだ?)

芋(はぁ...これからどうしよう)

芋(皆のところに帰りたい...)

芋(はは、もう何も願わないなんて言っておきながらまた願うなんて)

芋(ボクは神様を道具扱いしすぎかな)

芋(理由なんてどうでもいい、これでまた皆と会える...)

芋(今は、前に進む事だけ考えよう)

そしてフェルはトロスト区の壁門の前をあとにした

芋(あーあ、いっその事巨人になって移動した方が速いかなぁ)

芋(今でも巨人になれるかはわからないけどやってみる価値はありそうだ...)

芋(うーん...でも誰かに見られたら勘違いされちゃうかな?)

芋(仕方ない、もう少し歩くとするか...)

数時間後、カラネス区壁門前_

リヴァイ「...これはどういう事だ」

門前は騒がれていた

それもそうだろう、自分達の進路に誰かが倒れていたのだから

エルヴィン「人、だろうな...見捨てるわけにもいかんだろう」

エルヴィン「作戦はひとまず中止だな」

リヴァイ「おいエルヴィン...何勝手なこと言ってやがる」

エルヴィン「リヴァイ、お前の言いたい事はわかる、わかるがな...」

エルヴィン「気にならないか?何故こんな所で倒れているんだ、そしてこいつは...」

エルヴィン「一体『何期生』なのか」

リヴァイ「...まさかあのエレンの野郎を止めた後、壁になったとかいう」

エルヴィン「多分だがな、それにもしそれ程の力があるのなら有効活用させてもらおう」

エルヴィン「もしただの一般人の場合は私が責任をとろう」

リヴァイ「...訓練兵の服を着てる時点で一般人じゃねぇだろうが」

エルヴィン「だが巨人化の能力が使える者の場合、また兵法会議が開かれるだろうな」

リヴァイ「ちっ、またか面倒臭ぇ...」

エルヴィン「まぁ時間は短縮されるだろう、二度目だからな」

エルヴィン「この作戦はまたその兵が目覚めた五日後程で行う、いいかリヴァイ?」

リヴァイ「あぁ、この正体不明の兵に比べれば別にそこまで急ぐもんでもないしな」

エルヴィン「では後の事は私に任せて、お前はそいつを頼む...」

リヴァイ「結局俺が一番面倒じゃねぇのか...」

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芋「う...もう朝なの...?」ムクッ

リヴァイ「おいお前」

芋「ひゃいっ!?」ビクッ

リヴァイ「大丈夫だ、楽にしろ」

芋「え、と...あなたは?」

リヴァイ「俺はリヴァイだ、お前は?何期生だ?」

芋「ボク...いえ、私は芋...ではなく」

芋「104期生のフェルです」

リヴァイ「そうか...お前があの壁を塞いだというやつか...」

リヴァイ「もし抵抗でもしてみろ、即刻お前を削ぎ落としてやる」シャキン

芋「ひぃぃぃぃぃ!!」ガクブル

ハンジ「何やってんのリヴァイ!!その子を殺したら私、許さないよ!!」バターン

リヴァイ「...いきなりドア開けんじゃねぇよ...ハンジ」

リヴァイ「ただの脅しだろ、本気だったらこいつの寝てたベッドが細切れになってる」

芋(何この人意味わかんない頭おかしいんじゃないのそれとも何巨人化使えるボクが怖いの!?)

芋「あのー...」

リヴァイ「何だ」ギロッ

芋「リヴァイさんって、その...巨人が怖いんですか?」

リヴァイ「...」

ハンジ「...」

芋「...」

ハンジ「あははははははは!!!リ、リヴァイが巨人を怖がってるって!!あははははははははは!!!」

リヴァイ「お前...」

芋「す、すいません...気に障る様な事を言ってしまって...」

リヴァイ「ふん、まぁいい...次はないぞ」

ハンジ「まぁまぁ!!悪気があったわけじゃないしさ!!それより...」

ハンジ「フェル!!色々聞きたい事があるんだぁ!!どうやって壁を塞いだの!?巨人になるとどんな感じ!?あぁあとそれと」

リヴァイ「黙れハンジ、俺が先だ」

リヴァイ「フェル、お前は何故あそこで倒れていた?」

芋「え...寝てたんですよ、立体起動装置のガスも無かったから歩きでトロスト区から来て疲れちゃって...」

リヴァイ「...体に異常などはないのか?」

芋「はい、特に問題なしです」

リヴァイ「お前は巨人化をどの程度使える?」

ハンジ「そうだね!!とても重要な事だねリヴァイよくやった!!」グッ

芋「正直、あまりわかりませんが...奪還作戦時は思い通りに動くことは出来ました」

リヴァイ「そうか、ならいい...」

リヴァイ「お前はどこの兵団に所属している...と言いたいところだが」

リヴァイ「まだどこにも決めてはいないようだな」

芋「はい...でも私は調査兵団へ行くつもりです!!」

リヴァイ「ほう...」

芋「エレンとの約束、一緒に外の世界を見ようって約束したんです!!」

芋「巨人をこの世から一匹残らず駆逐して、いつかかならず外を...!!」

リヴァイ「わかった、じゃあお前も壁外調査に参加しろ」

芋「え!?い、いきなりですか!?」

リヴァイ「何か文句でもあるのか?」

芋「いいえ...ないです...」

リヴァイ「入団手続きはエルヴィンが勝手にやってくれるだろう」

リヴァイ「また商会の犬どもや憲兵団のやつらが騒ぐだろうな」

リヴァイ「とりあえず作戦はまた数日後になる、それまでは自由だ」

リヴァイ「だが外出の際は俺とエレンが同伴する...二体も巨人を野放しにできねぇからな」

芋「エレン...エレンはどうしたんですか!?」

ハンジ「エレンなら今、外にいるよ」

ハンジ「そわそわ忙しなく動くもんだからよっぽどフェルの事が心配なんだね」

芋「そうですか...ふふ、エレンももう少し自分の事を考えたらいいのに...」

芋「まぁそんなとこがエレンのいいところなのかも」

リヴァイ「おいまだか?外出するならさっさとしろ、ベッドのシーツはシワ一つ残すな」

芋「は、はい!!」セッセッ

_____________________________________________

エレン「フェル、大丈夫かなぁ...」ソワソワ

ミカサ「落ち着いてエレン、そんなんじゃ恰好がつかない...」ウロウロ

アルミン「とりあえずどっちも座って待ってようよ...」

芋「おーいエレェン!!」バタバタ

芋「あっ!!ミカサとアルミンも来てくれたんだねぇ!!」

リヴァイ「走るな、転んだらどうする...」

エレン「フェル!!」

ミカサ「...あのチビは来なくていい!!」

アルミン「だ、ダメだよそんな事言っちゃあ!!しょうがないよ、巨人になれる人が二人もいるんだから...」

ミカサ「エレンはもう暴走しない、フェルは賢いしお利口だから大丈夫...!!」ギリッ

アルミン「一応、保険という感じじゃないかな...」

芋「やぁ皆!!久しぶり...かな?」

エレン「お前どこ行ってたんだよ!!俺、奪還作戦の時暴走してお前に...」

エレン「ミカサ達を殺そうとした俺を止めて、その挙句壁も塞ぐし...」

エレン「もう、何て言うかさ...感謝してもしきれねーっていうか...」グスッ

エレン「本当に...すまねぇ...!!」ポロポロ

芋「...エレン、ボクはエレンを責めるつもりなんてないさ」

芋「ボクの方こそ、心配かけてごめんね...勝手に消えちゃって...」ナデナデ

エレン「なっ、何だよ!!子ども扱いすんなよな!!」カァッ

ミカサ「...照れてるエレン可愛い」

アルミン「ミカサ...もうちょっと自重しようよ...」

リヴァイ「感動の再開はすんだか?」

ミカサ「うるさい、部外者は口出ししないで」キッ

リヴァイ「あぁ?」ギロリ

芋「ちょ、ちょっと...喧嘩はダメだよ...」

エレン「壁外調査も延期になって休みが入った事だしさ、一緒に街行こうぜ!!」

芋「そうだね...ボク、皆に会えて色々変わったと思う」

ミカサ「...どうしたのフェル、藪から棒に...」

アルミン「まぁいいじゃないか、そういう事は追及しないであげようよ」

リヴァイ「...で、お前らはどこに行くんだ?」

芋「...リヴァイさんも行きたいんですか?」

リヴァイ「ふざけるな、俺はお前達の監視役であってだな...決して楽しみとかそういうのは絶対にない」

ミカサ「ついてくんなチビ」

リヴァイ「...お前」プルプル

芋「ミカサ...いくら本当の事でも言っちゃダメだよそういうの...いくら本当でもね...」

リヴァイ「」グサッ

ミカサ「そうね...すいませんでした、身長が小さい事をしつこく貶してしまって...」

リヴァイ「」ジワァ

アルミン(うわぁやめたげてもう兵長泣きそうになってるじゃないか)

エレン「さっさと行こうぜ!!久しぶりに皆揃ったんだ!!」

エレン「まずはジャン達のところだ!!へへ、ジャンのやつ腰抜かすかもな!!」

芋「ジャンがボク程度で驚かないと思うけど...ほら、リヴァイさんも行きましょうよ!!」グイッ

リヴァイ「...おぅ」

ミカサ「ちっ...まぁフェルに免じて許してやるか...」

アルミン(これってハッピーエンド...でいいのかな?)



        ~fin~

さて、俺達の戦いはこれからだ的エンドで無理やり終わらせました...

ほとんど強引で自分勝手でしたが特に番外編が一番生き生きとしてましたね自分w

んで壁外調査まで行くと相当ヤヴェエ仕事量になりそうなので曖昧に終わらせました

駄SSを読んでくれた皆さんには感謝します、あとフェルの名付け親さんも...

もっと番外編アイデアはあったのですが需要は無いと思い早めに完結(?)させました

この後の休日ネタとか街中で起こる騒動を巡って何々やら...とまぁアイディアわんさかすぎてこれ以上は書けないです...

最後にもう一度、皆さん読むのお疲れ様でした!!!

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