進撃のグレンラガン (42)



毎日毎日、掘ることだけが僕の仕事だ


穴を掘れば、それだけ村が広がる


村長は喜んで、僕に豚モグラのステーキを食べさせてくれる


ステーキのために穴を掘るのかって?


それはちがうよ


アルミン「……」ホリホリ

コツン

アルミン「…?」


穴を掘っていたら、宝物を掘り当てることだってある




アルミン「ドリル……?」






SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1377247800


シュルシュル、キュッ、パッ

アルミン「できたっ」つコアドリルにひもを通しネックレスにしたもの


女子1「あっアルミンよ(アルミンかわいい)」

女子2「ほんとだ。しかも変なの持ってるし」プークスクス

女子3「なんかキモいよねw」クスクス

女子2「臭いしねww」ケラケラ

女子3「うわ、こち見てるよ」

女子1「穴掘られるかもねw(むしろ掘られたい)」

女子2,3「キャーwwww」


アルミン「……」

アルミン「(´・ω・`)」


トボトボ……ドシン

アルミン「あっ…?」

エレン「よう」

ミカサ「どうしたの? アルミン」

アルミン「エレン……ミカサ……」


ミカサ「もしかして、またいじめられたの?」

アルミン「ち、ちがうよ!」

エレン「ん? ドリルか…」つコアドリル

エレン「お前にピッタリじゃねぇか!」ニッ

アルミン「あ…、ありがとう」ニコッ

エレン「へへっ」

ミカサ「……」

エレン「なぁ、アルミン。少し手伝ってほしいことがあるんだ」


――人気のない場所――

アルミン「ねぇエレン、どこまで行くの?」

エレン「もう少しだ」

ミカサ「……本当にやるの?」

エレン「当たり前だろ。何のために今まで準備してきたんだ」

ミカサ「……」


――ブタモグラが閉じ込められた場所――

アルミン「え、エレン……。これは……」

エレン「どう見てもブタモグラだろ」

ブタモグラs「ブヒェーーーwww」

ミカサ「エレン。やっぱりやめるべき」

エレン「はぁ? 何言ってんだよ」

エレン「やるに、決まってるだろ!」ズバッ←ブタモグラを閉じ込めていた縄をぶった切る


ブタモグラs「ブッヒャーーーーーーーーーーwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」ドドド


ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド

アルミン「うわあああああああああああああああああああ!!!!!!!!!」

エレン「いいかアルミン! お前のドリルであの天井をぶちぬくんだ!」

アルミン「なっ!? そんなの無理だよ!」

エレン「無理じゃねぇ!」

アルミン「そんなぁ!」

エレン「うおおおおお!!! 突っ込めぇぇえええええええ!!!!」

ハンネス「おい! おまえらぁ!!」

エレン「な!?」

ドッカーン!!!


――広場――

ハンネス「お前ら、何度言えば分るんだ?」

エレン「そっちこそ、何度言えば分るんだ!」手錠つけられてる


エレン「地上があるってことがさぁ!」


アルミン「…っ、やめなよエレン、ハンネスさんは村長なんだよ?」

エレン「だからどうしたってんだ!? 村長がそんなに偉いのかよ!?」

ハンネス「はぁ、あのなぁエレン。確かに地上はあるかもしれねぇ」

エレン「だったら!」

ハンネス「でもなぁ、あの天井は代々開けちゃなんねぇモンだって伝えられてきてんだ」

ハンネス「それはつまり、あの天井の向こうに、俺たちの害になる何かがあるってことだろ?」

エレン「だからって、逃げるのかよ? 居るかも分からない敵に、あるかも分からない害に怯えて、進むことを諦めるのかよ!?」

エレン「それはただの腰抜け野郎のすることだろ!」

ハンネス「ッ、でもなぁ! お前以外の奴は今の状況に納得してるんだ! この生活で満足してるんだ! ならそれを守るのが村長の仕事だろ!?」

エレン「変に話をずらしてんじゃねぇy

グラッ


グラグラグラグラ

「きゃーーー!!」

「じ、地震だ!」

ハンネス「み、皆逃げろ!」


ミカサ「エレン、早く逃げよう」

エレン「嫌だ」

アルミン「え、エレン?」

エレン「俺は逃げねぇ」

アルミン「で、でも! 早く逃げないと僕の両親みたいに……」


アルミン「エレンのお母さんみたいに潰されて死んじゃうぞ!!」


エレン,ミカサ「ッ!」


エレン「……安心しろ、すぐ治まる」

ミカサ「エレン…」

グラグラグラグラ

グラグラグラ

グラグラ

グラ







エレン「毎日毎日、こうやって地震に怯えて生きていくのかよ!」


エレン「お前らはホントにこの状況に納得してんのかよ!? この生活に満足してんのかよ!?」



エレン「なぁ……




    地上には……





    天井も壁も、ねぇんだぞ!?」




sageじゃなくてsagaにした方がいいんじゃかないかな



もし この村が 一軒の家だとしたら
君は 玄関の≪扉≫(ドア)には 手を掛けるだろうか?

眠る為の寝具(ベッド)も 暖をとる為の暖炉も
食事を摂る為の台所に 料理があっても?

優しい父親と 少し心配性な母親
やんちゃな奴や 口うるさい奴や 臆病な奴 沢山の兄弟がいても?

ただの悪戯で怒られても 一日飯抜きになっても
平気だけど 詰まらないだろう?
安定した暮らしも村を照らす光も 全てが偽物なんだぜ!

俺達は いつの日か 絶対に 村の外 広がる世界へと 旅立つ冒険者
危険だと 無謀だと 諦めて 安穏に 飼い馴らされはしない 孤高の旅人

炎の水や 氷の大地 砂の雪原が広がっている
本当の「自由」(せかい)が 俺達を待ってる……

──ねぇ...
もし この村が 一軒の家だとしたら
君は 玄関の≪扉≫(ドア)には 手を掛けるだろうか?

>>13
自分も分かってはいるのですが専ブラのせいで……


ジャンはもちろんあの人ジャン
というかジャンってあの人にそっくりだなってところから思いついたSSです

実はまだ配役が決まっていないところが多々ありますが、どうにか完結はさせるつもりです

更新は不定期です

それでは

ちょっと?とうかしてきえます


アルミン「……」ホリホリ

エレンは外の世界にとても強く憧れている

それは僕のせいかもしれない

僕がおじいちゃんに聞いた地上の話を

僕がエレンに聞かせたから

皆で地上を探検しようといったから

だからエレンは地上に執着するのかもしれない


アルミン「……」ホリホリ


エレンは地上に憧れているという理由で多くの村民から疎遠にされている


アルミン「……」ホリホリ


それは僕のせいかも……


ガッ


アルミン「……?」マタカ


謎の顔 チーッス


アルミン「でかい……顔?」


コアドリル ドゥォンドゥォン


――夜・牢――

エレン「あー、暇だ」

エレン「腹減ったなぁ」

ブバァ

エレン「あ、屁ぇこいちまった」




ズガガガガガガガガァッ

エレン「うお!?」

アルミン「エレン!」穴を掘って牢にきた

エレン「アルミン!?」

アルミン「見せたいものがあるんだ」

エレン「見せたいもの?」


アルミン「あぁ…でっかい顔だ」


――通路――

エレン「いいのか? 勝手に俺を連れ出して」

アルミン「今は夜だし大丈夫だよ。朝には戻ればいいしね」

エレン「ふーん。そうk」

ハンネス「なぁ、お前ら」

アルミン・エレン「うぇ!?」

ハンネス「はぁ。あのなぁ、俺は村長なんだ。夜の見回りだってするんだよ」

アルミン「ええええええええええええええええええええええええええええええええ」

ハンネス「アルミン、お前はもう少し頭のいい奴だと思ってたんだがなぁ」

アルミン(迂闊だった……僕としたことが)

ハンネス「エレン、牢に戻れ」

エレン「……」

ハンネス「エレン!」



ぼこ


一同「ん?」


ぼこここここここk

ずががががggggggggg

ggggggggggggggggggggggggggggggggggggg



ガンメン「いってえ」

ずどぉぉぉぉぉぉぉぉんんんん



エレン「でかい顔が……降ってきた……?」

アルミン「天井に……穴……開けられた……」

ハンネス「」初めて巨人と対峙した時のあの顔







ガンメン「あぁ?」





村民A「なんだよ…あれ……」

村民B「おい…天井に穴空いてるぞ……」


エレン「………………ハッ」

エレン「…」ニヤリ

タッタッタッタッタッタ←ガンメンの前に走る


エレン「なぁ……」


エレン「あったじゃねぇか……」



エレン「やっぱり地上はあったんじゃねぇか!」




エレン「このでっかい顔は地上から降ってきたんだ!」





エレン「そうだろぉ!? 皆ぁ!」





村民s「…………」

ミカサ「エレン! これはいったいどうゆうこと? 大きな音で目を覚ましたらこんなことに……」

エレン「あぁ、こいつが上から降ってきたんだ。地上かr」

村民S「うわあああああああああ!!!」

村民E「攻撃してくるぞおおおおおおお!!!!」

村民X「みんなにげろおおおおおお!」


ガンメン「うぃーーwwwwwwwwww」鈍器ぶんぶん


エレン「な!?」

ミカサ「! こっちに攻撃してくる!」


ガンメン「ッエーーーーイ☆」ブンッ


ズドゥーーーーーーーーーーーーーン






アルミン「大丈夫かい?」

ミカサ「ええ、アルミンが下に穴を掘って逃げ場を作ってくれたから助かった」

エレン「ああ、ありがとな」

エレン「それよりアルミン。お前が見せたかったものってあれのことか?」

アルミン「え? ああ、違うよ。確かにあれはでかい顔だけど、あれじゃない」

ミカサ「…?」

アルミン「穴を掘って道を作るから、ついてきて」

エレン「おう」

ミカサ「わかった」



ボコッ

アルミン「ついたよ」

謎の顔 チース アレ ナンカ フタリ フエテマセン?

エレン「へえ、こいつか。降ってきたのには及ばないが確かにでかいな」

ミカサ「比較的綺麗な顔立ち」

エレン「なんだか乗れそうだな」

アルミン「ああ、エレン、この顔で」

エレン「あのでっっかい顔と戦う?」

アルミン「ウンウン」

エレン「よぉし」

ミカサ「ねぇ。どうやって動かすの?」

アルミン・エレン「え………………………………」

ミカサ「……」


コアドリル ドゥォン オレガイマスヨ ドゥォン

アルミン「あれ? このドリル光って……」

エレン「おい、ここに穴があるぞ! ちょうどそのドリルぐらいの大きさだ!」

アルミン「もしかして、その穴にこのドリルをいれるのか?」

ミカサ「やってみる価値はある」

アルミン「わかった。二人とも、乗り込んで」

エレン「もう俺もミカサも乗ってるぞ!」ソワソワ

アルミン「早っ!?」

ミカサ「エレン、ソワソワしてる」ワクワク

エレン「してねぇよ! だから早くしてくれアルミン」ソワソワ

アルミン「あ、あぁ」ヨッコラショ



アルミン「行くよ……」




カチャ グルッ…………








謎の顔 ミ・ナ・ギ・ッ・テ・キ・タァァァァァァァァァ!!! ファアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!









謎の顔 ずがががががgggggggggggggggggハイスピード穴掘りぃ!!!!!





アルミン「うああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

エレン「うわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ミカサ「きゃあああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!」





ここまでです

やっつけ感バリバリですねorz

次回はアルミンたちが地上へいくはずですタブン

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