スネーク「お前もコブラ部隊か!?」俺「私はザ・ニート....」 (69)

俺「哀しい、哀しい、働くのは哀しい...」

スネーク「ニートイーター作戦?」

少佐「ああ、スネーク 冷戦が終わって以来ニートは経済を蝕んでいる 君の任務はソ連に潜むニートどもを一掃することだ」

スネーク「ニートは何もしないんじゃないのか? そもそも何を彼らは何をしたんだ?」

少佐「スネーク、彼ら自体はそんなに害ない しかし彼らが存在していることがまずいんだ」

少佐「冷戦以降、われら資本主義国の経済はゆるみきってきている」

少佐「その象徴がニートだ 働かないだの幻想に逃げて生産物を享受するだけの癌だ 」

少佐「社会主義者どもの前にまず内部の蟻を駆除しなくてはならない」

少佐「君は任務に忠実に従えばいい」

はしのうえ
スネーク「なぜ国を裏切る?」

ザ・ボス「自分に忠を尽くしただけだ」

スネーク「この十年で何があったんだ?」

ザ・ボス「私はこの十年のほとんどを部屋で過ごした....」

ザ・ボス「戦うことが日常だった私に始めて、生まれて始めて安息が訪れた...」

ザ・ボス「その部屋を世界に置き換えるだけだ」

スネーク「そんな馬鹿なことさせてたまるか!」しーきゅーしー

ザ・ボス「ふん!」

スネーク「ぐわっ!」

スネーク「引きこもってたんじゃないのか⁉なんだその力は」

ザ・ボス「ID腹筋を知ったのも引きこもり生活の産物だ」

ザ・ボス「お前に私は倒せない!」

スネーク落下

~~~~~~しばらくして基地の中~~~
オセロット「全員揃いましたか」

ザ・ボス「そうだな」

ドン!ドン!

オセロット「隣の部屋⁉敵襲か?」

ザ・ボス「....いるのかザ・ニート?」

ド!ドン!

ザ・ボス「....わかった、すぐ持って行く」

オセロット「もう一人いるんですか?」

ザ・ボス「ああ」

オセロット「顔も見せないでどんな奴なんですか?」

ザ・ボス「ザ・ニートは普段死んでいる、というか非常時でも死んでいる」

オセロット「無能じゃないですか」

ザ・ボス「....私の息子だ」

注 オセロットとザ・ボスは互いの事無関係だと思ってる

オセロット「賢者達に引き取られたんじゃ?」

ザ・ボス「なぜその事を知っている?それは一人目だ」

ザ・ボス「ふたご

間違えた途中からね

ザ・ボス「双子だったんだ、だから一人は幸せになるよう育てようとおもって.....」

ザ・ボス「小さい頃は可愛かったんだ聡明で頭も良かった、運動もできたしプレゼントしたパトリオットでの射撃もうまかった...」

ザ・ボス「しかし14の頃家庭環境の事をからかわれて問題を起こしてしまった...」

オセロット「なにしたんです?」

ザ・ボス「いじめっ子をスナイプで....」

オセロット「うっわ....」

ザ・ボス「やはり私達は戦場でしか生きられないんだ...しかし私はどうしても普通に、血と裏切りと離れたところで生きて欲しかった」

ザ・ボス「だんだんと学校を休みがちになり、私とソローが半年仕事して帰った時には引きこもりになっていた」

ザ・ボス「私達とは全くコミュニケーションしようとしなかった....」

ザ・ボス「時折くるAmazonからの荷物を受け渡す時しか彼の姿を見れなかった...」

ザ・ボス「しかしある日気付いたんだ、自分達がトラブルの原因だからと引け目を感じ彼に本当に向き合っていない事に....」

ザ・ボス「そして息子の事を理解しようと私とソローは引きこもる事にしたんだ」

ザ・ボス「息子のPCをハックし好みを把握した、息子の立てるスレを読んだり支援したりした....そして最近気付いたんだ」

ザ・ボス「今の生活を楽しむ自分に....」

ザ・ボス「ソローもそれに気付いたんだ、私達はいつの間にか満たされていた」

ザ・ボス「孤独だが完結した世界、誰の策略にも踊らされず裏切りもない世界....」

ザ・ボス「これが宇宙から見たあの地球が言いたかった事なんだと....」

ザ・ボス「そして息子にドア越しで伝えたんだ....自分の思いを....」

ザ・ボス「返事はなかった...」

ザ・ボス「そしてまた自分の部屋に戻ろうとすると....

む す こ が へ や か ら で て い た」

オセロット「(たいしたことじゃねぇ...)」

ザ・ボス「そして家族会議したんだ、久しぶりの一家団欒だった....みんな笑顔だった」

またやっちゃった
キ ソ グ ダ ム
ザ・ボス「そしてニートの''王国''をつくる事にしたんだ」

オセロット「踊るダメ人間だな....」

ザ・ボス「しかしそのためには莫大な資本がいる」

ザ・ボス「そのために''賢者の遺産''がいるんだ....」

メタルギアでニートっぽいのってオタコンだよな
時点でジョニー

オセロット「コブラ部隊はその事を知っているのか?」

ザ・ボス「ああ、もちろんだ」

ザ・ボス「みんな引きこもっていた」

ザ・ボス「実は随分前から水面下で連絡をとってたんだ(Skype)」

オセロット「(スパイする必要あんのかな..)」

>>42
あいつ母親とセックルしてたんだっけ?

穴ん中
ザ・ペイン「ぐあーっ!」

スネーク「スズメバチ4匹でどうやって戦おうとしたんだ....」

ザ・ペイン「な、なぜ集まらん⁉ぐわー」どかーん



ザ・フィアー「関節炎なっちゃった」

スネーク「......」パン!パン!

建物内
ザ・フューリー「なんか錆びてて炎出ない」

スネーク「......」パン!

ザ・フューリー「引火しちゃう!うわああああああああああ‼‼」どおおおん

ザ・フューリー「管制とおぉぉお!ガスでませぇぇぇん!」どかーん

ザ・ボス「なに⁉コブラ部隊が!ありえん!相手は仕事してるんだぞ!」

ザ・ボス「なんという事だ....」


ドドドドドン‼


ザ・ボス「⁉ ザ・ニートお前が行くというのか⁉」



ドン!ドン!ドドドドドドン!ボンボン!



ザ・ボス「ティンパニまで.....よし、頼んだぞ....」


スネーク「(メンテナンスがろくにされてなさすぎる...危機感も欠落している...)」
スネーク「(どうしたというんだ...)」

パラメディック「スネーク、残りのコブラ部隊の事だけど....」

スネーク「どうかしたのか?」

パラメディック「情報が少しあるのよ、伝えるわね」
パラメディック「数は三人、まず一人目はザ・エンドね かなり高齢のスナイパー でも孤独死したみたい、確認も取れたわ」
パラメディック「二人目はザ・ソロー 凄腕の傭兵ね、霊媒ができるみたい...」

スネーク「おいおい、冗談だろ....」

パラメディック「本当よ!軍の記録として残ってるんだから でもこの人も途中でリタイヤしてるわね.....連れて行かれたのかしら.....」

スネーク「なんの話だ?」

パラメディック「なんでもないわ!三人目はザ・ボス...説明しなくても大丈夫ね....」

スネーク「ああ...」

パラメディック「新しい隊員もいるかもしれないから注意してね」
ブツっ
スネーク「(霧がかってるな、注意しないと.....)」

ボワッ

スネーク「お前もコブラ部隊か⁉」

うっかりやっちゃった ごめ

俺「私はザ・ニート.....」

ザ・ソロー「私はザ・ソロー.....」

俺 ソロー「「働かざるものの苦しみ教えてやろう‼」」くわっ!

スネーク「うわっなんだこれは!」

ぐにゃーん

スネーク「なんだここは...」

俺「よく来たな....ここは私の部屋だ....」

スネーク「幻覚か?くそっ!」

俺「そんなものではない....お前の内に潜む真理だ.....」

スネーク「こんなものが真理でたまるか!」

俺「ほう....しかし実際君は今''安心''している」

スネーク「⁉」

俺「いくつか説明してやろう、ここは世界の真理の一部だ ザ・ソローは''渡し''だ」

俺「俺がこの空間を維持している...」

スネーク「わけがわからん!お前は何者だ」

俺「僕は社会をすてる事でソローのような能力に目覚めた.....」

スネーク「それがこれか!」

俺「そうだ、私は他人と一つになれるんだもう私に人格はない....私の正体は世界のニートの人格の統合体.....!」

スネーク「信じられん、そんな話...」

ニート「信じなくともよい!お前はダメだ....人間的価値観に振回される愚かな羊だ!」
ニート「死ね!」クワッ

スネーク「かはっ」バシャ

スネーク「...」蘇生薬カミッ

スネーク「なんなんだ、やつは....」

スネーク「どうすれば、倒せるんだ....」

2とかストーリー複雑過ぎて把握しきれない あとサイボーグの人が苦手

スネーク「あのザ・ニートとやらは何者なんだ?」

ゼロ「あまりデータはないが14歳のときに当時のクラスメイトが相次いで銃殺されたらしい 奴の身内に関係者がいるらしい、ウチが揉み消しに関わっていた」

スネーク「奴がやったのか?」

ゼロ「ああ...間違いないだろう」

スネーク「動機は?」

ゼロ「わからん」

ゼロ「とにかくなるべく早く迎えをよこす」
ゼロ「それまで死ぬなよ」

ヘリん中
スネーク「(振り回される子羊か.....)」

スネーク「(どうしろってんだ)」

ゼロ「スネーク!大変だ!」

スネーク「どうした?」

ゼロ「大量破壊兵器の反応がでたんだ!」

スネーク「なんだって⁉」

ゼロ「みた事もない戦車だ!とんでもない大きさだ!」

スネーク「どうすればいい?」

ゼロ「政府からの命令だ、大量破壊兵器をすべて無力化しろ!」

スネーク「時間は?」

ゼロ「屋外で調整していた!恐らく4日程経てば出撃される‼それまでにかたをつけろ!」

基地の中
ザ・ボス「ご飯持って来たわよ....」

ザ・ニート「........」ガチャ!サッ!バタン!

ザ・ボス「(最近ちゃんとドアを開けてくれる!)」

~~~~ニート部屋~~~~~~~~~~
ザ・ソロー「じゃあ食べようか」

ごめんなさい本当ごめん

ザ・ニート「うん、そうしよう」

ザ・ソロー「うわ懐かしいな....昔はよく食べたよ」

ザ・ニート「普通の肉じゃないの?」

ザ・ソロー「ワニ肉だね、これは」

ザ・ニート「ふーん」

ザ・ソロー「..........」咀嚼中

ザ・ニート「..........」咀嚼中

ザ・ソロー「母さんとはやはり仲良くできないのか?」

ザ・ニート「..........」

ザ・ソロー「余りに長過ぎたな、お互い」

ザ・ニート「..........」

ザ・ソロー「ゆっくりでもいいから理解しようとしろよ」

ザ・ニート「うん」

シャゴホッド近く
スネーク「(後は爆破だ)」

チャキ

スネーク「⁉」

ザ・ボス「まさか生きているとは....」

ザ・ボス「私は息子と幸せに暮らしたいんだ....なぜ邪魔をする....」

スネーク「息子⁉」

ザ・ボス「そうだ....私には息子がいるんだ お前をやり損ねたあいつだ 息子は心を病んでしまった...」

ザ・ボス「この世界のせいだ....」

ザ・ボス「私なら世界を変えられる、子供のためにできる事をするのが親の勤めだ....」

スネーク「お前は道を間違えている!」

ザ・ボス「貴様に何がわかる!」

スネーク「お前が中途半端に奴を支えようとするから奴は迷ってしまうんだ!」
パン!
ザ・ボス「迷うだと⁉私はできる限りの事をしただけだ何が悪い!」
タタタタタン!
スネーク「お前は奴について何も知らないのか!」チュン!
ザ・ボス「お前が何を知っていると言うんだ!」パン!パン!
スネーク「奴の心に触れたんだ!死ぬ程な!」パパン!
ザ・ボス「何の話だ!」パン!
スネーク「息子の力について知らないのか?」
ザ・ボス「何の話だ..」
スネーク「どうやって俺を仕留めたと思っていたんだ?」
ザ・ボス「ソローが気を遣ったのかと...」
スネーク「お前は息子を信じていないのか!」

ザ・ボス「うっ....」

スネーク「しっかり息子に向き合わなかったのがあいつが病んだ原因じゃないか?」

ザ・ボス「うるさい!」パン!

C4引火

スネーク「ボス!」

ソロー「避けろ‼」ドン

ザ・ボス「ソロー!」

ソロー「ぐはっ....!」

ニート「.........」

ニート「(こんなんじゃないんだ)」

ニート「(もっと綺麗なものなんだ)」

ニート「(逃げてしまおう)」

ニート 「.......」パン!




オセロット「ええはい、遺産のありかはわかりませんでした」

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年10月27日 (月) 21:56:12   ID: 0GiRXcJt

関節炎クソワロタwww

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