アルミン「この本...何だろう?」 (172)

書き溜めがあるので完結は早くするかも。

完結ss

クリスタ「食堂の謎のノート」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1372658382

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1373353590

アルミン「...この本、何だろう」

僕の目の前には、一つの変わった表紙の本。

その表紙は「日記」と書かれていた。

アルミン「...?」ペラッ

めくったのは良いが名前が無いから返すにも返せない。

教官に渡そうか...

そうは思ったがやはり僕も人間...。読んでもみたくなる。

アルミン「...駄目だ!人のものだし...」

アルミン「いやでも、中に名前書いてあるかも...」

アルミン「教官に届ければ良いじゃないか!」

アルミン「...でも、教官めんどくさいし...」

アルミン「......」

好奇心が邪魔をする。

アルミン「ええい!ままよ!」ペラッ


◯月◯日
今日からこの日記に記録していく。
今日はエレンと格闘術訓練を組んだ。

アルミン(...これを見る限りは...まだ絞れないな。僕も格闘術訓練挑まれてるし...いや、僕の場合は教えてもらったのか)

アルミン(読み進めたらこの本の所有者を見つけられるかもしれない...)

アルミン(でもエレンの名前が出てくる時点で104期なのは...でも、同姓同名は居るだろ。『エレン・イェーガー』とは書いてないし。)

◯月◯日
今日はアルミンが座学を教えてくれた。
とても分かりやすいので、また今度教えて貰おうかな。

アルミン(僕?うーん、アルミン何て名前、他にも居るかなぁ。
でも、これで104期生の可能性は高い)

アルミン(とにかく、少しだけ読み進めよう)ペラッ

◯月◯日
今日は立体起動の訓練中に私が転びそう
になったときにサシャが支えてくれた。

アルミン(...サシャ?)

アルミン(...エレンが組んで僕が教えてサシャが支える人物...)

アルミン(アニ?...いや、一概にアニとは決めつけられない...)

◯月◯日
今日可愛いくまさんを買った。
少しアルミンに似ている

アルミン(...少女趣味...クリスタ?......)

アルミン(...誰だろう。)


アルミン(104期生の誰かなのは分かったんだけどなぁ...)

アルミン(とりあえず読み進めてみよう...)


とりあえず一旦投下中止します

夜にまた投下します。

アルクリなら俺歓喜

ところで、前作はhtml化依頼した?

>>12
おう!依頼だしたぞ!

◯月◯日
今日のスープは美味しかった。
ニンジンは相変わらず皮むけてないけど...

アルミン(...食べ物の事を書かれるとサシャも含まれるな...)

アルミン(...可能性は低いけど)

アルミン「はぁーー...疲れた。」

アルミン(頭をずっと回転させていたからだろうか。これの他にも本を数冊読んでいるし、目が疲れた。)

アルミン「んー...ああ、もうこんな時間か...」

アルミン(でもまだ夕食迄には時間あるし...もう少し見てみようかな。)

アルミン「んーっ...」セノビ

アルミン(少し情報を整理しようかな。)

今上がっている所有者候補は女子全員。
つまり、男性は除外する形で考える。
男性でこんな内容書くとしたらライナーかエレン...

アルミン(エレンは名指しされているから除外される...)

ジャンはエレンの事なんて書かないだろうし、
マルコはサシャに支えてなんて貰わないだろうし...
ベルトルトとライナーが有力...

でもライナーがそうだとしたら...

アルミン(...うぇ)

でもライナーはサシャに支えてなんてしてもらったら...

アルミン(サシャが落ちるんじゃないか?)

そうなるとベルトルトも同じだな...

なら、

アルミン(女子全員か)

アルミン(よし、女子前提で考えよう)


アルミン「よし。次のページへ...」ペラッ

◯月◯日
暑い。そろそろ夏だと言うのにこの上着はどうして脱げない。
暑いったらない。コニーは元気で良いな。

アルミン(...コニー...も違うのか。)

アルミン(.........)

アルミン(...このページは本人の要領をえられないな。)ペラッ



◯月◯日
ライナーがいじめられていた。
エレンも止めに入っていた。
でもアルミンの貞操が危なかったのでエレンも途中までは見逃してた。
掘るのはいけない。

アルミン(...あの時か...)

アルミン(...あれ、僕が掘られそうだったから皆ボコボコにしてたのか...)

アルミン(...あの時は沢山人がいたからな...記憶を頼りには出来ないか...)


?「アルミン!」

アルミン「うわ?!」

アルミン「ク...クリスタ... 」

クリスタ「なに読んでるの?」

アルミン(どう受け答えるべきだ...!どう受け答えたらいいんだ...!)

まずはじめに正直に話す選択肢。
この日記がもしクリスタの物なら詰んだ。
...まあクリスタなら自分の日記でもコロガサレル事は無いだろうけど...

アルミン(!)

ユミルが居ない...、ユミルは何処だ?

...ユミルが居るのか居ないのかは確認しておいた方が良いな...

アルミン「そういえばユミルは?」

クリスタ「うん?ユミルは私と一緒に今日は行動してないよ。今日はどこかへ出掛けたみたい。」

アルミン「そうなんだ」

クリスタ「で、何の本読んでるの?」

...選択肢、二つ目は『嘘』。
「僕の日記」と嘘を吐きその場しのぎをする...。
でももしクリスタがこの日記を書いていたのならば...わかってしまう。
書いていなければセーフか...

三つ目は話題のすり替え。
さっきのユミルの下りからして可能性は低いけど...。

アルミン(...どれもギャンブル性が高いな...、なら)

アルミン「日記を見つけたんだ。少し中身見ちゃったんだけど、クリスタの物じゃ無いよね?」

アルミン(僕らしくひとつ目の選択肢を選ぶ...!)

クリスタ「日記?!」

クリスタ「ふーん、誰のだろうねぇ、私の日記は食堂の日記だけだから分からないなぁ...」

アルミン(!)

アルミン「その手があったか!」

クリスタ「どうしたのアルミン?」

アルミン「筆跡だよ!筆跡で誰だか分かるかも知れない!」

クリスタ「え?!」

アルミン「悪いんだけど食堂からあのノート持ってきて!」

クリスタ「え、あ、うん!」オドオド

パタパタ...

アルミン(クリスタ、君は最高だ!流石は神様だ!)

アルミン今どこにいるの?
てっきり食堂で読んでるのかと。

談話室的な所…か? あるのか分からんが

アルミン(...でも、筆跡がわかったところで匿名のノートだし名前が分からない...)

アルミン(でも、筆跡が分かったら大きな進歩だ...)

アルミン「...うーん...」

クリスタ「アルミン!」

アルミン「クリスタ!持ってきてくれた?」

クリスタ「う、うん。
よく分からないけど困ってるみたいだし...持ってきたよ」ノートスッ

アルミン「ありがとうクリスタ!」ウケトリ

アルミン(クリスタをパシりにしたことは後で謝るとして...
ノートの筆跡の分かりやすいページは...)ペラッペラッペラッ

◯月◯日
ライナーうざい

アルミン(...とりあえずノートの筆跡はこれで、日記の方はこのページを使おう)


◯月◯日
ライナーがいじめられていた。
エレンも止めに入っていた。
でもアルミンの貞操が危なかったのでエレンも途中までは見逃してた。
掘るのはいけない。

アルミン(そして、これをこうしてこうして...)

クリスタ「...?」

クリスタ(アルミン何してるんだろ...)

アルミン「合わないか...」

アルミン(他の記事同士でやってみるか...)ペラッペラッペラッ

>>27>>28
...あ、書き忘れてる...
指摘ありがとう
アルミンは図書室で読んでる
後で補足しなくちゃ...

ーーーーーーーーーー
図書室 30分後

アルミン「駄目だ、分からない!」

アルミン(やっぱり筆跡で答えを出そうなんて甘かったか...)

クリスタ「あ、あの、アルミン...?」

アルミン「あ、ごはん...って、クリスタ居たの?!」

クリスタ(忘れてたの?!)

クリスタ「居たよ、ごはん行こうよ」

アルミン「...そうだね、エレン達が待ってる」

クリスタ「う、うん」

溜め書きが少なくなって来たので落ちる。

急いでちゃんと書いておくので
明日昼頃少し投下する

ーーーーーーーーーー
食堂

エレン「おぉぉぉい、アルミン?アールミーン?」手ブンブン

ミカサ「アルミン?」手フリフリ

アルミン(そもそも筆跡で答えを出そうなんて甘かったんだよな...)

アルミン(やっぱり推理していった方が早いかも...)

アルミン(でも、筆跡を調べていて分かった事はある。
所有者はおそろしく観察力の高い人だと思う。)

エレン「...こりゃ全力思考モード入っちまったな、アルミン。」

ミカサ「アルミンは全力思考に入ると
回りに鈍感になる代わりに、
いつもの思考の三倍物事を早く処理出来るようになる。」

エレン「デメリットは鈍感になることと、正解がでるまで止まらない...」

ミカサ「ので、ごはんをアルミンに食べさせよう。
アルミン、口からスープが垂れている」

エレン「お前もな、ミカサ。急ぎすぎだぞ...」

ミカサ「つい......」

エレン「おいアルミン、あーんしろ」

アルミン「...あー...ん...」モグモグ

一同(...言葉に出来ない後悔と期待...これは...)

少ししか書き溜め無いけど投下する

ーーーーーーーー
食後 図書室

アルミン「...さて、仕方ない、続きを読もう...」ペラッ

◯月◯日
もしもの事があったら私は切り捨てなければいけないのに、
私にそんなこと出来るだろうか。

アルミン(...むむ、これは...)

アルミン(...ユミル?いや、違うかもしれないけど...一概に言い切れない文章なのが、。)

アニかミカサかユミル...?

アルミン(...ああああ、考えがまとまらない)

◯月◯日
最近アルクリと皆が騒いでいる。
アルミンもクリスタもそんな気無いのになぜだろう。

アルミン(...ん?これは...僕が見てよろしい内容なのかな?
駄目なんじゃないのかな...)マジメ

アルミン(て言うか茶番良いから本筋はよ!)メタイ


続き投下夜

続き投下

ーーーーーーーーーー
◯月◯日
今日授業で人類最強の話がされた。
私より小さいらしい...。


アルミン(...ああ。あの時の...)

アルミン(...?)

アルミン(ミカサからこんな内容を前しゃべった様な気がする...)

?「アルミン?」

アルミン「うわわ?!」

ユミル「なにやってんだこんなところで」

アルミン「あ、ユミルか...」

アルミン(帰ってたのか)

ユミル「あ?どうしたんだ?そんなにビックリしなくてもいいだろ。んー?なに読んでんだよ?」

アルミン(どうするアルミン・アルレルト、ここで所有者有力候補のユミルが現れた...)

どうする、ここで正直に話すか?
でも最悪の場合はドボンだぞ。

とりあえず...
クリスタが一緒なのか聞いてみようか...

アルミン「あれ、クリスタとは一緒じゃないのかい?」

ユミル「ああ、まあな。今日はちょっとな。用事があってな。」

アルミン「...ふうん...」

ユミル「で、なに読んでんだよ?お前」

アルミン「うん...」

アルミン(うう、話題そらしは効かないか...)

でも良く良く考えると...ユミルがクリスタの事を序盤で書かないのは、おかしい...。

自分と重ねているとしても、少なからずクリスタには気を使っている筈だ。

...余計な事を考えるな。

『クリスタとは形の上の友達』

なんて。
...考えるな、駄目だ。
駄目だ、考えに捕らわれるな。
...ユミルは違う、筈。
正直に答えよう。
そうすればいいんだ。


アルミン「えっとね、日記を見つけたんだ。思わず中身を読んじゃったんだけど名前が分からないんだ。
だから何か書いてないかって見てたんだ。」

ユミル「はーん...」

アルミン(なーんーかーニーヤーニーヤーしーてーるーぅー、嫌な予感しかしないよ!)

ユミル「で?何か分かったのかよ?」

アルミン「え?」

ユミル「え?じゃなくてよ、何か分かったのかって聞いてんだよ。」

アルミン「ユミルのものじゃ無いの?」

ユミル「あたしゃあのノート以外の日記なんてつけてねーよ。
で、どうなんだよ」

アルミン(あ、脅して来なかった...)

アルミン「えっとそうだね、身長がたかめで女の子でって事位かな?」

ユミル「ほーう、じゃ、何か手伝える事があったら言え。」

アルミン「ありがとう!ユミル!」

ユミル「べつにアルミンちゃんの為じゃねーよ。」

疲れてて寝落ちしちまった...
くそっ、ごめん
「」の中の最後まで「???。」で区切ってしまう癖がある。
馬鹿みたいな癖だな!と思って見逃してね...

アルミン「ユミルは優しいね」

ユミル「は?!優しくなんかねーし!」カァ

アルミン「ユミル顔赤いよ?」クス

ユミル「馬鹿か!」

アルミン「あはは」クスクス

ユミル(...たく、エレンと同等かそれ以上の天然野郎だぜ...)

アルミン「今分かってる確定情報は『女性』『観察力のある人』『104期生』だ。
まだ分からなくて確定情報にしていない情報もあるから」

ユミル「おう...」

アルミン「身長は比較的高い方だと考えてるんだ。人類最強を『私より小さい』と書いていたしね」

ユミル「はぁん...」

アルミン「で、身長の問題を除いて考えて当てはまる有力候補は、ユミル、ミカサ、アニ、サシャ。
でもってユミルは違うと今分かったから、ミカサかアニ...あとサシャ...。
どちらかが所有者だと考えてる」

ユミル「...」

アルミン「多分もうすぐしたら答えは分かると思うんだ」

ユミル「?何でだ?」

アルミン「日記は日につれて段々本心しか書かなくなって来るものさ」

ユミル「...お前、そんなに『良いこと』したいのか?」

アルミン「だから前も言ったけど違うよ。僕はただ日記の内容だけで所有者を見つけると言う推理を楽しんでるだけだよ。
いや、勿論ちゃんと返してあげたいと言う良心もあるけど...」

ユミル「...そう」

アルミン「う、うん」

アルミン(ユミルが最近優しい様な気がする。気のせい?)

◯月◯日
キース教官から10位内確定だと、言われた。
良かった。

ユミル「10位内なんだな。」

アルミン「うん、密かに考えてたミーナも違うみたい」

アルミン(あの子決して立体起動強い方では無いし)


◯月◯日
髪の毛の手入れが大変。
私もよくサラサラと言われるが
アルミンやクリスタみたくサラサラになりたい。


ユミル「そういえばお前もけっこう髪の毛サラサラだな」ワシャワシャ

アルミン「そう?一応手入れはちゃんとしてるけど...(ミカサがうるさいし)」

ユミル「女の子みてぇだな」ゲラゲラ

アルミン「うっ...」

◯月◯日
天気が悪かった。
足元が滑るなかでの訓練は少しだけ大変。
エレンも転びそうだった。

アルミン「この日かな。僕が盛大にこけて頭打ったの。」

ユミル「くそ笑ったよなあの時...っくっくっくっ...」肩カタカタ

アルミン「...ひどいよユミル...」

20時位に次投下
溜め書きデータがすっ飛んだよオワタ
と言うわけで再制作してくる

作りかけが消えるのって堪えるよな
待ってるぜ

投下...
くそう、消え失せたデータの中に小ネタでオマケとかあったのにっ...ちくしょう
>>60
そう、思いっきり消えてかなりショボーンとしてる、現在進行形で

◯月◯日
怖いと言われた。
そこまで自分は怖いのだろうか...

ユミル「なんか分かったか」

アルミン「うーん...と」

アルミン(どうしてこんな、要領を得られそうな文じゃないんだろう...)

アルミン(...ふむ)

要領を得られそうな文を書かないのは
適当なのではではなく、「言語力」が無いのであれば話は別だ...

アルミン「所有者は国語が苦手なんだ!」

アルミン「エレンの事が書いてあるページ...!いや僕の事が書いてあるページでも良い、書いているものがあるなら...」ペラッペラッ


◯月◯日
アルミンは教え方が上手だ。
将来有望な兵士になれるだろうな。
エレンと共に出世して欲しい。



アルミン(...やっぱり)

アルミン(...これ、言われた事がある)

アルミン「所有者が分かったよ!ユミル!」

ユミル「え...」

アルミン「所有者は...!」

ーーーーーーーーーー
食堂

ミカサ「...何?アルミン」

アルミン「これ、ミカサの物でしょ?」日記ミセル

ミカサ「...あ!」日記ウケトリ

アルミン「大事な物なんでしょ?図書室で見つけたんだ。」ニコッ

ミカサ「...中身、見た?」

アルミン「見たよ、人物特定をするためにね。...ごめんねミカサ」

ミカサ「...」カァァ

アルミン(所有者が見つかったのは良いことだけど、ミカサが、くまさんを買ったのか...)

ミカサ「アルミン」

アルミン「?なんだいミカサ」

ミカサ「...これ」

アルミン「...くまのぬいぐるみ?」

ミカサ「後でエレンにもぬいぐるみをあげる。...訓練生になって結構経ったれけど、...その、寂しくて...いつも一緒に寝ていたから...」カァァ

アルミン「...」

アルミン(...ジャンが視たら即死だろうなぁ...)

アルミン「あ、ありがとう!枕元に置いておくね!」ニコッ

ミカサ「...ので!」

アルミン「う、うん」

ミカサ「エレンとアルミンも...その、出来れば...」

アルミン「うん、ミカサに似合いそうな可愛いぬいぐるみ、お礼に返すね」ニコッ

アルミン(まあ、そういう事なんだろうし...ミカサ、案外寂しがりだしね...なにかしてあげようって、思ってたんだけど...)

ミカサ「私は行く。...お返し待ってる、アルミン」

アルミン「うん、ありがとうミカサ」

ミカサ「こちらこそ...」

アルミン(...今度エレンと一緒にぬいぐるみ買いに行こう...)

ユミル「良かったな、所有者が見つかって」

アルミン「ユミル」

ユミル「私はアニだと思ってたんだけどな」ハハハ

アルミン「正直ミカサでも転びかける事はあるんだなと思ったよ」ハハハ

ユミル「名探偵アルミンだな」ゲラゲラ

アルミン「名探偵って...」カァァ

ユミル「ゲラゲラ」

ーーーーーーーー
廊下

ミカサ「...日記を無くしていたなんて思わなかった...」

ミカサ(アルミンが拾ってくれたから良かったものの...
他の人間なら教官の手に渡って、教官に読まれていた事だろう...)

ミカサ「...」

ミカサ「...名前、書いておこう」キュッ

クリスタ「あれ?ミカサ」

ミカサ「クリスタ」

クリスタ「あ、その日記、ミカサの物だったんだ!」

ミカサ「?知っているの?この日記の事を...」

クリスタ「うん、アルミンが人物特定の為に必至に推理してたの見てたからねー」

ミカサ「...そう、アルミンが...」ギュッ

クリスタ「...ミカサっていつもはエレンにベッタリだけど、ちゃんとアルミンの事も大事に思ってるんだね」

ミカサ「...エレンもアルミンも、私の大事な家族。大事じゃない筈がない。」

クリスタ「そっか、良かった」

ミカサ「...何が?」

クリスタ「ううん」

クリスタ(てっきりエレンの事ばかりだと思ってたけど、良かった)

コツン

ミカサ「...?」ヒョイッ

クリスタ「どうしたのミカサ」

ミカサ「何か落ちていたので拾った」

クリスタ「...?何だろう、小さいノート?」

ミカサ「...普通のノートではない。ネタ帳と書いてある」

クリスタ「...明日アルミンに持っていこう」

ミカサ「そうした方が良いかもしれない」

ーーーーーーーー
男子寮

エレン「アルミン!」ニカッ

アルミン「エレン?!」ビックリ

エレン「見てくれ!ぬいぐるみだぜ!」ウサギサン

アルミン「僕もあるよ」クマサン

エレン「...お前、くまさん似合うな...」

アルミン「え」

エレン「お前もミカサから貰ったのか?」

アルミン「うん、そうだよ」キュッ

ジャン「ミカサ...が...ぬいぐるみ...」バタッ

マルコ「ジャン?!ジャァァァァン?!」



エレン「...やっぱりお前くまさん似合うな」カワイイ

アルミン「え?」キョトン

エレン「何でもねぇ、いや、何かお返しミカサにしてやりたくてよ。」

アルミン「うん、それならぬいぐるみが良いんじゃないかな?」

エレン「ぬいぐるみ屋に入るのは少し恥ずかしいが...」

アルミン「そうだね、でも最近は男でもぬいぐるみ抱いて寝る人がいるみたいだよ?」

エレン「それはベルトルトの事だろ?」ハハハ

アルミン「そうだね」フフ

エレン「...」ジーッ

アルミン「?」キョトン

エレン「...まあ、アルミンが居るから大丈夫だろ」ウンウン

アルミン「...僕は男だからね」ムッ

エレン「わぁってるよ」ハハハ

アルミン「じゃあ、今度の日曜ね」

エレン「ああ!」

アルミン「じゃあ、おやすみエレン」

エレン「おやすみアルミン」



ベルトルト「ライナー鼻血d...ライナー!ライナーーー?!」

ーーーーーーーー
次の日 朝食 食堂

アルミン「...ネタ帳?」

ミカサ「昨日あのあと拾った」

クリスタ「日記の所有者を割り当てたアルミンならわかるかなって」

アルミン「...中身は見たの?(何でも屋になっている様な気がしなくもない)」

ミカサ「見ていない」

クリスタ「ちょ...ちょっとだけ...」エヘ

アルミン「...分かった、名前は...無いみたいだね。」

ミカサ「読んだの?」

クリスタ「...うん」

ミカサ「そう...」

クリスタ「あ、アルミン!開いちゃ...」

アルミン「え?」ペラッ


『ベルリントルトル』
『アニの素』
『仮面ライナー』


バタンッ!(アルミンがノートを閉めた音)

アルミン「」絶句

ミカサ「」絶句

クリスタ「...だから言ったのにいいい...」ガタガタ

アルミン「...さ、...寒いいいい...」ガタガタ

ミカサ「ここここここれは...」ガタガタ

アルミン「な、ななな中身は見ない事にしよう...」ガタガタ

ミカサ「アアルミン...貴方は正解へ導く力があるるるっ...」ガタガタ

クリスタ「だ、だだだ男子をあたってみましょうよよよよ」ガタガタ

アルミン「そろそろご飯だしね...... ご飯の時に聞いて回ろうか 」サムイ

ミカサ「......そうしよう 」サムイ

クリスタ「あ、アルミン 」サムイ

アルミン「なんだい?」

クリスタ「女子には昨日女子寮で『このネタ帳落とした人居る?』って聞いておいたよ。」

アルミン「そうなの? ありがとうクリスタ 」

クリスタ「一応言っておくけれど、該当者は居ませんでした 」

アルミン「うん、じゃあ男子に聞いていけば見つかるって事かな?」

クリスタ「そうなるね 」

アルミン「んー... じゃあ、手始めに 」キョロキョロ

エレン「アルミン! 」食事ハコビチュウ

アルミン「エレンで行こうか 」

ミカサ「了解、私はどうすれば良い?」

クリスタ「私は?」

アルミン「ミカサはいつも通りで良いよ 」ニコッ

ミカサ「了解 」シュバッ

アルミン「クリスタは、エレンと対になるように座ってくれるかな 」ニコッ

クリスタ「了解!」

アルミン「じゃあ始めよう」

エレン「おう、アルミン 」

アルミン「エレン、クリスタも一緒に良いかな?」ガタッ

エレン「ああ、クリスタが良いなら 」ニカッ

クリスタ「あ、ありがとう、エレン 」ガタッ

ライナー「」ガタッ

エレミカアルクリ「いただきます 」

ミカサ「ところでエレン 」モグモグ

エレン「なんだよ? 」アー

ミカサ「少し大事な話がある 」ゴックン

エレン「...なんだよ?」モグモグ

ミカサ「アルミン 」アー

アルミン「え?」モグモグ

クリスタ「(美味しいなぁ)」モグモグ

アルミン「えっと、昨日ね、ミカサとクリスタが......このノートを拾ったらしいんだ 」ネタ帳ミセル

エレン「ネタ帳? 何が書いてあるんだ?」

アルミン「...見ない方が 」

エレン「見たい!」ワクワク

アルミン「...止めておいた方が 」

エレン「でも見たいぜ!」ワクワク

クリスタ「止めておいた方が... 」アセアセ

ミカサ「エレンは止めておいた方が良い 」

エレン「な、何だよ気になるだろ!」ワクワク

アルミン「...ちょ、待ってよエレン!取ろうとしないでy...... 」ポト

エレン「落ちちまった、拾うぜ 」ヒョイッ

アルミン「あ!」

『張・キルシュタイン』
『ポニィ・スプリンガー』
『帰ってきたベルトルマン』

エレン「」絶句

アルミン「...だから見ない方が良いって言ったのに... 」アワワ

クリスタ「」アチャー

ミカサ「エレン、私が温めてあげるっ! 」アワワ

エレン「...ななな何だよ、こここれ! まるで寒さの奇行種じゃねーか!」ガタガタ

アルミン「とりあえずエレン、君の物じゃ無いんだね? 」

エレン「ああああ当たり前だろぉぉ! 」ガタガタ

クリスタ「じゃあ、所有者探しに力を貸してくれないかな?」

エレン「...... 」

アルミン「......嫌?」

エレン「誰の頼みでもない、親友の頼みなんだから断る訳無いだろ!」ニカッ

アルミン「あ、ありがとう! エレン!」フニャッ

ミカサ「ありがとう、...エレン 」ニコッ

クリスタ「ありがとうエレン!」ニコッ

エレン「お、おう///」テレテレ

エレン(あんな色んな意味で危ないノート放置しちまったら大惨事だしな )


★エレンが仲間になった★
ペレレレッテッテッテー


アルミン「あ、今日のスープ美味しいよクリスタ」コクコク

エレン「ミカサ!ちょ、口拭くなって! 」ヤメロヨー

ミカサ「エレンは私の家族、ので私が世話を焼いても良い 」フキフキ

クリスタ「美味しいねー 」コクッ

ミカサ「アルミン、口が汚れている 」フキフキ

アルミン「んっ、ありがとうミカサ 」フキフキ

.........

エレミカアルクリ「ごちそう様でした 」パンッ

ユミル「おうクリスタ 」

クリスタ「あ、ユミル 」

ユミル「どうしたんだよ、エレン達と何か食って。寂しかったぜ 」

クリスタ「うん、ちょっとネタ帳の事で... 」

ユミル「ああ、昨日聞いてきたあれか 」

クリスタ「そう、あれ...手伝ってくれたりしないかな、ユミル 」

ユミル「面倒くさそうだから私はパス。 どうせアルミンが居るんだから大丈夫だろ 」

クリスタ「......そっか、アルミンの事信用しているんだね 」フムフム

ユミル「ちげぇぇし!」カッ

アルミン「次はライナーに聞いてみようか 」

エレン(なあアルミン )ヒソヒソ

アルミン(なんだい?)ヒソヒソ

エレン(教官にそれ渡しちまった方が良いんじゃないか?)ヒソヒソ

アルミン(教官通さずに返してあげた方が良いでしょ、普通に考えて )ヒソヒソ

エレン(そう言うもんか?)ヒソヒソ

アルミン(そう言うもんなの。 だって大勢の前で教官が話したら、ネタブリザードが 起きちゃうでしょ )ヒソヒソ

エレン(...あ )ヒソヒソ

アルミン「と言う訳で 」コクッ

クリスタ「...... 」コクッ スウッ

クリスタ「ライナー!」

ライナー(女神が俺を呼んでいる )

ライナー(女神が俺を求めている)

ライナー(......結婚しよ)

ライナー「ライナーはクールに決めるぜ。 ハァイ、どうしたんだいクリスタ 」キリッ

クリスタ「え?」何コイツ

ーーーーキングクリムゾンーーーー
ライナー「そうか、ネタ帳か... 」

アルミン「ライナー、君の物じゃ無いんだね?」

ライナー「いや、わからんな 」

アルミン「え?」

ライナー「見てみないとわからんな。 アルミン、見せてもらうぞ 」

アルミン「止めておいた方が身のためだよ 」

ライナー「いいや、見せてくれ。 男には戦わなければならない時がある 」キリッ

エレミカアルクリ「止めておいた方が身のため 」

ライナー「聞き分けてくれ 」

アルミン「...そんなに言うなら 」ハイ

ライナー「ありがとうよアルミン」パラッ

『クリスタル・ケイ』
『アルミ粉・アルレルト』
『駆逐戦隊アッカマン(全員レッド)』

ライナー「」絶句

アルミン「......ライナーは違うみたいだね 」ヒョイッ

クリスタ「次行きましょうか 」

エレン「あ、ベルトルトだ 」

ミカサ「......ベルトルト 」

アルミン「おーいベルトルト!」

投下終わり
溜め書きまた少し消えやがった
てことでまた昼にでも

ベルトルト「アルミン、どうかしたのかい?」

アルミン「ネタ帳が落ちていたんだ。 君の物じゃないかい?」

ベルトルト「うーん、僕の物じゃ無いよ。 僕はネタ帳なんて持ってないし 」

クリスタ「普通はそうだよね 」

エレン「ああ 」

アルミン「そうか、時間を取って悪かったね、ありがとう、ベルトルト 」ニコッ

ベルトルト「じゃあ僕はこれで 」

むんずっ

ベルトルト「え?」ガッシリ

ライナー「...ベルトルト、貴様もこのノートの被害者になるが良いいいいいいい!」ガタガタ

ベルトルト「ええ?!」

アルミン「べっ...ベルトルト!目を瞑るんだっ!!!!」

ライナー「」バッ

『帰還者トーマス』
『駆逐の王子様(エレン)』
『コニー・スプリンターズS』

ベルトルト「」絶句

アルミン「......ベルトルト...」oh...

充電がやばかっりするから
続きは深夜にでも
14話早く見たい

エレン「ベルトルト......」oh...

ミカサ「......」oh...

クリスタ「ベルトルト......大丈夫?」oh...

アルミン「ライナー、ノートを返して貰うよ 」ヒョイッ

ライナー「え、ああ......」

アルミン「っと、次は......ジャンかな?」

ジャン「あ?何の用だよ」

アルミン「あ、ジャン」

マルコ「どうしたんだい?」

アルミン「あ、マルコも一緒?」

マルコ「うん、ジャンに課題を渡していた所だよ」

アルミン「そっか、二人に見てもらいたい物があるんだけど 」

ジャン「んだよ、かったりーな 」

マルコ「何かな?」

アルミン「このネタ帳なんだけど」スッ

ジャン「......アルミン、まさかお前の......?」

アルミン「そんなわけ無いじゃないか!僕はネタはその場で思い付くタイプだよ!」

マルコ「まさか、そのノートの所有者を探しているのかい?」

アルミン「うん、そうだよ」

マルコ「じゃあコニーも呼んでこよう」タッ

アルミン「あ、うん、助かる」

ジャン「ところでよ」

アルミン「ん?」

ジャン「どうしてライナーは小刻みに震えながらすげぇ震えたベルトルト介抱してんだ?」コエェ

アルミン「それにはまあ、事情があってね、ハハハ」

ジャン「あ?なんじゃそりゃ」ヘンナノ

コニー「おいアルミン、どうしたんだよ?」

アルミン「あ、コニー」

マルコ「コニー呼んできたよ」

アルミン「ありがとう、マルコ」

クリスタ「で、このノート、皆の?」

アルミン(......誰かの物の筈なんだけど......)

ジャン「俺じゃねーぞ 」

マルコ「違うよ 」

コニー「俺そんなノート持ってねーぞ 」


アルミン「...困ったな 」ウーン

クリスタ「何でだろう... 」

エレン「居ねーな」

ミカサ「どうするの? アルミン」

アルミン「......何か打開案は...... 」

アルミン(......どうして自分だと言わないんだろうか)

アルミン(これを書いている人はどういう気持ちで書いているのだろうか)

アルミン(...これを持っている人は多分、面白いネタを思い付いたと思って書いているのだろう......)

アルミン(......面白い?)

アルミン(!)ピーン

アルミン(......面白いと思っているのならきっと所有者だけが笑う筈だ!)

アルミン(このノートの中身を見せれば、あるいは......!)

エレミカクリ「アルミン?」

アルミン「エレン!ミカサ!クリスタ! 手伝ってくれ!」

エレン「何か思い付いたのか?!」

アルミン「三人にこのノートの中身を見せるんだ!」

エレン「え?!」

クリスタ「駄目だよ!皆固まっちゃう!」

ミカサ「...アルミン?」

アルミン「ジャン!マルコ!コニー!これを見ろ!」

バッ(ノート(ネタ帳)を開いた音)

ジャン「え」

マルコ「?!」

コニー「は?」


『見た目はヒロイン、頭脳はチート、その名は名探偵アルミン!(蝶ネクタイはありません)』
『フランツパン(パァン!)』
『キュアミカリン(マフラー)』

ジャン「」絶句

マルコ「」絶句

コニー「は?意味わかんねぇ、は? おいジャン、マルコ、どうしたんだよ!」

アルミン(......コニー......?)

エレン「コニーには多分、ネタ帳の内容通用しないと思うぞ......」

アルミン「僕もそう思う」

アルミン(でも一応聞いておこう)

アルミン「一応聞くけど、コニー、君の物かい?」

コニー「は?俺、座学のノート以外持ってねーよ?」

アルミン「......じゃあ、ジャン、君の物かい?」クルッ

ジャン「あああああああり得るか!」ガタガタ

アルミン「......じゃあ、マルコ?」

マルコ「あるるるるわけないだろ!」ガタガタ

アルミン「......あれ?(この三人は所有者じゃない?どういう事だ?)」

エレン「アルミン、どうすんだよ?コニーの物じゃあねーんだろ?」

アルミン「うん......となると、フランツやダズ、トーマスとかに聞いて行かなきゃならないけど......」

エレン「そうするのか」

ジャン「おい死に急ぎ野郎!」ガタガタ

エレン「な、なんだよジャン 」

ジャン「ちっとは俺のことも心配したらどうなんだよぉぉぉぉ!」ガタガタ

エレン「な、なんだよジャン!気持ち悪い!」

ジャン「お前のせいだよこの野郎おおおおおおお!」

アルミン「止めなよ二人とも!」ズイッ

ジャン「あああん?!」ガタガタ

ガチャッ

一同「!!」

教官「今しがた大きな声がしたのだが、誰か説明してもらおうか......」ピリピリ


一同「!!」

一同「!!!」

アルミン「皆待って......ここは僕が」

一同「アルミン?!」

教官「アルレルト訓練兵...お前が説明してくれるのか 」ピリピリ

アルミン「はっ」バッ

アルミン(今の教官はピリピリしている...何故だろうか )

アルミン「私達はつい先日、あるものを拾いました 」

教官「......ほう 」

アルミン「そのノートには名前の記入が無いため、持ち主だと思われる面々に聞いてまわって居たところです 」

教官「そのノート、とやらを見せろ 」

アルミン「はっ」

スッ

教官「......ふむ」ペラペラ

一同(......あの寒いネタ帳の中身を顔色一つ変えないで見ている...?!)

アルミン(......もしかして......)






教官「これは私の私物である」



一同「...えっ」

一同「?!」

アルミン「教官が所有者なのですか?」

教官「そうだ。 つい先日落としてしまってな、助かった 」

アルミン「......はっ」バッ

エレン(......マジかよ......)

ミカサ(教官が......)

クリスタ(教官の私物だったんだ......)

ジャン(マジかよ......おい )

コニー(へー )

マルコ(......なんだかこう、複雑な......)

教官「後だな 」

アルミン「何でしょうか」

教官「これは独り言なんだが......」

教官「......私のネタは寒いか?」

アルミン「......」

アルミン(どう答えろって言うんだよ!)

アルミン「......改善の余地があるかと...思われます...」

教官「......そうか 」

ギイッ バタン...

ーーーーキングクリムゾンーーーーー
座学の勉強会 in食堂

アルミン「まさかあれが教官の物だったなんてね ......あ、エレンそこ違うよ」

エレン「俺もう、何がなんだかわかんなかったぜ!え、違うのか?」ドコダ

ミカサ「あれは私はジャンのものかと思っていた。多分ここが違う」トントン

アルミン「もうしばらく落とし物は良いかな。そうそうそこそこ、こうやってやってみて」カリカリ

クリスタ「私はライナーのネタ帳かと思ったよ?アルミン、合ってる?」オーイ

ライナー「酷いなぁ......アルミン、ここはこうで良いんだよな?」チョイチョイ

アルミン「両方合ってるよ。......そういえば仮面ライナー 」マルー

ライナー「仮面ライナー言うな!で、どうしたんだアルミン 」

アルミン「ベルトルトとジャンとマルコの具合は大丈夫なのか?」カリカリ

ライナー「それはコニーに聞いてくれないか!」ウーム

エレン「アルミン、出来たぞ!」オーイ

アルミン「うんうん正解だよ。エレンは飲み込みが早いね 」ヨシヨシ

エレン「アルミン以外の教えかただと全く理解出来ないけどな!」エヘヘ

ガチャッ(食堂のドアの音)

アルミン「あ、ベルトルト!頭!」

ベルトルト「え」

ドゴォッ(食堂のドアの枠に頭ぶつけた音)

アルミン「あらら、大丈夫?」

ベルトルト「まあ、何とか...慣れてるよ」イテテ

アニ「......邪魔だよベルトルト」ゲシッ

ベルトルト「うわっぷ?!」

アルミン「あ、アニ」

アニ「ネタ帳のネタで凍死しかける奴が出たって聞いたけど、あんた達は大丈夫なのか?」

アルミン「一応ここにいる人はアニ以外の全員が被害者だよ。あ、ミカサそこの計算は公式で割り出して...」カリカリ

アニ「ふーん...」

コニー「おーいアルミン!勉強教えてくれ!」

バァン

アルミン「良いよ、でも静かにしてね 」

コニー「よしアルミン!ここはどういう意味なんだ?」

アルミン「え、早速?ここはね......」カリカリ

ベルトルト「...アルミン、頑張ってるね 」カリカリ

ライナー「ああ...」カリカリ

アニ「...よいしょっと」ガタッ

クリスタ「アニ、そこはアルミンの席だよ?」

アニ「......コイツのノート、分かりやすいな 」ペラッ

アニ(...ん?ノートのはじっこに落書きが......意外だな )

アニ「アルミンってノートに落書きするのな 」

アルミン「!!!」ガタッ

エレン「アルミン?」

ミカサ「アルミン......?」

コニー「おいアルミン?」

アルミン「「見ないでええええ!」」

アニ「あ、ペラペラ漫画になってる 」ペラペラ

アルミン「いやあああああああ!」

ベルトルト「どうしたんだアルミン 」

ライナー「どうしたアルミン?!」

クリスタ「アルミン?!」

アニ「!!!」ペラペラ...

アニ「いつも皆ありがとう......って描いてあった」

アルミン「きゃああああああああああ」絶望

アニ(にしてもペラペラ漫画なのにスペックが高すぎる......)

>>38はどういう意味のつもりで書いたんですか?

もしものこと=エレンの危機、とかじゃね?

エレンの為に訓練兵団でできた友達を切り捨てられるのか、みたいな

>>120
>>121の言ってる事で大体合ってる
エレンとアルミンが殺される様な事があったとして、殺そうとしている人が同期生の友達だとしても、過去を切り捨ててエレンとアルミンを守れるだろうか、みたいな。

アルミン「もうおわりだ......おしまいだ...!」絶望

エレン「アルミンにありがとう言わなきゃならないのは俺達の方だよな 」

アルミン「へ......?」

ミカサ「アルミンはいつも自分は一端置いといて皆を優先させる。......とても良い家族を私は持ったと思う......」カリカリ

ライナー「こうやってちゃんと時間をとって勉強を教えてくれるしな、良いやつだよまったく......」

アルミン「......そんな事ないよ......自己満足だよ......」

クリスタ「日記の持ち主探し、あんなに頑張ってたのに?」

ベルトルト「......ネタ帳の持ち主探しもね 」

アルミン「......そんなに誉めても何も出てこないよ 」

アニ「皆はアルミンにありがとうって言っているだけだし、受け取っとけば?」

アルミン「......僕はね」

一同「?」

アルミン「僕はね、皆にいつも楽しい、幸福な時間を提供してもらって居る。 
だから僕は、皆に感謝を感じて、感謝を形にしたかった。 ......そのための勉強会だから、気にしないでくれ 」

エレン「アルミンには敵わないな 」ハハハ

ライナー「だな 」

ベルトルト「アルミンはホントどこまでも善人だね 」

アニ「偽善者に当てはまらないカテゴリの善人だからね 」

クリスタ「いつもありがとう、アルミン 」

ミカサ「......本当に、良い家族を私は持った 」ニコ

アルミン「......ありがとう、皆」フニャ

バァン!(ドアを開ける音)

サシャ「アルミン!さっき廊下でこんなものを拾ったのですが......」

アルミン「落とし物?」



サシャ「はい、黒猫のぬいぐるみなんですけど 」
アルミン「これ、皆の?」ヒョイ

エレン「違うぞ 」フルフル

ミカサ「私のものではない 」フルフル

ライナー「違う 」フルフル

ベルトルト「同じく 」フルフル

クリスタ「黒猫のぬいぐるみは持ってない 」フルフル

アニ「私も 」フルフル

アルミン「おかしいね......」ウーン

ガチャッ

ユミル「おーいアルミンちゃn......って、また落とし物か?」ポリポリ

アルミン「これ、ユミルの?」

ユミル「ちげーよ 」

一同(......て言うか )

一同(アルミンぬいぐるみ、スゲー似合う......)

一同(......可愛い )

アルミン「どうしたの皆?」キョトン

一同(ぐうかわ )

バァン!(ドアを開ける音)

ジャン「っはぁ、はぁ、はぁ、......そのぬいぐるみは、俺のものだ......」

アルミン(...よく見たらこの黒猫のぬいぐるみミカサに似ているな )ウーン

ジャン(やべぇ、何かアルミン可愛い)

ジャン「っじゃなかった!......アルミン返せ!俺のミカサを!」

エレン「え、ジャンのものなのか?」

クリスタ「それはともかくぬいぐるみに好きな女の子の名前つけて可愛がるなんて 」

アニ「キモい 」

ジャン「ぎゃあああああああ」墓穴

ユミル 「おもしれぇ」ゲラゲラ

アルミン「あれ、ユミル居たの?」

ユミル「ついさっき来た」ゲラゲラ

ミカサ「エレンとアルミンは良いけど、キモい」

ジャン「」チーン

アルミン「あ、ミカサ、今度の日曜はエレンと二人で買い出し行くから 」

ミカサ「どこへ?」

エレン「ぬいぐるみのお返し買いに行くんだよ、ありがとうなミカサ 」

ジャン「え、アルミン、エレン、ミカサからぬいぐるみ貰ったのかよ?」

エレン「そうだぞ、俺はウサギ 」

アルミン「僕はくまさん 」

ジャン「」チーン

一同(アルミンがくまさんとか......スゲー似合う )

おわり

需要あるなら続き投下する

ユミルいじめられてるの?

>>121
>>122
なるほど、ありがとうございます
この文でアニかなと思ったんですけど
ミスリードみたいなものだったのかな

>>132
うん、ミスリード。
原作読んでたらアニだって思うように

何か応援多い、嬉しい
今日昼頃続き投下する
アルミンがぐうかわ無双するだけの話だけど





>>129
驕輔≧縲∝?繝溘せ

>>129
違う、凡ミス

修正バージョン
サシャ「はい、黒猫のぬいぐるみなんですけど 」

アルミン「これ、皆の?」ヒョイ

エレン「違うぞ 」フルフル

ミカサ「私のものではない 」フルフル

ライナー「違う 」フルフル

ベルトルト「同じく 」フルフル

クリスタ「黒猫のぬいぐるみは持ってない 」フルフル

アニ「私も 」フルフル

アルミン「おかしいね......」ウーン

ガチャッ

ユミル「おーいアルミンちゃn......って、また落とし物か?」ポリポリ

アルミン「これ、ユミルの?」

ユミル「ちげーよ 」

一同(......て言うか )

一同(アルミンぬいぐるみ、スゲー似合う......)

一同(......可愛い )

アルミン「どうしたの皆?」ン?

一同(ぐうかわ )

バァン!(ドアを開ける音)

ジャン「っはぁ、はぁ、はぁ、......そのぬいぐるみは、俺のものだ......」

アルミン(...よく見たらこの黒猫のぬいぐるみミカサに似ているな )

ジャン「アルミン返せ!俺のミカサを!」

エレン「え、ジャンのものなのか?」

クリスタ「それはともかくぬいぐるみに好きな女の子の名前つけて可愛がるなんて 」

アニ「キモい 」

ジャン「ぎゃあああああああ」墓穴

ユミル 「おもしれぇ」ゲラゲラ

ミカサ「エレンとアルミンは良いけど、キモい」

ジャン「」チーン

アルミン「あ、ミカサ、今度の日曜はエレンと二人で買い出し行くから 」

ミカサ「どこへ?」

エレン「ぬいぐるみのお返し買いに行くんだよ、ありがとうなミカサ 」

ジャン「え、アルミン、エレン、ミカサからぬいぐるみ貰ったのかよ?」

エレン「そうだぞ、俺はウサギ 」

アルミン「僕はくまさん 」

ジャン「」チーン

一同(アルミンがくまさんとか......スゲー似合う )



おまけ
(ただアルミンが可愛いだけ)
ーーーーーーーーーー
夜 夕食後 食堂

クリスタ「ねぇアルミン?」

アルミン「ん?なんだいクリスタ?」カリカリ

クリスタ「アルミンがミカサに貰ったぬいぐるみ......」

アルミン「ぬいぐるみ?ぬいぐるみがどうしたんだい?」

クリスタ「(アルミンが抱いている姿を)見てみたいんだけど......」

アルミン「え、良いよ!持ってくるね!」タタタ...

クリスタ「やったよ皆!これで(ぐうかわなアルミンと)アルミンのぬいぐるみが見られるよ!」

男子一同(正直色々な意味で辛いからもうあんまり見たくないんだけど......)

アニ「おい、ジャンもあの『ミカサちゃん』持ってきてよ 」

女子一同(............ナイス提案アニ!)

ジャン「......分かったよぉ...」トボトボ

ユミル「なあベルトル 」

ベルトルト「なんだい?」

ユミル「アルミンが、非常にモテているんだが」

ベルトルト「......ぬいぐるみと言うイレギュラーな存在が、アルミンの魅力を引き出しているんだよ......」

ユミル「お前それ言いたかっただけだろ 」

ベルトルト「うん 」


一同(......アルミン無双が始まる......!)

ガチャッ

アルミン「持ってきたよー?」

一同(な、何故ジャンのミカサちゃんをアルミンが持っている......?!)カハッ

アルミン「ど、どうしたの皆?!よろけて!!」アセアセ

アニ(けっ......計画通り)ニヤ

アルミン「途中でジャンと会ったからミカサちゃんも一緒に持ってきたんだけど......」

アルミン「......何でかよろけてたから、
くまさんとミカサちゃんを持ってきたけど、ホント大丈夫?
皆、調子悪いのかい?」

クリスタ(予想以上に可愛いっ)

アニ(こりゃ良いや)

ミーナ(とっても可愛い)

ユミル(アルミンの可愛い攻撃にはやられまい、やられまい)

サシャ「可愛いですねー、口に入れても美味しそうです」

エレン「それは目に入れても痛くないじゃ無いのか?まあ、可愛いけどよ」

ミカサ「アルミン、とりあえず座って」

アルミン「え、う、うん」ガタッ

ライナー(ガチで女の子みたいだな......)

ベルトルト(そうだねライナー、座りかたも女の子みたいだ...)

マルコ(......いやらしい目でみるなよライナー)

ライナー(......わかってるっての)鼻血ツー


アルミン「あ、そうだ、皆」

一同「?」

アルミン「こんな手紙拾ったんだけど......自分の物だって人いるかな?」

マルコ「封筒に名前の記入は、無いのか?」

アルミン「それが無いんだよ、だから......」

ベルトルト「中には記入あるのか?」

アルミン「中はみれないよ!だって、ら、ららら、......ラブレター......かも知れないし......」カァァ

女子一同(ひざにぬいぐるみ置いて手紙みて顔赤くしてるアルミンぐうかわ)

男子一同(嗚呼......これはアルミン無双の顔だな)





アルミン「とりあえずこれは僕が預かっておくからさ」

一同「了解した」

ジャン「」ガラッ

アルミン「あ、ジャン!」ニコ

ジャン(......え、可愛い)

アルミン「ジャン?」

ジャン「お前、ミカサちゃん返せ」グイッ

アルミン「あ、うん」パッ

ジャン「おいアニ、ちゃんとぬいぐるみ見たか?」

アニ「(アルミンを)...見たよ」

ジャン「ならもう良いよな、俺はもう寝るぞ」

クリスタ(ありがとう、ジャン)

今追いついた
アルミンは素晴らしい
http://lohas.nicoseiga.jp/thumb/3100401i

ーーーーーーーー
数日後 休日

アルミン(結局手紙の差出人は現れなかったか...)

エレン「アルミン!買い物行こうぜ!」

アルミン「あ、うん、ちょっと待って」バタバタ

エレン「アルミン、髪の毛解かし忘れてるぞ」

アルミン「あ!そうだった!」サッサッ

エレン「アルミンはおっちょこちょいだな」

アルミン「別におっちょこちょいじゃないよ!」

エレン「それよりもアルミン」

アルミン「ん?」

エレン「ミカサが仲間になりたそうにこちらを見ている。
仲間にしますか?」

アルミン「今回ばかりは2人で行かないと意味が無い。仕方の無い事だよエレン」

エレン「まあ、仕方ないな」

ミカサ「わかっているけれど、やはり...ついて行きたい...」シュン

アルミン「......」

エレン「......」

アルミン「そうだ!」ポン

エレン「?」

アルミン「ぬいぐるみを買った後に合流しようか、ミカサ」ニコッ

ミカサ「!」パア

アルミン「またとない休日なんだ、昔みたいに三人で過ごそうよ」ニコッ

エレン「そうだな!それも良いな!」

ミカサ「嬉しい...」

投下する内容がイマイチだけど
最後までお付き合い下さい...

溜め書きしてきました。
投下します。

>>148(やべぇ、可愛い)

?「尾行しよう」

?「そうしよう」

ーーーーーー
商店街

ガヤガヤ... ガラガラガラガラ...

ワイワイ...

アルミン「ミカサとはお昼頃に広場で合流って流れになってるはずだから...」

エレン「とりあえず雑貨店行こうぜ」

アルミン「そうだね、あそこならぬいぐるみがもし決まらなくても他のものとかあるしね」

エレン「ミカサはやっぱり猫かな」

アルミン「ジャンと同じ様なのをあげるの?」

エレン「無い!......でも、ミカサって何考えてあのぬいぐるみ買ったんだろうな」

アルミン「エレンはウサギ、僕にはくま...」

エレン「くまなんていない生き物なのにな」

アルミン「......でも、実際に居たのは確認されているんだ。
......まあ、木の上の方にくまがつけた後だと思われる印がついていたのだから、
100年より前の生物なんだろうけどね」

エレン「そんなにアルミン獰猛だったかなー」

アルミン「うーん、後で聞いてみようか」

エレン「そうだなー」


アルミン「あ、エレン」

エレン「んあ?着いたのか?」

アルミン「うん、ここなら良い品が沢山並んでいるんだって」

エレン「......ファンシーだな」

アルミン「......ファンシーだね」

エレン「まあでもお前が居るから大丈夫だろ」ポンッ

アルミン「どういう意味さ......」ハァ

ーーーーーー
物影

サシャ「エレンとアルミンがファンシーな雑貨店に着きました」ヒソヒソ

アニ「......帰っても良いか」

クリスタ「駄目だよ!ぬいぐるみを抱く貴重(?)なエレンとアルミンが見られないよ!」

アニ「......あと少しだからね...」ハァ

ーーーーーー
雑貨屋

カランコロン

店員「いらっしゃいませ!」

エレン「あ、あの......」ワタワタ

アルミン「僕が言うよ。あの、店員さん、ぬいぐるみコーナーってどこですか?」

店員「そこの角を曲がった所になります。
 ご案内致します(何この人達イケメン)」

アルミン「あ、大丈夫です!
 僕達だけで行くので!
ありがとうございました」ニコッ

店員「」

アルミン「エレン、あっちだって」

エレン「あ、そうなのか。」クルッ

店員「?」

エレン「ありがとうございました店員さん!」

スタスタ...

エレンギクシャク シスギダヨー
ダ ダッテ アーイウノ ナレテネーンダモン
アハハハ コンドイッショニ コミュニケーションノ レンシュウデモシヨーカ
イイナソレ


店員「(明日空から巨人が降ってきても悔いは無いわ...)」モダエ

ーーーーーー
ぬいぐるみコーナー

アルミン「わぁ、可愛い!」

エレン「第一声がそれかよ。まあ可愛いけどな」モフモフ

アルミン「あ、エレン!これなんて可愛いよ!」モフモフ

エレン「おお......可愛い......なんて読むんだこれ、ぱ、パン...」ワカンネ

アルミン「『パンダ』だよ。伝説上の生き物さ」

エレン「あ、あの『白黒のくま』だろ?!」

アルミン「そう。『大熊猫』とも言われていたらしいね。
 でもこのパンダの場合は成人すると『笹』と言う植物を食べるようになるんだって。
 繁殖力もさほど高くないから数が少なかったらしいよ」

エレン「へぇ...あ、これも凄いぞ!アルミン、これは何て言うんだ?!」ワクワク

アルミン「えっとそれはね......ライオンって言うんだ、数頭の雌に対して雄は一匹の群れをつくって生活をして...」

ーーーーーー
物影

サシャ「何だか遠目から見てると...」

ライナー「...カップルみたいだな」

ユミル「エレンはぬいぐるみを見てテンション上がってるやんちゃな彼氏で
 アルミンはそれを見守る可愛らしい彼女って所か?」ケラケラ

クリスタ「でもこうやってみてると」

アニ「......逆にも見える」

サシャ「エレンは可愛い物を見てテンション上がってる背伸びした可愛い彼女、
 アルミンはそれを見守る背の低い優しい彼氏って所ですかね?」モグモグ

一同(......あ、何かそれも良いかも)

ライナー「......ふむ」ソレモイイナ

コニー「え?アルミンって男なのか?!
 女なのか?!」

ユミル「バカか」

ライナー「......む?!」ピクッ

アニ「......?」ピクッ

クリスタ「どうしたの?!二人とも?」

サシャ「パァン!パァン!ジャンが近づいています!パァン!パァン!」

(パァン!は警告音)

ユミル「ジャンが来たら......間違いなく喧嘩になるな...」

ライナー「ベルトルト!何か良い案あるか?!」

ライナー以外(あ、ベルトルト、居たんだ...)

ベルトルト「え、えぇ?!僕?コニー!」オロオロ

コニー「俺馬鹿だからわかんねぇよ!ユミル!」オロオロ

ユミル「あたしに聞くな。クリスタ」

クリスタ「私にだってわかんないよ!アニ!」オロオロ

アニ「わ、私に聞くな!」オロオロ

一同(こういう時にアルミンが居れば良いんだけど...)ウーン

ーーーーーー
商店街

ジャン「ふんふーん」

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