人魚「ふふ。貴方って、金魚すくいはそんなに得意じゃないんだね」 (32)

人魚「人魚なら、ほら、こんなに簡単に一匹捕まえられたのにね?」

男「う、うるさいっ」

隅田さんがいいです

人魚「あら なにか大きくなってるわね」

男「や、やめろ」

人魚「なにこれ・・?」

男「男の人魚にもあるだろうが!」

人魚「いえ ないわ。下半身は魚類だもの。」

人魚「ふふ。たっくんって、金魚すくいはそげん得意じゃないんやね」

人魚「人魚なら、ほら、こげん簡単に一匹捕まえられたんにねー?」

男「むろみさんが勝手に付いて来たんじゃないか」



>>5おいこら

人魚「男くん、私、わたあめが食べたいな」

男「じゃあ俺はまだここで金魚すくってるから、買いに行っといで」

人魚「まだ諦めないの? あの部屋に同居人が増えるのはちょっと、勘弁して欲しいな」

男「せめて一匹だけだから」

人魚「浮気する男の子はいつもそう言うんだよ、男くん」

男「クソッ、金魚がどうしてもすくえない……」

人魚「参考までに聞くけど、男くんはどの金魚を狙ってるの?」

男「うーん、どれでもいいけど、こいつ、かな」

人魚「そっか。……この娘みたいな模様が好みなの?」

男「ああ……。あ、いや、そういうんじゃないから」

人魚「ふーん」

人魚「たっくん、お腹空かんと?」

男「何か食べたいの?俺はまだここで金魚すくってるから、買いに行って来なよ」

人魚「まだ諦めんと?こげな淡水魚の何がよかとね」

男「せめて一匹だけだから」

人魚「浮気する男はいつもこーやけん」

ご、ご自由にご想像ください(震え声)

スケボーに乗って来るんだろ

人魚「わたあめ美味しいよ。男くん、食べる?」

男「ああ、食べる」

人魚「じゃあはい、あーん」

男「……あーんしろと言うのか。金魚すくい屋のおっちゃんの前で」

人魚「貴方が半分食べてくれないと、お好み焼きと焼き鳥とフランクフルトとクレープが私のお腹に入らないよ」

男「そんなに食うつもりだったのか」

人魚「まあね。なんなら、そちらで泳いでる綺麗どころもお刺身で」

男「食うなっ」

人魚「ま、どうせ貴方がすくってくれなきゃ手を出せないけど」

男「ううっ」

h

人魚「……すごい! このタイヤキ、尻尾までアンコが入ってるよ!」

男「お前、俺が目を離したらいつの間にか違う食い物を持ってるよな……」

人魚「男くんも一匹どーぞ。金魚すくいには縁起物だよ、多分」

男「……ありがと」

人魚「男くんは、尻尾までアンコ派? 尻尾はカリカリ派?」

男「カリカリ派、かな」

人魚「そっかそっか。じゃあ、もし私の形したタイヤキが食べたい時は事前に言ってね。尻尾をカリカリにしとくから」

男「あんまり、美味しくなさそうだな」

人魚「♪夏が過ぎ 風あざみ 誰のあこがれに さまよう」

男「……」

人魚「♪青空に残された 私の心は夏模様」

男「……あー、また逃げられた」

人魚「こら!」

男「うわっ、びっくりした。金魚が逃げちゃうだろ」

人魚「私の歌、嘘でもちょっとは誉めてくれてもいいじゃない!」

男「……えっ? ……あ、今のお前の歌? 普段のイメージと全然違うから」

人魚「……普段の私って、どういうイメージなのかなあ」

男「いや、何か有名な歌手がステージに来て歌ってんのかと思ったよ。人魚って歌が上手いんだな」

人魚「……へえ、じゃ、これからは有名歌手の歌を好きな時に聴かせてあげるよ」

男「お前の気が向いた時に、だろ。夜はやめろよな」

h

シーサイド99

空いてたり空いてなかったり

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom