クラウド「なんて力だ…」 (12)

俺「やっとだよ…やっと探し求めた答えに辿り着いた」

俺「俺にとってお前の存在などどうでもよかったんだ、俺が君を愛し苦しみもがくのは俺の真実に気付くためだった…」

俺「やっと…辿り着いた」

クラウド「それがお前の成れの果てか…」

ユフィ「嘘だったの…」

俺「愛は嘘なのではない、嘘では真実には辿り着けない」

ユフィ「利用したってことなの!」

ティファ「何が目的なの…」

俺「解釈はいくらでも可能だ…」

ユフィ「どうして」

俺「お前らとの馴れ合いはもう終わりだ、俺は神の力を手に入れた、俺自身が全ての真理を解き明かす鍵だ…」

俺「そして、新たに世界を創造する…」

ユフィ「ふざけないでよ!」

クラウド「それが許されるとおもっているのか」

俺「もう終わりだよ、クラウド…もう俺がこの力を手にした瞬間からこの世界の命運は決まったのだ」

ユフィ「うわああああああ」

俺「ぬん!」

ユフィ「ぐはぁっ」

俺「お前がいけないんだよ、ユフィ、君が俺の心を奪わなければ世界は終わりはしなかった、君が…」

俺「いけないんだよ!」グッ

ユフィ「ぎゃああああ」

クラウド「はあっ」

俺「その程度の攻撃で俺に傷をつけることができるとおもっているのか」

俺「二人まとめて死ぬがいい」ガッ

バシーン

俺「くばぁ」

ーー神の力だと

セフィロス「どんなものか興味がある」

クラウド「セ、セフィロス…」

セフィロス「久しぶりだな、クラウド」

俺「…くははははははははは、セフィロスまだ生きていたか」

セフィロス「…ふん、まさかお前がここまでの存在になるとはな」

俺「しかし、実感するよ、セフィロスの力がここまで弱く感じるなんて」

セフィロス「……ほう、ならば見せて見ろ、神の力を!」ダダダ

俺「…」ニヤ

ーーーーー
ーーー

俺「くはははははは」

セフィロス「…神の…力…か…」

俺「…消えろ」

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