【速報】階段部がSASUKEに出場するようですっ (172)

九重「待ってろ緑山ー!」

井筒「もう着きましたけど」

九重「へ?」

幸宏「ここ緑山スタジオっていうんですよ」

九重「へー」

天ヶ崎「もう始まってるわ」

三枝「12番か」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1373293798

井筒「俺たちは何番でしたっけ」

刈谷「61番からだな」

幸宏「後半ですか」

61 神庭 幸宏
62 井筒  研
63 三枝 宗司
64 天ヶ崎 泉
65 刈谷 健吾
66 九重ゆうこ

井筒「俺2番目っすか」

九重「単純に学年順にしましたっ」

天ヶ崎「そして部長が最後…」

三枝「大丈夫ですか?」

九重「どういう意味よ!」

1st stage


五段跳び

ロググリップ

ヘッジブリッジ

ジャンプハング改

2連そり立つ壁

ターザンロープ

ロープラダー

※ロングジャンプでかなり落ちそうなので
最初だけ五段跳びに変えています

実況「続いてはこの男が登場」

実況「自称日本一筋肉を愛する男」

実況「体育館で日夜筋肉を鍛えています」

実況「好きな筋肉は上腕三頭筋」

実況「天栗浜高校筋肉研究部」

実況「舘康晴17歳!」←名前合ってる?

<プッ プッ プッ プー

幸宏「ん?」

天ヶ崎「筋肉研究部ね」

刈谷「34番だな」

九重「何かの委員長やってなかった?」

幸宏「体育委員長ですね」

天ヶ崎「神庭君と仲いいわよね」

幸宏「そうでもないですよ」

<パシャーン

三枝「あー落ちた」

刈谷「五段跳びか…」

三枝「時々いるんですよね、こういう人」

幸宏「どういう人ですか?」

三枝「ただの筋肉自慢だよ」

九重「筋肉付いてたらできるんじゃないの?」

刈谷「そうでもないぞ」

三枝「腕だけ付いて足が全然駄目な人とか」

刈谷「前に跳べない人とか」

九重「へー…」

天ヶ崎「一筋縄では行かないのね」

刈谷「そろそろじゃないか?」

<パシャーン

三枝「今のが60番か」

刈谷「よし神庭、行ってこい」

幸宏「はいっ」

九重「階段部の先鋒を切ってきなさい」

刈谷「先陣な」

三枝「先陣だとしてもおかしいですよね」

実況「天栗浜高校階段部」

実況「校舎内を走り回ってタイムを競う」

実況「特に階段の上り下りに重点を置いています」

実況「その階段部から1年生で生徒会長に当選」

実況「直感能力に定評あり」

実況「出会い頭で絶対に衝突しない男」

実況「神庭幸宏16歳!」

<プッ プッ プッ プー

初回はここまで

学校の階段かな?

珍しいですなー


期待

刈谷「神庭は直感予測が得意だからな」

天ヶ崎「ヘッジブリッジとか得意そうね」

三枝「ああ、確かにあれは得

<パシャーン

天ヶ崎「へ?」

三枝「…」

刈谷「五段跳びか…」

幸宏「ごめんなさいっ」

刈谷「気にするな」

三枝「半分以上の人は五段跳びで落ちるんだ」

九重「ドンマイ、缶バッチ」

刈谷「次は井筒か」

井筒「はいっ」

幸宏「僕の分まで頑張って」

井筒「頑張ります」

実況「同じく天栗浜高校階段部」

実況「どんなに人が多くても『月光ダンシングステップ』で回避」

実況「直線コースで絶対に衝突しない男」

実況「井筒研16歳!」

<プッ プッ プッ プー

刈谷「井筒は『見てから動く』のが得意なんだよな」

天ヶ崎「そうね」

三枝「ヘッジブリッジくらい大したこ

実況「おーっと足が滑った!」

<パシャーン

刈谷「…」

三枝「…」

九重「ヘッジブリッジの話禁止!」

今回はここまで

いやSASUKEってこんなもんだよな?

井筒「すいませんしたっ」

天ヶ崎「井筒君も駄目だったか…」

三枝「2人連続五段跳び…」

刈谷「えっと次は?」

小夏『三枝宗司』

三枝「俺ですか」

天ヶ崎「頑張って」

実況「ラリー競技の要はコース取り」

実況「筋肉研究部や保育部の動きを予想し」

実況「最も早く走れるコースを選ぶのが重要です」

実況「そのコース取りに絶対の自信」

実況「人呼んで『天才ラインメーカー』」

実況「保育部と絶対に衝突しない男」

実況「三枝宗司17歳!」

<プッ プッ プッ プー

刈谷「三枝は…特に何もないな」

幸宏「コース取りってSASUKEであんまり生かせませんよね」

九重「そんなことないよ!」

幸宏「へ?」

九重「ヘッジブリッジの棒の位

<パシャーン

九重「…」

刈谷「…」

天ヶ崎「…」

九重「ちょっと、サエぽん!」

三枝「ごめんなさい」

刈谷「まあ…そうだな」

刈谷「これが、SASUKEだ」

刈谷「ろくに練習してない奴はみんな五段跳びで落ちる」

刈谷「本当に真剣に練習した人だけが、セカンドステージに進める」

幸宏「本当ですね」

今回はここまで

えっとこれは……なんだこの……なんだ?

実況「階段レースの要は、やはり階段の上り下り」

実況「上りは刈谷や神庭に負けていますが」

実況「下りを走らせたら階段部最速」

実況「付いた仇名は『黒翼の天使』」

実況「下り階段で絶対に衝突しない女」

実況「天ヶ崎泉17歳!」

<プッ プッ プッ プー

九重「ちょっといいですかっ!」

実況「なんですか」

九重「『絶対に衝突しない女』ってのはやめてもらえませんか」

実況「はい?」

九重「私達は他人との衝突を避ける練習をしています」

九重「ルール上も身体接触は即失格にしています」

九重「走っていてぶつかったら大怪我しますので」

実況「はい…」

九重「だから、階段部の部員であれば、どんな状況でも衝突することはありません!」

実況「失礼しました」

刈谷「ゆうこ、何してんだ」

九重「実況に苦情よ」

刈谷「苦情?」

九重「あの実況は、いずみちゃんに失礼だと思う」

刈谷「それを言うなら、いずみの挑戦を最後まで見ないほうが失礼だと

実況「ヘッジブリッジを飛び越えていきました天ヶ崎泉」

刈谷「…へ?」

九重「ヘッジブリッジを…」

刈谷「飛び越えた…?」

今回はここまで

階段部SSはめずらしい!
期待してます!と思ったらすでに半分が脱落しているというねwww

九重「次はジャンプハングか」

幸宏「正直、いずみ先輩がここまで行くとは思っていませんでした」

三枝「いずみはジャンプ力があるから

実況「さあジャンプ力に自信のある天ヶ崎泉ーっ」

刈谷「おっ」

九重「つかんだ!」

三枝「やっぱりいずみのジャンプ力はすごいですね」

九重「私も見習わないと」

小夏『そり立つ壁1個目』

井筒「一度奥に振って…」

三枝「手前に跳んで」

幸宏「助走路に足を掛けて?」

九重「跳んだーっ!」

刈谷「まさかそり立つ壁を飛び越えるとは」

幸宏「こんな人過去にいましたか?」

刈谷「多分いないだろうな」

三枝「二つ目の壁も…」

井筒「飛び越えましたね」

幸宏「残り時間は…」

三枝「42秒」

刈谷「充分だな」

実況「さあターザンロープ」

実況「いい位置で掴んだ」

実況「時間は30秒以上残っている」

九重「いずみちゃん!」

三枝「あと一息!」

実況「ロープラダーを登りきった」

実況「『黒翼の天使』天ヶ崎泉」

<プシュー

実況「セカンドステージ進出!」

実況「階段部一番乗りを果たしました」

九重「いずみちゃん!」

三枝「やったな」

天ヶ崎「やりました!」

幸宏「セカンドステージ1番乗りですね」

係員「刈谷健吾さん準備してください」

刈谷「はい」

三枝「ついに刈谷先輩ですか」

井筒「本命登場っすね」

実況「平地の九重、下りの天ヶ崎」

実況「そして上りの刈谷」

実況「踊場を1歩で切り返す『Vターン』は彼の専売特許」

実況「階段部最速の男」

実況「刈谷健吾18歳!」

<プッ プッ プッ プー

今回はここまで
やっぱこういうのを映像無しで文章だけで書くって結構難しいな

乙。大半が出落ちか。とんでもないことになってるな。

階段部とはめずらしい、乙です

九重「いずみちゃんに続けーっ!」

<パシャーン

九重「え?」

幸宏「落ちた?」

天ヶ崎「早っ」

刈谷「すまん」

井筒「どんまいっす」

刈谷「横に跳ぶのはやったことがないからな…」

井筒「しょうがないっすよ」

幸宏「あとは部長だけですか」

九重「健吾!」

刈谷「?」

九重「いずみちゃんの仇、取ってくるからねっ!」

三枝「いや刈谷先輩の仇ですよね?」

実況「Vターンの刈谷、六段飛ばしの天ヶ崎」

実況「しかし平地を走らせたらこの女に勝る者はいません」

実況「その名は『静かなる弾丸』」

実況「天栗浜高校階段部部長」

実況「九重ゆうこ18歳!」

<プッ プッ プッ プー

今回はここまで

井筒「部長って元陸上部ですよね」

刈谷「ハードル走が専門だったな」

幸宏「こういう跳躍系のエリアは

<パシャーン

幸宏「…」

刈谷「…」

九重「ごめん!」

井筒「どんまいっす」

刈谷「横に跳ぶ練習はしてなかったか…」

幸宏「しょうがないですよ」

三枝「えっと、結局セカンドステージに進んだのは」

刈谷「いずみだけだな」

幸宏「というか、それ以外全員五段跳びで落ちてますね」

小夏「それは言わない約束」

2nd stage

クロススライダー

スワップサーモンラダー

アンステーブルブリッジ

スパイダーウォーク

バックストリーム

パッシングウォール

今回はここまで

刈谷「セカンドステージか」

九重「いずみちゃん、頑張って」

天ヶ崎「はいっ」

三枝「サーモンラダーが前半の山だな」

三枝「ここで大体落ちる」

刈谷「いずみ、腕は結構鍛えてるよな?」

天ヶ崎「でも自信ないです」

幸宏「後半のバックスト「ストップ!」

幸宏「?」

九重「バックストリームの話はアンステーブルブリッジ越えてからしましょう」

幸宏「はい」

実況「天栗浜高校階段部から唯一セカンドステージ進出」

実況「先ほどはそり立つ壁を飛び越えるという荒技を成し遂げました」

実況「ジャンプ力に絶対の自信」

実況「『黒翼の天使』」

実況「天ヶ崎泉17歳!」

<プッ プッ プッ プー

井筒「よし、スタート」

刈谷「いずみはジャンプは得

<パシャーン

刈谷「…え?」

天ヶ崎「止まれなかった…」

九重「どんまい」

井筒「え?今何があったんすか?」

小夏『クロススライダーから着地時にオーバーランして落水』

井筒「あー」

三枝「階段レースで『止まる』なんて論外だからな…」

幸宏「しょうがないですよ」

九重「よし!リベンジしましょう!」

井筒「はい?」

九重「次回の大会までに各自練習」

九重「目指すは全員ファーストステージ突破!」

幸宏「練習ってSASUKEのですか?」

九重「もちろん」

三枝「階段レースはどうするんですか?」

九重「それもやりつつ、SASUKEの練習もするの!」

刈谷「えー…」

九重「健吾がそんな調子でどうするのよ!」

刈谷「…」

九重「というわけで、明日からさっそくトレーニング開始!」

というわけで…








【速報】階段部がSASUKEにリベンジするようですっ







第一シーズン終了
第二シーズン(リベンジ編)このスレで続きます

練習編はありませんのでご了承ください

【速報】階段部がSASUKEに出場するようですっ


九重「待ってろ緑山ー!」

井筒「もう着きましたけど」

九重「へ?」

幸宏「前もこんなのありましたね」

九重「そうだっけ?」


時期
1回目…生徒会選挙3週間後
2回目…3月初旬(入試終了後)saga

刈谷「順番は?」

小夏『61 神庭 幸宏
   62 井筒  研
   63 三枝 宗司
   64 天ヶ崎 泉
   65 刈谷 健吾
   66 九重ゆうこ』

井筒「前回と同じっすね」

九重「無理に変えることないでしょ」

刈谷「俺がいずみを最後にしろと言ったら部長な

九重「わーーーーーーーーーーっ!」

三枝「部長なのに最後じゃないのはおかしいって言ったんですね」

九重「なんで言っちゃうの!」

幸宏「言わなくてもわかりますよ」

天ヶ崎「あと部長は私なんですけど」

九重「そうだったわね…」

今回はここまで

九重と桜野くりむと涼宮ハルヒのイメージがものっすごく被ります


>>57
確かにキャラの雰囲気はよく似ているな……

<パシャーン

刈谷「27番舘泰晴」

三枝「やっぱり落ちましたか」

井筒「五段跳びっすか」

幸宏「出落ちってやつですね」

九重「缶バッチもこうならないように気をつけてよ」

井筒「部長も気をつけてください」

刈谷「井筒もな」

九重「意外に健吾が出落ちしたりして」

天ヶ崎「みんな頑張ってください」

幸宏「あー…前回セカンドステージ進出者」

三枝「さすが言うことが違うな」

天ヶ崎「へ?」

<パシャーン

刈谷「今のが60番だな」

三枝「よし、神庭行ってこい」

小夏「頑張って」

幸宏「頑張りますっ」

実況「天栗浜高校階段部が帰ってきました」

実況「天ヶ崎の自宅にセットを作り」

実況「毎週日曜日には全員で練習」

実況「神庭のお姉さん(千秋)も手伝いに参加して」

実況「徹底的に筋肉を作り上げました」

実況「前回の雪辱を果たせるか」

実況「目標は全員ファーストステージ突破」

実況「天栗浜高校階段部」

実況「神庭幸宏16歳!」

<プッ プッ プッ プー

今回はここまで

九重「スタート!」

刈谷「前回は五段跳びだったな」

三枝「練習してたからさすがに落ちないと思いますが」

井筒「よし越えた!」

九重「次は…ロググリップか」

刈谷「握力はどうだ?」

井筒「…」

九重「よし通過!」

天ヶ崎「ヘッジブリッジはどうかな?」

刈谷「神庭なら行けるんじゃないか?」

井筒「よし越えた」

三枝「さあ前半の難所」

九重「ジャンプハングか…」

刈谷「…」

天ヶ崎「…」

井筒「…」

<パシャーン

三枝「落ちたか…」

今回はここまで

今更だが>>55の先頭行が何かおかしいぞ

【速報】階段部がSASUKEにリベンジするようですっ

が正解

九重「どんまい」

刈谷「ジャンプハングか…あれは難しいな」

井筒「初心者にできる代物じゃないっすね」

九重「でもみんな練習したから初心者じゃないよねっ!」

井筒「?」

幸宏「…」

天ヶ崎「えっと…」

九重「というわけで井筒君、行ってきなさい!」

井筒「はい…」

今回はこれだけです

実況「井筒研16歳!」

<プッ プッ プッ プー



九重「よし五段跳び通過!」

三枝「みんな上達してるな」

刈谷「前回はいずみ以外全員五段跳びで

<パシャーン

九重「落ちた?」

刈谷「ロググリップか」

三枝「ここも結構難しいですね」

刈谷「というか全部難しいな」

九重「それを言ったらおしまいです」

幸宏「えっと次は…」

小夏『63 三枝宗司』

三枝「行ってきます」

実況「三枝宗司17歳!」

<プッ プッ プッ プー

九重「さあサエぽんはどうかな?」

井筒「よし五段跳び通過」

刈谷「さすがに2回目だからな」

幸宏「たくさん練習しましたよねっ」

天ヶ崎「そうね、特に三枝君は」

九重「とか言ってる間にヘッジブリッジまで通過しちゃったよっ」

幸宏「あ、本当だ」

井筒「魔のジャンプハングっすか」

刈谷「前半の山場」

九重「サエぽんいっけーーーーーっ」

<パシャーン

三枝「すいませんっ」

九重「どんまい」

天ヶ崎「ジャンプハングか…」

九重「缶バッチもジャンプハングで落ちたんだよね?」

幸宏「そうですね」

九重「魔のジャンプハング…」

刈谷「昨日まで魔の五段跳びって言ってなかったか?」

九重「そうだっけ?」

天ヶ崎「よし、行ってくるね」

九重「行ってらっしゃい」

幸宏「本命登場ですねっ」

刈谷「前回唯一のセカンド進出だからな」

九重「…なんで4番目なんだろ?」

刈谷「お前が部長なのに最後じゃないのは

九重「わーーーーーーーーーーーーーっ!」

小夏『刈谷「お前が部長なのに最後じゃないのはおかしいとか言うから4番目になったんだろうが!」』

九重「こなっちゃん先生!」

幸宏「あと部長はいずみ先輩です」

九重「それを言うな!」

実況「前回大会、階段部から唯一のセカンドステージ進出」

実況「そり立つ壁を飛び越えるという荒業を繰り出しました」

実況「さあ今回はどんな展開を見せてくれるのか」

実況「先日の部長戦で見事部長の座を勝ち取った」

実況「『黒翼の天使』天ヶ崎泉17歳!」

<プッ プッ プッ プー

今回はここまで

ところで学校の階段ってツンデレでもないのに「っ」がかなり多い気がするのは俺だけ?

井筒「スタートしたっすね」

刈谷「五段跳びは普通に越えるみたいだな」

九重「ロググリップは大丈夫かな?」

三枝「握力のトレーニングも頑張ってたからな」

刈谷「…」

九重「よし着地成功!」

幸宏「ヘッジブリッジは順調に飛び越えて」

刈谷「順調に飛び越えてって何だ…」

九重「さあ魔のジャンプハング」

刈谷「いずみに限っては魔でも何でもない気がするが」

九重「よし跳んだ!」

井筒「着地成功っすね」

刈谷「たまに着地で落ちる人いるからな」

三枝「そり立つ壁通過」

幸宏「前回と同じでしたね」

刈谷「ターザンロープはまあ問題ないだろう」

井筒「時間は?」

小夏『35秒』

九重「よし行ける!」

<プシュー

実況「天ヶ崎泉、セカンドステージ進出」

九重「よっしゃーーーーーーーーっ!」

刈谷「うるせーな」

三枝「ファーストクリアしたくらいで

九重「だって他はみんな落ちてるんだよ?」

三枝「まあそうですけど…」

九重「いずみちゃんおめでとー!」

天ヶ崎「ありがとうございます」

今回はここまで

>>78最後に追加


九重「よし!健吾!」

九重「この勢いで行ってきなさい!」

刈谷「行ってくる」

実況「階段部のエースが登場」

実況「刈谷健吾18歳!」

<プッ プッ プッ プー

三枝「よし始まった」

九重「五段跳びは余裕だね」

天ヶ崎「握力はどうかしら?」

幸宏「…」

井筒「…」

九重「よし通過!」

三枝「ヘッジブリッジは難なく通過」

幸宏「さあ魔のジャンプハング…」

井筒「…」

小夏「…」

天ヶ崎「…」

九重「いっけーーーーーっ

<パシャーン

今回はここまで

九重「健吾アウトーっ」

刈谷「何で嬉しそうなんだ」

幸宏「それにしてもジャンプハング難しいですね」

三枝「さすが魔のジャンプハング」

井筒「…」←ロググリップで落下

天ヶ崎「?」←セカンドステージ進出

三枝「最後は部長ですね」

九重「行ってきます」

天ヶ崎「頑張って下さい」

九重「いずみちゃんの仇、取ってくるからねっ!」

三枝「刈谷先輩の仇ですよね?」

井筒「前もこんなやり取りあったっすね」

実況「天栗浜高校階段部から、最後の挑戦者」

実況「前回は五段跳びで落下」

実況「まったく部長らしいところを見せられなかったと嘆いていました」

実況「しかし泣いてばかりでは何もできない!」

実況「天ヶ崎の自宅にセットを作り」

実況「3か月間必死に練習してきました」

実況「前回の雪辱を果たせるか」

実況「天栗浜高校階段部前部長」

実況「九重ゆうこ18歳!」

<プッ プッ プッ プー

<パシャーン









井筒「早っ」

幸宏「何がしたかったんですか?」

小夏『論外』

九重「うるさいわね!」

三枝「さすが『前』部長」

九重「うるさいサエぽんはさいぽんに降格です!」

刈谷「まあ…うん」

幸宏「左右に動くの苦手でしたよね」

天ヶ崎「それは落ちますよね」

三枝「完全に足場外してましたし」

九重「さいぽんうるさい!」

今回はここまで

2nd Stage

クロススライダー

スワップサーモンラダー

アンステーブルブリッジ

スパイダーウォーク

バックストリーム

パッシングウォール

刈谷「セカンドステージか」

幸宏「いずみ先輩だけですね」

井筒「前回と一緒っすね」

刈谷「前回はどこで落ちたんだ?」

小夏『クロススライダー着地時オーバーラン』

九重「いっぱい練習したから大丈夫だよねっ!」

三枝「九重先輩が練習したみたいな言い方しないでください」

九重「さいぽんうるさい!」

実況「セカンドステージ最初の挑戦者」

実況「ファーストステージは21秒残してクリア」

実況「この女の前に壁は存在しない!」

実況「天栗浜高校階段部部長」

実況「『黒翼の天使』」

実況「天ヶ崎泉17歳!」

<プッ プッ プッ プー

今回はここまで

幸宏「スタート!」

三枝「クロススライダーから」

刈谷「着地はどうだ?」

井筒「…」

九重「よし止まった!」

三枝「そしてサーモンラダー…」

刈谷「前半の山だな」

幸宏「2段目…成功」

井筒「3段目…」

刈谷「…」

三枝「よし成功」

刈谷「少し腕が震えてるな」

三枝「4段目はどうだ?」

九重「いずみちゃんがんばれーっ」

三枝「…」

刈谷「…」

井筒「なかなか行かないっすね」

幸宏「…」

刈谷「…」

九重「行った!」

三枝「よし残した!」

幸宏「アンステーブルブリッジ…は大丈夫そうですね」

刈谷「強いて言うなら着地」

井筒「…よし成功」

三枝「スパイダーウォーク突入」

幸宏「…」

九重「…」

三枝「…」

刈谷「抜けたか?」

井筒「抜けたっすね」

九重「あと何秒?」

小夏『32秒』

刈谷「32秒でバックストリームか…」

幸宏「いずみ先輩、水泳はやってたんですか?」

刈谷「やってなかったと思うぞ」

三枝「あー押し返された」

九重「いずみちゃーん!」

幸宏「呼吸を整えてもう一回…」

井筒「今度はどうだ?」

刈谷「…中央で止まった!」

<警告音

三枝「いずみー!」

九重「頑張ってーっ!」

<パン(時間切れ)

九重「惜しかったね」

天ヶ崎「そうでしたね…」

刈谷「でもバックストリームまで行ったら大した

九重「健吾!何言ってるの?」

九重「階段部は常に上を目指さないといけないんだよ!」

三枝「何ですかそのスローガン」

幸宏「初めて聞きましたけど」

九重「3回目やるよ!」

幸宏「え?」

天ヶ崎「え?」

刈谷「え?」

というわけで…





【速報】階段部がSASUKEに三度目の正直のようですっ








九重「待ってろ緑山ーっ!」

井筒「もう着きましたけど」

九重「へ?」

幸宏「このやり取り何回目ですか」

三枝「3回目だな」

※時期は翌年度4月とします

幸宏「順番は前回と同じですか」

九重「勝手に決めないで!」

三枝「先言っときますけど部長はいずみです」

九重「うるさいわね!」つ

61 神庭 幸宏
62 井筒  研
63 三枝 宗司
64 天ヶ崎 泉
65 刈谷 健吾
66 九重ゆうこ

刈谷「見事に同じだな」

天ヶ崎「番号まで同じですね」

三枝「さすが安定の前部長」

九重「うるさいわね!」

今回はここまで

俺の中で九重が完全に桜野になってる件

九重「ん、そういえば」

九重「井筒君の妹は?」

三枝「あーそういえばそんなこと言ってたな」

井筒「さっき出てたっすよ」

九重「えっ」

井筒「15番で出て五段跳びで落ちたっす」

九重「さいですか」

<パシヤーン

刈谷「舘泰晴は…こっちも五段跳びか」

幸宏「3回連続五段跳びですか」

九重「進歩しないね」

三枝「人のこと言えるんですか?」

九重「うるさい!」

1レスだけどとりあえず投下しとく

1st stage

五段跳び

ロググリップ

ヘッジブリッジ

ジャンプハング改

二連そり立つ壁

ターザンロープ

ロープラダー

(一切の変更ナシ)

<パシャーン

刈谷「60番だな」

幸宏「行ってきます」

九重「トップバッターとして頑張ってきなさい」

幸宏「いや61番…」

九重「階段部としてはトップバッターでしょ」

幸宏「はーい」

実況「新年度に入った天栗浜高校」

実況「九重と刈谷が卒業しし、新たなメンバーを迎えた階段部が」

実況「今年もこの緑山に戻ってきました」

実況「階段レースで刈谷のVターンを修得したこの男が」

実況「SASUKEで三度目の正直を狙います」

実況「天栗浜高校階段部」

実況「神庭幸宏16歳!」

<プッ プッ プッ プー

今回はここまで

九重「よし五段跳び通過!」

天ヶ崎「えっと前回はジャンプハングで落ちたのよね」

刈谷「そうだったな」

三枝「とか言ってる間にヘッジブリッジまで通過しましたよ」

刈谷「おっ」

九重「魔のジャンプハング…」

井筒「助走そっからか」

三枝「踏み切って…」

刈谷「…」

天ヶ崎「…」

九重「よし!」

井筒「掴んだっすね」

三枝「着地成功」

天ヶ崎「あと何秒?」

小夏『46秒』

刈谷「そり立つ壁か」

九重「1個目の壁助走付けて…」

三枝「おっ1回で越えた」

刈谷「2つ目はどうだ?」

三枝「…」

天ヶ崎「あーっ惜しい」

九重「もう1回!」

天ヶ崎「…」

三枝「…」

九重「よし越えた!」

小夏『残り21秒』

刈谷「微妙だな…」

三枝「21秒でターザンロープか」

九重「缶バッチいけーっ」

三枝「おっ」

天ヶ崎「いい位置で掴んだんじゃない?」

刈谷「これはいけるか?」

<警告音

九重「あと10秒」

三枝「間に合うか?」

刈谷「よし登りきった」

天ヶ崎「あとはボタンを押せば…」

<プシューーーーッ

実況『神庭幸宏、セカンドステージ進出!』

九重「しゃーーーーーーーーーっ!」

九重「缶バッチ遅いね…」

三枝「そろそろ戻ってくるはずなんですが…」

幸宏「…」

九重「あ、戻ってきた」

天ヶ崎「…なんでそんな疲れた顔してるの?」

幸宏「クリアした瞬間希春姉さんと千秋姉さんが…」

三枝「あー」

九重「部長より先にハグするとは許せません!」

幸宏「いやハグされたとは一言も

九重「されたんでしょ?」

幸宏「…はい」

九重「部長権限で私もハグします!」ギュ-ッ

三枝「前部長」

九重「うるさい!」

今回はここまで

実況「天栗浜高校階段部」

実況「3回目にして初めて天ヶ崎以外のメンバーがセカンドステージに進出しました」

実況「生徒会長神庭に続く者は現れるのか」

実況「『月光ダンシングステップ』」

実況「井筒研16歳!」

<プッ プッ プッ プー

九重「よしスタート!」

三枝「五段跳び通過」

刈谷「前回はロググリップで落ちたんだよな」

三枝「…」

天ヶ崎「…」

九重「…」

刈谷「よし着地成功」

天ヶ崎「ヘッジブリッジは問題なさそうね」

九重「そして魔のジャンプハング…」

三枝「井筒は初めてだな」

天ヶ崎「助走短くない?」

刈谷「…」

九重「いっけーーーーーーっ」

<パシャーン

今回はここまで

井筒「意外と難しいっすね、ジャンプハング」

九重「初めてだからしょうがないよ」

井筒「そうっすね、みんな1回やってて俺だけ…」

幸宏「…」

天ヶ崎「…」

三枝「…」

刈谷「ゆうこは

九重「それ以上言うな!」←過去2回連続五段跳びで落下

実況「三枝宗司17歳!」

<プッ プッ プッ プー


刈谷「ヘッジブリッジまでは問題なく通過」

九重「魔のジャンプハング…」

幸宏「助走を付けて…」

<パシャーン

九重「あーっ落ちた」

三枝「難しいですね」

九重「難しいでしょ?」

小夏『九重ゆうこは過去2回連続五段跳びで落下』

九重「こなっちゃん先生!」

三枝「とりあえず九重先輩は五段跳び頑張ってください」

九重「うるさいわね!」

幸宏「えっと…次いずみ先輩ですか?」

天ヶ崎「そうね」

天ヶ崎(ん?あそこにいるのって)

幸宏「美冬姉さん?何してるんですか?」

美冬「応援」

幸宏「誰の?」

美冬「…いずみ」

幸宏「じゃあなんで隣に千秋姉さんがいるんですか」

千秋「」

天ヶ崎「…とりあえず行ってきていい?」

幸宏「ご自由にどうぞ」

今回はここまで

実況「前々回大会、そり立つ壁を飛び越えるという荒技を見せた女」

実況「しかしセカンドステージクロススライダーで落下」

実況「前回大会はバックストリームを越えられず時間切れ」

実況「しかし進んだ距離は確実に延びています」

実況「今回こそはサードステージ進出」

実況「そのためにはファーストステージは通過点と話していました」

実況「天栗浜高校階段部部長」

実況「『黒翼の天使』」

実況「天ヶ崎泉17歳!」

<プッ プッ プッ プー

三枝「おっと五段跳びを2段しか跳んでないぞ」

幸宏「よくあれで越えましたね」

九重「もしかしたらロググリップも跳んで通過するかなって」

刈谷「それはさすがに無理だろ」

井筒「普通に着地したっす」

幸宏「ヘッジブリッジは順調に飛び越えて」

三枝(順調に飛び越えて?)

刈谷「魔のジャンプハングだな」

三枝「いずみに限ってはそうでもないかと」

九重「いっけーーーーーーーーーーっ」

三枝「よし掴んだ!」

井筒「着地は問題なさそうっすね」

幸宏「そり立つ壁は順調に飛び越えて、と」

三枝(だから順調に飛び越えてって何だ)

九重「あと何秒?」

小夏『50秒』

刈谷「充分だな」

井筒「よしロープ掴んだっ」

幸宏「これはいい位置ですね」

<プシューッ

実況『天ヶ崎泉、セカンドステージ進出!』

九重「っしゃーーーーーー!」

今回はここまで

九重「やっぱりいずみちゃんは違うね」

幸宏「そうですか?」

九重「セカンドステージ頑張ってね」

天ヶ崎「頑張りますっ」

刈谷「よし、行ってくる」

九重「行ってらっしゃい」

実況「刈谷健吾18歳!」

<プッ プッ プッ プー

九重「よし五段跳び通過!」

井筒「このあたりは問題なさそうっすね」

三枝「問題なのは前部長くらいです」

九重「サエぽんうるさい!」

小夏『とか言ってる間にヘッジブリッジを通過した刈谷健吾』

九重「よし来た魔のジャンプハング」

三枝「前部長が言うとなんか説得力が…」

九重「何?サエぽん」

三枝「助走充分」

天ヶ崎「跳んだ!」

<パシャーン

幸宏「あー惜しい」

九重「惜しかったねっ」

刈谷「行けたと思ったんだけどな…」

三枝「結局魔のジャンプハングを攻略したのは神庭だけと

九重「こらーっ!」

三枝「?」

九重「『?』じゃありません!」

三枝「あ、いずみもいましたね」

九重「そっちじゃねーっ!」

実況「天栗浜高校階段部、創設者にして前部長」

実況「階段レースでは静かなる弾丸として平地最速と言われてきました」

実況「しかしSASUKEでは実力振るわず」

実況「過去2回の挑戦はいずれも五段跳びで落下」

実況「三度目の正直なるか!」

実況「天栗浜高校階段部前部長」

実況「九重ゆうこ18歳!」

<プッ プッ プッ プー

<パシャーン







今回はここまで

なんか三枝のキャラがかなり変わってる気がする

三枝「さ、というわけで1stステージ突破は

九重「こらーっ!」

三枝「?」

九重「なんか感想とか!」

三枝「あまりに予想通りだったので」

刈谷「そうだな」

九重「健吾まで?」

井筒「やっぱり九重先輩は九重先輩っすね」

幸宏「平地以外はかなり下手ですよね」

天ヶ崎「そうね」

九重「うわーーーーーーーん」

九重「…」

九重「よし、決めました」

刈谷「おっ」

九重「今回の大会をもって、階段部は最後のSASUKEとします」

三枝「あ、自分ができないから嫌になったんですか」

刈谷「だな」

九重「違います!」

井筒「じゃあ何なんすか」

九重「みんな、私たちが何部なのか忘れてない?」

天ヶ崎「階段部ですよね」

三枝「違う人も2人ほどいるんですが」

九重「うるさいわね」

九重「私たち最近、SASUKE部だと思われてるみたいなのよ」

刈谷「そうか?」

三枝「あんまり聞いたことないですけど」

九重「というわけで、階段部は本来の活動に戻るべきなのよ」

九重「SASUKEなんかやってる場合じゃないのよ!」

天ヶ崎「なんかうまいこと言ってるみたいですけど」

三枝「要は自分ができないから逃げたいんじゃないですか?」

九重「うるさい」

幸宏「生徒会の一存みたいですね」

九重「うるさい!」

刈谷「…ぶっちゃけ、俺もそろそろ飽きてきたんだが」

幸宏「そろそろ潮時のような気がします」

井筒「俺もそう思うっす」

天ヶ崎「実は私も、今回3rd進めなかったらやめようかなって思ってたの」

九重「それじゃ満場一致で」

三枝「いやまだ俺何も言ってな

九重「1人で出る分には止めないけど」

三枝「今回で最後にしましょう」

2nd stage

クロススライダー

スワップサーモンラダー

アンステーブルブリッジ

スパイダーウォーク

バックストリーム

パッシングウォール


61 神庭 幸宏
64 天ヶ崎 泉

実況「天栗浜高校階段部は今回が3回目の挑戦」

実況「その3回目にして、初めて天ヶ崎以外の人間がセカンドステージに進出しました」

実況「先日部長が変わった階段部」

実況「SASUKEでも世代交代となるんでしょうか」

実況「天栗浜高校階段部」

実況「神庭幸宏16歳!」

<プッ プッ プッ プー

今回はここまで

おつ

九重「よしスタート!」

刈谷「クロススライダーはまあ大丈夫だろう」

天ヶ崎「…」←初回挑戦時にここで落下

三枝「着地成功」

井筒「サーモンラダー…」

刈谷「前半の山だな」

今回はここまで

おおぉぉぉぉ…
学校の階段やぁぁ…
ふおおおおおおおおおおおおお
期待期待

刈谷「2段目までは余裕だったな」

三枝「余裕でもないと思いますけど」

天ヶ崎「3段目…」

刈谷「よし耐えた」

九重「ラスト1本!」

刈谷「…」

三枝「…」

九重「しゃーーーーっ!」

刈谷「うるさいな」

刈谷「まだサーモンラダー通過しただけだからな」

三枝「アンステーブルブリッジは順調に通過」

井筒「スパイダーウォークか」

刈谷「ここで落ちる奴はあんまりいないが」

九重「あと少し!」

天ヶ崎「神庭君頑張って」

三枝「…」

九重「よしクリア!」

三枝「さっきからうるさいですね九重先輩」

井筒「この次は…」

刈谷「バックストリームか」

九重「あと何秒?」

小夏『36秒』

刈谷「際どいな」

井筒「ゴーグル付けて…」

三枝「飛び込んだな」

刈谷「ちょっと潜っていく作戦か」

九重「中間点通過」

三枝「これは行けそうか?」

天ヶ崎「あと少し」

九重「ゴール!」

三枝「いやゴールじゃないです」

刈谷「あと18秒でパッシングウォール」

三枝「1枚目通過」

九重「2枚目も難なく通過」

刈谷「3枚目に少し苦戦してるか?」

<警告音

天ヶ崎「神庭君!頑張って!」

<プシュー(ステージクリア)

九重「しゃーーーーっ!」

今回はここまで

井筒「おっ、神庭戻ってきた」

九重「缶バッチーっ!」

小夏「」ギューッ

幸宏「うわっ」

小夏「希春と千秋に先越されないうちに」

幸宏「いやもう上で」

小夏「」ギューッ

幸宏「ギブ」

刈谷「何してんだ」

九重「仲いいね」

実況「天栗浜高校階段部から、初のサードステージ進出」

実況「それはエース天ヶ崎ではなく、過去2回ファーストステージで敗退していた神庭でした」

実況「今回が最後の挑戦となる階段部」

実況「天ヶ崎は過去2回ともセカンドステージに挑戦していますが」

実況「サードステージに進んだことはありません」

実況「三度目の正直なるか」

実況「天栗浜高校階段部部長」

実況「『黒翼の天使』」

実況「天ヶ崎泉17歳!」

<プッ プッ プッ プー

刈谷「…」

幸宏「…」

三枝「よしクロススライダー通過」

刈谷「1回落ちてるから気が抜けないな」

小夏「サーモンラダー」

幸宏「3段目までは簡単に行きましたね」

刈谷「4段目どうだ?」

三枝「…」

井筒「…」

幸宏「…」

刈谷「よし成功」

幸宏「アンステーブルブリッジは問題なさそうですね」

三枝「これ落ちる奴いるのか?」

九重「いるんじゃない?」

井筒「さあスパイダーウォークはどうだ」

刈谷「上りは問題なし」

九重「…」

幸宏「…」

井筒「…」

三枝「よし着地成功」

九重「あと何秒?」

小夏「30秒」

刈谷「際どいな」

刈谷「さあ魔のバックストリーム」

三枝「飛び込んだ」

井筒「潜っていく作戦っすね」

三枝「定石通りだな。ただ息が続くか」

刈谷「少し苦しくなってきたか?」

九重「いずみちゃーん!頑張ってー!」

刈谷「よし上がった!」

三枝「なんとか耐えたな」

<警告音(残り10秒)

九重「あと10秒!」

三枝「パッシングウォール1枚目」

井筒「よし上がった」

九重「あと5秒!」

三枝「2枚目通過!」

幸宏「あと1枚!」

刈谷「ちょっと苦戦してるな」

九重「あと2秒!」

井筒「3枚目上がった!」

<パン(時間切れ)

九重「あー惜しかったね」

刈谷「1秒足りなかったか…」

天ヶ崎「ごめんなさい」

刈谷「でもよく頑張ったな」

天ヶ崎「ありがとうごさいます」

刈谷「それと神庭、サードステージ進出おめでとう」

刈谷「この調子で頑張ってくれ」

幸宏「頑張りますっ」

3rd stage

ランブリングダイス

アイアンパドラー

クレイジークリフハンガー

カーテンクリング

パーティカルリミット

パイプスライダー

今回はここまで

実況「今回で最後の挑戦となる天栗浜高校階段部」

実況「3回目にして初のサードステージ進出となりました」

実況「エース天ヶ崎はセカンドステージで脱落」

実況「しかしこの男は7秒残してクリア」

実況「前部長九重が夢にまで見たと話していたサードステージに挑みます」

実況「天栗浜高校階段部2年」

実況「神庭幸宏16歳!」

<プッ プッ プッ プー

九重「始まった?」

刈谷「サードステージは時間無制限だったな」

三枝「腕の力を使うエリアが多いですね」

刈谷「というか全部それだな」

天ヶ崎「最初のエリア通過したみたいですね」

三枝「ランブリングダイスか」

刈谷「ちょっと休憩するみたいだな」

九重「っていうか、何あれ?」

刈谷「手で回して進むんだろ」

九重「回るのかな?」

井筒「おっ、スタートしたっす」

刈谷「苦戦してるな…」

三枝「一気に行かないと難しいんですよね」

天ヶ崎「もう30秒くらいやってるわね」

三枝「早い奴は5秒くらいで通過するんだが…」

刈谷「あと少しだな」

九重「缶バッチ頑張れー!」

三枝「よし着地」

小夏『42秒』

刈谷「そんなに使ったのか」

井筒「そしてここで」

刈谷「クリフハンガーか」

三枝「前半の山場だな」 ※後半の山場は最後の着地。

刈谷「さっきのアイアンパドラーでかなり使ったからな…」

天ヶ崎「握力が残ってるかどうか…」

小夏『スタート』

九重「まず斜めに上って…」

刈谷「折り返してもう1本」

井筒「上まで来たっすね」

刈谷「ここから1回上に跳ぶんだよな」

九重「…」

三枝「…」

天ヶ崎「…」

井筒「…」

三枝「よし跳んだ!」

天ヶ崎「…」

九重「…ふーっ」

刈谷「…成功だな」

刈谷「ここから横移動して」

九重「これ何回跳ぶの?」

三枝「あと3回ですね」

九重「そんなに?」

井筒「ここで2回目のジャンプっすね」

天ヶ崎「結構疲れてる気がするけど」

三枝「もう腕が伸びきってますね」

刈谷「無理かもしれないな」

九重「健吾!そんなこと言わないの!」

三枝「そろそろ行くか?」

刈谷「よし跳んだ!」

天ヶ崎「あっ」

<パシャーン

天ヶ崎「お帰りなさい」

刈谷「よく頑張った」

九重「惜しかったねっ」

刈谷「いや惜しくはないな」

三枝「腕が伸びきってました」

九重「サエぽんうるさい」

刈谷「ゆうこ」

九重「ん?」

刈谷「ハグしないのか?」

九重「ごめん缶バッチ!」ギューッ

幸宏「いやしてほしいとは一言も…」

九重「というわけで、天栗浜高校階段部の挑戦は」

九重「缶バッチのクリフハンガーが最高でした」

三枝「自分で出した成績みたいに言わないでくださいよ」

刈谷「ゆうこは3回連続五段跳びだからな」

九重「それを言うな!」

井筒「でも楽しかったっすね」

三枝「やる方も見てる方も」

幸宏「またどこかでやりましょうよ」

天ヶ崎「そうね。10年後くらいにでも」

九重「10年後か…体力残ってるかな?」

刈谷「お前は今の時点でも五段跳びレベルだからな」

九重「うるさいわね!」

九重「それじゃ、帰りましょう!」









以上で完結です。


天栗浜高校階段部 全成績

1回目

神庭 幸宏 1st五段跳び
井筒  研 1st五段跳び
三枝 宗司 1st五段跳び
天ヶ崎 泉 2ndクロススライダー
刈谷 健吾 1st五段跳び
九重ゆうこ 1st五段跳び

2回目

神庭 幸宏 1stジャンプハング改
井筒  研 1stロググリップ
三枝 宗司 1stジャンプハング改
天ヶ崎 泉 2ndバックストリーム
刈谷 健吾 1stジャンプハング改
九重ゆうこ 1st五段跳び

3回目

神庭 幸宏 3rdクレイジークリフハンガー
井筒  研 1stジャンプハング改
三枝 宗司 1stジャンプハング改
天ヶ崎 泉 2ndパッシングウォール
刈谷 健吾 1stジャンプハング改
九重ゆうこ 1st五段跳び

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