宮藤「くそう、あの女どこ行きやがった！多分仕事もしねぇで遊んでると思うんだけど」



宮藤「あっ、みなさん！おはようございます！」

エーリカ「おはよー宮藤。今日も私ら仕事なしだよ、ほんとにネウロイに勝てるのかなぁ私ら。あははは」

トゥルーデ「廊下は走るなと言っておろう宮藤……なんだ、それは。また無駄遣いでもしたのか」

宮藤「あ、えーっと……これはですねぇ」

トゥルーデ「……」

エーリカ「まじで！？少佐の肛門がバラバラになんの！？」

トゥルーデ「面妖なものを……お前が作ったのか」

宮藤「表で拾ったんです」

エーリカ「表に落ちてたのならしょうがないよね」

トゥルーデ「宮藤は冴えているな、装置の用途がわかるとは」

宮藤「えへへ。ところで、少佐がどこにいるか御存知じゃないですか？」

エーリカ「知らなーい。三日くらい見てないし」

宮藤「あ、そですか……じゃあ、押しちゃえ！」ﾎﾟﾁﾎﾟﾁﾎﾟﾁ


ﾄﾞｯｶｰﾝﾄﾞｯｶｰﾝﾄﾞｯｶｰﾝ

坂本「オギャアアアアアアアアア」


トゥルーデ「あっちから悲鳴が聞こえるぞ！」

エーリカ「経費でぶっ建てた露天風呂の方からだ！」

宮藤「行きましょう皆さん！」

トゥルーデ「しかし本当に少佐のケツが木っ端微塵になったのか？俄かには信じられんな」

宮藤「それじゃあ大尉も押してみてくださいよー」

トゥルーデ「わかった。オラァ！！」ﾎﾟﾁ


坂本「オギャアアアアアアアアア」

エーリカ「うわっ！サウナが血だらけだ！」

ミーナ「美、美緒！しっかりして美緒！！」

坂本「オギャアアアアアア、ケツが割れるゥー」

宮藤「ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

トゥルーデ「何があったのだミーナ、まさかお前の仕業か！？」

ミーナ「ち、違うわ！！二人でサウナにいたら、いきなり美緒のケツが木っ端微塵に！！」

エーリカ「いきなりそんな事が起こるわけないじゃん！ミーナ、どうしちゃったの！？」

トゥルーデ「しらを切る気かミーナ！隠すとためにならんぞ！」

宮藤「……」


宮藤「あれ、装置の横のスイッチは何だろう。ああ、これがシャーリーさんの言ってた復元スイッチかぁ」ﾎﾟﾁ

坂本「い、痛みが止んだ……何だったのだ、今のは……」

ミーナ「大丈夫、美緒！？」

トゥルーデ「まったく人騒がせだな少佐は」

エーリカ「そうやってイタズラしてる間にネウロイが来たらどうするんだよぉ」

坂本「イ、イタズラではない！確かにケツが割れるように……」

トゥルーデ「見苦しいぞ少佐！！とにかく服を着ろ、話はそれからだ！！」

エーリカ「仕事もしないで二人でサウナとか何考えてるのさ」

宮藤「ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」ﾎﾟﾁ


坂本「オギャアアアアアアアアアアアアアア」

坂本「クッ、何なのだ……時おりやってくる肛門への激痛……もしや新手のネウロイの仕業か？」

ミーナ「きっと痔が悪化しているのよ……早く診察してもらった方がいいわ」

坂本「そうする……」

トゥルーデ「次に変な事で騒ぎ出したら上に報告するからな」

エーリカ「やめてよ凄い迷惑」

坂本「……」

宮藤「（これおもしれぇｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ）」

トゥルーデ「いやぁ、仕事が全く回って来ない間のいい暇つぶしができたな、でかした宮藤」

宮藤「えへへｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

エーリカ「前線の責任者が肛門に爆弾持ってちゃ任務も来ないよ」

トゥルーデ「501も終わりだな、ハッハッハッハッハ」

宮藤「ほんとなんなんですかねーｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

トゥルーデ「その装置を落とした奴は不幸だな、もったいない」

宮藤「（この人たちもバカだなぁｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ）」

坂本「たった今、三か月ぶりに司令部からの指示が来た」

シャーリー「私ら今まで何やってたんだろうなぁあははは」

ペリーヌ「不真面目な！しっかりお話をお聞きなさい！」

シャーリー「あははは」

坂本「……本題に入るぞ、我々に下された任務は、真型ネウロイの討伐だ」

ペリーヌ「新型？」

坂本「ケツの穴を粉砕する能力を持つ個体らしい」

ペリーヌ「お尻を！？」

エイラ「ズボンを貫通するっていうのか！？」

リーネ「ﾖｼｶﾁｬﾝ！」

坂本「以前私もその個体によってダメージを負った……」

ペリーヌ「少佐……」

エイラ「何か手立てはないのかよー」

リーネ「ﾖｼｶﾁｬﾝ！！」

ルッキーニ「ｳｼﾞｭｰｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

宮藤「こわーいｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

トゥルーデ「またその話か少佐！！司令部がそんな戯言を本気にすると思っているのか！」

エーリカ「いくら三ヶ月無職も同然だからってそれはないよ！」

坂本「お前ら……何を言っている、目の前で見ただろう！！」

宮藤「ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

トゥルーデ「騙されるなみんな！少佐は先日から妄言を吐き散らし続けている！！」

坂本「バルクホルン！？」

トゥルーデ「何が烈風斬だバカバカしい！挙句の果てに肛門が爆発しただと！？」

坂本「信じてもらえないのはわかる、だが本当だ、本当に上層部は」

エイラ「ど、どーなんだよぉ少佐ァ」

シャーリー「どうせ三ヶ月も暇だったんだから、別に仕事してもいいけどさぁ」

坂本「（くそ……烈風斬をバカにしやがって……シスコンのクソ石頭が……！）」

宮藤「（オラァ！！死ね！！！）」ﾎﾟﾁ

ﾄﾞｯｶｰﾝ

坂本「パギャアアアアアアアアアアア」

ミーナ「美緒ァァ！！」

エイラ「うああ！！」

宮藤「きゃあー」

エーリカ「何やってるの少佐ァ！！」

ミーナ「美緒！！しっかりして美緒！！」

坂本「オギャアアアアアア、ケツがアアアアアア」

シャーリー「ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

ペリーヌ「少佐ァー！！少佐ァー！！」

宮藤「だいじょうぶですかぁｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ今ｗｗｗｗｗｗ治しまぁすｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」ﾎﾟﾁ

ﾄﾞｯﾊﾟｰﾝ

坂本「オギャアアアー」

ペリーヌ「キャッ！！汚い！！」

エーリカ「血が飛んだ！やめてよ少佐！！」

トゥルーデ「つまらんイタズラはほどほどにしろと言っただろ！」

坂本「違う……ネウロイだ……新型がいると言っただろ……」

シャーリー「ネウロイこええｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

宮藤「ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」ﾎﾟﾁ

坂本「……な、なに……またケツがいきなり治った……」

エイラ「ﾅﾝﾅﾝﾀﾞﾖｰ」

シャーリー「いよいよヒマのせいで頭にキちまったのかぁ？」

ミーナ「美緒……」

坂本「ミーナ、違うッ！妄言なんかじゃない、本当に私のケツが」

トゥルーデ「いい加減にしろ少佐！無駄口をやめんと括約筋を引きちぎるぞ」

宮藤「（キチガイだろ大尉ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ）」

ペリーヌ「少佐……幻滅しましたわ」

エイラ「このイボ痔爆弾！！迷惑かけんなよな！！」

坂本「」

宮藤「（ざまぁｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ）」

シャーリー「ウィッチに不可能がないなら気合でなんとかしてくれよなぁ」

坂本「気合でどうにかなるものか……」

宮藤「（ババァてめぇ、私んときはバリバリ根性論たれてやがったじゃねぇか死ねオラ）」ﾎﾟﾁﾎﾟﾁﾎﾟﾁﾎﾟﾁﾎﾟﾁﾊﾞｷﾎﾟﾁ

ﾄﾞｯﾊﾟﾊﾟﾊﾟﾊﾟﾊﾟｰﾝ

ﾊﾟｰﾝ

サーニャ「」

エイラ「サーニャァ！！！！サーニャのケツがァ！！！！」

宮藤「（あれ……おっかしいなあ、壊れちゃったのかなぁ）」

坂本「ネウロイだ！！ネウロイの仕業だ！！」

エイラ「サーニャが息をしてないぞ！！サーニャァ！！」

宮藤「（うるさいな……エイラさんの首が吹き飛ぶ装置があればいいのに）」ﾎﾟﾁ

坂本「ギャアアアアー、ケツが……ケツがア！！」

ミーナ「……」

坂本「ケツが……締まる！！！塞がるう！！！」

宮藤「（復元しないや……何これ、シャーリーさん高卒だからこんなポンコツしか作れないの？）」

宮藤「シャーリーさん、何ですかこれ！サーニャちゃんの下半身が木っ端微塵になっちゃいましたよ」

シャーリー「すまんな……ちょっと見せてくれないか？」

宮藤「そんなんだからクワガタみてぇなモミアゲって呼ばれるんですよ」

シャーリー「……」

宮藤「（シカトかよ死ね）」

シャーリー「ちっ……これでいいだろ、持ってけ」ｶﾞﾝ

宮藤「チッ……」

シャーリー「くれぐれも悪用するんじゃないぞ！！！！」

宮藤「わかってますよぉ！！」

改修を加えられた爆破装置は、宮藤の手からウルスラへ渡り、更なる改良が加えられていった

あらゆるウィッチ達の肛門を粉々に砕く能力を有したその装置は宮藤の好奇心と相まって、多くの部隊を機能不全に陥らせた

歴史の裏で暗躍したこの宮藤芳佳の悪行を知る者は誰一人いない



完