ちひろ「プロデューサーさんが空を見上げて」 (9)

アイドルマスターシンデレラガールズのSSですが、やまなし・おちなし・いみなし のつもり。

この手の投稿は不慣れで、変だったら指導いただきたく。


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ちひろ「『……やれるか?』って呟いたらどうなるんですかね?」



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元ネタは「空を見上げて「バカな・・・早すぎる・・・」ってつぶやいたら」です。
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奈緒「凛が『どんな時だって届けるよ…私達の歌を!』って言うな」



凛「ちょっ」

加蓮「止めようよ奈緒。海外でテンションが上がりすぎただけなんだし。思い出しては恥ずかしがってバタ足してる凛だっているんだよ?」

凛「加蓮それフォローじゃないよね?!」



ちひろ「バタ足って、そうなの?」

凛「……ノーコメント」

ちひろ「(顔真っ赤ね)」

奈緒「そうだな。加蓮の言う通りだよな。弄るのもほどほどにしないとな」



加蓮「それで奈緒が『やるよ。べ、別にア、アンタの為だけじゃないし』ってツンデレるよ」



奈緒「オィ?!」

凛「止めてあげようよ加蓮。セリフが嫌がってるだけでスキップしてることを指摘するのは」

奈緒「そ、そんなスキップ、ていうかツンデレなんてしてないだろ?!」

凛「奈緒はツンデレの自覚を持ったほうがいいよ?」

ちひろ「(自覚が無かったのね)」

加蓮「奈緒はもう少し自覚持たないとね」



凛「それで加蓮が『……大丈夫。平気だよ……』って言ってフラグを建てるよ」



加蓮「え、ちょっと、……フラグって」

奈緒「や。実際、加蓮もプロデューサーさんハラハラさせるの止めたほうがいいぞ?」

ちひろ「(加蓮”も”って、他は誰なんでしょうか?)」



比奈「そうっスね。じゃないといつまでたってもプロデューサーさんが心配性のままっスよ?」

加蓮「むぅ」



比奈「で、あいさんが『そろそろやろうじゃないか』って言いながら髪をかきあげるんスね」



奈緒「比奈さん、分かってるな」

比奈「いえーぃ、っス」



あい「ふむ。比奈君が便乗するとはね……」

比奈「こういうのは便乗したもの勝ちっスよ」

あい「にしても、私がそういう男役風なのは……」

ちひろ「(やっぱり気にしてますね)」



比奈「需要と」

奈緒「供給」



あい「まあ、そうだろうね……。それで頼子君が『こういう時にどうすればいいのか、調べてありますから』って言ってメガネを光らせるんだろうね」



春菜「新たなメガネに誘われて!」

ちひろ「(あ、なんか懐かしいフレーズ)」



比奈「随分古い口上っスね」

あい「本放送を見たとすれば、礼子さんか志乃さんぐらいだと思うんだが……」

奈緒「(ソースはDVDかうっかり菜々さんかなぁ)」



春菜「李衣菜ちゃんが『いつでも全力。これってロックですよね?!』って小躍りするんです!」



李衣菜「新たなロックに誘われて!」

沙紀「二番煎じはアートじゃないっすよ?」

李衣菜「それをあえてする。これってロックじゃない?」



頼子「李衣菜さんのロックって、意味がいろいろ混ざっているような……」

比奈「ちゃんぽんっスね」

周子「ちゃんぽんって、それってロックじゃないんじゃない?」

頼子「さあ……」



周子「まあ、別にいいけど。で春菜が『オールラウンダーなメガネですから問題ありませんよ!』って眼鏡を薦めるのかな」



春菜「当然ですよ」

沙紀「まあまあ席にどうぞっす」

奈緒「まあまあ席にどうぞ」



春菜「扱いがぞんざい!」

比奈「眼鏡だけでなくにゃん・にゃん、にゃんの座を狙う春にゃんはいいっス」



春菜「猫好きへの不当な弾圧?!」

凛「比奈さんも猫プリントのTシャツ着てたよね……?」

比奈「プロデューサーからコンサートの物販サンプルを貰って生活してるだけっス。アレは偶々っス」

ちひろ「(それはアイドルとして……)」



頼子「多分、周子さんは『どんな時でも楽しまないとね?』って笑われるんでしょうね」



周子「むぅ。このしゅーこちゃんが真面目であるかのように」

沙紀「実際、マジメじゃないっすか」

加蓮「京都でプロデューサーさんあっちこっちに連れ出してもてなしたりね」

李衣菜「お接待ですね」

周子「むぅ」



沙紀「で、『追い風が吹いてる。行けるよっ!』って聖來さんが胸張って言うんっすね」



聖來「沙紀ちゃん分かってるねっ!」



加蓮「……聖來さんって凛と言うことが似てるよね」

奈緒「もしかして、クールの犬好きだからか?」

凛「……わん・わん・わんとか新ユニットを組む予定は無いからね?」



聖來「凛ちゃん諦めるの早いよっ!」

頼子「実際、クールで犬好きもしくは犬っぽい人をあと一人というと……」

あい「思い当たる候補がいないな」

周子「(あいさんドーベルマンっぽいんだけどなー)」



聖來「セイラは諦めないよ!」



聖來「それで奏ちゃんが『手をとってくれるならどこまでも』って艶っぽく微笑むんだよっ」



あい「確かに。奏君なら言いそうだね」

比奈「17であの色気。二十歳になったらどうなるっスかね」

ちひろ「(なんか三十路前に礼子さんの色気を超えている気がするんですよね……)」



凛「奏って奈緒と同い年なんだよね……」

奈緒「……なんだよ」

凛「……別に」

李衣菜「りーなも奈緒と同い年だからね!」



奏「ふふ。それなら沙紀は『なんだって、アタシのキャンバスになるっすよ』って胸を張るのかしら?」



李衣菜「比奈さんなら『この程度修羅場に入らないっス』って不敵に笑うと思う」


加蓮「あー」

あい「なんとなくわかるな」



比奈「あー、納得されてることに」

沙紀「納得しちゃうっすね」




ワイワイガヤガヤヤイノヤイノ




乃々「も、物語が……」

蘭子「亀を追い抜くアキレスの如き早さよ(全然進んでませんけど)」





モバP「ちひろさんが『続きはSTEPアイテムを引いてから』って言うから……」




終わる


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ふと降りてきたので書いてみた。

読んでくれてありがとうございました。
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そこで俺が『ありがとう、素晴らしいひと時を』と言う

と、僕はキメ顔でそう言った

――それが、最後の言葉になるとも知らずに

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