ライナー(結婚しよ) クリスタ(いいよ)(87)


ライナー「って言う夢を見たんだが……」フフフ

アニ「あんたのそういうところ、本当に残念だと思うよ」ハァ…


ライナー「夢でまで会いに来てくれるなんて、クリスタはまさに天使だな!」キリッ

ライナー「そう思わないか?」

アニ「……ならその天使に天国まで連れて行ってもらえば?」

ライナー「それも悪くないかもしれん!いや、むしろアリだな!」グッ



アニ「……気持ち悪いよ、あんた」スススス


ライナー「……そこまで言わなくてもいいだろう?」シュン

アニ「そこまで言った方があんたのためにならないと思ってね」


アニ「……」チラ

ライナー「……」シュン

アニ「……べ、別にあんたとクリスタが絶対無理って言ってるわけじゃないよ?」

アニ「あんた黙ってたらそこそこイケるんだからさ、クリスタのことそこまで好きならそういうこと言わない方がいいんじゃない?」

ライナー「!」パァッ


アニ「……あんた本当にクリスタのこと好きなんだね」

ライナー「あぁ、クリスタは俺だけの天使だからな!」キリッ


アニ「……」

ライナー「……」

アニ「……よく恥ずかしがらずに言えるね、尊敬するよ……」ハァ

ライナー「?当たり前だろ?好きなんだから」

アニ「……あんたが幸せなら、それで私はいいよ」


アニ「……あんたさ、あの子のどこが好きなのさ?」

ライナー「ん?お前もクリスタのことが気になるのか?」ニヤ

アニ「……あんたがそれだけ好きになるくらいの女だ、ちょっと気になるだけだよ」

ライナー「そうだなぁ……」ウ-ム



ライナー「まぁ、笑顔だな」

アニ「!」


ライナー「どうした?驚くことでもあったのか?」

アニ「……いや、あんたのことだから顔が好みとかそんな浅い理由かと思ってただけだよ」

ライナー「おいおい、そりゃあひどい話だな」ハハハ

ライナー「それに天使だから顔が良くて優しいところは当たり前だろ?」

アニ「……あんたがそう思うならそうなのかもね」


アニ「……じゃあさ」

ライナー「?」


アニ「あんたは私がその……『クリスタの笑顔』ってので笑ってたら私のことが好きになるわけ?」



ライナー「んー……そうだなぁ」ウ-ン…

アニ「……」

ライナー「それは絶対ないな(笑)」ハハハ

アニ「」


アニ「……そうかい」

ライナー「いや、別にお前が嫌いってわけじゃないぞ?」アセアセ

ライナー「ただ……その--------」

アニ「別に……変態ゴリラに嫌われていたと知っても今の私はどうとも思わないよ」

ライナー「ひどい言い様だな」ハハハ…

アニ「マシな方だと思うけどね」


ライナー「……」チラ

アニ「……」ムッ

ライナー「……」スッ

アニ「……」ムムッ


ライナー「……お前、怒ってるだろ?」タラ

アニ「別に」フイッ


アニ「たださ、あんたと会話してると疲れるなって思っただけだよ」ハァ

ライナー「俺はいつ蹴られるかヒヤヒヤして精神今もすり減ってるぞ?」ハハハ

アニ「……ならお互いさまって奴だね」ヒュッ

ドゴォ!!!

ライナー「」


ライナー「……っ」ゴホッガハッ

アニ「!……だ、大丈夫?」

ライナー「大丈夫だ、い、いつものことだから、な、慣れてるぞ……」ハハ・・・


アニ「……めん」ボソ

ライナー「は?」

アニ「ごめん」

ライナー「」


アニ「……あんたをいつも蹴ってごめん」シュン

ライナー「お、おう?」

アニ「……今日はもう帰るよ、こんな夜に呼び出してごめん」

ライナー「あ、あぁ!消灯時間守れよwww?」ニコ

アニ「……」

ライナー「……」


アニ「……それだけ?」

ライナー「えっ」ビクッ


アニ「……普通さ、女の子に夜兵舎裏に呼び出されてなんとも思わないの?」ハァ

ライナー「えぇ?まぁお前だからな」キリッ

アニ「……もういい」タタタ


ライナー「……」(なんだあいつ……?)

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女子寮

アニ「駄目だったよ……」シュン

ミーナ「えぇ!?アニ今日こそは告白するって張り切ってたじゃない!!」ビックリ

アニ「……声大きい」

ミーナ「え、あ、ご、ごめん」ヘヘヘ



ミーナ「ちゃんと私の作戦試した!?」

アニ「あぁ、最初に好きな女の子のタイプを聞く作戦だろ?試したよ……」

ミーナ「それで絶対ライナーもアニが自分のこと好きだって勘付いていいムードになると思ったのに……」



アニ「……クリスタ」ボソ

ミーナ「えっ?」

アニ「夢に出てきたクリスタの話しされた」

ミーナ「あっ」(察し)


ミーナ「む、無視して話を元に戻せばよかったじゃん!臨機応変に対応しないと!!」

アニ「……それがすごいいい笑顔でさ」ボソ

ミーナ「えっ」

アニ「話を遮ることなんてできなかったよ……」ズ-ン

ミーナ「な、なんかごめん……」

アニ「別に……」ハァ


アニ「それに夜兵舎裏に呼び出してもどうとも思われないってことは、脈なしなんだよやっぱり」ズ-ン

ミーナ「そ、そんなことないよっ!!!」アセアセ

アニ「最後は結局いつもみたいにあいつのこと殴っちゃったし……」ズ-ン


アニ「……そもそも私はあいつのこと好きじゃないのかもしれない」ハァ

ミーナ「えぇっ!?」


アニ「憧れって言うか……あいつといると楽しいだけだし……」ウルウル

ミーナ(それを恋というんじゃなかろうか)

アニ「やっぱり私なんかよりクリスタの方が……」ウルウル




???「話はきかせてもらった!!!」バンッ!!!

アニミナ「!!?」


ミカサ「その話、私も興味がある」

ミーナ(うわーややこしそうな人来たよ……)

アニ「消灯時間前なんだからさ、静かに開けてくれない?」ハァ

アニ「それに……からかうつもりなら帰ってくれ……」ウルウル


ミカサ「……」

ミカサ「私ならアドバイスできるかもしれない」キリッ

アニ「?」


ミカサ「恐らくそれだけライナーにアピールして無反応ということは」

ミカサ「あなたは並の男より強い、ので、ライナーはそもそもアニのことを女としてみていない可能性が高い」ドン

アニ「」ズキュ-ン

ミカサ「私も超鈍感エレンを相手にしてきたから分かる、……しかし攻略法がないわけではない」

アニ「!」



ミカサ「要は女としてライナーが見てくれるように、女らしさをアピールすればいい」ビシッ(と、アルミンが私が似たような事を相談した時言っていた)



アニ「……なるほど」


ミカサ「しかし、問題はそこにある」

ミカサ「突然キャラを変えると気持ち悪がられて駄目……つまりは自然なアピールが必要」キリッ

アニ「自然なアピール……」フム

ミカサ「特にライナーのように童貞臭漂う恋愛もしたことない鈍感男にはアピールだって気づかれない可能性もある」

ミーナ(なんかすごいブーメランが飛んでる気がするんだけど)

アニ「ら、ライナーが……童貞……///」


ミカサ「私もそれによってどれだけ苦しんできたことか……」ウウッ

ミーナ(ミカサの自然なアピールは不自然だと思うんだけど……)

アニ「同意」ウウッ

ミーナ(あ、アニもショックで駄目になってる)


ミカサ「……よし、今夜は二人でどうやったらエレッ……ライナーを落とせるか作戦を立てよう!」

アニ「そうだね、珍しく気が合う」フフフ

ミーナ「ちょ、ちょっと私も寝れないじゃない!」アセアセ


ミカサ「……ミーナはアニの友達……」ボソ


ミーナ「……分かったよ……」


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次の日 朝 自主練 グラウンド

ミカサ「今日もエレンは自主練で朝早くから走っている」

アニ「私のライナーだって走ってるよ」

ミーナ(いつからアニのになったの……)ウトウト


ミカサ「……そろそろ走り終わる時間、作戦開始」

ミカサ「幸運を!」グッ

アニ「あぁ、勝負は今ここで決めるよ!!」



ミーナ(……帰りたい)ウトウト


ライナー「……疲れたな」ゼェ-ハァ-

エレン「お前息上がりすぎだろw?」ヘヘン

ライナー「俺は体が重いんだよ……それにお前もかなり速くなってるしな」ハハハ

エレン「俺は兵士だからな!」ニヤ

ライナー「……そ、そうだな!」


アニ「ライナー」

ライナー「!?」ビクッ


エレン「おうアニ!お前も自主練か?」

アニ「……まぁ、そんなところだよ」

ライナー「後ろから声をかけるなよ、びっくりするだろ……」

ライナー「それで何の用だ?」ハハハ


ミカサ「心なしか昨日のことでライナーも顔が引きつっている」ボソボソ

ミーナ「これは厳しいね……アニも緊張でそっけないなぁ」ボソボソ

ミカサ「大丈夫、運動の後は相手も気分が良くてアピールするチャンス」ボソボソ

ミーナ「でも心配だなぁ、こっちまでドキドキするよ」ドキドキ

ミカサ「それも外野の楽しみ」ボソボソ


アニ「い、いや、走ってるあんたを見かけたから声をかけただけだよ」アセアセ

アニ「べ、別に水をあげようと思って来たわけじゃ……ない」 つ水チラ

アニ「た、たまたま水を持ってたんだ!そう、たまたま。……いるかい?」

ライナー「お、気が利くな!」パアッ

アニ(ハイ、笑顔いただきましたー)



ミカサ「……ナチュラルツンデレ、素でツンデレなんてアニもかわいい」ボソボソ

ミーナ「満面の笑みだよ!初めて見た」ボソボソ


エレン「おい、アニ!」

アニ「!」

エレン「俺の分はないのか?」

アニ「えっ」


ライナー「……仕方ないな、ホラ、俺は自分の水取ってくるからお前がこれ飲めよ」ヤレヤレ

アニ「えっ」


エレン「えっ、なんか悪いじゃないか、要らない」

ライナー「いいんだよ、どうせお前に今日のランニングで負けたら朝飯のパンあげることになってたしな」


ライナー「……これでチャラじゃ駄目か?」チラ (上目遣い)←地面に座っているので


エレン「ちょwwwおまwwwマジで気持ち悪いからwwwww」

エレン「まぁ、そこまで言うなら仕方ないwwwこれでチャラだな!」

ライナー「どうもwwww」ハハハ つ水


アニ「」


ミカサ「く……エレン、どうしてあなたはそこまで鈍感なの」ボソ

ミーナ「ライナーも大概だよ……」ヒソヒソ

ミカサ「これは思っていたよりも手ごわいかもしれない……とりあえず放心状態のアニを回収しに行こう」ダッ


今回は全力で鬱エンド回避で行っているので

ご都合主義、もしくはキャラ崩壊などがあるかもしれませんが

幸せなライアニを私がみたいので無理な人はすみません……。


朝 食堂

ベルトルト「……今日のご飯、なんか味薄いね」モグモグ

ライナー「……ベルトルト」ボソ

ベルトルト「?」

ライナー「……これ食べてくれないか?次から絶対食べるから」 つピーマンの乗った皿

ベルトルト「やだよ、前も同じようなこと言ったじゃないか」モグモグ

ライナー「本当にダメなんだって!」


アニ「ライナー」

ライナー「!」ビクッ


ライナー「お、おう、アニか」

アニ「隣、いいかい?」

ベルトルト「いいよ!いいよ!待ってたよ!」パァ


ライナー「だが、わざわざ俺の隣に座るより、向かいの席の方がいいんじゃないか?」

ライナー「狭いし、俺今汗臭いぞ、多分」ハハ・・・

アニ「……私が座りたいって言ってるんだ、自分の意志だよ」

ベルトルト「アニがこっちに来るなんて珍しいね!うれしいな!」パァ スススス(ライナーと間をあける)

ベルトルト「三人じゃちょっときついけど、ここに座ってよ!」ニコ

アニ「……ありがと」


ミカサ「……アニ、なかなか頑張った」ヒソヒソ

ミカサ「恐らくライナーと名指しで隣に座りたいというのはかなり緊張したはず」ヒソヒソ

ミーナ「……でも座り方は明らかに不自然だよね」ヒソヒソ

ミカサ「確かに、大男二人に挟まれて窮屈そう。でも幸せなのは見て取れる」ヒソヒソ




アルミン(……なんでミーナがこのテーブルにいるんだろう、珍しい)

エレン「ミカサもついに女友達ができたのか!」パァッ


アニ「……ピーマン」

ライナー「ん?」モグモグ

アニ「苦手なのかい?避けてあるけど」

ライナー「そ、そんな訳ないだろ……好物はあとに取っておくタイプなんだ」アセアセ



ミーナ「お、ライナーピーマン嫌いなのか、思ったより子供だね」ヒソヒソ

ミカサ「そんなかわいいところにも惚れたらしい」ヒソヒソ

ミーナ「アニって意外と乙女だね」アハハ

ミカサ「同意」



エレン「おい、アルミン、ピーマンなんだが……」 つ皿 ピーマン

アルミン「もう!この前で最後だって言ったじゃないか!……これで本当に最後だからね!」モグモグ

エレン「ありがとう!!アルミン次は頑張るよ!!」ニコ


アニ「……本当に?」

ライナー「あ、あぁ、本当さ!」アセアセ

ベルトルト「何言ってるのさライナー、さっきだって僕に食べてくれってお願いしたじゃないか」ニヤニヤ

ライナー「ベルトルトぉ……!」

ベルトルト「全く、好き嫌いは駄目なんだから、しっかり食べないと」チラ

アニ「……」ジ--ッ


ベルトルト「……」(頼れるお兄さんっぽいアピールしてるんだけれど、アニは無反応だなぁ……)

アニ「……」(頼れるライナーのこの顔たまらないね)


ミカサ「ギャップ萌え、普段ゴリラなライナーの懇願する顔、これにはアニも目を奪われている」ヒソヒソ

ミカサ「……ベルトルトが邪魔」ヒソヒソ

ミーナ「マジあり得ないよね」ヒソヒソ



アルミン(なんかよくわからないけど、ミカサとミーナが仲良くなってる)

エレン「あのミーナと気が合うなんて!ミカサも変わったな!!」パァッ


アニ「じゃあさ」

ライナー「ん?」(涙目)

アニ「私がピーマン食べたら今度の休日一緒に「ライナーっ!!!」」


サシャ「そ、そのピーマン、いらないんですか!!!?」ジュルリ


ライナー「サシャあああああああ!!良いところに来た、コレ全部食ってくれないか!!!?」 つ皿 ピーマン

サシャ「もちろんです!」エッヘン

サシャ「いただきまーす!」ガツガツガツ


アニ「」


ミカサ「チッ、また邪魔が入ったか……」

ミーナ「折角弱みを握ってデートに誘う直前まで言ったのにね……チッ」

ミカサ「しかもライナーの食べさしを食べたサシャはアニの目の前で間接キスをしたことに」

ミーナ「Oh…これはキツイ」

ミカサ「とりあえず放心状態のアニを回収しに行こう」



アルミン(今日はライナーの席がにぎやかだなぁ……)

アルミン(ここが平和でいいことだね!!!)胃がスッキリ



ジャン「」←ミーナのせいでミカサの近くに座れなかった


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午前 格闘訓練

エレン「ライナー!」

ライナー「ん?」

エレン「俺と組もうぜ!アニが見当たらなくて困ってるんだ」

ライナー「いいぞ」(アニはどこでサボってるんだか)ハァ



アニ「ライナー」

ライナー「!?」ビクッ


ライナー「お、お前今日はえらく話しかけてくるな……心臓に悪いぞ……」

アニ「そうかい?」テレ

エレン「おっ、アニ、お前そんなところにいたのか、ライナーごめん、俺アニと組むわ」

ライナー「おう、俺は別にいいぞ」ハハハ…



アニ「……私は良くない」ボソ

ライナー「えっ」


ライナー「お、お前今日はえらく話しかけてくるな……心臓に悪いぞ……」

アニ「そうかい?」テレ

おかしいだろww


アニ「い、いや、だってライナー、あんただってこのままエレンと格闘術の差が開いていくのは嫌だろ?」アセアセ

アニ「だ、だからさ、今日は特別に教えてあげるって言ってんだよ」フン

ライナー「いや、俺は別に----」

アニ「……そ、それにたまにはエレンだって休憩することも大事だしね」チラ

エレン「んー……」ウ-ン

アニ(やったか?)ジ------ッ

エレン「それもそうだな、俺ばっかアニとやってたらライナーも強くなれないだろうし」

エレン「俺は他の奴と組む、ライナー、頑張れよ!」グッ

ライナー「……お、おう」


アニ(よっしゃい!!!)グッ


ライナー「……じゃあ俺がならず者やるぞ?」

アニ(ライナーに襲われるのか)

ライナー「……アニ?」


アニ(『アニ!俺の童貞もらってくれ!!!』)


アニ「……それもいいね」フフフ

ライナー「お、おう?」タラ


ライナー「行くぞ!!!」ダッ

アニ(駄目だ駄目だ駄目だ)

アニ(こんなこと考えてちゃ駄目だ)ブンブンブンブン

アニ(落ち着け私、そう、相手はゴリラ、ちょっと金髪のゴリラなんだ)


アニ(……今日は絞め技大目で行こうかな)






ドン!!!!!

アニ「えっ」

ライナー「あっ」



ドサッ!!!!


アニ「……」

ライナー「痛ってぇ……あ、アニ?大丈夫か!?」イテテ

アニ「……!」

アニ「……あ、あぁ、大丈夫」

ライナー「お前何回も声掛けたんだから無理なら無理で避けろよ……」ヨイショット

ライナー「てっきり新しい技かけられるのかと思ってギリギリまで近づいちゃったろ?」パンパン

ライナー「ん?アニ?立てるか?」スッ

アニ「……え、あぁ!!ひ、一人で立てるよ!!」


ミカサ「ライナーがアニに乗っかかった」ギリギリ

ミカサ「これはどう見てもライナーはアニに気がある。アニも顔が真っ赤」ギリギリ

ミーナ「事故にしか見えないけどね」グググググ

ミカサ「ライナー……やるときはやる男だ」ギリギリ

ミーナ「事故だと思うけどね」ギギギギギ



ジャン「ちょ、ミカサ、ギブギブ!!!」バンバン

トーマス「ブクブクブク」


ちょっと用事できました、抜けます


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午後 座学

教官「----------であるから---------で」ペラペラ

アニ(結局格闘訓練じゃ緊張してまともに会話もできなかった……)ハァ

アニ(てか私は何を考えているんだ?)

アニ(よく考えたらあいつはクリスタが好きなんだからアピールしても意味ないじゃないか……)チラ

ライナー「……」マジメ-

アニ(……なんか頭を打って現実に一気に引き戻されちゃったね)チラ

ライナー「……ん?なんだ?」

アニ「別に……」(私だけ……なんか馬鹿みたいだ……)ズゥ-ン



ミーナ「アニ、落ち込んでるね」ヒソヒソ

ミカサ「あれじゃあ折角ライナーの隣の席をゲットしたのに意味がない」ヒソヒソ

ミカサ「折角格闘訓練でベッドの上を想定した模擬戦闘もしたのに」ハァ

ミーナ「いや、あれ事故だから」

ミカサちゃんの折角がクドイ

ミカサ「格闘訓練でベッドの上を想定した模擬戦闘もしたのに///」ハァ


アニ(いや、しかしここで諦めるわけにはいかない……)ギリッ

アニ(だってよく考えてみるんだ私、クリスタとは身長が低い、金髪までの条件は一致しているんだ)

アニ(クリスタになんて負けるもんか……っ!!!)ギロガリッ


ライナー(……なんか殺気を感じる)カキカキ

ベルトルト(アニがこっちを見ている……///)ポッ

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