レンジャー「EDFッ!!EDFッ!!!」 (183)

地球防衛軍4のSSになります。


主人公はストーム1では無く、レンジャー部隊の1人です。


本部などの登場人物のセリフやステージ・ミッションなどは、ある程度ゲームの流れで話を進めて行きます。


物語の合間のミッション終了時には、コンマ安価による取得武器の反映もやりますので、よろしくお願いします。


類似する1のSSがありますが、削除依頼に出しておきます。


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1376818925

ゴォォォォォォォオオオオオ……






少年『お母さーん……お父さーん……』






2017年




人類は、宇宙から飛来した地球外生命体『フォーリナー』と接触した。



昆虫のような巨大な生物や、未知の科学技術を有する巨大破壊兵器によって地球侵略を開始したフォーリナー。



対抗する世界連合組織『地球防衛軍<EDF>』は、人類と地球を守る為にフォーリナーへと戦闘を開始。


しかし、フォーリナーとの圧倒的な戦力差に、EDFは壊滅寸前にまで陥る。


最早、人類の絶滅まで時間の問題かと思われたその時。


EDFの日本支部残存部隊が全戦力を投入して、敵母船である星船『マザーシップ』への反攻作戦を開始した。

ドォォォォォオオオオンッ!!!!






隊員「このォッ!!!このォッ!!!お前らのせいでみんな死んだんだッ!!!……チキショウ……チキショォォオオッ!!!」パララララッ!!!パララララッ!!!



隊員「どうせ帰る場所はないんだ。この命、くれてやるッ!!!」




隊員「落ちろォオッ!!落ちろォォオオオッ!!!」パララララッ!!!パララララッ!!!




EDFの隊員達は、それぞれの思いを胸に、手に取った銃をフォーリナーへと撃ち続ける。







ドォォォォォオオオオンッ!!!!





少年『皆……皆どこにいったの?』






隊員『ッ!?オイ!!子供がいるぞ!!』


隊員『何てこった!!まだ避難していなかったのか!?』






フォーリナーの投下した巨大な機兵と、空を飛行する自動飛行機体。

そして、マザーシップからの苛烈な砲撃が降り注ぐ中、戦場となった街を、1人歩く少年がいた。

オペ子『マザーシップが巨大砲台を起動ッ!!』



隊長『総員下がれーッ!!!早くしろーッ!!』



隊員『待って下さい!!子供が……まだあそこに子供がッ!!!』




少年『ヒックッ……グスッ……』




カッ!!!



ドォォォォォオオオオンッ!!!






マザーシップから、巨大砲台による攻撃が発射され、街は爆炎に包まれた。






ゴォォォォォォォオオオオオッ…………




ストーム1『……大丈夫か少年?』



『うん……おじちゃん誰?』



目の前に爆炎が広がる中。


咄嗟に1人の男によって、その子供は砲撃範囲内から連れ出された。


まさに間一髪である。

ストーム1『ハハッ、出来ればお兄さんって言って欲しかったけどな。さ、ココは戦場だ。早く街から出るんだぞ』ポンッ



男は少年の頭に手を乗せる。




少年『うん、わかった。……ありがとう、お兄さん』



ストーム1『気にするな。EDFは、市民を見捨てない。絶対にな』ニコッ



男はそう少年に笑顔で言うと、1人。

空から砲撃の雨が降る戦場へと向かっていった。

ドォォォォォオオオオンッ!!!


ドォォォォォオオオオンッ!!!






隊員『うわぁぁぁッ!!!』

隊員『ぐわぁぁぁッ!!!』

隊員『こちらスカウト4ッ!!もうだめです!!うわァァァアアアッ!!!』




マザーシップの凄まじい砲撃により、次々とEDFの戦士達は倒れていく。



全滅は時間の問題であった。






オペ『攻撃部隊との交信不能……』


本部『もはやここまでかッ……!!』






EDF本部も、とうとう諦めようとしたその時。




パララララッ……


パララララッ……






少年『戦ってる……あのお兄さんが……1人で……』





ドォォォォォオオオオンッ!!!


ドォォォォォオオオオンッ!!!

隊長『巨大砲台破壊ッ!!繰り返す!!巨大砲台破壊ッ!!!』



戦場で生き残ったレンジャー部隊の隊長から、無線が入る。




本部『何だとッ!?あの砲撃の中を生き延びた兵士がいたとは……』





隊員『俺は見たぞ……ストーム1だ。ストーム1がまだ戦っているッ!!』



女性隊員『こちらスカウト7……ストーム1がマザーシップと交戦中。
繰り返します。ストーム1がマザーシップと交戦中。……たった1人で……』






ドォォォォォォォォォォオオオオオオオオオオオッ!!!!





本部『マザーシップが落ちるぞ!!総員退避ッ!!退避ィィィイイッ!!!』




永遠に続くかと思われたマザーシップからの砲撃をかいくぐり、遂にストーム1がマザーシップの中枢の破壊に成功する。






少年『……落ちていく……空から大きい真ん丸な船が……』


人類存亡を懸けたその闘い。





特殊遊撃隊『ストーム』傘下の小隊『ストーム1』の小隊長『ストームリーダー』による捨て身の攻撃によって、フォーリナーのマザーシップは撃墜された。




以降、ストーム1。ならびに、ストーム1と共に行動していたオメガチームの消息は不明。



ストームチームにおいて、ストーム1の名は永久欠番となる。




その存在はEDFの中でも伝説となり、生き残った僅かな人間しかその存在を知る者は居なくなった。







そして、8年後……

地球防衛軍<EDF>訓練学校にて





「諸君達は、見事今日まで厳しい訓練に耐えッ!!ついにこの日を迎える事が出来た!!」



「7年前、人類の危機を乗り越えた我々は、来るべきフォーリナーの再来に備え、常に準備を行わなければならないッ!!」



「今、この瞬間に奴らの大軍勢が来てもおかしくはない!!日々の訓練を絶やさず有事に備えよ!!以上ッ!!」






隊員s「「「EDFの誇りにかけてッ!!!」」」


レンジャー「EDFの誇りにかけてッ!!!」






少年は、EDFに入隊し、レンジャーチームの一員となった。

2025年 6月27日



<前日>




訓練学校卒業から数ヶ月後




隊員1「ファァアッ……平和だねぇ……」

隊員2「平和だなぁ……何も起きやしねぇ……」





レンジャー部隊の1つ。



レンジャー9-9の隊員達は、ジープを使っての街のパトロールの最中というのに、道端に駐車してダラダラとあくびをしながらサボっている。



EDF日本支部のレンジャー部隊には1から9-9までの部隊があるが、数字が1に近い程、総合的な能力の高い者が配属されている。



レンジャー9-9部隊にもなると、訓練学校をギリギリ卒業出来た者や、不真面目な者。ひとクセもふたクセもある者などが配属されているのだ。


いわゆる落ちこぼれ部隊である。

レンジャー「ホラ、先輩達。ポケッとしてないで早くパトロール終わらせましょうよ。日が暮れちゃいますよ?」





あの日、最後の闘いを見届けた少年は、18歳の今、その最底辺部隊へと配属されていたのだ。



レンジャー9-9部隊の主な任務は、街中のパトロールや道案内など、昔で言う警察の交番勤務。




よく言えば、地域密着部隊。悪く言えば、街の住人の便利屋といったところか。



果たして、こんな調子でフォーリナーや巨大生物が再来した時に対処できるのだろうか。




もっとも、7年前。




アメリカのアリゾナ州で、最後の巨大生物を倒した後から、巨大生物の目撃例は無いのだが。

隊員1「固い事言うなよー新人クンー」ダラー



隊員2「そーそー。俺らがヒマしてるってのは、平和な証拠だぜー?平和が一番」ダラー



レンジャー「そりゃそうですけど……またフォーリナーがいつ攻めてくるかわからないんですから」





隊員1「真面目だねー新人クンはー。何でレンジャー9-9になんざ配属されたんだか」



隊員2「そうだな。どの武器も並以上には使いこなすし、身体の動きも頭の回転も悪くない。
レンジャー3くらいには入れそうな気がするけどなー」




隊員2人は、レンジャー9-9にはおよそ相応しく無い実力の少年に、軽い疑問を持つ。

レンジャー「いやー……訓練学校にいた時に、上官をつい殴っちゃいましてね……その上官が人事に顔が利く人だったんで……」



隊員1「そんでめでたくココに飛ばされたと……」



レンジャー「別にいいんですけどね。皆さんいい人ですし。……仕事は遅いけど……」ボソッ……



隊員2「ちなみに、殴った原因は何なんだ?」



レンジャー「原因ですか?……先輩達は、8年前の闘いを終わらせた人について何か知ってます?」



少年は、2人の隊員に8年前のフォーリナーが攻めてきた事について訪ねる。

隊員1「終わらせた人?普通に、日本のEDF総動員でマザーシップを倒したんじゃねぇの?本部の作戦指示が優秀だったって学校で聞いたけど」



隊員2「あー、でもそういえば噂で聞いた事があるな。マザーシップとの闘いでは、本部の指示は役立たずで部隊は壊滅。
でもって、生き残った1人の男がマザーシップを落としたって話だ」




隊員1「はぁ?何だそれ?そんなのあり得ないだろ。デタラメだデタラメ」




レンジャー「……僕実は、マザーシップが落ちたあの日に、作戦区域にいたんですよ……」



隊員12「……はぁっ!?」



2人の隊員は、声を揃えて少年へと驚愕の表情を向ける。

レンジャー「あの時……避難しそこなって、作戦区域で歩いていたら、1人の男の人が僕を担いで作戦区域外まで運んでくれたんですよ。
ちょうどその時に、マザーシップの砲撃で街が壊滅したんで間一髪だったんですけどね」




隊員1「おいおい、初めて聞いたぜそんな話……」




レンジャー「自分から言う事でも無いですからね。
そんで、その男の人が1人でマザーシップと戦って、最後にはマザーシップを落としたのを直に見ていたんです。


いまでも鮮明に覚えてますよ……あの時の光景は」




少年は、あの日を思い出しながら隊員に説明する。

隊員1「なるほどな……まぁ、普通信じてもらえないだろうなぁ、そんな話。ぶっちゃけ俺も半信半疑だ」



レンジャー「そうなんですよねー。それで、その上官が本部崇拝派でですね。

8年前の闘いで、本部の素晴らしさだかなんかを延々と話し続けて、挙句の果てにはたった1人でマザーシップを倒した男の噂を散々コケにしてくれたから、つい……」



隊員2「まぁ、命の恩人をそんな風に言われたらな。それでこの部隊に配属と……」




レンジャー「まぁ、今のところ平和な世の中です。何処に配属されても大した差はありませんよ。……給料に差はあるみたいですけどね……」ハハッ……




少年は、暗い顔でうすら笑いを浮かべる。

隊長『お前らァァァアアッ!!!パトロールはどうしたァァアアッ!!!』キーーーーンッ!!!



突如、ジープの無線機から9-9部隊隊長の怒号が響いて来た。
恐らく、車両の位置がずっと動いていない事に気付いたのだろう。

行動中の隊員や車両の位置は、本部や部隊駐屯地にて、レーダーに把握されているのだ。



隊員1「やっべっ、バレた!!」


隊員2「こ、こちらパトロール隊。只今エンジントラブルにて停車中。間も無く作業終了します」



隊員2人は、サボりを誤魔化そうと必死で言い訳している。




レンジャー「やれやれ……それにしてもまぁ……やっぱり平和なのが一番だなぁ……」




レンジャーはしみじみと、青く澄み渡った空を見つめる。







その視線の先。


宇宙では



とてつも無く大きな宇宙船が10機ほど、地球のすぐ近くにまで迫っていた。




そして地球の地下深くでも、無数に蠢く何かが、地上を目指して動き出した。

ここで安価です。


主人公の初期武器を決めたいと思います。


コンマ以下でいきます。



01-30 AF14 LV0

31-50 スティングレイM1 LV0

51-70 MG11 LV0

71-90 AF14RA LV1

91-98 MMF40RA LV2

ゾロ目 バッファローG2 LV3

00 ストリンガー LV4



題材が題材なので、まだ見てる方が少ないと思います。なので安価は>>19でお願いします。

ほい

>>19
ありがとうございます。



AF14RA

連射力を重視した初期のアサルトライフル。
従来のAF14よりも威力は低いが、弾数と連射力が上。
その代わり、リロード時間が多少長く、精度が多少低い。



さっき気付いたんですが、地球防衛軍4のレンジャーは、二つ武器を持ってます。

なので、>>21の方よろしくお願いします。


同じ武器が出た場合、2丁銃も可です。

どうなるかなー

>>21
ありがとうございます。



MG11


基本的な手榴弾。従来の時限式では無く、投擲後に何か衝突する事で爆発。爆破範囲は5m程と、巨大生物を相手するには少し頼りない。



初戦の装備は

AF14RA
MG11

です。



それでは、続きを投下します。



2025年6月28日




<1日目>



08:30



レンジャー9-9部隊駐屯地




隊長「おはよう諸君!!本日もフォーリナー・巨大生物の噂も影も無し。至って平和で退屈な日常だッ!!」



朝の朝礼にて、レンジャー9-9の隊長が号令をかける。
隊員数20名程の落ちこぼれ部隊の隊長にしては、しっかりとしたイメージだ。



隊員「全くですね。一匹くらい、巨大生物が出てくれた方が仕事もやり甲斐が出ますよ」




ハハハハハッ!!!



隊員の何気無い一言で、場が盛り上がる。

隊長「確かにそうかもしれないな。……しかしこの平和を勝ち取る為に、EDFは8年前に死闘を演じた。大きな犠牲を払ってな。
我々はその平和を維持する義務があるのだ。


今日も一日、平和で退屈な日常であるように。……さ、パトロールの時間だ。サボるなよ?お前等ッ!!」





「「「サー、イエッサーッ!!!」」」





朝礼が終わると同時に、部隊はそれぞれ3人ずつに別れ、ジープに乗ってパトロールへと向かって行った。

隊員1「全く隊長も固い人だよなぁ。巨大生物の2-3匹くらい出てくれたほうが仕事にも張りが出るだろうに」


隊員2「とかいって、本当に出たらお前は、真っ先に逃げ出すんだろ?」


隊員1「当たり前だろ?何処か他の部隊が何とかしてくれるさ。頼りになる新人クンも居る事だしな」ハッハッハッ



レンジャー「ハイハイ、早くパトロール行きますよー先輩方」チャキッ!!



少年は、武器弾薬庫から連射重視のアサルトライフルAF14RAと、標準的な衝撃感知型手榴弾MG11をジープに詰め込む。




バタンッ!!


ブロロロロロロロッ…………




少年は運転席に座り、ジープのエンジンをかけると、隊員2人と共に街にパトロールへと向かった。






今日も始まるのだ。


何も変わらない退屈で、8年前に待ち焦がれた平和な日常が。





この時はそう思っていた。

13:00


繁華街 コンビニ前




レンジャー「弁当とお茶買って来ましたよー」


隊員1「お、サンキュー。いやー、腹が減っては戦は出来ぬってな」モグモグ


隊員2「戦があればの話だけどな。今日も何事も無く、平和なモンだ。巨大生物どころか人の犯罪すら起きやしねぇ」モグモグ



レンジャー「あれから8年。犯罪件数自体、殆ど増えてませんからねぇ。
まぁ、世界中あれだけフォーリナーにボロボロにされたら、どんな人間でも悔い改めるでしょうけど」チラッ

少年は、ふと辺りを見回す。




大きく建ったビル街に、様々な店。笑いながら行き交う人々。




撃退したフォーリナーの技術を応用したとはいえ、僅か8年でこれだけ人類は復興したのだ。


それこそ、フォーリナーが攻めてくる以前を、超える勢いの文明に。



まさに、人類が一つになったと言う事だろう。




隊員1「まぁ、あと数年もすればまた、人の犯罪が増えてくるさ。豊かさに慣れた頃にな。俺たちの仕事はそこから本格的に始まりそうだ」


隊員2「ハッ、俺達は地球防衛軍<EDF>なのに、やってる事は昔の警察まんまだな」


レンジャー「カッコいいじゃないですかー。市民を守るEDFって。EDFは決して市民を見捨てないんですよ?
さ、引き続きパトロールに行きましょう」




弁当を食べ終えた少年は、ジープのエンジンをかけようとする。






その瞬間。









オペ子『EDF本部より緊急指令。EDF本部より緊急指令。パトロール中のレンジャー9-9、至急応答願います!!』ザザッ……ザッ……












突如、ジープの無線機から、レンジャー9-9部隊の紅一点。元ヤンオペレーターの声が聞こえてくる。


いつものやる気の無い声と違い、鬼気迫るような声だ。





レンジャー「こちらビル街をパトロール中のレンジャー9-9。どうしたんですか!?」









オペ子『本部より緊急出動要請です。詳細は不明。
市民の通報で、7年前に絶滅したはずの巨大生物を見た者がいるとの情報があります。
ありえない話ですが、とにかく現地に向かってください。場所は……』ザザッ……ザッ……





オペレーターの告げた場所は、少年達のいる地点からそう遠く無いところであった。

レンジャー「了解。すぐに現場へ向かいます」ガチャッ!!




隊員1「お、おい……今巨大生物って……」




隊員2「い、イタズラだよな?市民からの通報って。……だった最後に倒したのは7年前だぜ?」



隊員2人は、動揺している。

まさか、7年ぶりに巨大生物が。
しかも、自分達の管轄に現れるなど、想像していなかっただろう。



レンジャー「と、とにかく現場に向かいましょう!!他の部隊も向かってるみたいですし、ここから近いです!!」ブロロロロロロロッ!!!



少年は、ジープのアクセルを思いっきり踏み込み、全速力で現場へと向かった。

<TV>





アナウンサー「た、たった今緊急速報が入りました。関東に、巨大生物が目撃されたとの情報です!!
既に、現場には中継車両が向かっています。そちらはどうなっていますか!?」




TVには、女性アナウンサーが驚いた表情で原稿を読んでいる。



そして、TVの画面が中継先に切り替わった瞬間





アナウンサー「そ……そんな……」





アナウンサーの絶句した声がTVを通して聞こえてきた。

ゴォォォォォォォォオオオッ…………






「キャァァァァァアアアッ!!!」


「ウワァァァァァアアアッ!!!」





中継先のカメラに切り替わったところ、中継車両が炎上し、辺りには何人もの人が倒れてる映像が流れる。


周囲からは逃げ惑う人達の叫び声が聞こえてきた。



すぐさま、映像はアナウンサーへと切り替わる。







アナウンサー「ッ!?え、えー、現場の方は大変な事になっているようです。

……今情報が入りました。市民からの情報を元に、EDF本部は付近のレンジャー部隊を緊急配置。調査を行うそうです。

最新情報が入り次第、引き続きお伝えします」






ブツンッ!!

投下終了です。

安価に協力してくれた方、ありがとうございます。


装備武器によって、主人公の無双具合。戦闘スタイルが変わります。

基本コンマ以下のランダムですが、引き続き協力していただければと思います。


ちなみに今回の装備では、少し苦戦する感じです。


次回は、ゲームでいうミッション01『再招集』をお届けします。

それでは、また。

こんばんわ、1です。


それでは、ゆっくり地球を防衛していきます。

投下の最後に獲得武器安価と、次回装備安価を行います。ふるってご参加ください。

13:20




ステージ 坂のあるビル街


駅が遠くに見える通り






ブロロロロロロロッ!!!



レンジャー「ッ!?他のレンジャー部隊です!!着きましたよ!!」



キキィィィィィイイッ!!!


バタンッ!!!



少年達のジープは急停車し、先に現場に来ていた他のレンジャー部隊5人へと合流する。



隊員1「おい、みろよあのアーマーの色。あの人達レンジャー1だぜ?」

隊員2「マジかよ!!何でレンジャー部隊のエリートが……まさか巨大生物の出現絡みでか?」


所属部隊ナンバーは、装着されたアーマーやヘルメットの色で判断することができる。


一番有名なレンジャー1は、8年前の部隊長が着けていたレッドカラーだ。一目でわかる。

レンジャー1隊長(R1隊長)「むっ?応援か?何処の部隊だ!?」



レンジャー「は、ハイ!!自分達はレンジャー9-9のパトロール隊です!!」


少年は、レンジャー1の隊長へと所属部隊名を明かす。





R1隊員1「れ、レンジャー9-9?オイオイ、レンジャー部隊のお荷物が一体何しにきたんだよ」



R1隊員2「巨大生物が7年ぶりに出たかもしれないんだ。遊びじゃねぇんだぞ?」



レンジャー「じ、自分達は市民を守る為に」



R1隊長1「よせ!!バカ共がッ!!……応援感謝する。情報によれば、この付近に巨大生物が現れたらしい。
この目で確かめる!!ついてきてくれ、レンジャー9-9」



レンジャー9-9「「「い、イエッサー!!」」」



隊長の喝により、レンジャー1隊員の暴言が抑えられ、レンジャー9-9の3人は、レンジャー1と共に道沿いに進み出す。

ダッ、ダッ、ダッ、ダッ




隊員1「な、何かの間違いだよなぁ……巨大生物が出たなんて……」



隊員2「だ、だよなぁ?そうに決まってる……巨大生物は絶滅したハズなんだ。7年も前に!!」



レンジャー9-9の2人は、レンジャー1を追走しながらも、怯えるように話している。



それに対し、8年前の生き残りや実力や功績を認められたエリート集団レンジャー1は、冷静に周囲を警戒しながら進んでいる。



レンジャー「…………ッ!?あ、あれは……」




そして、行進を続けていたレンジャー部隊と少年の前に、遂にその瞬間は訪れた。

市民「巨大生物だー!!巨大生物が現れたぞー!!」



市民「は、離せー!!離してくれー!!」



女市民「嫌ァァァアアッ!!!誰か助けてー!!」





甲殻巨大生物×10(蟻)『』ワラワラワラワラ




目の前には7年前アリゾナで、確かに絶滅を確認したハズの蟻型の巨大生物。

通称『甲殻巨大生物』達が、市民達へと鋭い顎で噛みつき、襲いかかっていた。




電車の駅の近くと言う事もあって、沢山の人が巨大生物から逃げ惑い、こちらへと向かってくる。



そして、それを追いかけるように巨大生物がこちらへと向かってきた。













2025年6月28日 13:30


EDFが7年ぶりに巨大生物と対峙









隊員1「きょ……巨大生物だー!!向かって来るぞー!!」


隊員2「デケェ……こんなにデカかったのかよ……」


レンジャー「これが……こんなデカイ奴に、人類は本当に勝てるのか?」





レンジャー9-9の3人は、迫り来る巨大生物にただただ戸惑っている。





R1隊長「市民が襲われている!!総員撃てぇッ!!市民を救出しろぉッ!!!」




レンジャー1「「「イエッサーッ!!!」」」チャキッ!!!



ドドドドドドドドドドドドドドドドッ!!!!!




レンジャー1は、隊長の指示と同時に、巨大生物へとアサルトライフルを発射。

次々と、市民を襲おうとする目の前の巨大生物達を駆逐していく。




隊員1「す、凄ぇ……あっという間に数匹やっちまった……」


隊員2「さすがレンジャー1だな……」


本部『こちら作戦指令本部ッ!!レンジャー1、状況を報告しろ!!』




無線に、本部からの連絡が入る。




レンジャー1「市民を襲っていた巨大生物と交戦。数匹を撃破しました」



本部『何だとッ!?そんは馬鹿なッ!!』




指令本部も驚いている様子だ。

無理も無い。7年ぶりの巨大生物の出現なのだ。




レンジャー「本当に現れたのか……巨大生物が……」ガタガタッ……



少年は、アサルトライフルを持つ手を震わせながら、目の前の光景を見る。



自分は今、7年ぶりの巨大生物との戦いの中にいるのだ。



巨大生物達との、二度目の戦いの中に。

R1隊長「レンジャー9-9ッ!!!」



レンジャー「は、ハイッ!!」



レンジャー1の隊長により、少年が我に帰る。



レ1隊長「これより、周囲の巨大生物殲滅に向かう。お前達は、後方警戒。及び支援を頼む。背中は任せたぞ!!」



レンジャー9-9「「「り、了解しました!!」」」



レンジャー部隊達は、坂のあるビル街の、駅周辺へと足を進める。

レ1隊員「駅周辺に、巨大生物の群れを発見ッ!!後方からも!!囲まれています!!」



蟻×40『』ワラワラワラワラ



駅の周辺まで部隊が進むと、前方から30。後方から10匹程の甲殻巨大生物が、挟み撃ちをかけてきた。




レ1隊長「レンジャー1は駅構内へ侵入!!狭いところに敵を引きつけろ!!

レンジャー9-9は後方からの敵を攻撃しろ!!無理だと思えばすぐに合流だ!!いいな!?」



レ1隊員「イエッサー!!怯むな!!撃て!!撃てぇぇえ!!!」チャキッ!!!



レンジャー「ウァァァァァアアアアアッ!!!!」チャキッ!!!


ドドドドドドドドドドドドドドドドッ!!!!



隊長の命令と同時に、部隊全員が目の前の巨大生物へと発砲する。

レンジャー1は、駅構内に入り、狭い場所で前方の巨大生物を一網打尽に。



後方を担当している少年は、連射重視のアサルトライフルAF14RAを手に持ち、他の2人と共にひたすら引き金を引き続ける。



レンジャー「アアアアアアアアアアア"ア"ア"ア"ア"ア"ッ!!!!!」ドドドドドドドドドドドドドドドドッ!!!!!


100m以上の射程と、秒当たり30発撃ち出すその火力により、迫り来る巨大生物達を足止めする。


しかし、精度があまり良くは無い為、装甲の厚い巨大生物の急所には中々当たらず、そう簡単にトドメを刺す事は出来ない。



10匹の巨大生物達は、8匹に数を減らしながらも少しずつ部隊へと迫っていた。

隊員1「駄目だ!!俺たちの銃じゃあ、効き目が弱い!!奴らの甲殻が硬すぎる!!」パララララッ!!!パララララッ!!!


隊員2「どうするよ新人クン!!このままじゃ突破されんぞ!?」パララララッ!!!パララララッ!!!




レンジャー「クッ……グレネードッ!!!」ピンッ!!



ブンッ!!!



少年は、装備していた手榴弾MG11のピンを抜き、迫り来る巨大生物へと投擲した。


隊員12「「ウォォオオオッ!!!」」ピンッ!!


ブンッ!!!



隊員2「伏せろッ!!」バッ!!


他の2人も手榴弾を投げ、レンジャー9-9の3人は同時に身を屈める。

ドォォォォォオオオオンッ!!!

ドォォォォォオオオオンッ!!!




衝撃を感知して爆破するタイプの手榴弾は、時限式に比べ威力や範囲は弱いが、出が速いので緊急時に役に立つ。




手榴弾の爆発により、目前に迫っていた3匹の巨大生物が吹き飛んだ。




残りは5匹。



レンジャー「よし!!残りのヤツ等はまだ距離がある!!レンジャー1へと合流しながら撃ち続けましょう!!」ドドドドドドドッ!!


隊員12「「了解ッ!!」」パララララッ!!パララララッ!!!


3人は引き撃ちながら、レンジャー1のいる駅構内へと侵入する。



同時に5匹の巨大生物が、一気に距離を詰めてきた。



ドドドドドドドカチッ!!



レンジャー「ッ!?クッ、弾が切れた!!2人共急いで!!」ダッ!!



更に一匹倒したところで弾薬が切れたレンジャー9-9は、急いで駅の階段を駆け上る。

13:40




坂のあるビル街 駅構内




R1隊長「…………こちらレンジャー1。30匹ほどの巨大生物を撃破。こちらに損耗はありません。移動用のヘリを要請します」




本部『こちら本部。よくやった、直ちに輸送ヘリを送る。
現在、続々と巨大生物の目撃情報が増えている。直ぐに次の現場へと向かって、別部隊と合流してくれ』





本部に無線で報告するレンジャー1隊長の目の前には、駅構内に無理矢理侵入し、動きが鈍くなったところで一網打尽にされた巨大生物達の死骸が溢れている。



流石、8年前の生き残り。
レンジャー部隊随一のエリート部隊である。

「ハァッ、ハァッ、ハァッ」ダッ、ダッ、ダッ、ダッ




レンジャー1「「「ッ!?」」」チャキッ!!!



突如、階段から誰かが駆け上がってくる音が聞こえ、レンジャー1の隊員達は、一斉に照準を階段に向ける。




レンジャー「ハァッ!!ハァッ!!レンジャー1!!自分達の後ろから巨大生物がッ!!!」



階段から上がって来たのは、レンジャー9-9の少年であった。
同時に、他の2人も上がって来る。




レ1隊長「レンジャー9-9ッ!!伏せろ!!」



少年「ッ!?」バッ!!



隊長の指示と同時に、レンジャー9-9の3人は、その場に伏せる。

ドドドドドドドドドドドドドドッ!!!!



そして、3人が駆け上がってきた階段に向かって、一斉に銃弾が叩き込まれた。



銃声が止むと、そこには少年達を追いかけてきた巨大生物達が全滅していた。






レンジャー「ハァッ……ハァッ……ありがとうございます……」


少年達は、息も絶え絶えになりながら礼を言う。



R1隊員「気にするな。落ちこぼれ部隊で実践経験が全く無いのに、まだ生き残っているんだ。中々やるじゃないか」

R1隊長「少年……階段の巨大生物以外は、君達3人が倒したのか?」



レンジャー「は、ハイッ!!と言っても残り4匹程で弾が切れて、急いで合流したんですが……」



少年は、自分達の手持ち弾薬が完全に切れてしまった事を報告する。



レ1隊長「そうか……弾薬を補給しヘリが到着次第、移動し他の部隊と合流する。それまで油断するなよ!?」




「「「イエッサーッ!!!」」」




隊員達は、それぞれの武器の弾薬を補充し始める。





レ1隊長「(直ぐに逃げて来るか、最悪やられると思ったが……初陣で新兵が、10匹の群れを半分以上撃破か。中々見込みのある少年だ)」





巨大生物との7年ぶりの遭遇。


少年はその中で、早くも頭角を表していた。

ミッション01『再招集』クリアです。




武器獲得安価に入ります。


01-39 無し

40-79 スティングレイST LV0

80-98 +フュージョンブラスターLV2

ゾロ目 +ボルケーノ3A LV4

00 +AF15 LV7


+は、上の段の武器も含めるってことです。

00が出れば、4つ武器が出ます。


それでは、>>57の方でお願いします。

てぃっ

>>57
ありがとうございます。スティングレイSTのみでした。

せっかくなので、これを第一武器にします。

それでは第二武器をお願いします。かなり無双度・戦闘スタイルが変わります。



01-50 AF14RA

51-70 AF14RA LV1

71-98 MMF40RA LV2

ゾロ目 バッファローG2 LV3

00 ストリンガー LV4

>>60でお願いします。

ksk

チェリオ!

>>59
これだったらライサンダー2ぐらいGET出来ますねw

>>60
ありがとうございます!!





MMF40RA

秒当たり2発の、連射できるスナイパーライフル。
威力は標準より下がるが、腕次第で素早く敵を掃討する事が出来る。


スティングレイST

ロケットランチャー。特に特色は無く、基本的な性能。



次回はミッション02『広がる災厄』をお届けします。

どちらも遠距離系なので、次回は部隊支援戦になります。


それではまた。

これは楽しみ乙

おつ
次回が楽しみだ


操作キャラ変わったりはしないのかな?エアレイダー派の俺としては空爆バンザイが見たい。

EDF!EDF!

こんばんわ、1です。
今日もゆっくり地球を防衛していきます。


>>64
>>65
>>66
ありがとうございます!!楽しんでもらえれば幸いです!!

>>67
メインはあくまでレンジャーですね。
サブみたいな感じで出すと思います。


>>68
EDFッ!!EDFッ!!!



ミッション02『広がる災厄』





装備

MMF40RA
スティングレイST



同行部隊

レンジャー9-9 2名




所持ビーグル


EF24バゼラート LV4

6月28日 17時30分




坂のあるビル街(夕) 上空 輸送ヘリ内






バババババババババッ!!!!




兵士を運ぶ輸送ヘリの中。


外には、都会を赤く照らす夕焼けが綺麗に見える。




レンジャー「ハァッ……ハァッ……」


隊員1「ハァッ……ハァッ……俺達……まだ生きてるよな?」


隊員2「わかんねぇ……生きてるのが不思議だ……」ゼェッ、ゼェ……

レンジャー9-9の3人は、レンジャー1と共にこの数時間、関東近郊を転々と周り、出現した巨大生物の駆逐を行っていた。



せめてもの救いは巨大生物の数が、何処も20匹程と数が少なく、レンジャー1と共に行動していれば危険は少なかった事か。




R1隊員「オイオイ、もうバテたのか?日頃からしっかり訓練してんのかお前等」


レンジャー「ハハハッ……そういえば、最近はパトロールばかりで訓練してなかったですね……」ゼェッ、ゼェッ……



レンジャー1の隊員達は、息も乱さず冷静に装備を整えている。


やはり、自分達とはレベルが桁違いに高い。

ザザッ……ザザザッ……




オペ子『おーい!!新入りー!!まだ生きてるー!?』ザザッ!!




レンジャー「ッ!?」ビクゥッ!!



突如、少年の持つ無線機から、レンジャー9-9部隊の紅一点。

元ヤンオペレーター(20)から、無線が流れて来た。


レンジャー1の隊員達が、少年をジッと睨む。



レンジャー「ッ!?ちょ、ちょっと!!オペ子さん!!」



オペ子『おー、生きてたか新入りクン。だったら次の仕事ね?
何か巨大生物が大量に出たっていうからビル街に直ぐに向かって頂戴。あ、他のダメ男2人もね?
隊長含めたレンジャー9-9が既に全員揃ってるから、そこに合流して。ダッシュねーダッシュー』



オペ子の乱暴な指示が、ヘリ内に響く。

隊員1-2「ダメ男って……」



レンジャー「オペ子さん……その……今周りにレンジャー1の方達もいるんで……もうちょっとちゃんと話してもらっていいですか?」




オペ子『へ?レンジャー1ってエリート部隊の?……し、失礼しました!!あ、改めて任務を言い渡します!!



市民から出動要請です!!
市街地に巨大生物が出現。ただちに現地に向かってくださいッ!!
なお、巨大生物が吐き出す体液は強力な酸です。まともに浴びれば無事では済みません。

十分に注意してくださいッ!!』ザザッ!!

急遽言い直したオペ子によって、正式に指令が伝えられる。



どうやら、近くのビル街に巨大生物が溢れているようだ。




R1隊長「……お前達も大変だな……」

レンジャー「……お心遣い感謝します……」


レンジャー1の同情の目が、ヘリ内に溢れる。

17時40分


坂のあるビル街(夕) 作戦区域上空





バババババババババッ!!!



レンジャー1と9-9を乗せた輸送ヘリが、レンジャー9-9の部隊全員が集まった作戦区域上へと到着する。



R1隊長「我々はこのまま次の現場へと移動する。お前達はEDFのお荷物部隊なんかでは無い。立派なEDFの一員だ!!それを忘れるな!?」


レンジャー9-9「「「い、イエッサー!!!」」」



レンジャー1隊長の激励を貰い、レンジャー9-9の3人はヘリからロープを使い、降下していく。




R1隊長「……お互い生きていればまた会おう、少年」



バババババババババッ!!!



レンジャー9-9を降ろしたレンジャー1達は、そのまま次の戦場へと向かっていった。

坂のあるビル街(夕) 作戦区域




少年と他2人は、レンジャー9-9へと合流する。
側には、誰かが持ってきたのだろう。戦闘ヘリ『EF24バゼラート LV4』が置いてあった。



ヘリには機銃2門とミサイルランチャーが装備され、その機動力と共に大いに役立つだろう。



隊長「お、来たな。どうだった?初めての巨大生物との戦闘は。怖かったか?」



作戦区域には既に、慣れ親しんだレンジャー9-9が全員揃っていた。

レンジャー「そうですね……生きた心地がしなかったですよホント……」



隊長「ハッハッハッ。誰だって最初はそうだ。俺も8年前はそうだった」



レンジャー「隊長も8年前の戦いに参加してたんですか!?」



隊長「あぁ、お前と同じ新兵だったがな。あの時は何度も死にかけたが、1人の男に助けられたんだ」



隊長は、懐かしそうに8年前を振り返る。



レンジャー「一体誰に!?」



隊長「……さぁな、名前も知らない男だ。俺とそう年も離れていなかった。いつも1人で行動していたが、どんな任務でも必ず彼は生きて帰ってきていたよ」



レンジャー「ッ!?それってもしかして……」


少年は、隊長の言う人物に心当たりを見つける。


それは、自分を助けた伝説の……

隊長「話はここまでだ諸君。7年の沈黙を破り、遂に巨大生物が現れた。
今までは仮初めの平和だったと言う事だな。怖いか?」



レンジャー9-9「…………」ブルブルッ……



20名程からなるレンジャー9-9の隊員達は、皆暗い顔をしている。


レンジャー部隊のお荷物と言われた自分達が、生きるか死ぬかの戦場にいるのだ。


いくら、EDFに入った時点で死を覚悟していたとしても、実際その時にならなければ、人間わからないものだ。

隊長「そう。今までは仮初めだったのだ。ならば、これから我々が本当の平和を勝ち取りにいく。自らの手でな。

お前達はEDFの一員だ!?違うか!?」



隊員「「「そうですッ!!!」」」



隊長「ならば勝て!!市民を守り、巨大生物を駆逐するんだ!!行くぞォォォオオッ!!!」



隊員「「「イエッサァァァァアアアッ!!!」」」



隊長の激と共に、レンジャー9-9の隊員達は、士気を高める。



そのまま全員、道なりに真っ直ぐ進み出した。

隊長「後から来た3人ッ!!お前達は、本部からのプレゼントのバゼラートに乗り込み、空から支援してくれ!!狙撃武器も積んである!!頼んだぞ!!」



レンジャー「ッ!?了解しました!!」




…………



隊員1「で、誰が運転するんだ?」


隊員2「あ、俺ヘリの運転は得意だぞ?」


隊員1「お前が?そんな特技あったのか?」


隊員2「あぁ。調子に乗って演習中にアクロバティック飛行してたら怒られてこの部隊に飛ばされたけどな」


レンジャー「……普通に飛んでくださいね?お願いですから……」





バババババババババッ!!!



少年と他2人は、EF24バゼラートに乗り込み、再び上空へと飛び立つ。

R99隊員「隊長ッ!!巨大生物です!!市民が襲われています!!」




蟻×50『』ワラワラワラワラ


市民「助けてくれー!!」

女市民「降ろしてー降ろしてェェエエッ!!!」



ビル街を進むレンジャー9-9の目の前に、甲殻巨大生物の大群と、逃げ惑う市民が現れる。



甲殻巨大生物は、その巨体にも関わらずビルの壁面などを自由に移動し、文字通り縦横無尽に街で暴れていた。




隊長「巨大生物を攻撃ッ!!市民を救えッ!!」


レンジャー9-9「い、イエッサー!!!」チャキッ!!


パララララッ!!!
パララララッ!!!

ドドドドドドドドドドッ!!!!



総勢20名程のレンジャー9-9は、一斉に巨大生物の群れに向けてアサルトライフルを発射する。

蟻×46『』ワラワラワラワラ




R99隊員1「クッ!!数が多すぎんぞこいつ等ァッ!!!」パララララッ!!!


R99隊員2「隊長ッ!!奴らの動きが速すぎます!!弾が当たんねぇッ!!!」パララララッ!!!


隊長「怯むなァッ!!我々には空からの援護がついている!!恐れず進めェェエエッ!!!」ドドドドドドドドドドッ!!!!



ビルの壁や、建物の隙間に入り込んだりと、巨大生物はその機動力で弾丸から身を守っている。

地上からの射撃のみでは、撃ち漏らしが大量に出てしまうのだ。

蟻『』シャカシャカシャカッ!!!



R99隊員3「ッ!?よ、横の建物の隙間から巨大生物が!!」


突如、レンジャー9-9隊員達の横から巨大生物が這い出てくる。


そして巨大生物は、自身の尾部を隊員に向ける。



決して愉快にケツを振って誘っているわけではない。




バシャアッ!!!




隊長「ッ!?さ、酸だァァァァアアアッ!!!総員避けろォォオッ!!!」



巨大生物の尾部から何かの液体が飛び出した瞬間、隊長が叫ぶ。




R99隊員20「ワッ!?」ビチャアッ!!



そして、1人の隊員が、着けているアーマーにその液体を浴びた。

R99隊員20「ァ……ァァァァアアアア"ア"ア"ッ!!!アーマーが!!アーマーが溶けるゥゥウウッ!!!助けて、助けてェェエエッ!!!」ジュゥゥウウウッ!!!




隊長「マズイ!!誰かソイツのアーマーを外せ!!酸が身体まで侵食したら死ぬぞ!!」




シャカシャカシャカッ!!!

蟻『』ガパァァアアッ!!!


R99隊員1「は、ハイッ!!……ッ!?ウワァァァアアッ!!!」



酸を浴びた隊員を助けようとした隊員が、部隊を突破してきた巨大生物に噛みつかれ、そのまま身体ごと持っていかれる。

R99隊員1「グァァアッ!!は、離せ!!離せェェエエッ!!!」パララララララッ!!!


蟻『ギャァァアアッ!!!』ブンッ!!!



ガッシャァァァアアンッ!!!


噛みつかれながらも、咄嗟に巨大生物に発砲した事により、巨大生物は絶命する、


しかし、絶命寸前に噛みついていた隊員を、側の建物へと思い切り投げ飛ばし、隊員は窓ガラスを破って中へと突っ込んだ。

隊員はどうやら中で気絶しているようだ。

隊長「クソッタレ!!こいつ等8年前より強くなってやがる!!総員一旦退け!!退けェェエエッ!!!」ドドドドドッ!!!



蟻×30『』ワラワラワラワラ



隊長の指示と同時に、負傷した者と共にレンジャー9-9は後退を始める。


巨大生物と対峙し、僅か5分程の間でここまでの被害。


流石に、経験と実力を兼ね揃えたレンジャー1のようにはいかない。



R99隊員2「隊長ッ!!こいつ等追いかけてきます!!俺達を逃がす気はねぇみたいだ!!」パララララララッ!!!



隊長「クソッ!!ここまでなのか!?」ドドドドドッ!!!



後退の殿を務める隊長と数人の隊員に、巨大生物の群れが向かってくる。

ドォォォォォオオオンッ!!!!


蟻×3『ギャァァアアッ!!!』



その時、突然巨大生物の群れの中で爆発が起き、3匹ほどが宙を舞った。







バババババババババッ!!!!



そして、どこからかヘリの音が聞こえてくる。



隊長「ようやく来たか!!あのサボり魔共が!!」ニィッ



空を見上げた隊長が、ニヤリと口元を緩める。

バババババババババッ!!!!




レンジャー「遅れた分、ドンドン撃ちますよ先輩!!」チャキッ!!



隊員1「任しときな新入りクン!!」チャキッ!!



そこには、部隊のすぐ上空を飛ぶバゼラートの中から、ロケットランチャー『スティングレイST』を構える少年と隊員1が見えた。




バシュゥゥウッ!!!
バシュゥゥウッ!!!





ドォォォォォオオオンッ!!!!

蟻×2『ギャァァアアッ!!!』

ドォォォォォオオオンッ!!!!

蟻×3『ギャァァアアッ!!!』



ロケット弾が直撃し、数体の巨大生物がバラバラに弾け飛び、宙を舞う。




隊長「よし!!ようやく援護が来た!!遅刻したあの3人を後でぶん殴る為にも、生き残るぞ!!」



隊員「「「イエッサァァァァアアアッ!!!」」」



レンジャー9-9は、息を吹き返したかの様に士気を取り戻し、前進する。

バババババババババッ!!!!



レンジャー「ふぅ……ひとまず乗り切ったみたいですね。全く先輩が発進に手間取るから……」



隊員2「しょうがねぇだろ!!久しぶりの運転だったんだから」


どうやら、援護が遅れた理由は、隊員2が原因のようだ。





ザザッ……ザザザッ……


突然、無線が入る。





オハラ「あーあー、私はフォーリナーの研究者オハラだ。兵士諸君にアドバイスしたい』

レンジャー「誰ですこの人」


隊員1「さぁ?EDFのお偉いさんじゃないか?」




オハラ『死んだ巨大生物を調査した結果、驚くべき事がわかった。奴らは7年間で進化し、強くなった。より硬い甲殻に包まれ、簡単には倒す事はできない』





隊長「そんな事はとっくにわかってるんだよ!!全く、学者さんはのんびりで困る!!」ドドドドドッ!!!




オハラ『だが問題は無い。EDFの装備もまた、7年で強力になっている。進化した巨大生物といえど、必ず倒せる! 健闘を祈る!!』



ブツンッ!!

レンジャー「切れましたね……一方的に……」


隊員1「俺等の装備って殆ど旧式なんだけどな……だからこんだけ苦戦してんのか」ハァッ……



お荷物部隊の異名を持つレンジャー9-9に、最新の武器など常備されている訳がない。


本部の危機管理能力が、下位部隊の苦戦を生み出しているといっても過言ではあるまい。



隊員2「まぁ、このバゼラートを支給してくれただけでも大分マシだろう。……ッ!?隊長!!坂の上に、更に大量の巨大生物がいます!!」



ヘリを運転している隊員2が、道なりに進んだ坂の上に、大量の巨大生物を見つける。

隊長『先行して排除せよ!!我々もすぐに追いつく!!』ドドドドドッ!!!



無線からは、隊長の声と激しい銃撃が聞こえてくる。
向こうも巨大生物の数は減っても、やはり苦戦はしているようだ。




隊員2「了解!!……さぁて、腕の見せ所だな」パキポキッ……


レンジャー「先輩……気合い入れるのはいいですけど無茶苦茶しないでくださいね?」




バババババババババッ!!!!



3人を乗せた戦闘ヘリ『バゼラート』は、部隊を追い抜き、坂の上へと進行する。

投下終了です。




それでは安価です。


ゲームでは、この後本部にウイングダイバーを要請しますが




1.Wダイバー『ウイングダイバー、現地に到着しました!!』ルート


2.オハラ『ウイングダイバーはまだか!?』ルート



どちらにするか決めて下さい。


今から5レスの多数決で決めます。


ちなみに、2ではバゼラート生存。1ではバゼラート撃墜ルートです。


それではおやすみなさい。

こんにちわ、1です。


アップデート来てるみたいですね。武器箱がジャンジャンバリバリでます。


それでは、ウイングダイバー出動ルートで行きます。しばらくお待ちください。

6時28日 17時50分




坂のあるビル街(夕) 坂の上 上空





バババババババババッ!!!!



レンジャー「ウワァッ……よくもまぁ、ここまでウジャウジャと……」




蟻×150『』ワラワラワラワラッ……





ヘリで進んだ坂の上には、街を蹂躙する巨大生物の群れが蔓延っていた。

その数は100をゆうに超えるだろう。




レンジャー「隊長ッ!!坂の上には巨大生物がウジャウジャいます!!援軍を!!」



隊長『了解。……本部!!こちらレンジャー9-9!!現在、作戦区域にて大量の巨大生物と交戦中。『ウイングダイバー』の出動を要請する!!』



本部『了解した。ウイングダイバーの到着には時間がかかる。それまで持ちこたえろ!!』ザザッ……




隊長は、本部へと援軍を要請した。

レンジャー「ウイングダイバーか……対巨大生物の特殊部隊……あの人達が来れば……」








『ウイングダイバー』






8年前。

フォーリナーの侵略によってもたらされた、地球外テクノロジーを研究・応用する事で開発された、特殊兵器を装備する女性だけの特殊部隊。

飛行ユニットと呼ばれる上昇・滑空機能を持つ装置を装備し、短時間ではあるが全兵科で唯一飛行が可能な兵科である。

それにより、2010年代前半に日本で大ヒットした漫画『進○の○○』を彷彿させる立体的な空中機動戦闘が可能である。

隊長『ウイングダイバーが援護に来る!!ヘリ部隊!!出来るだけ今の内に巨大生物の数を減らしておけ!!』



隊員2「イエッサー!!」カチッ!!



隊員2が、操縦桿に取り付けられたトリガーに指をかける。





ダララララララララララララララララララッ!!!!!





次の瞬間、地上の巨大生物達へと、ヘリに装備された2門の機銃が火を吹いた。



蟻×10『ギャァァアアッ!!!』ブシュゥウウッ!!




地上の巨大生物達は、凄まじい勢いで発射される機銃掃射により、次々と断末魔をあげていく。

レンジャー「先輩!!撃ち漏らしを僕らで仕留めますよ!!」チャキッ!!


隊員1「あぁ、わかってる!!」チャキッ!!


少年達は、スナイパーライフル『MMF40RA』を構え、スコープを覗く。



バスンッ!!
バスンッ!!
バスンッ!!!



蟻『ギャンッ!!』ブシュゥウウッ!!



そして、立て続けにライフルを撃つ。
連射の効くこのライフルによって、素早く確実に標的を倒す事が出来るのだ。

17時55分




隊長『こちら地上部隊!!これより坂の上の巨大生物達へと攻撃を開始するッ!!』ドドドドドドドドドドッ!!!!



第1波の巨大生物達を殲滅し、レンジャー9-9地上部隊が坂の下辺りに到着し、攻撃を始める。




レンジャー「地上部隊が来たみたいですね。先輩、味方は撃たないでくださいよ!?」



隊員2「撃つか馬鹿ッ!!まぁそろそろ機銃の残弾数も少ないし、そろそろ後方支援に回るか。だけどその前に……」ピッ、ピッ、ピッ

隊員2が、コクピットのモニターを操作している。
モニターには、赤い照準マークが4つ表示されていた。



隊員2「発射!!」ピッ!!


バシュンッ、バシュンッ、バシュンッ、バシュンッ!!




そして最後の操作を行った時、ヘリに装備されているミサイルランチャーが、4つの標的に向けて発射された。



ドォォォォォオオオンッ!!!
ドォォォォォオオオンッ!!!
ドォォォォォオオオンッ!!!
ドォォォォォオオオンッ!!!

蟻×15『ギャァァアアッ!!!』


4つのミサイルは、標的とその周辺の巨大生物達を巻き込み、爆炎に包む。



機銃とミサイルランチャー。



8年前の戦いから進化した戦闘ヘリ『バゼラート』は、立派な戦力へとなっていた。

隊員2「よし。後は高度を上げて、隊長達の支援に専念するか」グググッ……



ヘリの操縦桿を引き、高度を上げようとしたその瞬間






ズゥンッ!!!!





レンジャー「ッ!?な、何だ!?」




突如、バゼラート内に地震のような衝撃が走る。

もちろん、ここは空中。地震など起きる訳がない。




隊員1「オイッ!!速くこっから離脱しろ!!そこら中から巨大生物に、酸の狙い撃ちされてるぞ!!」




隊員1が地上を見るとそこには、ある程度高い建物上や壁に貼りつきながら、飛行中のバゼラートに向かって酸をそこら中から飛ばしている巨大生物の姿が見えた。

バゼラートは、装甲も8年前より進化している。


しかし一度や二度、酸を喰らった程度では墜落の恐れは無いが、これだけの数に狙い撃ちされるのは危険である。




バババババババババッ!!!




レンジャー「クッ……ダメです!!数が多すぎて狙撃が間に合わない!!速く離脱しましょう!!」バスンッ!!バスンッ!!!



少年も必死で巨大生物達に反撃するが、迎撃が間に合わない。隊員2の操縦に全てが懸かっている。

隊員2「クッソ……舐めんじゃねぇぇえッ!!!」カチッ!!ピッ、ピッ!!



ダラララララララッ!!!!

バシュンッ!!バシュンッ!!バシュンッ!!バシュンッ!!



隊員2は負けじと、機銃とミサイルで巨大生物達へと反撃をする。



レンジャー「何やってるんですか!!早く離脱を!!」



反撃により、更に巨大生物の数は減っていくが、これが大きな判断ミスとなった。

ベチャアッ!!
ベチャアッ!!!
ベチャアッ!!!!




更に増えていく巨大生物の酸の狙い撃ちが、バゼラートへと大量に降り注ぐ。



ジュゥゥウウウッ!!!!



装甲が溶けていく音と共に、ヘリ内に緊急アラームが鳴り響く。



レンジャー「ヤバイッ!!墜落します!!」グラァッ!!


隊員1「あの馬鹿……熱くなりやがって!!」




隊員2「ウォォォォォォオオオオオッ!!!!」ダラララララララッ!!!!



隊員2は、既に目の前の巨大生物を殲滅する事しか頭に無いようだ。

ベチャアッ!!!
パリィィィィィイイインッ!!!!




次の瞬間、フロント防弾ガラスに酸が当たり、ガラスが割れて、操縦席に酸が降り注ぐ。




隊員2「ァァァァァァアアアア"ア"ア"ッ!!!!酸が!!酸がア"ア"ア"ッ!!!」ジュゥゥウウウッ!!!




隊員2は、モロに酸を浴びてしまった。


同時に、ヘリが大きく傾き始める。

レンジャー「先輩ッ!!先輩ッ!!!」



隊員1「よせ!!アイツはもう駄目だ!!武器を取って離脱しろッ!!」バッ!!



隊員1は、アサルトライフルを持って、近くの建物の屋上へと飛び降りた。


高さはそこまで無かったが、勢いはかなりついていた為、着地後思いっきり転がっていく。



隊員1「痛てて……オイッ!!お前も降りろ新入り!!」



どうやら無事なようだ。

バババババババババッ!!!




レンジャー「先輩ッ!!しっかりしてください!!」


隊員2「……馬鹿……野郎……早く脱出しねぇか……」ジュゥゥウウウッ……




強烈な酸によって身が焼け焦げた隊員2が、少年に脱出を促す。
もう自分は助からないと悟ったのだろう。




レンジャー「EDFは仲間を見捨てませんッ!!ホラ、早く!!」



少年は、隊員2の手を取る。




緊急時のオートパイロット機能が稼動しているが、いつ墜落してもおかしくない状況。


それでも少年は仲間を見捨て無かった。

隊員2「……ハッ……お前と戦えて……よかったよッ!!」ドンッ!!



レンジャー「なっ!?」グラァッ!!



隊員2は、残されたありったけの力を込めて、少年を突き飛ばす。



少年は、ヘリから落とされ、建物の屋上へと落下する。




隊員1「よっと!!」ガシィッ!!


ドサァッ!!


落下する少年を、隊員1が身体で受け止め、2人ともその場に倒れる。


どうやら身体は無事なようだ。




レンジャー「先輩ッ!!先輩!!!」


少年は、隊員2へと叫ぶ。




その瞬間

ベチャアッ!!
ベチャアッ!!!
ベチャアッ!!!!




更に巨大生物の酸が、ヘリへと降り注いだ。




ドォォォォォオオオンッ!!!



同時に、ヘリから火の手が上がり、グルグルと回転しながら落ちて行く。






レンジャー「アッ…………」



バババババババババッ…………


ドォォォォォォォォォォォオオオオオオオオンッ!!!!




そして遂に、ヘリは街へと墜落し、そのまま大爆発を起こした。

R99隊員2「へ、ヘリが落ちたぞォォォオオオッ!!!」



R99隊員「本部ッ!!バゼラート撃墜!!繰り返しますッ!!バゼラートが撃墜されました!!ウイングダイバーはまだですか!?」




本部『もうすぐ到着する!!それまで持ちこたえろ!!』




R99隊員4「チクショォッ!!ウイングダイバーはまだ来ないのか!?」パララララッ!!!



隊長「あの馬鹿共……無茶しやがって……」ググッ……








6月28日 17時59分


隊員2 死亡




投下終了です。


ここでコンマ安価です。


出動するウイングダイバー部隊の装備スタイルを決めてもらいます。


00-40 標準部隊

レイピアLV0
E2プラズマランチャーLV0




41-70 狙撃部隊

サンダースナイパーA LV3



71-99 殲滅部隊

E3プラズマランチャー LV2
サンダーボウ10 LV3


>>123の方、お願いします。
それではまた次回。

熱くなりやがって……

>>123
ありがとうございました。
次回、ウイングダイバーは狙撃部隊が援軍に来ます。


ちなみに、バゼラート生還ルートでは、>>112から隊員2が冷静です。素直に後退します。


それでは次回もまたお願いします!!

って事は2を選んだほうが良かったのかな

あそこで隊員2が無茶をして敵を惹き付けていたからこそ
ウイングダイバーが増援に駆けつけることができ
延いては犠牲者を減らすことができた・・・と思いたい

ヘリ墜落でブラックホークダウンが頭に浮かんだわ。
地球防衛軍2はやったけど4ってこんなに最初から壮絶なの?

>>127
俺も2のポータブルしかやってないけど
※この物語はフィクションです
って感じじゃない?鬼畜過ぎじゃん
1でもレンジャー1いないと死んでたし

4はフォーリナー側が3での敗戦を踏まえて最初から全力で来てるからなあ

やー戦力は増えたけど連中は相変わらず舐めプだと思うよ

>>127
最初からで難易度ハーデストから始めてみるがいい。

よほど達人の人以外は凄まじい絶望を味わえるよ。ハードならまだ何とかなるが。

地球防衛軍4は3やったことある人なら所見でもハードは余裕、ハーデストは初期装備でも3ステージぐらいなら状況判断で何とか成るレベル
ただ、最高難易度は…

地球防衛軍シリーズの最高難易度なんてオンだとアーマーと武器を限界値まであげないと蒸発するレベルじゃん
ハードあたりまでなんとかなるけど

ハデストまでなら武器稼ぎできればいけるけど、無しだときっついね
4はまだやったことないけど

インフェルノは初期体力だと酸に触れるだけでアーマー消し飛ぶからなぁ・・・

こんばんわ、1です。

今日もゆっくり地球を防衛していきます。


>>125
2を選べば、バゼラートが生還する代わりにウイングダイバーが来なくて、レンジャー9-9の半分以上がやられてました。
その代わり、次回もバゼラートが使えます。

>>126
まぁ大体そんな感じです。

>>127
>>128
>>129
>>130
>>131
>>132
>>133
>>134
>>135
地球防衛軍4は、1はまだオンハードをクリア出来るくらいの腕前ですね。
ハーデストは23以降進めません……

このSSの巨大生物やフォリナーは、大体動きや攻撃速度はハーデストくらいのモノと考えてください。
インフェルノは流石に無理です。


それでは、少ししたら始めます。

ゴォォォォォォォォオオオッ…………




レンジャー「あ……あ……」ガタガタッ……



燃え盛る、大破したヘリへと、巨大生物が群がる様を見て、少年は震えていた。



EDFに入った時に、死は覚悟していた。



しかし、それを実際に。



それも身近だった人間の死を目の当たりにした少年は、怯えてしまっていた。





蟻『』ワラワラワラワラ




巨大生物達が、大破したヘリへと更に近づく。

レンジャー「ッ!?それ以上近づくなァァァァアアッ!!!」チャキッ!!




バシュンッ!!!
バシュンッ!!!!


ドォォォオオンッ!!
ドォォォオオンッ!!!

蟻×3『ギャァァアアッ!!!』




少年は、ヘリから持ち出したスティングレイSTを巨大生物へと発射する。



そしてリロード。


バシュンッ!!
バシュンッ!!!


更に撃つ。




レンジャー「ウォォォォォォオオオオオッ!!!」バシュンッ!!バシュンッ!!!



少年は、ロケット弾を撃ち続ける。
死んだ隊員2への供養とも言わんばかりに。

隊員1「馬鹿ッ!!そんだけ撃ち続けたら!!」


隊員1は、少年を制止させようとするも時既に遅し。



蟻×20『』ワラワラワラワラ



既に、少年達のいる建物の周囲は、巨大生物に囲まれていた。





レンジャー「来いよ!!全員かかって来いよ害虫共ッ!!」バシュンッ!!バシュンッ!!!


蟻『ギャァァアアッ!!』ドォォォオオンッ!!!


隊員1「馬鹿ッ!!お前まで熱くなってどうすんだッ!!」パララララッ!!パララララッ!!!



巨大生物への憎しみを露わにする少年に、隊員1がアサルトライフルでフォローする。



しかし巨大生物の群れは、勢いを弱めずに建物へと登ってくる。

R99隊員「ッ!?隊長!!バゼラートに乗ってたヤツ等があの建物の上に!!」



隊長「生きてるのか!?全員ヤツ等を援護しろッ!!!これ以上死なせるなッ!!」


レンジャー9-9の隊長は、少年達の救出を指示する。


しかし、行く手を阻む様に巨大生物の群れが迫る。




R99隊員「駄目です!!数が多すぎてあそこまで辿り着けません!!」パララララッ!!パララララッ!!!



隊長「クソッ!!どうすればいい!!一体どうすればッ!!」ドドドドドッ!!!




隊長が万事休すかと、少年達の救出が絶望的になったその時。






ザザッ……ザッ……









『こちらウイングダイバー8。全員定位置についた。これより狩りを開始する』








レンジャー9-9部隊の、救世主となる者達の無線が流れて来た。





隊長「ウイングダイバー8……狙撃部隊かッ!?皆伏せろォォォオオオッ!!!」




隊長の叫びと共に、地上のレンジャー9-9が全員伏せる。




バチバチバチバチバチィッ!!!!





蟻×10『ギャァァアアッ!!!』ブシュゥゥウッ!!!



その瞬間、夕暮れのビル街に、雷光と共に十数本もの雷が走り、その全てが巨大生物の群れへと落ちた。



同時に巨大生物達は、断末魔を上げながら絶滅していく。

R99隊員2「き、巨大生物達が……次々に倒れていきます!!」



R99隊員3「凄ぇ……何なんだ今の雷は……」



R99隊員4「ウイングダイバーの仕業なのか!?だとしたら、一体何処から……」キョロキョロ



隊長「彼女達はそういう部隊だ。ウイングダイバー8……彼女達は、最速の機動力を持った狙撃部隊だ」




隊長を除いたレンジャー部隊の全員が、何処から雷が放たれたのか周囲を見る。

しかし、人影すら見当たらない。

???「隊長。12時の方角。ヘリ墜落現場の近くの建物に、巨大生物に囲まれたレンジャー部隊がいます」




ウイングダイバーの狙撃銃。


『サンダースナイパー試作型』のスコープから覗く1人の少女が、巨大生物に囲まれた少年達を見つける。




Wダイバー8隊長(W8隊長)『了解。全員12時の方角に照準を合わせろ』ザザッ……

レンジャー「チクショオッ!!チクショォォォォオオオッ!!!」バスンッ!!バスンッ!!!



蟻×10『』ワラワラワラワラ



少年達のいる建物の屋上すぐ目の前まで、巨大生物達が登ってきている。
取り乱した少年では、この数の巨大生物の対処は出来なかった。



隊員1「クソッ!!万事休すかッ!?」パララララッ!!パララララッ!!!




フォローする隊員1も諦めかけたその瞬間

W8隊長『発射ッ!!』




バチバチバチバチバチィッ!!!


蟻×10『ギャァァアアッ!!!』



レンジャー「ッ!?な、何だ今の雷は……」


少年達に今にも襲いかかろうとした巨大生物の群れは、一瞬で突如飛んで来た何本もの雷に一掃された。




隊員1「す、凄え!!あれだけの巨大生物の群れが、全部片付いちまった!!」







ギュォォォォォォォオオオッ……


レンジャー「助かったのか……?それにしても今の雷は……ッ!?」バッ!!


少年は、ふと耳にした飛行音の行方を探るように、空を見上げる。

ウイングダイバー8「」ギュォォォォォォォオオオッ!!!!




そこには、特殊な飛行装置を装備し、10人程の部隊で飛行する女性達が見えた。



間違いない。


彼女達だ。



R99隊員「ウ……ウイングダイバーだッ!!見ろッ!!ウイングダイバーが来たぞォォォオオオッ!!!」EDFッ!!EDFッ!!


R99隊員2「勝利の女神の到着だ!!巨大生物は空を飛べない!!一方的な戦いになるぞッ!!」ウォォォオオッ!!



地上のレンジャー部隊は、勝利の女神の到着に歓喜に湧いた。

ギュォォォォォォォオオオッ!!!!




W8隊長「2名のレンジャーチーム隊員の生存を確認。誰かあの建物から2人を降ろしてあげて」




???「了解しました」




飛行する隊列から、1人の少女が外れ、少年達の元へと向かう。






スタッ!!





そして、少年達の居る建物の屋上に、空から降り立った。

ウイングダイバー「…………」




レンジャー「ッ!?お、女の子?俺よりも年下の?」




少年は、目の前の少女を顔を見て驚く。


自分より、2つは下であろうか。


見た目16、17の年端もいかぬ可憐な少女が、特殊部隊ウイングダイバーに所属しているのだ。




ウイングダイバー「これより貴方達を地上へ降下させます。まずはそちらの方から」スッ……


少女は、隊員1を指さす。

…………




ウイングダイバー「それでは降下します」バッ!!


ギュォォォォォォォオオオッ!!!!



隊員1「ウオーッ!!怖ええええぇぇぇ…………」




少女は、隊員1を抱えてあっという間に地上へと降り立つ。


地上への着地寸前に、飛行装置を噴射させ、落下の衝撃を無くしたのだろう。




レンジャー「便利だなぁ、あの飛行装置。戦闘ヘリが更に小型化した様なモンか」



少年はその様子をジッと見ていた。



まさか自分より年下の女の子が、EDFの特殊部隊にいるとは思わなかったのだろう。



レンジャー「普通ならまだ防衛学校にいるハズだけど……飛び級でもしたのかな?」



そうこう考えている内に、 少女が再び建物の上まで上がってきた。

ウイングダイバー「次は貴方です。準備はよろしいですか?」



少女は機械的に少年へと告げる。



レンジャー「いや、俺はまだ遠慮しておくよ。ここからまだ、やれる事が残ってるからね」チャキッ




少年は、スナイパーライフル『MMF40RA』を取り出し、地上を指差す。

そこには、未だ一進一退の激戦を繰り広げるレンジャー9-9の姿があった。



レンジャー「まだ仲間が戦っているんだ。ここから援護すれば、皆も少しは楽に」


ウイングダイバー「貴方の援護は必要ありません」



レンジャー「なる……へ?」




少女からの言葉に、少年は目を丸くする。

ウイングダイバー「彼等の援護は、私達の部隊が行います。貴方は大人しくこの建物から降り、作戦区域から撤退してください」



少女は機械的に少年へと『命令』する。



レンジャー「いや、でも1人でも多く」



ウイングダイバー「私の今の任務は貴方をここから避難させる事です。任務遂行を妨げるなら、力づくでも避難させますが?」チャキッ



レンジャー「えぇー……ちょっ、ちょっと待ってよお嬢ちゃん」バンザイ



少女は、命令を聞かない少年へと狙撃銃を向ける。



手を上げながら少年は思った。



レンジャー『(あぁ……そういうタイプの子か……根っからの軍人気質なんだな……)』



そしてその時、唐突に無線が流れる。

ザザッ、ザッ……




W8隊長『ウイングダイバー8の隊員へ。直ちに狙撃準備に入れ。レンジャー9-9の周囲を囲む巨大生物を殲滅する』




ウイングダイバー「…………」




レンジャー「ほ、ほら……別の命令が出たよ?俺の事よりも早く俺の仲間を」




バッ!!




ウイングダイバー「…………」チャキッ……



レンジャー「助けて……って……行動速いね。普段のウチの先輩達にも見せてあげたいよ」ハァッ……




すぐさま、建物の上で狙撃体勢に入った少女を見て、少年は更にため息をつく。

数分後。






6月28日 18時20分




ウイングダイバー8の四方八方からの狙撃により、街に群がっていた巨大生物は全滅。



これにより、決して少なくは無い犠牲を払いながらも、人類と巨大生物達とのリターンマッチ初日は幕を閉じた。






ミッション02『広がる災厄』クリアー


投下終了です。


獲得武器安価、その他もろもろは、明日の昼ごろに行うと思います。


参加出来そうな方はどうぞ。

こんにちわ、1です。


予告通り安価を行いたいと思います。



獲得武器安価


01-30 MLRA

31-60 フュージョンブラスター

61-80 ボルケーノ3A

80-98 スタンビートM1

ゾロ目 AF15

00 ボルケーノ3W BURST


上の段は下の段を取ると全部貰えます。
これを>>161の方。





本部からのプレゼント


偶数 BM03ベガルタ

奇数 E551ギガンテス

00 上二つ+サテライトブラスターA 1回分


これを>>163の方。



ウイングダイバーのサポート

これを、上の方達と>>165までの方達全てを合わせて『ゾロ目』が出れば、本編とは別に、サブキャラのウイングダイバーが助けに来ます。


それではお願いします。




おらー

EDF!EDF!

ほっ

皆さん、ありがとうございました。


獲得武器



MLRA LV1


同時ロックオン数・速度に優れたミサイルランチャー。
味方への援護にはうってつけ。




フュージョンブラスター LV2

近距離用の高出力レーザーガン。
個人用兵器では最大レベルの威力だが、一度引き金を引けば、エネルギーが無くなるまで止まらない。リロードも不可。





本部からのプレゼント


E551ギガンテスD LV1


EDFの主力戦闘車両。主砲は105ミリ榴弾砲。
装甲の耐久力、主砲の破壊力に優れている。


更に、>>164サンがゾロ目を出したので、サブキャラのウイングダイバーが参戦します。



最後に、主人公の装備を選んでください。


スティングレイST LV0
MG11 LV0
AF14RA LV1
MLRA LV1
MMF40RA LV2
フュージョンブラスターLV2
バッファローG2 LV3
ストリンガー LV4


この中から、好きな組み合わせで2つ選んでください。

今から>>177までにゾロ目が出た方。
出なければ、集計で選ばれた数の多い武器の組み合わせでいきます。

基本、レベルが高い方が強いですが、必ずしも有利になる訳では無いです。

ステージの相性もありますので。

それでは、よろしくお願いします。

>>174

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