ミカサ「夏の日」(41)


※やっぱりぐだぐだしてるだけ。

---女子寮 休日

クリスタ「あっつー・・・」

サシャ「あついー・・・」

ユミル「あちぃ・・・」

クリスタ「こう暑いと何もする気起きないねー」

サシャ「蒸し焼きになりそうですよ・・・」

ユミル「サシャー・・・何とかしろー・・・」

サシャ「何とかなるならとっくにやってますよ・・・」

クリスタ「髪の毛が首に引っ付いて気持ち悪い・・・」

ユミル「結わえといてやるよ」シュシュシュッ

サシャ「あ、ポニーテール。私とお揃いですねー」

クリスタ「ねー」


サシャ「あー・・・打ち水でもします?少しはマシになりますよ」

ユミル「えー・・・めんどくせー・・・」

クリスタ「このままダラダラしてても暑いままだよ!ユミル、いこ!」グイッ

サシャ「涼を求めるなら自分から動かないと!行きますよ!」グイッ

ユミル「ぅえー・・・あーつーいー・・・」ズルズル

---井戸

サシャ「直射日光が・・・きっついですね・・・」

クリスタ「日差しが痛い・・・」

ユミル「お前らが行くって言い出したんだろ。ほらバケツ・・・って、ん?」

サシャ「どうかしました?」

ユミル「なんか・・・野菜が桶に入って浮いてる」

クリスタ「あー、冷やしてるんだね。」

サシャ「誰でしょうね?」ツンツン

ユミル「まあいいや。さっさと水撒いて中に戻ろう」

クリスタ「井戸水きもちいー」パシャパシャ

サシャ「癒されますねー」パシャパシャ

---寮前

クリスタ「そーれっ」バシャバシャッ

サシャ「とおーっ」バシャーッ

クリスタ「ふふっ、なんか楽しくなってきた」

ユミル「ちょっと土臭い」パシャパシャ

サシャ「これも夏の匂いですねー」

クリスタ「風流だねー」

サシャ「・・・ん?あれアルミンじゃないですか?おーい」フリフリ

クリスタ「ほんとだ。おーい」フリフリ

ユミル「うわ、ムサいのがぞろぞろと顔出してきた。あいつら何やってんだ」

サシャ「私たちと同じで暑さに負けてるんでしょう」

ユミル「クリスタ、ムサいのが空気感染する。寮に戻るぞ」

クリスタ「もー、またそんな事言ってー」

---井戸

サシャ「あ、あれコニーじゃないですか?」

クリスタ「顔真っ赤だよ!?どうしたの?」

ユミル「ゆでだこの見本みたいだな」

コニー「うるせえよ!・・・これ茹でてたんだ」

サシャ「わぁ!トウモロコシ!」

コニー「母ちゃんが大量に送ってきてくれたんだ。良かったらお前らにもやるよ」

サシャ「ほんとですか!?コニー、大好きです!前から尊敬してました!!」

コニー「そう思うんなら飯取るのやめてくれよ・・・」

クリスタ「もしかして、この井戸の野菜もコニー?」

コニー「ああ、半分くらいなら持ってっていいぞ」

ユミル「ぶどうもあるな」

コニー「それは全部お前らにやるよ。3房しかないしな。女のほうがそういうの喜ぶだろ」

サシャ「コニー!愛してます!!」

ユミル「お前の愛は随分安いんだな」

コニー「さっきも言ったけどもう飯取るなよ!」

サシャ「それは約束できません!」

コニー「この野郎!!」

ユミル「よいしょ・・・っと、結構量あるな」ズシッ

サシャ「・・・・・・」

クリスタ「サシャ、どうしたの?」

サシャ「良いこと思いつきました!ちょっと待っててください!」ダッ

ユミル「何だ?」



クリスタ「あ、戻ってきた」

サシャ「うふふ、これですよ、これ!」ゴトッ

ユミル「洗濯用の桶じゃねえか」

サシャ「これにですねぇ、井戸水を満たして部屋に持って行くんです!」

ユミル「サシャ、でかした!」

クリスタ「でも、そんなことして怒られないかなぁ・・・」

サシャ「別に寮内に水をぶちまけるわけじゃないんですから、大丈夫ですよ」

ユミル「こんだけ暑けりゃ見逃してもらえるだろ」

---女子寮

サシャ「・・・お、重い・・・」チャプチャプ

ユミル「・・・あんま揺らすな、水がこぼれる・・・」チャプチャプ

クリスタ「だ、大丈夫?変わろうか?」ズッシリ

ユミル「お前だってコニーの野菜全部持ってるだろ・・・重さはそんなかわんねぇよ・・・」

ミーナ「何やってんの?」

サシャ「足湯ならぬ、足プールを運んでるんです・・・」チャプチャプ

ミーナ「何それ?」

ユミル「井戸水が気持ちよかったから・・・部屋までデリバリーを・・・」チャプチャプ

アニ「・・・それなら桶だけ先に部屋において、後からバケツで水を運べば良かったんじゃない?」

サシャ「」

ユミル「」

ミーナ「手伝うよ!その代わりお裾分けしてよね?」

アニ「私はクリスタの荷物半分持つよ」

クリスタ「ありがとう!はー、楽チン」

クリスタ「・・・・・・・・・」チャプン

ユミル「・・・・・・・・・」チャプン

サシャ「・・・・・・・・・」チャプン

ミーナ「・・・・・・・・・」チャプン

アニ「・・・・・・・・・」チャプン

クリスタ「・・・はー・・・・・・」チャプチャプ

ユミル「・・・天国・・・・・・」チャプチャプ

サシャ「・・・癒されます・・・・・・」チャプチャプ

ミーナ「・・・幸せ・・・・・・」チャプチャプ

アニ「・・・気持ちいい・・・・・・」チャプチャプ

サシャ「コニーのお裾分け頂きましょう!労働したらお腹空きました!」ガサゴソ

アニ「コニー?何?」

ユミル「実家からたくさんもらったからお裾分けだとさ」

ミーナ「わぁっ、ぶどうあるじゃない!!」

クリスタ「3房あるから、2人で1房ずつ食べようか」

サシャ「半分余ったのは?」ジュルリ

クリスタ「ミカサに後で持って行こう」

サシャ「あ・・・そうですよね・・・」

ユミル「他にもあるんだからそんながっかりすんな」

ミーナ「んー!あまーい!冷たーい!!」

クリスタ「あー、幸せ~」トローン

アニ「・・・トウモロコシ美味しい。」

ユミル「コニー、ゆでだこになった甲斐があったな」

クリスタ「暑い思いをして茹でてくれたんだねぇ」シンミリ

サシャ「コニーイケメンですね」

ミカサ「・・・サシャ、いる?」コンコンガチャ

サシャ「あ、ミカサ。良いところに」モグモグ

ミカサ「みんなここにいたの。何してるの?」

クリスタ「納涼パーティーだよー」

ユミル「コニーによる提供でお送りしています」

ミカサ「コニー?」

ミーナ「コニーが何かたくさんくれたんだって。ミカサの分のぶどう、残してあるよー」オイデオイデ

サシャ「冷たい井戸水も是非味わって行ってください!」

アニ「サシャに用があったんじゃないの?」

ミカサ「・・・今日はエレンもアルミンも寮から出てきてくれない・・・ので、誰も遊んでくれなくて寂しい」シュン

クリスタ「あっついからねー。部屋でみんな集まって何かしてたよ」

ミーナ「たまには私たちとも遊んでよー。ミカサー」

ミカサ「・・・じゃあ、お言葉に甘えて」トテトテ

クリスタ「カーデなんて脱いじゃえ脱いじゃえー」

ミーナ「まあまあ座って。くつろいじゃえくつろいじゃえー」

ミカサ「・・・ふぅ・・・」チャプチャプ

サシャ「気持ちいいでしょー」ドヤァ

ミカサ「・・・エレンとアルミンにもやってあげたかった・・・」チャプチャプ

ミーナ「ほんと保護者だよねー、ミカサは」

ユミル「あっちはあっちでよろしくやってるよ」

アニ「・・・それに、今ここに来られたら困る・・・」

クリスタ「あー・・・確かにそうだね・・・」   ←キャミワンピ(ノーブラ)

ユミル「男どもには見せらんねぇな」   ←Tシャツ+ショートパンツ(ウェストゴム・ノーブラ)

サシャ「とても外には行けませんね」   ←キャミタイプロンパースショート丈(ノーブラ)

ミーナ「さすがにねー・・・」   ←ロング丈のTシャツをワンピ代わりにしてる(ノーブラ)

アニ「いやまあ、ここ女子寮だし大丈夫なんだけどさ」   ←タンクトップ+ショートパンツ(ウェストゴム・ノーブラ)

ミカサ「いきなり入ってきたら条件反射で削いでしまうかもしれない・・・」   ←キャミソール+ハーフパンツ(ウェストゴム・ノーブラ)

ミーナ「今日はサシャとクリスタ、髪型お揃いなんだね」

クリスタ「さっきユミルがやってくれたの」

サシャ「クリスタのポニーテールも中々新鮮で良いですよね」

ユミル「ミーナもやってやろうか?」

ミーナ「あ、ほんと?やってやってー」

ユミル「ほいほい、ちょーっと失礼ーっと」シュルシュル

ミーナ「手慣れてるね」

サシャ「普段からクリスタの髪いじり倒してますもんね」

ユミル「ほい、できたっと」

クリスタ「鏡使って」

ミーナ「ありがとー・・・おー、新鮮!」

アニ「・・・」ウズウズ

サシャ「アニもやってもらったらどうですか?」

アニ「・・・いや、私は・・・」

ユミル「まーまー、お客様そう言わずー」シュルシュル

ユミル「アニ、髪細くて綺麗なんだなー」

アニ「うーん・・・でも、雨の日とか髪が広がってあんまり・・・」

クリスタ「だからいつもまとめてるんだね」

ユミル「できた!どうだ!」

ミーナ「あはっ、可愛いー」

サシャ「似合ってますよ。その頭でケリを決めたらかっこよさそうですね」

ユミル「・・・さて、最後は・・・」ワキワキ

ミカサ「」ビクッ

ミカサ「・・・私では、髪の長さが足りない、と思う」

ユミル「ピンを使えば大丈夫だよ」シュシュシュッ

ユミル「出来た・・・けど、なんか色っぽいなー」

クリスタ「うなじがね。艶やかと言うか」

ミーナ「いやー、誰かさんも惚れ直すよー」

ミカサ「エレン、気に入ってくれるかな///」テレテレ

ミーナ(ジャン、哀れ)

ユミル「私もアップにしようっと・・・」シュルシュル

サシャ「これでみんなお揃いですね!」

ミカサ「トマト美味しい」モグモグ

クリスタ「これねー、コニーがわざわざ冷やしといてくれたんだよー」

ミーナ「意外と気遣い上手だね」

クリスタ「それが全然恩着せがましくなくって、サラッとやってたんだよね。そういうのって良いなー」

サシャ「本人あんまりそれが気遣いだって気付いてなさそうですけどね」モグモグ

ユミル「ま、コニーだしな」

ミーナ「意外と良いお父さんになりそうじゃない?コニー」

ユミル「あー、子供を遊ばせると言うか、子供と一緒になって遊んでそうだな」

クリスタ「それでいて、叱るところはキチッと叱りそうだよね」

ミーナ「意外と筋が通ってるよね」

ユミル「馬鹿だけどな」

ミーナ「お父さんと言えばさー、こないだ手紙がきててさ」

アニ「ああ、何か読んでたね」

ミーナ「行間から漂う男はいないかオーラが凄いの」

サシャ「心配性なんですねー」

ユミル「まあ、男の方が数が多いしな」

ミーナ「まっっったくそんな心配がないってのが逆に寂しいと言うか、悔しいと言うか」

クリスタ「実際、訓練しんどいからそんな余裕ないよね」

ユミル「そう考えるとフランツとハンナはすごいよな」

サシャ「どうやって時間と体力をやりくりしてるんでしょう」

アニ「今まさに私たちがダラダラしてるこの時間を有効活用してるんだと思うよ」

クリスタ「あー・・・結局はやる気の問題?」

ミーナ「やる気だけならあるのに!いつでもウェルカムなのに!!」

ユミル「ウェルカムでも相手は選ぶだろ?」

ミーナ「そりゃもちろん」

サシャ「例えば同期なら誰が良いんですか?」

ミーナ「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

クリスタ「長考に入っちゃったね」

アニ「ミーナは理想が高いからね」

ユミル「知識だけは豊富そうだもんな」

サシャ「ダメですよ?人間何かしら欠点があるもんですよ?」

ミーナ「」シクシクシクシク

クリスタ「ミカサはずーっとエレン命だもんねぇ」

ミカサ「!?」モグモグ

ユミル「いきなり話ふられて動揺してやがるww」

ミカサ「美味しくって、つい」

サシャ「傍から見てるとけっこうミカサへの当たりが強いですからね、エレン。時々ハラハラします」

ミーナ「アルミンもたまに目が泳いでるよね」

ミカサ「昔からあんな感じだから」

アニ「腹立ったりしないの?」

ミカサ「腹が立つ・・・?特には・・・」

クリスタ「エレンに怒ったことないの?」

ミカサ「そんなことはない。エレンは昔から暴走しやすい」

サシャ「よく揉めてますもんね。相手は大抵ジャンですけど」

ユミル「ああ言うタイプはな。ある日突然仕事辞めたっつって帰ってきそうだ」

アニ「何だいそれw」

ユミル「上官とぶつかって、自分の主張を曲げたくなかったから退役しちゃいましたー、みたいなさ」

ミーナ「ちょユミルw偏見ww」

ミカサ「それでも構わない。私がエレンを養う」キリッ

サシャ「おっとこまえですねー。ある意味理想の嫁かもしんないですね」

クリスタ「私も恋してみたいなー」

ミーナ「クリスタもてるでしょ?」

ユミル「野郎どもが勝手に牽制し合ってるから逆に寄り付かねえんだよ」

サシャ「半端なことしたらユミルにシメられますしね」

ミカサ「クリスタはどんな相手が良いの?」

クリスタ「えー・・・具体的に誰って訳じゃないけどぉ・・・」

クリスタ「包容力があってちょっぴり強引ででも俺様じゃなくて話を聞いてくれて全部肯定する訳でもなく否定するでもなく上手いバランスで意見を言ってくれてでも強制じゃなくてとにかく一緒にいて安心できるタイプ?趣味はスポーツ系も良いけど料理なんかも素敵だよね2人で休みの日にご飯を作ったりとか良いよねあでも私が作ったものに細かく口出してくるようだとちょっと引いちゃうかな潔癖性レベルの綺麗好きも嫌だけどあんまりだらしないのもいただけないよねほどよk」

ユミル「ストップストップ!クリスタ、ストップ!!」

サシャ「ミーナと変わりないじゃないですか」

ミーナ「」

アニ「それだけの条件が一度に出てくるのにビックリだよ」

ユミル「普段から妄想してんだろうな」

サシャ「理想が高いと言うか、ストライクゾーンが極端に狭いと言うか」

ミカサ「もう少し条件を緩めてあげないと誰も近づけない。ユミル以上にクリスタ自身が壁になってる」

クリスタ「むー・・・そうかぁ・・・」ショボン

ミーナ「ラララ、ライナーは!?クリスタの理想、最初の方しか聞き取れなかったけど包容力と多少の強引さは合ってると思うよ!?」

クリスタ「・・・えー・・・・・・」

ミーナ「うわっ、すっごい嫌そう」

ユミル「ミーナ、自分だったらどうだ?」

ミーナ「ごめん、クリスタ」

サシャ「男気はあるんですけどね。ライナー」

ユミル「だってあいつ、性的嗜好が特殊な感じする」

ミーナ「また豪快に偏見来たね」

ユミル「ライナーがここにいたとしよう」

ユミル「クリスタの足が浸かったこの水、喜んで飲み干しそうじゃね?」

アニ「・・・あー・・・」

クリスタ「・・・うん・・・」

ミーナ「・・・ねぇ・・・」

サシャ「それは・・・レベル高すぎですね・・・」

ミカサ「そんなことしたらエレンの部屋には戻さない。永久に」

クリスタ「素敵な彼氏と素敵な結婚したい・・・」

サシャ「ふわっふわな目標ですね」

ユミル「恋愛と結婚は別だぞ?分かってるか?」

クリスタ「えー・・・分かってるけどぉ・・・恋愛の後に結婚は来るもんじゃない?」

ミーナ「そんな事言ってると変なのに捕まるよー?」

ユミル「釣った魚にえさはやらないって奴だな」

ミーナ「そうそう。借金こさえたり女作ったり」

ユミル「ギャンブルにハマったり姑の味方ばっかりしたり」

ミーナ「靴下ひとつ片付けなかったり料理に文句ばっか付けたり!」

ユミル「子供泣いてても無視したり家族ほっぽって自分の趣味ばっかやったり!」

アニ「随分生々しいね」

ユミル「そんな最低な男の元にクリスタを嫁にやるわけにはいかない!!」グヌヌ

ミカサ「ユミル、そんなに力を入れるとトマトが潰れてしまう。どーどー」

サシャ「夫婦っていうのもすごいですよね。何十年も同じ相手と過ごすなんて想像できません」

ミーナ「周りにはたくさんいるけどねー。自分のこととなると」

ミカサ「私のエレンへの愛情は無尽蔵。枯渇することはない」キリッ

アニ「ミカサは平気そうだね。エレンの方がどうか知らないけど」

ユミル「夫婦と言えども時間が経てば愛情はやがて消えて行って関係性だけ残るんだよ」

ユミル「ただ、そっちの方が執着しちゃうから簡単に別れたりはしない」

ユミル「・・・らしい」

サシャ「らしいって、今までのみんな伝聞ですか。どこ情報ですか」

ユミル「内緒」

ユミル「大体人を何だと思ってるんだ。人間やってる時間はお前らとそう変わんねーよ」

ミーナ「耳年増クイーンはユミルだったね」

ユミル「へへっ」

ミカサ「ユミルユミル」

ミカサ「クリスタが一度に情報流し込まれてもういっぱいいっぱい」

クリスタ「」プシュー

アニ「若い内からそんな現実知らなくても。今くらいクリスタに夢見させてあげなよ」

クリスタ「アニぃ・・・!」ウルウル

サシャ「あー、じゃあそんなクリスタに良いもの見せてあげますよ!」

サシャ「えーっと、確かここの奥の方に・・・」ゴソゴソ

サシャ「あった!じゃーん!」バサッ

ミーナ「何それワンピース?、かわいー!」

クリスタ「チロリアンだねー。あれ、でもサシャそんなの着てたことあったっけ?」

サシャ「これ、村の結婚式の時に若い女の子がみんな着るんですよ!」ヒラヒラ

ミカサ「どうして持ってきたの?」

サシャ「家出る時に適当に荷物詰め込んだら、紛れ込んじゃって」

アニ「女の子みんながそれ着たら華やかだろうね」

サシャ「それはもう!で、音楽に合わせてくるくる踊るんです!」

ミーナ「普通に教会式も良いけど、そういうのも楽しそうだねー」

クリスタ「良い・・・!素敵・・・!」キラキラキラキラ

ユミル「クリスタ復活したな」

アニ「良かった良かった」

ミーナ「よく見たら、成績上位ばっかだね。この部屋」

ユミル「違うのはミーナと私くらいか」

ミーナ「ユミルだって実技すごいじゃない。どうして上位に入ってないのか不思議なくらい」

クリスタ「だよねぇ。逆に私が上位なのが不思議なんだけど」

ユミル「まあまあ」

アニ「ミーナも筋は悪くないんだけどね」

ミーナ「もう少し持久力付けろって教官に言われた」

サシャ「筋力も付けないといけないかもしれませんね。ちょっと失礼」フトモモムニッ

ミーナ「ひゃ!?サシャ、なに!?」

サシャ「足ほっそいですもん。柔らかいし。まだまだ筋肉付ける余地ありますよ」ムニムニ

ミーナ「ちょ、サシャくすぐったいw」

クリスタ「私ももうちょっと体力付けたい」

ユミル「クリスタはそのままでいてほしいなー」

クリスタ「そういう訳にはいかないよ」

アニ「一旦兵士目指した以上はね。しょうがないね」

サシャ「女の子はどうしても男に比べると筋肉もつきにくいですからね。大変ですよ」

ミーナ「ねー、ミカサァ、体の鍛え方教えてー」

ミカサ「!?」モグモグ

ユミル「また食ってたのかw」

ミカサ「鍛え方と言っても・・・訓練でやったことくらいで特別なことはしていない」

アニ「基本が大事なんだよ、ミーナ」

ミーナ「そっかあ。自主練の時間増やすかなー」

クリスタ「ミーナ!私も混ぜて!」

ミーナ「いいよー」

ミナクリ「「もう少し涼しくなってから」」

ユミル「ダメじゃねえかw」

アニ「・・・あ、ヒグラシ・・・」

クリスタ「ちょっと暑さも落ち着いてきたね」

ミーナ「・・・くーーーっ・・・」ノビー

ミーナ「ちょっと足冷えちゃったかな」パシャン

サシャ「タオル出しますよ。使ってください。ほら、アニも」

アニ「ありがとう」

ユミル「そろそろ水捨てるか」

ミカサ「それは私がやろう。ごちそうになってばかりだし」

アニ「反対持つよ。いくよ、せーのっ」

ミカアニ「「ほっ」」ヒョイ

サシャ「!」

ユミル「!」

ミーナ「!」

ミカアニ「「よいしょっ、よいしょっ」」

サシャ「私たちがあれだけ苦労した水をいとも簡単に・・・」

ユミル「さすが1位と4位・・・」

ミーナ「本当にやってるの基本だけ・・・?」

ミカサ「ただいま・・・。みんな、何やってるの?」

クリスタ「んー、コニーにいっぱいごちそうになっちゃったからね。何かお礼しようと思って」ゴソゴソ

ユミル「私はいいだろって言ったんだけどな」

サシャ「そういうユミルもおせんべい出してきたじゃないですか」ゴソゴソ

アニ「サシャも?」

サシャ「さすがにごちそうになってばかりですからねー。日頃の感謝も込めて。」ゴソゴソ

サシャ「・・・あ、あった」

クリスタ「なに?金平糖にするの?」

ユミル「量少ないなー。毎日ぶんどられてるパンのことも思うと泣けてくるな」

サシャ「私から、っていうことで付加価値がこの100倍くらいあるんですよ」

アニ「ミーナは?」

クリスタ「お礼探しに部屋に戻ったよ」

アニ「私も行って来よう」

ミカサ「私も」

ミーナ「・・・すごい量になったね。お菓子ばっかり」

サシャ「野菜乗ってたカゴが埋まりましたね」

クリスタ「逆に迷惑かな」

ユミル「いやー、他の男どもが集ってきそうだからな。大丈夫じゃね?」

ミーナ「そろそろご飯の時間だし、食堂でわたそっか」

サシャ「傍から見たらちょっとしたコニー親衛隊でしょうね」

ユミル「ライナーやジャン辺りがうるさそうだな」

ミーナ「じゃ、いこっかー。もっかい部屋に戻って着替えてくるねー。アニ、行くよー」

アニ「・・・めんどくさい・・・」

ミーナ「アニはちゃんとブラつけないと。ノーブラバレバレだよ?」

ユミル「ミーナは絆創膏でどうにかなりそうだもんな」

ミーナ「酷い!」

クリスタ「もうコニーのパン取るのやめなよ?クリスタ」

サシャ「そうですね、今日は取りません!もういっぱい食べたし」

ユミル「普通に会話に混ざってたから食べてないのかと思ったら、半分以上サシャが消費してたな」

クリスタ「今日は・・・って明日は?」

サシャ「明日は明日の風が吹く、って言いますからね。私の気分次第ですね」

ユミル「それってそう言う意味なのか?」

ミーナ「お待たせー。いこっかー」

ミカサ「はぁ・・・エレンに会えるかな」

ミーナ「会える会える。みんなご飯に来るよ」

クリスタ「ご飯も良いけど、早くシャワー浴びたいー」

ユミル「この肌のベタベタがな。拭くくらいじゃ気持ち悪いままだし」

アニ「早く涼しくなると良いね」

キャッキャッゾロゾロ    ガラガラピシャッ

おしまい

参考SS:エレン「夏の日」

前のスレたっぷり余ってるからそっちに書けば良かった。
スレ乱立させてごめんなさい。

何度もごめんなさい。
桶→タライです。

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