春香「私のリボンが無くなった」 (22)

千早「私の下着が無くなった」
千早「私の下着が無くなった」 - SSまとめ速報
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こいつの続きみないな奴です、キャラ崩壊しまくりなので閲覧にはお気をつけて

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ー更衣室ー

春香「今日は朝から忙しかったねー、でも海で泳げてよかったね」ガチャ

千早「そうね、でもバラエティ番組はどうも慣れないわ…もう少し勉強しないと」ガチャ

春香「でも千早ちゃん結構受けてたじゃん…ってあれ?」

千早「あれは春香が私の胸の事を!!…次からやめて頂戴、変なイメージが付くわ」

春香「無い…無い?…無い!!」

千早「言われたそばから言ってくれるじゃない、表出ましょう?」

春香「違うよ!私のリボンが無いんだよ!この際千早ちゃんの胸なんてどうでもいいよ!!」

千早「どうでもいいって何よ!?」

春香「どうしよう…あのリボンお気に入りなのに…」

千早「ロケ地に忘れてきたんじゃないのかしら?」

春香「ううん…大事な奴だからここにしまっておいたの、海に流されちゃ嫌だもん」

千早「そんなに大切な物なの?」

春香「うん、千早ちゃんから貰った奴だから」

千早「え?私リボンなんてあげてないわよ?……もしかして、誕生日プレゼントの箱を結んでた奴?」

春香「うん、それ」

千早「…もう少しいい奴付けなさいよ」

春香「嫌だよ!!千早ちゃんから貰った大切なリボンなんだから!!私からしてみれば千早ちゃんを無くしたようなもんなんだよ!!」

千早「私からしてみれば春香が居なくなったようなものだけれどね」

春香「なにそれひどい!!」

千早「春香も大概よ!!」

春香「うぅ…どうせリボンが本体ですよーだ」

千早「壁だのまな板だの言われる人の気持ちが分かったかかしら?…ほら、新しいリボン買ってあげるから元気出しなさい」

春香「あのリボンがいいのー!千早ちゃんの血と汗が滲んだリボンをスリスリしたいのー!」

千早「え?今なんて…」

春香「わわわわ!!何でもないよ!!何でも!!」

千早「…まあいいわ、犯人は大体予想がついてるから、確認してみましょ」



P「え!?春香の本体がなくなったって!?」

春香「プロデューサーさんのバカー!!」

ボカッ!

P「ひでぶっ!」

春香「言っていい事と悪い事がありますよ!」

千早「どの口が言うのよ…」

P「すまんすまん…いたた」

春香「というか、本当に盗ってませんよね?」

P「盗って無いよ…この間の事から俺はもう悪い事はしないって神様に誓ったよ」

千早「本当、次やったら通報しますからね?」

P「そんな事したらお前らの仕事が無くなるぞぉ〜?いいのかぁ〜?」

千早「…」ピポパ

P「すいません本当ごめんなさいやめて下さい」

千早「本当に持ってないのですか?一応ボディチェックもしておいた方が…」

春香「もういいよ千早ちゃん、多分プロデューサーさんじゃないと思うし」

千早「分からないわよ?もしかしたら自分の陰茎に結びつけてあったりするかもしれないわ」

P「しねえよ、そんな性癖もっとらんわ」

春香「ちょ、ちょっと人としてどうかなーって…」

P「やってないのに引かないでくれないかな?」

千早「…じゃ、いつもの通り聞き込み調査ね、名探偵如月に任せなさい」

春香「凄く不安なんだけど」

P「奇遇だな、俺もだ」

千早「大丈夫よ、その不安もすぐ解決してみせるわ」

春香「千早ちゃんに対しての不安なんだけどね」

千早「私の勘はけっこう当たるから必ず見つかるわよ、ほら行きましょう春香、プロデューサー」

P「行かねえよ」

千早「とりあえず聞き込み開始ね、丁度亜美がいたから聞いてみましょう」

亜美「はるるんと千早おねーちゃーん、お疲れー!…ってあれ?はるるん、リボン付けてないね、イメチェン?」

春香「それなんだけどかくかくしかじか」

亜美「うまうまうしうしってね……あ!そういえば、ゆきぴょんが赤いリボン持ってたような気がするよ」

春香「え?雪歩が?」

亜美「うん、何かニヤニヤしてた気がするような」

千早「萩原さんが犯人だったのね、春香にその気が」

春香「無いと思うから早く聞きに行こうね」

亜美「ゆきぴょんなら喫茶店に行ってるみたいだよ」

千早「有難う亜美、協力に感謝するわ」

ー喫茶店ー

雪歩「♪〜♪〜」

バンッ!

千早「萩原さん!!春香のリボンを返しなさい!!!」

雪歩「ひいぃぃぃぃ!?え!?何!?何!?千早ちゃん!?」

千早「出会い頭に7272だなんて言ってくれるじゃない、命が惜しければ早く春香のリボンを返すのよ」

雪歩「え?え?え?」

春香「おどれはヤクザか!!ごめんね雪歩、これにはかくかくしかじか」

雪歩「そ、それで私の所に…?」

千早「そうよ、早くリボンを返しなさい」

雪歩「あ、あの…このリボン、私が自分で買ったんだけど…」

春香「え?そうなの?」

雪歩「うん、もうすぐ真ちゃんの誕生日だから、プレゼントを包もうって思って…」

千早「そうだったの…ごめんなさい萩原さん、疑ってしまって」

雪歩「別に気にしてないよ、…それより…その…急に驚かさないでね?」

千早「善処するわ」

春香「素直に『はい』って言いなさい!!」

千早「事務所に戻ってきたけれど、手がかりがなくなったわね」

春香「もうですか…名探偵如月に任せてって言ったのは誰なんだか」

千早「猿も木から落ちるのよ」

春香「自分で言うか、てか使い方間違ってない?」

ガチャ

響「はいさーい!」

春香「あ、響ちゃんやっほー」

千早「こんにちは我那覇さん、ところで聞きたい事があるのだけれど…」



響「今度は春香のリボンが?この事務所はよく物が無くなるなー」

千早「まったく、本当勘弁してほしいわ」チラ

P「俺を見るな」

響「?……ま、そういう事なら自分に任せてよ!ペット達に探してもらうぞ!」

春香「え?いいの?」

響「うん、困った時はお互い様だぞ!自分のペットはいい子だし、ちゃんと言う事聞いてくれるから安心していいぞ!」

春香「へぇ、ちゃんとしつけているんだね」

響「おーい、お前らー!出番だぞー!」

シュッ

貴音「お呼びでしょうか?」

美希「飛んで来たの」

響「春香のリボンが無くなったみたいなんだ、ちょっと探してきてくれないか?」

美希「分かったの」

貴音「承知」

響「頼んだぞー!……ね、いい子だろ?」

春香「いやその…いい子とか悪い子とかそういう以前に聞きたい事が…」

響「何をだ?」ニコォ

春香「なんでもないです」

千早(我那覇さん…もう戻れない所まで落ちてしまったのね…)

千早「…じゃ、私達は私達で探しましょうか」

春香「でも…どこ探そうか?」

響「ピヨ子にでも聞いてみたらどうだ?ずっと事務所にいるんだから何か知ってるかもしれないぞ?」

千早「なるほど、流石ね我那覇さん、さっそく聞いてみましょう」



小鳥「え?春香ちゃんのリボン?うーん…見てないわねぇ…」

千早「音無さんも見てないのね…手がかりが無くなったわ」

春香「ほんと、手がかりが無くなるの早いね」

小鳥「あ、だったら監視カメラ見て見ましょうか、もしかしたら何か写っているかもしれないわよ?」

春香「え?監視カメラなんてあるんですか?」

小鳥「もちろん、小さくたってアイドルの事務所ですもの、色々と防犯はしておかないと、ね」

響「へー、ピヨ子の事だからやよいと伊織がイチャイチャしてるとことか盗撮してるんだと思ったぞ」

小鳥「ピヨっ!?そ、そんな事は決してしてないピヨ!」

春香「もうダメだねこの事務所も」

小鳥「は、早く確認してみましょう!」

千早「…そうね、少しでも情報が手にはいればそれだけ有利になるわ」

春香「はいはい、じゃあお願いしますね小鳥さん」

小鳥「了解ピヨ」カタカタカタカタ

ピッ

『おはよう、音無くん』

『おはようございます、社長』

千早「これは今日の朝の映像ね」

響「なんだかあまり見ない光景だから新鮮だなー」

小鳥「春香ちゃん達が来る所まで早送りしてみましょうか」

ピッ ウィーン ピッ

『おはようございまーす』

『おはようございます』

『おう、おはよう』

千早「ロケに行く前の映像ね」

『今日もがんばるぞー!ってうわぁっ!』

『どんがらがっしゃーん!』

『ヒュー』

『ちょっと春香、大丈夫?』

春香「ストップ!!今の『ヒュー』って所!」

響「…あ!春香のリボンが飛んでるぞ!」

千早「…そしてそのままゴミ箱の中に落ちたわね」

春香「じゃあ、あのゴミ箱の中にあるんだね!!」

小鳥「あ、あの…」

千早「どうかしたんですか?」

小鳥「そのゴミなんだけど…今日出しちゃったの…」

春香「ええええ!?じ、じゃあもう……」

小鳥「あ、安心して!今日はカンとビンの日だから持って行ってはないはずよ!…無いはずなんだけど…」



ゴミの山「」ドッサリ

春香「うわぁ…この中から探すのかぁ…」

千早「気が遠くなりそうね…早く探しましょう」

響「うへぇ…大変だぞ…」


ー20分後ー

春香「や、やっと見つけた…見つけたけど…」

千早「…片方だけ見つかったわね」

響「でももう探す所がないぞ?」

千早「という事は、もう片方は別の所にあると…もう一度監視カメラの映像を見てみましょう、見落としてる所があるかもしれないわ」

春香「そうだね、そうしよう」

美希「春香ー、響ー、リボン見つかったよー」

春香「え!?本当に!?」

響「よくやったぞ!後でご褒美あげるからな!」

美希「やったあなの!」


春香「…千早ちゃん」

千早「気にしちゃ駄目よ、慣れるの、慣れれば何も感じなくなるわ」

春香「そっちの方が怖いよ…」

響「ところで何処にあったんだ?」

美希「フツーに春香のロッカーの中にあったけど」

春香「え?私の?」

美希「うん、ほら」ヒョイ

春香「本当だ…でも何でだろう?」

響「見落としてたんじゃないのか?」

春香「そうなのかな…よく探したんだけど…」

千早「……春香、そのリボンの長さを比べてみて」

春香「え?まあいいけど……ってあれ?長さが違う!?」

千早「思った通りだわ…」

響「どう言う事なんだ!?」

千早「つまり、犯人が春香のロッカーにカモフラージュとして入れたのよ!!」

ΩΩΩ「な、なんだってー!?」

春香「…でも、誰が…?それに、私達が居なかった時間なんて少ししかないのに…」

千早「…大体犯人は予想がつあてるわ、けれどまだ辻褄が合わない…もう一度、ビデオを見てみましょう」



小鳥「ちょっとまっててね、すぐ準備するから」カチカチカタカタ

響「今『yukimako.exe』ってファイルが見えたんだけど」

千早「拡張子変えても名前がまんまだったら隠せてないじゃない」

小鳥「い、今はその事は気にしないでほしいピヨ、早く映像を見るピヨ」

訂正

千早「…大体犯人は予想がつあてるわ、けれどまだ辻褄が合わない…もう一度、ビデオを見てみましょう」×

千早「…大体犯人は予想がついてるわ、けれどまだ辻褄が合わない…もう一度、ビデオを見てみましょう」○

続きは明日書きます

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