男「…」女「ハッハッハ」(20)

男「だーるまさんが 転んだ!」バッ!

女(ズテン

男「本当に転けてどうすんだよ…」

女「!! 私をダルマなぞと一緒にするな! 私にはダルマにはない、手も足もある! 例え何度倒れようと何度でも立ち上がるさ!!」

女「ハッハッハ」ズテン

男「だからと言って転びすぎだろ…」

男「お前、今日も昼抜きか…」

女「よくぞ、聞いてくれた! 私は今幸せメーターを下げているのだ!」

男「幸せメーター ?」

女「そう!男の幸せメーターを50としよう、白米のおにぎりの幸せ期待値は40程度! 男はこう思うだろう…今日はおにぎりかと」

女「私の幸せメーターは-10、これで男よりささやかな幸せも掴み取れるというわけだ!」

女「ハッハッハ」グー~

男「俺のおにぎり一個くうか?」

かばっ!!

男「お前今日もバイトか…」

女「よくぞ、聞いてくれた! 私は社会見学をしているのだ!!」

男「お前にしては普通だな…」

女「聞いて驚くなよ?私は性格ごとにどのようなセリフが最も効果的か、見切っているとこなのだ!」

女「いずれ、すべての性格を見切った暁には私が世界を支配して、毎日コンビニのおにぎりを食べてやるのだ」

女「ハッハッハ」
男「あっUFO」
ガバァ!

男(多分こいつが一番単純)
女「男!どこだ!どこにいるんだ!」(キョロキョロ

女「社会見学をしようと思う!」(キリッ

男「……」

女「食事はなるべく自分で持参!他はタダでお願いしたい、母上によろしく頼む」

男「また、水道止められたのか…」

女「電気もじゃ!ハッハッハ!」

男「別に泊まってもいいよ」

女「…ありがと」

母「女ちゃーん、気にせずドンドン食べていいかねー」

女「な…これは味噌汁…卵焼き!おおっ!これもこれも!これも!」

女「男よ! 私のホッペをつねってはくれぬか!夢ではあるまいな?」

ギュー

女「いたたたた! …まさか」

女「まさか夢にまで痛覚が適応されるとは…お母さんおかわり!」

母上(いつも何食べてるかしら…)

女「男よ…寝たか?」

男「起きてるよ…」

女「私は、今幸せメーターを下げていると前にいったな」

男「んー」

女「なんでだと思う?」

男「さぁなー」

女「そ、それはな」

女「ぼばぼぼ べべっごんして、一気にじあわせになるためなんじゃ!」(男と結婚して、)

男「!!?お…おぅ頑張れ」

女「私は寝る!」(言っちゃったぁ…)

男「今日は運動会だな」

女「うむ!はりきっていくぞ!」

男「お前…運動苦手なんだから無理すんなよ…?」

女「大丈夫!」

女「パンも飲み物もゆっくりしても逃げぬからな!」

女「ハッハッハ」

男(仲間は非常に迷惑だろうな…)

男「お前また、中学生料金か…」

女「うむ、よくぞ聞いてくれた!」

女「この前なんて小学生と間違えられたぞ! これも私の美貌というヤツか!」

女「ハッハッハ」
男「それは…違うような…」

女「なんでじゃ?世の中の男性は若ければ若いほどいいのではないのか!?」

男「そういうことにしておくよ…」

よいよ

男「お前また…少女漫画か…」

女「うむ、よくぞ聞いてくれた!」

女「乙女心と男心を知り!私もモテモテ人生を送ろうと思ってな!」

女「とりあえず、髪に芋ケンピをくっつけると良いらしいぞ!」

女「ハッハッハ…!?? 食べ物を粗末に扱うなど人間の恥じではないか!」

男「さいですか…」ペラっ
女「男は何を読んでいるんじゃ」

男「ペットの飼育本」

男「やっとテストが終わった…お前どうだった?」

女「うむ、よくぞ聞いてくれた!」

女「男は働きに出るもの!女は家でゴロゴロするもの!古くからの真理じゃ!」

女「つまり、私くらい美貌があれば、ちょっとくらいバカでも平気なのだよっ!」(ツルペタッ

女「ハッハッハ」

男「また幼稚園からやり直せそうだもんな…お前…」

女「苦しゅうない!苦しゅうない!」

女「男よ男よ今日は何日かわかるか」

男「○月○日」

女「うむ、よくぞ覚えてくれた!積もるところ明日はなんの日か言ってみるがいい!」

男「…………お前の誕生日」

女「ふふ~年上には、従わんとな?ふふ~」

女「ハッハッハ年上年上!」

男「…その次の日が俺の誕生日だからな」

男「今日は盆休みだな…」センプウキキモチー

女「うむ、よくぞ覚えてくれた!」

女「世の中の女性でモテる特徴といえば、なにかわかるか、男よ!」

男「さぁ……」ワレワレハウチュウジン

女「それは!『盆!休!盆!』らしいのだ!」

男「……」

女「私も詳しく知らないのだが、漢字から察するに盆にいかにダラダラ過ごしたかがモテるにつながるそうなのじゃ!」

女「これで私もモテモテじゃぁ~ハッハッハ」

男(主にアグネスの敵にな……)

男「今日は50m走なのに、元気だな」

女「うむ、よくぞ聞いてくれた!」

女「私は気がついてしまったのだ!前回の50m走で、私が身につけていたものは、ミドリのカエルさんパンツ…」

女「しかし!今回は赤いカニさんパンツ…もうどういうことかわかるじゃろ…?」

男「逆セクハラ発言ってことだけは…」

女「三倍じゃ!三倍!ハッハッハー!」

男(彼女が現実を知るのにそう時間はかからなかったーーーー)

女「男よ!顔が赤いぞ、熱でもあるのではないか?」

男「うん、よく聞いてくれた…」

男「朝からちょっと体調悪くてな…」

女「私が熱をはかってやろう」

ンーショ…ブンブンブン …ピョンビョン!

男「何をしているんだ…」

女「男がかがまないと、おでこにおでこも手も届かないではないか!!」

男「ふっはっは…ありがと少し元気でたよ」

女「当然じゃ!ハッハッハ」

男「暑いから自販機で、なんか買おうか…」汗タラダラ

女「うむ、よくぞ言ってくれた!」タラダラ

女「しかしよく聞く言葉に、100円を馬鹿にするものは100円に泣くというのがあるじゃろ?」

男「まぁ似たような種類がたくさんあるけどな…」
ピッ…ガンゴロっ…プシュゴクゴク…ぷはぁ!

女「じゃあ、反対に私見たいな100円に笑うものはどうなんじゃろうか…」ンーショ!ンーショ!アトスコシ!

男「多分…100円を探すものは100円に笑うじゃねぇかな…」(自販機のしたとかな…)

女「とれたぁ!!ハッハッハ!」

おいなんか可愛いって思うよりいたたまれないって思う気持ちの方が強いぞ

>>17
四コマ風、不運な女の子のめげないお話です。幸せメーターが低ければ幸せになれますよ!(矛盾

流し読み程度で読んでくださるといいと思います。

男「テスト帰ってきたけど、お前はどうだった?」

女「うむ、よくぞ聞いてくれた!」

女「見るが良い(バッ」20 35 41 18 19 21…

男「見事に真っ赤かだな…」

女「女は少し馬鹿なほうがかわいいと聞く! それに真っ赤ということは三倍じゃ三倍じゃ!」

女「ハッハッハ!」

男(むしろ1/3だよな…)

男「…また募金詐欺か」

女「貧しい子供のために寄付をー」

女「男よ! 男も募金しにきてくれたのか? よくぞ来てくれた!」

男「いや…それ捕まるんじゃね?」

女「え?…別に嘘ついてないからいいんじゃよ!おお!10円も寄付してくれるのかありがたい!」

男(まぁ…そうだけださ…)

女「ハッハッハ」

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