女「zzz」男「寝てるのか?」(79)

男「おい女さん。授業始まるよ」

女「zzz」

男「…」ポコ

女「!?」ビクン

男「おお、ビクってなった」

女「ファー」

男「すっげえ欠伸…それにしてもヨダレ垂らして寝るとは」

女「!?///」

男「あ、嘘です」

女「」イラッ

男「だが貴重な女さんの寝顔は撮影しました」

女「!」

男「しかしうっかりしてたのか眼鏡をしたまま寝るとは」

女「?」メガネカケテナイヨ?

男「そりゃあ撮影後回収させてもらったんで」眼鏡装着

女「!」ピョンピョン

男「はっはっは。届かない届かない」

女「~!」ピョンゴス

男「がふっ」バターン

女「…」

女「…」スッ

女「…」カチャ

女(眼鏡)「…」ヨシ


先生「はーい授業始めるぞー…なんで男のやつは床で寝てんだ?」

男「」

女「…」読書中

男「女さーん」

女「…」

男「聞こえてないのか?そこの眼鏡が似合う美少女」

女「…」

男「ダメか…」


男「そんなに猫に向かってにゃーにゃー話しかけてるところ見られたのがショックなの?」

女「…」バシーン

男「いて!ハードカバーはやめて!」

男「いや、いいと思うよ?女の子らしく可愛げがあって」

女「…」

男「うん、そこいらの野郎なら惚れてしまうわ」

女「…」

男「だから機嫌なおしてくれよ、おんにゃさん」

女「…」バシ!バシ!

男「ちょ!角!本の角はしゃれにならない!」

調理実習

男「さて、まずは野菜を切るか…女さん、ちょっと台の上で横になってくれ」

女「?」ドウシテ?

男「いやほら、女さんの胸…もといまな板を有効活用するときが来たからさ」

女「…」ブンブン

男「待って!フライパンは振り回さないで…ごふぁ!」ゴーン!

男「ふと思ったが、女さんて兄弟いるの?」

女「…」クビフリ

男「そうか」


男「それはそうと俺の弟が女さんを可愛いって褒めてたぞ」

女「!?///」

男「ちなみに俺に弟はいません」

女「…」ゲシゲシ

男「なんで蹴る!いいじゃん可愛いのは事実なんだし!」

女「…」ホント?

男「ウ・ソ☆」

女「…」ゴスッ

男「脛が!脛がぁああ!!」ゴロゴロ

いいよいいよ

男「女さんっていつもおさげにしてるよな」

女「?」ソレガ?

男「いや、もっと他の髪型にチャレンジしないのかなーって」

女「…」メンドイ

男「女を捨ててるな」フッ

女「…」プイッ

男「…いつもみたいに暴力は?」シュン

女「!?」

街中

女「…」テクテク

男「おやおや女さん。奇遇ですな」

女「…」ゲッ

男「そんな露骨に嫌な顔しないでも…」

女「…」スタスタ

男「今日はどこ行くの?本屋?」スタスタ

女「…」タタタタ

男「俺もついていっていい?」タタタタ

女「…」ダッ!

男「荷物持ちくらい引き受けるよ」ダッ!

女「ゼェーゼェー」

男「運動不足?息上がるの早いね」フー

女「ゼェーゼェー」ポカ

男「どうしたどうした?力がこもってないぞ!」

女「フン!」キン

男「はお!」

女「スーハー」深呼吸

男「軽くでも金的は…金的は…」プルプル

本屋

男「結局ついてきました」

女「チッ」

男「さて、俺も何か買おうかな」スタスタ

女「…」コレニシヨウ

女「…」ペラペラ

男「ねえねえ!これって女さんに似てない!?」

女「?」ドレ?

『18禁!放課後の教室で真面目な眼鏡っ娘が…』


女「///」ボン

男「うお、一瞬で真っ赤に。おもしれー」

女「///」オロオロ

男「あはは、うろたえてる」

女「///」アタフタ

男「さて、これ買うか」

女「~~~」

男「そこから先の記憶?そんなものありゃしませんよ」

男「あと、何故か頭に凄いコブができてるんだよね。誰がやったんだろう」

男「俺何か悪いことしたのかな?」

男友「男よ、お前は女の子のどこが好きだ?」

男「そうだな…胸、尻、足、うなじ…考えればキリがないが…」

男「やっぱり眼鏡かな」ウン

男友「それはオプションパーツのため含まれておりません」

男「え~」

男友「ちなみに胸の大きさはどれくらいが理想?」

男「まな板」キリッ

男友「お、おう…即答かよ」

男「当たり前だ。これは譲れん」

男友「さいでっか」

男友「髪型とかは?」

男「うーん、なかなか難しいが…」

男「しいて挙げるならばおさげかな。これが一番そそる」

男友「そそるとか言うな」

男友「なあ、お前の好みって…」

男友「まんま女さんじゃね?」

男「まあな。どストライクだ」

男友「!?」


女「!?」←たまたま聞こえた

男「いやー本当あれだけ俺の理想を兼ね備えているとね、もう性欲がやばいよな」

女「///」ドキドキ

男友「性欲って…じゃあ、いつも女さんをからかっているのは気を引くため?」

男「まあ…そんなところだ」

女「///」エッ?

男友「じゃあいっそのこと告白すれば?俺から見てもいい感じだと思うぜ?」

女「///」コクハク…

男「いやそれはないな」

男友「え?」

女「え?」

男「だってさ、女さんからしたら俺なんかせいぜいうっとうしい鼻糞Aだぜ?」

男「そんなやつから告白されてもな」

男「それにだ、もしも俺に気があるならどうして俺に暴力振るうんだよ」

男友(いやそれはただの照れ隠しでは…むしろ気がないとやらねえよ)

男友(それにしても気が無いと思っていてもちょっかいを出さずにはいられないとは…不憫なやつ)

男友「お前は器用そうに見えて不器用なんだな」

男「?」


女「…」

次の日

男「おっす女さん!おはよう!」

女「…」

男(相変わらず無視か…別にいいけど)

女「…お」

男「ん?」

女「お、おはよ…」ぎこちない笑顔

男「」

男「女さん…」

女「?」

男「それは愛の告白と受け取っていいのか!?」

女「!?」

男「ならばそれに全力で応えよう!」ガバッ

女「…」ベキッ

男「痛い!嬉しい!」


終わり

支援しておくか

期待

最後のレス見てなかったわ糞が

うひゃあ

きゃわいい

>>1です

終わりと言ったけど再開します
別にいいよね

男「昨日の笑った(?)女さんをオカズにしたらすっげえ出た」

男友「今日の開口一番がそれ?」

男「ふむ」ペラ

男友「お、何読んでるんだ?」

男「どすこい!力士くんの最新刊」

女「!」ピクッ

男友「なんだそれ?相撲漫画?」

男「うんにゃ、SFバトル」

男友「そのタイトルでか!?」

女「…」ウズウズ

男「主人公のレーザー張り手がまたカッコいいんだよな」ウン

女「…」ウンウン

男友「なんだよレーザー張り手って」


男「最新刊ではライバルがな――」

女「!」ミミフサグ

男友「へー」キョウミネェ

男「…」ペラ

女「…」コソコソ

男「ほほう、そうくるか」

女「…」ジー

男「ん?」

女「!」ササッ

男「…気のせいか?」

女「…」コソコソ

男「…」ペラ

女「…」ジー

男「女さん、読む?これ」

女「!」ビクッ

男「俺読み終わったからいいよ」

女「…」モジモジ

男「…あー、弟さんが読みたいのかな?」

女「!」ソウソウ

男「そういうことなら早く言ってよ。はい」

女「~♪」ウキウキ

男「そういえばこの前兄弟はいないって言ってたよね?」

女「!」ギクッ

男「あれれー?これはどういうことかなー?」

女「…」アタフタ

男「しかしまさか女さんも読むとはね」

女「…」アウアウ

男「しかしこのライバルの空回りっぷり」ブフッ

女「…」ゴス

男「なんで!?好きなキャラだった?」

女「…」プイ

女「…」ジー

男「何見てるの?チラシ?」

女「…」スッ

『○○ボクシングジム 初心者・女性大歓迎』

男「やめよう。やめた方がいいよ。絶対にやめよう」

女「…」ニヤリ

男「何その笑顔!?恐いよ!」

女友「女ってさ」

女「?」

女友「男のことをどう思ってるの?」

女「…」ボソ

女友「え、サンドバック!?」


男「今名誉な称号を与えられた気がする」

男友「お前何言ってんだ?」

誰もいない教室

男「これを女さんのと交換して」ゴソゴソ

男「あとはカバーを戻して終了」

男「反応が楽しみだ」フヒヒ

女「…」読書開始

『嫌がる美樹の下着を脱がした俊介は硬くなった男根を美樹の恥部に』

女「○×※☆◇!?」←声にならない叫び

男「うわぁ…女さんていつもそんな本読んでるんだ」

女「///」チ、チガ

男「ちょっと引くわ…ブフッ」

女「…」ン?

男「そ、そんなイメージなかったのに…あひゃひゃ!ダメだ、笑いが止まらねえ!」ゲラゲラ

女「…」

男「あの、本当にすみませんでした」ドゲザ

女「…」

男「本はちゃんと返しましたし、その、もうこれで…」

女「…」

男「何か言ってください…」

女「…」

ザーザー

男「ちくしょう夕立か。服が濡れスケだ…あ、女さん」

女「…」ビショビショ

男「女さんも雨宿り?」

女「…」コクン

男「…ほう、水色のブラか」

女「!!!」ボカボカ

男「叩かない叩かな…おわ!」ツルッバシャーン!

女「!」

男「」チーン

女「…」フン!

次の日

先生「えー、男は風邪で欠席だ。昨日の夕立で雨に当たり過ぎたせいらしい。みんなも気をつけるように」

男の家

男友「おーす。死んでるかー?」

男「死んでるよー」

男友「元気そうで何よりだ」

男「そうか」

男友「明日には学校行けそうか?」

男「まあ一日ゆっくり寝てたからな。明日は行けそうだ」

男友「チッ」

男「おいコラ」

男「しかし見舞いに来たのが野郎とは」

男友「来ただけいいだろ…あとこれ」つ ゼリー

男「お、サンキュー」

男友「それ女さんからな。なんか風邪引いたのは自分のせいだとか言ってて、お詫びらしい」

男「なんだと?」

男友「ま、明日礼を言っておけ。じゃあな」

男「…」

次の日

男「女さん昨日はゼリーどうも」

女「…」

男「心配してくれたの?」

女「…」プイッ

男「こっち向いてよ。まあいいや、とりあえず改めて」



男「女さんの下着を見たのに鉄拳制裁というご褒美とゼリーをくれてありがとう」キリッ

女「…」ササッ

男「なんで引くの!?」

男友「なんで引かれないと思った?」

女「…」テクテク

女友「だーれーだ?」モミモミ

女「!///」ゲシゲシ

女友「ちょ、やめて、私だよ」

女「…」アレ?

女友「ごめんごめん…もしかして男の奴だと思った?」

女「…」ウン


男「失敬な!俺は直接触ったりはせんぞ!!いや触りたいけど!!」

男友「これ以上自分の立場を悪くする発言は控えようか」

男「おはよう女」

女「…」オハヨ

男「朝飯できてる?」

女「…」デキテル

男「相変わらず上手そうだな。いただきます」

女「…」ドウゾ


男「行ってきますのちゅーしよ!ちゅー!」

女「///」ンー

男「ん」チュ

男「と、ここまで妄想した」

男友「きめえ」

女「…」

男「おはよう女さん」

女「…」

男「さて早速…」

女「…」ピク

男「男友、宿題見せて」

女「…」アレ?



放課後

女「…」ナニモナカッタ

女友「男が女に何もしないなんて夢みたいだな」

女「…」ウン

AM 7:30

女「…」ユメダッタ

女母「女ー?遅刻するわよー」

女「zzz」

男「あれ?女さん寝てるのか」

女「zzz」

男「…」ジー

女「zzz」

男「…」ウトウト

男友「おい男、ちょっといいか?」

男・女「zzz」

男友「あ…まあいいか」

男友「さーて邪魔者は消えるとするか」

男・女「zzz」


女友「女?聞きたいことが…」

男・女「zzz」

女友「…」

女友「何やってんだこの野郎!」ドカッ

男「ぐふ」

男「あ、あれ?俺寝てた?」

女友「何女の近くで寝てんだ!女が汚くなるだろ!」ゲシゲシ

男「汚物扱いはやめろ!あと俺は女さん以外に殴られる趣味はない!」

女友「くたばれ!」ゴスゴス

男「ちょ、まて!嬉しくない!」

女「zzz」ニヘラ


終わり

え?

今度こそ本当に終わり
ありがとうございました

いやいやまだ続きを書けるだろ?
お願いします

おい続けろ

ん?まだこれからだよね?

>>1です

また再開します
まさかこんなにレスがつくとは思ってなかったから頑張った

男「男友よ、ストーカーってなんのことだかわかるか?」

男友「お前」

自動販売機にて

女「…」ピッ

『ブラックコーヒー』ピッ

女「!」アッ

女「…」カフェオレ…

女「…」プシュ←缶を開ける音

女「…」チビチビ

女「…」ニガイ

男「飲めないなら俺のカフェオレと交換する?」

女「…」

女「…」ゴクゴクゴクゴク

男「一気飲み!?」

女「…」ウェッ

男「そこまでして俺と間接キスしたくないのか」

女「…」ウン

また自動販売機にて

女「…」ピッ

『ブラックコーヒー』ピッ

女「…」アッ、マタ…

女「…」ドウシヨウ


男友「女さん間違えて買ったの?」

女「…」コクリ

男友「まだ開けてないみたいだからそれ俺にくれる?その代わり新しいの買うから」

女「…」イイノ?

男友「気にしないでいいよ」

男友「ほい」つカフェオレ

女「…ありがとう」

男友「お、おう」

男友(女さんがまともに喋っただと?破壊力がやべえな)



壁|男「この泥棒猫」ギリギリ

男友「!?」

美術の時間

先生「今日は二人一組になってペアの相手を書いてください」

男「女さん俺と組もうぜ!」

女「…」ササッ

男「避けられたか…だが計算の内だ」


男友「なあ女友さん、俺と組まないか?」

女友「はあ?なんであんたと」

男友「頼むこの通り!」

女友「いや頭下げられても…わかったよ、組んでやるよ…ん?」

女「…」クイクイ

女友「どうした女?」

女「…」クモウ

女友「あー、ごめん。私こいつと組むから…ごめんね」

女「!」ガーン

男友「すまん」

男友(これも男のためだ)


男「余ったのは俺達だけのようだし、必然的に女さんとペアだな」

女「…」チッ

作成後

男「出来た!」

女「…」ドレドレ?

男「完璧」つ まな板に眼鏡を掛けた絵

女「…」ドコガ?

男「顔も体型はそっくりそのままでしょ」

女「…」スチャ

男「やめて!尖った鉛筆をこっちに向けないで!」

男「女さんが描いた俺は?」

女「…」つ絵

男「うん、まあこんなもんだろうね。上手くもなく下手でもないというか」

男「ただどうして俺は手錠を掛けられているのかな?」

女「…」プイ


この後ちゃんと描いてないということで二人とも再提出させられた

男友「お前ってドMだよな」

男「?どこが?」

男友「いや、女さんに殴られて喜んでるじゃん」

男「あー、あれね。ほら、女さんって華奢だろ?それに小柄だし、殴られてもあんまり痛くないんだよ」

男「それでも俺を必死に懲らしめようと殴る姿は…もう、ねえ?」

男友「同意を求めるな」

女友「女ってさ、なんで男のやることに一々反応するの?」

女「?」

女友「いやさ、本当に嫌なら無視すればいいだけなのに、どうしてやらないのかなーって」

女「…」ウーン

女友「もしかして惚れてる?」

女「…」

女友「なんか変なこと聞いてごめんね。忘れていいよ」

女「…」オトコ…

女「…」

女「…」

女「…」ネヨウ

次の日

男「おはよう女さん」

女(私は男のことを…)ジー

男「どうした?そんなに見つめて」

女(好きになって…)ジー

男「とうとう俺に惚れたか」

女(あ、やっぱ無理)

ゴス!

男「ぐふっ!朝食ったものが…うぷ!」

女(当分はこの距離でいいかな)ニコニコ


終わり



終わりってのはいったん終わりってことでまだ続くんだよね?

今度こそ本当の本当に終わりです
ネタは全て出し尽くした

こんなSSに付き合ってくれた方、ありがとうございました

>>73
期待されてももう無理ッス



なんだかんだ言って続けてくれる>>1は好きだよ

おつ

>>1を信じてる

乙乙

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