DIOの奇妙な冒険 (38)

DIO「君がジョナサン・ジョースターだな?」

ジョナサン「そういう君はディオ・ブランドー・・・」

DIO「みんなDIOって呼ぶよ。これからよろしく頼む。あ、ワンチェン!」

DIO「召使いのワンチェンだ。大丈夫、人を襲ったりしないから」

ジョナサン「波紋!」ボギャー

DIO「な、なんだいまのは~!」



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DIO「ゆるさん!」

ジョナサン 構え

ダリオ「何をしてやがんだぁ!」

DIO「父さん!」



ダリオ「いいかぁDIO!こいつは俺が昔事故って死にそうなところを助けくれた命の恩人の息子だ!
    といっても、もうそんな一文にもならんことはどうでもいいんだが、俺も貴族の立場ってもんがある。
    ほどほどに仲良くしとけ」

DIO「わかったよ、父さん」

ダリオ「よし、じゃガキついてこい。お前の部屋に案内してやろう。今召使いが皆でてやがるから
    荷物は自分で持ちやがれ」

ジョナサン「・・・」

ダリオ「どうした?」

DIO「?」

ジョナサン、玄関に向かってダッシュで走り扉を開け

ジョナサン「あ~ん!この家は命の恩人の息子を部屋に案内するのに荷物も持ってくれないよ~!」

DIO&ダリオ「!?」

ざわざわ、なんだなんだ?

ダリオ「おいやめろ!ガキ!・・・へへ、みなさんどうもすいやせん。なんでもないんで…」

扉バタン!

ダリオ「ガキ!てめぇ何考えてやがる!」

ジョナサン「ダリオ卿こそ何を考えているんです?僕はあなたの命の恩人の息子ですよ?
      その息子に対して部屋まで荷物を持っていけだなんて…みんなに事実を知らせただけですよ?」

ダリオ「ぬぬぬ!このガキ、DIO!このクソガキの荷物を部屋まで運んでやれ!」

DIO「わ、わかったよ・・・」

荷物を取ろうとするDIO、

ジョナサン「汚い手で触るなよ!」

DIO「うげー!離せ、折れる!」

DIO「僕は父さんの命令でお前の荷物を・・・!」

ジョナサン「やるさん!」肘ディクシ!

DIO「GUAHHH!」

ジョナサン「僕がこの家に入ったからって威張ったりしないでくれよ!僕がこの家に入ったのは貧しいながら紳士に振る舞      っていた父さんのためだ!この家は汚いやり方でお金を稼ぎ、多くの人を悲しませている!」

DIO「そ、それは父さんが…」

ジョナサン「そんなことッ!紳士がすべきことじゃないッ!だから僕はこの家に入り、この家をのっと…矯正していこうと
      しているのだッ!」

DIO「な!なにぃ!」

誤打

ジョナサン「ゆるさん」

ジョナサン「それともうひとつ、僕の近くにあのシナ人を近づけないでくれよ。怖いわけじゃないよ。
      シナ人は犬を食べるからその口臭が嫌なんだ!」

DIO「クッ!・・・」

ダリオ「なにしてやがんだぁ!早く来いガキ!」

ジョナサン「うん!行きます」

タタタタタタ・・・

DIO(なんなんだあいつは・・・)

文庫本の一巻亡くしたんでここからちょっとあやふや

19世紀ッ!スポーツの19世紀ッ!なんたらかんたら

司会「赤コーナー!最近いつにもまして下衆な技がさえているディオ・ブランドー!」

野次馬達「ひっこめー!反則やろー!下衆の極み!」ぶーぶー

DIO(ふん、最近ジョジョが来てからストレス発散がこれしかないからな)

司会「対するはチャンピオンのぉ!・・・ひそひそ?・・・わかった。え~チャンピオンに代わりまして、新たにこの町に   来たジョナサンジョースター君でぇす!」

DIO「な!?なにぃ!??」

野次たち「うおお!強そうだぞう!かっこいいね!」キャッキャッ

DIO「なんであいつが!」

ジョナサン「よろしくね、ディオ君」ニヤニヤ

DIO(く、くっそう!こいつッ、俺を前にしてこんな余裕そうな!)

司会「さ、二人とも掛け金を出してくれ」

ジョナサン「ま、僕は軽くこんぐらいかな?」金貨ジャラララララ

DIO(な、なにいい!あいつ父さんから一か月間ちょくちょく巻き上げてたお小遣いを全部賭けるつもりか!?」

司会「さ、ディオ君はいくらかける?

ジョナサン「早くしてよぅ!体が冷めるじゃないか」ニヤニヤ

DIO(くそうううう!このDIO相手にそんな自信があるのかこいつはぁ!)

DIO「よォオオし!いいだろう!だがな!試合の後公開するのは貴様のはずさぁ!」

DIO「僕も持ち金全部賭けよう!」

野次「ウオオオオオオ!」

司会「それでは試合開始!」

DIO「WRYYYYYYY!」シュシュシュシュシュシュ!

ジョナサン ヒョイ、ヒョイヒョイヒョイ

野次たち「すげええ!DIOのパンチを軽々よけてるぞ!」

DIO(クッ!こいつ思ったよりもなかなかすばしっこいじゃないか!)

ジョナサン ヒョイ ボスゥ!

DIO「おっふ!」

司会「ジョナサンのボディブローがディオにボディに突き刺さる!しかしジョナサン後ろにバックステップ!」

ジャナサン ニヤニヤ プークスクスw

DIO(こいつ!遊んでやがるぅ!このDIO相手にぃ!くっそう!くらえええええ!)シュ

明日仕事だから寝ます 
続きはまた

ジョナサン「クッ!」

司会「きまった~!DIOの放った渾身の右ストレートがジョナサンの顔面に決まった~!」

野次たち「うおおおおお!」

DIO(まだだ!貴様にから受けた屈辱はこんなものじゃあない!見せてやろう!
    暗黒街ブースボクシングの技巧を!)親指グイッ

司会「お~っと!これはDIO!いつものごとく対戦者の目に親指を突っ込んで!…

DIO(殴りぬける!)

ぼっこ~ん!

ジョナサン「ぎいやあああああああああああああああ」

DIO「!?」

ジョナサン「痛いッ!ほとばしるほど痛いよう!目が!目がああああ!失明するうううう!」

DIO「ちょ、そこまではやってn…」

野次たち「失明するだってよ…やばいくね?・・・新人の子なのにいくらDIOでもやりすぎだよ…
     とことんあきれるよ、ほんとに・・・」ひそひそ

DIO「え?・・・え?・・・」

野次たち「おい!今病院に連れて行ってやるからな!」

ジョナサン「ありがとう、お礼にこれあげるよ」

野次たち「ん、なんだそれ?…見たことないなぁ…」

ジョナサン「こうやるんだよ」

ヒュー・・・パン!

野次たち「うおおおお!すげぇ!」

DIO(!?・・・あれって俺の!??)

DIO「お、おい!ジョジョ!それは僕の!」

ジョナサン「いるよね~。他人が作ったものを自分が作ったようにいうやつw」

野次たち「あ~わかるwDIOならやりかねねぇな」

DIO「なにい!?」

ジョナサン「あいつはすぐ秘密をばらすからね~」

野次たち「わかるわかるw」

DIO(ジョジョ!まさかお前は・・・!)

DIO(こうなることとわかっていて、わざと!・・・そういえば殴った瞬間自分から後ろへ飛んでダメージを軽減
    していたような・・・)

ジョナサン(ふふ、孤独は人をカラッポにするからね。DIOを無気力なフヌケにして悪の人ではなく、善の人にして
      やろう!そしてしだいにブランドー家からすべてのものを相続して僕が貴族になりたくさんの人を助ける
      んだ!)

ジョナサン「アーマダイタイナー、ハヤクビョウインニイキタイナー、チガデテルシ…」

DIO(こいつ!とことんやる気だ・・・)



暗黒街 酒場

DIO(酒ッ!飲まずにはいられない!くそ、金勘定しかできない父親と同じことをしている自分に荒れているッ!)

スピードワゴン(18~19歳)「ようDIO!まあたお前は酒飲んでやがるのか?」

DIO「スピードワゴンか・・・お前に今の僕の気持ちはわからんさ・・・」

スピードワゴン「ははは!新しくおめえのとこに来た小僧だろ!?すげえよな、お前をこんなにさせて・・・」

DIO「ふん、やつは確かにずる賢いが僕がいつか家から追い出してやる!」

スピードワゴン「・・・どんなにすげえ奴が来ようがお前は変わらないな。ま、子悪党同士飲もうぜ!」

・・・

すいません宿直でした 見てくれてる人いたんだw

暗黒街 夜の町中

スピードワゴン「ふぅ、久しぶりに結構飲んだぜ!」

DIO「飲みすぎだ。僕はもう帰るぞ・・・うん?」

酔っ払い「でへへ、お嬢ちゃんこんな夜に出歩いちゃあ駄目だなぁ」

エリナ「ち、近寄らないでください!もう家に帰るんですから!」

酔っ払い「そんなこと言わずに・・・いててて!」



DIO「礼儀を知らん者は生きる価値なしだな、レディが嫌がってるではないか」

スピードワゴン「DIOのやつ、腕の関節決めてやがる!」

酔っ払い「このやろ…」

DIO「ふんッ!」ボキ

酔っ払い「いてええええええええ!」

スピードワゴン「技だけでなく、容赦のなさまで十分ッ!」

酔っ払い「覚えてやがれ~」

DIO「ふん、雑魚め!」

エリナ「あ、ありが・・・」

DIO「おっと、お礼はいいマドマアゼル。僕は当然のことをしたまでさぁ、じゃあね」

エリナ「え、ええ・・・(マドマアゼル?)」

エリナ「あれ?ハンカチが・・・ディオブランドー?ふふ、おかしな人w」

スピードワゴン「すげえなおめえ、あんなかわいい子と知り合えて!」

DIO「誤解するな」

DIO「あんなかわいい子はおそらく町でも評判が高い。僕が助けたとあったら僕の家の株は上がる。
    ブランドー家のためだ・・・」

スピードワゴン(こいつは・・・いつもおやじの陰口叩いてると思ったら家族のことをちゃんと思ってやがる!
        なんて紳士だ!)

DIO(ゆくゆくは僕がつぐんだからな、ジョジョ!・・・)

翌日 河原

DIO「ジョジョめ!今日こそ何かいい策を見つけて痛い目に合わせてやる!うん・・・?」

エリナ「・・・!」ささささ

DIO「あのこはたしか・・・ハンカチとぶどう?ふん、今はこんなものを・・・まてよ」

DIO(あの娘を利用して・・・ふふふ、ジョジョ!いい方法を思いついたぞ!)

策!その悪い思いつきがDIOを行動させた!

たちまちDIOとエリナは仲良くなりDIOはエリナを虜にしたッ!

夕食中

DIO(エリナ、ふふ利用されているとも知らずに・・・)ワインゴクゴク

ダリオ、ジョジョ「・・・・」ジー

DIO(!・・・)ゴクゴクゴク!

あの河原

DIO「・・・」ホリホリ

エリナ「DIO?何を掘っているの?」

DIO(ふ、見ろ!そして嬉しがれ!)

ハートの中にDIO&エリナ

エリナ「まぁDIOったら!もう知らない!!」

DIO「本当はうれしいんだろ?」

キャッキャッ!

そこに!その風景を見つめる一人の少年がいたッ!

ジョジョ「・・・」イラッ

夕方 

エリナ「♪~♪!」

ジョジョ「やぁ!君がエリナかい?DIOと最近仲良くしてるんだって」

エリナ「!?」さささ

ジョジョ「させるかぁ!」

ズキュウウウウウン!

少年二人「や!やった!」

少年二人「さすがジョジョ!俺たちにできないことを平然とやってのける!そこにしびれるぅ!あこがれるぅ!」

ジョジョ「初めての相手はDIOじゃない!この僕だ!」

ジョジョ(DIO、君の心にはオアシスなんてないよ。あるのは僕が無限に作っていく砂漠だけさ!
     それに彼女を作って僕より先に卒業させるか!)

DIO「みぃぃぃたあぁぁぁぁぞぉぉぉぉ・・・ジョジョ!」

ジョジョ「!?D、DIO!??なぜ君がこここに!?」

ジョジョ(お、おちつけ!たとえいたとしてもぶちのめせば・・・!)

DIO「す、すいませんエリナお父さん!僕がついていながらエリナさんをッ!」

エリナ父「き、貴様ぁああああああああ!」

ドッカアアアァアアン!

ジョナサン「ぐええ!?」

エリナ父「DIO君が大変だと言ってついてきてみれば貴様何をやっとるか~!」

少年二人「やべえ!エリナ父は医者で町でも有名だ!逃げろ!」

大人達「大変だってついてきてみれば・・・なんて子だ・・・」ざわざわ

ジョナサン(D、DIOめ!ほかの大人たちまで連れてきて・・・ま、まさか!)チラッ

DIO(そうだよ!この間抜けめ!はじめからそのためにエリナと仲良くしてたんだ!お前は僕に孤独
    感を味合わすためにエリナにちょっかいを出すことなんて目に見えてたんだよ!この汚らしい
    あほがッ!)

ジョナサン「くっそううう!DIOooooooooooooo!

エリナ父「貴様待て!警察に突き出してこってりしぼってやる!」

ジョナサン「グッ!くそ!くそくそくそくそくそおおおおおぉぉぉぉ!」

DIO「・・・・・・・・」ぷるぷるぷる

DIO(ふはははははははははは!なんて気分だ!あのジョジョが!泣きながら警察に突き出されに行っている!
    これ以上みじめなことがあろーーーーーーか!なんて気持ちだ!最高にハイ!ってやつだあぁ!だが笑い
    をこらえなきゃならない!我慢だ!我慢我慢・・・ぷ、ぷぎゃあああああああ!)

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