小前田は泣き崩れた。そっと、陽子は小前田の肩に手を置く

「小前田君･･･」

陽子のその声に、小前田はなにも言わずに泣き崩れた
小前田を抱き寄せる陽子。それに身を預ける小前田

「小前田さん、僕は警察ではありません。今ならまだ間に合います。自首してください」

コナンのその言葉に、小前田は静かに頷く
陽子に支えられ立ち上がった小前田は、扉の前に立つと振り返りコナンを見た

「ありがとう、コナン君」

コナンは少しうつ向き、言った

「罪を償ったら、ボブの店でホットドッグを食べよう！奢るぜ？」

小前田は笑った

「あぁ！きっと！」

そして小前田は、陽子と共に警察のいる外へと･･･向かった

完